JP2007217008A - 樹脂製キャップおよびそれを用いた樹脂製キャップ付容器 - Google Patents

樹脂製キャップおよびそれを用いた樹脂製キャップ付容器 Download PDF

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Abstract

【課題】容器口部を密封するだけでなく、その密封部分を効果的に封止し、かつ開封動作が簡単で、開封後はキャップ全体を容器口部から完全に除去することのできる優れた樹脂製キャップと、その樹脂製キャップを用いた容器を提供する。
【解決手段】バイアル瓶1の口部3を密封するために用いられる樹脂製キャップであって、上記口部3に嵌合される第1のキャップ6と、その上に冠着される第2のキャップ7と、2本の連結バンド8、9とが一体的に形成されており、上記第1のキャップ6の上に第2のキャップ7を冠着した状態で、互いに上下に重なった上記2本の連結バンド8、9とキャップ6、7との連結部を左右に押し広げ、上記第2のキャップ7に設けられた薄肉部を切断することにより、上記第2のキャップ7が第1のキャップ6の上から除去されるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、バイアル瓶等の容器を密封するために用いられる樹脂製キャップと、それを用いた樹脂製キャップ付容器に関するものである。
従来から、バイアル瓶に代表されるような、略円筒状の口部を有する薬用瓶等は、上記口部にフランジ付栓体を嵌合して密封されるようになっている。そして、上記密封性をより高めるとともに第三者による改ざんを防止するために、その密封部分をアルミ等の軟質金属薄板で被覆したり、樹脂キャップに金属製の剥離用タブを取り付けた封止用キャップを冠着したりすることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、アルミ等の軟質金属薄板で被覆したものは、きれいに開封するのに時間がかかり、開封用の工具等を用いると、栓体や瓶の口部を傷つけやすいという問題がある。また、金属製の剥離用タブを有する封止用キャップは、開封動作時に、上記剥離用タブの端で手指を負傷するおそれがあり、安全とはいえない。
そこで、このような封止用キャップを、樹脂だけで作製し、簡単に開封することができるものが提案されている(例えば、特許文献2参照)
特許第2739455号公報 特開平9−238998号公報
しかしながら、上記特許文献2の封止用キャップは、容器口部と嵌合する部分と、その部分に細い橋部を介して連結される天板とを備え、上記天板を引っ張って橋部を切断することにより天板を除去し、容器口部を蓋する栓体上面のみを露出させるようになっている。このため、上記露出した栓体上面に、注射針を刺して容器内の薬液を抜き取る等の用途には適しているものの、栓体を容器口部から取り外して中身を取り出す場合や、別途用意される中身取り出し用のノズルを上記栓体と取り替えて用いる場合等には、上記封止用キャップを用いることができないという問題がある。また、封止用キャップのうち、容器口部と嵌合する部分が容器側に残っていると、容器がガラス瓶の場合、ガラス製の瓶本体と、樹脂製の上記封止用キャップの残留部分とを、分別して廃棄するのに手間を要するという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、容器口部を密封するだけでなく、その密封部分を効果的に封止し、かつ開封動作が簡単で、開封後はキャップ全体を容器口部から完全に除去することのできる優れた樹脂製キャップと、その樹脂製キャップを用いた容器の提供を、その目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、略円筒状の口部を有する容器の、上記口部を密封するために用いられる樹脂製キャップであって、上記容器口部に、着脱自在に嵌合される第1のキャップと、上記第1のキャップの上に冠着される第2のキャップと、2本の連結バンドとが一体的に形