JP2007222130A5 - - Google Patents

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耕耘作業機
本発明は、耕耘ロータが回転しながら進行して耕耘作業を行う耕耘作業機に関し、特に、圃場の表面に接して圃場を整地する整地板を備えた耕耘作業機に関する。
このような整地板を備えた耕耘作業機には、特許文献1に記載された代掻機が一般的に知られている。この代掻機70は、図5(背面図)に示すように、耕耘ロータ(文献では砕土体)の上部を覆うカバー71の後端部に上下方向に回動可能に取り付けられた整地板72と、整地板72の左右両端部に上下方向に回動可能に取り付けられて整地作業を行う延長板73と、整地板72及び延長板73の下部に設けられて弾性材料で形成されて整地作業を行う鎮圧板74とを有して構成されている。
整地板72はカバー71の後端部から斜め後方へ延びて後端部が圃場表面に接し、鎮圧板74は弾性変形して圃場表面を下方に付勢しながら圃場表面に沿って延び、整地板72の後端部及び鎮圧板74の底面によって圃場表面が均平に整地される。また、特許文献1には明記されていないが、鎮圧板74の後端部には、鎮圧板74の幅方向に所定間隔を有して配置された複数の切り欠き部75が設けられて、圃場の泥水が鎮圧板74の後方に流出し易いようにしている。なお、鎮圧板74の後端部を、このように構成することは、例えば特許文献2などにより周知の事項である。
実開昭59−55411号公報(図5) 実開昭54−160608号公報
この鎮圧板に設けられた切り欠き部は、その向きが全て代掻機の進行方向に沿った前後方向に延びている。このため、代掻機が前進しながら代掻き作業を行うと、圃場の泥水は代掻機の後方に略真っ直ぐに抜ける。このため、鎮圧板の幅方向両端部においても、泥水は代掻機の後方側に真っ直ぐに流れ、この泥水が鎮圧板の中央部側へ流れることはない。
従って、鎮圧板の幅方向端部が既に代掻きが行われた処理済みの圃場の端部と重ね合うように、代掻機によって隣接する未処理の圃場を代掻きすると、圃場条件によっては泥水が鎮圧板の幅方向端部から側方に押し出され、これに伴って未処理の圃場に存在する藁等が処理済みの圃場の重ね合わせ部分に押し流されて、きれいに整地された重ね合わせ部分がきたなくなり、圃場表面の全てを均平に整地することができないという問題が発生する。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、圃場表面の全てを均平に整地することができる耕耘作業機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の耕耘作業機(例えば、実施形態における代掻機1,1')は、走行機体の後部に装着され、該走行機体から伝達される動力によって回転する耕耘ロータと該耕耘ロータの進行方向後側に回動可能に支持された第一整地板(例えば、実施形態における第1整地板15,第1延長整地板32)と該第一整地板の後端部に回動可能に支持された第二整地板(例えば、実施形態における第2整地板16、第2延長整地板33)とを備え、耕耘ロータが回転しながら走行機体の走行とともに進行して耕耘作業をするとともに、第一整地板及び第二整地板によって圃場表面を整地する耕耘作業機において、第二整地板の後端部に平面視において前後方向に延びる切り欠き部を設け、切り欠き部のうち、第二整地板の幅方向端部側における切り欠き部は第二整地板の中央部側に傾けて設けてあることを特徴とする。
この発明によれば、第二整地板の後端部に設けられた切り欠き部は、平面視において第二整地板の中央部側に傾いて前後方向に延びることにより、切り欠き部から流れ出る圃場の泥水を第二整地板の中央部側に流すことができる。このため、中央部側に傾いて前後方向に延びる切り欠き部を第二整地板の幅方向端部に設けると、この端部から後方側へ抜ける泥水を第二整地板の中央部側に流すことができる。その結果、第二整地板の幅方向端部が既に耕耘作業が行われた処理済みの圃場の端部と重ね合うようにして、代掻機によって隣接する未処理の圃場を耕耘すると、泥水は第二整地板の幅方向端部から内側斜め後方に流出し、処理直後の圃場に存在する藁等は第二整地板の幅方向内側に押し戻される。このため、処理済みの圃場の重ね合わせ部分に藁等が入り込むことがなく、きれいに整地された重ね合わせ部分の状態を維持することができ、圃場表面の全てを均平に整地することができる。
