JP2007219312A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な操作で表示画像の拡大縮小処理が可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示部101は、画像表示などを行うもので、それぞれ独立した複数の画像表示器からなる。音声出力部103は、表示部101に表示された画像などに対応する音声を出力する。記憶部104は、表示部101に表示するための画像データや、音声出力部103から出力するための音声データ、各種コンテンツデータなどを記憶する。スイッチ部105は、ユーザが入力する各指示を検出する。入出力部106は、各画像表示器間における画像データや音声データなどの入出力を行う。電源部107は、各機能部へ電流を供給する。制御部108は、一つの画像表示器に表示された画像を表示部101全体へ拡大表示する。また、表示部101全体に表示された画像を一つの画像表示器に縮小表示する。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の画像表示器を備える表示装置に関する。ただし、この発明の利用は、上述した表示装置には限られない。
近年、情報処理技術の発達にともない、各種情報を表示するための表示装置もさまざまな形態のものが提案されている(たとえば、特許文献1,2を参照。)。
特許文献1に開示されている技術は、独立した複数の表示手段とこれを接続するフレキシブルジョイントとによって構成された表示装置である。この表示装置は、折り畳んで収納して小型化することができ、またそれぞれの画面に違った映像を映し出すこともできる。
また、特許文献2に開示されている技術は、観客や装置による死角を生ずることなく、全天周を一連の画像として表示可能な表示装置である。
特開平9−311737号公報 特開2003−216134号公報
特許文献1に開示された表示装置は、折り畳み可能であることから携帯には便利である。しかしながら、折り畳む場合、その都度フレキシブルジョイントを取り外すことが必要となるので、使い勝手が悪いという問題がある。また、表示手段全体に表示した画像を簡単な操作で独立した複数の表示手段のうちのいずれか一つに縮小表示したり、その反対に独立した複数の表示手段のうちのいずれか一つに表示した画像を簡単な操作で表示手段全体に拡大表示したりすることはできないという問題もある。
また、特許文献2に開示された表示装置は、全天周に一連の画像を表示することで、観客や装置による死角を排除することができる。しかしながら、この表示装置も、表示手段全体に表示した画像を簡単な操作で表示手段の一部に縮小表示したり、その反対に表示手段の一部に表示した画像を簡単な操作で表示手段全体に拡大表示したりすることはできない。
請求項1に記載の発明にかかる表示装置は、複数の画像表示器からなる折り畳み可能な表示手段と、少なくとも画像データを有するコンテンツデータを記憶する記憶手段と、前記表示手段に画像を表示させる制御を行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記複数の画像表示器の各々に異なる画像を前記表示手段に表示させる第1の表示形態と、前記表示手段に表示された画像の中から選択された1つの画像を前記表示手段に拡大表示する第2の表示形態とを切換る制御を行うことを特徴とする。
以下、添付図面を参照して、この発明にかかる表示装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかる表示装置の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、この表示装置100は、表示部101と、バスライン102と、音声出力部103と、記憶部104と、スイッチ部105と、入出力部106と、電源部107と、制御部108とで構成され、バスライン102を介して各機能部が接続されている。
表示部101は、画像表示などを行うもので、それぞれ独立した複数の画像表示器からなる。各画像表示器は、それぞれたとえば平行四辺形、菱形、台形形状のフィルム材またはガラス基板などにより構成されている。なお、画像表示器を菱形のフィルム材またはガラス基板で構成する場合には、その菱形のフィルム材またはガラス基板を二枚の三角形のフィルム材またはガラス基板で構成してもよい。
音声出力部103は、表示部101に表示された画像などに対応する音声を出力する。
記憶部104は、表示部101に表示するための画像データや、音声出力部103から出力するための音声データなどの各種コンテンツデータ及びそのメモリ上のアドレスや目次などの管理情報などを記憶する。また、表示装置100の制御プログラムを格納している。また、ユーザインターフェースとしての操作メニュー画面、ユーザにより設定された設定情報(表示色や初期動作モードなど)、あるいは最後に視聴していたラストコンテンツデータに関する情報を保持する機能を有する。
スイッチ部105は、ユーザが入力する各指示を検出する。または、リモコンなどによる指令を受信する受信部としての機能を持たせても良い。
入出力部106は、外部から伝送されるコンテンツデータ(画像データや音声データなど)を通信、記録媒体などの様々な伝送路を介して取得する。取得されたコンテンツデータは記憶部104へ格納される。さらに、入出力部106は、表示装置100からコンテンツデータを外部へ出力する。たとえば、入出力部106に音響装置であるヘッドホンなどを接続することで、表示部101に表示された画像に対応する音声をユーザがヘッドホンを介して聞くことができる。また、表示装置100とは別の第2の表示装置であるモニタ等が周囲に存在する場合は、第2の表示装置へコンテンツデータを出力するように構成してもよい。なお、入出力部106はライン、電磁波、光通信、メモリカードなど数々の伝送媒体による各データの入出力に対応できるようになっている。
