JP2007218802A - Pwr原子炉用燃料集合体 - Google Patents
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Abstract
【課題】制御棒を押圧固定する冷却材横向き流れを安定して形成することができ、制御棒の振動を抑制し、制御棒外面若しくは制御棒案内管内面への摩耗を抑制することができるPWR原子炉用燃料集合体を提供する。
【解決手段】上部ノズルの下部構造を形成するアダプタプレート6の流路孔のうち少なくとも前記オーバーハングに冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔15A、15B、15Cを、前記流路面の対角線Qを対称軸として原則的に線対称に配置するとともに、前記取付開口のうち外周側に存在する取付開口11aに対してこれより外側及び内側に位置する流路孔周辺のリガメント21、23を、該取付開口の両横側に位置する流路孔周辺のリガメント22より大きくなるように構成した。
【選択図】図2
【解決手段】上部ノズルの下部構造を形成するアダプタプレート6の流路孔のうち少なくとも前記オーバーハングに冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔15A、15B、15Cを、前記流路面の対角線Qを対称軸として原則的に線対称に配置するとともに、前記取付開口のうち外周側に存在する取付開口11aに対してこれより外側及び内側に位置する流路孔周辺のリガメント21、23を、該取付開口の両横側に位置する流路孔周辺のリガメント22より大きくなるように構成した。
【選択図】図2
Description
本発明は、加圧水型原子炉(PWR原子炉)に用いられる燃料集合体に関し、特に、燃料集合体における制御棒集合体側の制御棒外面及び燃料集合体側制御棒案内管内面における摩耗を抑制する構造を備えたPWR原子炉用燃料集合体に関する。
一般に、加圧水型原子炉で使用される燃料集合体は、多数の燃料棒を束ねた構造の燃料集合体の形を採っている。その概略的な構成は、冷却材用の入口ノズル及び出口ノズルを備えた原子炉容器の中に炉心槽が垂下支持され、その中に多数の燃料棒を束ねた燃料集合体が多数装荷されている。燃料集合体は互いに離れて対向配置される上部ノズル及び下部ノズルを有し、これらは複数の制御棒案内管により連結され、これに複数の支持格子が取り付けられている。該支持格子のセルの一部には前記制御棒案内管が挿通され、他のセルには多数の燃料棒が弾性的に支持されている(特許文献1、2参照)。
燃料集合体の具体的な構成を図10〜図13に示す。図10を参照して、加圧水型原子炉で使用されている制御棒集合体は、図示しない制御棒駆動装置によって駆動されるスパイダ52に複数本の制御棒51を吊設した構成である。このような制御棒集合体では、図11に示すように、前記制御棒駆動装置で制御棒51を駆動し、原子炉に装荷されている燃料集合体の制御棒案内管53内で前記制御棒51を深く挿入したり浅く引き抜くことにより、炉心の反応度を制御している。
しかしながら、制御棒51は、原子炉運転中において制御棒駆動装置により駆動されながら、燃料集合体内の制御棒案内管53内に挿入した状態で使用されるため、原子炉運転時の冷却材の流れにより制御棒51が振動し制御棒案内管53との接触により制御棒外面摩耗が生じる恐れがある。また、制御棒案内管53内面も制御棒51の振動に起因して内面摩耗が生じる可能性がある。
しかしながら、制御棒51は、原子炉運転中において制御棒駆動装置により駆動されながら、燃料集合体内の制御棒案内管53内に挿入した状態で使用されるため、原子炉運転時の冷却材の流れにより制御棒51が振動し制御棒案内管53との接触により制御棒外面摩耗が生じる恐れがある。また、制御棒案内管53内面も制御棒51の振動に起因して内面摩耗が生じる可能性がある。
これは冷却材流れに起因して制御棒51が振動する影響で起こるもので、制御棒集合体を制御棒駆動装置により駆動するためのガイドの役目を果たす制御棒案内管54(以下G/Tと称す)と上部炉心板55(以下UCPと称す)のギャップ及びUCP55とその下側に位置する燃料集合体の上部ノズル56とのギャップ(図12参照)に冷却材流水(下方より上方へと流れる炉心流)が横方向に流れ、この横方向への流れにより制御棒が振動し、摩耗は徐々に進行していくことが考えられる。
