JP2007222824A - ガス浄化装置及び排ガス処理方法 - Google Patents

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清則 串岡
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Abstract

【課題】前記排ガス中の微粒子(煤塵、SO3ミスト)等を効率良く、安定して除去することができるガス浄化装置及び排ガス処理方法を提供する。
【解決手段】ガス浄化装置10Aは、排ガス11中の硫黄酸化物等の煤塵又はミストを捕集する活性炭素繊維(ACF)12aで形成される繊維状フィルタ12と、前記繊維状フィルタ12の上方から前記繊維状フィルタ12に硫酸生成用の水15を供給するスプレーノズル30とを具備してなる装置本体18において、前記水15にマイクロバブル24を混入させる気泡混入部31Aを有してなり、前記排ガス11中の硫黄酸化物等の煤塵又はミスト等の微粒子を効率良く除去することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排ガス中の硫黄酸化物(SOx)、煤塵、ミスト等の微粒子を安定して効率的に除去するガス浄化装置及び排ガス処理方法に関する。
例えば石炭、重油、コークス等の硫黄含有燃料をボイラ、ガスタービン、エンジン、焼却炉又は焼成炉等で燃焼することにより発生する排ガス中には硫黄酸化物が含まれ、二酸化硫黄(SO2)は石灰石膏法等の脱硫装置により除去されるが、三酸化硫黄(SO3)は硫酸ミストとして煙突から紫煙として排出される。
近年の環境保護対策からこの紫煙除去が講じられており、種々のSO3除去方法が提案されている。例えば、活性炭素繊維(ACF)を布状に成型してフィルタとして用い、活性炭素繊維(ACF)フィルタの上部よりフィルタ洗浄用の水を散水してSO3を水と接触させ、硫酸(H2SO4)とすることにより脱硫させるガス浄化装置が用いられている(特許文献1、2)。
図11は、従来のガス浄化装置の構成を示す概念図である。
図11に示すように、ガス浄化装置10は、硫黄酸化物を含有する排ガス11が流通する活性炭素繊維(ACF)層の繊維状フィルタ12と、各繊維状フィルタ12の上端側にある水タンク13からポンプ14を介して水15を散水16する散水ノズル17とを有している。
前記ガス浄化装置10を用いて脱硫する場合には、装置本体18内に前記排ガス11を送給し、前記散水ノズル17により前記水15を散水16することにより前記水15と反応させる。
図12に前記排ガス11中の微粒子の脱硫除去メカニズムを示す。図12に示すように、前記繊維状フィルタ12を構成している活性炭素繊維(ACF)12aは布状にすると活性炭素繊維(ACF)間には多数の空隙ができる。そのため、前記排ガス11中の微粒子であるSO3ミスト19は前記繊維状フィルタ12に捕集されて、捕集された前記排ガス11は前記散水ノズル17から前記散水16された前記水15と反応して溶解し、希硫酸(H2SO4)20が生成され、前記繊維状フィルタ12から離脱される。
また、前記ガス浄化装置10においては、前記繊維状フィルタ12の活性炭素繊維(ACF)12aの表面では、二酸化硫黄(SO2)21も以下の反応により脱硫反応が生じている。
即ち、(1)前記繊維状フィルタ12への前記排ガス11中の二酸化硫黄(SO2)21の吸着がなされる。(2)次いで、吸着した二酸化硫黄(SO2)21と前記排ガス11中の酸素(O2)(別途供給することも可である)との反応による三酸化硫黄SO322への酸化がなされる。(3)その後、酸化した三酸化硫黄(SO3)22が水15に溶解し、希硫酸(H2SO4)20の生成がなされる。(4)生成された希硫酸(H2SO4)20が前記繊維状フィルタ12から離脱される。
この時の反応式は以下の通りである。
SO2+1/2O2+H2O→H2SO4
