JP2007220535A - コネクタホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に固定される固定部と、同軸ケーブルに接続された同軸コネクタを保持する保持部と、固定部と保持部とを弾性的に接続する接続部とを有し、固定部、保持部及び接続部が一体的に形成され、同軸コネクタを基板に対してフローティングさせた状態で保持するようにして、構造を簡素化し、サイズを小型化することができ、一般的な同軸コネクタを基板に対して位置移動可能な状態で保持することができ、同軸コネクタを相手方基板に取付けられた相手方コネクタと確実に、容易に接続することができるようにする。
【解決手段】基板に固定される固定部と、同軸ケーブルに接続された同軸コネクタを保持する保持部と、前記固定部と保持部とを弾性的に接続する接続部とを有し、前記固定部、保持部及び接続部が一体的に形成され、前記同軸コネクタを基板に対してフローティングさせた状態で保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタホルダに関するものである。
従来、電気機器、電子機器等においてケーブルを基板に接続する場合、ケーブルの端部に接続されたコネクタを基板に取付けられた相手側コネクタに嵌(かん)合させるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
図5は従来のコネクタホルダを示す図である。
図において、301はケーブル302の端部に接続されたケーブル用コネクタであり、例えば、自動車の計器装置等の電気機器に使用される一方の基板304に取付けられた基板用コネクタ303に嵌合され、前記ケーブル302を基板304に形成された図示されない導電トレースに電気的に接続させる。この場合、前記基板用コネクタ303は、絶縁性材料から成る雌型ハウジング305及び該雌型ハウジング305内に配設された接続端子306を有し、前記ケーブル用コネクタ301が有する絶縁性材料から成る雄型ハウジング312が雌型ハウジング305内に挿入されると、前記接続端子306が雄型ハウジング312内に配設された図示されない接続端子と電気的に接続される。なお、前記雌型ハウジング305には、雄型ハウジング312の外周に形成された係合リブ313が係合するガイド溝307が形成されている。
ここで、前記ケーブル用コネクタ301は、電気機器に使用される他方の基板311に取付けられている。前記一方の基板304と他方の基板311とは、電気機器内において、図示されないボルト、ビス等の接続手段によって相互に接続されるようになっている。そのため、前記ケーブル用コネクタ301と基板用コネクタ303との間に位置ずれが生じる可能性がある。そこで、前記ケーブル用コネクタ301は、前記位置ずれを吸収するために、他方の基板311に対してケーブル用コネクタ301を移動可能に支持するコネクタホルダに取付けられている。すなわち、雄型ハウジング312のケーブル302側端部は、他方の基板311に固定されたケース314内に収容され、複数のコイルばね315を介して支持されている。そして、該コイルばね315が変形することによって、ケーブル用コネクタ301の他方の基板311に対する移動を吸収することができる。
実用新案登録第2526329号公報
しかしながら、前記従来のコネクタホルダは、ケーブル用コネクタ301の雄型ハウジング312の一部をケース314内に収容し、複数のコイルばね315を介して支持するようになっているので、構造が複雑であり、かつ、大型化してしまうので、携帯電話機のような小型の電子機器に使用することができない。また、雄型ハウジング312の形状が複雑で特殊なものとなり、市販されているような一般的なコネクタを使用することができない。さらに、構造が複雑なため、組立及び取付を容易に行うことができず、コストが高くなってしまう。
本発明は、前記従来のコネクタホルダの問題点を解決して、基板に固定される固定部と、同軸ケーブルに接続された同軸コネクタを保持する保持部と、前記固定部と保持部とを弾性的に接続する接続部とを有し、前記固定部、保持部及び接続部が一体的に形成され、前記同軸コネクタを基板に対してフローティングさせた状態で保持するようにして、構造を簡素化し、かつ、サイズを小型化することができ、一般的な同軸コネクタを基板に対して位置移動可能な状態で保持することができ、前記同軸コネクタを相手方基板に取付けられた相手方コネクタと確実に、かつ、容易に接続することができるコネクタホルダを提供することを目的とする。
そのために、本発明のコネクタホルダにおいては、基板に固定される固定部と、同軸ケーブルに接続された同軸コネクタを保持する保持部と、前記固定部と保持部とを弾性的に接続する接続部とを有し、前記固定部、保持部及び接続部が一体的に形成され、前記同軸コネクタを基板に対してフローティングさせた状態で保持する。
