JP2007220225A - 光情報記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】「広い印刷面をもつクランプエリアまでが印刷可能である光情報記録媒体」,「写真画質に迫る高品位な印刷が可能な光沢感をもつ高精細印刷対応の光記録情報媒体」,「水に濡れても色落ちしない耐水性の印刷可能な光情報記録媒体」のいずれの要求をも満たすプリンタによる印刷が可能な光情報記録媒体を提供する。
【解決手段】印刷面に形成されたインク液を吸収するインク受容層に含まれるフィラーに着目し,規定された量の透明樹脂ビ−ズ,あるいは透明無機微粒子を添加することにより,インク受容層の光沢感と張り付き難さを両立することを特徴とする光情報記録媒体を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,表面に印刷が可能な光情報記録媒体とその製造方法に関する。
近年,コンピュ−タ用情報のみならず音声や静止画像,動画像などの情報がディジタル化され,これらの情報を保存するための光記録媒体として,従来のCD−RやCD−RWに比べて7倍以上容量を持つDVD−RやDVD−RAM,DVD−RWなどの光情報記録媒体が製品化された。
従来のCD−RやCD−RWでも,情報を読み取るレ−ザ−照射面の反対側に面に,市販されているプリンタによる印刷が可能な印刷層が設けられたプリンタブルCDが製品化されており,DVDもそれに追従して印刷可能な記録型DVD,プリンタブルDVDが製品化されている。
また,最近ではユーザーの要求に応じて,例えば特許文献1のような「広い印刷面をもつクランプエリアまでが印刷可能であるプリンタブルDVD」,特許文献2に示すような「写真のような光沢感をもつプリンタブルDVD」等のような光ディスクも実用化されている。
特開2004−253071 特開2004−030716
ただ単にプリンタ対応であるだけでなく,「高品位な印刷が可能なプリンタブルDVD」,「写真のような光沢感をもつプリンタブルDVD」,「水に濡れても色落ちしないプリンタブルDVD」,「広い印刷面をもつクランプエリアまでが印刷可能であるプリンタブルDVD」など,ユ−ザ−の要求は多義に渡ってきている。しかしながら,これらの要求を1つの製品で全て適える事は不可能であった。
その理由として,高品位な印刷を可能にするためには,印刷層の表層が印刷インクに含まれる大量の溶媒,とりわけインクを溶解する水分を吸収することが出来る構造でなければならないが,これを可能にすると耐水性が犠牲になり「水に濡れても色落ちしない」とはならない。
更に,水分を吸収した印刷層は,材料の一部が溶解し糊状に変質する。そにため,印刷層の表層が吸水性と光沢感を併せ持ちなおかつクランプエリアまで印刷層で覆われた場合,媒体がドライブの中のクランピング機構と貼り付きを起こす可能性が高くなる。とりわけ光沢感をもつ印刷層は,従来のマットタイプに比べて接触面積が広いため,高湿環境において貼りつきを生じやすくなる。その結果,チャッキング機構と接触した印刷層が傷つくか,最悪の場合,インク受容層ごと剥がれてしまうことがあり得る。かかる不都合のため,光沢感があり,なおかつクランプエリアまで印刷が可能なプリンタブルDVDは,製品化されていなかった。
本発明の目的は,かかる問題を回避し,ユ−ザ−の要求に最大限に応えうる光情報記録媒体を提供することにある。すなわち,「広い印刷面をもつクランプエリアまでが印刷可能である光情報記録媒体」,「写真画質に迫る高品位な印刷が可能な光沢感をもつ高精細印刷対応の光記録情報媒体」の要求を両立するプリンタによる印刷が可能な光情報記録媒体である。
かかる問題を解決するため,発明者は印刷面に形成されたインク液を吸収するインク受容層に含まれるフィラーに着目し,規定された量の透明樹脂ビ−ズ,あるいは透明無機微粒子を添加することにより,インク受容層の光沢感と張り付き難さを両立することを特徴とする光情報記録媒体を提供する。
一般的に光情報記録媒体中の印刷層に使用される前記下地層は,光情報記録媒体の樹脂基板の上にアクリル系の紫外線効果型インクをスクリ−ン印刷法によりコ−ティングされ,紫外線照射で硬化されることにより下地層は鮮やかな発色と光沢感と硬度とを併せ持つ。形成された該下地層上に親水性高分子を含む透明あるいは半透明のインク受容層を形成することにより,下地層の光沢感を維持したまま,プリンタのインクが定着可能な印刷層となる。
