JP2007223648A - 物品の収納箱 - Google Patents

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Yasuhiro Nishibori
泰弘 西堀
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Abstract

【課題】蓋フラップで箱本体を閉塞する状態で、蓋フラップの隙間から害虫等が侵入するの確実に阻止する。
【解決手段】物品の収納箱は、第1ないし第4の側壁片を連結してなる箱本体1の両端開口部を底フラップ3と蓋フラップ2で閉塞している。収納箱は、第2の側壁片1Bに第2の蓋フラップ2Bを、第3の側壁片1Cに第3の蓋フラップ2Cを、第4の側壁片1Dに第4の蓋フラップ2Dを、各々山折り線10を介して連結している。第3の蓋フラップ2Cは、閉塞プレート部5を設けている。第2と第4の蓋フラップ2は、側壁片に連結しているラップ部7と、閉塞プレート部5に連結している隙間閉塞部8とを備える。ラップ部7と隙間閉塞部8は、谷折り線11を介して連結している。隙間閉塞部8は、全体の形状を三角形としている。収納箱は、隙間閉塞部8でラップ部7と閉塞プレート部5との隙間を閉塞している。
【選択図】図3

Description

本発明は、物品の収納箱に関し、とくに開閉できる蓋フラップで箱本体の開口部を閉塞しながら、蓋フラップの閉塞状態で、害虫の侵入を阻止できる収納箱に関する。
4つの側壁片が直角に折曲される山折り線で連結されて箱本体となり、この箱本体の両端開口部を、底フラップと蓋フラップとで閉塞する物品の収納箱は開発されている。この収納箱は、対向する側壁片に蓋フラップを設けると共に、開口部の全体を閉塞する外形である一方の蓋フラップの端縁に挿入脱着片を設け、この挿入脱着片を挿入する挿入スリットを他方の蓋フラップと側壁片との間の山折り線に設けている。挿入脱着片が挿入スリットに挿入されて、蓋フラップは箱本体の開口部を閉塞する。この構造の収納箱は、蓋フラップを閉塞する状態で害虫等の異物の混入を阻止することが大切である。このことを実現するために独特の構造の収納箱が開発されている。(特許文献1参照)
特開2001−301741号公報 実用新案登録第3102811号公報
特許文献1に記載される収納箱は、蓋フラップを閉塞位置に停止して異物の混入を防止する。このことを実現するために、蓋フラップに連結している挿入脱着片に係止突部を設け、箱本体にはこの係止突部を係止する係止受部を設けている。この収納箱は、蓋フラップの挿入脱着片を抜けないように箱本体に連結できる。したがって、蓋フラップが開いて異物が混入するのは防止できる。しかしながら、蓋フラップで箱本体を閉塞する状態で、蓋フラップの間にできる微細な隙間から小さい害虫等が侵入するのを確実には阻止できない。
本発明の第1の目的は、蓋フラップで箱本体を閉塞する状態で、蓋フラップの隙間から害虫等が侵入するの確実に阻止できる物品の収納箱を提供することにある。
さらに、蓋フラップの端縁に設けている挿入脱着片を挿入スリットに入れて、箱本体の開口部を閉塞する収納箱は、挿入スリットの両側に連結部を設ける構造として、便利に使用できる(特許文献2参照)。それは、この構造の収納箱は、図1に示すように、挿入脱着片26の幅を、蓋フラップ22と底フラップ23の間の山折り線30よりも短くして、挿入脱着片26の両端を箱本体21に係止できる構造とし、あるいは幅の狭い挿入脱着片26をスムーズに挿入スリット24に出し入れできるからである。しかしながら、この構造の収納箱は、挿入脱着片26を挿入スリット24に入れる状態で、図2に示すように、蓋フラップ22の内面に隙間Sができ、この隙間Sから小さい害虫等が侵入するおそれがある。
本発明の第2の目的はこの欠点を解決すること、すなわち、挿入脱着片を挿入スリットに入れて箱本体の開口部を閉塞する状態で、挿入脱着片の両側にあって蓋フラップの内面にできる隙間を閉塞して、この隙間から害虫が侵入するのも阻止でき物品の収納箱を提供することにある。
本発明の請求項1の物品の収納箱は、第1ないし第4の側壁片を折曲してなる山折り線10を介して連結して四角筒状の箱本体1としており、さらに、側壁片の端縁に底フラップ3と蓋フラップ2を連結して、この底フラップ3と蓋フラップ2でもって、箱本体1の両端開口部を閉塞している。収納箱は、第2の側壁片1Bに第2の蓋フラップ2Bを、第3の側壁片1Cに第3の蓋フラップ2Cを、第4の側壁片1Dに第4の蓋フラップ2Dを、各々山折り線10を介して連結している。第3の蓋フラップ2Cは、箱本体1の開口部の外形とする四角形の閉塞プレート部5を設けている。第2の蓋フラップ2Bは、山折り線10を介して第2の側壁片1Bに連結しているラップ部7と、第3の蓋フラップ2Cの閉塞プレート部5に山折り線10を介して連結している隙間閉塞部8とを備えると共に、ラップ部7と隙間閉塞部8とは谷折り線11を介して連結している。第4の蓋フラップ2Dは、山折り線10を介して第4の側壁片1Dに連結しているラップ部7と、第3の蓋フラップ2Cの閉塞プレート部5に山折り線10を介して連結している隙間閉塞部8とを備えると共に、ラップ部7と隙間閉塞部8とは谷折り線11を介して連結している。ラップ部7は、側壁片との境界にある山折り線10から切断縁7Aまでの長さ(L2)を、閉塞プレート部5の幅(L3)の半分よりも短くしている。隙間閉塞部8は、全体の形状を三角形として、閉塞プレート部5に連結される山折り線10を底辺とし、ラップ部7との境界にある谷折り線11と切断縁8Aを斜辺としている。収納箱は、隙間閉塞部8でラップ部7と閉塞プレート部5との隙間を閉塞している。
