JP2009219999A - 排煙処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】吸収塔の前流側に配置されるガス洗浄塔において排ガス中の微量成分の除去率を高めることができる排煙処理装置を提供すること。
【解決手段】ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガス中のSOxを除去する吸収塔7の上流側の比較的大きな容量の空塔室1aに流入し、その後、下向きの排ガス流れを形成するための狭い流路からなる喉部1bを通り、その下側に設けられた比較的大きな容量の循環タンク1cに供給される。喉部1bの下流側にある循環タンク1cのガス流路拡大部に液再分散板6を設け、液再分散板6から再分散された液は容易に塔壁に衝突せず、循環タンク1cの下方の吸収液溜めに落下するまでの間に排ガスと十分に接触することで、ガス状物質の水銀やフッ素は吸収液に高効率で除去される。また、前記循環タンク1c内の塔拡大部ではガス流速も低下し、ガス流れの圧力損失が低くなる。その結果、排ガス中の煤塵除去と微量成分除去が同時に達成することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガス中のSOxを除去する吸収塔7の上流側の比較的大きな容量の空塔室1aに流入し、その後、下向きの排ガス流れを形成するための狭い流路からなる喉部1bを通り、その下側に設けられた比較的大きな容量の循環タンク1cに供給される。喉部1bの下流側にある循環タンク1cのガス流路拡大部に液再分散板6を設け、液再分散板6から再分散された液は容易に塔壁に衝突せず、循環タンク1cの下方の吸収液溜めに落下するまでの間に排ガスと十分に接触することで、ガス状物質の水銀やフッ素は吸収液に高効率で除去される。また、前記循環タンク1c内の塔拡大部ではガス流速も低下し、ガス流れの圧力損失が低くなる。その結果、排ガス中の煤塵除去と微量成分除去が同時に達成することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガス中の水銀(Hg)等の微量成分を低減する排煙処理装置に関するものである。
従来、火力発電所等のボイラなどから排出される排ガスの処理は、排ガス中の煤塵、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)の処理が主であったが、近年の環境に対する関心の高まりから、排ガス中に含まれる極めて微量な成分(水銀に代表される重金属、及びフッ素等のハロゲンガス)も除去すべき対象となり得る。
図5は、石炭焚きボイラの排煙処理設備において脱硫吸収塔7の上流側にベンチュリー型のガス洗浄塔1を設置した二段脱硫システムの一例を示したものである。石炭焚きボイラから排出される排ガスは、図示していない脱硝装置、煤塵除去装置においてNOx及び煤塵が除去された後、図5に示したガス洗浄塔1に導入される。
ガス洗浄塔1に導入される排ガスは一旦比較的大きな容量の空塔室1aに流入し、その後、下向きの排ガス流れを形成するための狭い流路からなる喉部1bを通り、その下側に設けられた比較的大きな容量の循環タンク1cに供給される。ガス洗浄塔1の喉部1bにはガス洗浄用の水を排ガスに向けて噴霧するためのスプレノズル4が設けられている。
また、ガス洗浄塔1の出口ダクト1dから排煙脱硫装置の吸収塔7に煤塵とガス状物質の水銀やフッ素を除去した排ガスが導入される。吸収塔7には石灰石スラリからなる吸収液がスプレノズル8から吸収塔7に導入される排ガス中に噴霧され、排ガス中の煤塵が除去される。排ガス中の硫黄酸化物を吸収した石灰石スラリは吸収塔7の下部に設けられた吸収液溜め部7aに落下して該溜め部7aの側壁に設けられた循環配管7bからスプレノズル8に循環ポンプ9により繰り返し循環供給されることで、石灰石スラリからなる吸収液へのSOxの吸収率を高める。
前記ガス洗浄塔1の主な目的は、煤塵除去装置で除去しきれなかった微細な煤塵の除去であるが、該ガス洗浄塔1は排ガスが最初に水により洗浄される装置であり、煤塵除去に加えて排ガス中の微量成分も除去される。例えば、特開平8−131764号公報には、石灰石スラリを噴霧して排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去する吸収塔の前流側に除塵塔を設け、該除塵塔内に硫酸アルミニウムなどのフッ素固定剤を添加することで排ガス中に含まれ、分解が難しいホウフッ化物イオン(BF4 -)を分解する方法が記載されている。