通常,インク受容層中にフィラーを添加するのは,インク受容層の結合力を強化するためか,あるいはフィラーそのものが吸水力を持つパウダーである事が一般的であるが,光沢感を要求される仕様の場合,フィラーを添加すると表面が梨地になってしまうため,フィラーを添加しないか,あるいはサブミクロンオーダーの極小のフィラーを添加することが一般的であった。
インク受容層中にフィラーを添加し最表面の面荒さを大きくすることで,平坦性を持つ物質,例えばドライブの中のクランピング部を接触する面積を小さくし,張り付き難くする事が出来るが,従来の常識ではインク受容層表面が梨地になってしまうため,光沢感が損なわれてしまい,光沢タイプのインク受容層に光の波長以上の大きさを持つフィラーを添加することはなかった。また,そのような製品は製品化されていなかった。
そこで発明者はフィラーに関する仕様,具体的には添加するフィラーの材質,大きさおよび添加量,更にはインク受容層の膜厚を細かに検討することで,ディスクの印刷面としての機能を維持しつつ,なおかつインク受容層の光沢感と張り付き難さを両立する方法を特願2005-207967にて突き止めた。
発明者は更に詳細な検討を行い,新たな事実を突き止めた。具体的には複数種類のフィラーを添加した場合における発明,および可視光波長以下の粒子径を持つフィラーを添加した場合におけるインク受容層の光沢感と張り付き難さを両立する方法についてである。詳細な結果について実施例にて説明する。
本発明によれば,基板上に直接あるいは他の層を介して1層または多層からなる記録膜を担持し,該記録膜上に直接あるいは他の層を介して樹脂材料からなる保護層を備えた光情報記録媒体において,
インク受容層中に,インク受容層の膜厚,フィラーの添加比率,およびフィラーの粒子径について規定されたフィラーを添加することにより,インク受容層の光沢性と耐性とを両立しうる新規の光情報記録媒体となる。
以下,図面を参照しながら本発明のについて更に詳細に説明する。
図1は実施例に係わる光情報記録媒体1の断面構造を示す。この図から明らかなように,本例の光情報記憶媒体1は,透明基板2の記録体3および4上の表面を樹脂5にて被い,更にこの下地層7を形成し,下地層7の表面に下地層8を形成してなる。透明基板2は,ガラスなどの透明セラミック材料や,ポリカ−ボネイト樹脂,ポリメチルメタクリレ−ト樹脂,ポリメチルペンテン樹脂,ポリオレフィン樹脂,エポキシ樹脂等の透明樹脂材料などをもって所望の形状及び寸法に形成される。この記録体3および4については公知に属する技術であり,かつ本発明の要旨でもないので,詳細な説明を省略する。これらについては光情報媒体の種類に応じて,公知に属する適切の技術を応用できる。
下地層7は一般的に紫外線硬化型樹脂をバインダ−とする白色あるいは明色のUVインクにより形成される。紫外線硬化型樹脂としては,公知に属するすべてのものを用いることができる。又,下地層7の膜厚は,0.1μm〜50μm程度とするのが好ましい。下地層7の膜厚が50μmを越えると,媒体そのものが歪む原因となり,光情報記録媒体への情報の記録もしくは再生に悪影響を及ぼす。逆に,下地層7の膜厚が0.01μm未満であると本来の目的である印刷をクリアに表示させる目的を実行できなくなるからである。該下地層7は,スクリ−ン印刷法,スプレ−コ−ト,スピン塗布法等により形成できる。更に下地層のもつ隠蔽性を高めるため,下地層7の下に遮蔽効果の高い層を更にもう一層設けることも本発明の趣旨の効果を高めるのに有効である。また,下地層7とインク受容層9との間に,密着力を強化するための層を設けることは,本発明の主旨を妨げるものではない。
インク受容層9は,主に親水基を多く持つ高分子化合物と無機物質のフィラ−との混合物からなる。インク受容層9にはインクを吸収するための親水基成分を含み,例えば,アニオン基としてカルボキシル基,スルホン酸基,カチオン基として第4級アンモニウム塩,両性であるアミノ基,ノニオン性親水基としてポリオキシル等が挙げられる。インク受容層9中には,インク受容層の表面粗さ(Ra)を150nm以上にするため透明物質からなるフィラーを添加する。フィラーの材質は公知一般的な無機物質あるいは高分子物質を用いてもよい。フィラーに用いられる材質はインク受容層に用いるため,インク受容層の溶媒に難溶であることと,光の吸収(光学乗数k)が小さいことが望ましい。