ここで、特にG/T54の横方向の移動を防ぐ支持ピン57(左右対称2本)の取付位置側付近に位置する制御棒51に比べ支持ピン57のない側に位置する制御棒51は、冷却材の流れをより大きく受けることが考えられ、支持ピン57のない側にある制御棒51に局部的に大きな摩耗が発生することが考えられる。また、このような制御棒51が挿入されている相手側の燃料集合体側の制御棒案内管53内面にも大きな摩耗が生じる恐れがある。
ここで、特にG/T54の横方向の移動を防ぐ支持ピン57(左右対称2本)の取付位置側付近に位置する制御棒51に比べ支持ピン57のない側に位置する制御棒51は、冷却材の流れをより大きく受けることが考えられ、支持ピン57のない側にある制御棒51に局部的に大きな摩耗が発生することが考えられる。また、このような制御棒51が挿入されている相手側の燃料集合体側の制御棒案内管53内面にも大きな摩耗が生じる恐れがある。
図13に示す通り燃料集合体の上部ノズル56の下部を構成する部材である、アダプタプレート58に開口されている流路孔の長手方向が摩耗の大きさに影響することが考えられる。つまり、前記流路孔58Aはすべて同じ方向に開口(流路孔58Aの長手方向とは図13では矢印Bの方向)されており、燃料集合体の下方向(図13中紙面を裏面から表面側に貫通する方向)から流れる冷却材流水は上部ノズル56の流路孔58Aを通過した後、流路孔形状に沿って上部ノズル56内に噴出すると考えられる。支持ピン57側に位置するA側側壁付近と、これに隣接する側壁であるB側側壁付近では、流路孔面積はA側の方が大きくなるためA側からの噴出しが顕著となる。側壁付近の流れは上部ノズル56の上端に設けられたオーバーハングに衝突した後にアダプタプレート58中心向きに流れるため、上記したごとくA側とB側の噴出が異なることにより中心向き流れのアンバランスが発生する惧れがある。
また、前記冷却材の中心方向への流れのアンバランスによる流れの不安定性に伴い、制御棒51が挿入されている相手側の燃料集合体側の制御棒案内管53内面にも大きな摩耗が生じる恐れがある。以上のことは、支持ピン57のない方向と上部ノズル56の流路孔58Aの方向が一致している場合、前記の通り摩耗が大きくなる要因が2つ重複しているという課題がある。
また、前記冷却材の中心方向への流れのアンバランスによる流れの不安定性に伴い、制御棒51が挿入されている相手側の燃料集合体側の制御棒案内管53内面にも大きな摩耗が生じる恐れがある。以上のことは、支持ピン57のない方向と上部ノズル56の流路孔58Aの方向が一致している場合、前記の通り摩耗が大きくなる要因が2つ重複しているという課題がある。
そこで、特許文献3(特開2003−98285号公報)では、前記上部ノズルの下部構造をなすアダプタプレートを、流路孔の長手方向と制御棒案内管に取り付け、上部炉心板に差し込まれて制御棒案内管を横方向に移動することを防ぐための支持ピンが存在しない辺の方向とが直交するように前記流路孔を配設した構成を提案している。また、前記上部ノズルの下部構造をなすアダプタプレートを、前記支持ピンが存在しない辺の方向に流路孔の長手方向が向いている流路孔の数をその総数に対して少なくした構成、さらに、前記アダプタプレートの流路面に、前記流路面の中心および対角を通る相直交する2本の直線によって仕切られる4つの領域における流路面積が均一になるように流路孔が配設されている構成が開示されている。これにより、冷却材流水の影響による制御棒の振動が均等化され、局部的な摩耗を抑制することができる。
このように、従来の燃料集合体の制御棒は、冷却材の横方向への流れにより制御棒が振動し、制御棒外面及び制御棒案内管内面への摩耗が問題となる可能性があった。
特許文献3によればこの摩耗がある程度は改善されるが、本発明ではより一層制御棒の振動を小さくし、摩耗を最小限に抑える技術を提案する。
従って本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、制御棒を押圧固定する冷却材中心向き流れを安定して形成することができ、制御棒の振動を抑制して制御棒外面若しくは制御棒案内管内面への局部的な摩耗が生じにくいPWR原子炉用燃料集合体を提供することを目的とする。