本発明の他のコネクタホルダにおいては、さらに、前記固定部、保持部及び接続部は、前記基板に対して垂直な面を形成する金属板で一体的に形成され、前記固定部は、前記基板に平行な断面における形状が一部に開口を備える本体部を備え、前記保持部は、前記基板に平行な断面における形状が、前記固定部の本体部の開口より幅狭で、一部に開口を備える本体部を備え、前記接続部は、前記基板に平行な断面における形状が、前記固定部と保持部とを各々の開口の方向が同じになるように接続する所定曲げ形状であり、前記固定部の本体部における右又は左端と、前記保持部の本体部における右又は左端とを接続する。
本発明の更に他のコネクタホルダにおいては、さらに、前記固定部及び保持部は、略コ字状に形成されている。
本発明の更に他のコネクタホルダにおいては、さらに、前記接続部は、略V字状に曲げられている。
本発明の更に他のコネクタホルダにおいては、さらに、前記保持部は、前記本体部の内側壁面によって前記同軸コネクタを挟持する。
本発明の更に他のコネクタホルダにおいては、さらに、前記保持部は、前記本体部の上端縁から突出して外側に向けて傾斜する誘込片を備える。
本発明の更に他のコネクタホルダにおいては、さらに、前記保持部は、前記基板と平行に延在し、前記同軸コネクタの底面を支持する底板部を備える。
本発明の更に他のコネクタホルダにおいては、さらに、前記底板部は真空吸着ノズルが当接して吸着することが可能な平坦(たん)部を備える。
本発明の更に他のコネクタホルダにおいては、さらに、前記底板部は上方に向けて突出して前記同軸ケーブルの端部を挟持する挟持片を備え、該挟持片の先端は外側に向けて傾斜する。
本発明の更に他のコネクタホルダにおいては、さらに、所定形状に形成された一枚の金属板を折曲げて形成される。
本発明の更に他のコネクタホルダにおいては、さらに、前記基板に実装された他のコネクタに隣接する位置に固定される。
本発明によれば、コネクタホルダは、基板に固定される固定部と、同軸ケーブルに接続された同軸コネクタを保持する保持部と、前記固定部と保持部とを弾性的に接続する接続部とを有し、前記固定部、保持部及び接続部が一体的に形成され、前記同軸コネクタを基板に対してフローティングさせた状態で保持するようになっている。そのため、構造を簡素化し、かつ、サイズを小型化することができ、一般的な同軸コネクタを基板に対して位置移動可能な状態で保持することができ、前記同軸コネクタを相手方基板に取付けられた相手方コネクタと確実に、かつ、容易に接続することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるコネクタホルダが使用される基板を示す要部拡大斜視図、図2は本発明の実施の形態におけるコネクタホルダが使用される基板及び相手方基板を示す平面図である。
図において、10は本実施の形態におけるコネクタホルダであり、携帯電話機等の機器において使用される基板としての接続用基板31に取付けられている。なお、本実施の形態において、前記機器はいかなる種類の電気機器や電子機器であってもよく、携帯電話機以外のもの、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant:個人用携帯情報端末)、デジタルカメラ、ビデオカメラ、音楽プレーヤ、ゲーム機、車両用ナビゲーション装置等であってもよい。
ここでは、前記機器が、筐(きょう)体が複数の部分に分割され、隣接する各部分が回転可能に連結されている機器であって、例えば、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等から成る大型の表示装置を備える表示部筐体と、押ボタン等から成る複数の操作具を備える操作部筐体とに分割された携帯電話機であるものとして説明する。この場合、図2において、35は表示部筐体に配設される表示装置用基板であり、41は操作部筐体に配設される操作部用基板である。そして、前記接続用基板31と表示装置用基板35とは柔軟性を備える接続配線基板34によって接続されている。該接続配線基板34は、表示部筐体と操作部筐体とを回転可能に連結するヒンジ部を通過するように配設され、回転軸の周りに巻付け可能なループを描くように取回される。
なお、前記接続用基板31、接続配線基板34及び表示装置用基板35は、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)と称される可撓(とう)性を備える平板状回路基板から成り、一体的に形成されたものであることが望ましい。そして、接続用基板31のように、比較的リジッドであることを要求される箇所には、ポリイミド等の比較的硬度の高い材料から成る補助板32を貼(てん)付することができる。図に示される例においては、接続用基板31全体を覆うような大きさ及び形状を備える補助板32が接続用基板31の裏面に貼付されている。一方、操作部用基板41は、前記接続用基板31、接続配線基板34及び表示装置用基板35と同様に、可撓性を備える平板状回路基板から成るものであってもよいし、通常の回路基板のように、可撓性を備えておらず、リジッドなものであってもよい。
