JP2007218052A - 後方照明機能付きの水栓 - Google Patents
後方照明機能付きの水栓 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007218052A JP2007218052A JP2006043185A JP2006043185A JP2007218052A JP 2007218052 A JP2007218052 A JP 2007218052A JP 2006043185 A JP2006043185 A JP 2006043185A JP 2006043185 A JP2006043185 A JP 2006043185A JP 2007218052 A JP2007218052 A JP 2007218052A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- faucet
- water
- light
- light source
- lighting function
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
【解決手段】 吐水口26を備えた水栓20の本体部24にLED34を備え、LED34からの光を本体部24の後方の壁面22Aに向けて照射する。また光の色の変化で吐水の温度若しくは原水,浄水等の吐水の種類を表示する。
【選択図】 図3
Description
この場合、暗がりに慣れた目に眩しさを感じさせてしまって眠気を覚まさせてしまったり、また単に目的とする水栓の位置がわかれば良いにもかかわらず、照明装置によって室全体を照明することとなり不経済であるといった問題もあった。
しかしながらこの特許文献1に開示の水栓の場合、水栓に備えた光源からの光が前方及び側方にも放射されるために、その光が暗所で使用者の目に直接入り、眩しさを感じさせてしまう。
或いはまた現在設定されている吐水が原水(水道水)であるのか、浄水であるのかといったことも分りずらいものであるため、使い勝手の点で不十分であった。
また本発明の他の目的は、水栓を使用する前に現在設定されている吐水の温度、或いは原水,浄水等の吐水の種類を解かり易くして水栓の使い勝手を良好とすることを目的とする。
しかも本発明の水栓は、光を後方の壁面に照射して周辺を明るくする間接照明であるため、光源からの光が使用者の目に直接入って眩しさを感じさせてしまうことが無く、使用者にとって目に優しく、或いはまた水栓自体が明る過ぎてしまうといった不都合を生じない。
また本発明の水栓では、後方の壁面への光の照射によって、その光をバックライトとして前方の水栓のシルエットが浮かび上り、光による意匠効果が高く、水栓周辺に良好な雰囲気をかもし出す。
このようにしておけば、使用者が水栓を使用する前に即ち吐水口から吐水を行う前に吐水の温度を知ることができ、予期せず冷たい水に触れたり、或いは逆に熱いお湯に触れたりして不快感を感じてしまうといったことを防止でき、水栓の使い勝手が良好となる。
尚、光の色の変化で吐水の温度を表示するに際し、水栓が吐水の温度を連続的に変化させるものである場合において、これに応じ光の色の変化を連続的に変化させるようになすこともできるし、或いは水栓が水(冷水)と予め温調された温調水とを択一的に吐水するものである場合において、現在の設定が水であるのか或いは温調水であるのかを光の色の変化で表すようになしても良い。
例えば吐水の温度を数字で表すようにしたり、また各種文字や公告等を表示するようになすといったことも容易に行うことができる。
このようにしておけば、水栓の周辺に人が居るときにだけ光源を発光させることで節電を図ることができる。
この場合において水栓の周辺に人が居るときに、光源を連続発光させるようになすことができる(請求項5)。
この場合連続発光に比べてより節電を図ることができる。
また水栓の周辺に人が居ないときには、光源を消光させるようになすことができ(請求項7)、これにより更なる節電を図ることができる。
このようにしておけば、水栓の周辺から遠く離れた位置からでも水栓がどこにあるかを容易に認識することができる。
図1において、10は水回り衛生設備室の一例としての洗面化粧室で、内部に洗面化粧台12が設置されている。
14は、後述の水栓20(図2参照)の周辺に人が居るか否かを検知するための人体検知センサで、ここでは人体検知センサ14は入室センサとして構成されている。
ここで入室センサ14は天井に設けられているが、天井以外の適宜の位置に設けておくことができる。また水栓の周辺に人が居るか否かを検知する人体検知センサを入室センサとして構成せずに、洗面化粧台12への使用者(人体)の接近を検知するセンサとして構成しておくこともできる。
この実施形態において、壁22は洗面化粧台12におけるバックガードにて構成されている。
ここで人体検知センサ28は、差し出された手等人体の一部を検知するもので、その検知に基づいて吐水口26から自動的に吐水を行わせ、また人体非検知となったところで吐水口26からの吐水を停止させる。
本体部24の付根近傍位置且つ後部には照明窓32が設けられており、そしてこの照明窓32に臨む位置において、本体部24内部に光源としてのLED34が設けられている。
ここで光源LED及び照明窓32は後向き且つ斜め上向きに設けられている。
この実施形態の水栓20では、LED34からの光が照明窓32を通じて後方の壁22の前面、即ち壁面22Aに照射される。
本体部24の外殻体は遮光部材で構成されており、LED34からの光は前方及び側方には照射されず、照明窓32を通じて後方だけに照射される。
しかも本実施形態の水栓20は、光を後方の壁面22Aに照射して周辺を明るくする間接照明であるため、LED34からの光が使用者の目に直接入って眩しさを感じさせてしまうことが無く、使用者にとって目に優しく、或いはまた水栓20自体が明る過ぎてしまうといった不都合を生じない。
