JP2007217534A - インクジェット記録用インク - Google Patents

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Abstract

【課題】C.I.ダイレクトブルー199を着色剤として使用し、且つチアゾール系化合物を使用しながらも、防黴性を損なうことなく、析出物を生じさせないインクジェット記録用インクを提供する。
【解決手段】着色剤としてC.I.ダイレクトブルー199と、チアゾール系化合物とを含んでなるインクジェット記録用インクにおいて、C.I.ダイレクトブルー199の全カウンターイオンのうち1〜20モル%をアンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンとする。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット記録用インクに関する。
インクジェット記録用インクに対する重要な要求特性の一つとして、良好な耐光性を示すことが挙げられる。これは、インクジェット印字物が光に晒されて起こる褪色による画像品位の低下を防止することである。このため、シアン色のインクジェット記録用インクの着色剤として、マゼンタ色やイエロー色に比べて優れた耐光性を有する銅フタロシアニン染料が用いられている。
また、インクジェット記録用インクに対する別の重要な要求特性の一つとして、黴が発生し難いという性質を示すことが挙げられる。これは、黴が発生すると黴自体が異物となるため、インクジェットヘッドのノズルからのインクの噴射安定性が低下し、ノズルの目詰まりも生じるからである。このため、着色剤として銅フタロシアニン染料を使用するか否かに関わらず、インクジェット記録用インクに、防黴剤としてチアゾール系化合物を添加することが行われている(特許文献1)。
しかしながら、チアゾール系化合物からなる防黴剤を添加したインクジェット記録用インクにあっては、黴の発生は抑制されるものの、依然として析出物の発生が観察されるという問題があった。特に、この傾向は、着色剤として銅フタロシアニン染料を使用した場合に顕著であった。また、インクジェットヘッドのインク流路内の金属材料の腐食を防止するために付加的にインクにベンゾトリアゾール系化合物からなる防錆剤を配合することが行われる場合もあるが、その場合にもインク中に析出物の発生が観察されるという問題があった。
特開2000−355665号公報
本発明は、従来技術の課題を解決しようとするものであり、耐光性に優れたC.I.ダイレクトブルー199を着色剤として使用し、且つチアゾール系化合物を使用しながらも、防黴性を損なうことなく、析出物を発生させないインクジェット記録用インクを提供することを目的とする。
本発明者等は、C.I.ダイレクトブルー199を使用し、しかもその全カウンターイオンのうち特定割合をアンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンとすることにより上述の目的を達成できることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、着色剤としてC.I.ダイレクトブルー199と、チアゾール系化合物とを含んでなるインクジェット記録用インクにおいて、該C.I.ダイレクトブルー199の全カウンターイオンのうち1〜20モル%がアンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンであることを特徴とするインクジェット記録用インクを提供する。
本発明のインクジェット記録用インクは、C.I.ダイレクトブルー199を使用し、しかもその全カウンターイオンのうち1〜20モル%をアンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンとしている。このため、チアゾール系化合物からなる防黴剤を含有しているにもかかわらず、析出物の発生を大きく抑制できる。
本発明のインクジェット記録用インクは、着色剤として良好な耐光性を示すC.I.ダイレクトブルー199と、チアゾール系化合物とを含むものである。ここで、本発明で使用するC.I.ダイレクトブルー199は、その構造における全カウンターイオンのうち1〜20モル%、好ましくは1〜15モル%がアンモニウムイオン(NH4 +)又は有機アンモニウムイオンとなっている。これは、アンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオン量が全カウンターイオンのうち1モル%未満であると、チアゾール系化合物が原因と思われる析出物の発生を抑制できず、噴射安定性が低下し、20モル%を超えるとゴム部材由来の析出物の発生の危険性が増大するからである。また、全カウンターイオンのうち1〜20モル%がアンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンであると、ベンゾトリアゾール系化合物からなる防錆剤を併用しても、析出物の発生も抑制することができる。