具体的にはガラス,石英,雲母,微粒子酸化金属等の無機物質,あるいはポリエチレン,ポリプロピレン,ポリメチルペンテン,ポリブテン,ポリスチレン,ポリブタジエン,スチレンブタジエン樹脂,ポリ塩化ビニル,ポリ酢酸ビニル,ポリ塩化ビニリデン,エチレン酢酸ビニル共重合体,ポリメチルメタクリレート,ポリアセタール,ポリアミド,ポリカーボネイト,ポリフェニレンエーテル,ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフタレート,ポリアリレート,ポリスチレン,ポリエーテルスルホン,ポリイミド,ポリアミドイミド,ポリフェニレンスルフィド,ポリオキシベンゾイル,ポリエーテルエーテルケトン,ポリエーテルイミド,液晶ポリエステル,酢酸セルロース,酢酪酸セルロース,セルロイド,スチレン・ブタジエン系,ポリオレフィン系エラストマー,ウレタン系エラストマー,ポリエステル系エラストマー,ポリアミド系エラストマー,1,2-ポリブタジエン,ポリ塩化ビニル系エラストマー,アイオノマー,フェノール樹脂,ユリア樹脂,メラミン樹脂,ベンゾグアナミン樹脂,ジアリルフタレート樹脂,アルキド樹脂,エポキシ樹脂,ポリウレタン,ケイ素樹脂ポリスチレン,などの高分子材料が挙げられる。フィラーの粒径がインク受容層の膜厚の3倍を超えるとインク受容層バインダーがフィラーを固定し切れなくなり,フィラーが欠落しやすくなる。また,印字性もフィラー部分が印字欠陥となりうる。これらの事象を鑑みて,フィラーの粒径は150μm以下である事が望ましい。
該インク受容層9の膜厚が,1μm〜50μm程度とすることが好ましい。インク受容層9の膜厚が50μmを越えると媒体そのもの歪む原因がとなり,逆に,該インク受容層9の膜厚が1μm未満であるとインク受容層としての本来の機能であるインクの溶媒の吸収能が低下するからである。
インク受容層9は親水基を持つ高分子化合物をスピンコ−タ,ロ−ルコ−タ,バ−コ−タなどによって塗布できる。また,親水基を持つ高分子化合物を水や有機溶媒,あるいはそれらの混合溶媒に溶解し塗布した後,乾燥させることも可能である。
以下に,より具体的な実施例を掲げ,本発明の効果を明らかにする。
また,実施例における測定値は以下の方法により測定した。
光沢度測定はJIS規格Z8741に基づき,日本電飾工業株式会社製の光沢度計PG-1Mを用いて測定し,60°における光沢度により評価した。フィラーの平均粒径は(株)島津製作所製のレーザ回折式粒度分布計SALD-2000を用いて測定した平均粒径,もしくは購入したメーカーのカタログ値を示す。インク受容層の膜厚はテーラーホブソン社製のタリサーフPGIを用いて測定した。印刷層表面の面粗さは米国ビーコインスツルメンツ社製Dimension 3100を用い表面形状を測定して,平均面粗さ(Mean Roughness)を求めた。測定範囲は,不純物や泡等によるイレギュラー的な盛り上がり部分を除いた,媒体中央付近を0.1mm×0.1mmの測定スケールにて測定し,最終的には同様の測定を5回行い,その平均値を平均面粗さ(以下Raと略す)とした。
本発明による最終的な評価は,印刷層の光沢度が30以上であることと,印刷層に印刷を行った後,50℃85%RHの高湿環境下において,印刷層のビニル製CDケースへの張り付きを調べることによって評価した。更には光情報記録媒体の本来の目的である印刷層への印字および情報の再生を行った。
(第1実施例)
0.6mm厚,直径120mmのポリカ−ボネイト製透明基板2の信号面に,色素からなる記録膜3を膜厚150nm厚さでテトラフロロプロパノ−ルに溶解しスピンコ−トした。その上に純銀からなる反射層4をスパッタリングにより積層した。
反射膜4の表面に紫外線硬化型接着剤をスピン塗布し,前記ポリカ−ボネイト製の情報記録媒体状透明基板2と同形のダミ−基板6を張り合わせ,しかる後に高圧水銀ランプによる紫外線の照射をダミ−基板側から行い接着剤を硬化させた。
次いでダミ−基板6の表面に明色からなるUVインクをスクリ−ン印刷法により定着させ,紫外線照射することにより,明色の下地層7を形成した。