また本実施形態の水栓20では、後方の壁面22Aへの光の照射によって前方の水栓20が浮き上がり、光による意匠効果が高く、水栓周辺に良好な雰囲気をかもし出す利点も併せ得られる。
このようにしておくことで、使用者が水栓20を使用する前に、即ち吐水口26から吐水を行う前に吐水の温度を知ることができ、予期せず冷たい水に触れたり、或いは逆に熱いお湯に触れたりして不快感を感じてしまうといったことを防止でき、水栓20の使い勝手が良好となる。
或いはまた水栓20が原水(水道水)と浄水とを選択的に吐水可能なものである場合において、原水の吐水と浄水の吐水とをLED34からの光の色の変化によって表示するようになしておいても良い。
このようにすれば、現在の吐水が原水に設定されているのか或いは浄水に設定されているのかを容易に知ることができる。
ここでは本体部24の内部に液晶表示部36を設けて、LED34からの光を、この液晶表示部36を透過して壁面22Aに投影し照明を行うようになした例で、この実施形態では、液晶表示部36の表示内容に応じて壁面22Aに所定の表示を行うことができる。また液晶表示部36の表示内容を変更することで、自在に壁面22Aへの表示の内容を変更することができる。
図6に示しているように、この例では吐水の温度(ここでは38℃)を液晶パネル36にて表示し、このことによって壁面22Aに吐水の温度を数字で表示するようになしている。
但し液晶表示パネル36の表示内容を他の文字表示その他様々な表示としておくことで、壁面22Aに様々な表示を行うことができる。
この実施形態によれば、後方の壁面22Aに様々な表示を行うことができ、吐水の温度を数字で表す他各種文字や公告等を表示するといったことも容易に行うことができる。
図中のパターン1は、水栓20の周辺に人が居るとき、例えば水栓20に人が接近して来るときには、人体検知センサ14による人体検知に基づいてLED34を連続的に点灯させ、また周辺に人が居ないときには消灯状態とするようになした例である。
このように水栓20の周辺に人が居るときにだけLED34を発光させることで節電を図ることができる。
一方パターン2は、パターン1と同様に水栓20の周辺に人が居るときにはLED34を連続点灯させるようにし、そして周辺に人が居ないときにはLED34を周期的に点灯させるようになした例である。
この場合には連続発光に比べてより節電を図ることができる。
更にパターン3は、水栓20の周辺に人が居るときにはLED34を周期的に点灯させる一方、周辺に人が居ないときにはLED34を消灯するようになした例であり、この場合は更なる節電を図ることができる。
例えば上記実施形態ではLEDを照明灯として直接本体部24に設けているが、場合によって照明灯を離れた位置に設けておいて、その照明灯からの光を光ファイバーで導き、その先端部を本体部24に位置させて、これを光源として照明を行うようになすといったことも可能である。
22 壁
22A 壁面
24 本体部
26 吐水口
28 人体検知センサ
34 LED(光源)
36 液晶パネル
Claims (8)
- 吐水口を備えた水栓の本体部に光源を備え、該光源からの光を前方と側方とには遮光部材により照射することなく該本体部の後方の壁面に照射するようになしてあることを特徴とする後方照明機能付きの水栓。
- 請求項1において、光の色の変化で吐水の温度若しくは原水,浄水等の吐水の種類を表示するようになしてあることを特徴とする後方照明機能付きの水栓。
- 請求項1において、液晶表示部を有し、前記光源からの光を該液晶表示部を透過させて前記後方の壁面に投影し、該液晶表示部の表示内容を該壁面に表示するようになしてあることを特徴とする後方照明機能付きの水栓。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、水栓の周辺の人体の有無を検知する人体検知センサを設け、該人体検知センサによる人体検知に基づいて前記光源を発光させるようになしてあることを特徴とする後方照明機能付きの水栓。
- 請求項4において、前記水栓の周辺に人が居るときに前記光源を連続発光させるようになしてあることを特徴とする後方照明機能付きの水栓。
- 請求項4において、前記水栓の周辺に人が居るときに前記光源を周期的に発光させるようになしてあることを特徴とする後方照明機能付きの水栓。
- 請求項4〜6の何れかにおいて、前記水栓の周辺に人が居ないときに前記光源を消光させるようになしてあることを特徴とする後方照明機能付きの水栓。
- 請求項5において、前記水栓の周辺に人が居ないときに前記光源を周期的に発光させるようになしてあることを特徴とする後方照明機能付きの水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006043185A JP2007218052A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 後方照明機能付きの水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006043185A JP2007218052A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 後方照明機能付きの水栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007218052A true JP2007218052A (ja) | 2007-08-30 |
Family
ID=38495625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006043185A Pending JP2007218052A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 後方照明機能付きの水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007218052A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010007425A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Toto Ltd | 水栓装置 |