本発明の物品の収納箱は、ラップ部7と隙間閉塞部8との間の谷折り線11の一部に、一端又は両端部を残して切断線9を設けることができる。この切断線9は、一端に傾斜切断線9Bを設けて、切断線9の端部を谷折り線11に連結することができる。また、切断線9は、両端に傾斜切断線9Bを設けて、切断線9の端部を谷折り線11に連結することができる。
本発明の請求項5の物品の収納箱は、第1ないし第4の側壁片を折曲してなる山折り線10を介して連結して四角筒状の箱本体1としており、さらに、側壁片の端縁に底フラップ3と蓋フラップ2を連結して、この底フラップ3と蓋フラップ2でもって、箱本体1の両端開口部を閉塞している。収納箱は、第1の側壁片1Aに第1の蓋フラップ2Aを、第2の側壁片1Bに第2の蓋フラップ2Bを、第3の側壁片1Cに第3の蓋フラップ2Cを、第4の側壁片1Dに第4の蓋フラップ2Dを、各々山折り線10を介して連結している。第3の蓋フラップ2Cは、箱本体1の開口部の外形とする四角形の閉塞プレート部5を設けている。第2の蓋フラップ2Bは、山折り線10を介して第2の側壁片1Bに連結しているラップ部7と、第3の蓋フラップ2Cに山折り線10を介して連結している隙間閉塞部8とを備えると共に、ラップ部7と隙間閉塞部8とは谷折り線11を介して連結している。第4の蓋フラップ2Dは、山折り線10を介して第4の側壁片1Dに連結しているラップ部7と、第3の蓋フラップ2Cに山折り線10を介して連結している隙間閉塞部8とを備えると共に、ラップ部7と隙間閉塞部8とは谷折り線11を介して連結している。ラップ部7は、側壁片との境界にある山折り線10から切断縁7Aまでの長さ(L2)を、閉塞プレート部5の幅(L3)の半分よりも短くしている。隙間閉塞部8は、全体の形状を三角形として、閉塞プレート部5に連結される山折り線10を底辺とし、ラップ部7との境界にある谷折り線11と切断縁8Aを斜辺としている。さらに、収納箱は、第1の蓋フラップ2Aをラップ部7の上に積層して蓋フラップ2が箱本体1を閉塞している。第1の蓋フラップ2Aの両側切断縁12は、側壁片との山折り線10に対して角度α傾斜している。この傾斜角αは、30度ないし60度の範囲にあり、かつ、隙間閉塞部8の切断縁8Aは、閉塞プレート部5との山折り線10に対して(90−α)傾斜している。収納箱は、隙間閉塞部8でラップ部7と閉塞プレート部5との隙間を閉塞し、さらに、第1の蓋フラップ2Aと隙間閉塞部8とをラップ部7の上面に、互いに接近させて積層している。
本発明の請求項6の物品の収納箱は、第1ないし第4の側壁片を折曲してなる山折り線10を介して連結して四角筒状の箱本体1としており、さらに、側壁片の端縁に底フラップ3と蓋フラップ2を連結して、この底フラップ3と蓋フラップ2でもって、箱本体1の両端開口部を閉塞している。収納箱は、第1の側壁片1Aに第1の蓋フラップ2Aを、第2の側壁片1Bに第2の蓋フラップ2Bを、第3の側壁片1Cに第3の蓋フラップ2Cを、第4の側壁片1Dに第4の蓋フラップ2Dを、各々山折り線10を介して連結している。第3の蓋フラップ2Cは、箱本体1の開口部の外形とする四角形の閉塞プレート部5を設けている。第2の蓋フラップ2Bは、山折り線10を介して第2の側壁片1Bに連結しているラップ部7と、第3の蓋フラップ2Cに山折り線10を介して連結している隙間閉塞部8とを備えると共に、ラップ部7と隙間閉塞部8とは谷折り線11を介して連結している。第4の蓋フラップ2Dは、山折り線10を介して第4の側壁片1Dに連結しているラップ部7と、第3の蓋フラップ2Cに山折り線10を介して連結している隙間閉塞部8とを備えると共に、ラップ部7と隙間閉塞部8とは谷折り線11を介して連結している。ラップ部7は、側壁片との境界にある山折り線10から切断縁7Aまでの長さ(L2)を、閉塞プレート部5の幅(L3)の半分よりも短くしている。隙間閉塞部8は、全体の形状を三角形として、閉塞プレート部5に連結される山折り線10を底辺とし、ラップ部7との境界にある谷折り線11と切断縁8Aを斜辺としている。さらに、収納箱は、第1の蓋フラップ2Aをラップ部7の下に積層して蓋フラップ2が箱本体1を閉塞している。収納箱は、隙間閉塞部8でラップ部7と閉塞プレート部5との隙間を閉塞し、さらに、第1の蓋フラップ2Aが、側壁片と間の山折り線10の復元力でラップ部7の裏面を押圧して、ラップ部7を閉塞プレート部5の内面に密着させている。