また、本実施の形態において、コネクタホルダ10及びその他の部材における各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタホルダ10及びその他の部材が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタホルダ10及びその他の部材の姿勢が変化した場合には、姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、接続用基板31には、接続配線基板34を通過し、表示装置を作動させるための信号を伝達する表示用信号線を含む複数の信号線が接続された他のコネクタとしての基板コネクタ25が、前記コネクタホルダ10に隣接する位置に、並ぶようにして実装されている。なお、該コネクタホルダ10には、同軸ケーブル21の端部に接続された同軸コネクタ22が取付けられる。
一方、操作部用基板41には、基板コネクタ25と嵌合する相手方基板コネクタ43及び同軸コネクタ22と嵌合する相手方同軸コネクタ42が、各々、基板コネクタ25及び同軸コネクタ22と対応する位置に実装されている。ここで、前記基板コネクタ25及び相手方基板コネクタ43は、一対の平行な回路基板同士を電気的に接続するために使用される一対の基板対基板コネクタを構成する。これにより、接続配線基板34を通過する表示用信号線を含む信号線が、操作部用基板41に形成された対応する信号線の各々と電気的に接続されるので、操作部筐体が備える操作具の操作に対応した画面が表示部筐体の表示装置に表示される。
また、同軸ケーブル21の端部に接続された同軸コネクタ22は、コネクタホルダ10を介して、すなわち、コネクタホルダ10に取付けられることによって、接続用基板31に実装される。なお、図1は、コネクタホルダ10に取付ける前の状態の同軸コネクタ22を示している。図に示される例においては、前記同軸コネクタ22が、接続方向が同軸ケーブル21の軸方向に対して直交する、いわゆるライトアングルタイプコネクタであり、かつ、レセプタクルコネクタであるが、本実施の形態における同軸コネクタ22は、これに限定されるものではなく、いかなる種類のものであってもよい。
そして、同軸ケーブル21の端部と同軸コネクタ22の下面とを覆うように、補助金具23が取付けられている。該補助金具23は、同軸コネクタ22の両側に配設され、該同軸コネクタ22の接続方向に平行に延在する平面状の第1被挟持部23a、及び、同軸ケーブル21の端部の両側に配設され、同軸コネクタ22の接続方向に平行に延在する平面状の第2被挟持部23bを有する。なお、必要に応じて、前記第1被挟持部23a又は第2被挟持部23bのいずれかを省略することもでき、さらに、補助金具23全体を省略することもできる。
前記同軸ケーブル21は、いかなる用途に使用されるものであってもよいが、ここでは、携帯電話機のアンテナに接続されたアンテナ線として使用されるものとして説明する。一般的に、携帯電話機のアンテナ線は、表示装置を作動させるための信号を伝達する表示用信号線等と比較して周波数が高い高周波信号を伝達するようになっているので、他の信号に影響を与えることがないように、他の信号線と分離され、かつ、シールドされていることが望ましい。そのため、表示用信号線等が通過する接続配線基板34と別個に形成されたものであって、中心線の周囲がシールド部材によって取囲まれている同軸ケーブル21をアンテナ線として使用することが望ましい。
また、アンテナ線のコネクタも、同様に、他の信号線のコネクタと分離され、かつ、シールドされていることが望ましい。そのため、接続配線基板34を通過する表示用信号線を含む信号線が接続された基板コネクタ25と別個に形成されたものであって、周囲がシールド部材によって取囲まれている同軸コネクタ22が使用されている。同様に、操作部用基板41には、基板コネクタ25に嵌合される相手方基板コネクタ43と別個に形成されたものであって、周囲がシールド部材によって取囲まれている相手方同軸コネクタ42が実装されている。これにより、アンテナによって受信された高周波信号は、他の信号線によって伝達される信号に影響を与えることなく、同軸ケーブル21、同軸コネクタ22及び相手方同軸コネクタ42を介して、操作部用基板41に伝達される。
もっとも、基板コネクタ25及び相手方基板コネクタ43の一部に高周波用シールドを施すことによって、同軸ケーブル21を他の信号線とともに、基板コネクタ25に接続することも考えられる。しかし、この場合、高周波用シールドを施すことによって、基板コネクタ25及び相手方基板コネクタ43は、構造が複雑化し、コストが高くなり、かつ、大型化してしまう。これに対し、本実施の形態においては、基板コネクタ25及び相手方基板コネクタ43として、構造が簡素で、コストが低く、かつ、小型である一般的な基板対基板コネクタを使用することができる。
なお、図1に示されるように、接続用基板31には、コネクタホルダ10の一部を収容するホルダ収容凹部33が形成され、該ホルダ収容凹部33の周囲に複数のホルダ接続パッド36が配設されている。前記ホルダ収容凹部33は、必要に応じて省略することもできる。また、前記ホルダ接続パッド36の数及び配置は、適宜変更することができる。
次に、前記コネクタホルダ10の構成について詳細に説明する。