JP2010133132A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Inax Corp | 自動水栓 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09297506A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-18 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2001112655A (ja) * | 1999-10-22 | 2001-04-24 | Inax Corp | 衛生設備器具の照明装置及び衛生設備室の照明装置 |
JP2001123485A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-08 | Inax Corp | Led付水栓器具 |
JP2001313702A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Cadix Inc | 携帯通信端末 |
JP2005002570A (ja) * | 2003-06-09 | 2005-01-06 | Denso Corp | 照明機能付き水栓装置 |
-
2006
- 2006-02-20 JP JP2006043185A patent/JP2007218052A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09297506A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-18 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2001112655A (ja) * | 1999-10-22 | 2001-04-24 | Inax Corp | 衛生設備器具の照明装置及び衛生設備室の照明装置 |
JP2001123485A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-08 | Inax Corp | Led付水栓器具 |
JP2001313702A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Cadix Inc | 携帯通信端末 |
JP2005002570A (ja) * | 2003-06-09 | 2005-01-06 | Denso Corp | 照明機能付き水栓装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010007425A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Toto Ltd | 水栓装置 |
JP2010133132A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Inax Corp | 自動水栓 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001123485A (ja) | Led付水栓器具 | |
JP6895103B2 (ja) | トイレシステム | |
JP2007125194A (ja) | 発光洗面台 | |
JP2007291606A (ja) | 照明機能付の水栓 | |
JP2009207568A (ja) | 便座装置 | |
JP2010007263A (ja) | 自動水栓 | |
JP2007218052A (ja) | 後方照明機能付きの水栓 | |
JP2001065032A (ja) | トイレの照明設備 | |
JP2007197899A (ja) | 洋風便器装置 | |
JP6805512B2 (ja) | 水周り装置 | |
JP2003293405A (ja) | 照明付手洗水栓 | |
JP2010133132A (ja) | 自動水栓 | |
JP2011067439A (ja) | 照明付厨房装置 | |
JP2007308877A (ja) | 混合水栓 | |
JP2003278242A (ja) | 局部洗浄装置 | |
JP2009046976A (ja) | 手摺の照明装置 | |
JP2004124647A (ja) | 吐水装置 | |
JP2001065033A (ja) | トイレの照明方法 | |
JP4435994B2 (ja) | 照明水栓装置 | |
JP7432416B2 (ja) | 化粧台 | |
JP7195721B2 (ja) | 照明付き鏡装置 | |
JP2007335153A (ja) | 水中照明装置 | |
JP2007170052A (ja) | 発光便器 | |
JP2020161276A (ja) | トイレ空間の照明制御システム | |
JP2013002203A (ja) | 便器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20080911 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110208 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20110523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110726 |