さらに、この表示装置100は、記憶部104を備えていることから、電源切断時に、制御部108の処理により、表示部101に最後に表示された画像(またはその画像データのメモリ上の格納アドレスなど)を記憶しておくこともできる。また、電源投入時に、記憶部104に記憶された画像を再表示することもできる。
電源部107は、シート状電池などで構成され、各機能部101〜109へ電流を供給する。
制御部108は、記憶部104に格納された制御プログラムに基づいて動作し、表示装置100全体の制御を行う。
バスライン102は、各機能部をつなぐ信号制御ラインであり、各機能部間における各種信号やデータなどの伝達を行う。
この実施の形態の表示装置100は、表示部101、音声出力部103、記憶部104、スイッチ部105、入出力部106、電源部107、制御部108、およびバスライン102が積層されて構成される。そして、接続部在で接続された、表示部101を構成する前記各画像表示器の接続部分を折り目として所定の規則性をもって表示装置100を折り畳むことができるようになっている。
この表示装置100は、たとえば完全な折り畳み状態で複数の画像表示器を一つの画像表示器上に重ね合わせて折り畳むことができる構造を備えている。具体的には、表示装置100は、完全な折り畳み状態で表面積が二つの画像表示器を並べた大きさより小さくなるように構成されている。
また、表示部101を構成する複数の画像表示器を、各画像表示器間の接続部で山折りまたは谷折りが可能になる接続部材で接続すれば、表示部101を折り畳むこともできる。この場合の折り畳み方としては、いわゆるミウラ折りを採用すれば、一軸方向に伸縮することで容易に開閉できるので好都合である。すなわち、ミウラ折りを採用することで、表示部101の完全展開時における対向端の部分(異なる二つの部分)をもって、さっと左右に引っ張れば一瞬にして広がるし、折り畳むのも瞬時に完了させることができるようになる。
図2は、この発明の実施の形態にかかる表示装置の機能の概略を説明するための図である。前述のように、この実施の形態の表示装置100は、複数の独立した画像表示器を備えているため、それぞれの画像表示器に異なる画像を表示することができる(第1の表示形態)。そして、表示装置100の表示部200を構成する一つの画像表示器201に表示されている画像を、表示部200全体に拡大表示することが可能になる(第1の表示形態)。また、表示部200全体に表示されている画像を、表示部200を構成する一つの画像表示器201に縮小表示することもできる。このように、第1の表示形態と第2の表示形態を切り替えて表示することができる。
拡大表示する画像(第2の表示形態で表示される画像)は、ユーザが選択しても良いし、予めインストールされているプログラムに基づいて自動的に選択されるようにしてもよい。また、拡大表示(第2の表示形態)から個々の画像表示器201に異なる画像を表示させる表示形態(第1の表示形態)の切換についても、ユーザの操作あるいは指示により切り替えても良いし、予めインストールされているプログラムに基づいて、例えば所定時間を経過後に自動的に切り替えるようにしてもよい。
図3は、この発明の実施例にかかる表示装置の形状を示す模式図である。この表示装置300は、複数の平行四辺形の画像表示器301と、複数の台形の画像表示器302と、これらを接続する接続部材303a,303b,304a,304b,305と、を備えて構成される。
この表示装置300の折り畳み方としては、いわゆるミウラ折り(登録商標)を採用すれば、一軸方向に伸縮することで容易に開閉できるので好都合である。すなわち、ミウラ折りを採用することで、表示装置100の完全展開時における対向端の部分(異なる二つの部分)をもって、さっと左右に引っ張れば一瞬にして広がるし、折り畳むのも瞬時に完了させることができるようになる。なお、この表示装置300は、ミウラ折り(登録商標)以外の折り畳み方で折り畳んでも差し支えない。
接続部材303a,303b,304a,304b,305は画像表示器302の変位(開き具合)に応じて電位を発生する変位検出手段を有している。図示せぬ制御部により、変位検出手段が発生した電位の大きさを検出することで、表示装置300が完全な折り畳み状態から所定程度に開かれた状態にあるのか、それとも完全展開時から所定程度に折り畳まれた状態にあるのかなどを判別する。そして、表示装置300が完全な折り畳み状態から所定程度に開かれた状態になった場合に、図示せぬ電源部から各機能部への電流の供給が開始される。また、表示装置300が完全展開時から所定程度に折り畳まれた状態になった場合に、電源部から各機能部への電流の供給が切断される。
平行四辺形の画像表示器301は、すべて同じ大きさで、フィルム材またはガラス基板により構成されている。また、台形の画像表示器302も、すべて同じ大きさで、フィルム材またはガラス基板により構成されている。図3に示した表示装置300では、複数の平行四辺形の画像表示器301と、複数の台形の画像表示器302とを組み合わせて、長方形の表示画面を実現する。
接続部材303a,303bは、図3における縦方向に配列された、画像表示器301と画像表示器302、または画像表示器301同士を接続する。接続部材304a,304bは、図3における横方向に配列された、画像表示器301同士、または画像表示器302の下底同士を接続する。接続部材305は、横方向に配列された画像表示器302の上底同士を接続する。
ここで、接続部材303a,303b,304a,304b,305を蝶番や樹脂材質により構成すれば、接続部材303a,303b,304a,304b,305を折り目として表示装置300を折り畳むことができる。このときの折り畳み方には、いわゆるミウラ折り(登録商標)を採用するとよい。このようにすることで、山折りの部分と谷折りの部分が交互になるよう折り畳むことができる。