そのため、前記排ガス11中のSO3ミスト19等の微粒子以外に、さらに二酸化硫黄(SO2)21を吸着して酸化し、水15と反応させて硫酸(H2SO4)20を生成して離脱除去される。この結果、前記排ガス11中の二酸化硫黄(SO2)21、SO3ミスト19等の微粒子の硫黄酸化物(SOx)を除去することができ、前記排ガス11中の微粒子の脱硫を行っている。
特開2003−135930号公報 特開2003−171122号公報
しかしながら、前記従来のガス浄化装置10は、前記繊維状フィルタ12の上端側から前記水15を前記散水ノズル17により前記散水16を行っていると、前記活性炭素繊維(ACF)12a間の空隙に前記水15が溜まり、前記繊維状フィルタ12の活性炭素繊維(ACF)12a間の空隙が前記水15で塞がれてしまう。その結果、活性炭素繊維(ACF)12a間に溜まった前記水15の壁が混在して、前記排ガス11は前記繊維状フィルタ12の前記活性炭素繊維(ACF)12aと接触する確率が低減し、脱硫性能が低下する、という問題がある。
本発明は、前記問題に鑑み、活性炭素繊維(ACF)12a間の空隙に前記水15が溜まらないようにすることにより、前記排ガス中の微粒子(煤塵、SO3ミスト)等を効率良く、安定して除去することができるガス浄化装置及び排ガス処理方法を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、排ガス中の硫黄酸化物等の煤塵又はミストを捕集する活性炭素繊維で形成される繊維状フィルタと、前記繊維状フィルタの上方から前記繊維状フィルタに硫酸生成用の水を供給する水供給部とを具備してなるガス浄化装置において、前記水に気泡を混入させる気泡混入部を有してなることを特徴とするガス浄化装置にある。
第2の発明は、第1の発明において、前記水供給部が、スプレーノズル、直進式ノズル又は回転式ノズルのいずれかであることを特徴とするガス浄化装置にある。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記気泡混入部が、空気を供給するための空気供給部と、前記水に前記空気を溶解させる気泡溶解部と、前記気泡溶解部内を加圧し前記水への前記空気の溶解を促進させる加圧ポンプとを有してなることを特徴とするガス浄化装置にある。
第4の発明は、第1乃至第3のいずれか1つのガス浄化装置を用いて、前記排ガスがボイラ、ガスタービン、エンジン又は各種焼却炉のいずれかから排出されるガスであり、前記排ガス中の煤塵を除去する煤塵除去手段を備えてなることを特徴とするガス浄化システムにある。
第5の発明は、活性炭素繊維で形成される繊維状フィルタの繊維間に水が溜まっている状態において、気泡が混入された水を前記繊維状フィルタに散水し、前記繊維状フィルタの繊維間に溜まっている水の中に前記気泡が混入された水を侵入させ、複数の気泡同士が合体することにより気泡を増大させ、増大した気泡により前記繊維状フィルタの繊維間に溜まっている水を前記繊維間から排除することを特徴とするフィルタの水排除方法にある。
第6の発明は、第1乃至第3のいずれか一つのガス浄化装置を用いて、前記繊維状フィルタの繊維間に溜まっている水を前記繊維間から排除することを特徴とするフィルタの水排除方法にある。
第7の発明は、活性炭素繊維で形成される繊維状フィルタの繊維間に水が溜まっている状態において、前記気泡が混入された水を前記繊維状フィルタに散水し、前記繊維状フィルタの繊維間に溜まっている水の中に前記気泡が混入された水を侵入させ、複数の気泡同士が合体することにより気泡を増大させ、増大した気泡により前記繊維状フィルタに溜まっている水を前記繊維間から排除し、排ガス中の硫黄酸化物等の煤塵又はSO3ミストを捕集すると共に、SO2を除去することを特徴とする排ガス処理方法にある。