インク受容成分として鹸化度95%,重合度約2000のポリビニルアルコ−ル(以下PVAと略す)240重量部と純水1280重量部を攪拌混合して得られたPVA水溶液に,インク受容層の熱硬化成分である大日本インク製のCP3075B(固形成分42%溶液)149重量部を加え,更に平均粒径3ミクロンのアクリル製フィラー12重量部と平均粒径4ミクロンの合成雲母4重量部を加えて調整した。調整されたインク受容層原料を下地層上に3000rpmでスピン塗布してインク受容層9を形成し,60℃で24時間加熱乾燥することにより,水分を除去し,CP3075Bを熱硬化させ,クランピングエリアを含む24mmから118mmの位置にインク受容層を形成した,図1の断面構造を有する光情報記録媒体を完成した。印刷層の測定をした結果,光沢度(60°)が46.1,Raは180.0nm,インク受容層の膜厚が15.4μmであった。また,高湿試験後の張り付き試験の結果,印字層に張り付きを生じなかった。
(第2実施例)
第1実施例と同様にして作製された媒体の下地層7上にPVA252重量部と純水1280重量部を攪拌混合し,得られたPVA水溶液に大日本インク製のCP3075B149重量部を加え,更に平均粒径5ミクロンのアクリル製フィラー1重量部と平均粒径11ミクロンの合成雲母3重量部を加えて調整したインク受容層原料を下地層上に3000rpmでスピン塗布インク受容層9を形成し,60℃で24時間加熱乾燥することにより図1の断面構造を有する光情報記録媒体を完成した。印刷層の測定をした結果,インク受容層のインク受容層の膜厚が15.7μm,光沢度(60°)が82.1,Raは170.3nmであった。また,高湿試験後の張り付き試験の結果,印字層に張り付きを生じなかった。
(第3実施例)
第1実施例と同様にして作製された媒体の下地層7上にPVA240重量部と純水1280重量部を攪拌混合し,得られたPVA水溶液に大日本インク製のCP3075B149重量部を加え,更に平均粒径10ミクロンのアクリル製フィラー16重量部と固形分30wt%、平均粒径30ナノメートルのコロイダルシリカ水溶液(日産化学製)51重量部を加えて調整したインク受容層原料を下地層上に3000rpmでスピン塗布インク受容層9を形成し,60℃で24時間加熱乾燥することにより図1の断面構造を有する光情報記録媒体を完成した。印刷層の測定をした結果,インク受容層のインク受容層の膜厚が15.6μm,光沢度(60°)が70.3,Raは508.3nmであった。また,高湿試験後の張り付き試験の結果,印字層に張り付きを生じなかった。
(第1比較例)
第1実施例と同様にして作製された媒体の下地層7上にPVA252重量部と純水1280重量部を攪拌混合し,得られたPVA水溶液に大日本インク製のCP3075B149重量部を加え,更に平均粒径3ミクロンのアクリル製フィラー16重量部と平均粒径5ミクロンのポリスチレン製フィラー16重量部を加えて調整した。調整されたインク受容層原料を下地層上に3000rpmでスピン塗布してインク受容層9を形成し,60℃で24時間加熱乾燥することにより,水分を除去し,CP3075Bを熱硬化させ,クランピングエリアを含む24mmから118mmの位置にインク受容層を形成した,図1の断面構造を有する光情報記録媒体を完成した。印刷層の測定をした結果,光沢度(60°)が23.5,Raは518.1nm,インク受容層の膜厚が15.2μmであった。また,高湿試験後の張り付き試験の結果,印字層に張り付きを生じなかった。
(第2比較例)
第1実施例と同様にして作製された媒体の下地層7上にPVA224重量部と純水1280重量部を攪拌混合し,得られたPVA水溶液に大日本インク製のCP3075B149重量部を加え,更に平均粒径5ミクロンのアクリル製フィラー8重量部と平均粒径3.5ミクロンのポリスチレン製フィラー24重量部を加えて調整した。調整されたインク受容層原料を下地層上に2000rpmでスピン塗布してインク受容層9を形成し,60℃で24時間加熱乾燥することにより,水分を除去し,CP3075Bを熱硬化させ,クランピングエリアを含む24mmから118mmの位置にインク受容層を形成した,図1の断面構造を有する光情報記録媒体を完成した。印刷層の測定をした結果,光沢度(60°)が21.3,Raは327.7nm,インク受容層の膜厚が19.3μmであった。また,高湿試験後の張り付き試験の結果,印字層に張り付きを生じなかった。
(第3比較例)