特許文献3によればこの摩耗がある程度は改善されるが、本発明ではより一層制御棒の振動を小さくし、摩耗を最小限に抑える技術を提案する。
従って本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、制御棒を押圧固定する冷却材中心向き流れを安定して形成することができ、制御棒の振動を抑制して制御棒外面若しくは制御棒案内管内面への局部的な摩耗が生じにくいPWR原子炉用燃料集合体を提供することを目的とする。
そこで、本発明はかかる課題を解決するために、PWR原子炉用の燃料集合体であって、該燃料集合体の上方に配設される上部ノズルが、該上部ノズルの下部構造を形成するアダプタプレートと、該アダプタプレートの周囲部に沿って延設される直立状の側壁と、該側壁の上部にアダプタプレート上方空間に向けて張り出すオーバーハングと、前記アダプタプレートの流路面に複数設けられた制御棒案内管取付開口及び流路孔と、を備えたPWR原子炉用燃料集合体において、
前記流路孔のうち少なくとも前記オーバーハングに冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔を、前記流路面の中心及び対角を通る相直交する2本の直線を対称軸として原則的に線対称に配置するとともに、前記取付開口のうち外周側に存在する取付開口に対してこれより外側及び内側に位置する流路孔周辺のリガメントを、該取付開口の両横側に位置する流路孔周辺のリガメントより大きくしたことを特徴とする。
前記流路孔のうち少なくとも前記オーバーハングに冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔を、前記流路面の中心及び対角を通る相直交する2本の直線を対称軸として原則的に線対称に配置するとともに、前記取付開口のうち外周側に存在する取付開口に対してこれより外側及び内側に位置する流路孔周辺のリガメントを、該取付開口の両横側に位置する流路孔周辺のリガメントより大きくしたことを特徴とする。
本発明によれば、前記流路孔からの冷却材が、前記オーバーハングに衝突後に中心向きに変向した中心向き流れが、アダプタプレート長孔からの噴出しに邪魔されることなく、広いリガメント上を流れやすくなり、さらにオーバハング衝突時の圧力上昇がリガメント上で伝播して、前記取付開口内に設置した制御棒に対して上部ノズル中心側への押圧力が大きくなり、制御棒先端の振動を抑制することが可能となる。従って制御棒の振動を抑制することにより、制御棒案内管内面摩耗と制御棒外面摩耗を抑制することができる。
さらに、前記流路孔の配置を対称軸を中心とした線対称とし、該対称軸で区切られた4つの領域の流路孔を同じ配置としたため、外周部に存在する制御棒の先端部振動を4領域共通に抑制することが可能となる。
さらに、前記流路孔の配置を対称軸を中心とした線対称とし、該対称軸で区切られた4つの領域の流路孔を同じ配置としたため、外周部に存在する制御棒の先端部振動を4領域共通に抑制することが可能となる。
また、前記対称軸上に沿って存在する取付開口の近傍に、冷却材流れを整流化する流路孔を配設したことを特徴とする。
このように、前記冷却材流れを整流化する流路孔を配設することにより、制御棒へ向けた横向き流れが形成され、該制御棒が固定化されるため制御棒の振動を抑制して制御棒案内管内面摩耗と制御棒外面摩耗を抑制することが可能となる。
さらに、前記流路面の中心部近傍に、冷却材流れを整流化する長孔状の流路孔を配設したことを特徴とする。
この構成により、流路面中心部の冷却材流れの拡散を防止し、制御棒を押圧する冷却材流れを形成することが可能となる。
さらにまた、前記流路孔のうち前記オーバーハングに冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔を、前記流路面の内側に位置する流路孔より長尺の長孔状に形成したことを特徴とする。
これにより、前記冷却材流れによる制御棒への押圧力が大きくなるため、より一層制御棒の振動を抑制することが可能となる。