本発明の物品の収納箱は、第1の側壁片1Aに第1の蓋フラップ2Aを山折り線10を介して連結し、この第1の蓋フラップ2Aは、第1の側壁片1Aとの山折り線10に沿って、両端を連結して全長を第1の側壁片1Aに連結される山折り線10よりも短くしている挿入スリット4を設けると共に、閉塞プレート部5の端縁に山折り線10を介して、挿入スリット4に脱着できるように挿入される挿入脱着片6を設けることができる。
本明細書において、第1ないし第4の側壁片と第1ないし第4の蓋フラップは、端から順番に第1、第2、第3、第4の側壁片及び蓋フラップとする。さらに、本明細書において「約45度」とは、40ないし50度の範囲を含むものとする。さらに、本明細書において、第1ないし第4の側壁片の間の山折り線に交差する方向を幅方向、山折り線に平行な方向を長さ方向とする。
本発明の収納箱は、蓋フラップが箱本体を閉塞する状態で、蓋フラップの隙間から害虫等が侵入するのを阻止できる特徴がある。この特徴は、箱本体の開口部の全体を閉塞する閉塞プレート部を設けている蓋フラップの両側に設けている蓋フラップを、谷折り線で連結されるラップ部と隙間閉塞部とし、このラップ部を山折り線で側壁片に連結して、隙間閉塞部を山折り線で閉塞プレート部に連結し、閉塞プレート部が箱本体の開口部を閉塞する状態で、ラップ部と閉塞プレート部との間に、隙間閉塞部を積層する構造で実現する。この構造の収納箱は、隙間閉塞部と閉塞プレート部との間の山折り線の復元力で、隙間閉塞部をラップ部に向かって押圧し、また、ラップ部と側壁片との間の山折り線の復元力でラップ部を隙間閉塞部に押圧するので、ラップ部と隙間閉塞部とが隙間なく密着して、閉塞プレート部の内面にできる隙間を理想的な状態で閉塞して、ここから害虫が侵入するのを有効に防止する。
また、本発明の請求項2の収納箱は、ラップ部と隙間閉塞部との間の谷折り線の一部に、一端又は両端部を残して切断線を設けているので、ラップ部と隙間閉塞部との谷折り線をスムーズに谷折りできる。また、この収納箱は、蓋フラップで箱本体の開口部を閉塞する状態、すなわちラップ部と隙間閉塞部との間の谷折り線を谷折りする状態で、谷折り線の復元力を小さくして、ラップ部と隙間閉塞部の密着をよくできる。それは、この谷折り線は長くなると、復元力が強くなって、ラップ部と隙間閉塞部とを離す方向に作用する。しかしながら、この収納箱は、谷折り線の一部を切断線として短くしているので、復元力が小さく、復元力がラップ部と隙間閉塞部とを離す力を弱くして、両者を隙間なく密着できる。
また、本発明の請求項3の収納箱は、切断線が、一端に傾斜切断線を設けて、切断線の端部を谷折り線に連結しているので、谷折り線を谷折りする状態で、切断線を設けた部分をより隙間なく接近できる。とくに、請求項4の収納箱は、両端に傾斜切断線を設けて、切断線の端部を谷折り線に連結しているので、切断線を設けた部分をさらに隙間なく接近できる。
また、本発明の請求項5と6の収納箱は、閉塞プレート部と箱本体との隙間を確実に閉塞して、閉塞プレート部の全周からの害虫侵入を確実に阻止できる特徴がある。本発明の請求項5の収納箱は、この特徴を実現するために、第1の蓋フラップをラップ部の上に積層して蓋フラップで箱本体を閉塞し、さらに、第1の蓋フラップの両側縁は山折り線に対して約45度に傾斜する形状とし、また、隙間閉塞部の切断縁も山折り線に対して約45度に傾斜する形状として、第1の蓋フラップ及び隙間閉塞部の切断縁を互いに接近する状態として、ラップ部の上面に積層するようにしている。
また、本発明の請求項6の収納箱は、蓋フラップが箱本体を閉塞する状態で、第1の蓋フラップをラップ部の下に積層し、第1の蓋フラップでラップ部を隙間閉塞部に押圧して、閉塞プレート部の両側において、ラップ部と隙間閉塞部を閉塞して、ここから害虫が侵入するのを阻止する。第1の蓋フラップは、側壁片と間の山折り線の復元力でラップ部を内面から隙間閉塞部に向かって押圧する。このため、ラップ部が閉塞プレート部に押圧されて、閉塞プレート部の両側で閉塞プレート部の内面にできる隙間が閉塞される。
