JP2007221937A - システム同定装置およびそのシステム同定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 可動範囲が限定された負荷の付いた電動機のクーロン摩擦を同定することができるシステム同定装置およびそのシステム同定方法を提供する。
【解決手段】 位置から積分区間を生成する積分区間演算器(101)と、速度を入力し速度絶対値を生成する絶対値演算器(102)と、前記速度絶対値と前記積分区間から速度絶対値積分値を生成する第1定積分器(103)と、前記速度とトルク指令からトルク指令速度乗算値を生成する乗算器(104)と、前記トルク指令速度乗算値と前記積分区間からトルク指令速度積分値を生成する第2定積分器(105)と、前記速度絶対値積分値と前記トルク指令速度積分値からクーロン摩擦同定値を生成する演算器(106)を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機のクーロン摩擦を同定するシステム同定装置およびそのシステム同定方法に関する。
従来技術のシステム同定装置およびそのシステム同定方法は正負対称な速度指令、正負対称な台形波である第1速度指令と前記第1速度指令の振幅のみ増幅した第2速度指令を用いて電動機のクーロン摩擦を同定するものであった。(例えば、特許文献1参照)。
図6は従来技術を示すシステム同定装置の構成である。図6において、601は速度指令発生部、602は速度制御部、603はモデル速度制御部、604は同定部、605は調整部である。以下、図6を用いて従来技術のシステム同定装置の構成および動作を説明する。
速度指令発生部601は速度指令を生成する。速度制御部602は前記速度指令と速度制御変数からトルク指令を生成する。モデル速度制御部603は前記速度指令と調整信号からトルク指令推定値を生成する。同定部604は前記トルク指令と前記トルク指令推定値から前記トルク指令の1階時間積分値と前記トルク指令推定値の1階時間積分値の比によりイナーシャを生成し、正負対象な前記速度指令に対する正転時と逆転時における前記トルク指令の差より一定トルク外乱を算出し、正負対称な台形波である第1速度指令と前記第1速度指令の振幅のみを増幅した速度指令である第2速度指令のそれぞれに対するトルク指令である第1トルク指令と第2トルク指令と前記一定トルク外乱を用いてクーロン摩擦を同定するものであった。
特開平11−46489号公報(第5頁、第1図)
しかしながら、従来技術のシステム同定装置およびそのシステム同定方法は、可動範囲の限定された負荷の付いた電動機のクーロン摩擦同定において同定精度が落ちる問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、可動範囲が限定された負荷の付いた電動機のクーロン摩擦を同定することができるシステム同定装置およびそのシステム同定方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は次のようにしたのである。
請求項1に記載の発明は、速度指令を生成する速度指令発生器と、前記速度指令と速度からトルク指令を生成する速度制御器と、前記トルク指令に応じた電動機電流により電動機を駆動するトルク制御器と、位置検出器が検出した前記電動機の位置から前記速度生成する微分器と、前記速度と前記位置と前記トルク指令から前記電動機のクーロン摩擦同定値を生成するクーロン摩擦同定器と、を有するシステム同定装置において、前記クーロン摩擦同定器は、前記位置から積分区間を生成する積分区間演算器と、前記速度からその入力信号絶対値である速度絶対値を生成する絶対値演算器と、前記速度絶対値と前記積分区間から前記積分区間における前記速度絶対値の定積分値である速度絶対値積分値を生成する第1定積分器と、前記速度と前記トルク指令から前記速度と前記トルク指令の乗算値であるトルク指令速度乗算値を生成する乗算器と、前記トルク指令速度乗算値と前記積分区間から前記積分区間における前記トルク指令速度乗算値の定積分値であるトルク指令速度積分値を生成する第2定積分器と、前記速度絶対値積分値と前記トルク指令速度積分値から前記クーロン摩擦同定値を生成する演算器とを備えることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシステム同定装置において、前記速度指令発生器に換えて、位置指令を生成する位置指令発生器と、前記位置指令と前記位置から速度指令を生成する位置制御器とを備えることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、速度指令を生成する速度指令発生器と、前記速度指令と速度からトルク指令を生成する速度制御器と、前記トルク指令に応じた電動機電流により電動機を駆動するトルク制御器と、位置検出器が検出した前記電動機の位置から前記速度を生成する微分器と、前記速度と前記位置と前記トルク指令から前記電動機のクーロン摩擦同定値を生成するクーロン摩擦同定器と、を有するシステム同定装置のシステム同定方法において、前記クーロン摩擦同