このように、前記冷却材流れを整流化する流路孔を配設することにより、制御棒へ向けた横向き流れが形成され、該制御棒が固定化されるため制御棒の振動を抑制して制御棒案内管内面摩耗と制御棒外面摩耗を抑制することが可能となる。
さらに、前記流路面の中心部近傍に、冷却材流れを整流化する長孔状の流路孔を配設したことを特徴とする。
この構成により、流路面中心部の冷却材流れの拡散を防止し、制御棒を押圧する冷却材流れを形成することが可能となる。
さらにまた、前記流路孔のうち前記オーバーハングに冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔を、前記流路面の内側に位置する流路孔より長尺の長孔状に形成したことを特徴とする。
これにより、前記冷却材流れによる制御棒への押圧力が大きくなるため、より一層制御棒の振動を抑制することが可能となる。
また、前記燃料集合体は、原子炉の炉心内に一様に配置されることを特徴とする。
このように、複数の燃料集合体を原子炉の炉心内に一様に配置することによって、炉心内の制御棒の振動をより効果的に抑制することができる。
このように、複数の燃料集合体を原子炉の炉心内に一様に配置することによって、炉心内の制御棒の振動をより効果的に抑制することができる。
以上記載のごとく本発明によれば、前記流路孔周囲のリガメントの大きさを異ならせることにより、制御棒に対して中心側への押圧力が作用し、制御棒先端の振動を抑制することが可能となり、延いては制御棒の振動を抑制して制御棒案内管内面摩耗と制御棒外面摩耗を抑制することが可能となる。
さらに、前記流路孔の配置を対称軸を中心とした線対称とし、該対称軸で区切られた4つの領域の流路孔を同じ配置としたため、外周部に存在する制御棒の先端部振動を4領域共通に抑制することが可能となる。
さらに、前記流路孔の配置を対称軸を中心とした線対称とし、該対称軸で区切られた4つの領域の流路孔を同じ配置としたため、外周部に存在する制御棒の先端部振動を4領域共通に抑制することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の実施形態に係るPWR原子炉用燃料集合体の斜視図、図2〜図9は本発明の実施例1乃至実施例8に係る燃料集合体の上部ノズルを説明する図である。
図1は本発明の実施形態に係るPWR原子炉用燃料集合体の斜視図、図2〜図9は本発明の実施例1乃至実施例8に係る燃料集合体の上部ノズルを説明する図である。
まず、図1を参照して、本発明のPWR原子炉用燃料集合体の概略を説明する。同図において、PWR原子炉に使用される燃料集合体1は、上下に離間されて対向配置された上部ノズル5及び下部ノズル(不図示)を備えており、該上部ノズル5と下部ノズルは、複数の冷却材流路を有し、複数の制御棒案内管3によって連結されている。複数の支持格子(不図示)が燃料集合体1の長手方向に間隔を置いて制御棒案内管3に固定され、この支持格子が多数の燃料棒2を互いに平行になって延びるように支持している。
前記制御棒案内管3は、制御棒4を制御棒駆動装置により駆動するためのガイドとしての機能を有する。前記上部ノズル5は、該ノズルの下部構造を形成する平板状のアダプタプレート6と、該アダプタプレート6の周囲部に沿って延設される直立状の側壁7と、該側壁7の上部にアダプタプレート上方空間に向けて張り出すオーバーハング8とから構成される。
前記制御棒案内管3は、制御棒4を制御棒駆動装置により駆動するためのガイドとしての機能を有する。前記上部ノズル5は、該ノズルの下部構造を形成する平板状のアダプタプレート6と、該アダプタプレート6の周囲部に沿って延設される直立状の側壁7と、該側壁7の上部にアダプタプレート上方空間に向けて張り出すオーバーハング8とから構成される。
さらに、前記アダプタプレートの流路面には、前記制御棒案内管3を取り付ける制御棒取付開口が複数設けられるとともに、同様に複数の冷却材流路孔が配設されている。該取付開口と冷却材流路孔の構成については、後述する実施例1乃至実施例10において詳細に説明する。
前記制御棒4を制御棒駆動装置による駆動にて、前記制御棒案内管3内に挿抜されることによって炉心の反応度が制御される。また、前記燃料集合体1の下方から上方に向けて冷却材が流れ、前記燃料棒2を冷却した後に前記アダプタプレート6の流路孔より上方に流れ出るようになっている。