成されており、上記第1のキャップが、上記容器口部の上面を覆う上面部と、上記上面部の下面周縁部から下向きに形成され容器口部の外周面と係合する外筒部とを備え、上記第2のキャップが、上記第1のキャップの上面の少なくとも周縁部を覆う天面部と、上記天面部の下面周縁部から下向きに形成され上記第1のキャップの外筒部に外嵌される周壁部とを備え、上記2本の連結バンドの各一端部が、上記第1のキャップの下部の片側に、互いに並んだ状態で連結され、同じく上記2本の連結バンドの各他端部が、上記第2のキャップの下部の片側に、互いに並んだ状態で連結され、上記第2のキャップの、上記2本の連結バンド連結部に挟まれた部分が薄肉に形成されているとともに、その上の、周壁部から天面部にまたがる部分が線状に切欠かれており、上記第1のキャップの上に第2のキャップを冠着した状態で、互いに上下に重なった上記2本の連結バンドの連結部を左右に押し広げ、上記第2のキャップに形成された薄肉部を切断することにより、上記第2のキャップが第1のキャップの上から除去されるようになっている樹脂製キャップを第1の要旨とする。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記第2のキャップに形成された薄肉部が、幅0.2〜1.0mm、厚み0.2〜0.8mmに設定されている樹脂製キャップを第2の要旨とし、上記第1のキャップおよび2本の連結バンドが、ともに厚み0.2〜5.0mmに設定されており、上記第2のキャップが、厚み1.0〜4.0mmに設定されている樹脂製キャップを第3の要旨とする。
そして、本発明は、上記第1〜第3のいずれかの要旨である樹脂製キャップを用いて容器口部の密封および改ざん防止用の封止がなされている樹脂製キャップ付容器を第4の要旨とし、そのなかでも、特に、上記容器が、上記樹脂製キャップを除去し、その口部に、中身取り出し用ノズルもしくは開閉キャップを冠着して使用するものである樹脂製キャップ付容器を第5の要旨とする。
すなわち、本発明の樹脂製キャップは、上記第1のキャップを容器口部に嵌合し、その上から上記第2のキャップを冠着することにより、容器口部を密封することができるようになっている。また、上記第1のキャップと第2のキャップを連結する2本の連結バンドは、互いに重なった第1のキャップと第2のキャップの片側で、折り返された状態で左右に並ぶようになっている。
したがって、上記容器口部を開封して使用する場合は、上記2本の連結バンドの、折り返されて互いに上下に重なる連結部を左右に押し広げることにより、上記第2のキャップの、上記2本の連結バンド連結部に挟まれた薄肉部を切断して、上記第2のキャップを、第1のキャップの上から、簡単に除去することができるようになっている。そして、露出した第1のキャップは、容器口部から簡単に外すことができるため、これを外すことにより、上記第1のキャップと2本の連結バンドと第2のキャップとを、一続きで除去することができる。
このように、本発明の樹脂製キャップによれば、上記第1のキャップと第2のキャップを重ねて冠着することにより、容器口部の密封と、改ざん防止のための封止とを、同時に行うことができる。そして、上記一続きで除去される第1のキャップと2本の連結バンドと第2のキャップは、一体的に形成された樹脂成形品であり、分別ごみとして簡単に廃棄処分することができる。
なお、本発明の樹脂製キャップのなかでも、特に、上記第2のキャップに形成された薄肉部が、幅0.2〜1.0mm、厚み0.2〜0.8mmに設定されているものは、開封時の切断動作をスムーズに行うことができ、好適である。
また、本発明の樹脂製キャップのなかでも、特に、上記第1のキャップおよび2本の連結バンドが、ともに厚み0.2〜5.0mmに設定されており、上記第2のキャップが、厚み1.0〜4.0mmに設定されているものは、全体が同一樹脂で一体成形されたものであっても、上記第1のキャップおよび2本の連結バンドが適度な可撓性を備え、一方、第2のキャップは、第1のキャップと強固に嵌合させることができ、好適である。
