JP4739051B2 - 樹脂製キャップおよびそれを用いた樹脂製キャップ付容器 - Google Patents

樹脂製キャップおよびそれを用いた樹脂製キャップ付容器 Download PDF

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本発明は、バイアル瓶等の容器を密封するために用いられる樹脂製キャップと、それを用いた樹脂製キャップ付容器に関するものである。
従来から、バイアル瓶に代表されるような、略円筒状の口部を有する薬用瓶等は、上記口部にフランジ付栓体を嵌合して密封されるようになっている。そして、上記密封性をより高めるとともに第三者による改ざんを防止するために、その密封部分をアルミ等の軟質金属薄板で被覆したり、樹脂キャップに金属製の剥離用タブを取り付けた封止用キャップを冠着したりすることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、アルミ等の軟質金属薄板で被覆したものは、きれいに開封するのに時間がかかり、開封用の工具等を用いると、栓体や瓶の口部を傷つけやすいという問題がある。また、金属製の剥離用タブを有する封止用キャップは、開封動作時に、上記剥離用タブの端で手指を負傷するおそれがあり、安全とはいえない。
そこで、このような封止用キャップを、樹脂だけで作製し、簡単に開封することができるものが提案されている(例えば、特許文献2参照)
特許第2739455号公報 特開平9−238998号公報
しかしながら、上記特許文献2の封止用キャップは、容器口部と嵌合する部分と、その部分に細い橋部を介して連結される天板とを備え、上記天板を引っ張って橋部を切断することにより天板を除去し、容器口部を蓋する栓体上面のみを露出させるようになっている。このため、上記露出した栓体上面に、注射針を刺して容器内の薬液を抜き取る等の用途には適しているものの、栓体を容器口部から取り外して中身を取り出す場合や、別途用意される中身取り出し用のノズルを上記栓体と取り替えて用いる場合等には、上記封止用キャップを用いることができないという問題がある。また、封止用キャップのうち、容器口部と嵌合する部分が容器側に残っていると、容器がガラス瓶の場合、ガラス製の瓶本体と、樹脂製の上記封止用キャップの残留部分とを、分別して廃棄するのに手間を要するという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、容器口部を密封するだけでなく、その密封部分を効果的に封止し、かつ開封動作が簡単で、開封後はキャップ全体を容器口部から完全に除去することのできる優れた樹脂製キャップと、その樹脂製キャップを用いた容器の提供を、その目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、略円筒状の口部を有する容器の、上記口部を密封するために用いられる樹脂製キャップであって、第1のキャップと、上記第1のキャップの上に冠着される第2のキャップとで構成され、上記第1のキャップが、容器口部の少なくとも開口縁部を覆う上面部と、上記上面部下面から下向きに形成され、容器口部と着脱自在に係合する係合部とを備え、上記第2のキャップが、上記第1のキャップの上面の周縁部を覆い中央部が開口した天面部と、上記天面部の下面周縁部から下向きに形成され、容器口部に直接もしくは第1のキャップを介して嵌合する周壁部と、上記天面部上に起立姿勢で保持され、その下端両端がそれぞれ上記天面部の開口縁部の一端側と他端側とに連結される起立片とを備え、上記第1のキャップの上面部には、上記第2のキャップの天面部開口から上方に突出して上記第2のキャップの起立片の一部と、剥離容易な状態で接合される第1の突出部と、上記第1の突出部から剥離された起立片が所定角度以上倒れないよう当たり止めとなる第2の突出部とが形成されており、上記起立片を、上記第1の突出部から剥離し上記第2の突出部に当てた状態で、さらに下向きに押圧することにより、上記第2のキャップが、上記第1のキャップから外れて除去されるようになっている樹脂製キャップを第1の要旨とする。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記第1のキャップの上面部の中央部が略半球状に突出形成され、その少なくとも片側に、その突出面からさらに突出する厚肉部が形成されているとともに、上記第2のキャップの、起立姿勢で保持れた起立片の下端部が、上記略半球状突出面に沿う略円弧状に形成され上記略半球状突出面に剥離容易な状態で接合されており、上記起立片を、上記略半球状突出面から剥離して上記厚肉部に当たるまで倒すことができるようになっている樹脂製キャップを第2の要旨とする。