第8の発明は、第1乃至第3のいずれか一つのガス浄化装置を用いて、排ガス中の硫黄酸化物等の煤塵又はSO3ミストを捕集すると共に、SO2を除去することを特徴とする排ガス処理方法にある。
本発明によれば、水に気泡を混入させる気泡混入部を有していため、活性炭素繊維(ACF)に水が溜まるのを抑制することができ、安定して排ガス中の微粒子(煤塵、SO3ミスト)等の除去することができる。特に排ガス中の紫煙対策が良好なものとなる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。又、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本発明による実施例1に係るガス浄化装置について、図1を参照して説明する。
図1は、実施例1に係るガス浄化装置を示す断面図である。
図1に示すように、本実施例に係るガス浄化装置10Aは、排ガス11中の硫黄酸化物等の煤塵又はミストを捕集する活性炭素繊維(ACF)12aで形成される繊維状フィルタ12と、前記繊維状フィルタ12の上方から前記繊維状フィルタ12に硫酸生成用の水15を供給するスプレーノズル30とを具備してなる装置本体18において、前記水15にマイクロバブル24を混入させる気泡混入部31Aと、前記繊維状フィルタ12に散水16するための水15を溜める水タンク13を有してなる。
前記装置本体18の側壁下端側には、前記排ガス11のガス入口部18aが設けられている。又、前記繊維状フィルタ12により浄化された浄化ガス23を排出するガス出口部18bが前記装置本体18の頂部に設けられている。
また、ガス浄化装置10Aは、前記装置本体18の上方にはスプレーノズル30を具備している。前記水15は前記水タンク13から前記ポンプ14を介して水供給ライン25を通って前記スプレーノズル30に送給されて前記繊維状フィルタ12上方から前記散水16される。
また、前記スプレーノズル30から前記散水16された前記水15は、希硫酸(H2SO4)20として前記装置本体18の下端側で回収される。また前記ガス浄化装置10Aには、回収された前記希硫酸(H2SO4)20を循環させるための水循環ライン33と循環ポンプ34とが設けられており、適宜供給されるようにしている。
本実施例に係るガス浄化装置10Aにおいては、前記繊維状フィルタ12は、前記活性炭素繊維(ACF)12aで構成されている。前記繊維状フィルタ12の材質としては、前記活性炭素繊維(ACF)12aを用いることにより、煤塵及びミスト等の微粒子以外に更に、離脱除去し前記排ガス11中の脱硫を行うこともできる。
また、前記繊維状フィルタ12は繊維状フィルタの他に、不織布状フィルタも含まれる。その材質は有機系繊維、無機系繊維のいずれであってもよい。
ここで、本発明で用いる活性炭素繊維の一例を下記に示す。
本発明で用いられる活性炭素繊維としては、例えばピッチ系活性炭素繊維、ポリアクリロニトリル系活性炭素繊維、フェノール系活性炭素繊維、セルロース系活性炭素繊維を挙げることができるが、本発明はこれらに限定されるものではなく、前記触媒作用を奏する活性炭素繊維であれば何等限定されるものではない。
本実施例に係るガス浄化装置10Aは、前記水タンク13から前記水15を供給する前記水供給ライン25上に前記気泡混入部31Aを有している。前記気泡混入部31Aにより、前記水供給ライン25上の前記水15にマイクロバブル24を混入して、マイクロバブル24の混入した前記水15を前記繊維状フィルタ12の上部から前記スプレーノズル30を介して前記繊維状フィルタ12に前記散水16することができる。また、前記スプレーノズル30から前記散水16される前記水15の平均流径は300μmである。