また、特開2003−260326号公報には上流側から流入する高炉からのダストを含む排ガスをベンチュリー管に導き、該ベンチュリー管に設けた複数の洗浄ノズルから霧化状の水を噴霧して排ガスを水飽和状態にして可変スロートを通過させて減圧させて微細な水滴を析出させることで、この水滴にダストを捕集させ、これをデミスタで篩いにかける発明が開示されている。
さらに、特開2001−293330号公報には排ガスを上方から導入する筒状の吸収塔内に下向きの傾斜板を複数設け、該複数の傾斜板に向けて上側から吸収液を流下させ、該流下する流れが乱れる吸収液に排ガスを接触させることで液滴を微細化して排ガス中の微粒成分を吸収液中に分散させて脱硫性能を高めるという発明が開示されている。
特開平8−131764号公報(図1)
特開2003−260326号公報(図1、図4)
特開2001−293330号公報
上記特許文献1記載の方法は吸収塔の前流側の除塵塔内で排ガス中のホウ素やフッ素成分を分解除去する化学的な方法であり、除去対象成分に応じて使用する薬品、反応条件を変更する必要があり、本発明のように物理的に排ガス中の水銀成分、フッ素成分などを高率で除去する方法とは異なる。また、特許文献2記載の方法は、高炉からの粒子を多量に含む排ガスから前記粒子を篩いにより除去するための装置であり、本発明の対象であるボイラ等の火炉に比べて量が少なく、サイズも小さい微粒子を高率除去することは念頭にない。さらに、特許文献3記載の方法は、吸収液を上方から多段の傾斜板上に流下させる方法により、吸収液を噴霧する方法に比較して吸収液循環ポンプの動力を節約できるという方法であり、吸収液中の水銀成分、フッ素成分などの微量成分を高率で除去する方法ではない。
これに対して、本発明の課題は、吸収塔の前流側に配置されるガス洗浄塔において排ガス中の微量成分の除去率を高めることができる排煙処理装置を提供することである。
本発明の上記課題は、次の解決手段により解決される。
請求項1記載の発明は、ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガス中の有害物質を除去する湿式排煙脱硫装置を含む排煙処理装置であって、湿式排煙脱硫装置の上流側にベンチュリー型の喉部を備えたガス洗浄塔を設け、該洗浄塔の喉部に吸収液噴霧部、前記喉部の下流側にガス流路拡大部、及び該ガス流路拡大部に液再分散板をそれぞれ設けた排煙処理装置である。
請求項1記載の発明は、ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガス中の有害物質を除去する湿式排煙脱硫装置を含む排煙処理装置であって、湿式排煙脱硫装置の上流側にベンチュリー型の喉部を備えたガス洗浄塔を設け、該洗浄塔の喉部に吸収液噴霧部、前記喉部の下流側にガス流路拡大部、及び該ガス流路拡大部に液再分散板をそれぞれ設けた排煙処理装置である。
請求項2記載の発明は、液再分散板をガス流れ方向に対して多段に配置し、各分散板がガス流路の一部分を覆う配置とする請求項1記載の排煙処理装置である。
請求項3記載の発明は、液再分散板の一部を他の液再分散板よりも短くした請求項2記載の排煙処理装置である。
請求項4記載の発明は、ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガス中の有害物質を除去する湿式排煙脱硫装置を含む排煙処理装置であって、湿式排煙脱硫装置の上流側にベンチュリー型の喉部を備えたガス洗浄塔を設け、該洗浄塔の喉部に吸収液噴霧部、該洗浄塔の喉部の下流側にガス流路拡大部、及び該ガス流路拡大部の下流側にガス洗浄塔出口部をそれぞれ設け、該ガス流路拡大部とガス洗浄塔出口部の間の流路に樋を設置した排煙処理装置である。
請求項1記載の発明によれば、ガス洗浄塔の喉部に設けた吸収液噴霧部から吸収液(水)を排ガスに向けて噴霧し、液再分散板を喉部ではなく、その下方の循環タンク内の塔拡大部に設置することで、液再分散板上を流下して再分散された吸収液は容易に塔壁に衝突せず、循環タンクの下方の吸収液溜めに落下するまでの間に排ガスと十分に接触するので、ガス状物質の水銀やフッ素は吸収液に高効率で除去される。また、前記循環タンク内の塔拡大部ではガス流速も低下し、ガス流れの圧力損失が低くなる。その結果、排ガス中の煤塵除去と微量成分除去が同時に達成することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、液再分散板をガス流れ方向に対して多段に配置し、各分散板が塔幅全体を覆うのではなく、一部分とすることで排ガスが流れる空間を確保することで圧力損失の低下を図りながら排ガス中の煤塵除去と微量成分除去効果がさらに確実に行える。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、排ガスの圧力損失が増大しないように調節することができる。