そして、本発明は、上記第1または第2の要旨である樹脂製キャップを用いて容器口部の密封および改ざん防止用の封止がなされている樹脂製キャップ付容器を第3の要旨とし、そのなかでも、特に、上記容器が、上記樹脂製キャップを除去し、その口部に、中身取り出し用ノズルもしくは開閉キャップを冠着して使用するものである樹脂製キャップ付容器を第4の要旨とする。
すなわち、本発明の樹脂製キャップは、2つのキャップを組み合わせたもので、第2のキャップ側に設けられた起立片と、上記第1のキャップ側に設けられた第1の突出部とを、剥離容易な状態で接合することにより、両者を一体化し、その状態で、容器口部に嵌合することにより、容器口部を密封することができるようになっている。
そして、上記容器口部を開封して使用する場合は、上記第2のキャップの起立片を片側に倒して、上記第1のキャップの第1の突出部から剥離し、さらに倒して、上記第1のキャップに当たり止めとして設けられる第2の突出部に当てて押圧することにより、第1のキャップから第2のキャップを浮かして外すことができるようになっている。そして、露出した第1のキャップは、容器口部から簡単に外すことができるため、これを外すことにより、容器口部を完全に露出させることができるようになっている。
したがって、本発明の樹脂製キャップによれば、上記第1のキャップと第2のキャップを接合して一体化した状態で、容器口部に冠着することにより、容器口部の密封と、改ざん防止のための封止とを、同時に行うことができる。そして、上記第2のキャップの起立片を倒すだけで、簡単に、第2のキャップと第1のキャップを、この順で外すことができ、作業性がよい。また、これらのキャップはともに樹脂成形品であり、分別ごみとして簡単に廃棄処分することができる。
なお、本発明の樹脂製キャップのなかでも、特に、上記第1のキャップの上面部の中央部が略半球状に突出形成され、その少なくとも片側に、その突出面からさらに突出する厚肉部が形成されているとともに、上記第2のキャップの、起立姿勢で保持れた起立片の下端部が、上記略半球状突出面に沿う略円弧状に形成され上記略半球状突出面に剥離容易な状態で接合されており、上記起立片を、上記略半球状突出面から剥離して上記厚肉部に当たるまで倒すことができるようになっているものは、第2のキャップを第1のキャップから外す開封動作をスムーズに行うことができ、好適である。
そして、本発明の樹脂製キャップ付容器は、上記樹脂製キャップによって密封と改ざん防止が同時になされており、簡単な構成で安全が確保されている。また、上記樹脂製キャップの開封動作が容易で使い勝手がよい。しかも、すでに述べたように、分別ごみとして、上記樹脂製キャップおよび容器を別々に廃棄処分することができ、処分が容易である。
特に、本発明の樹脂製キャップ付容器は、樹脂製キャップが容器口部から完全に除去されるようになっているため、この容器口部を利用して、その口部に、中身取り出し用ノズルや開閉キャップを冠着して使用する用途に用いることが最適であり、例えば、薬用瓶の他、乳液や美容エッセンス等を収容する化粧料容器として用いることが好適である。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、本発明は、この実施の形態に限られるものではない。
図1は、本発明の最良の実施形態の一例を示す斜視図、図2(a)は、そのA矢視面図、図2(b)は、そのB矢視図である。これらの図において、1はガラス製のバイアル瓶で、胴部2と、胴部2より縮径された略円筒状の口部3とを備えている。
また、上記バイアル瓶1の口部3には、樹脂製キャップ5が冠着されている。この樹脂製キャップ5は、図2(a)の縦断面図である図3(a)、図2(b)の縦断面図である図3(b)に示すように、バイアル瓶1の口部に係合する第1のキャップ6と、その上に冠着される第2のキャップ7とで構成されている。なお、上記第1のキャップ6はポリプロピレン製の一体成形品からなり、第2のキャップ7はポリエチレン製の一体成形品からなるもので、両者の一部が、後述するように、互いに溶着されて、一体化されている。
より詳しく説明すると、上記第1のキャップ6は、図2および図3に示すように、バイアル瓶1の口部3の上面を覆う上面部10と、上記上面部10の下面から下向きに形成され上記口部3と着脱自在に係合する内筒部11とを備えている。そして、上記上面部10の中央部は、上向きに略半球状に突出し、その略半球状突出部12のうち、一方側の根元部と、他方側の根元部に、それぞれ厚肉部13が形成されている。なお、バイアル瓶1の口部3の上端部には、外向きのフランジ部3aが形成されており、上記上面部10と口部3との係合が、より広い面積を介してなされるようになっている。