前記制御棒4を制御棒駆動装置による駆動にて、前記制御棒案内管3内に挿抜されることによって炉心の反応度が制御される。また、前記燃料集合体1の下方から上方に向けて冷却材が流れ、前記燃料棒2を冷却した後に前記アダプタプレート6の流路孔より上方に流れ出るようになっている。
[実施例1]
図2に基づき、本実施例1に係る燃料集合体のアダプタプレート6に穿設された制御棒案内管取付開口及び流路孔15の配置を説明する。
本実施例では、前記アダプタプレート6の流路面の中心及び対角を通る相直交する2本の直線を対称軸(対角線)Qとして原則的に線対称に配置する構成となっているため、図2には前記アダプタプレート6を夫々流路面積が等しい方形状に4分割したうちの1領域のみを示す。同図に示される破線Rは、前記オーバーハング8に対応する位置を示す。
前記アダプタプレート6は、流路孔15(A〜H、J、N〜P)が前記対称軸Qに対して線対称に配置されている。尚、本実施例では、少なくとも前記オーバーハング8に冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔15A、15B、15C、15Dが線対称に配置されていれば、他の流路孔については線対称であることは必須の構成ではない。
また、前記オーバーハング8に冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔15A、15B、15Cは、該オーバーハング8に平行とした長孔形状であることが好ましい。
図2に基づき、本実施例1に係る燃料集合体のアダプタプレート6に穿設された制御棒案内管取付開口及び流路孔15の配置を説明する。
本実施例では、前記アダプタプレート6の流路面の中心及び対角を通る相直交する2本の直線を対称軸(対角線)Qとして原則的に線対称に配置する構成となっているため、図2には前記アダプタプレート6を夫々流路面積が等しい方形状に4分割したうちの1領域のみを示す。同図に示される破線Rは、前記オーバーハング8に対応する位置を示す。
前記アダプタプレート6は、流路孔15(A〜H、J、N〜P)が前記対称軸Qに対して線対称に配置されている。尚、本実施例では、少なくとも前記オーバーハング8に冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔15A、15B、15C、15Dが線対称に配置されていれば、他の流路孔については線対称であることは必須の構成ではない。
また、前記オーバーハング8に冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔15A、15B、15Cは、該オーバーハング8に平行とした長孔形状であることが好ましい。
前記アダプタプレート6には、制御棒案内管取付開口10a、10b、11a、11b、12、13a、13b、14が穿設されている。
本実施例では、前記取付開口のうち、前記アダプタプレート外周側に位置するとともに該プレート中心を通り該プレートの一辺に平行な線上に配置された取付開口11a、11bにおいて、該取付開口11a、11bの外周側に位置する流路孔周辺のリガメント21が、前記取付開口11a、11bの両横側に位置する流路孔周辺のリガメント22より大きくなるようにする。即ち、前記外周側のリガメント21を広くし、前記両横側のリガメント22を極力狭くする。
本実施例では、前記取付開口のうち、前記アダプタプレート外周側に位置するとともに該プレート中心を通り該プレートの一辺に平行な線上に配置された取付開口11a、11bにおいて、該取付開口11a、11bの外周側に位置する流路孔周辺のリガメント21が、前記取付開口11a、11bの両横側に位置する流路孔周辺のリガメント22より大きくなるようにする。即ち、前記外周側のリガメント21を広くし、前記両横側のリガメント22を極力狭くする。
このような構成とすることにより、前記流路孔15A、15B、15C、15Dからの冷却材の横向き流れが、広いリガメント21に集まり、狭いリガメント22側へは流れにくくなる。従って、取付開口11a、11b内に設置した制御棒に対して上部ノズル中心側への押圧力が大きくなり、制御棒先端の振動を抑制することが可能となる。従って制御棒の振動を抑制することにより制御棒案内管内面摩耗と制御棒外面摩耗を抑制することが可能となる。
