JP2007222367A - 美容パック用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 より簡易にリンパ液や血液の流通を促進することによって美容効果を一層高めることができる美容パック用シートを実現する。
【解決手段】 シート材10により、顔面を被覆するための、略卵形状に形成された顔面被覆部12と、オトガイの下面部を被覆するための、台形状に形成された顎下被覆部16とを形成する。顔面部の皮下組織中に存在するリンパ管の位置に相応して、顔面被覆部12の表面部に、半球状に形成された多数の突起部11を突設する。オトガイ下面部の皮下組織中に存在するリンパ管の位置に相応して、半球状に形成された多数の突起部11を、顎下被覆部16に突設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は美容パック用シートに関する。具体的には、美容用パックとして肌に貼着して用いられるシートであって、より簡易にリンパ液や血液の流通を促進することによって美容効果を一層高めることができる美容パック用シートを提供せんとするものである。
従来より、とくに女性の間で、顔面の美容を目的として、顔面に貼着して使用するシートタイプのパックが用いられている。このシートタイプのパックでは、綿紙、軟質のプラスチックなどの素材からなるシート材が用いられ、その平面形状は、顔面形状に合わせて略卵形状に形成されている。
そこで、このような美容パック用シートを使用する場合は、その素材が綿紙であれば、シート材に化粧水・美容液などを含浸させたうえで、顔面に当接させて貼着する。この顔面への貼着状態を一定時間にわたって継続すると、化粧水・美容液などに含まれる有効成分が肌に吸収される。同時に、その間、顔面の肌が外気から遮断されることから、皮膚の温度が上昇する結果、血行が促進されて血液循環がよくなり、新陳代謝が活発化する。また、皮膚の角質層中に水分を取り込むことにより肌を保湿する。さらに、シート材を顔面より剥がすときに、毛穴や肌の溝に詰まった汚れが、シート材に付着して除去されることになる。
ここで、人体には、表皮層に続く真皮層の下の皮下組織中に、リンパ管が張り巡らされている。このリンパ管の中を流れるリンパ液は、細胞からの老廃物や外部からの細菌や異物を、尿を介して体外に排出する作用を有している。
このようなリンパ管は、顔面部の皮下組織中にも存在する。しかし、顔面部の皮下組織中に存在するリンパ管のリンパ液の流れが悪くなると、老廃物の体外への排出が円滑に行われなくなり、肌荒れやしわなどの原因となる。また、水分が溜まって顔面にむくみが生ずることもある。したがって、外部より皮下組織中に存在するリンパ管に刺激を与えてリンパ液の流れを良くすれば、老廃物の体外への排出が円滑に行われるようになり、肌荒れ・しわなどを抑えることが可能となる。
他方、漢方医学では、人体には「経絡」と呼ばれる気の通り道があり、この経絡に沿って多数のつぼが存在するとされ、つぼを刺激することにより血行が促進されるとされている。この経絡は顔面部にも通っており、ここに存在するつぼを刺激すれば、顔面部の血行が促進されて、美容効果がより高められることになる。
そこで、従来は、つぎのような手順で美容パック用シートと顔面マッサージとの双方による効果を得ていた。
1)まず、洗顔をする。
2)ついで、化粧水などを含浸させたシート材を顔面に貼着する。
3)一定時間経過した後、シート材を剥がしてから顔面にマッサージ用クリームを塗布して顔面にハンド・マッサージを施す。
4)ハンド・マッサージが完了したならば、顔面よりマッサージ用クリームを拭き取る。
5)マッサージ用クリームを拭き取ったならば、顔面に乳液を塗布する。
しかしながら、従来行われていた方法により、美容パック用シートと顔面マッサージとの双方による効果を得ようとすると、従うべき手順が多いことによる煩わしさを伴う、という解決すべき課題があった。
そこで、上記課題に照らし本願発明者が鋭意考究した結果、本発明はなされたものである。そのために、本発明では、美容パックに用いられるシート材の表面部に、皮下組織中に存在するリンパ管の位置に相応するようにして多数の突起部を突設するようにした。
また、シート材の表面部に、人体の経絡に沿うつぼの位置に相応するようにして多数の突起部を突設するようにもした。