すなわち、まず、表示装置300を、接続部材303aに沿って山折り、接続部材303bに沿って谷折りにする。続けて、接続部材304aに沿って山折り、接続部材304bに沿って谷折りにする。さらに、接続部材305に沿って山折りにする。このようにすることで、例えば点300a,300bの部分をつまんでさっと左右に引っ張れば一瞬にして表示装置300を広げることができる。また、その状態で、点300a,300bの部分をつまんで軽く押すだけで表示装置300を折り畳むことができる。
次に、この表示装置300を構成する各画像表示器の構造について説明する。
図4は、操作機能および制御機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。この画像表示器は、基盤層401上に、半導体層402と、バスライン層403と、表示層404と、操作検出層405と、保護層406とが順次積層されて構成される。半導体層402は、有機半導体などからなる。この半導体層402は、当該画像表示器全体の制御を行う。また、他の画像表示器の制御を行うこともできる。さらに、この半導体層402は、表示層404に表示するための画像データや、後述する振動層から出力するための音声データ、各種コンテンツデータ、表示装置300の制御プログラムなどを記憶する記憶機能を備えている。また、画像表示に用いるビデオメモリ、バッファメモリ、表示制御ICなどを形成するように構成しても良い。バスライン層403は、当該画像表示器の各機能部や他の画像表示器へ画像データ、音声データ、制御信号、および電流などを導く層である。このバスライン層403には、他の画像表示器に対する各種画像データや制御信号などの送受信を行うための送受信手段が設けられている(詳細は後述する)。表示層404は、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイや電子ペーパなどの薄型ディスプレイなどからなり、画像などの表示を行う層である。操作検出層405は、図1に示したスイッチ部105に相当するものであり、ユーザからの入力情報を検出するためのタッチパネルからなる。したがって、ユーザが指などで保護層406上から操作検出層405を押下することにより、表示装置300の制御を行うことができる。保護層406は、透明樹脂などからなり、操作検出層405を保護するための層である。
この実施例の表示装置300では、各画像表示器に設けられたバスライン層403を介して各種画像データや制御信号などの送受信を行う。このため、バスライン層403には、各種データや制御信号などの送受信を行うための送受信手段(通信手段)が設けられている。
図5、図6は、バスライン層403の概略構成の一例を示す図である。図5は、バスライン層403の外周近傍に透明電極で構成したループアンテナ501を設けた例を示している。バスライン層403にループアンテナ501を設けた場合は、各画像表示器間における各種データなどの送受信は、電磁波によって行われる。また、図6は、バスライン層403に光送受信器601を設けた例を示している。バスライン層403に光送受信器601を設けた場合は、各画像表示器間における各種データなどの送受信は、光通信によって行われる。このようにバスライン層403を構成することで、各画像表示器間にフィルム状のバスラインを設けなくても各種データなどの送受信が可能になる。このため、各画像表示器間の接続部で折り曲げることができるようにした場合、装置の折り曲げ耐久性能が向上する。
図7は、操作機能、制御機能および音声出力機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。この画像表示器は、振動層701上に、半導体層402と、バスライン層403と、表示層404と、操作検出層405と、保護層406とが順次積層されて構成される。振動層701は、図4に示した基盤層401と同等の厚さに形成されており、バスライン層403を介して送られてきた音声データを出力することができる。この振動層701は、いわゆるスピーカであり図1に示した音声出力部103に相当する。制御部108の制御の元、記憶部104から読み出された音声データに基づいて振動層701が振動することにより音を発生させる。
図8は、操作機能、制御機能および電源を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。この画像表示器は、シート電源層801上に、半導体層402と、バスライン層403と、表示層404と、操作検出層405と、保護層406とが順次積層されて構成される。シート電源層801は、図4に示した基盤層401と同等の厚さに形成されており、表示層404や他の画像表示器などへ電流を供給するためのものである。この画像表示器は、シート電源層801を備えているので、他から電流の供給を受けることなく、画像などの表示制御を行うことができる。
この発明の実施例にかかる表示装置300は、図4,7,8に示した画像表示器を複数接続することで実現することができる。これらの画像表示器は、いずれも6層構造で、すべてが同じ厚さになるように構成されているので、各画像表示器を接続して表示装置300を構成しても、装置の部分ごとに厚さが異なるといった不自然さはない。また、表示装置300を構成する際の各画像表示器の配置位置は、表示装置としてどのような機能が要求されているかにより異なるが、図7および図8に示した画像表示器は少なくともそれぞれ一つは必要になる。