さらに、本発明の請求項7の収納箱は、第1の側壁片と第1の蓋フラップとの山折り線に沿って挿入スリットを設けると共に、この挿入スリットに脱着できるように挿入される挿入脱着片を閉塞プレート部の端縁に設けているので、この挿入脱着片を挿入スリットに挿入して、簡単かつ容易に蓋フラップで箱本体の開口部を閉塞できる。とくに、第1の蓋フラップは、両端を連結して挿入スリットの全長を山折り線よりも短くしているので、挿入脱着片の幅を狭くしてスムーズに挿入スリットに挿入できる。しかも、この収納箱は、横幅の狭い挿入脱着片をスムーズに挿入スリットに出し入れできる構造としながら、挿入脱着片の両側にできる閉塞プレート部と箱本体との隙間を確実に閉塞して、閉塞プレート部の全周からの害虫侵入を確実に阻止できる特徴がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための収納箱を例示するものであって、本発明は収納箱を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図3ないし図8の展開図に示す物品の収納箱は、たとえば医薬品を収納する。これらの図の収納箱は、紙製のシートを裁断して製作されるが、紙に代わって、プラスチックシート等のシート材であって、折曲線で折曲できる全てのシート材を裁断して製作できる。ただ、プラスチック製のシートは、展開図に示すシート状に成形して製作することもできる。図の展開図に示す収納箱は、第1ないし第4の側壁片を山折り線10を介して連結して四角筒状の箱本体1とする。さらに、各々の側壁片の端縁に底フラップ3と蓋フラップ2を連結している。底フラップ3は、箱本体1の底の開口部を閉塞し、蓋フラップ2は箱本体1の上端の端開口部を閉塞する。
図3ないし図8の収納箱は、第1ないし第4の側壁片を同じ形状の長方形としている。この側壁片は、山折り線10で直角に折曲されて、正四角筒状の箱本体1となる。ただ、本発明の収納箱は、箱本体を正四角筒状には特定しない。収納箱は、箱本体を正四角筒状でない四角筒状とすることができる。第1ないし第4の側壁片を角筒状に連結するために、図の収納箱は、第1の側壁片1Aの側縁に沿ってノリシロ片1Eを設けている。このノリシロ片1Eは、第4の側壁片1Dの側縁部であって、その内面に接着されて、第1ないし第4の側壁片を筒状に連結する。
さらに、図の収納箱は、第1の側壁片1Aに第1の底フラップ3Aを、第2の側壁片1Bに第2の底フラップ3Bを、第3の側壁片1Cに第3の底フラップ3Cを、第4の側壁片1Dに第4の底フラップ3Dを、各々山折り線10を介して連結して、第1ないし第4の底フラップ3で箱本体1の底開口部を閉塞する。図の底フラップ3は、第1の底フラップ3Aと第3の底フラップ3Cにノリシロ片3E、3Fを設けている。第1のノリシロ片3Eは、第2の底フラップ3Bに接着され、第3のノリシロ片3Fは第4の底フラップ3に接着されて、第1ないし第4の底フラップ3で箱本体1の底開口部を開閉しないように閉塞する。
さらにまた、図の収納箱は、第1の側壁片1Aに第1の蓋フラップ2Aを、第2の側壁片1Bに第2の蓋フラップ2Bを、第3の側壁片1Cに第3の蓋フラップ2Cを、第4の側壁片1Dに第4の蓋フラップ2Dを、各々山折り線10を介して連結している。
第1の蓋フラップ2Aは、第1の側壁片1Aとの山折り線10に沿って、両端を連結して全長を第1の側壁片1Aに連結される山折り線10よりも短くしている挿入スリット4を設けている。挿入スリット4は、山折り線10に沿って設けている中間スリット4Aと、この中間スリット4Aの両側に山折り線10に対して傾斜する傾斜スリット4Bを設けている。この形状の挿入スリット4は、第1の蓋フラップ2Aと第1の側壁片1Aの間の山折り線10を折曲する状態で、図9に示すように、挿入スリット4の間隔が広くなって、挿入脱着片6をスムーズに挿入できる。また挿入スリット4の外側にガイド凸条13が設けられ、これに沿って挿入脱着片6をよりスムーズに挿入できる。
また、図3ないし図8の第1の蓋フラップ2Aは、両側切断縁12を第1の側壁片1Aとの山折り線10に対して角度α傾斜させている。図の第1の蓋フラップ2Aは、傾斜角αを約45度としている。この傾斜角αは、30度ないし60度の範囲にできる。この傾斜角αは、30度よりも小さくても、また60度よりも大きくても、閉塞プレート部5の内面から害虫が侵入しやすくなる。それは、傾斜角αが第1の蓋フラップ2Aと隙間閉塞部8との境界を決定するからである。傾斜角αが小さすぎると、閉塞プレート部5が箱本体1の開口部を閉塞する状態で、第1の蓋フラップ2Aと隙間閉塞部8との境界が第1の蓋フラップ2Aと第1の側壁片1Aとの山折り線10に接近して害虫が侵入しやすくなり、また、傾斜角αが大きすぎると、隙間閉塞部8の切断縁8Aの傾斜角を小さくして隙間閉塞部8が小さくなるからである。隙間閉塞部8の切断縁8Aが、第3の蓋フラップ2Cとの山折り線10となす傾斜角は(90−α)としているので、傾斜角αが大きくなると隙間閉塞部8の切断縁8Aがなす傾斜角が小さくなる。したがって、傾斜角αは害虫の侵入を有効に阻止するために、前述の範囲とする。
第1の蓋フラップ2Aの長さは、第2の蓋フラップ2Bのラップ部7の長さよりも短くしている。正確には、第1の蓋フラップ2Aの長さ(L1)は、第1の側壁片1Aと第2の側壁片1Bの間の山折り線10と、ラップ部7と隙間閉塞部8との境界を通過する境界ラインとの間隔(W1)よりも短い。この第1の蓋フラップ2Aは、ラップ部7の上に積層して、先端の切断縁が隙間閉塞部8に当たることがない。本発明の収納箱は、第1の蓋フラップ2Aをラップ部7の内側に配設できる。この収納箱は、第1の蓋フラップ2Aの長さ(L1)を、前述の山折り線10と境界ラインとの間隔(W1)よりも長くできる。第1の蓋フラップ2Aをラップ部7の内側に配置し、隙間閉塞部8をラップ部7の外側に配設して、第1の蓋フラップ2Aと隙間閉塞部8とが当接するのを阻止できるからである。