一方、第2のキャップ7は、図2および図3に示すように、上記第1のキャップ6の上面部10の周縁部を覆い、中央に開口15aを有する天面部15と、上記天面部15の下面周縁部から下向きに形成され、バイアル瓶1のフランジ部3aと嵌合する周壁部16と、上記天面部15の上で、起立姿勢に保持される略板状の起立片17とを備えている。そして、上記天面部15の開口15aから、その下の、第1のキャップ6の略半球状突出部12が突出している。
上記起立片17は、その下端部の、幅方向両端の部分17a、17bが、それぞれ下にいくほど薄肉に形成されており、各下端が、上記天面部15の開口縁部の一端側と他端側に連結されている。また、起立片17の下端部の、上記薄肉連結部17a、17b以外の部分は、第1のキャップ6の略半球状突出部12の突出面に沿う略円弧状に形成されており、起立片17の表裏面に、この略円弧状に沿うリブ18が形成されている。ただし、上記リブ18の厚みは、図2(a)に示すように、円弧の上側で厚く、下にいくほど薄くなって下端の薄肉連結部17a、17bとつながっている。
そして、上記起立片17の、略円弧状に形成された下端部の端面(リブ18によって厚くなっている部分を含む)は、上記第1のキャップ6の略半球状突出部12の突出面に当接しており、その当接部分の一部が、溶着によって接合されている。この接合部分を、図2(b)において斜線Xで示す。上記接合により、起立片17は、天面部15の上に、起立姿勢で保持されている。
ただし、上記溶着部分は、第1のキャップ6の材質がポリプロピレンで、第2のキャップ7の材質がポリエチレンで、互いに異なる樹脂同士を溶着しているため、充分な接着力を有しておらず、比較的軽い力でその接合部分が剥離するようになっている。そして、一旦剥離した両者は、再度重ねても接合することはできない。また、上記接合部分が剥離した状態では、起立片17は、その下端部の薄肉連結部17a、17bを支点として、左右に自在に倒すことができるようになっている。
したがって、上記樹脂製キャップ5が冠着されたバイアル瓶1は、上記樹脂製キャップ5のうち、上から被せられた第2のキャップ7の周壁部16とバイアル瓶1の口部3とが強固に嵌合しているため、そのままでは、これを開封することができない。そして、開封して使用する場合は、図4(a)において、矢印Pで示すように、まず、起立姿勢に保持された起立片17を、片側に押圧して倒す。この動作により、第1のキャップ6の略半球状突出部12と起立片17の、溶着によって接合された部分が、簡単に剥離し、起立片17が自由に回動するようになる。
そこで、上記起立片17をさらに倒し、その片面が第1のキャップ6の厚肉部13に当たるまで倒す。その状態で、さらに、起立片17を下向きに押圧することにより、てこの原理によって、第2のキャップ7を、第1のキャップ6から浮き上がせて、口部3との嵌合を外すことができる。この状態を、図4(b)に示す。そして、上記口部3と係合する第1のキャップ6は、容易に口部3から外すことができるため、樹脂製キャップ5全体を、バイアル瓶1の口部3から除去することができる。なお、外した第2のキャップ7は、上記口部3に簡単に嵌合させることはできない。
このように、上記樹脂製キャップ5が冠着されたバイアル瓶1は、上記樹脂製キャップ5によって密封されると同時に封止されて、改ざん防止がなされているため、安全である。
そして、使用する場合は、すでに述べたように、起立片17を片側に倒すことにより、バイアル瓶1の口部3の周囲から、樹脂製キャップ5全体を簡単に除去することができる。そして、取り外された樹脂製キャップ5の第1のキャップ6と第2のキャップ7は、分別ごみとして、簡単に廃棄処分することができる。
また、上記バイアル瓶1は、例えば図5に示すように、中身を少量ずつ取り出すことのできる樹脂製ノズル30を冠着して使用する場合があるが、上記樹脂製キャップ5の除去によって、即座にバイアル瓶1の口部3を完全に露出させることができるため、上記樹脂製キャップ5と上記樹脂製ノズル30との交換を、簡単に行うことができるという利点を有する。また、上記樹脂製ノズル30に限らず、開閉式の樹脂キャップ等、各種の部材を口部3に冠着する場合も、同様の利点を有する。
なお、上記の例において、樹脂製キャップ5の材質は、ポリプロピレンに限らず、各種の樹脂を用いることができるが、可撓性、成形性等の点から、ポリプロピレン、ポリエチレン等のオレフィン系樹脂を用いることが好適である。ただし、第1のキャップ6と第2のキャップ7を溶着して、簡単に剥離できるように接合するには、互いの材質を異なるものにする必要がある。