また本発明は、走行機体の後部に装着され、該走行機体から伝達される動力によって回転する耕耘ロータと該耕耘ロータの進行方向後側に回動可能に支持された第一整地板と該第一整地板の後端部に回動可能に支持された第二整地板とを備え、耕耘ロータが回転しながら走行機体の走行とともに進行して耕耘作業をするとともに、第一整地板及び第二整地板によって圃場表面を整地する耕耘作業機において、第二整地板の後端部に前後方向に延びる切り欠き部を設け、切り欠き部は、第1側辺部と、これよりも第二整地板の中央部側に位置するとともに第1側辺部よりも第二整地板の中央部側に大きく傾く第2側辺部を有して、前後方向に対して左右非対称構造であることを特徴とする。
この発明によれば、第二整地板の後端部に設けられた切り欠き部は、第1側辺部と、これよりも第二整地板の中央部側に位置するとともに第1側辺部より第二整地板の中央部側に大きく傾く第2側辺部を有して、前後方向に対して左右非対称構造にすることにより、切り欠き部内を流れる泥水は第二整地板の中央部側に傾いて流出する。このため、中央部側に傾いて前後方向に延びる切り欠き部を第二整地板の幅方向端部に設けると、この端部から後方側へ抜ける泥水を第二整地板の中央部側に流すことができる。その結果、第二整地板の幅方向端部が既に耕耘作業が行われた処理済みの圃場の端部と重ね合うようにして、代掻機によって隣接する未処理の圃場を耕耘すると、泥水は第二整地板の幅方向端部から内側斜め後方に流出し、処理直後の圃場に存在する藁等は第二整地板の幅方向内側に押し戻される。このため、処理済みの圃場の重ね合わせ部分に藁等が入り込むことがなく、きれいに整地された重ね合わせ部分の状態を維持することができ、圃場表面の全てを均平に整地することができる。
また本発明は、走行機体の後部に装着され、該走行機体から伝達される動力によって回転する耕耘ロータと該耕耘ロータの進行方向後側に回動可能に支持された第一整地板と該第一整地板の後端部に回動可能に支持された第二整地板とを備え、耕耘ロータが回転しながら走行機体の走行とともに進行して耕耘作業をするとともに、第一整地板及び第二整地板によって圃場表面を整地する耕耘作業機において、第二整地板の後端部に上方へ突出する中空の凸部(例えば、実施形態における凸部60',60'’)を設け、凸部は、前後方向に延びる第1側板部と、これよりも第二整地板の中央部側に位置して前後方向に延びる第2側板部と、第1側板部及び第2側板部の上端部間を接続する天板部とを有し、該天板部は第2側板部側が第1側板部側より高くなるように傾いていることを特徴とする。
この発明によれば、第二整地板の後端部に設けた凸部は、第1側板部と、これよりも第二整地板の中央部側に位置する第2側板部と、これらの側板部の上端部間を接続する天板部とを有し、該天板部は第2側板部側が第1側板部側より高くなるように傾いていることにより、凸部内に流入した泥水は、天板部に当たって第二整地板の中央部方向に向いて凸部から流出する。このため、中央部側に傾いて前後方向に延びる凸部を第二整地板の幅方向端部に設けると、この端部から後方側へ抜ける泥水を第二整地板の中央部側に流すことができる。その結果、第二整地板の幅方向端部が既に耕耘作業が行われた処理済みの圃場の端部と重ね合うようにして、代掻機によって隣接する未処理の圃場を耕耘すると、泥水は第二整地板の幅方向端部から内側斜め後方に流出し、処理直後の圃場に存在する藁等は第二整地板の幅方向内側に押し戻される。このため、処理済みの圃場の重ね合わせ部分に藁等が入り込むことがなく、きれいに整地された重ね合わせ部分の状態を維持することができ、圃場表面の全てを均平に整地することができる。
さらに本発明の天板部に、凸部内に流入した圃場の泥水の一部を排出する排出口を設けることを特徴とする。
この発明によれば、天板部に排出口を設けることにより、凸部内に流入した藁等や泥水の一部は排出口を通って排出される。このため、凸部内に入ることができずに溢れ出した藁等や泥水が第二整地板の幅方向端部の側方に流れ出ることがなく、藁等や泥水を耕耘作業機の進行方向後側に確実に流すことができ、耕耘作業の重ね合わせ部分を確実に且つきれいに整地することができる。
本発明に係わる耕耘作業機によれば、第二整地板の後端部に平面視において第二整地板の中央部側に傾いて前後方向に延びる切り欠き部を設けることにより、圃場表面の全てを均平に整地することができる耕耘作業機を提供することができる。
以下、本発明に係る耕耘作業機について、図1〜図4を参照して説明する。尚、本実施形態の耕耘作業機は、トラクタ装着型のサイドドライブ式の代掻機を例にして説明する。なお、説明の都合上、図1(平面図)に示す方向を前後方向及び左右方向として、以下説明する。