このとき、前記気泡混入部31Aにより前記水15に混入される前記マイクロバブル24は、平均粒径10μmの気泡である。前記マイクロバブル24は5〜20μmの気泡であることが好ましい。平均して粒径10μm程度の前記マイクロバブル24であれば、浮力の影響が小さく、合体しにくい。そのため、平均粒径10μmの前記マイクロバブル24は前記水15と共に前記繊維状フィルタ12の下のほうに落ちやすく、浮き上がりにくい。そして、前記繊維状フィルタ12間に進入した前記水15中の前記マイクロバブル24は前記繊維状フィルタ12の前記活性炭素繊維(ACF)12aに引っかかり易くなる。
また、前記マイクロバブル24の大きさが5μm以下の気泡径である場合には、前記マイクロバブル24がすぐつぶれてしまうか、溶けてなくなってしまうため、好ましくない。一方、前記マイクロバブル24の大きさが20μm以上の気泡径である場合には、浮き上がってしまうため、好ましくない。
また、図2は、本実施例において前記水供給部として用いられる前記スプレーノズル30の拡大図を示す。
図2に示すように、前記スプレーノズル30は前記スプレーノズル30の下端面に前記ノズル孔30aを一つ設けており、前記ノズル孔30aの内側にあるノズルチップ(図示しない)によって前記マイクロバブル24を含有する前記水15の流出を抑えている。そして、前記マイクロバブル24を含有する前記水15が噴出する時には、ノズルチップ(図示しない)から前記ノズル孔30aを介して前記マイクロバブル24を含有する前記水15がスプレー状に勢いよく噴出して前記繊維状フィルタ12に前記散水16されることになる。
次に、前記活性炭素繊維(ACF)12a間の空隙にたまった水を除去するメカニズムについて詳述する。図3は、前記活性炭素繊維(ACF)12a間の空隙に溜まった水を除去する様子を示す説明図である。
図3に示すように、前記マイクロバブル24を含有しない前記水15が前記繊維状フィルタ12である前記活性炭素繊維(ACF)12aに進入すると、前記活性炭素繊維(ACF)12a間の空隙に前記水15が溜まってしまう。
前記マイクロバブル24を含有する前記水15を前記活性炭素繊維(ACF)12a層に前記散水16すると、前記マイクロバブル24を含有する前記水15が前記活性炭素繊維(ACF)12a層に進入していく。そして前記散水16された前記マイクロバブル24の混入している前記水15は前記繊維状フィルタ12を通って落下する。このとき、気泡径が小さい前記マイクロバブル24もある程度、前記活性炭素繊維(ACF)12a間へ侵入していく。
そして、前記水15中の前記マイクロバブル24は前記活性炭素繊維(ACF)12aに捕集され徐々に膨張して大きくなる。その結果、膨張して大きくなった前記マイクロバブル24は前記活性炭素繊維(ACF)12a層に溜まっている前記水15を排除し、前記活性炭素繊維(ACF)12a層には前記水15を溜めないようにすることができる。
このように、前記水15に前記マイクロバブル24を混入することにより前記活性炭素繊維(ACF)12aには前記水15を溜めないようにすることができるため、前記活性炭素繊維(ACF)12aと前記排ガス11との接触する確率が高くなり、更に前記排ガス11中の微粒子の脱硫性能が向上する。即ち、前記排ガス11中の微粒子の一種である前記SO3ミスト19が前記活性炭素繊維(ACF)12aの側壁を通過する際に、側壁を構成する繊維層におけるろ過(フィルトレイション)によって効率的に捕集して除去される。その結果、煙突からのSO3ミスト排出量が低減し、紫煙の発生が低減することとなる。更に、二酸化硫黄(SO2)を吸着して酸化し、水と反応させて硫酸(H2SO4)を生成して離脱除去することにより、前記排ガス11中の脱硫を行うことができる。
また、前記気泡混入部31Aにより混入された前記マイクロバブル24中の酸素が前記水15中に溶け込むことにより、前記水15中の溶存酸素濃度が高くなる。そして、液体中の溶存酸素が上昇すると、二酸化硫黄(SO2)の活性が高くなる。その結果、前記活性炭素繊維(ACF)12a表面に吸着した二酸化硫黄(SO2)の酸化を促進することができ、二酸化硫黄(SO2)の酸化した三酸化硫黄(SO3)をさらに水15と反応させて硫酸(H2SO4)を生成して離脱除去することができる。