図9、図10は、表示装置300の接続部材の構成を説明するための図である。図8に示すように、この表示装置300は、各画像表示器が可撓性を有する接続部材で接続されている。そして、変位検出フィルム901が前記接続部材内部に備えられる。この変位検出フィルム901は、図9に示した形状から変位角度θで折り曲げられることによって図10に示したように形状が変位し、その変位量に比例した電位を発する。したがって、この変位検出フィルム901が発した電位の大きさを図4の制御機能を有する画像表示器の半導体層402に設けられた制御部でモニタリングし変化量を検出することで、その変位量を求め、画像表示器の傾き(開き具合)を検出することができる。そこで、変位検出フィルム901の変位量を検出し、この検出結果に基づいて電源の投入・切断を制御すれば、電源スイッチに頼らず、表示装置300の開閉のみで電源の投入・切断を行うことができる。
また、3つ以上の画像表示器を有する表示装置の場合は、画像表示器間の接続部分が2つ以上あることになる。その場合、それぞれの接続部分に設けられている変位検出フィルム901の出力はバスラインとして機能するバスライン層403を介して制御機能を有する画像表示器へ伝送される。そして、制御部にて表示装置300全体の形状的変化を検出し、表示装置300が開いた状態か閉じられている状態かを判断することができる。
図11は、この実施例にかかる表示装置における画像データの流れの概要を説明するための図である。この表示装置300では、まず、装置全体の制御を行う画像表示器が選定されているものとする(図11の例では左上角の画像表示器A)。この画像表示器Aの半導体層には表示装置全体の制御を行うための制御プログラムや各種コンテンツデータが記憶されている。ここで、画像表示器Aの半導体層のデータ記憶容量は、A以外の他の画像表示器の半導体層よりも大きな記憶容量を有するように構成しておくことにより、映像/音声などからなるAV(Audio、Visual)データを保持することが可能となる。
そして、画像表示器Aの制御部(半導体層402)からバスライン層403を介してすべての画像表示器に向けて画像データを送る。送り出される画像データは、符号/変調処理されている。また、画像データを受け取る画像表示器も制御部(半導体層402)を備えており、取得した画像データを復号/復調し、画像表示を行う。また、各画像表示器はすべてアドレスが割り振られている。各画像表示器は、受け取った画像データのなかから自らのアドレスに対応する画像データを表示する。この処理は、各画像表示器の表示層にデーコーダを備えることで実現できる。画像表示器Aから通信手段であるバスライン層403を介して配信された画像データは、各々の画像表示器が有する半導体層の記憶領域に記憶される。画像表示器A以外の半導体層の記憶容量は、画像表示器Aのものに比べて小さい容量でよい。もちろん、全ての画像表示器の半導体層の記憶容量を、画像表示器Aの半導体層と同じ容量を有するように構成するようにしてもよいことはいうまでもない。
次に、この発明の実施例にかかる表示装置300の処理の一例を説明する。まず、この表示装置300は、16個の画像表示器で構成されているとする。そして、各画像表示器は、当該画像表示器が表示している画像データをメモリ(半導体層402が相当)に保持している。すなわち、各画像表示器には既に画像表示器Aから各画像表示器にて表示される画像データが配信されている状態である。各画像表示器による画像表示は、画像データを本来の表示領域を縮小した縮小表示となる。
図12は、画像の拡大処理の開始を説明するための図である。なお、図中のA〜Pは画像表示器を示している。図12に示すように、ある画像表示器(たとえば「K」)に表示されている画像を装置全体に表示させる場合は、当該画像表示器「K」の表示面をたとえば指で2回たたくことにより可能になるようにする。前述のように、各画像表示器は操作検出層405を備えているため、このような制御が可能である。画像表示器は表示面が2回たたかれたことを検出すると、自らが保持している画像データをすべての画像表示器に向けて送信する。画像データを受け取った画像表示器は、自らが画像のどの部分を表示すべきか分かっているので、画像の該当部分のみを表示する。このようにすることで、画像の拡大表示が可能になる。
ところで、画像の拡大表示を行う場合において、各画像表示器間での画像データの送受信にあたって、どのような手法で画像データの送受信を行えば効率のよいデータ送受信が行えるかが問題となる。特に、目的とする画像表示器間での画像データの送受信が何らかの原因で不能となった場合(例えば、ループアンテナや光送受信器の通信素子不良など)に、どのような回避手段を講ずればよいかが問題となる。そこで、この実施例では、以下のような法則(1)〜(7)にしたがって画像データの送受信を行うものとする。
(1)各画像表示器間の通信順序は、画像データを送信しようとする画像表示器の位置を基準に「左」「上」「右」「下」の順に行うものとした。なお、この順序は画像表示器の4方向を順次規則的に全て行うことであれば、どのような順序で行っても良く、たとえば、「上」「下」「左」「右」の順を全ての画像表示機が行うことも可能である。
(2)たとえば、画像表示器「A」が隣の画像表示器「B」と通信しようとデータラインのキャリアを検出したら、画像表示器「C」が先に画像表示器「B」との通信を開始していたような場合は、画像表示器「A」は自分自身にランダムタイマを発生させ、所定時間経過した後再度画像表示器「B」との通信を開始するようにした。
(3)通信相手の画像表示器に通信済みフラグが立っていた場合には、それを飛び越した画像表示器との通信を行うものとした。
(4)画像データを取得した画像表示器は、自らが保持していた画像データを退避して、新たに受け取った画像データに基づく全体画像に対する自己のパートを表示するものとした。
(5)画像データを送信しようとする画像表示器は、囲まれているすべての画像表示器に通信済みフラグが立っていることを検出した場合(通信すべき相手が隣にない場合も同)には、直ちに通信を終了するものとした。
