JP2007223633A - 燃料タンクのフィラーキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】構成が簡素であると共に、燃料タンクが倒れたときでも、小孔からの燃料の流出を防ぐ燃料タンクのフィラーキャップを提供する。
【解決手段】燃料タンクTの給油口T1を塞ぐために装着されると共に燃料タンクT内と外とを互いにつなぐための通気孔5を備えた本体部3と、本体部3に係合し相対的に移動することで通気孔5を開閉する弁部材7とを有し、給油口T1に装着された状態で燃料タンクTが傾いた場合、この傾き加減と燃料の液面レベルとに応じて、通気孔5がふさがるように弁部材7が移動する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料タンクの上部に設けられた給油口に装着されて使用される燃料タンクのフィラーキャップに関する。
従来、上部に設けられている給油口にキャップを装着している燃料タンクにおいて、この燃料タンク内の蒸気圧が高まったときに燃料の蒸気を逃がすための小孔を前記キャップに設けた構成のものが知られている。
また、燃料タンクが転倒したときに前記小孔からの燃料の流出を防止すべく前記小孔を削除し、代わりに前記燃料タンクに、燃料の蒸気を逃がすためのガス抜き孔を設けた構成のものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−53337号公報
ところで、前記燃料タンクにガス抜き孔を設けた構成のものは、燃料タンクが倒れた場合でも、ガス抜き孔からの燃料の流出を防ぐことができるが、燃料タンク自体にガス抜き孔を設けてあるので、構成が煩雑になっているという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、燃料タンク内の蒸気圧の上昇を抑制するための小孔を備えていると共に、前記燃料タンクの上部に設けられた燃料の給油口に装着される燃料タンクのフィラーキャップにおいて、構成が簡素であると共に、前記燃料タンクが倒れたときでも、前記小孔からの燃料の流出を防ぐことを目的とする。
請求項1に記載の発明は、燃料タンクの給油口を塞ぐために前記給油口に装着されると共に、前記燃料タンク内と前記燃料タンク外とを互いにつなぐための通気孔を備えた本体部と、前記本体部に係合し前記本体部に対して相対的に移動することで前記通気孔を開閉する弁部材とを有し、前記燃料タンクの給油口に装着された状態で前記燃料タンクが傾いた場合、前記燃料タンクの傾き加減と燃料の液面レベルとに応じて、前記通気孔がふさがるように前記弁部材が移動する構成である燃料タンクのフィラーキャップである。
請求項2に記載の発明は、燃料タンクの給油口を塞ぐために前記給油口に装着されると共に、前記燃料タンク内と前記燃料タンク外とを互いにつなぐための通気孔を備えた本体部と、前記本体部が前記給油口に装着された際、前記通気孔よりも下側で前記本体部に係合し、上側方向下側方向で前記本体部に対して相対的に移動し、上側方向に移動することで前記通気孔を閉じ、下側方向に移動することで前記通気孔を開く弁部材と、前記通気孔を閉じる方向に、前記弁部材を付勢する付勢手段とを有する燃料タンクのフィラーキャップである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の燃料タンクのフィラーキャップにおいて、前記通気孔を閉じる方向への前記弁部材の移動は、前記付勢手段と前記燃料タンク内の燃料による前記弁部材の浮力とによってなされるように構成されている燃料タンクのフィラーキャップである。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の燃料タンクのフィラーキャップにおいて、前記本体部と前記弁部材とが互いに係合している部位には、前記弁部材が前記本体部に対して移動する際の摩擦力を低減するための摩擦力低減手段が設けられている燃料タンクのフィラーキャップである。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の燃料タンクのフィラーキャップにおいて、前記本体部を前記給油口から外したときに前記本体部が前記燃料タンクから所定の距離以上離れないようにする離遠防止手段を有する燃料タンクのフィラーキャップである。