代掻機1は、図1に示すように、走行機体90の後部に装着されて走行機体90の走行とともに進行して代掻き作業を行うものであり、左右方向の中央部に配置された作業機本体10と、この左右両端部に上下方向に回動可能に取り付けられた延長作業体30と、延長作業体30の左右方向の外側端部に上下方向に回動可能に取り付けられた補助整地板40とを備え、作業機本体10及び延長作業体30,30によって3分割構造になっている。
作業機本体10の前部には、走行機体90の後部に設けられた3点リンク連結機構に連結される連結部が設けられており、代掻機1は、この連結部によって昇降可能に連結される。また作業機本体10の前部にはギアボックス12が設けられ、走行機体90のPTO軸からの動力がユニバーサルジョイント等の動力伝達手段を介してギアボックス12に伝達されるようになっている。
作業機本体10は、耕耘作業を行うロータリ等の図示省略の耕耘体を有し、この耕耘体の上方がカバー体を兼ねた機枠13によって覆われている。この機枠13の後端部に耕耘体の後方位置に上下方向に回動可能に取り付けられて整地作業を行う略板状の整地体14が設けられている。
整地体14は、機枠13の後端部に前端部が枢結されて上下方向に回動可能な略板状の第1整地板15と、第1整地板15の後端部に前端部が枢結されて上下方向に回動可能な略板状の第2整地板16とを有して構成されている。
左右両側に配設された延長作業体30は、左右対称の構造を有し、作業機本体10の耕耘体の作業幅を側方に延長するロータリ等の図示省略の延長耕耘体と、延長耕耘体の後方位置に上下方向に回動可能に位置して整地作業を行う延長整地体31とを有してなる。延長耕耘体の上方はカバー体を兼ねた延長機枠35によって覆われている。
延長整地体31は、延長機枠35の後端部に上下方向に回動可能に取り付けられて整地作業を行う略板状の部材である。この延長整地体31は延長作業体30の展開姿勢時に整地体14の外端部に接合してこの整地体14と連結され、延長整地体31の折り畳み姿勢時には整地体14の外端部から離反してこの整地体14との接合が解除されるようになっている。
延長整地体31は、延長機枠35の後端部に前端部が枢結されて上下方向に回動可能な略板状の第1延長整地板32と、第1延長整地板32の後端部に前端部が枢結されて上下方向に回動可能な略板状の第2延長整地板33とを有して構成されている。
また延長整地体31の第2延長整地板33の外端部には、前述した補助整地板40が上下方向に回動可能に取り付けられている。この補助整地板40は、第2延長整地板33の表側の外端部に設けられた枢支軸を回動中心として回動可能であり、展開状態時には対応する第2延長整地板33の外側に延びて第2延長整地板33の整地作業を補助し、折り畳んだ状態(不使用状態)時には第2延長整地板33の表面側に折り畳まれて第2延長整地板33と重なった状態となる。なお、前述したように、上記延長整地体31は延長作業体30の展開姿勢時に整地体14の外端部に接合してこの整地体14と連結される。このとき、整地体14における第1整地板15と延長整地体31における第1延長整地板32とで本発明における第一整地板を構成し、整地体14における第2整地板16と延長整地体31における第2延長整地板33と補助整地板40とで本発明における第二整地板を構成することになる。
整地体14の第2整地板16、延長整地体31の第2延長整地板33及び補助整地板40の各後端部には、左右方向に所定間隔を有して配置された切り欠き部が複数設けられている。切り欠き部50は、図2(a)(斜視図)及び図2(b)(背面図)に示すように、平面視において略三角形状であり、第2整地板16、第2延長整地板33及び補助整地板40のそれぞれをプレス加工して形成された凸部60,60',60'’の下部に開口した部分である。つまり、切り欠き部50は背面視において第1側辺部51と第2側辺部52の間の開口部のことである。
本実施態様においては、凸部60,60',60'’は平面視において略三角形状に形成され前後方向に延びる第1側板部61と、これより第2整地板16の中央部側に位置して前後方向に延びる第2側板部62と、これら側板部61,62の各前端部間を接続する第3側板部63と、これら側板部61,62,63の上端部間を接続する天板部64とを有してなる。