(6)通信終了した画像表示器は、通信終了の結果を装置全体の制御を行っている画像表示器の制御部(半導体層402)へ報告するものとした。
(7)通信終了した画像表示器は、元の表示(縮小表示)モードになるコマンドを待つ状態で待機するものとした。
以下、図面を参照して、各画像表示器間における画像データの送受信を説明する。
図13〜24は、拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。図13に示すように、ここでは「K」から画像データの送信が行われるものとする。まず、「K」が左側に位置する「J」へ画像データの送信を開始する。続いて、図14に示すように、「K」が上側に位置する「G」に対して画像データを送信する。一方、「J」も左側に位置する「I」に対して画像データを送信する。図15に示すように、「K」が右側に位置する「L」に対して画像データを送信する。「G」が左側に位置する「F」に対して画像データを送信する。「I」の左側に通信相手はないので、「I」は左側へ画像データを送信しない。また、「F」は先に「K」との通信を開始しているため、「J」は上側に位置する「F」へ画像データを送信しない。
続いて、図16に示すように、「K」は下側に位置する「O」に対して画像データを送信する。すると、「K」は通信済みとなるため、「J」および「L」は「K」へ画像データを送信しない。「I」は上側に位置する「E」に対して画像データを送信する。「E」は先に「I」との通信を開始しているため、「F」は左側に位置する「E」へ画像データを送信しない。「G」が上側に位置する「C」へ画像データを送信する。
続いて、図17に示すように、「K」は通信終了となって、当該パートの画像を表示する。「J」は下側に位置する「N」に対して画像データを送信する。すると、「J」は通信済みとなるため、「I」は右側に位置する「J」へ画像データを送信しない。「N」は先に「J」との通信を開始しているため、「O」は左側に位置する「N」へ画像データを送信しない。「E」の左側に通信相手はないので、「E」は左側へ画像データを送信しない。「G」が右側に位置する「H」へ画像データを送信する。すると、「H」は先に「G」との通信を開始しているため、「L」は上側に位置する「H」へ画像データを送信しない。「C」が左側に位置する「B」へ画像データを送信する。すると、「B」は先に「C」との通信を開始しているため、「F」は上側に位置する「B」へ画像データを送信しない。
続いて、図18に示すように、「J」は通信終了となって、当該パートの画像を表示する。「K」は通信済みであるため、「G」および「O」は「K」への画像データ送信は行わない。「G」は通信済みであるため、「F」および「H」は「G」への画像データ送信を行わない。「C」の上側に通信相手はないので、「C」は上側へ画像データを送信しない。「L」の右側に通信相手はないので、「L」は右側へ画像データを送信しない。「B」が左側に位置する「A」へ画像データを送信する。すると、「A」は先に「B」との通信を開始しているため、「E」は上側に位置する「A」へ画像データを送信しない。「N」が左側に位置する「M」へ画像データを送信する。すると、「M」は先に「N」との通信を開始しているため、「I」は下側に位置する「M」へ画像データを送信しない。
続いて、図19に示すように、「G」、「I」は通信終了となって、当該パートの画像を表示する。「J」はすでに通信済みになっているため、「F」および「N」は「J」へ画像データを送信しない。また、「F」も通信済みであるため、「E」は右側に位置する「F」へ画像データを送信しない。「L」は下側に位置する「P」に対して画像データを送信する。すると、「P」は先に「L」との通信を開始しているため、「O」は右側に位置する「P」へ画像データを送信しない。「H」は上側に位置する「D」に対して画像データを送信する。すると、「D」は先に「H」との通信を開始しているため、「C」は右側に位置する「D」へ画像データを送信しない。また、「B」の上側に通信相手はないので、「B」は上側への画像データ送信を行わない。「A」および「M」の左側にも通信相手はないので、「A」および「M」は左側への画像データ送信を行わない。
続いて、図20に示すように、「F」、「L」は通信終了となって、当該パートの画像を表示する。「I」はすでに通信済みになっているため、「E」および「M」は「I」へ画像データを送信しない。「G」も通信済みであるため、「C」は「G」へ画像データを送信しない。「C」は通信済みとなるため、「B」および「D」は「C」へ画像データを送信しない。また、「O」の下側に通信相手はないので、「O」は下側へ画像データを送信しない。「O」は通信済みとなるため、「P」および「N」は「O」へ画像データを送信しない。また、「H」の右側に通信相手はないので、「H」は右側へ画像データを送信しない。「A」の上側にも通信相手はないので、「A」は上側へ画像データを送信しない。
続いて、図21に示すように、「E」、「C」、「O」は通信終了となって、当該パートの画像を表示する。「L」はすでに通信済みになっているため、「H」および「P」は「L」へ画像データを送信しない。「F」も通信済みであるため、「B」は下側に位置する「F」へ画像データを送信しない。すると、「B」は通信済みとなるため、「A」は右側に位置する「B」へ画像データを送信しない。また、「N」の下側に通信相手はないので、「N」は下側へ画像データを送信しない。すると、「N」は通信済みとなるため、「M」は右側に位置する「N」へ画像データを送信しない。また、「D」の上側に通信相手はないので、「D」は上側へ画像データを送信しない。