第1実施例と同様にして作製された媒体の下地層7上にPVA224重量部と純水1280重量部を攪拌混合し,得られたPVA水溶液に大日本インク製のCP3075B149重量部を加え,更に平均粒径5ミクロンのアクリル製フィラー24重量部と平均粒径7ミクロンの合成雲母8重量部を加えて調整した。調整されたインク受容層原料を下地層上に2000rpmでスピン塗布してインク受容層9を形成し,60℃で24時間加熱乾燥することにより,水分を除去し,CP3075Bを熱硬化させ,クランピングエリアを含む24mmから118mmの位置にインク受容層を形成した,図1の断面構造を有する光情報記録媒体を完成した。印刷層の測定をした結果,光沢度(60°)が19.4,Raは321.0nm,インク受容層の膜厚が19.4μmであった。また,高湿試験後の張り付き試験の結果,印字層に張り付きを生じなかった。
(第4比較例)
第1実施例と同様にして作製された媒体の下地層7上にPVA252重量部と純水1280重量部を攪拌混合し,得られたPVA水溶液に大日本インク製のCP3075B149重量部を加え,更に平均粒径10ミクロンのアクリル製フィラー3重量部と平均粒径3.5ミクロンのポリスチレン製フィラー1重量部を加えて調整したインク受容層原料を下地層上に3500rpmでスピン塗布インク受容層9を形成し,60℃で24時間加熱乾燥することにより図1の断面構造を有する光情報記録媒体を完成した。印刷層の測定をした結果,インク受容層の膜厚が11.9μm,光沢度(60°)が84.6,Raは118.3nmであった。また,高湿試験後の張り付き試験の結果,印字層とビニルシートに張り付きが生じ,無理に剥がそうとすると印字層の一部が剥がれてしまった。
(第5比較例)
第1実施例と同様にして作製された媒体の下地層7上にPVA75重量部と純水400重量部を攪拌混合し,得られたPVA水溶液に大日本インク製のCP3075B46.5重量部を加え,更に平均粒径0.5ミクロンのアクリル製フィラー5重量部を加えて調整したインク受容層原料を下地層上に3500rpmでスピン塗布インク受容層9を形成し,60℃で24時間加熱乾燥することにより図1の断面構造を有する光情報記録媒体を完成した。印刷層の測定をした結果,インク受容層の膜厚が12.2μm,光沢度(60°)が60.7,Raは78.3nmであった。また,高湿試験後の張り付き試験の結果,印字層とビニルシートに張り付きが生じ,無理に剥がそうとすると印字層の一部が剥がれてしまった。
(ディスクの評価)
表1に,前記各実施例および比較例におけるインク受容層中のフィラー材質,粒径,添加比率,インク受容層の膜厚,面粗さ,および光沢度,並びにインク受容層の張り付きについての評価結果一覧表を示す。表中において光沢度が60以上で「光沢」,30以上60以下で「半光沢」,30を大きく下回るものについては「光沢なし」と判断した。なお,一般的に,光沢度30以上が,光沢のあるレベルである。評価結果の欄で,○は,ディスク表面が光沢あるいは半光沢を有し,張り付き試験の結果がOKであり,□はディスク表面が光沢を有さず,ドライブの中のクランピング機構と張り付かない,もしくは問題の無いレベルであり,×は張り付き試験の結果がNGである事を示す。
本実施例では面粗さの測定をAFM分析により測定を行った。図2に各実施例および比較例における試料の光学顕微鏡写真を示すが、フィラーの添加量が多いほど面粗さが増している事が明示的に分かる。
実施例3および比較例5を除いた、前記各実施例および比較例における印刷面の面粗さと光沢度を特願2005−207967に示された実施例中のデータと比較してプロットしたグラフを図3に示す。図3から分かる通り,特願2005−207967にて指摘した通り貼り付きに関しては面粗さ(Ra)が150nm以上で貼り付きが発生しないか,貼り付いても容易に剥がせる問題のないレベルであり,面粗さ(Ra)が200nm以上であれば,印刷面の張り付きは生じない事が分かる。しかし,プロットされたグラフはばらつきが大きく,面粗さ(Ra)と光沢度は必ずしも一定の傾向を示してはいないことも明らかとなった。
そこで,インク受容層の膜厚とフィラーの添加量添加量とフィラーの平均粒子から,インク受容層1mm×1mmの単位面積あたりにおけるフィラーの表面積の総和を求めた表1中の係数Aと光沢度を,特願2005−207967に示された実施例中のデータと比較してプロットした。その結果を図4のグラフに示す。特願2005−207967にて指摘した通り,添加したフィラーの材質に関わらず,フィラーの表面積の総和と,光沢度との間に相関があることが、図4のフィラーの種類が複数種になった前記各実施例および比較例における結果でも同じである事が分かった。この事は,光沢感を失わせている要因が,印刷層の最表面での表面粗さに起因した散乱ではなく,インク受容層中のフィラーとバインダー成分との界面で生じていることを明示している。この事はフィラーの総表面積が小さく,なおかつ平均面粗さ(Ra)が大きくなるようなフィラーをインク受容層に添加することにより,光沢性と耐性とを両立する事が可能である事を示している。