第2整地板16及び第2延長整地板33に設けられた凸部60,60'は形状が互いに相違し、第2延長整地板33及び補助整地板40に設けられた凸部60',60'’は形状が略同一である。第2整地板16に設けられた凸部60は、第1側板部61と第2側板部62の各長さが略同一であり、平面視において略二等辺三角形状に形成されている。このため、この凸部60の下部に開口する切り欠き部50は、略二等辺三角形状をなし、一方側の斜辺を形成する第1側辺部51とこれより第2整地板16の幅方向内側に位置して他方側の斜辺を形成する第2側辺部52を有して前後方向に対して左右対称構造である。天板部64は、第2側板部側の高さと第1側板部側のそれが略同一寸法を有して上下方向に対して左右対称構造である。天板部64の中央部には泥水を排出する略三角形状の排出口65が形成されている。
このように、第2整地板16に設けられた切り欠き部50及び凸部60は、前後方向に延び、且つ天板部64の左右両側が同一高さを有する構造であるので、第2整地板16が圃場を前進すると、圃場の泥水は切り欠き部50を通って凸部60内を流れて凸部60から第2整地板16の略真後ろに流出する。
第2延長整地板33に設けられた凸部60'は、第2側板部62の長さが第1側板部61のそれより長く、且つ第2側板部62の延びる方向が第1側板部61のそれより第2整地板16の中央部側に大きく傾き、全体として平面視において第2整地板16の中央部側に傾いて前後方向に延びて、左右非対称構造である。このため、この凸部60'の下部に開口する切り欠き部50は、第2整地板16の中央部側に傾いて前後方向に延びた左右非対称構造であり、一方側を形成する第1側辺部51とこれより第2整地板16の中央部側に位置する他方側の第2側辺部52とを有して形成される。天板部64は、第2側板部側の高さが第1側板部側のそれより大きくなって傾いて上下方向に対して左右非対称構造である。天板部64の中央部には略三角形状の排出口65が形成されている。
このように、第2延長整地板33に設けられた凸部60'及びこの下部に開口する切り欠き部50は、平面視において第2整地板16の中央部側に傾いて前後方向に延び、天板部64は内側が外側より高く構成されているので、第2延長整地板33が圃場を前進すると、圃場の泥水は切り欠き部50を通って凸部60'内を流れて凸部60'から第2整地板16の中央部側に流出する。
また補助整地板40に設けられた凸部60'’及びこの下部に開口する切り欠き部50は、前述した第2延長整地板33に設けられた凸部60'及びこの下部に開口する切り欠き部50と略同様の構造であるので、その説明は省略する。この凸部60''及びこの下部に開口する切り欠き部50を有した補助整地板40が圃場を前進すると、圃場の泥水は切り欠き部50を通って凸部60''内を流れて凸部60''から第2整地板16の中央部側に流出する。なお、凸部60''及びこの下部に開口する切り欠き部50の傾きは、前述した第2延長整地板33に設けられた凸部60'及び切り欠き部50の傾きより大きくしてもよい。
このような凸部60,60',60'’及び切り欠き部50を有した代掻機1が前進すると、図3(平面図)に示すように、圃場の泥水は、第2整地板16の後方では代掻機1の進行方向Aに対して真っ直ぐ後方に流れ、第2延長整地板33及び補助整地板40の後方では第2整地板16の中央部側へ傾いた斜め後方に流れる。このため、補助整地板40若しくは補助整地板40及び第2延長整地板33が既に代掻きが行われた処理済みの圃場Fの端部に重ね合うように、代掻機1によって隣接する未処理の圃場F’を代掻きすると、補助整地板40や第2延長整地板33から後方に流出する圃場の泥水は、第2整地板16の中央部側へ傾いて流出するので、未処理の圃場F’に存在する藁等Wがこの内側斜め後方に流れる泥水によって処理直後の圃場F'の内側に押し戻されて重ね合わせ部分Fpに入り込むことはない。このため、きれいに整地された重ね合わせ部分Fpの状態が維持され、その結果、圃場表面の全てを均平に整地することができる。
なお、前述した実施例(図1)の代掻機1では、第2整地板16の端部に第2延長整地板33を取り付け、さらに第2延長整地板33の端部に補助整地板40を取り付けた構造のものを示したが、図4(平面図)に示すように、第2整地板16の端部に補助整地板40を回動自在に取り付けた構造の代掻機1'でもよい。なお、代掻機1'は、前述した代掻機1と略同様の構造であるので、代掻機1と同一態様部分については同一符号を附してその説明を省略する。この代掻機1’では第2整地板16に設けられた切り欠き部及び凸部60のうち第2整地板16の中間部分に設けたものは前後方向に延び、第2整地板16の左右両端部に設けられたものは第2整地板16の中央部側に傾いている。