図3は本発明の実施の形態におけるコネクタホルダを示す三面図、図4は本発明の実施の形態におけるコネクタホルダの動作を示す上面図である。なお、図3において(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
本実施の形態において、コネクタホルダ10は、図3及び4に示されるように、接続用基板31に固定される固定部11、同軸コネクタ22を保持する保持部13、及び、前記固定部11と保持部13とを弾性的に接続する接続部18を有する。そして、前記固定部11、保持部13及び接続部18は一体的に形成されている。具体的には、コネクタホルダ10は、所定形状に形成された一枚の金属板を折曲げて形成することによって作成されている。なお、コネクタホルダ10は、必ずしも金属製である必要はなく、例えば、合成樹脂のように弾性的に変形可能なものであれば、いかなる材質から成るものであってもよい。
前記固定部11は、帯状の板部材を二箇所でほぼ直角に曲げることによって形成され、図3(a)において、略コ字状の本体部を備える。詳述すると、該本体部は、接続用基板31に平行な断面における形状が一方向(図3(a)における下方向)に向けて開口する略コ字状であり、左右対称となっている。そして、前記固定部11は、固定片としての第1テール部12a、第2テール部12b及び第3テール部12cを有する。前記第1テール部12a、第2テール部12b及び第3テール部12cは、下面(図3(c)における上面)がはんだ付等の接続手段によって、前記ホルダ接続パッド36に接続される。図3(a)において、第2テール部12bは左右の中心に配設され、第1テール部12a及び第3テール部12cは左右両側に対称となるように配設されている。そのため、第1テール部12a、第2テール部12b及び第3テール部12cが対応するホルダ接続パッド36に接続されることによって接続用基板31に固定される固定部11は、その姿勢が安定する。なお、前記第1テール部12a、第2テール部12b及び第3テール部12cを統合的に説明する場合には、テール部12として説明する。
ここで、固定部11を略コ字状としたのは、後述される保持部13がやはり略コ字状となっているためである。このように、保持部13と固定部11の形状を双方同形状とすることで、保持部13の移動範囲を効率よく確保することができる。また、接続部18は固定部11及び保持部13の開口方向が一致してほぼ並行位置となるように接続されている。なお、固定部11と保持部13との間隔が十分大きければ、固定部11を略円弧状に形成するなど、双方同形状でなくてもよい。
図に示される例において、第1テール部12a及び第3テール部12cは、固定部11の本体部の下端縁から突出する舌状片を外側に向けて突出するように曲げることによって形成されている。また、第2テール部12bは、固定部11の本体部の上端縁に接続された略U字状又はJ字状の細長いテール連結部12dの下端を、外側に向けて突出するように曲げることによって形成されている。なお、前記第2テール部12bは、第1テール部12a及び第3テール部12cと同様に、固定部11の本体部の下端縁から突出する舌状片を外側に向けて突出するように曲げることによって形成されたものであってもよい。さらに、テール部12の数及び配置は、ホルダ接続パッド36の数及び配置に対応していればよく、適宜変更することができる。
また、第1テール部12a、第2テール部12b及び第3テール部12cはリフローはんだ付対応のため舌状片を固定部11の外側に向けて形成したが、ディップはんだ付対応として固定部11から基板方向へ突出させてもよい。この場合、ホルダ接続パッド36の代わりに突出部を基板裏側へ挿通する開口を設け、基板裏側ではんだ付すればよい。
なお、前記保持部13も、帯状の板部材を二箇所でほぼ直角に曲げることによって形成され、図3(a)において、略コ字状の本体部を備える。詳述すると、該本体部は、接続用基板31に平行な断面における形状が、前記固定部11の本体部と同方向に向けて開口し、前記固定部11の本体部より幅狭な略コ字状であり、左右対称となっている。そして、前記保持部13は、同軸コネクタ22を誘込む誘込片としての第1誘込部15a、第2誘込部15b及び第3誘込部15cを有する。前記第1誘込部15a、第2誘込部15b及び第3誘込部15cは、保持部13の本体部の上端縁から突出する舌状片を外側に向けて傾斜するように曲げることによって形成されたものであり、保持部13の同軸コネクタ22進入側がテーパ状となって、保持部13内への同軸コネクタ22の進入を容易とするための部材である。ここで、前記第1誘込部15a、第2誘込部15b及び第3誘込部15cを統合的に説明する場合には、誘込部15として説明する。なお、該誘込部15の数及び配置は適宜変更することができる。
そして、図1に示されるような状態から同軸コネクタ22を下方に移動させてコネクタホルダ10に取付ける際に、同軸コネクタ22の両側に配設された補助金具23の第1被挟持部23aは、第1誘込部15a及び第3誘込部15cの傾斜面に当接しながら下方に移動することによって、保持部13の中心に誘込まれるように位置合せされる。また、同軸コネクタ22の先端(同軸ケーブル21と反対側端)縁も、同様に、第2誘込部15bの傾斜面に当接しながら下方に移動することによって、保持部13の本体部の中心に誘込まれるように位置合せされる。なお、同軸コネクタ22のコネクタホルダ10への取付けが完了した状態では、前記補助金具23の第1被挟持部23aが保持部13の本体部の内側壁面によって両側から挟持されることによって、同軸コネクタ22は保持される。