ただし、極微小フィラーを添加した実施例3および比較例5だけが異なる傾向を示している事も明らかになった。これらはフィラーの粒径が小さすぎて光の波長と同等かあるいはそれ以下であるため、光の拡散にあまり寄与せず、また、面粗さを大きくすることにも寄与していないためである。従って以下に示す計算式は光の波長以下の粒子を係数に関与させる必要は無い。
Figure 2007220225
○:光沢もしくは半光沢&張り付き試験OK
△:光沢なし&張り付き試験OK
×:張り付き試験NG
次に実施例3および比較例5を除いた、前記各実施例および比較例における単位面積あたりのフィラーの総表面積と印刷層の面粗さを特願2005−207967に示された実施例中のデータと比較してプロットしたグラフを図5に示す。図5から特願2005−207967にて指摘した通り単位面積あたりのフィラーの総表面積が0.5mm/mm以下ならば光沢,2.0mm/mm以下ならば半光沢であり、フィラーの種類が複数種になっても同じである事が明らかとなった。
すなわちインク受容層の膜厚をD、第1種目のフィラーをA1,第2種目のフィラーをA2,第n種目のフィラーをAnとした場合,インク受容層の膜厚をD,添加するn種目のフィラーの粒径をRn,比重をdn,硬化後のインク受容層中のバインダー成分の比重をdn,添加するn種目のフィラーのインク受容層中における添加比をtnとした時,各々のパラメータは以下の式1〜3のように表される。

第n種目のフィラー1個の体積
Figure 2007220225
(式1)

第n種目のフィラー1個の表面積
Figure 2007220225
(式2)
単位面積あたりのインク受容層の体積
Figure 2007220225
(式3)
仮に硬化後のインク受容層の平均の比重をd'とすると単位面積あたりのインク受容層の質量は以下の式で表される。
Figure 2007220225
(式4)
従って、
単位面積あたりのインク受容層にあるフィラーの総質量は、
Figure 2007220225
(式5)
単位面積あたりのインク受容層にあるバインダー成分の総質量は、
Figure 2007220225
(式6)
となる。従って,各々の体積は以下のように計算される。
単位面積あたりのインク受容層にあるフィラーの総体積は、
Figure 2007220225
(式7)
単位面積あたりのインク受容層にあるバインダー成分の総体積は
Figure 2007220225
(mは添加するフィラーの総種類数) (式8)

で表され,(式7)との和は(式3)に等しい。従って硬化後のインク受容層の比重d'は
Figure 2007220225
(式9)
となる。この式を(式7)に代入すると単位面積あたりのインク受容層にあるフィラーの総体積は
Figure 2007220225
(式10)
となる。単位面積あたりフィラーの個数は1個あたりのフィラー体積で割った数値なるので(式10)と(式1)の商となる。従って,
Figure 2007220225
(式11)
となる。(式11)と(式2)の1個あたりのフィラー表面積の積が単位面積あたりのフィラーの総表面積である。
従って,下記式が単位面積あたりのフィラーの総表面積として表される。
Figure 2007220225
(式12)(係数A)
すなわち(式12)の計算値が0.5mm以下ならば光沢,2.0mm以下ならば半光沢であることが,図4に示す本実施例から証明された。なお,本実施例における計算は,インク受容層の比重を1.21、アクリルフィラーの比重を1.19、ポリスチレンフィラーの比重を1.05,SiOの比重を2.7にて算出した。
また,フィラーの添加量が少量である場合,すなわち(dn−d)tn≒0である場合,(式12)は以下のように表される。
Figure 2007220225
(式13)(係数B)
表1に示される算出された定数Aと定数Bを比較しても、フィラーの添加量が10wt%以下であるすべての実施例および比較例において、その誤差は数パーセント以下である事が分かる。