このように構成された代掻機1'は、第2整地板16や補助整地板40に設けられた切り欠き部及び凸部60,60'’が第2整地板16の中央部側に傾いているので、前述した代掻機1の場合と同様の効果、即ち圃場の重ね合わせ部分をきれいに整地して、圃場表面の全てを均平に整地することができる。
また図1に示す代掻機1では、第2整地板16に設けられた切り欠き部及び凸部60は全て前後方向に真っ直ぐに延びる場合を示したが、図4に示した第2整地板16のように、第2整地板16の左右方向の真ん中に位置する切り欠き部及び凸部は前後方向に真っ直ぐに延び、端部側の切り欠き部及び凸部を中央部側に傾くように形成してもよい。また、図1及び図4に示す代掻機1、1’において、少なくとも補助整地板40に設けられた切り欠き部及び凸部を第二整地板33の中央部側に傾くように形成してもよい。また、藁等の圃場内へのすき込み性を向上するために、第2整地板16、第2延長整地板33、補助整地板40の少なくともいずれかの底面に前後方向に延びる図示省略の複数のレーキを設けてもよい。さらに第2整地板16の底面にレーキを設けた場合、このレーキを前後方向に延びるとともに、第2整地板16の中央部側に傾斜して設けて、後方に流出する藁や泥水の流れを制御してもよい。
本発明の一実施の形態に係わる代掻機の平面図を示す。 この代掻機の整地板に設けられた切り欠き部及び凸部を示し、同図(a)は切り欠き部及び凸部の斜視図であり、同図(b)は切り欠き部及び凸部の背面図である。 泥水の流れを説明するための代掻機後部の平面図を示す。 本発明の他の実施の形態に係わる代掻機の平面図を示す。 従来の代掻機の背面図を示す。
符号の説明
1,1' 代掻機(耕耘作業機)
15 第1整地板(第一整地板)
16 第2整地板(第二整地板)
32 第1延長整地板(第一整地板)
33 第2延長整地板(第二整地板)
40 補助整地板(第二整地板)
50 切り欠き部
51 第1側辺部
52 第2側辺部
60,60',60'’ 凸部
61 第1側板部
62 第2側板部
64 天板部
65 排出口
90 走行機体

Claims (4)

  1. 走行機体の後部に装着され、該走行機体から伝達される動力によって回転する耕耘ロータと該耕耘ロータの進行方向後側に回動可能に支持された第一整地板と該第一整地板の後端部に回動可能に支持された第二整地板とを備え、前記耕耘ロータが回転しながら前記走行機体の走行とともに進行して耕耘作業をするとともに、前記第一整地板及び前記第二整地板によって圃場表面を整地する耕耘作業機において、
    前記第二整地板の後端部に平面視において前後方向に延びる切り欠き部を設け、前記切り欠き部のうち、前記第二整地板の幅方向端部側における前記切り欠き部は前記第二整地板の中央部側に傾けて設けてあることを特徴とする耕耘作業機。
  2. 走行機体の後部に装着され、該走行機体から伝達される動力によって回転する耕耘ロータと該耕耘ロータの進行方向後側に回動可能に支持された第一整地板と該第一整地板の後端部に回動可能に支持された第二整地板とを備え、前記耕耘ロータが回転しながら前記走行機体の走行とともに進行して耕耘作業をするとともに、前記第一整地板及び前記第二整地板によって圃場表面を整地する耕耘作業機において、
    前記第二整地板の後端部に前後方向に延びる切り欠き部を設け、
    前記切り欠き部は、第1側辺部と、これよりも前記第二整地板の中央部側に位置するとともに前記第1側辺部よりも前記第二整地板の中央部側に大きく傾く第2側辺部を有して、前後方向に対して左右非対称構造であることを特徴とする耕耘作業機。
  3. 走行機体の後部に装着され、該走行機体から伝達される動力によって回転する耕耘ロータと該耕耘ロータの進行方向後側に回動可能に支持された第一整地板と該第一整地板の後端部に回動可能に支持された第二整地板とを備え、前記耕耘ロータが回転しながら前記走行機体の走行とともに進行して耕耘作業をするとともに、前記第一整地板及び前記第二整地板によって圃場表面を整地する耕耘作業機において、
    前記第二整地板の後端部に上方へ突出して中空の凸部を設け、
    前記凸部は、前後方向に延びる第1側板部と、これよりも前記第二整地板の中央部側に位置して前後方向に延びる第2側板部と、前記第1側板部及び前記第2側板部の上端部間を接続する天板部とを有し、該天板部は第2側板部側が第1側板部側より高くなるように傾いていることを特徴とする耕耘作業機。
  4. 前記天板部に、前記凸部内に流入した前記圃場の泥水の一部を排出する排出口を設けることを特徴とする請求項3に記載の耕耘作業機。
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