第3の蓋フラップ2Cは、箱本体1の開口部の外形とする四角形の閉塞プレート部5と、この閉塞プレート部5の端縁に山折り線10を介して連結されて、挿入スリット4に脱着できるように挿入される挿入脱着片6を設けている。図の収納箱は、箱本体1を正四角筒状とするので、閉塞プレート部5を正方形としている。すなわち、閉塞プレート部5の外形を、箱本体1の開口部の形状に等しくしている。本発明の収納箱は、箱本体を必ずしも正四角筒状としない。したがって、閉塞プレート部は、四角筒状の箱本体の開口部を閉塞できるように、箱本体の開口部の形状に等しい外形とされる。
挿入脱着片6は、第1の蓋フラップ2Aと第1の側壁片1Aとの間に設けている挿入スリット4に入れられて、閉塞プレート部5を箱本体1に連結する。図の収納箱は、挿入スリット4の両側に連結部を設けて、挿入スリット4を、第1の蓋フラップ2Aと第1の側壁片1Aとの間の山折り線10よりも短くしている。ここに挿入される挿入脱着片6は、閉塞プレート部5の横幅、いいかえると第3の側壁片1Cの横幅よりも横幅を狭くしている。さらに、図に示す収納箱は、挿入脱着片6の両側に切込み15を設けている。切込み15は、挿入脱着片6と閉塞プレート部5の間の山折り線10に沿って設けている。この挿入脱着片6は、挿入スリット4に入れた状態で、切込み15を挿入スリット4の両側に係止して、挿入脱着片6が抜けるのを防止できる。
第2の蓋フラップ2Bは、山折り線10を介して第2の側壁片1Bに連結しているラップ部7と、閉塞プレート部5に山折り線10を介して連結している隙間閉塞部8とを備える。第4の蓋フラップ2Dも、山折り線10を介して第4の側壁片1Dに連結しているラップ部7と、閉塞プレート部5に山折り線10を介して連結している隙間閉塞部8とを備える。第2の蓋フラップ2Bと第4の蓋フラップ2Dに設けているラップ部7と隙間閉塞部8は、谷折り線11を介して連結している。
ラップ部7は、閉塞プレート部5の内面に配設されて積層されないように配置されるように、側壁片との境界にある山折り線10から切断縁7Aまでの長さ(L2)を、閉塞プレート部5の幅(L3)の半分よりも短くしている。ラップ部7は、挿入脱着片6を挿入スリット4に入れて、箱本体1の開口部を蓋フラップ2で閉塞する状態で、一対のラップ部7の隙間が20mm以下、好ましくは15mm以下、さらに好ましくは10mm以下となる長さとする。
隙間閉塞部8は、全体の形状を三角形としている。三角形の隙間閉塞部8は、閉塞プレート部5に連結される山折り線10を最も長い底辺とし、ラップ部7との境界である谷折り線11と切断縁8Aをふたつの斜辺としている。さらに、隙間閉塞部8は、ひとつの斜辺である切断縁8Aが、山折り線10に対してなす傾斜角を(90−α)としている。このαは、第1の蓋フラップ2Aの両側切断縁12が山折り線10に対してなす角度であって、30度ないし60度の範囲にある。したがって、隙間閉塞部8の切断縁8Aが山折り線10に対してなす角度は、60度ないし30度の範囲とする。図の収納箱は、第1の蓋フラップ2Aの両側切断縁12の傾斜角を約45度とするので、隙間閉塞部8の切断縁8Aが山折り線10に対してなす角度も約45度としている。
第1の蓋フラップ2Aの両側切断縁12の傾斜角をαとし、隙間閉塞部8の切断縁8Aの傾斜角を(90−α)とする収納箱は、図9ないし図11に示すように、第1の蓋フラップ2Aと隙間閉塞部8とをラップ部7の上面に配設して、互いの切断縁である両側切断縁12と切断縁8Aとを平行にして接近できる。このため、第1の蓋フラップ2Aの両側切断縁12と隙間閉塞部8の切断縁8Aとの間にできる隙間を狭くして、ここから害虫が侵入するのを防止できる。
以上の構造の収納箱は、挿入脱着片6を挿入スリット4に挿入する状態で、ラップ部7と隙間閉塞部8とが谷折り線11で折り返すように折曲され、図12と図13の断面図に示すように、互いに積層されるラップ部7と閉塞プレート部5との間に、折曲線14を介して連結される隙間閉塞部8が配設される。したがって、この構造の収納箱は、ラップ部7と閉塞プレート部5との隙間を隙間閉塞部8で閉塞して、この隙間から害虫が侵入するのを確実に防止できる。