定器は、前記位置から積分区間を生成する積分区間演算器と、前記速度からその入力信号絶対値である速度絶対値を生成する絶対値演算器と、前記速度絶対値と前記積分区間から前記積分区間における前記速度絶対値の定積分値である速度絶対値積分値を生成する第1定積分器と、前記速度と前記トルク指令から前記速度と前記トルク指令の乗算値であるトルク指令速度乗算値を生成する乗算器と、前記トルク指令速度乗算値と前記積分区間から前記積分区間における前記トルク指令速度乗算値の定積分値であるトルク指令速度積分値を生成する第2定積分器と、前記速度絶対値積分値と前記トルク指令速度積分値から前記クーロン摩擦同定値を生成する演算器とを備え、前記速度指令発生器は、前記速度指令が同じ値をとる2つの時間において、前記速度指令の1階時間積分値が同じ値をとるような前記速度指令を生成することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のシステム同定装置のシステム同定方法において、前記速度指令を正負対象な周期的三角信号とすることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載のシステム同定装置のシステム同定方法において、前記速度指令発生器に換えて、位置指令を生成する位置指令発生器と、前記位置指令と前記位置から速度指令を出力生成する位置制御器とを備え、前記位置指令発生器は、前記位置指令が同じ値をとる2つの時間において、前記位置指令の1階時間微分値が同じ値をとるような前記位置指令を生成することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のシステム同定装置のシステム同定方法において、前記位置指令の1階時間微分値を正負対象な周期的三角信号とすることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項3または5に記載のシステム同定装置のシステム同定方法において、前記積分区間演算器は前記速度指令の1階時間積分値が同じ値をとり、前記速度指令が同じ値をとる2つの時間または、前記位置指令が同じ値をとり、前記位置指令の1階時間微分値が同じ値をとる2つの時間を前記積分区間として生成することを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項3または5に記載のシステム同定装置のシステム同定方法において、前記トルク指令をTref、前記位置をθ、前記積分区間をt1≦t≦t2とする場合、前記演算器は前記クーロン摩擦同定値Tcを式(1)により算出する
ことを特徴とするものである。
本発明によると、可動範囲が限定された負荷の付いた電動機のクーロン摩擦を同定することができるシステム同定装置およびそのシステム同定方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図2は、本発明の第1実施例を示す本発明を適用するシステム同定装置のブロック図である。図2において、201は速度指令発生器、202は速度制御器、203はトルク制御器、204は電動機、205は位置検出器、206は微分器、207はクーロン摩擦同定器である。以下、図2を用いて第1実施例を示す本発明を適用するシステム同定装置の構成を説明する。
速度指令発生器201は速度指令を生成する。速度制御器202は前記速度指令と速度からトルク指令を生成する。トルク制御器203は前記トルク指令から電動機電流を生成する。電動機204は前記電動機電流により駆動されその位置は位置検出器205が検出し生成する。微分器206は前記位置から前記速度を生成する。クーロン摩擦同定器207は前記位置と前記速度と前記トルク指令から電動機204のクーロン摩擦同定値を生成する。
図1は本発明の第1実施例を示すクーロン摩擦同定器の詳細ブロック図である。図1において、101は積分区間演算器、102は絶対値演算器、103は第1定積分器、104は乗算器、105は第2定積分器、106は演算器である。以下、図1を用いて第1実施例を示すクーロン摩擦同定器の詳細構成を説明する。
積分区間演算器101は位置から積分区間を生成する。絶対値演算器102は速度からその入力信号絶対値である速度絶対値を生成する。第1定積分器103は前記速度絶対値と前記積分区間から前記積分区間における前記速度絶対値の定積分値である速度絶対値積分値を生成する。乗算器104は前記速度とトルク指令から前記速度と前記トルク指令の乗算値であるトルク指令速度乗算値を生成する。
第2定積分器105は前記トルク指令速度乗算値と前記積分区間から前記積分区間における前記トルク指令速度乗算値の定積分値であるトルク指令速度積分値を生成する。演算器106は前記速度絶対値積分値と前記トルク指令速度積分値から前記トルク指令速度積分値と前記速度絶対値積分値の比より電動機204のクーロン摩擦同定値を算出し生成する。
以下、本発明の動作および原理について図1、2を用いて説明する。図2において、トルク制御器203、電動機204、位置検出器205を含む開ループ系の運動方程式は式(2)で表される。