本発明によるならば、顔面に貼着したシート材に手の指や手のひらを押し当ててさすりあるいは押圧すれば、シート材に設けた突起部が、皮下組織中に存在するリンパ管に刺激を与える結果、皮膚表面からは浅い皮下組織中に存在するリンパ管のリンパ液の流れが良くなるので、老廃物の体外への排出が円滑に行われるようになり、肌荒れやしわなどをより抑えることが可能となる。同様に、シート材に設けられた突起部が、人体の経絡に沿うつぼに刺激を与えるので、血行が促進されて美容効果がより高められることになる。
すなわち、本発明によれば、従来例におけるように、顔面に貼着したシート材を剥がしてから、顔面にマッサージ用クリームを塗布してハンド・マッサージを行い、その後マッサージ用クリームを拭き取る、という手順が不要となり、顔面マッサージがより簡易に行えるようになる。したがって、本発明によりもたらされる効果は、極めて大きい。
本発明では、顔面、オトガイ(下顎)の下面部あるいは頸部に貼着させるシート材の表面部に、皮下組織中に存在するリンパ管または人体の経絡に沿うつぼの位置に相応するように多数の突起部を突設する。以下、実施例により詳しく説明する。
本発明の実施例1の構成を、図1に示し説明する。ここで、図1は、本実施例における美容パック用シートの構成を示す平面図である。
図1において、10は、パックとして顔面の皮膚に貼着される、ここでは綿紙を素材とするシート材である。このシート材10は、顔面を被覆する、略卵形状に形成された顔面被覆部12と、オトガイの下面部を被覆する、台形状に形成された顎下被覆部16とからなっている。
また、シート材10の顔面被覆部12には、両眼の視界を確保するための2つの楕円状の打抜空部13a,13bと、鼻呼吸を確保するための台形状の打抜空部14と、口呼吸を確保するための長楕円状の打抜空部15とが、それぞれ設けられている。
さらに、シート材10の顔面被覆部12の縁部4箇所に、V字状の切欠き17a〜dが設けられている。これらの切欠き17a〜dは、曲面により形成される顔面にシート材10を貼着する場合に、シート材10全体がしわがよらずに顔面に密着するようにするための逃げしろとなっている。
以上の構成に加えて、シート材10には、本発明の特徴である多数の突起部11が突設されている。これらの突起部11は、それぞれ列をなしており、各列は、図2(a)の破線で示す顔面部の皮下組織中の各リンパ管L、および図2(b)の破線で示すオトガイ下面部の皮下組織中のリンパ管Lのそれぞれの位置に相応するように配設されている。各リンパ管Lは、両耳の下方の皮下組織中に存在する耳介リンパ節に連なっているので、突起部11の各列は、それぞれ耳介リンパ節に向かうように配するのが好ましい。
このように配設されている突起部11は、図3(a)(断面図)に示すように、半球状に形成されている。この突起部11は、本実施例では、直径Dが3mm、各突起部11間の間隔Sが4mmに設定されているが、本発明は、これに限定されるものではない。また、突起部11は、シート材10と一体成形されているが、シート材の素材がプラスチックであれば、図3(b)に示すように、シート材20にエンボス加工を施して突起部21を形成するようにしてもよい。
さらに、図3(c)に示すように、シート材30に突起部31を接着して設けるようにしてもよい。これによる場合は、突起部31にシート材30とは異なる素材を用いることができ、したがって、突起部31の硬度を自由に設定することができるという利点がある。
また、図3(d)に示すように、シート材40の非顔面側の表面部の、顔面に当接する各突起部41と対称の位置に、突起部42を設けるようにしてもよい。このように構成するならば、非顔面側の突起部42に手を触接させることにより、顔面側の突起部41の位置を確認することができる。この他にも、顔面側の突起部41の位置を確認するための手段としては、非顔面側に突起部42を設ける代わりに、顔面側の突起部41の位置を示す黒点やラインを、非顔面側の表面部に印刷するようにしてもよい。この場合は、鏡を用いることにより顔面側の突起部41の位置を確認することが可能となる。