また、前記気泡混入部31Aは、本実施例のように気泡を前記水15に別の管から供給するような方法に限定されるものではない。例えば、図4に示すように、前記水循環ライン33上の管の幅の一部を絞り、再びもとの管の幅に戻すような構成としても良い。このように、前記水循環ライン33上の管の幅の一部を絞り再びもとの管の幅に戻すことにより、管の幅が再び広くなった方で前記マイクロバブル24を発生させることができる。その結果、上述同様前記排ガス11中の微粒子の脱硫性能を向上させることができる。
本実施例によれば、前記排ガス11中の微粒子(煤塵、SO3ミスト)の除去率が安定すると共にその除去率が向上し、煙突出口から排出される排煙からの紫煙の低減又は消滅を図ることができる。
次に、本発明による実施例2に係るガス浄化装置について、図5を参照して説明する。 図5は、実施例2に係るガス浄化装置10Bの構成を示す断面図である。
なお、図1のガス浄化装置10Aの構成と同一の部材については、同一の符号を付してその説明は省略する。
図5に示すように、本実施例に係るガス浄化装置10Bは、実施例1の前記スプレーノズル30に代えて水供給部として前記水タンク13より供給された前記水15を流路を断つことなく直進しながら棒状に流出して前記フィルタ12に送給する直進式ノズル40で構成されている。
図6は、本実施例において前記水供給部として用いられる前記直進式ノズル40の拡大図を示す。
図6に示すように、前記直進式ノズル40は前記直進式ノズル40の下端面にノズル孔40aを一つ設けており、前記直進式ノズル40本体の軸心と前記ノズル孔40aの軸心が一致するようにしているものである。
そのため、前記ノズル孔40aから前記マイクロバブル24を含有する前記水15が前記ノズル孔40aで絞られて流路が断たれることなく、前記ノズル孔40aを介して直進しながらストレート状に流出して、前記繊維状フィルタ12に前記散水16されることになる。
また、前記ノズル孔40aは前記直進式ノズル40の下端面に1つに限定されるものではなく、前記直進式ノズル40の下端面に複数の前記ノズル孔を有するようにしても良い。
このとき、前記水供給部として実施例1のような前記スプレーノズル30を用いた場合には、前記ノズル孔30aにおいて流路が一旦絞られ流路が断たれてしまうため、前記マイクロバブル24が減少する可能性がある。
しかし、前記直進式ノズル40のように、前記水15の出口を前記ノズル孔40aとすることにより、流路を一旦絞って流路を断つことにより前記水15中の前記マイクロバブル24を減少させることもないため、前期ノズル孔40aから前記散水16される前記水15中の前記マイクロバブル24の減少を抑制することができる。又、前記直進式ノズル40から前記散水16される前記水15の平均流径は2mmである。
本実施例によれば、前記ノズル孔40aにおける前記散水16中の前記マイクロバブル24の減少を抑制することができるため、前記排ガス11中の微粒子(煤塵、SO3ミスト)の除去率が安定すると共に、その除去率が向上し、煙突出口から排出される排煙からの紫煙の低減又は消滅を図ることができる。
次に、本発明による実施例3に係るガス浄化装置について、図7を参照して説明する。 図7は、実施例3に係るガス浄化装置10Cの構成を示す概念図である。
なお、図1のガス浄化装置10Aの構成と同一の部材については、同一の符号を付してその説明は省略する。
図7に示すように、本実施例に係るガス浄化装置10Cは、実施例1の前記スプレーノズル30に代えて水供給部として側壁に複数のノズル孔50aを有するノズルが回転しながら前記水15を前記繊維状フィルタ12に前記散水16する回転式ノズル50で構成されている。
図8は、本実施例において前記水供給部として用いられる前記回転式ノズル50の拡大図を示す。