請求項4記載の発明によれば、ガス洗浄塔の喉部の吸収液噴霧部から排ガスに向けて噴霧された吸収液(水)は、ガス洗浄塔出口部に流れ落ちる液滴は樋により一旦保持され、出口部の近傍両サイドからガス流れを避けて塔拡大部の壁面から循環タンク内に落下するため、ガス流れの圧力損失の低下を図りながら排ガス中の煤塵除去と微量成分除去が達成できる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は本実施例の排煙処理システムにおける石灰石・石膏法湿式脱硫装置の吸収塔7の上流側にベンチュリー型のガス洗浄塔1を設け、かつ該ガス洗浄塔1の喉部1bの下部に液再分散板6を設けた脱硫システムを示している。
図1は本実施例の排煙処理システムにおける石灰石・石膏法湿式脱硫装置の吸収塔7の上流側にベンチュリー型のガス洗浄塔1を設け、かつ該ガス洗浄塔1の喉部1bの下部に液再分散板6を設けた脱硫システムを示している。
図1において、ガス洗浄塔1は、主に煤塵除去装置(図示せず)で除去しきれなかった細かな煤塵の除去を目的として設置されており、排ガスが一旦比較的大きな容量の空塔室1aに流入し、その後、下向きの排ガス流れを形成するための狭い流路からなる喉部1bを通り、その下側に設けられた比較的大きな容量の循環タンク1cに供給される。
ガス洗浄塔1の喉部1bにはガス洗浄用の吸収液(水)を排ガスに向けて噴霧するためのスプレノズル4が設けられている。
スプレノズル4から噴霧された吸収液(水)はガス洗浄塔1に導入される排ガス中の煤塵と衝突して排ガス中の煤塵を除去する。その後、循環タンク1cに落下した吸収液はガス洗浄塔1の側面に設けた循環配管2からスプレノズル4に循環供給され、再びスプレノズル4から噴霧される。
スプレノズル4から噴霧された吸収液(水)はガス洗浄塔1に導入される排ガス中の煤塵と衝突して排ガス中の煤塵を除去する。その後、循環タンク1cに落下した吸収液はガス洗浄塔1の側面に設けた循環配管2からスプレノズル4に循環供給され、再びスプレノズル4から噴霧される。
循環配管2には循環ポンプ3が設置されているので、循環配管2内の吸収液(水)の循環流はスプレノズル4から排ガスに向けて噴霧される。このとき、スプレ液滴は下向きに流れる排ガスとの相対速度を高めて排ガス中の固体の煤塵を高効率で除去するために水平方向に噴霧される。水平方向に噴霧された該スプレ液滴は、直ちに喉部1bの対向壁に衝突し、壁面を伝って洗浄塔1の下方に流れる。
一方、ガス洗浄塔1に導入される排ガス中の水銀やフッ素といった微量成分の形態はガス状である。固体の煤塵が液滴との慣性衝突によって液滴中に包含され瞬間的に除去される現象と異なり、ガス状物質は液滴へのガス吸収によって除去されるため液滴との十分な接触時間が必要であり、喉部1bの対向壁にすぐさま衝突する吸収液の水平方向噴霧は必ずしも適切ではない。これを補うため、図1の実施例では液再分散板6を喉部1bの下方に設置してある。
喉部1bの対向壁に衝突し、該対向壁を下方に流れるスプレ液滴は液再分散板6によって、再びガス洗浄塔1内に分散される。液再分散板6を洗浄塔1の喉部1bではなく、その下方の循環タンク1c内の塔拡大部に設置することで、液再分散板6から再分散された吸収液は容易に塔壁に衝突せず、循環タンク1cの下方の吸収液溜めに落下するまでの間に排ガスと十分に接触する。
これによって、ガス状物質の水銀やフッ素は吸収液に高効率で除去される。また、前記循環タンク1c内の塔拡大部ではガス流速も低下し、液再分散板6が循環タンク1cの内側に張り出していてもガス流れの圧力損失が低い。したがって、図1に示したガス洗浄塔1は、喉部1bから水平方向に噴霧されたスプレ液滴によって煤塵が慣性衝突作用で瞬間的に除去され、かつ、喉部1bの下方に設置した液再分散板6によってガス状の微量成分を高効率で除去することができる。
ガス洗浄塔1の出口ダクト1dから排煙脱硫装置の吸収塔7に煤塵とガス状物質の水銀やフッ素を除去した排ガスが導入される。吸収塔7では石灰石スラリからなる吸収液がスプレノズル8から吸収塔7に導入される排ガス中に噴霧され、排ガス中の煤塵が除去される。石灰石スラリは吸収塔7の下部に設けられた吸収液溜め部7aに落下して該溜め部7aの側壁に設けられた循環配管7bからスプレノズル8に循環ポンプ9により供給されることで、石灰石スラリからなる吸収液への排ガス中の硫黄酸化物の吸収が行われる。
図2にはガス洗浄塔1の喉部1bを中心とした斜視図を示す。図2には液再分散板6を多段とし、かつ各段の分散板6の幅は塔幅全体の一部分とした実施例を示す。