そして、本発明の樹脂製キャップ付容器は、上記樹脂製キャップによって密封と改ざん防止が同時になされており、簡単な構成で安全が確保されている。また、上記樹脂製キャップの開封動作が容易で使い勝手がよい。しかも、すでに述べたように、分別ごみとして、上記樹脂製キャップおよび容器を別々に廃棄処分することができ、処分が容易である。
特に、本発明の樹脂製キャップ付容器は、樹脂製キャップが容器口部から完全に除去されるようになっているため、この容器口部を利用して、その口部に、中身取り出し用ノズルや開閉キャップを冠着して使用する用途に用いることが最適であり、例えば、薬用瓶の他、乳液や美容エッセンス等を収容する化粧料容器として用いることが好適である。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、本発明は、この実施の形態に限られるものではない。
図1は、本発明の最良の実施形態の一例を示す斜視図、図2は、そのA−A′断面図である。これらの図において、1はガラス製のバイアル瓶で、胴部2と、胴部2より縮径された略円筒状の口部3とを備えている。なお、上記口部3の上端部には、外向きのフランジ部3aが形成されている。
また、上記バイアル瓶1の口部3には、樹脂製キャップ5が冠着されている。この樹脂製キャップ5は、ポリプロピレン製の一体成形品からなり、上記口部3に嵌合される第1のキャップ6と、上記第1のキャップ6の上に冠着される第2のキャップ7と、これらのキャップ6、7を連結する2本の連結バンド8、9とで構成されている。
より詳しく説明すると、上記第1のキャップ6は、バイアル瓶1の口部3の上面を覆う上面部10と、上記上面部10の下面から下向きに形成され上記口部3に嵌入される内筒部11と、上記上面部10の外周縁から下向きに形成され上記口部3の外周面と係合する外筒部12とを備えている。また、上記外筒部12の外周面には、環状突起13が形成されており、上から冠着された第2のキャップ7の周壁部16に形成された環状溝16a(図3参照)と嵌合している。そして、この部分が強く締め込まれており、容器口部3に対する密閉性が高められているとともに、第1のキャップ6および第2のキャップ7の抜け止めがなされている。なお、上記外筒部12の下端部には、外向きのフランジ部14が形成されている。
一方、上記第2のキャップ7は、上記第1のキャップ6の上面の周縁部を環状に覆う天面部15と、上記天面部15の下面周縁部から下向きに形成され上記第1のキャップ6の外筒部12に外嵌される周壁部16とを備えている。そして、上記第2のキャップ7は、強い圧力をかけて第1のキャップ6に冠着されており、すでに述べたように、上記第1のキャップ6の外筒部12に設けられた環状突起13と、周壁部16に設けられた環状溝16aとが嵌合して、第1のキャップ6を、内側に強く締め込んでいる。
また、上記第1のキャップ6と第2のキャップ7とを連結する2本の連結バンド8、9は、平たい帯状をしており、その各一端部が、上記第1のキャップ6の下端に設けられたフランジ部14の片側に、互いに並んだ状態で連結されている。そして、その各他端部が、上記第2のキャップ7の周壁部16の下部の片側に、互いに並んだ状態で連結されている。なお、上記第1のキャップ6と第2のキャップ7とを連結する2本の連結バンド8、9とで構成された樹脂製キャップ5を、バイアル瓶1の口部3に冠着させる前の状態を図3に示す。また、その平面図を図4に示す。
これらの図からわかるように、上記2本の連結バンド8、9は、両端の連結部以外の中間部が、互いの間隔がやや広くなっている。そして、第2のキャップ7を第1のキャップ6の上に冠着させる動作時に、上記2本の連結バンド8、9の中間部が、円弧状に巻かれたきれいな形になるように、この部分に、緩やかなRがつけられている(図2参照)。
また、上記第2のキャップ7の、2本の連結バンド8、9との連結部は、上記第2のキャップ7を下から見上げた図5に示すように、上記連結部に挟まれた部分が、所定幅(例えば1mm)だけ薄肉に形成されている。そして、この薄肉部18から上の、周壁部16から天面部15にまたがる部分に、同様の線幅(例えば1mm)の切欠き線19が形成されている。