この効果は、流路孔配置をQ軸を対称軸とした線対称としたため、アダプタプレート6のI側、II側の両方の制御棒にも適用される。
また、前記取付開口10a、10bの外周側に位置する流路孔周辺のリガメント21においても、前記取付開口10a、10bの両横側に位置する流路孔周辺のリガメント22より大きくなるように構成する。これにより制御棒が同様に振動し難くなる。
また、前記オーバーハング8に冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔15A、15B、15Cを該オーバーハング8に平行とした長孔形状とすることにより、該流路孔15A、15B、15Cからの冷却材流れによる押圧力が大きくなるため、より一層制御棒の振動を抑制することが可能となる。
また、本実施例において、複数の燃料集合体を原子炉の炉心内に一様に配置することが好ましく、これにより炉心内の制御棒の振動をより効果的に抑制することができる。
この効果は、流路孔配置をQ軸を対称軸とした線対称としたため、アダプタプレート6のI側、II側の両方の制御棒にも適用される。
また、前記取付開口10a、10bの外周側に位置する流路孔周辺のリガメント21においても、前記取付開口10a、10bの両横側に位置する流路孔周辺のリガメント22より大きくなるように構成する。これにより制御棒が同様に振動し難くなる。
また、前記オーバーハング8に冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔15A、15B、15Cを該オーバーハング8に平行とした長孔形状とすることにより、該流路孔15A、15B、15Cからの冷却材流れによる押圧力が大きくなるため、より一層制御棒の振動を抑制することが可能となる。
また、本実施例において、複数の燃料集合体を原子炉の炉心内に一様に配置することが好ましく、これにより炉心内の制御棒の振動をより効果的に抑制することができる。
[実施例2]
図3に本実施例2に係る燃料集合体のアダプタプレート6に穿設された制御棒案内管取付開口及び流路孔15の配置を説明する。尚、図3乃至図9に示した実施例2乃至実施例8において、前記実施例1と同様の構成についてはその詳細な説明を省略する。
図3には、前記実施例1と同様に前記アダプタプレート6を4分割したうちの1領域のみを示す。本実施例2では、前記取付開口のうち、前記アダプタプレート外周側に位置するとともに、図示される領域をさらにQ軸によって2分割した領域の中で中心近傍に位置する取付開口10aにおいて、該取付開口10a、10bの外周側に位置する流路孔周辺のリガメント21が、前記取付開口10a、10bの両横側に位置する流路孔周辺のリガメント22より大きくなるようにする。即ち、前記外周側のリガメント21及び前記内周側のリガメント23を広くし、前記両横側のリガメント22を極力狭くする。これにより、本実施例2でも前記実施例1と同様の効果が得られるものである。
図3に本実施例2に係る燃料集合体のアダプタプレート6に穿設された制御棒案内管取付開口及び流路孔15の配置を説明する。尚、図3乃至図9に示した実施例2乃至実施例8において、前記実施例1と同様の構成についてはその詳細な説明を省略する。
図3には、前記実施例1と同様に前記アダプタプレート6を4分割したうちの1領域のみを示す。本実施例2では、前記取付開口のうち、前記アダプタプレート外周側に位置するとともに、図示される領域をさらにQ軸によって2分割した領域の中で中心近傍に位置する取付開口10aにおいて、該取付開口10a、10bの外周側に位置する流路孔周辺のリガメント21が、前記取付開口10a、10bの両横側に位置する流路孔周辺のリガメント22より大きくなるようにする。即ち、前記外周側のリガメント21及び前記内周側のリガメント23を広くし、前記両横側のリガメント22を極力狭くする。これにより、本実施例2でも前記実施例1と同様の効果が得られるものである。
[実施例3]