図8に示すように、前記回転式ノズル50は前記回転式ノズル50の側面に複数の前記ノズル孔50aを設けており、前記回転式ノズル50が回転しながら前記ノズル孔50aから前記マイクロバブル24を含有する前記水15が流出して前記繊維状フィルタ12に広範囲に亙り大面積で前記散水16されることになる。
前記マイクロバブル24を含有する前記水15を前記回転式ノズル50の側面の複数の前記ノズル孔50aから回転しながら流出することにより、実施例1で用いた前記スプレーノズル30や実施例2で用いた前記直進式ノズル40に比べて前記散水16される前記水15の供給範囲が狭い範囲に限定されることなく、前記マイクロバブル24を含有する前記水15を広範囲に亙って前記散水16して前記繊維状フィルタ12に供給することができる。
更に、前記ノズル孔50aはスプレー状に水を噴出する形式のノズル孔ではないため、前記ノズル孔50aにおいて流路が一旦絞られ流路を断たれることはない。そのため、前記ノズル孔50aから前記散水16される前記水15中の前記マイクロバブル24を壊さずに広範囲に亙って前記繊維状フィルタ12に前記散水16することができる。又、前記回転ノズル50から前記散水16される前記水15の平均流径は1〜2mmである。
本実施例によれば、前記回転ノズル50を用いることにより広範囲に渡って前記散水16中の前記マイクロバブル24を壊さず前記活性炭素繊維(ACF)12aに供給することができるため、前記排ガス11中の微粒子(煤塵、SO3ミスト19)の除去率が安定すると共に、その除去率が向上し、煙突出口から排出される排煙からの紫煙の低減又は消滅を図ることができる。
次に、本発明による実施例4に係るガス浄化装置について、図9を参照して説明する。 図9は、実施例4に係るガス浄化装置10Dの構成を示す断面図である。
なお、図1のガス浄化装置10Aの構成と同一の部材については、同一の符号を付してその説明は省略する。
図9に示すように、本実施例に係るガス浄化装置10Dは、前記水タンク13からの前記水15を前記スプレーノズル30に供給する前記水供給ライン25上に気泡混入部31Bを有している。前記気泡混入部31Bは、空気60を供給するための空気供給部61と、前記水15に前記空気60を溶解させる気泡溶解部63と、前記気泡溶解部63内を加圧し前記水15への前記空気60の溶解を促進させる加圧ポンプ62とを有している。前記気泡溶解部63は前記水供給ライン25に介装されており、前記水タンク13からの前記水15が前記気泡溶解部63に供給される。
前記気泡混入部31Bでは、前記加圧ポンプ62によって前記気泡溶解部63内を加圧することにより、前記空気供給部61より送給された前記空気60を前記気泡溶解部63に供給された前記水15に溶解させることを促進することができる。
また、前記スプレーノズル30の出口部分において圧力低下により前記マイクロバブル24が発生することになるため、前記活性炭素繊維(ACF)12aにより近い位置で前記水15中に前記マイクロバブル24を発生させることができる。この結果、前記水供給ライン25上での前記マイクロバブル24の減少分を抑制することができると共に、前記水供給ライン25上において前記マイクロバブル24同士が合体して大きくなるのを回避することができる。
更に、前記水供給部である前記スプレーノズル30の出口部分において圧力低下によって前記マイクロバブル24を発生させることにより、発生する前記マイクロバブル24の気泡径を小さくすることができる。
また、水供給部には前記スプレーノズル30に限定されるものではなく、例えば前記直進式ノズル40、前記回転式ノズル50等のいずれであってもよい。
本実施例によれば、前記マイクロバブル24の減少が抑制され、気泡径のより小さい前記マイクロバブル24を前記活性炭素繊維(ACF)12aに供給することができるため、前記排ガス11中の微粒子(煤塵、SO3ミスト)の除去率が安定すると共にその除去率が向上し、煙突出口から排出される排煙からの紫煙の低減又は消滅を図ることができる。