なお、有機アンモニウムイオンとは、NH4 +の水素を1〜4個のアルキル基(メチル基、エチル基等)やヒドロキシアルキル基(ヒドロキシエチル基等)で置換したものであり、例えば、モノメチルアンモニウムイオン、ジメチルアンモニウムイオン、トリメチルアンモニウムイオン及びテトラメチルアンモニウムイオン等を挙げることができる。
本発明のインクジェット記録用インク中のC.I.ダイレクトブルー199の含有量としては、インクの性能及び要求特性により適宜決められるが、インクジェット記録用インク全量に対して、好ましくは0.1〜5重量%である。なお、本発明の効果を損なわない範囲で他の染料も併用することができる。
本発明で使用されるC.I.ダイレクトブルー199とは、例えば、一般式(1)で表される染料である。






















Figure 2007217534
(一般式(2))
Figure 2007217534
一般式(1)中、Pc(Cu)は一般式(2)で表される銅フタロシアニン核を表す。置換基SOY基(ここで、Yはカウンターイオンを表し、水素イオン、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、アンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオン等である。)及びSONH基は、一般式(2)で表される銅フタロシアニン核中の4つのベンゼン環A、B、C及びDのいずれかに存在する。
C.I.ダイレクトブルー199は、例えば以下の工程(i)及び(ii)からなる公知の銅フタロシアニン置換方法等により製造することができる。
工程(i)
まず、クロロスルホン化剤を用いて銅フタロシアニンをクロロスルホン化する。クロロスルホン化剤としては、例えば、クロロスルホン酸と塩素化剤(オキシ塩化リン又は三塩化リン)との混合物を含んだものを使用する。クロロスルホン酸と銅フタロシアニン化合物のモル比(クロロスルホン酸:銅フタロシアニン化合物)は、5:1〜200:1の範囲が好ましく、塩素化剤と銅フタロシアニンのモル比(塩素化剤:銅フタロシアニン)は、0.5:1〜10:1の範囲が好ましい。
このクロロスルホン化反応は、90〜180℃の範囲の温度で0.5〜16時間行われる。一般に、クロロスルホン化の反応時間は反応温度に依存しており、反応温度がより高ければ短くなり、温度がより低ければ長くなる傾向にある。クロロスルホン化反応のより好ましい温度と時間の条件は、135〜145℃で1.5〜5.0時間である。
さらに、このクロロスルホン化剤は硫酸を含んでいてもよい。クロロスルホン化剤が硫酸を含有する場合、硫酸と銅フタロシアニン化合物のモル比(硫酸:銅フタロシアニン化合物)は、好ましくは0.3:1〜2:1の範囲である。
工程(ii)
次に、工程(i)で得られた生成物を、全カウンターイオンのうち1〜20モル%がアンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンとなるように、アンモニア又は有機アミンと縮合させて、C.I.ダイレクトブルー199(但し、全カウンターイオンのうち1〜20モル%がアンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンである)を得る。
具体的には、この工程は3〜35重量%の水酸化アンモニウム又は水酸化有機アンモニウムを用いて0〜50℃の反応温度で行なわれる。一般に、この反応時間は反応温度に依存しており、反応温度がより高ければ短くなり、反応温度がより低ければ長くなる傾向にある。縮合反応の好ましい温度と時間の条件は、0〜45℃で0.5〜24時間である。
本発明のインクジェット記録用インクは、チアゾール系化合物を含有する。チアゾール系化合物は、防黴剤として機能する。チアゾール系化合物としては、ベンズイソチアゾリン、イソチアゾリン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−(チオシアノメチルチオ)ベンズチアゾール、2−メルカプトベンズチアゾール及び3−アリルオキシ−1,2−ベンズイソチアゾール−1,1−オキシド等を挙げることができる。また、チアゾール系防黴剤としては、アーチ・ケミカルズ(株)より製造販売されているProxelシリーズ(BDN,BD20,GXL,LV,XL2及びUltra10等)を使用することもできる。