本発明によれば、燃料タンク内の蒸気圧の上昇を抑制するための小孔を備えていると共に、前記燃料タンクの上部に設けられた燃料の給油口に装着される燃料タンクのフィラーキャップにおいて、構成が簡素であると共に、前記燃料タンクが倒れたときでも、前記小孔からの燃料の流出を防ぐことができるという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料タンクのフィラーキャップ1の概略構成を示す断面図であり、図2は、図1におけるII−II矢視を示す図である。なお、図1では、上下方向が鉛直方向になっている。
燃料タンクのフィラーキャップ(以下、単に「フィラーキャップ」という場合がある。)1は、燃料タンク(ガソリンや灯油等の液体燃料を収容し、比較的小型で転倒するおそれのある燃料タンク;たとえば小型の発電機に設けられている燃料タンク)Tの上側に設けられた給油口T1を塞ぐためのものであり、本体部3を備えている。
本体部3は、給油口T1に直接装着されるようになっている。本体部3には、小径の通気孔(燃料タンクT内における燃料の蒸気圧の上昇を抑制するためのガス抜き孔、また、燃料タンクT内の燃料の消費による燃料タンクT内の減圧を防止するための大気導入孔)5が設けられている。通気孔5は、燃料タンクT内と燃料タンクT外(大気)とを互いにつなぐためのものである。なお、本体部3の上側には、上側キャップ8が一体的に設けられているが、この上側キャップ8にも小径の貫通孔(図示せず)が設けられており、本体部3の通気孔5と上側キャップ8の通気孔とを介して、燃料タンクT内と燃料タンクT外とが互いにつながっているものである。
本体部3には、弁部材7が設けられている。本体部3が燃料タンクTの給油口T1に装着された状態では、弁部材7は、通気孔5よりも下側で本体部3に係合している。そして上側方向下側方向(たとえば鉛直方向だけでもよい)で本体部3に対して相対的に移動(たとえば直線的に移動)し、上側方向に移動することで通気孔5を閉じ、下側方向に移動することで通気孔5を開くようになっている。
また、フィラーキャップ1には、通気孔5を閉じる方向(たとえば、上側方向)に弁部材7を付勢する付勢手段9が設けられている。そして、詳しくは、後述するが、通気孔5を閉じる方向への弁部材7の移動は、たとえば、付勢手段9と燃料タンクT内の燃料による弁部材7の浮力とによってなされる。
本体部3と弁部材7とが互いに係合している部位には、弁部材7が本体部3に対して移動する際の摩擦力を低減するための摩擦力低減手段11が設けられている。また、フィラーキャップ1には、本体部3を給油口T1から外したときに本体部3が燃料タンクTから所定の距離以上離れないようにするための離遠防止手段15が設けられている。
フィラーキャップ1についてより詳しく説明する。
本体部3は、円筒状の基部17を備えて構成されている。基部17の外周には、燃料タンクTの給油口T1に設けられている雌ネジに螺合する雄ネジが形成されている。基部17の一端部側(図1の上側)には、基部17の一方の開口部を塞ぐようにして円板状の蓋部(外径が基部17の外径よりも大きい蓋部)19が一体的に形成され設けられている。蓋部19の中央部には、円錐台形状に形成された通気孔5が下側の径が、上側の径よりも大きくなるようにして設けられている。
蓋部19の近傍における基部17の外周には、環状のシール部材21が設けられており、また、蓋部19の一方の側(基部17とは反対側;図1の上側)には、外径が基部17の外径よりも僅かに大きい円環状のリブ23が一体的に形成され設けられている。
また、蓋部19やリブ23が設けられている本体部3の一方の側を覆うようにして、上側キャップ8が基部17に一体的に設けられている。上側キャップ8は、一端部側が閉じている短い円筒状に形成され、内周に蓋部19の外周の縁が接触し、内側の底部にリブ23の先端が接触している。さらに、上側キャップ8には、フィラーキャップ1を燃料タンクTの給油口T1に装着する際にフィラーキャップ1を回すための板状のつまみ部8Aが立設されている。
通気孔5は、蓋部19とリブ23と上側キャップ8とで囲まれた空間SP1と、円筒状の基部17の内側とを互いにつないでおり、上側キャップ8には、前述したように、空間SP1と大気とを互いにつないでいる小径の貫通孔(図示せず)が設けられている。