さらに、前記保持部13は、本体部の中心部において略L字状の底板連結部17を介して下端縁に接続された、底板部14を有する。該底板部14は、保持部13によって保持される同軸コネクタ22の底部を下方から支持する部材であり、保持部13と直交する方向であって、接続用基板31と平行な方向に延在する平板状の部材である。そして、前記底板部14は、先端(図3(a)における下端)両側に接続された挟持片としての第1挟持部16a及び第2挟持部16bを備える。前記第1挟持部16a及び第2挟持部16bは、底板部14の先端両側から突出する舌状片を上方に向けて延在するように曲げることによって形成されたものであり、同軸ケーブル21の端部の両側に配設された補助金具23の第2被挟持部23bを両側から挟持するための部材である。また、前記第1挟持部16a及び第2挟持部16bの先端は、保持部13の同軸コネクタ22進入側がテーパ状となって、保持部13内への同軸コネクタ22の進入を容易とするようになっている。ここで、前記第1挟持部16a及び第2挟持部16bを統合的に説明する場合には、挟持部16として説明する。なお、該挟持部16の数及び配置は適宜変更することができる。
そして、図1に示されるような状態から同軸コネクタ22を下方に移動させてコネクタホルダ10に取付ける際に、同軸ケーブル21の端部の両側に配設された補助金具23の第2被挟持部23bは、第1挟持部16a及び第2挟持部16bの先端の傾斜面に当接しながら下方に移動することによって、保持部13の中心に誘込まれるように位置合せされる。なお、同軸コネクタ22のコネクタホルダ10への取付けが完了した状態では、前記補助金具23の第2被挟持部23bが第1挟持部16a及び第2挟持部16bの内側壁面によって両側から挟持されることによって、同軸コネクタ22及び同軸ケーブル21の端部は保持される。
ここで、前記底板部14の大きさは任意に設定することができるが、電子部品の実装において一般的に使用される実装用の自動装置を使用してコネクタホルダ10を取扱うことができるようにするために、平坦部の大きさが、ロボットアーム等の先端に装着される真空吸着ノズルが当接して吸着することが可能な大きさであることが望ましい。また、図に示される例においては、底板部14がテール部12よりも低くなるように形成されているが、底板部14の高さ方向(図3(b)における横方向)の位置は、テール部12より高くてもよく、コネクタホルダ10に取付けられた同軸コネクタ22の高さ方向の位置を調整するために、適宜調整される。すなわち、前記底板部14の高さ方向の位置を調整することによって、コネクタホルダ10に取付けられた同軸コネクタ22の高さ方向の位置が、基板コネクタ25と相手方基板コネクタ43とを嵌合させた状態において、同軸コネクタ22が相手方同軸コネクタ42と適切に嵌合することができるように調整される。
そして、このような調整の結果、底板部14がテール部12よりも低くなった場合には、図1に示されるように、接続用基板31にホルダ収容凹部33を形成し、保持部13の下部がホルダ収容凹部33内に収容されるようにする。この場合、該ホルダ収容凹部33の深さは、底板部14の下面がホルダ収容凹部33の底面に接触しない程度とすることが望ましい。また、ホルダ収容凹部33の広さは、接続用基板31の上面と平行な方向に関する保持部13の移動を十分に許容する程度とすることが望ましい。
また、前記接続部18は、帯状の板部材を曲げ部18aにおいて鋭角に曲げることによって形成され、図3(a)において、両端が前記固定部11及び保持部13の端部に各々接続されている。詳述すると、接続部18は、接続用基板31に平行な断面における形状が略V字状であり、前記固定部11の本体部における右又は左端と、前記保持部13の本体部における右又は左端とを接続する。なお、接続部18を形成する帯状の板部材は、少なくとも固定部11を形成する帯状の板部材よりも幅が狭く、剛性が低く、弾性的に変形し易くなっている。そのため、固定部11が接続用基板31に固定された状態において、保持部13に横方向、すなわち、接続用基板31の上面と平行な方向に力が付与された場合、図4に示されるように、主として、接続部18が弾性的に変形することによって、保持部13が接続用基板31の上面と平行な方向に移動することができる。
ここで、曲げ部18aを略V字状に曲げると第1挟持部16aとの距離を大きくすることができ、第1挟持部16aと第2挟持部16bとの間隔を大きくしても保持部13の移動量を大きくできる。例えば、やや大型のコネクタを用いて挟持部間隔を大きくしても、保持部13の移動が妨げられることがない。