さらに、図3ないし図7の収納箱は、ラップ部7と隙間閉塞部8の谷折り線11の一部に切断線9を設けている。切断線9は、谷折り線11の一端又は両端部を残して設けられる。図3ないし図5の収納箱は、谷折り線11の両側を残して切断線9を設けている。また、図6と図7の収納箱は、谷折り線11の片側であって、切断縁8Aに接近する部分を残して切断線9を設けている。さらに、図3の収納箱は、切断線9の両側に傾斜切断線9Bを設けている。図5と図6の収納箱は、切断線9の一端に傾斜切断線9Bを設けている。端部に傾斜切断線9Bを設けている切断線9は、両端を谷折り線11に連結している。図4と図7に示す直線状の切断線9は、谷折り線11と同一直線上に配設される。以上のように、谷折り線11の一部に切断線9を設ける収納箱は、ラップ部7と隙間閉塞部8の谷折り線11をスムーズに折曲できる。また、端部又は両端に傾斜切断線9Bを設けている収納箱は、谷折り線11を折曲する状態で、切断線9の対向縁を互いに離して配置できるので、よりスムーズに折曲できる。ただし、本発明の収納箱は、図8の展開図に示すように、ラップ部7と隙間閉塞部8の谷折り線11に切断線を設けない形態とすることもできる。
以上の収納箱は、以下のようにして箱本体1の開口部を閉塞する。
(1) 第1ないし第4の側壁片の間の山折り線10を直角に折曲し、第1の側壁片1Aの側縁に設けているノリシロ片1Eを第4の側壁片1Dの内面に接着して、箱本体1を四角筒状とする。
(2) 底フラップ3のノリシロ片3E、3Fを接着して、底フラップ3で箱本体1の底面開口部を閉塞する。
(3) 箱本体1に物品を収納する。
(4) ラップ部7と隙間閉塞部8との間の谷折り線11を折曲しながら、第2、第4の蓋フラップ2と第2、第4の側壁片との間の山折り線10と、閉塞プレート部5と隙間閉塞部8との間の山折り線10を折曲し、さらに第1の蓋フラップ2Aと第1の側壁片1Aとの山折り線10を折曲して、ラップ部7と閉塞プレート部5との間に第1の蓋フラップ2Aを積層して、挿入脱着片6を挿入スリット4に挿入する。このとき、挿入脱着片6と閉塞プレート部5との山折り線10が直角に折曲される。
以上の状態で、図9ないし図13に示すように、ラップ部7、第1の蓋フラップ2A及び隙間閉塞部8、閉塞プレート部5の順番に積層されて、箱本体1の開口部が閉塞される。この状態で開口部を閉塞する蓋フラップ2は、ラップ部7と閉塞プレート部5との間に、第1の蓋フラップ2Aと隙間閉塞部8とを同一面に配設し、第1の蓋フラップ2Aと隙間閉塞部8とで、閉塞プレート部5の内側にできる隙間を閉塞する。したがって、この状態で、閉塞プレート部5の内面にできる隙間からの害虫の侵入を阻止する。
また、収納箱は以下のようにして開口部を閉塞することもできる。
(1) 第1ないし第4の側壁片の間の山折り線10を直角に折曲し、第1の側壁片1Aの側縁に設けているノリシロ片1Eを第4の側壁片1Dの内面に接着して、箱本体1を四角筒状とする。
(2) 底フラップ3のノリシロ片3E、3Fを接着して、底フラップ3で箱本体1の底面開口部を閉塞する。
(3) 箱本体1に物品を収納する。
(4) 図14に示すように、第1の蓋フラップ2Aを山折り線10で内側に折曲する。その後、ラップ部7と隙間閉塞部8との間の谷折り線11を折曲しながら、第2、第4の蓋フラップ2と第2、第4の側壁片との間の山折り線10と、閉塞プレート部5と隙間閉塞部8との間の山折り線10を折曲し、さらに、挿入脱着片6と閉塞プレート部5との山折り線10を折曲して、挿入脱着片6を挿入スリット4に挿入する。
以上の状態で、第1の蓋フラップ2A、ラップ部7、隙間閉塞部8、閉塞プレート部5の順番に積層されて、箱本体1の開口部が閉塞される。この状態で開口部を閉塞する蓋フラップ2は、第1の蓋フラップ2Aの山折り線10の復元力で、ラップ部7を弾性的に押し上げ、ラップ部7が閉塞プレート部5の内面に接近する。また、ラップ部7と閉塞プレート部5との間には隙間閉塞部8が積層されて、ラップ部7と閉塞プレート部5との間の隙間が閉塞される。このため、閉塞プレート部5の内面にできる隙間から害虫が侵入するのを防止できる。
以上の実施例の収納箱は、第1の側壁片1Aに第1の蓋フラップ2Aを連結して設けている。ただ、本発明の収納箱は、必ずしも、第1の側壁片に第1の蓋フラップを連結する必要はない。第1の蓋フラップのない収納箱であっても、隙間閉塞部と閉塞プレート部との間の山折り線の復元力で、隙間閉塞部をラップ部に向かって押圧し、また、ラップ部と側壁片との間の山折り線の復元力でラップ部を隙間閉塞部に押圧して、ラップ部と隙間閉塞部とを隙間なく密着できるからである。この収納箱は、たとえば、第3の蓋フラップの挿入脱着片を第1の側壁片の開口縁とラップ部の側縁との隙間に挿入して、箱本体の開口部を閉塞プレート部で閉塞できる。
さらに、以上の実施例の収納箱は、閉塞プレート部5の端縁に連結された挿入脱着片6を挿入する挿入スリット4を第1の蓋フラップ2Aに設けており、挿入脱着片6を挿入スリット4に脱着自在に挿入して、開口部を閉塞するようにしている。ただ、本発明の収納箱は、必ずしも挿入スリットや挿入脱着片を設ける必要はない。挿入スリットのない収納箱は、第3の蓋フラップの挿入脱着片を第1の側壁片の開口縁部や第1の蓋フラップに直接接着して、あるいは、テープ等の脱着部材を介して連結できる。また、挿入脱着片のない収納箱も、閉塞プレート部の先端縁をテープ等の脱着部材を介して第1の側壁片の開口縁部や第1の蓋フラップに連結することができる。