そして、本体部3を燃料タンクTの給油口T1に螺合し、給油口T1の上端と蓋部19とが互いに接触するまで回すと、フィラーキャップ1が燃料タンクTの給油口T1に装着され、給油口T1が塞がれるようになっている。
基部17の他方の側には、円板状の下側キャップ25が一体的に設けられている。下側キャップ25は、下側キャップ25のフランジ部27の先端部に設けられている係合片29が、基部17に設けられている係合孔31に入り込むことにより、基部17に固定される。なお、下側キャップ25を基部17に設ける際には、フランジ部27が内側に(小径になるように)弾性変形し、係合片29が係合孔31に入り込むと、フランジ部27の弾性変形が無くなるようになっている。
下側キャップ25には、貫通孔33が設けられており、また、下側キャップ25の中央部には、基部17の内側(図1の上側)に突出している円柱状の凸部35が形成されており、基部17の外側では円柱状の凹部37が形成されている。
弁部材7は、円柱状の基部(外径が基部17の内径よりも小さく長さが蓋部19と下側キャップ25との間の距離よりも短い基部)39と、羽根部41とを備えた形状に形成されている。
羽根部41は、板状に形成されており、基部39の軸方向(長さ方向;図1の上下方向)および基部39の径方向に展伸している。また、羽根部41は、基部39の円周を等分配(必ずしも等分配でなくてよい)した位置で放射状に複数設けられている。
また、基部39の軸方向から眺めると、各羽根部41の先端部の包絡線(包絡円)CRの外径は、本体部3の基部17の内径よりも僅かに小さくなっている(図2参照)。したがって、各羽根部41の先端が、本体部3の基部17の内壁に接触し摺動することにより、弁部材7が、移動することができるようになっている。また、羽根部41の先端部のみが基部17の内壁に接触するので、接触面積が小さくなっており、摩擦力が低減されている。
弁部材の部位13から下側キャップ25側の面に向かって円柱状の凸部45が設けられている。この凸部45の外径は、凸部35の外径よりも小さくなっている。さらに、通気孔5を塞ぐ弁部材の部位13は、円錐状に形成されて基部39から図1の上方向に突出しいる。
また、孔43には、前記付勢手段9を構成する弾性体(たとえば圧縮コイルバネ)49が設置されており、基部39と下側キャップ25とが互いに離れるように、すなわち、弁部材7が通気孔5を塞ぐ方向(図1の上方向)に移動するように付勢している。なお常態(図1参照)においては、圧縮コイルバネ49で付勢されているにもかかわらず、通気孔5は開口している。
したがって、常態においては、下側キャップ25の貫通孔33、弁部材7の各羽根部41の間、通気孔5、空間SP1、上側キャップ8に設けられている貫通孔(図示せず)を介して、燃料タンクT内と、燃料タンクTの外部とは互いに連通していることになる。
ところで、すでに理解されるように、燃料タンクT内の燃料の液面は、少なくとも弁部材7の浮力により通気孔5が閉じられる位置よりも下方に存在しており、また、本体部3の中心軸(図1の上下方向に延伸している中心軸)と、弁部材7の中心軸と、圧縮コイルバネ49の中心軸と、凸部35の中心軸とは、互いに一致している。また、燃料タンクTの上面は、常態すなわち燃料タンクTが傾いていない状態においてはほぼ水平になっており、燃料タンクTの給油口T1は、鉛直方向に開口している。前記各中心軸は、上下方向(鉛直方向)に延伸していることになる。
したがって、フィラーキャップ1を給油口T1にネジ込んで燃料タンクTに設置する際におけるフィラーキャップ1の移動方向と、弁部材7の移動方向とは互いに一致していることになる。なお、フィラーキャップ1を給油口T1にネジ込んで燃料タンクTに設置する際におけるフィラーキャップ1の移動方向と、弁部材7の移動方向とが互いに一致していなくてもよい。
また、本実施形態では、燃料タンクTの給油口T1が鉛直方向に開口している場合を例に掲げて説明しているが、燃料タンクTの給油口T1が斜め方向に開口(本体部3の中心軸等が斜めに延伸)している場合にも、本実施形態を適用することができる。
離遠防止手段15は、外れ止め部材51を備えて構成されている。外れ止め部材51は、給油口T1の内径よりも大きい外径を備えた本体部53と、この本体部53と下側キャップ25とを互いにつなぐ紐状の部位55とを備えて構成されている。そして、給油口T1からフィラーキャップ1を取り外した場合、本体部53が給油口T1にひっかかり、フィラーキャップ1が、所定の距離以上、燃料タンクTから離れないようになっている。