また,インク受容層中のバインダーと添加されるフィラーがほぼ同じの比重であった場合,すなわちd≒dである場合,(式12)は以下のように表される。
Figure 2007220225
(式14)(係数C)
表1に示される算出された定数Aと定数Cを比較した場合、バインダー成分と比重が大きく異なるシリカのフィラーを用いた実施例2および実施例3は誤差が大きく、式14による定義が当てはまらない事が分かる。
本発明による最終的な評価として,市販のプリンタを用いて印刷層への印刷を行い,印刷のにじみやDVDドライブによるローディングの1万回繰り返しによる印刷面への傷つきを調べた。使用したプリンタはキヤノン株式会社製のPIXUS 860iである。
評価の結果,比較例5の光情報記録媒体のみ若干のにじみが見られた他は,すべての実施例および大体の比較例の光情報記録媒体において滲みやはじき等は見られず,印刷が問題なく行われた。また,DVDドライブによるローディング試験の結果,表1において張り付きが見られた一部の比較例では,印刷面の傷つきが見られたが,実施例による光記録媒体において印刷面の傷つきは全く認められなかった。これは本発明による光情報記録媒体が,ディスクドライブによるローディングに対し傷つき難く,クランプエリアまで印字層を広げたとしても問題が生じ難い事を表している。更に光情報記録媒体への情報の再生を行い,エラーレートを調べた結果, すべての実施例および比較例において問題とならないレベルであった。
以上説明したように,本発明ではインク受容層中に規定されたフィラーを添加することにより,インク受容層の光沢性と耐性とを両立しうる新規の光情報記録媒体となっている。
本発明に係わる光情報記録媒体1の断面構造 本発明の実施例における印刷層表面の光学顕微鏡写真 本発明の実施例における印刷層表面の面粗さと光沢度の相関を示すグラフ 本発明の実施例におけるフィラーの表面積と光沢度の相関を示すグラフ 本発明の実施例におけるフィラーの表面積と印刷層の面粗さの相関を示すグラフ
符号の説明
1 情報記録媒体
2 透明基板
3 記録層
4 反射膜
5 接着層
6 樹脂層あるいはダミ−基板
7 下地層
9 インク受容層
10 界面層
11 樹脂保護層

Claims (14)

  1. 基板上に直接あるいは他の層を介して1層または多層からなる記録膜を担持し,該記録膜上に直接あるいは他の層を介して樹脂材料からなる保護層を備えた光情報記録媒体において,
    該光情報媒体の光入射面とは反対側の表面には,インクにより印刷が可能であるインク受容層と該インク受容層の下の平滑な下地層からなる印刷層が形成されており,
    該印刷層は光沢度(60°)が30以上であり,
    該インク受容層はバインダー成分と,高分子もしくは無機成分からなる1種以上のフィラーの混合物であり,
    第1種目のフィラーをA1,第2種目のフィラーをA2,第n種目のフィラーをAnとした場合,
    インク受容層の膜厚をD,添加するn種目のフィラーの粒径をRn,比重をdn,硬化後のインク受容層中のバインダー成分の比重をdn,添加するn種目のフィラーのインク受容層中における添加比をtnとした時に,
    これらの係数Aが
    Figure 2007220225
    (mは添加するフィラーの総種類数)
    で表され,なおかつ該印刷層の最表面における平均面粗さ(Ra)が150nm以上であることを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 前記係数Aが,
    Figure 2007220225
    で表されることを特徴とする請求項1記載の光情報記録媒体。
  3. 基板上に直接あるいは他の層を介して1層または多層からなる記録膜を担持し,該記録膜上に直接あるいは他の層を介して樹脂材料からなる保護層を備えた光情報記録媒体において,
    該光情報媒体の光入射面とは反対側の表面には,インクにより印刷が可能であるインク受容層と該インク受容層の下の平滑な下地層からなる印刷層が形成されており,
    該印刷層は光沢度(60°)が30以上であり,
    該インク受容層はバインダー成分と,高分子もしくは無機成分からなる1種以上のフィラーの混合物であり,
    第1種目のフィラーをA1,第2種目のフィラーをA2,第n種目のフィラーをAnとした場合,