ただし、Jは電動機204の慣性モーメント、Dは粘性摩擦、Tcはクーロン摩擦、Trefはトルク指令、wは一定トルク外乱、θは位置である。式(2)の両辺を速度で乗算すると式(3)を得る。

積分時間t1≦t≦t2において式(3)の1階時間積分値を計算すると式(4)を得る。
以下、積分区間演算器101による前記積分区間の検出および演算器106による前記クーロン摩擦同定値の算出について説明する。
図3は本発明の第1実施例を示す積分区間の説明図である。速度指令発生器201が図3(b)に示すような正負対象な周期的三角信号である速度指令を生成するものとし、電動機204の速度が前記速度指令に追従している場合、電動機204の位置は図3(a)に示すような波形となる。図3に示すように、前記速度が同じ値v0であり、前記位置が同じ値θ0であるような2つの時間t1、t2を前記積分区間として積分区間演算器101が算出するものとすると、式(4)において、慣性モーメントJの項、一定トルク外乱wの項はそれぞれ零となり、また前記速度を十分に小さく設定すると式(4)において粘性摩擦Dの項がクーロン摩擦Tcの項に比べて十分に小さくなるため無視でき、式(5)が求められる。

式(5)を前記クーロン摩擦Tcについて解くと式(6)が得られる。

演算器106は式(6)を用いて前記クーロン摩擦同定値を算出することができる。式(6)は前記一定トルク外乱wを含まないので式(6)によるクーロン摩擦同定は前記一定トルク外乱の影響を受けない。
また、速度制御器202をP制御、PI制御、I−P制御、PID制御とした場合でも、演算器106は式(6)を用いて前記クーロン摩擦同定値を算出することができる。
図4は、本発明の第2実施例を示す本発明を適用するシステム同定装置のブロック図である。図4において、202は速度制御器、203はトルク制御器、204は電動機、205は位置検出器、206は微分器、207はクーロン摩擦同定器、401は位置指令発生器、402は位置制御器である。以下、図4を用いて第2実施例を示す本発明を適用するシステム同定装置の構成を説明する。
位置指令発生器401は位置指令を発生する。位置制御器402は前記位置指令と位置から速度指令を生成する。速度制御器202は前記速度指令と速度からトルク指令を生成する。トルク制御器203は前記トルク指令から電動機電流生成する。電動機204は前記電動機電流により駆動されその前記位置は位置検出器205が検出し生成する。微分器206は前記位置から前記速度を生成する。クーロン摩擦同定器207は前記位置と前記速度と前記トルク指令から電動機204のクーロン摩擦同定値を生成する。クーロン摩擦同定器207の詳細構成およびその動作は実施例1と同じであるのでここでは省略する。
以下、本実施例のシミュレーション結果を示す。本シミュレーションに用いた数値を式(7)に示す。

ただし、Tc*は電動機204のクーロン摩擦真値、Tratはトルク制御器203の定格トルク、Tは制御周期であり、位置制御器402をゲインがKpであるP制御とし、速度制御器202を比例制御ゲインがKvj=Kv*Jで積分時間がTiであるI−P制御とする。
図5は本発明の第2実施例を示すシミュレーションに用いた位置指令の説明図である。位置指令発生器401は図5(b)に示すような正負対象な周期的三角信号を1階時間積分した図5(a)に示す位置指令を生成する。式(6)を用いて算出したクーロン摩擦同定値はTc=0.0098N・mとなり、クーロン摩擦真値Tc*を用いてクーロン摩擦同定誤差eは式(8)のように求められた。

本シミュレーションにおいて、電動機204の位置振幅は1回転以下であり、可動範囲の限定された電動機のクーロン摩擦同定ができることが示された。
また、位置制御器402と速度制御器202をP制御、PI制御、PID制御とした場合でも演算器106は式(6)を用いて前記クーロン摩擦同定値を算出することができる。
このように、本発明のシステム同定装置およびそのシステム同定方法は、トルク指令速度積分値と速度絶対値積分値の比によりクーロン摩擦同定値を算出するので、一定トルク外乱の影響を抑制し、可動範囲の限定された電動機のクーロン摩擦同定を実施できる。
本発明のシステム同定装置は、トルク指令速度積分値と速度絶対値積分値の比よりクーロン摩擦同定値を算出する演算器を有することによって、一定トルク外乱の影響を抑制し可動範囲の限定された電動機のクーロン摩擦を同定することができるので、一般産業用機械などのクーロン摩擦同定に広く適用が可能である。
本発明の第1実施例を示すクーロン摩擦同定器の詳細ブロック図 本発明の第1実施例を示す本発明を適用するシステム同定装置のブロック図 本発明の第1実施例を示す積分区間の説明図 本発明の第2実施例を示す本発明を適用するシステム同定装置のブロック図 本発明の第2実施例を示すシミュレーションに用いた位置指令の説明図 従来技術を示すシステム同定装置の構成
符号の説明
101 積分区間演算器
102 絶対値演算器
103 第1定積分器
104 乗算器
105 第2定積分器
106 演算器
201 速度指令発生器
202 速度制御器
203 トルク制御器
204 電動機
205 位置検出器
206 微分器
207 クーロン摩擦同定器
401 位置指令発生器
402 位置制御器
601 速度指令発生部
602 速度制御部
603 モデル速度制御部
604 同定部
605 調整部