続いて、図22に示すように、「B」、「N」、「H」は通信終了となって、当該パートの画像を表示する。「E」はすでに通信済みになっているため、「A」は下側に位置する「E」へ画像データを送信しない。また、「M」の下側に通信相手はないので、「M」は下側へ画像データを送信しない。「D」および「P」の右側にも通信相手はないので、「D」および「P」は右側へ画像データを送信しない。
続いて、図23に示すように、「A」、「M」は通信終了となって、当該パートの画像を表示する。「H」はすでに通信済みになっているため、「D」は下側に位置する「H」へ画像データを送信しない。また、「P」の下側に通信相手はないので、「P」は下側へ画像データを送信しない。すると、図24に示すように、「D」、「P」も通信終了となって、当該パートの画像を表示する。このようにすることで、すべての画像表示器が当該パートの画像を表示し、拡大画像が表示されることになる。
図25は、画像の縮小処理の開始を説明するための図である。前述した処理により、表示装置300の表示部全体に表示された画像を元の画像表示器のみに表示させ、それぞれの半導体層に記憶されている画像データを表示させようとする場合は、表示装置300を構成するいずれかの画像表示器の表示面をたとえば指で2回たたくことにより可能になるようにする。以下、具体的に説明する。
図26、図27は、縮小画像表示を行う場合の画像データの処理を説明するための図である。縮小画像表示を行う場合は、図26に示すように、「A」〜「P」のいずれかの画像表示器の表示面をたとえば指で2回たたくことにより、図27に示すように、各画像表示器はいっせいに拡大画像の表示をやめ、元画像(各画像表示器独自の画像)の表示状態(たとえば画像表示器「K」)に戻る。このようにすることで、縮小画像を表示する。
最後に、この発明の実施例にかかる表示装置300の一連の処理について、フローチャートで説明する。
図28−1〜図28−7は、この発明の実施例にかかる表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。なお、図中、E、D、Mはそれぞれ通信終了フラグ、画像表示フラグ、通信方向フラグを示している。そして、E=0は通信未終了を意味し、E=1は通信終了を意味する。D=0は当該表示器が元来保持している画像データに基づく画像表示を意味し、D=1は当該画像表示器が担当するパート部分の画像表示を意味する。M=3は左側に位置する画像表示器との通信を意味し、M=2は上側に位置する画像表示器との通信を意味し、M=1は右側に位置する画像表示器との通信を意味し、M=0は下側に位置する画像表示器との通信を意味する。
まず、図28−1に示すフローチャートにおいて、各フラグの初期値を設定する(ステップS1)。なお、初期値はE=0、D=0、M=3とする。次に、画像表示器がダブルクリックされたか否かを検出する(ステップS2)。この実施例の表示装置300では、拡大表示したい画像が表示されている画像表示器の表示面をダブルクリックすることで、拡大表示するための処理が開始される。ここで、ダブルクリックを検出した画像表示器がない場合(ステップS2:No)は、隣接している画像表示器より通信要求があるか否かを検出する(ステップS3)。ここで、隣接している画像表示器より通信要求がない場合(ステップS3:No)は、ステップS2へ戻る。
ステップS3において隣接している画像表示器より通信要求がある場合(ステップS3:Yes)は、通信終了フラグ(E=1)が立っているか否かを検出する(ステップS4)。ここで、通信終了フラグが立っている場合(ステップS4:Yes)は、通信要求を拒否する(ステップS5)。この後は、ステップS2へ戻る。一方、通信終了フラグが立っていない場合(ステップS4:Yes)は、隣接する画像表示器より画像データを受信する(ステップS6)。この後、ステップS7へ移る。
ステップS2においてダブルクリックを検出した画像表示器がある場合(ステップS2:Yes)、またはステップS6の処理が終了した場合は、当該画像表示器が通信ライン状態を検知する(ステップS7)。そして、通信可能か否かを検出する(ステップS8)。ここで、通信が不可能であることが検出された場合(ステップS8:No)は、乱数Nを発生させる(ステップS9)。そして、一定時間待つ(ステップS10)。続いて、乱数NにN−1をセットする(ステップS11)。乱数Nが0になったか否かを検出する(ステップS12)。ここで、乱数Nが0になった場合(ステップS12:Yes)は、ステップS7へ戻る。一方、乱数Nが0になっていない場合(ステップS12:No)は、ステップS10へ戻る。ステップS9〜S12の処理は、画像表示器間における通信不能の場合の待機処理である。
ステップS8において通信が可能であることが検出された場合(ステップS8:Yes)は、M=3か否かを判定する(ステップS13)(図28−2を参照)。ここで、M=3である場合(ステップS13:Yes)は、左側に隣接している画像表示器に対して通信要求する(ステップS14)(図28−3を参照)。左側に隣接している画像表示器がE=1であるか否かを検出する(ステップS15)。ここで、左側に隣接している画像表示器がE=1でない場合(ステップS15:No)は、画像データを送信する(ステップS16)。一方、ステップS15において左側に隣接している画像表示器がE=1である場合(ステップS15:Yes)、またはステップS16の処理が終了した場合は、MにM−1をセットする(ステップS17)。この後は、図28−2のステップS18へ移る。