次に、フィラーキャップ1の動作を説明する。
前述したように、常態においては、図1に示すように、弁部材7は下方に位置し、通気孔5は開口している。
図3(燃料タンクTが転倒した状態を示す図)に示すように、燃料タンクTが転倒し斜めになると、弁部材7に働く力の方向に変化が生じて、弁部材7が通気孔5の方向に移動し、部位13で通気孔5が塞がれて、燃料が燃料タンクTの外へ漏れ出すことを防止することができる。
より詳しく説明すると、弁部材7にはこの重量による力Wがかかっている。図1に示す状態では、圧縮コイルバネ49で上方に付勢されているにもかかわらず、前記力Wにより、弁部材7は下方に位置し、通気孔5が開口している。
一方、図3に示すように、燃料タンクTが角度θ傾くと、前記力Wは、弁部材7の軸方向の力Q(=Wcosθ)と弁部材7の径方向の力F(=Wsinθ)とに分解される。
前記力Qは、角度θが大きくなるにしたがって(燃料タンクTの傾きが大きくなるにしたがって)小さくなり、ある程度まで小さくなると、圧縮コイルバネ49による付勢力で弁部材7が通気孔5の方向に移動し、弁部材7の部位13で通気孔5が塞がれて燃料の流出を防止することができる。また、燃料タンクTが傾いて弁部材7の一部が燃料に浸漬されると、弁部材7の浮力により、弁部材7が通気孔5の方向に移動するようになる。したがって、通気孔5を閉じる方向への弁部材7の移動は、付勢手段9と燃料タンクT内の燃料による弁部材7の浮力とによってなされる場合があるということもできる。なお、弁部材7の比重は、燃料の比重よりも大きくなっているが、弁部材7の比重が燃料の比重より小さくてもよい。
弁部材7の質量や圧縮コイルバネ49のバネ定数等を適宜選択することにより、通気孔5が塞がれる燃料タンクTの傾き角度を調整することができる。
フィラーキャップ1によれば、弁部材7が本体部3に係合して移動するようになっており、燃料タンクTが所定の値よりも傾いたときに本体部3の通気孔5を閉じるので、燃料タンクTが倒れたときに通気孔5からの燃料の流出を防ぐことができる。
また、従来の燃料タンクのように、フィラーキャップの本体部ではなく燃料タンクTに通気孔(ガス抜き孔)や弁部材を設けると、フィラーキャップの本体部と燃料タンクとの間にシール等を設け燃料の漏れを防ぐ必要があることに加えて、弁部材と燃料タンクとの間にもシールを設ける必要が生じる。しかし、本実施形態に係るフィラーキャップ1では、フィラーキャップ1の本体部3と燃料タンクTとの間にのみシール部材21を設ければよいので、燃料タンクTの構成を簡素化することができる。
また、フィラーキャップ1によれば、本体部3と弁部材7とが互いに係合している部位に、弁部材7が本体部3に対して移動する際の摩擦力を低減する摩擦力低減手段11が設けられているので、弁部材7がスムーズに移動するようになっており、燃料タンクTが傾いたときにおける通気孔5からの燃料の漏れを確実に防止することができる。
[第2の実施形態]
図4は本発明の第2の実施形態に係るフィラーキャップ1aの概略構成を示す図であり、図5は図4におけるV−V断面を示す図である。
第2の実施形態に係るフィラーキャップ1aは、弁部材57の形態が異なる点を除いては、第1の実施形態に係るフィラーキャップ1とほぼ同様に構成されており、ほぼ同様の効果を奏する。
フィラーキャップ1aでは、弁部材57からは各羽根部41が削除されており、本体部3に一体的に支持され孔47に係合している円柱状の細長い支持部材59により、弁部材57が本体部3に係合し移動するようになっている。
なお、図5に示すように、支持部材59の側面に、支持部材59の長手方向に延びた溝61を複数形成することにより、支持部材59と弁部材57との間の摩擦力が小さくなっている。なお、溝61を支持部材59ではなく、弁部材57に形成してもよい。
フィラーキャップ1aによれば、弁部材57の所定の箇所から通気孔5を塞ぐ弁部材57の部位13の近傍まで開けられた孔47によって、通気孔5を塞ぐ弁部材57の部位13の剛性が低下しており、また、弁部材57は、本体部3に一体的に支持され孔47に係合している支持部材59により本体部3に係合している。したがって、1つの孔47により剛性の低下と係合とがなされているので、フィラーキャップ1aの構成が一層簡素になっている。