Claims (8)

  1. 速度指令を生成する速度指令発生器(201)と、前記速度指令と速度からトルク指令を生成する速度制御器(202)と、前記トルク指令に応じた電動機電流により電動機(204)を駆動するトルク制御器(203)と、位置検出器(205)が検出した前記電動機(204)の位置から前記速度を生成する微分器(206)と、前記速度と前記位置と前記トルク指令から前記電動機(204)のクーロン摩擦同定値を生成するクーロン摩擦同定器(207)と、を有するシステム同定装置において、
    前記クーロン摩擦同定器(207)は、前記位置から積分区間を生成する積分区間演算器(101)と、前記速度から速度絶対値を生成する絶対値演算器(102)と、前記速度絶対値と前記積分区間から前記積分区間における前記速度絶対値の定積分値である速度絶対値積分値を生成する第1定積分器(103)と、前記速度と前記トルク指令から前記速度と前記トルク指令の乗算値であるトルク指令速度乗算値を生成する乗算器(104)と、前記トルク指令速度乗算値と前記積分区間から前記積分区間における前記トルク指令速度乗算値の定積分値であるトルク指令速度積分値を生成する第2定積分器(105)と、前記速度絶対値積分値と前記トルク指令速度積分値から前記クーロン摩擦同定値を生成する演算器(106)と、
    を備えることを特徴とするシステム同定装置。
  2. 前記システム同定装置において、前記速度指令発生器(201)に換えて、位置指令を生成する位置指令発生器(401)と、前記位置指令と前記位置から速度指令を生成する位置制御器(402)とを備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム同定装置。
  3. 速度指令を生成する速度指令発生器(201)と、前記速度指令と速度からトルク指令を生成する速度制御器(202)と、前記トルク指令に応じた電動機電流により電動機(204)を駆動するトルク制御器(203)と、位置検出器(205)が検出した前記電動機(204)の位置から前記速度を生成する微分器(206)と、前記速度と前記位置と前記トルク指令から前記電動機(204)のクーロン摩擦同定値を生成するクーロン摩擦同定器(207)と、を有するシステム同定装置のシステム同定方法において、
    前記クーロン摩擦同定器(207)は、前記位置から積分区間を生成する積分区間演算器(101)と、前記速度からその入力信号絶対値である速度絶対値を生成する絶対値演算器(102)と、前記速度絶対値と前記積分区間から前記積分区間における前記速度絶対値の定積分値である速度絶対値積分値を生成する第1定積分器(103)と、前記速度と前記トルク指令から前記速度と前記トルク指令の乗算値であるトルク指令速度乗算値を生成する乗算器(104)と、前記トルク指令速度乗算値と前記積分区間から前記積分区間における前記トルク指令速度乗算値の定積分値であるトルク指令速度積分値を生成する第2定積分器(105)と、前記速度絶対値積分値と前記トルク指令速度積分値から前記クーロン摩擦同定値を生成する演算器(106)と、
    を備え、
    前記速度指令発生器(201)は、前記速度指令が同じ値をとる2つの時間において、前記速度指令の1階時間積分値が同じ値をとるような前記速度指令を生成することを特徴とするシステム同定装置のシステム同定方法。
  4. 前記速度指令を正負対象な周期的三角信号とすることを特徴とする請求項3に記載のシステム同定装置のシステム同定方法。
  5. 前記システム同定装置のシステム同定方法において、前記速度指令発生器(201)に換えて、位置指令を生成する位置指令発生器(401)と、前記位置指令と前記位置から速度指令を生成する位置制御器(402)とを備え、前記位置指令発生器(401)は、前記位置指令が同じ値をとる2つの時間において、前記位置指令の1階時間微分値が同じ値をとるような前記位置指令を生成することを特徴とする請求項3に記載のシステム同定装置のシステム同定方法。
  6. 前記位置指令の1階時間微分値を正負対象な周期的三角信号とすることを特徴とする請求項5に記載のシステム同定装置のシステム同定方法。
  7. 前記積分区間演算器(101)は前記速度指令の1階時間積分値が同じ値をとり、前記速度指令が同じ値をとる2つの時間または、前記位置指令が同じ値をとり、前記位置指令の1階時間微分値が同じ値をとる2つの時間を前記積分区間として生成することを特徴とする請求項3または5に記載のシステム同定装置のシステム同定方法。
  8. 前記トルク指令をTref、前記位置をθ、前記積分区間をt1≦t≦t2とする場合、前記演算器(106)は前記クーロン摩擦同定値Tcを式(1)により算出することを特徴とする請求項3または5に記載のシステム同定装置のシステム同定方法。
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