図28−2のステップS13においてM=3でない場合(ステップS13:No)、または図28−3のステップS17の処理が終了した場合は、M=2か否かを判定する(ステップS18)。ここで、M=2である場合(ステップS18:Yes)は、上側に隣接している画像表示器に対して通信要求する(ステップS19)(図28−4参照)。上側に隣接している画像表示器がE=1であるか否かを検出する(ステップS20)。ここで、上側に隣接している画像表示器がE=1でない場合(ステップS20:No)は、画像データを送信する(ステップS21)。一方、ステップS20において上側に隣接している画像表示器がE=1である場合(ステップS20:Yes)、またはステップS21の処理が終了した場合は、MにM−1をセットする(ステップS22)。この後は、図28−2のステップS23へ移る。
図28−2のステップS18においてM=2でない場合(ステップS18:No)、または図28−4のステップS22の処理が終了した場合は、M=1か否かを判定する(ステップS23)。ここで、M=1である場合(ステップS23:Yes)は、右側に隣接している画像表示器に対して通信要求する(ステップS24)(図28−5を参照)。右側に隣接している画像表示器がE=1であるか否かを検出する(ステップS25)。ここで、右側に隣接している画像表示器がE=1でない場合(ステップS25:No)は、画像データを送信する(ステップS26)。一方、ステップS25において右側に隣接している画像表示器がE=1である場合(ステップS25:Yes)、またはステップS26の処理が終了した場合は、MにM−1をセットする(ステップS27)。この後は、図28−2のステップS28へ移る。
図28−2のステップS23においてM=1でない場合(ステップS23:No)、または図28−5のステップS27の処理が終了した場合は、M=0か否かを判定する(ステップS28)。ここで、M=0である場合(ステップS28:Yes)は、下側に隣接している画像表示器に対して通信要求する(ステップS29)(図28−6を参照)。下側に隣接している画像表示器がE=1であるか否かを検出する(ステップS30)。ここで、下側に隣接している画像表示器がE=1でない場合(ステップS30:No)は、画像データを送信する(ステップS31)。一方、ステップS30において下側に隣接している画像表示器がE=1である場合(ステップS30:Yes)、またはステップS31の処理が終了した場合は、MにM−1をセットする(ステップS32)。この後は、図28−2のステップS33へ移る。
図28−2のステップS28においてM=0でない場合(ステップS28:No)、または図28−6のステップS32の処理が終了した場合は、通信終了フラグ(E=1)を設定する(ステップS33)。続いて、全体画像に対する自己のパートを表示する(ステップS34)。具体的には、画像表示器は、自らが保持していた画像データを退避して、新たに受け取った画像データに基づく全体画像に対する自己のパートを表示する。次に、画像表示フラグ(D=1)を設定する(ステップS35)。
続いて、いずれかの画像表示器がダブルクリックされたか否かを検出する(ステップS35)(図28−7を参照)。この実施例の表示装置300では、画像が拡大表示された後、いずれかの画像表示器の表示面をダブルクリックすることで、最初の画像表示(各画像表示器独自の画像表示)状態に戻る。ここで、ダブルクリックを検出した画像表示器がない場合(ステップS36:No)は、再度ステップS36の処理を行う。一方、ダブルクリックを検出した画像表示器がある場合(ステップS36:Yes)は、元画像の表示状態に戻る(ステップS37)。具体的には、各画像表示器はいっせいに拡大画像の表示をやめ、元画像(各画像表示器独自の画像)の表示状態に戻る。この後は、図28−1のステップS1に戻る。
以上説明したように、この実施例にかかる表示装置によれば、簡易な操作で、一つの画像表示器に表示されている画像を表示装置の表示部全体に拡大表示することができる。また、簡易な操作で、表示装置の表示部全体に拡大表示されている画像を、一つの画像表示器に縮小表示することができる。
前述した実施例では、法則(1)〜(7)にしたがって画像データの送受信を行い、図12と図25に示したような拡大表示と縮小表示の切換を行う構成を説明した。これとは別の方法で行っても良いことはいうまでもない。ダブルクリックされた画像表示器から画像データをする方法に変えて、ダブルクリックされた画像表示器を画像表示器Aの制御手段で検知し、検知された画像表示器に表示されていた画像を画像表示器Aから各画像表示器に画像データを配信するようにしてもよい。
また、各画像表示器を同一のプログラムで制御することができる。しかも、表示装置を構成する画像表示器間における通信を、装置全体の中央部に位置する場合であっても装置の周辺部に位置する場合であってもスムーズに実行することができる。
また、この実施例の表示装置では、すべての画像表示器が同じ画像データを保持する必要がなく、いずれか一つに画像表示器が保持している画像データを他の画像表示器へ送信することで、容易に拡大画像の表示ができる。このため、表示装置全体としては、多くの種類の画像データを保持し、利用することができるようになり、効率的な画像処理が可能になる。さらに、各々の画像表示器が4方向を順次規則的に通信するため、たとえ4方向のうち3つの方向の通信経路が通信不能(再起不能なコリジョン発生や通信素子の損傷による通信不能状態)でも、最後の1つの通信ルートが確保されていれば通信が可能となる。このため、欠陥、損傷、エラーに対して強いという効果がある。