したがって、図6に示すように、上記樹脂製キャップ5の片側に、円弧状に巻かれた状態で左右に並ぶ2本の連結バンド8、9の中間部に指をかけて、互いに上下に重なったその連結部を、矢印Pで示すように、左右に押し広げると、上記連結部に挟まれた薄肉部18が切断されて、第2のキャップ7が、第1のキャップ6の上から外れるようになっている。そして、露出した第1のキャップ6は、バイアル瓶1の口部3から簡単に外すことができるため、これを外すことにより、上記第1のキャップ6と2本の連結バンド8、9と第2のキャップ7とを、一続きで除去することができる。
このように、上記樹脂製キャップ5が冠着されたバイアル瓶1は、上記樹脂製キャップ5によって密封されると同時に封止されて、改ざん防止がなされているため、安全である。
そして、使用する場合は、すでに述べたように、上記樹脂製キャップ5の片側に円弧状巻かれた状態で並ぶ2本の連結バンド8、9に指をかけて、そのキャップ6、7との連結部を左右に押し広げて、上記第2のキャップ7の、上記2本の連結バンド連結部に挟まれた薄肉部を切断する、という簡単な動作によって、第2のキャップ7を外し、第1のキャップ6、連結バンド8、9とともに、これらを一続きで、バイアル瓶1の口部3の周囲から完全に除去して、バイアル瓶1の口部3を露出させることができる。そして、取り外された第1のキャップ6と第2のキャップ7と連結バンド8、9、からなる樹脂製キャップ5は、分別ごみとして、簡単に廃棄処分することができる。
また、上記バイアル瓶1は、例えば図7に示すように、中身を少量ずつ取り出すことのできる樹脂製ノズル30を冠着して使用する場合があるが、上記樹脂製キャップ5の除去によって、即座にバイアル瓶1の口部3を完全に露出させることができるため、上記樹脂製キャップ5と上記樹脂製ノズル30との交換を、簡単に行うことができるという利点を有する。また、上記樹脂製ノズル30に限らず、開閉式の樹脂キャップ等、各種の部材を口部3に冠着する場合も、同様の利点を有する。
なお、上記の例において、樹脂製キャップ5の材質は、ポリプロピレンに限らず、各種の樹脂を用いることができるが、可撓性、成形性等の点から、ポリプロピレン、ポリエチレン等のオレフィン系樹脂を用いることが好適である。
また、上記の例において、上記第2のキャップ7の、2本の連結バンド8、9連結部に挟まれた部分に形成される薄肉部18の幅と厚みは、特に限定するものではないが、樹脂製キャップ5の材質に応じて、この部分を左右に押し広げた場合に、容易にこれを切断できる程度の幅と厚みに設定される。通常、その幅は、0.2〜1.0mmに設定することが好適であり、その厚みは、0.2〜0.8mmに設定することが好適である。
さらに、上記第1のキャップ6と、2本の連結バンド8、9の厚みは、樹脂製キャップ5の材質によるが、これらの部分が適度の可撓性を備えるような厚みに設定することが好適である。通常、その厚みを、0.2〜5.0mmに設定することが好適である。ただし、第1のキャップ6の環状突起13が形成された部分の厚みは、上記の範囲よりも厚く設定しても差し支えない。
そして、上記第2のキャップ7の厚みも、樹脂製キャップ5の材質等に応じて適宜に設定されるが、第1のキャップ6の上からこれを冠着させる場合に、高い圧力をかけても充分に耐えうるよう、通常、その厚みを、1.0〜4.0mmに設定することが好適である。ただし、上記第2のキャップ7の薄肉部18が形成された部分の厚みは、上記の範囲よりも薄く設定される。
なお、上記の例では、2本の連結バンド8、9の連結部を押し広げて、連結バンド8、9の連結部に挟まれた薄肉部18を切断して、第2のキャップ7を除去するようにしたが、上記第1のキャップ6と2本の連結バンド8、9の連結部に、薄肉部を形成したり、断続的な切欠き線を設けたりして、上記押し広げ動作によって、第1のキャップ6と2本の連結バンド8、9の連結部を、同時に切断するようにしても差し支えない。このようにすると、第2のキャップ7と2本の連結バンド8、9を一続きで除去し、第1のキャップ6は、バイアル瓶1の口部3に残すことができるため、この第1のキャップ6を、バイアル瓶1の蓋体として利用することができる。