本発明にかかるガス浄化装置は、例えば石炭等の硫黄分を含む排ガスのみならず、その他の有害煤塵や有害ミストを含む排ガスを浄化することができる。又、フィルタとして活性炭素繊維を用いることにより、その化学的な触媒酸化作用により、SO2や重金属(水銀、砒素等)等の有害成分の吸着除去を効率良く行うことができる。
ここで、本発明による実施例に係るガス浄化装置を用いた排ガスを処理する排煙脱硫システムについて、図10を参照して説明する。
図10に示すように、本実施例にかかる排煙脱硫システムは、蒸気タービンを駆動する蒸気を発生させるボイラ100と、該ボイラ100からの前記排ガス11中の煤塵を除去する集塵機101と、除塵された前記排ガス11をガス浄化装置112内に供給する押込みファン102と、前記ガス浄化装置112に供給する前に前記排ガス11を冷却すると共に増湿を行う増湿冷却装置103と、前記繊維状フィルタ12が挿入された枠体を複数収納したパッケージ47−1、47−2を2段内部に配設し、前記ガス浄化装置112下部側壁の導入口112aから前記排ガス11を供給すると共に、上方から前記水15を供給して、前記排ガス11中のSOxを希硫酸(H2SO4)121へ脱硫反応させると共にSO3ミストを捕集するガス浄化装置112と、頂部の排出口112bから脱硫された浄化ガス23を外部へ排出する煙突104と、ガス浄化装置112からポンプ110を介して希硫酸(H2SO4)121を貯蔵すると共に石灰スラリー111を供給して石膏を析出させる石膏反応槽113と、石膏を沈降させる沈降槽(シックナー)114と、石膏スラリー115から水分を排水(濾液)118として除去して石膏116を得る脱水器117とを備えてなる。なお、ガス浄化装置112から排出される浄化された浄化ガス23を排出するラインには必要に応じてミストエリミネータ105を介装し、ガス中の水分を分離するようにしてもよい。
ここで、上記ボイラ100では、例えば、火力発電設備の図示しない蒸気タービンを駆動するための蒸気を発生させるために、石炭や重油等の燃料fが炉で燃焼されるようになっている。ボイラ100の排ガス11には硫黄酸化物(SOx)が含有され、排ガス11は図示しない脱硝装置で脱硝されてガスヒータで冷却された後に集塵機101で除塵されている。
そして、ガス浄化装置112において所定量の前記水15を供給しつつ前記排ガス11中の脱硫を効率良く行うことができる。
この排ガス浄化システムでは、ガス浄化装置112で得られた希硫酸121に石灰スラリー111を供給して石膏スラリー115を得た後、脱水して石膏116として利用するものであるが、脱硫して得られた希硫酸121をそのまま硫酸として使用するようにしてもよい。その場合には、希硫酸121を濃縮する濃縮槽を設けるようにしてもよい。
また、本実施例ではボイラ100からの前記排ガス11を例示したが本発明の浄化対象となる排ガスはこれに限定されるものではなく、ガスタービン、エンジン、ガス化炉及び各種焼却炉から排出されものとしてもよい。
以上のように、本発明に係る排ガス浄化装置は、水に気泡を混入させる気泡混入部を有する構成とし、活性炭素繊維(ACF)間に水が溜まるのを抑制することができるため、排ガス中の微粒子(煤塵、SO3ミスト)の除去率が安定すると共にその除去率が向上し、粒子(煤塵、SO3ミスト)の効率的な除去に用いて適している。
実施例1に係るガス浄化装置を示す断面図である。 スプレーノズルの拡大図である。 繊維間の空隙にたまった水を除去する様子を示す説明図である。 気泡混入部の別の例を示す図である。 実施例2に係るガス浄化装置の構成を示す断面図である。 直進式ノズルの拡大図である。 実施例3に係るガス浄化装置の構成を示す断面図である。 回転式ノズルの拡大図である。 実施例4に係るガス浄化装置の構成を示す断面図である。 本発明による実施例に係るガス浄化装置を用いた排ガスを処理する排煙脱硫システムの説明図である。 従来のガス浄化装置の構成を示す概念図である。 排ガス中の微粒子の脱硫除去メカニズムを示す説明図である。