[第3の実施形態]
図6は本発明の第3の実施形態に係るフィラーキャップ1bの概略構成を示す図である。
第3の実施形態に係るフィラーキャップ1bは、上側キャップ68に雌ネジを設け、燃料タンクの給油口に設けられている雄ネジに、前記雌ネジを螺合することにより、給油口に装着されるようになっている点が、第1の実施形態に係るフィラーキャップ1とは異なり、その他の点は、第1の実施形態に係るフィラーキャップ1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
なお、前記各実施形態に係る燃料タンクのフィラーキャップは、燃料タンクの給油口を塞ぐために前記給油口に装着されると共に、前記燃料タンク内と前記燃料タンク外とを互いにつなぐための通気孔を備えた本体部と、前記本体部に係合し前記本体部に対して相対的に移動することで前記通気孔を開閉する弁部材とを有し、前記燃料タンクの給油口に装着された状態で前記燃料タンクが傾いた場合、前記燃料タンクの傾き加減と燃料の液面レベルとに応じて、前記通気孔がふさがるように前記弁部材が移動する構成である燃料タンクのフィラーキャップの例である。
本発明の第1の実施形態に係る燃料タンクのフィラーキャップの概略構成を示す断面図である。 図1におけるII−II矢視を示す図である。 燃料タンクが転倒した状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るフィラーキャップ概略構成を示す図である。 図4におけるV−V断面を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るフィラーキャップの概略構成を示す図である。
符号の説明
1、 1a、1b フィラーキャップ
3 本体部
5 通気孔
7 弁部材
9 付勢手段
11 摩擦力低減手段
13 通気孔を塞ぐ弁部材の部位
15 離遠防止手段
T 燃料タンク
T1 給油口

Claims (5)

  1. 燃料タンクの給油口を塞ぐために前記給油口に装着されると共に、前記燃料タンク内と前記燃料タンク外とを互いにつなぐための通気孔を備えた本体部と;
    前記本体部に係合し前記本体部に対して相対的に移動することで前記通気孔を開閉する弁部材と;
    を有し、前記燃料タンクの給油口に装着された状態で前記燃料タンクが傾いた場合、前記燃料タンクの傾き加減と燃料の液面レベルとに応じて、前記通気孔がふさがるように前記弁部材が移動する構成であることを特徴とする燃料タンクのフィラーキャップ。
  2. 燃料タンクの給油口を塞ぐために前記給油口に装着されると共に、前記燃料タンク内と前記燃料タンク外とを互いにつなぐための通気孔を備えた本体部と;
    前記本体部が前記給油口に装着された際、前記通気孔よりも下側で前記本体部に係合し、上側方向下側方向で前記本体部に対して相対的に移動し、上側方向に移動することで前記通気孔を閉じ、下側方向に移動することで前記通気孔を開く弁部材と;
    前記通気孔を閉じる方向に、前記弁部材を付勢する付勢手段と;
    を有することを特徴とする燃料タンクのフィラーキャップ。
  3. 請求項2に記載の燃料タンクのフィラーキャップにおいて、
    前記通気孔を閉じる方向への前記弁部材の移動は、前記付勢手段と前記燃料タンク内の燃料による前記弁部材の浮力とによってなされるように構成されていることを特徴とする燃料タンクのフィラーキャップ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の燃料タンクのフィラーキャップにおいて、
    前記本体部と前記弁部材とが互いに係合している部位には、前記弁部材が前記本体部に対して移動する際の摩擦力を低減するための摩擦力低減手段が設けられていることを特徴とする燃料タンクのフィラーキャップ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の燃料タンクのフィラーキャップにおいて、
    前記本体部を前記給油口から外したときに前記本体部が前記燃料タンクから所定の距離以上離れないようにする離遠防止手段を有することを特徴とする燃料タンクのフィラーキャップ。
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