また、同軸コネクタ22の第2被挟持部23bが小型で、第1挟持部16aと第2挟持部16bとの間隔が小さくて済む場合などは、曲げ部18aをU字状に曲げ、曲げ部18aと第1誘込部15aとの間を平行にしてもよい。U字状に曲げると撓(たわ)み部が長くなることによって、V字状に曲げるよりも接続部18の柔軟性がより高くなる。
なお、図4に示される例においては、説明の都合上、曲げ部18aのみが変形し、移動する保持部13の軌跡が曲げ部18aを中心とする円弧を描くようになっているが、実際には、接続部18における曲げ部18a以外の部位も変形可能であるので、保持部13はより多くの方向に、かつ、より広い範囲に亘(わた)って移動することができる。そして、保持部13の移動範囲は、図4における上方向及び左右方向に関しては、保持部13が固定部11に当接することによって制限され、また、図4における下方向及び左右方向に関しては、保持部13がホルダ収容凹部33の縁に当接することによって制限される。そのため、固定部11の大きさ及び保持部13からの距離、並びに、ホルダ収容凹部33の広さは、保持部13の移動範囲を考慮して設定される。なお、接続部18は、断面が上下方向に長い長方形となるように配設されているので、上下方向の曲げに関する断面二次係数が大きく、上下方向に変形し難くなっている。そのため、保持部13は、上下方向、すなわち、接続用基板31の上面と垂直な方向には、力が付与されても、あまり移動することがない。
次に、同軸コネクタ22をコネクタホルダ10に取付ける動作について説明する。
なお、コネクタホルダ10は、図1に示されるように、あらかじめ接続用基板31に実装されているものとする。コネクタホルダ10は、底板部14をロボットアーム等の先端に装着される真空吸着ノズルによって吸着することができるので、実装用の自動装置を使用して容易に接続用基板31上にマウントすることができる。また、固定部11のテール部12が対応するホルダ接続パッド36にはんだ付等の接続手段によって接続されることにより、コネクタホルダ10は接続用基板31に確実に固定される。
そして、端部に同軸コネクタ22が接続された同軸ケーブル21をオペレータが手指等によって操作して、図1に示されるように、同軸コネクタ22の下面が真下を向くようにして、接続用基板31に実装され、固定されているコネクタホルダ10の真上に位置させる。なお、同軸ケーブル21の延在する方向が固定部11の反対方向、すなわち、略コ字状の保持部13の開放側方向となるように、同軸コネクタ22の向きが調整される。
続いて、同軸コネクタ22を真下方向に移動させて保持部13内に上方から挿入して取付ける。この場合、同軸コネクタ22の両側に配設された補助金具23の第1被挟持部23aは、第1誘込部15a及び第3誘込部15cの傾斜面に当接しながら下方に移動することによって、保持部13の中心に誘込まれるように位置合せされる。また、同軸コネクタ22の先端縁も、第2誘込部15bの傾斜面に当接しながら下方に移動することによって、保持部13の中心に誘込まれるように位置合せされる。さらに、同軸ケーブル21の端部の両側に配設された補助金具23の第2被挟持部23bは、第1挟持部16a及び第2挟持部16bの先端の傾斜面に当接しながら下方に移動することによって、保持部13の中心に誘込まれるように位置合せされる。そのため、同軸コネクタ22を容易に、かつ、正確に位置合せした状態で保持部13に取付けることができる。また、該保持部13が接続用基板31の上面と平行な方向に移動することによって、同軸コネクタ22と保持部13との間に位置ずれがあっても該位置ずれが吸収されるので、同軸コネクタ22をさらに容易に保持部13に取付けることができる。
そして、同軸コネクタ22のコネクタホルダ10への取付けが完了した状態では、前記補助金具23の第1被挟持部23aが保持部13の内側壁面によって両側から挟持され、さらに、第2被挟持部23bが第1挟持部16a及び第2挟持部16bの内側壁面によって両側から挟持されることにより、同軸コネクタ22及び同軸ケーブル21の端部は保持される。これにより、同軸コネクタ22は、コネクタホルダ10を介して、接続用基板31に実装される。なお、ここでは、同軸コネクタ22を接続用基板31に対して移動させる場合について説明したが、接続用基板31を同軸コネクタ22に対して移動させることもできる。
次に、接続用基板31に実装された同軸コネクタ22を操作部用基板41に実装された相手方同軸コネクタ42に嵌合する動作について説明する。
まず、オペレータは、手指等によって操作し、図2に示されるような相手方基板コネクタ43及び相手方同軸コネクタ42が実装された操作部用基板41を裏返して相手方基板コネクタ43及び相手方同軸コネクタ42が下を向くようにする。そして、相手方基板コネクタ43及び相手方同軸コネクタ42が、各々、接続用基板31に実装された基板コネクタ25及び同軸コネクタ22に対向するような位置に、操作部用基板41を移動させる。
続いて、オペレータは、操作部用基板41を接続用基板31に向けて移動させ、相手方基板コネクタ43及び相手方同軸コネクタ42を、各々、基板コネクタ25及び同軸コネクタ22に嵌合させる。これにより、1つの動作で基板コネクタ25と相手方基板コネクタ43、及び、同軸コネクタ22と相手方同軸コネクタ42を同時に嵌合させることができるので、作業性が良好なものとなる。