符号の説明
10A、10B、10C、10D ガス浄化装置
11 排ガス
12 フィルタ
12a ACF(活性炭素繊維)
13 水タンク
14 水ポンプ
15 水
16 散水
17 散水ノズル
18 装置本体
18a ガス入口部
18b ガス出口部
19 SO3ミスト
20 希硫酸(H2SO4
21 二酸化硫黄(SO2
22 三酸化硫黄(SO3
23 浄化ガス
24 マイクロバブル
25 水供給ライン
30 スプレーノズル
30a ノズル孔
31A、B 気泡混入部
33 水循環ライン
34 循環ポンプ
40 直進式ノズル
40a ノズル孔
50 回転式ノズル
50a ノズル孔
60 空気
61 空気供給部
62 加圧ポンプ
63 気泡溶解部

Claims (8)

  1. 排ガス中の硫黄酸化物等の煤塵又はミストを捕集する活性炭素繊維で形成される繊維状フィルタと、
    前記繊維状フィルタの上方から前記繊維状フィルタに硫酸生成用の水を供給する水供給部とを具備してなるガス浄化装置において、
    前記水に気泡を混入させる気泡混入部を有してなることを特徴とするガス浄化装置。
  2. 請求項1において、
    前記水供給部が、スプレーノズル、直進式ノズル又は回転式ノズルのいずれかであることを特徴とするガス浄化装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記気泡混入部が、空気を供給するための空気供給部と、前記水に前記空気を溶解させる気泡溶解部と、前記気泡溶解部内を加圧し前記水への前記空気の溶解を促進させる加圧ポンプとを有してなることを特徴とするガス浄化装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つのガス浄化装置を用いて、
    前記排ガスがボイラ、ガスタービン、エンジン又は各種焼却炉のいずれかから排出されるガスであり、前記排ガス中の煤塵を除去する煤塵除去手段を備えてなることを特徴とするガス浄化システム。
  5. 活性炭素繊維で形成される繊維状フィルタの繊維間に水が溜まっている状態において、 気泡が混入された水を前記繊維状フィルタに散水し、
    前記繊維状フィルタの繊維間に溜まっている水の中に前記気泡が混入された水を侵入させ、
    複数の気泡同士が合体することにより気泡を増大させ、
    増大した気泡により前記繊維状フィルタの繊維間に溜まっている水を前記繊維間から排除することを特徴とするフィルタの水排除方法。
  6. 請求項1乃至3のいずれか一つのガス浄化装置を用いて、前記繊維状フィルタの繊維間に溜まっている水を前記繊維間から排除することを特徴とするフィルタの水排除方法。
  7. 活性炭素繊維で形成される繊維状フィルタの繊維間に水が溜まっている状態において、 前記気泡が混入された水を前記繊維状フィルタに散水し、
    前記繊維状フィルタの繊維間に溜まっている水の中に前記気泡が混入された水を侵入させ、
    複数の気泡同士が合体することにより気泡を増大させ、
    増大した気泡により前記繊維状フィルタに溜まっている水を前記繊維間から排除し、
    排ガス中の硫黄酸化物等の煤塵又はSO3ミストを捕集すると共に、SO2を除去することを特徴とする排ガス処理方法。
  8. 請求項1乃至3のいずれか一つのガス浄化装置を用いて、排ガス中の硫黄酸化物等の煤塵又はSO3ミストを捕集すると共に、SO2を除去することを特徴とする排ガス処理方法。
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