従来の物品の収納箱の一例を示す展開図である。 図1に示す収納箱の蓋フラップの内面に隙間ができる状態を示す断面図である。 本発明の一実施例にかかる物品の収納箱の展開図である。 本発明の他の実施例にかかる物品の収納箱の展開図である。 本発明の他の実施例にかかる物品の収納箱の展開図である。 本発明の他の実施例にかかる物品の収納箱の展開図である。 本発明の他の実施例にかかる物品の収納箱の展開図である。 本発明の他の実施例にかかる物品の収納箱の展開図である。 本発明の一実施例にかかる物品の収納箱の開口部を蓋フラップで閉塞する状態を示す斜視図である。 本発明の一実施例にかかる物品の収納箱の開口部を蓋フラップで閉塞した状態を示す平面図である。 図10に示す収納箱のA−A線断面図である。 図10に示す収納箱のB−B線断面図である。 図10に示す収納箱のC−C線断面図である。 本発明の他の実施例にかかる物品の収納箱の開口部を蓋フラップで閉塞する状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…箱本体 1A…第1の側壁片
1B…第2の側壁片
1C…第3の側壁片
1D…第4の側壁片
1E…ノリシロ片
2…蓋フラップ 2A…第1の蓋フラップ
2B…第2の蓋フラップ
2C…第3の蓋フラップ
2D…第4の蓋フラップ
3…底フラップ 3A…第1の底フラップ
3B…第2の底フラップ
3C…第3の底フラップ
3D…第4の底フラップ
3E…ノリシロ片
3F…ノリシロ片
4…挿入スリット 4A…中間スリット
4B…傾斜スリット
5…閉塞プレート部
6…挿入脱着片
7…ラップ部 7A…切断縁
8…隙間閉塞部 8A…切断縁
9…切断線 9A…傾斜切断線
10…山折り線
11…谷折り線
12…両側切断縁
13…ガイド凸条
14…折曲線
15…切込み
21…箱本体
22…蓋フラップ
23…底フラップ
24…挿入スリット
26…挿入脱着片
30…山折り線

Claims (7)

  1. 第1ないし第4の側壁片を折曲してなる山折り線(10)を介して連結して四角筒状の箱本体(1)としており、さらに、側壁片の端縁に底フラップ(3)と蓋フラップ(2)を連結して、この底フラップ(3)と蓋フラップ(2)でもって、箱本体(1)の両端開口部を閉塞する物品の収納箱であって、
    第2の側壁片(1B)に第2の蓋フラップ(2B)を、第3の側壁片(1C)に第3の蓋フラップ(2C)を、第4の側壁片(1D)に第4の蓋フラップ(2D)を、各々山折り線(10)を介して連結しており、
    第3の蓋フラップ(2C)は、箱本体(1)の開口部の外形とする四角形の閉塞プレート部(5)を設けており、
    第2の蓋フラップ(2B)は、山折り線(10)を介して第2の側壁片(1B)に連結しているラップ部(7)と、第3の蓋フラップ(2C)の閉塞プレート部(5)に山折り線(10)を介して連結している隙間閉塞部(8)とを備えると共に、ラップ部(7)と隙間閉塞部(8)とは谷折り線(11)を介して連結しており、
    第4の蓋フラップ(2D)は、山折り線(10)を介して第4の側壁片(1D)に連結しているラップ部(7)と、第3の蓋フラップ(2C)の閉塞プレート部(5)に山折り線(10)を介して連結している隙間閉塞部(8)とを備えると共に、ラップ部(7)と隙間閉塞部(8)とは谷折り線(11)を介して連結しており、
    ラップ部(7)は、側壁片との境界にある山折り線(10)から切断縁(7A)までの長さ(L2)を、閉塞プレート部(5)の幅(L3)の半分よりも短くしており、
    隙間閉塞部(8)は、全体の形状を三角形として、閉塞プレート部(5)に連結される山折り線(10)を底辺とし、ラップ部(7)との境界にある谷折り線(11)と切断縁(8A)を斜辺としており、この隙間閉塞部(8)でラップ部(7)と閉塞プレート部(5)との隙間を閉塞するようにしてなる物品の収納箱。
  2. ラップ部(7)と隙間閉塞部(8)との間の谷折り線(11)の一部に、一端又は両端部を残して切断線(9)を設けている請求項1に記載される物品の収納箱。
  3. 切断線(9)が、一端に傾斜切断線(9A)を設けて、切断線(9)の端部を谷折り線(11)に連結している請求項2に記載される物品の収納箱。
  4. 切断線(9)が、両端に傾斜切断線(9A)を設けて、切断線(9)の端部を谷折り線(11)に連結している請求項2に記載される物品の収納箱。
  5. 第1ないし第4の側壁片を折曲してなる山折り線(10)を介して連結して四角筒状の箱本体(1)としており、さらに、側壁片の端縁に底フラップ(3)と蓋フラップ(2)を連結して、この底フラップ(3)と蓋フラップ(2)でもって、箱本体(1)の両端開口部を閉塞する物品の収納箱であって、