ところで、接続用基板31に実装された基板コネクタ25及び同軸コネクタ22の相対的位置関係と、操作部用基板41に実装された相手方基板コネクタ43及び相手方同軸コネクタ42の相対的位置関係とが厳密に一致しない場合があり得る。このような場合、基板コネクタ25と相手方基板コネクタ43とを基準とすると、同軸コネクタ22と相手方同軸コネクタ42との位置が一致しなくなり、同軸コネクタ22と相手方同軸コネクタ42との間に位置ずれが生じてしまう。しかし、保持部13が接続用基板31の上面と平行な方向に移動することによって、同軸コネクタ22と相手方同軸コネクタ42との間に位置ずれがあっても該位置ずれが吸収されるので、同軸コネクタ22を容易に、かつ、確実に相手方同軸コネクタ42に嵌合させることができる。
なお、ここでは、操作部用基板41を接続用基板31に対して移動させる場合について説明したが、接続用基板31を操作部用基板41に対して移動させることもできる。
このように、本実施の形態において、コネクタホルダ10は、接続用基板31に固定される固定部11と、同軸ケーブル21に接続された同軸コネクタ22を保持する保持部13と、前記固定部11と保持部13とを弾性的に接続する接続部18とを有し、前記固定部11、保持部13及び接続部18が一体的に形成され、前記同軸コネクタ22を接続用基板31に対してフローティングさせた状態で保持する。そのため、コネクタホルダ10の構造を簡素化し、かつ、サイズを小型化することができる。また、一般的な同軸コネクタ22を接続用基板31に対して位置移動可能な状態で保持することができ、前記同軸コネクタ22を操作部用基板41に取付けられた相手方同軸コネクタ42と確実に、かつ、容易に接続することができる。
そして、固定部11は、接続用基板31に平行な断面における形状が一方向に向けて開口する略コ字状である左右対称な本体部を備え、保持部13は、接続用基板31に平行な断面における形状が、固定部11の本体部と同方向に向けて開口し、固定部11の本体部より幅狭な略コ字状である左右対称な本体部を備え、接続部18は、接続用基板31に平行な断面における形状が略V字状であり、固定部11の本体部における右又は左端と、保持部13の本体部における右又は左端とを接続する。そのため、接続用基板31に固定されたコネクタホルダ10全体の姿勢が安定する。さらに、保持部13は、固定部11と干渉することなく、任意の方向に、かつ、広い範囲に亘って移動することができる。
また、保持部13は、本体部の内側壁面によって同軸コネクタ22を挟持する。そのため、必要に応じて同軸コネクタ22をコネクタホルダ10から取外すこともできる。
さらに、保持部13は、本体部の上端縁から突出して外側に向けて傾斜する誘込部15を備える。そのため、同軸コネクタ22は、コネクタホルダ10に取付ける際に、誘込部15の傾斜面に当接しながら移動することによって、保持部13の中心に誘込まれるように位置合せされる。
さらに、保持部13は、接続用基板31と平行に延在し、同軸コネクタ22の底面を支持する底板部14を備える。そのため、同軸コネクタ22の姿勢を安定させることができる。また、底板部14の高さ方向の位置を調整することによって、コネクタホルダ10に取付けられた同軸コネクタ22の高さ方向の位置を、基板コネクタ25と相手方基板コネクタ43とを嵌合させた状態において、同軸コネクタ22が相手方同軸コネクタ42と適切に嵌合することができるように調整することができる。
さらに、底板部14は真空吸着ノズルが当接して吸着することが可能な平坦部を備える。そのため、電子部品の実装において一般的に使用される実装用の自動装置を使用して、コネクタホルダ10を容易に接続用基板31上にマウントすることができる。
さらに、底板部14は上方に向けて突出して同軸ケーブル21の端部を挟持する挟持部16を備え、該挟持部16の先端は外側に向けて傾斜する。そのため、同軸ケーブル21の端部も挟持されるので、同軸コネクタ22の向きが変化することがなく、同軸コネクタ22の姿勢を安定させることができる。また、同軸ケーブル21の端部は、コネクタホルダ10に取付ける際に、挟持部16の先端の傾斜面に当接しながら移動することによって、保持部13の中心に誘込まれるように位置合せされる。
さらに、コネクタホルダ10は所定形状に形成された一枚の金属板を折曲げて形成されたものである。そのため、容易に製造することができ、製造コストを低減させることができる。また、固定部11のテール部12が接続されるホルダ接続パッド36がグランド線に接続されている場合には、同軸コネクタ22の周囲のシールド部材をコネクタホルダ10及びホルダ接続パッド36を介してグランド線に電気的に導通させ、接地させることができる。