チアゾール系化合物のインクジェット記録用インク中における含有量は、少な過ぎると防黴効果が期待できず、多すぎると析出物の発生の危険性が増大するので、インクジェット記録用インク全量に対して、好ましくは10〜500ppm、より好ましくは100〜500ppmである。
本発明のインクジェット記録用インクは、インクジェットヘッドを構成する金属材料(特に、42合金(42%ニッケルを含有するニッケル−鉄合金))がインクとの接触を原因の一つとする錆の発生を防止するために、さらに、ベンゾトリアゾール系化合物を配合することが好ましい。ベンゾトリアゾール系化合物は、防錆剤として機能する。ベンゾトリアゾール系化合物としては、1H−ベンゾトリアゾール、4−メチル−1H−ベンゾトリアゾール、5−メチル−1H−ベンゾトリアゾール及びこれらのナトリウム塩又はカリウム塩等を挙げることができる。
ベンゾトリアゾール系化合物のインクジェット記録用インク中における含有量は、少な過ぎると防錆効果が期待できず、多すぎると析出物の発生の危険性が増大するので、インクジェット記録用インク全量に対して、好ましくは0〜0.5重量%、より好ましくは0.01〜0.5重量%、さらに好ましくは0.01〜0.2重量%である。
次に、本発明のインクジェット記録用インクを構成する水及び水溶性有機溶剤について説明する。
本発明で使用する水としては、塩類の少ないイオン交換水が好ましい。インクジェット記録用インク中における水の含有量は、他の成分の残部という位置づけであるから、他の成分の含有量に依存するが、インクジェット記録用インク全量に対して、通常10〜90重量%、好ましくは40〜80重量%である。
本発明で使用する水溶性有機溶剤としては、主としてインクジェットヘッドのノズル先端部におけるインクの乾燥を防止するための湿潤剤と、主として記録紙面上での乾燥速度を速くするための浸透剤とが含まれる。
湿潤剤としては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等の低級アルコール;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコール;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール等のアルキレングリコール;グリセリン;2−ピロリドン;N−メチル−2−ピロリドン;1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。中でも、アルキレングリコール、グリセリン等の多価アルコールが好適である。
インクジェット記録用インク中における湿潤剤の含有は、インクジェット記録用インク全量に対して、一般的には0〜95重量%、好ましくは10〜80重量%、より好ましくは10〜50重量%である。
一方、浸透剤としては、例えば、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールプロピルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールプロピルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、トリエチレングリコールエチルエーテル、トリエチレングリコールプロピルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリコールプロピルエーテル等のグリコール系エーテルが挙げられる。
インクジェット記録用インク中における浸透剤の含有量は、インクジェット記録用インク全量に対して、一般的には0〜20重量%、好ましくは0.1〜15重量%、より好ましくは1〜10重量%である。なお、含有量が過剰であると、インクの記録紙への浸透性が高くなりすぎて滲みの原因となってしまうことがある点に留意が必要である。
本発明のインクジェット記録用インクは、更に必要に応じて、ポリビニルアルコール、セルロース及び水溶性樹脂等の粘度調整剤;表面張力調整剤等の従来公知の添加剤を含有していてもよい。
本発明のインクジェット記録用インクは、上述の着色剤であるC.I.ダイレクトブルー199と、チアゾール系化合物と、更に水と、水溶性有機溶剤と、その他の必要に応じて各種添加剤とを、常法に従って均一に混合することにより調製することができる。
実施例1〜7及び比較例1〜4