図4は、本実施例3に係る燃料集合体のアダプタプレート6に穿設された制御棒案内管取付開口及び流路孔15の配置を示す。本実施例3は、前記実施例1と同様に前記アダプタプレート6を4分割したうちの1領域のみを示す。本実施例3では、前記取付開口のうち、前記アダプタプレート外周側に位置するとともに、対称軸Q上に存在する取付開口12を対象とする。ここに位置する取り付け開口12の近傍は、プレート角部であるため冷却材流れが複雑化する。従って該取付開口12の近傍に、冷却材流れを整流化する流路孔15Kを配置し、これにより制御棒の振動を抑制し、安定させることが可能となる。さらに、本実施例では流路孔15Nの配置を実施例1とは異ならせ、前記オーバーハング8に平行になるようにしたため、前記取付開口12への冷却材流れがさらに安定化し、制御棒の振動をより一層抑制することができる。さらにまた、I側とII側の流路孔15Cの形状を非対称とすることが好ましい。本実施例では、I側の流路孔15CをII側の流路孔15Cより長径が大きくなるようにしている。これにより冷却材流れの複雑化を防止する効果が得られる。
図4は、本実施例3に係る燃料集合体のアダプタプレート6に穿設された制御棒案内管取付開口及び流路孔15の配置を示す。本実施例3は、前記実施例1と同様に前記アダプタプレート6を4分割したうちの1領域のみを示す。本実施例3では、前記取付開口のうち、前記アダプタプレート外周側に位置するとともに、対称軸Q上に存在する取付開口12を対象とする。ここに位置する取り付け開口12の近傍は、プレート角部であるため冷却材流れが複雑化する。従って該取付開口12の近傍に、冷却材流れを整流化する流路孔15Kを配置し、これにより制御棒の振動を抑制し、安定させることが可能となる。さらに、本実施例では流路孔15Nの配置を実施例1とは異ならせ、前記オーバーハング8に平行になるようにしたため、前記取付開口12への冷却材流れがさらに安定化し、制御棒の振動をより一層抑制することができる。さらにまた、I側とII側の流路孔15Cの形状を非対称とすることが好ましい。本実施例では、I側の流路孔15CをII側の流路孔15Cより長径が大きくなるようにしている。これにより冷却材流れの複雑化を防止する効果が得られる。
[実施例4]
図5は、本実施例4に係る燃料集合体のアダプタプレート6に穿設された制御棒案内管取付開口及び流路孔15の配置を示す。本実施例4は、前記実施例1と同様に前記アダプタプレート6を4分割したうちの1領域のみを示す。本実施例4では、前記アダプタプレートの流路面の中心部近傍に、冷却材流れを整流化する長孔状の流路孔を配設している。具体的には、前記中心を囲繞するごとく長孔状流路孔15P、15Pを設けるとともに、該流路孔15P、15Pの間を埋めるごとく小径の円形状流路孔15Lを設けている。この構成により、流路面中心部の冷却材流れの拡散を防止し、制御棒を押圧する冷却材流れを形成することが可能となる。さらに、I側とII側の流路孔15Cの形状を非対称とすることが好ましい。これにより冷却材流れの複雑化を防止する効果が得られる。
図5は、本実施例4に係る燃料集合体のアダプタプレート6に穿設された制御棒案内管取付開口及び流路孔15の配置を示す。本実施例4は、前記実施例1と同様に前記アダプタプレート6を4分割したうちの1領域のみを示す。本実施例4では、前記アダプタプレートの流路面の中心部近傍に、冷却材流れを整流化する長孔状の流路孔を配設している。具体的には、前記中心を囲繞するごとく長孔状流路孔15P、15Pを設けるとともに、該流路孔15P、15Pの間を埋めるごとく小径の円形状流路孔15Lを設けている。この構成により、流路面中心部の冷却材流れの拡散を防止し、制御棒を押圧する冷却材流れを形成することが可能となる。さらに、I側とII側の流路孔15Cの形状を非対称とすることが好ましい。これにより冷却材流れの複雑化を防止する効果が得られる。
[実施例5〜8]