液再分散板6の長さは、ガス洗浄塔1の中央部に液が再分散されるように塔中央に対して長く張り出していたほうが良い。ただし、液再分散板6の長さが長過ぎるとガス流れを阻害し、排ガスの圧力損失増大の原因となる。図2に示した実施例においては、液再分散板6をガス流れ方向に多段に配置し、かつ各分散板6が塔幅全体を覆うのではなく、一部分とすることで排ガスが流れる空間を確保し、圧力損失の低下を防いでいる。
液再分散板6の長さは、ガス洗浄塔1の中央部に液が再分散されるように塔中央に対して長く張り出していたほうが良い。ただし、液再分散板6の長さが長過ぎるとガス流れを阻害し、排ガスの圧力損失増大の原因となる。図2に示した実施例においては、液再分散板6をガス流れ方向に多段に配置し、かつ各分散板6が塔幅全体を覆うのではなく、一部分とすることで排ガスが流れる空間を確保し、圧力損失の低下を防いでいる。
図3のガス洗浄塔1の喉部1bを中心とした斜視図に示す実施例は、液再分散板6を多段とし、かつ各段の分散板6の幅は塔幅全体の一部分とし、かつ一部の分散板6の長さを他の分散板6に対して短くした実施例である。
排ガス中の微量成分除去率よりも排ガスの圧力損失増大がないようなガス洗浄塔1が必要である場合があるが、図3に示す実施例では、各段で液再分散板6の長さを変更することにより排ガスの圧力損失を調節することが可能となる。
排ガス中の微量成分除去率よりも排ガスの圧力損失増大がないようなガス洗浄塔1が必要である場合があるが、図3に示す実施例では、各段で液再分散板6の長さを変更することにより排ガスの圧力損失を調節することが可能となる。
図4のガス洗浄塔1の喉部1bを中心とした斜視図に示す実施例は、ガス洗浄塔1の出口ダクト1dの上部に液再分散板6の代わりに樋11を設置した実施例である。ガス洗浄塔1の出口ダクト1dの上部に液再分散板6が無い従来技術においても、また、図1〜3で示した本発明の実施例の構成においても、出口ダクト1dに導入される排ガス流れを遮るように液滴が流れ落ちる。このとき、排ガスの圧力損失の増大が発生する。図4に示す実施例においては、出口ダクト1dの上部に樋11を設置し、出口ダクト1dに流れ落ちる液滴を一旦保持し、出口ダクト1dの近傍のサイドからガス流れを避けて循環タンク1c内に落下させることにより圧力損失の低下を図ることができ、同時に排ガス中の煤塵除去と微量成分除去を行うことができる。
ガス状で存在するHg及びFの除去に好適なガス洗浄塔は産業上の利用可能性が高い。
1 ガス洗浄塔 1a 空塔室
1b 喉部 1c 循環タンク
1d 出口ダクト 2 循環配管
3 循環ポンプ 4 スプレノズル
6 液再分散板 7 吸収塔
7a 吸収液溜め部 7b 循環配管
8 スプレノズル 9 循環ポンプ
11 樋
1b 喉部 1c 循環タンク
1d 出口ダクト 2 循環配管
3 循環ポンプ 4 スプレノズル
6 液再分散板 7 吸収塔
7a 吸収液溜め部 7b 循環配管
8 スプレノズル 9 循環ポンプ
11 樋
Claims (4)
- ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガス中の有害物質を除去する湿式排煙脱硫装置を含む排煙処理装置であって、
湿式排煙脱硫装置の上流側にベンチュリー型の喉部を備えたガス洗浄塔を設け、該洗浄塔の喉部に吸収液噴霧部、前記喉部の下流側にガス流路拡大部、及び該ガス流路拡大部に液再分散板をそれぞれ設けたことを特徴とする排煙処理装置。 - 液再分散板をガス流れ方向に対して多段に配置し、各分散板がガス流路の一部分を覆う配置とすることを特徴とする請求項1記載の排煙処理装置。
- 液再分散板の一部を他の液再分散板よりも短くしたことを特徴とする請求項2記載の排煙処理装置。
- ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガス中の有害物質を除去する湿式排煙脱硫装置を含む排煙処理装置であって、
湿式排煙脱硫装置の上流側にベンチュリー型の喉部を備えたガス洗浄塔を設け、該洗浄塔の喉部に吸収液噴霧部、該洗浄塔の喉部の下流側にガス流路拡大部、及び該ガス流路拡大部の下流側にガス洗浄塔出口部をそれぞれ設け、該ガス流路拡大部とガス洗浄塔出口部の間の流路に樋を設置したことを特徴とする排煙処理装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
- 2008-03-14 JP JP2008066358A patent/JP2009219999A/ja not_active Withdrawn
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