表1に示すインク組成成分を、均一に混合することによりインクジェット記録用インクを調製した。ここで、染料A〜HはいずれもC.I.ダイレクトブルー199であるが、全カウンターイオンのうちアンモニウムイオンの割合が、染料Aの場合には1.5モル%、染料Bの場合には6モル%、染料Cの場合には11モル%、染料Dの場合には15モル%、染料Eの場合には20モル%、染料Fの場合には0モル%、染料Gの場合には0.5モル、そして染料Hの場合には40モル%である。残りのカウンターイオン種は、いずれの場合においてもナトリウムイオンであった。
なお、染料中のアンモニウムイオンの測定には日本ダイオネクス(株)製DX−500シリーズを用いた。測定の際、分離カラムとして日本ダイオネクス(株)製ION Pac CG16を用い、恒温槽温度45℃、サプレッサとして日本ダイオネクス(株)製CMMS III 4mmを用いた。
<<評価>>
インクジェット記録用インクについて、保存安定性(濾過試験)、噴射安定性、耐久噴射安定性、防黴性、防錆性及びゴム析出性を、以下に説明するように試験評価した。得られた結果を表1に示す。
<保存安定性(濾過試験)>
インクジェット記録用インク100mLをガラス容器内に密閉し、60℃の恒温槽中に14日間放置した後、インク50mLを孔径0.2μmの親水性メンブランフィルタで濾過を行い、メンブランフィルタ上の析出物の有無を目視観察及び顕微鏡観察によって、以下の基準で評価した。
○…メンブランフィルタ上に析出物が存在しない
×…メンブランフィルタ上に析出物が存在する
<噴射安定性>
各インクジェット記録用インクについて、所望のインクカートリッジに充填し、インクジェットプリンタ搭載デジタル複合機(ブラザー工業(株)製;DCP−110C)に装着し、1億ドット(約3万枚)の連続印字を行い、以下の基準に従って評価した。
◎…連続印字中において、不吐出及び吐出曲がり全くなし
○…連続印字中において、不吐出もしくは吐出曲がりが僅かにあり、不吐出もしくは吐出曲がり共に5回以内のパージによって回復
×…連続印字中において、不吐出及び吐出曲がり多数有り、不吐出及び吐出曲がり共に短時間で回復せず
<耐久噴射安定性>
上述の噴射安定性の試験を行った後、インクカートリッジが装着された状態のインクジェットプリンタ搭載デジタル複合機(DCP−110C)を60℃の恒温槽中に2週間放置し、その後、再び1億ドット(約3万枚)の連続印字を行い、以下の基準で評価した。
◎…連続印字中において、不吐出及び吐出曲がり全くなし
○…連続印字中において、不吐出もしくは吐出曲がりが僅かにあり、不吐出もしくは吐出曲がり共に5回以内のパージによって回復
×…連続印字中において、不吐出及び吐出曲がり多数有り。不吐出及び吐出曲がり共に短時間で回復せず
<防黴性>
日水製薬(株)製の細菌検査用フードスタンプ(生菌数用及び真菌用)のキャップをとり、寒天培地面に充分なインクジェット記録用インクを塗布した。キャップをしないまま10時間放置することにより、菌の付着を促した。その後でキャップをし、生菌数用フードスタンプについては36℃の恒温槽中で2日間、真菌用フードスタンプについては23℃の恒温槽中で5日間、培養した。目視観察により、以下の基準にて評価を行った。
○…黴の発生なし
×…黴の発生あり
<防錆性>
インクジェットヘッド部に使用している金属部材を、縦50mm×横10mm×厚さ2mmの短冊形状に加工した金属部材サンプル片を1枚密閉容器内で、インクジェット記録用インク10mLに浸漬し、60℃の恒温槽中に2週間放置した。その後、浸漬した金属部材サンプル片を取り出し、金属部材サンプル片を目視観察及び顕微鏡観察を行い、以下の基準にて評価を行った。
◎…着色及び腐食がまったくない
○…わずかな着色があるが腐食はない
×…着色及び腐食がある
<ゴム析出性>
縦50mm×横10mm×厚さ2mmの短冊形状に加工したゴムサンプル1枚を、密閉容器内でインクジェット記録用インク10mLに浸漬し、60℃の恒温槽中に2週間放置した。その後、浸漬したサンプルを取り出し、サンプルを取り出した後のインク全量を電鋳フィルター(孔径13μm、有効濾過面積8cm2)で濾過し、濾過に要する時間を計測した。また、対照として、ゴムサンプルを加えないインクのみを同条件(60℃、2週間)で放置し、同一規格の電鋳フィルターで濾過し、濾過に要する時間(基準時間)を求めた。ゴムサンプルを浸漬させたインクの濾過に要した時間の基準時間に対する割合を求め、以下の基準で評価した。なお、濾過後の電鋳フィルターを顕微鏡観察したところ、濾過時間の基準時間に対する割合が大きいほど、析出物の量が多い傾向があった。