また、上記の例では、第1のキャップ6と第2のキャップ7を、それぞれ成形した後、両者を接合したが、例えば片方のキャップを成形した後、他方のキャップを、成形された片方のキャップとともに、インモールド成形するようにしても差し支えない。ただし、その場合も、両者の材質を適宜の異なる組み合わせとして、その境界面が、簡単に剥離する程度の接合となるようにしなければならない。
もちろん、上記のように、異材質間で溶着を行うのではなく、接着性の低い、容易に剥離可能な接着剤を用いて、第1のキャップ6と第2のキャップ7を接合するようにしても差し支えない。
そして、上記の例では、第1のキャップ6に、上面部10から下向きに内筒部11を形成し、これをバイアル瓶1の口部3に嵌入しているが、上記内筒部11は、必ずしも必要ではなく、例えば、図6に示すように、バイアル瓶1の口部3に係合する外筒部31が設けられているものであっても差し支えない。
また、上記の例では、起立片17を倒す動作時の当たり止めとして、第1のキャップ6の略半球状突出部12の両側に、厚肉部13を設けたが、これは、起立片17をどちら側に倒しても開封動作を行うことができるよう考慮したものである。もちろん、上記厚肉部13は、片側に1個設けるだけでも差し支えない。
そして、上記当たり止めのための突出部と、起立片17の一部と接合させるための突出部は、上記厚肉部13および略半球状突出部12に限らず、同様の作用を果たすものであれば、どのような構成になっていても差し支えない。なお、てこの原理で、倒した起立片17に力をかけて第2のキャップ7を浮き上がらせるには、そのときの起立片17の傾斜角度が、30〜60°になるよう当たり止めとなる突出部を設けることが好ましい。
さらに、本発明の樹脂製キャップ5を取り付ける容器としては、上記の例におけるバイアル瓶1に限らず、各種の容器を用いることができる。ただし、樹脂製キャップ5を冠着させる必要から、略円筒状口部3を有する構造のものでなければならない。
本発明の一実施例を示す斜視図である。 (a)は図1のA矢視図、(b)は図1のB矢視図である。 (a)は図2(a)の縦断面図、(b)は図2(b)の縦断面図である。 (a)、(b)は、ともに上記実施例の開封動作の説明図である。 上記実施例の容器の使用態様の説明図である。 本発明の他の実施例の部分的な説明図である。
符号の説明
1 バイアル瓶
3 口部
5 樹脂製キャップ
6 第1のキャップ
7 第2のキャップ
12 略半球状突出部
13 厚肉部
15 天面部
15a 開口
16 周壁部
17 起立片

Claims (4)

  1. 略円筒状の口部を有する容器の、上記口部を密封するために用いられる樹脂製キャップであって、第1のキャップと、上記第1のキャップの上に冠着される第2のキャップとで構成され、上記第1のキャップが、容器口部の開口を覆う上面部と、上記上面部下面から下向きに形成され、容器口部と着脱自在に係合する係合部とを備え、上記第2のキャップが、上記第1のキャップの上面の周縁部を覆い中央部が開口した天面部と、上記天面部の下面周縁部から下向きに形成され、容器口部に直接もしくは第1のキャップを介して嵌合する周壁部と、上記天面部上に起立姿勢で保持され、その下端両端がそれぞれ上記天面部の開口縁部の一端側と他端側とに連結される起立片とを備え、上記第1のキャップの上面部には、上記第2のキャップの天面部開口から上方に突出して上記第2のキャップの起立片の一部と、剥離容易な状態で接合される第1の突出部と、上記第1の突出部から剥離された起立片が所定角度以上倒れないよう当たり止めとなる第2の突出部とが形成されており、上記起立片を、上記第1の突出部から剥離し上記第2の突出部に当てた状態で、さらに下向きに押圧することにより、上記第2のキャップが、上記第1のキャップから外れて除去されるようになっていることを特徴とする樹脂製キャップ。
  2. 上記第1のキャップの上面部の中央部が略半球状に突出形成され、その少なくとも片側に、その突出面からさらに突出する厚肉部が形成されているとともに、上記第2のキャップの、起立姿勢で保持れた起立片の下端部が、上記略半球状突出面に沿う略円弧状に形成され上記略半球状突出面に剥離容易な状態で接合されており、上記起立片を、上記略半球状突出面から剥離して上記厚肉部に当たるまで倒すことができるようになっている請求項1記載の樹脂製キャップ。
  3. 請求項1または2の樹脂製キャップを用いて容器口部の密封および改ざん防止用の封止がなされていることを特徴とする樹脂製キャップ付容器。
  4. 上記容器が、上記樹脂製キャップを除去し、その口部に、中身取り出し用ノズルもしくは開閉キャップを冠着して使用するものである請求項3記載の樹脂製キャップ付容器。
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