この発明の実施の形態にかかる表示装置の機能的構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかる表示装置の機能の概略を説明するための図である。 この発明の実施例にかかる表示装置の形状を示す模式図である。 操作機能および制御機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。 バスライン層の概略構成の一例を示す図である。 バスライン層の概略構成の一例を示す図である。 操作機能、制御機能および音声出力機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。 操作機能、制御機能および電源を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。 表示装置の接続部材の構成を説明するための図である。 表示装置の接続部材の構成を説明するための図である。 この実施例にかかる表示装置における画像データの流れの概要を説明するための図である。 画像の拡大処理の開始を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 拡大画像表示を行う場合の画像データの送受信を説明するための図である。 画像の縮小処理の開始を説明するための図である。 縮小画像表示を行う場合の画像データの処理を説明するための図である。 縮小画像表示を行う場合の画像データの処理を説明するための図である。 この発明の実施例にかかる表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかる表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかる表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかる表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかる表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかる表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかる表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100,300 表示装置
101,200 表示部
102 バスライン
103 音声出力部
104 記憶部
105 スイッチ部
106 入出力部
107 電源部
108 制御部
201,301,302 画像表示器
303a,303b,304a,304b,305 接続部材
401 基盤層
402 半導体層
403 バスライン層
404 表示層
405 操作検出層
406 保護層
701 振動層
801 シート電源層
901 変位検出フィルム

Claims (9)

  1. 複数の画像表示器からなる折り畳み可能な表示手段と、
    少なくとも画像データを有するコンテンツデータを記憶する記憶手段と、
    前記表示手段に画像を表示させる制御を行う制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記複数の画像表示器の各々に異なる画像を前記表示手段に表示させる第1の表示形態と、前記表示手段に表示された画像の中から選択された1つの画像を前記表示手段に拡大表示する第2の表示形態とを切換る制御を行うことを特徴とする表示装置。
  2. ユーザからの入力を検知する検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記検知手段の検知結果に基づいて、前記第1の表示形態と前記第2の表示形態とを切換ることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記記憶手段は、
    各々の画像表示器に備えられた第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段より記憶容量の大きい前記表示手段に備えられた第2の記憶手段と、から構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記制御手段は、
    第1の表示形態では、前記第1の記憶手段に記載された画像データを用いて前記画像表示器に画像を表示させることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記画像表示器は、他の画像表示器と通信を行う通信手段をさらに有し、
    前記制御手段は、
    前記第1の表示形態から前記第2の表示形態への切換を行う際に、選択された画像を表示させている画像表示器の画像データを、前記通信手段を介して他の画像表示器へ配信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の表示装置。
  6. 前記第1の記憶手段には、
    前記第1の表示形態のための第1の画像データと、
    前記第2の表示形態のための第2の画像データと、
    が記憶されており、
    前記第2の画像データは、前記通信手段を介して配信された画像データであることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記第1の表示形態では、前記第1の画像データを用いて画像表示を行い、
    前記第2の表示形態では、前記第2の画像データを用いて画像表示を行うことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記画像表示器の各々は可撓性を有する接続部材を介して接続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の表示装置。
  9. 前記表示手段は、
    各画像表示器間の接続部で山折りまたは谷折りが可能であり、前記接続部材を折り目として所定の規則性をもって折り畳むことにより、一軸方向への伸縮によって開閉自在に表構成されていること、を特徴とする請求項8に記載の表示装置。
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