◎…基準時間の130%未満の濾過時間を要する
○…基準時間の130%以上200%未満の濾過時間を要する
△…基準時間の200%以上400%未満の濾過時間を要する
×…基準時間の400%以上の濾過時間を要する
<総合評価>
以上の評価結果を勘案し、以下の基準にて総合評価を行った。
G …すべての評価結果が◎又は○である
NG…評価結果のいずれかに△又は×がある



















Figure 2007217534


<実施例及び比較例で得られた結果の考察>
チアゾール系化合物を含有する実施例1のインクジェット記録用インク(染料含有量=4.0重量%)は、染料構造中の全カウンターイオンのうち15モル%をアンモニウムイオンとした染料Dを使用しているので、インクとして防黴性に優れているだけでなく、チアゾール系化合物を含有しているにもかかわらず、析出物の発生はなく、終始安定に噴射することができるものであった。しかもゴムに対する攻撃性も低く、ゴム部材由来の析出物を発生させないものであった。なお、本実施例のインクジェット記録用インクは、ベンゾトリアゾール系化合物を含有していないため、防錆性試験において金属部材にわずかに着色が観察されたが、腐食には至らず、実用上何ら問題がなかった。
チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物を含有する実施例2のインクジェット記録用インク(染料含有量=0.5重量%)は、染料構造中の全カウンターイオンのうち1.5モル%をアンモニウムイオンとした染料Aを使用しているので、インクとして防黴性及び防錆性に優れているだけでなく、チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物とを含有しているにもかかわらず、析出物の発生はなく、終始安定に噴射することができるものであった。しかもゴムに対する攻撃性も低く、ゴム部材由来の析出物を発生させないものであった。
チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物を含有する実施例3のインクジェット記録用インク(染料含有量=1.2重量%)は、染料構造中の全カウンターイオンのうち6モル%をアンモニウムイオンとした染料Bを使用しているので、インクとして防黴性及び防錆性に優れているだけでなく、チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物とを含有しているにもかかわらず、析出物の発生はなく、終始安定に噴射することができるものであった。しかもゴムに対する攻撃性も低く、ゴム部材由来の析出物を発生させないものであった。
チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物を含有する実施例4のインクジェット記録用インク(染料含有量=2.4重量%)は、染料構造中の全カウンターイオンのうち11モル%をアンモニウムイオンとした染料Cを使用しているので、インクとして防黴性及び防錆性に優れているだけでなく、チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物とを含有しているにもかかわらず、析出物の発生はなく、終始安定に噴射することができるものであった。しかもゴムに対する攻撃性も低く、ゴム部材由来の析出物を発生させないものであった。
チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物を含有する実施例5のインクジェット記録用インク(染料含有量=3.3重量%)は、染料構造中の全カウンターイオンのうち15モル%をアンモニウムイオンとした染料Dを使用しているので、インクとして防黴性及び防錆性に優れているだけでなく、チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物とを含有しているにもかかわらず、析出物の発生はなく、終始安定に噴射することができるものであった。しかもゴムに対する攻撃性も低く、ゴム部材由来の析出物を発生させないものであった。
チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物を含有する実施例6のインクジェット記録用インク(染料含有量=4.0重量%)は、染料構造中の全カウンターイオンのうち20モル%をアンモニウムイオンとした染料Eを使用しているので、インクとして防黴性及び防錆性に優れているだけでなく、チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物とを含有しているにもかかわらず、析出物の発生はなく、終始安定に噴射することができるものであった。しかもゴムに対する攻撃性も低く、ゴム部材由来の析出物を発生させないものであった。
チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物を含有する実施例7のインクジェット記録用インク(染料含有量=4.8重量%)は、染料構造中の全カウンターイオンのうち11モル%をアンモニウムイオンとした染料Cを使用しているので、インクとして防黴性及び防錆性に優れているだけでなく、チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物とを含有しているにもかかわらず、析出物の発生はなく、終始安定に噴射することができるものであった。しかもゴムに対する攻撃性も低く、ゴム部材由来の析出物を発生させないものであった。
一方、チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物を含有する比較例1のインクジェット記録用インク(染料含有量=4.0重量%)は、染料構造中の全カウンターイオンにアンモニウムイオンが存在しない染料Fを使用しているので、インクとして防黴性及び防錆性に優れてはいるが、チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物とに由来すると思われる析出物の発生が観察され、保存安定性、噴射安定性及び耐久噴射安定性の結果に問題があった。なお、ゴム部材に対する攻撃性は低いものであった。
チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物を含有する比較例2のインクジェット記録用インク(染料含有量=4.0重量%)は、染料構造中の全カウンターイオンのうちアンモニウムイオンが0.5%しか含まれていない染料Gを使用しているので、インクとして防黴性及び防錆性に優れてはいるが、チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物とに由来すると思われる析出物の発生が観察され、保存安定性、噴射安定性及び耐久噴射安定性の結果に問題があった。なお、ゴム部材に対する攻撃性は低いものであった。
チアゾール系化合物とベンゾトリアゾール系化合物を含有する比較例3のインクジェット記録用インク(染料含有量=4.0重量%)は、染料構造中の全カウンターイオンのうちアンモニウムイオンを40モル%含む染料Hを使用しているので、インクとして防黴性及び防錆性に優れ、保存安定性及び噴射安定性は好ましい結果であった。しかし、ゴム部材に対する攻撃性が強く、ゴム部材由来の析出物が生じ、耐久噴射安定性に問題があった。
比較例4のインクジェット記録用インク(染料含有量=4.0重量%)は、染料構造中の全カウンターイオン中の11モル%をアンモニウムイオンとした染料Cを使用しているので、ゴム部材に対する攻撃性が弱く、ゴム部材由来の析出物が観察されないが、チアゾール系化合物を含有していないため、インク中に黴が発生し、そのために耐久噴射安定性に問題があった。なお、比較例4のインクジェット記録用インクは、ベンゾトリアゾール系化合物は含有していないため、防錆性試験において金属部材にわずかに着色が観察されたが、腐食には至らず、実用上何ら問題がなかった。
本発明のインクジェット記録用インクは、C.I.ダイレクトブルー199を有し、且つその全カウンターイオンのうち1〜20モル%をアンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンであるものを使用している。このため、チアゾール系化合物を含有しているにもかかわらず、析出物の発生を大きく抑制できる。

Claims (3)

  1. 着色剤としてC.I.ダイレクトブルー199と、チアゾール系化合物とを含んでなるインクジェット記録用インクにおいて、該C.I.ダイレクトブルー199の全カウンターイオンのうち1〜20モル%がアンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンであることを特徴とするインクジェット記録用インク。
  2. 該C.I.ダイレクトブルー199の含有量が、該インクジェット記録用インク全量に対して0.1〜5.0重量%である請求項1記載のインクジェット記録用インク。
  3. さらに、ベンゾトリアゾール系化合物を含有する請求項1又は2記載のインクジェット記録用インク。
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