図6乃至図9には、前記実施例1乃至実施例4に対応した配置の応用例を示す。図6に示す実施例5は前記実施例1に対応した配置図、図7に示す実施例6は前記実施例2に対応した配置図、図8に示す実施例7は前記実施例3に対応した配置図、図9に示す実施例8は前記実施例4に対応した配置図を夫々表し、何れの場合においても、前記オーバーハング8に冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔15A、15B、15Cを連結し、前記流路面の内側に位置する流路孔より長尺の長穴流路孔15A’とした。本実施例では3つの流路孔を連結して1つの流路孔とした例を示したが、これに限定されるものではなく、前記オーバーハング8に冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔が、その内側に位置する流路孔よりも長尺の長孔形状となるようにすれば良い。
これらの実施例によれば、該流路孔15A’からの冷却材流れによる押圧力が大きくなるため、より一層制御棒の振動を抑制することが可能となる。
図6乃至図9には、前記実施例1乃至実施例4に対応した配置の応用例を示す。図6に示す実施例5は前記実施例1に対応した配置図、図7に示す実施例6は前記実施例2に対応した配置図、図8に示す実施例7は前記実施例3に対応した配置図、図9に示す実施例8は前記実施例4に対応した配置図を夫々表し、何れの場合においても、前記オーバーハング8に冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔15A、15B、15Cを連結し、前記流路面の内側に位置する流路孔より長尺の長穴流路孔15A’とした。本実施例では3つの流路孔を連結して1つの流路孔とした例を示したが、これに限定されるものではなく、前記オーバーハング8に冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔が、その内側に位置する流路孔よりも長尺の長孔形状となるようにすれば良い。
これらの実施例によれば、該流路孔15A’からの冷却材流れによる押圧力が大きくなるため、より一層制御棒の振動を抑制することが可能となる。
1 PWR原子炉用燃料集合体
2 燃料棒
3 制御棒案内管
4 制御棒
5 上部ノズル
6 アダプタプレート
7 側壁
8 オーバーハング
10a、10b、11a、11b、12、13a、13b、14 制御棒案内管取付開口
15 流路孔(アダプタプレート)
20〜23 リガメント
2 燃料棒
3 制御棒案内管
4 制御棒
5 上部ノズル
6 アダプタプレート
7 側壁
8 オーバーハング
10a、10b、11a、11b、12、13a、13b、14 制御棒案内管取付開口
15 流路孔(アダプタプレート)
20〜23 リガメント
Claims (5)
- PWR原子炉用の燃料集合体であって、該燃料集合体の上方に配設される上部ノズルが、該上部ノズルの下部構造を形成するアダプタプレートと、該アダプタプレートの周囲部に沿って延設される直立状の側壁と、該側壁の上部にアダプタプレート上方空間に向けて張り出すオーバーハングと、前記アダプタプレートの流路面に複数設けられた制御棒案内管取付開口及び流路孔と、を備えたPWR原子炉用燃料集合体において、
前記流路孔のうち少なくとも前記オーバーハングに冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔を、前記流路面の中心及び対角を通る相直交する2本の直線を対称軸として原則的に線対称に配置するとともに、前記取付開口のうち外周側に存在する取付開口に対してこれより外側及び内側に位置する流路孔周辺のリガメントを、該取付開口の両横側に位置する流路孔周辺のリガメントより大きくしたことを特徴とするPWR原子炉用燃料集合体。 - 前記対称軸上に沿って存在する取付開口の近傍に、冷却材流れを整流化する流路孔を配設したことを特徴とする請求項1記載のPWR原子炉用燃料集合体。
- 前記流路面の中心部近傍に、冷却材流れを整流化する長孔状の流路孔を配設したことを特徴とする請求項1記載のPWR原子炉用燃料集合体。
- 前記流路孔のうち前記オーバーハングに冷却材が衝突する位置に設けられた流路孔を、前記流路面の内側に位置する流路孔より長尺の長孔状に形成したことを特徴とする請求項1記載のPWR原子炉用燃料集合体。
- 前記燃料集合体は、原子炉の炉心内に一様に配置されることを特徴とする請求項1記載のPWR原子炉用燃料集合体。
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