以上のように構成されたシート材10を使用する場合は、シート材10に化粧水などを含浸させてから、顔面被覆部12(図1)を顔面に押し当てて貼着させた後、顎下被覆部16をオトガイの下面部に押し当てて貼着させる。そこで、シート材10の非顔面側の表面部における突起部11に相応する部位に、手の指や手のひらを押し当ててさすりあるいは押圧することによって、突起部11によりリンパ管Lが位置する顔面の部位に刺激を与える。
リンパ管Lが位置する顔面の部位に刺激が与えられれば、その刺激は、顔面の皮膚表面から浅い皮下組織中に存在するリンパ管Lに充分に伝わり、リンパ管Lのリンパ液の流れが良くなる。その結果、老廃物の体外への排出が円滑に行われるようになり、肌荒れやしわなどを一層抑えることが可能となる。従来例におけるように、顔面に貼着したシート材を剥がした後、顔面にマッサージ用クリームを塗布してハンド・マッサージを施し、その後マッサージ用クリームを拭き取る、という手順が必要でないことになる。
図4は、本発明の実施例2の構成を示している。ここで、図4は、本実施例における美容パック用シートの構成を示す平面図であり、図1における構成要素に対応する構成要素については、同一の符号を付している。以下では、図1に示した実施例1の構成と異なるところを説明する。
図4において、顔面被覆部51には、図5に示す顔面部における経絡に沿うつぼの位置に相応するように、突起部11の各列が配設されている。ここで、本実施例では、両眼および鼻に相応する部位には、部分的に切込みを入れて開閉可能である目蓋被覆部52a,521bおよび鼻被覆部53を有するタイプのシート材50を用い、目蓋被覆部52a,521bには、突起部11を配設している。
また、顎下被覆部54は、実施例1における顎下被覆部16(図1)よりは長尺に形成され、図5に示した頸部における経絡に沿うつぼの位置に相応するように、突起部11の各列が配設されている。その他の構成は、図1に示した実施例1と同じである。
また、使用方法も実施例1と同じであり、シート材50の非顔面側の表面部における突起部11に相応する部位に、手の指や手のひらを押し当てて押圧すれば、突起部11がつぼに刺激を与えることになり、血行が促進されて美容効果がより高められることになる。
以上においては、突起部11として半球状のものを例に挙げて説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、円錐台状に形成されたものであってもよい。また、図6(斜視図)に示すように、シート材60に配する突起部61を、筋状に形成するようにしてもよい。
また、シート材10(図1),50(図4)が、顔面被覆部12,51と、顎下被覆部16,54とからなる場合について説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。シート材が顔面被覆部のみからなる場合にも、本発明は適用され得るものである。
さらには、顔面全体を覆って貼着するシート材10,50について説明したが、本発明は、これに限られるものではない。その他にも、例えば、乾燥しやすい目のまわりのみを被覆する部分パック用のシート材にも、本発明は適用し得るものである。
本発明の実施例1の構成を示す平面図である。 顔面部およびオトガイ下面部の皮下組織中に存在するリンパ管の位置を説明するための説明図である。 図1に示した突起部の構成を示す断面図である。 本発明の実施例2の構成を示す平面図である。 顔面部および頸部に存在する経絡に沿うつぼを説明するための説明図である。 シート材に突設する突起部の他の構成例を示す斜視図である。
符号の説明
10 シート材
11 突起部
12 願面被覆部
13a,13b,14,15 打抜空部
16 顎下被覆部
17a〜17d 切欠き
20 シート材
21 突起部
30 シート剤
31 突起部
40 シート材
41,42 突起部
50 シート材
51 顔面被覆部
52a,52b 目蓋被覆部
53 鼻被覆部
54 顎下被覆部
60 シート材
61 突起部
L リンパ管
P つぼ

Claims (2)

  1. 所定形状のシート材(10)の表面部に、人体の皮下組織中に存在するリンパ管(L)の位置に相応して多数の突起部(11)を突設した美容パック用シート。
  2. 所定形状のシート材(50)の表面部に、人体の経絡に沿うつぼ(P)の位置に相応して多数の突起部(11)を突設した美容パック用シート。
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