さらに、コネクタホルダ10は接続用基板31に実装された基板コネクタ25に隣接する位置に固定される。そのため、1つの動作で基板コネクタ25と相手方基板コネクタ43及び同軸コネクタ22と相手方同軸コネクタ42を同時に嵌合させることができ、接続用基板31と操作部用基板41とを接続する作業の作業性が良好なものとなる。また、基板コネクタ25に接続されている他の信号線によって伝達される信号に影響を与えることなく、同軸ケーブル21によって伝達される高周波信号等の信号を同軸コネクタ22及び相手方同軸コネクタ42を介して、操作部用基板41に伝達することができる。これにより、基板コネクタ25と相手方基板コネクタ43として、構造が簡素で、コストが低く、かつ、小型である一般的な基板対基板コネクタを使用することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるコネクタホルダが使用される基板を示す要部拡大斜視図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタホルダが使用される基板及び相手方基板を示す平面図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタホルダを示す三面図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタホルダの動作を示す上面図である。 従来のコネクタホルダを示す図である。
符号の説明
10 コネクタホルダ
11 固定部
12a 第1テール部
12b 第2テール部
12c 第3テール部
12d テール連結部
13 保持部
14 底板部
15a 第1誘込部
15b 第2誘込部
15c 第3誘込部
16a 第1挟持部
16b 第2挟持部
17 底板連結部
18 接続部
18a 曲げ部
21 同軸ケーブル
22 同軸コネクタ
23 補助金具
23a 第1被挟持部
23b 第2被挟持部
25 基板コネクタ
31 接続用基板
32 補助板
33 ホルダ収容凹部
34 接続配線基板
35 表示装置用基板
36 ホルダ接続パッド
41 操作部用基板
42 相手方同軸コネクタ
43 相手方基板コネクタ
301 ケーブル用コネクタ
302 ケーブル
303 基板用コネクタ
304、311 基板
305 雌型ハウジング
306 接続端子
307 ガイド溝
312 雄型ハウジング
313 係合リブ
314 ケース
315 コイルばね

Claims (11)

  1. (a)基板(31)に固定される固定部(11)と、
    (b)同軸ケーブル(21)に接続された同軸コネクタ(22)を保持する保持部(13)と、
    (c)前記固定部(11)と保持部(13)とを弾性的に接続する接続部(18)とを有し、
    (d)前記固定部(11)、保持部(13)及び接続部(18)が一体的に形成され、
    (e)前記同軸コネクタ(22)を基板(31)に対してフローティングさせた状態で保持することを特徴とするコネクタホルダ(10)。
  2. (a)前記固定部(11)、保持部(13)及び接続部(18)は、前記基板(31)に対して垂直な面を形成する金属板で一体的に形成され、
    (b)前記固定部(11)は、前記基板(31)に平行な断面における形状が一部に開口を備える本体部を備え、
    (c)前記保持部(13)は、前記基板(31)に平行な断面における形状が、前記固定部(11)の本体部の開口より幅狭で、一部に開口を備える本体部を備え、
    (d)前記接続部(18)は、前記基板(31)に平行な断面における形状が、前記固定部(11)と保持部(13)とを各々の開口の方向が同じになるように接続する所定曲げ形状であり、前記固定部(11)の本体部における右又は左端と、前記保持部(13)の本体部における右又は左端とを接続する請求項1に記載のコネクタホルダ(10)。
  3. 前記固定部(11)及び保持部(13)は、略コ字状に形成されている請求項2に記載のコネクタホルダ(10)。
  4. 前記接続部(18)は、略V字状に曲げられている請求項2に記載のコネクタホルダ(10)。
  5. 前記保持部(13)は、前記本体部の内側壁面によって前記同軸コネクタ(22)を挟持する請求項2に記載のコネクタホルダ(10)。
  6. 前記保持部(13)は、前記本体部の上端縁から突出して外側に向けて傾斜する誘込片(15a、15b、15c)を備える請求項5に記載のコネクタホルダ(10)。
  7. 前記保持部(13)は、前記基板(31)と平行に延在し、前記同軸コネクタ(22)の底面を支持する底板部(14)を備える請求項1に記載のコネクタホルダ(10)。
  8. 前記底板部(14)は真空吸着ノズルが当接して吸着することが可能な平坦部を備える請求項7に記載のコネクタホルダ(10)。
  9. 前記底板部(14)は上方に向けて突出して前記同軸ケーブル(21)の端部を挟持する挟持片(16a、16b)を備え、該挟持片(16a、16b)の先端は外側に向けて傾斜する請求項7に記載のコネクタホルダ(10)。
  10. 所定形状に形成された一枚の金属板を折曲げて形成された請求項1〜9のいずれか1項に記載のコネクタホルダ(10)。
  11. 前記基板(31)に実装された他のコネクタ(25)に隣接する位置に固定される請求項1に記載のコネクタホルダ(10)。
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