また、上記の例では、第1のキャップ6に、上面部10から下向きに内筒部11を形成し、これをバイアル瓶1の口部3に嵌入しているが、上記内筒部11は、必ずしも必要ではない。少なくとも、上記口部3に係合する外筒部12が設けられていれば足りる。
さらに、上記の例では、第2のキャップ7の天面部15が環状に形成されており、その中央が開口しているが、第1のキャップ6を全面的に覆うものであっても差し支えない。ただし、その場合は、周壁部16側から延びる切欠き線19が、上記天面部15を横切るよう延長されていなければならない。
そして、本発明の樹脂製キャップ5を取り付ける容器としては、上記の例におけるバイアル瓶1に限らず、各種の容器を用いることができる。ただし、樹脂製キャップ5を冠着させる必要から、略円筒状口部3を有する構造のものでなければならない。
本発明の一実施例を示す斜視図である。 図1のA−A′断面図である。 上記実施例において、樹脂製キャップを取り付ける前の状態を示す斜視図である。 上記樹脂製キャップの平面図である。 上記実施例の第2のキャップと連結バンドの連結部を下から見上げた状態を示す部分的な説明図である。 上記実施例の開封動作の説明図である。 上記実施例の容器の使用態様の説明図である。
符号の説明
1 バイアル瓶
3 口部
5 樹脂製キャップ
6 第1のキャップ
7 第2のキャップ
8、9 連結バンド
10 上面部
15 天面部
16 周壁部

Claims (5)

  1. 略円筒状の口部を有する容器の、上記口部を密封するために用いられる樹脂製キャップであって、上記容器口部に、着脱自在に嵌合される第1のキャップと、上記第1のキャップの上に冠着される第2のキャップと、2本の連結バンドとが一体的に形成されており、上記第1のキャップが、上記容器口部の上面を覆う上面部と、上記上面部の下面周縁部から下向きに形成され容器口部の外周面と係合する外筒部とを備え、上記第2のキャップが、上記第1のキャップの上面の少なくとも周縁部を覆う天面部と、上記天面部の下面周縁部から下向きに形成され上記第1のキャップの外筒部に外嵌される周壁部とを備え、上記2本の連結バンドの各一端部が、上記第1のキャップの下部の片側に、互いに並んだ状態で連結され、同じく上記2本の連結バンドの各他端部が、上記第2のキャップの下部の片側に、互いに並んだ状態で連結され、上記第2のキャップの、上記2本の連結バンド連結部に挟まれた部分が薄肉に形成されているとともに、その上の、周壁部から天面部にまたがる部分が線状に切欠かれており、上記第1のキャップの上に第2のキャップを冠着した状態で、互いに上下に重なった上記2本の連結バンドの連結部を左右に押し広げ、上記第2のキャップに形成された薄肉部を切断することにより、上記第2のキャップが第1のキャップの上から除去されるようになっていることを特徴とする樹脂製キャップ。
  2. 上記第2のキャップに形成された薄肉部が、幅0.2〜1.0mm、厚み0.2〜0.8mmに設定されている請求項1記載の樹脂製キャップ。
  3. 上記第1のキャップおよび2本の連結バンドが、ともに厚み0.2〜5.0mmに設定されており、上記第2のキャップが、厚み1.0〜4.0mmに設定されている請求項1または2記載の樹脂製キャップ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項の樹脂製キャップを用いて容器口部の密封および改ざん防止用の封止がなされていることを特徴とする樹脂製キャップ付容器。
  5. 上記容器が、上記樹脂製キャップを除去し、その口部に、中身取り出し用ノズルもしくは開閉キャップを冠着して使用するものである請求項4記載の樹脂製キャップ付容器。
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