    第1の側壁片(1A)に第1の蓋フラップ(2A)を、第2の側壁片(1B)に第2の蓋フラップ(2B)を、第3の側壁片(1C)に第3の蓋フラップ(2C)を、第4の側壁片(1D)に第4の蓋フラップ(2D)を、各々山折り線(10)を介して連結しており、
    第3の蓋フラップ(2C)は、箱本体(1)の開口部の外形とする四角形の閉塞プレート部(5)を設けており、
    第2の蓋フラップ(2B)は、山折り線(10)を介して第2の側壁片(1B)に連結しているラップ部(7)と、第3の蓋フラップ(2C)に山折り線(10)を介して連結している隙間閉塞部(8)とを備えると共に、ラップ部(7)と隙間閉塞部(8)とは谷折り線(11)を介して連結しており、
    第4の蓋フラップ(2D)は、山折り線(10)を介して第4の側壁片(1D)に連結しているラップ部(7)と、第3の蓋フラップ(2C)に山折り線(10)を介して連結している隙間閉塞部(8)とを備えると共に、ラップ部(7)と隙間閉塞部(8)とは谷折り線(11)を介して連結しており、
    ラップ部(7)は、側壁片との境界にある山折り線(10)から切断縁(7A)までの長さ(L2)を、閉塞プレート部(5)の幅(L3)の半分よりも短くしており、
    隙間閉塞部(8)は、全体の形状を三角形として、閉塞プレート部(5)に連結される山折り線(10)を底辺とし、ラップ部(7)との境界にある谷折り線(11)と切断縁(8A)を斜辺としており、
    さらに、第1の蓋フラップ(2A)をラップ部(7)の上に積層して蓋フラップ(2)が箱本体(1)を閉塞すると共に、第1の蓋フラップ(2A)の両側切断縁(12)が側壁片との山折り線(10)に対して角度α傾斜し、この傾斜角αは30度ないし60度の範囲にあり、かつ、隙間閉塞部(8)の切断縁(8A)は閉塞プレート部(5)との山折り線(10)に対して(90−α)傾斜しており、
    隙間閉塞部(8)でラップ部(7)と閉塞プレート部(5)との隙間を閉塞し、さらに、第1の蓋フラップ(2A)と隙間閉塞部(8)とがラップ部(7)の上面に、互いに接近して積層されるようにしてなる物品の収納箱。
  6. 第1ないし第4の側壁片を折曲してなる山折り線(10)を介して連結して四角筒状の箱本体(1)としており、さらに、側壁片の端縁に底フラップ(3)と蓋フラップ(2)を連結して、この底フラップ(3)と蓋フラップ(2)でもって、箱本体(1)の両端開口部を閉塞する物品の収納箱であって、
    第1の側壁片(1A)に第1の蓋フラップ(2A)を、第2の側壁片(1B)に第2の蓋フラップ(2B)を、第3の側壁片(1C)に第3の蓋フラップ(2C)を、第4の側壁片(1D)に第4の蓋フラップ(2D)を、各々山折り線(10)を介して連結しており、
    第3の蓋フラップ(2C)は、箱本体(1)の開口部の外形とする四角形の閉塞プレート部(5)を設けており、
    第2の蓋フラップ(2B)は、山折り線(10)を介して第2の側壁片(1B)に連結しているラップ部(7)と、第3の蓋フラップ(2C)に山折り線(10)を介して連結している隙間閉塞部(8)とを備えると共に、ラップ部(7)と隙間閉塞部(8)とは谷折り線(11)を介して連結しており、
    第4の蓋フラップ(2D)は、山折り線(10)を介して第4の側壁片(1D)に連結しているラップ部(7)と、第3の蓋フラップ(2C)に山折り線(10)を介して連結している隙間閉塞部(8)とを備えると共に、ラップ部(7)と隙間閉塞部(8)とは谷折り線(11)を介して連結しており、
    ラップ部(7)は、側壁片との境界にある山折り線(10)から切断縁(7A)までの長さ(L2)を、閉塞プレート部(5)の幅(L3)の半分よりも短くしており、
    隙間閉塞部(8)は、全体の形状を三角形として、閉塞プレート部(5)に連結される山折り線(10)を底辺とし、ラップ部(7)との境界の谷折り線(11)と切断縁(8A)を斜辺としており、
    さらに、第1の蓋フラップ(2A)をラップ部(7)の下に積層して蓋フラップ(2)が箱本体(1)を閉塞しており、
    隙間閉塞部(8)でラップ部(7)と閉塞プレート部(5)との隙間を閉塞し、さらに、第1の蓋フラップ(2A)が、側壁片と間の山折り線(10)の復元力でラップ部(7)の裏面を押圧して、ラップ部(7)を閉塞プレート部(5)の内面に密着させるようにしてなる物品の収納箱。
  7. 第1の側壁片(1A)に第1の蓋フラップ(2A)を山折り線(10)を介して連結しており、第1の蓋フラップ(2A)は、第1の側壁片(1A)との山折り線(10)に沿って、両端を連結して全長を第1の側壁片(1A)に連結される山折り線(10)よりも短くしている挿入スリット(4)を設けており、さらに、閉塞プレート部(5)の端縁に山折り線(10)を介して、挿入スリット(4)に脱着できるように挿入される挿入脱着片(6)を設けている請求項1ないし6のいずれかに記載される物品の収納箱。
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