    インク受容層の膜厚をD,添加するn種目のフィラーの粒径をRn,添加するn種目のフィラーの比重をdn,硬化後のインク受容層中のバインダー成分の比重をd,添加するn種目のフィラーのインク受容層中における添加比をtnとした時に,これらの係数Bが
    Figure 2007220225
    (mは添加するフィラーの総種類数)
    で表され,
    なおかつ該印刷層の最表面における平均面粗さ(Ra)が150nm以上であることを特徴とする光情報記録媒体。
  4. 前記係数Bが,
    Figure 2007220225
    で表されることを特徴とする請求項3記載の光情報記録媒体。
  5. 基板上に直接あるいは他の層を介して1層または多層からなる記録膜を担持し,該記録膜上に直接あるいは他の層を介して樹脂材料からなる保護層を備えた光情報記録媒体において,
    該光情報媒体の光入射面とは反対側の表面には,インクにより印刷が可能であるインク受容層と該インク受容層の下の平滑な下地層からなる印刷層が形成されており,
    該印刷層は光沢度(60°)が30以上であり,
    該インク受容層はバインダー成分と,高分子もしくは無機成分からなる1種以上のフィラーの混合物であり,
    第1種目のフィラーをA1,第2種目のフィラーをA2,第n種目のフィラーをAnとした場合,
    インク受容層の膜厚をD,添加するn種目のフィラーの粒径をRn,添加するn種目のフィラーの比重をdn,該インク受容層中のバインダー成分の比重をd,添加するn種目のフィラーのインク受容層中における添加比をtnとした時に,
    これらの係数Cが
    Figure 2007220225
    (mは添加するフィラーの総種類数)
    で表され,
    なおかつ該印刷層の最表面における平均面粗さ(Ra)が150nm以上であることを特徴とする光情報記録媒体。
  6. 前記係数Cが,
    Figure 2007220225
    で表されることを特徴とする請求項5記載の光情報記録媒体。
  7. 前記平均面粗さ(Ra)が200nm以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の光情報記録媒体。
  8. 請求項1ないし請求項6記載前記計算式で計算の対象となる前記高分子微粒子,もしくは無機微粒子からなる当該フィラーが1ミクロン以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の光情報記録媒体
  9. 前記高分子微粒子,もしくは無機微粒子からなるフィラーがアクリル,あるいはポリスチレン,あるいはSiO2からなることを特徴とする請求項1ないし請求項7記載の光情報記録媒体。
  10. 前記光情報記録媒体が円盤状の形態をなしており,
    該印刷層をクランピングエリアにも設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項7記載の光情報記録媒体。
  11. 前記インク受容層の平均膜厚が5ミクロンメートル以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項7記載の光情報記録媒体。
  12. 前記インク受容層の平均膜厚が7ミクロンメートル以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項7記載の光情報記録媒体。
  13. 前記下地層と,前記記録膜が,無機あるいは有機物質による基材により隔離されており,その距離が0.6mm以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項12記載の光情報記録媒体。
  14. 基板上に直接あるいは他の層を介して1層または多層からなる記録膜を担持し,該記録膜上に直接あるいは他の層を介して樹脂材料からなる保護層を備えた光情報記録媒体において,
    該光情報媒体の光入射面とは反対側の表面には,インクにより印刷が可能であるインク受容層と該インク受容層の下の平滑な下地層からなる印刷層が形成されており,
    該印刷層は光沢度(60°)が30以上であり,
    該インク受容層中にはバインダー成分と,平均粒径が3ミクロンメートル以上の高分子微粒子もしくは無機微粒子からなるフィラーが添加されていることを特徴とする光情報記録媒体。
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