JP2007216171A - 粉体分離装置及び粉体分離方法 - Google Patents

粉体分離装置及び粉体分離方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007216171A
JP2007216171A JP2006041274A JP2006041274A JP2007216171A JP 2007216171 A JP2007216171 A JP 2007216171A JP 2006041274 A JP2006041274 A JP 2006041274A JP 2006041274 A JP2006041274 A JP 2006041274A JP 2007216171 A JP2007216171 A JP 2007216171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
container
gas
medium
separated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006041274A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Kikuchi
雅史 菊池
Akio Koyama
明男 小山
Kichinosuke Amimoto
吉之助 網本
Takao Nishishita
孝夫 西下
Yutaka Akaboshi
裕 赤星
Kazuko Ito
和子 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji University
Original Assignee
Meiji University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji University filed Critical Meiji University
Priority to JP2006041274A priority Critical patent/JP2007216171A/ja
Priority to PCT/JP2007/052183 priority patent/WO2007094224A1/ja
Priority to AU2007216033A priority patent/AU2007216033A1/en
Priority to CNA200780001004XA priority patent/CN101351279A/zh
Priority to US12/088,181 priority patent/US20100176034A1/en
Publication of JP2007216171A publication Critical patent/JP2007216171A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B13/00Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices
    • B07B13/08Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices according to weight
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03BSEPARATING SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS
    • B03B4/00Separating by pneumatic tables or by pneumatic jigs
    • B03B4/02Separating by pneumatic tables or by pneumatic jigs using swinging or shaking tables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C3/00Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
    • B03C3/017Combinations of electrostatic separation with other processes, not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C3/00Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
    • B03C3/28Plant or installations without electricity supply, e.g. using electrets
    • B03C3/30Plant or installations without electricity supply, e.g. using electrets in which electrostatic charge is generated by passage of the gases, i.e. tribo-electricity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C3/00Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
    • B03C3/34Constructional details or accessories or operation thereof
    • B03C3/40Electrode constructions
    • B03C3/45Collecting-electrodes
    • B03C3/47Collecting-electrodes flat, e.g. plates, discs, gratings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C7/00Separating solids from solids by electrostatic effect
    • B03C7/006Charging without electricity supply, e.g. by tribo-electricity, pyroelectricity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C7/00Separating solids from solids by electrostatic effect
    • B03C7/02Separators
    • B03C7/04Separators with material carriers in the form of trays, troughs, or tables

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

【課題】被分離粉体を精度よく分離できる粉体分離装置及び方法を提供する。
【解決手段】重質粉4a及び軽質粉4bを含む被分離粉体4と、被分離粉体4よりも粒径の大きな媒体粒子64と、が供給される容器30と、容器30を加振する容器加振部50と、容器30内の媒体粒子層65の内部にガスを吹き込んで軽質粉4bを媒体粒子層65の外へガスと共に排出させるガス吹込部40とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被分離粉体を分離する粉体分離装置及び粉体分離方法に関する。
近年の材料のリサイクル機運の高まりと共に、塩ビ等の樹脂層と裏打ち紙(パルプ繊維層)とを張り合わせた樹脂壁紙や、塩ビ等の樹脂層とナイロンやポリエステル製の繊維層とを張り合わせた、又は、樹脂層間に繊維層を挟み込んだ、タイルカーペット、防音シート、防水シート、工事用安全ネット等、異種材料からなる複合材料を効率よくリサイクルすることが求められている。このような複合材料をリサイクルするためには複合材料を粉体化し、粉体を材料毎に分離することが必要である。
例えば、樹脂層と繊維層とを含む複合材料を細かく微粉化すると、樹脂層に由来する粒状の樹脂粉と、繊維との混合物が得られる。そして、これらのリサイクルには、相対的に重質粉である樹脂粉と、軽質粉である繊維とを精度良く分離することが必要である。
重質粉と軽質粉とを含む混合物を精度良く分離する手段として、風力分級装置や流動層分級装置等の種々の分離装置が知られている。(例えば特許文献を参照)
特開2004−305929号公報 特開2003−127140号公報 特開平11−244785号公報 特開2003−320532号公報 特開2000−61398号公報
しかしながら、本発明者らが検討したところ、繊維は樹脂粉と付着しやすく、また、繊維同士も絡み合ったり等により付着し易いため、これらを従来の分離装置で精度良く分離することは困難であった。特に、分離前に繊維と樹脂粉との機械的結合を十分に引き離すべく複合材料を、予め切削や粉砕等により粒径300μm以下程度に粉体化するとこの傾向は一層顕著となった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、軽質粉及び重質粉を含む被分離粉体を精度よく分離できる粉体分離装置及び方法を提供することである。
本発明に係る粉体分離装置は、重質粉及び軽質粉を含む被分離粉体と、被分離粉体よりも粒径の大きな媒体粒子と、が供給される容器と、
この容器を加振して媒体粒子を流動させる容器加振部と、
容器内の媒体粒子層の内部にガスを吹き込んで軽質粉を媒体粒子層の外へ前記ガスと共に排出させるガス吹込部と、を備える。
本発明に係る粉体分離方法は、重質粉及び軽質粉を含む被分離粉体と、被分離粉体よりも粒径の大きな媒体粒子と、を容器中で振動させると共に、容器内の媒体粒子層の内部にガスを吹き込んで軽質粉を媒体粒子層の外へガスと共に排出させる工程を備える。
本発明によれば、容器内の媒体粒子が加振されて流動し、この際の媒体粒子の運動によって、被分離粉体同士、例えば、軽質粉同士の付着や軽質粉と重質粉との付着が引き剥がされる。そして、ガス吹込部から媒体粒子層中に吹き込まれるガスの流れにより、被分離粉体の中で相対的に飛び出し易い軽質粉が媒体粒子層の外にガスにより排出される。これにより、被分離粉体を、軽質粉と重質粉とに精度良く分離することができる。
ここで、容器内の一端側から媒体粒子を容器の外部に排出すると共に、容器から排出された媒体粒子を容器内の他端側に供給して容器内に媒体粒子の定方向流れを形成させる媒体粒子循環部をさらに備えることが好ましい。
これにより、媒体粒子の定方向流れが発生して、被分離粉体の滞留時間を制御できるので、より一層の高精度の分離が可能となる。
また、ガス吹込部は、吹出口が媒体粒子層内に差込まれたガス吹込管を有することが好ましい。これによると、所望の場所から軽質粉を媒体粒子層の外に排出させられるので好適である。
また、ガス吹込部は、吹出口が媒体粒子層内に差込まれるガス吹込管を複数有し、複数のガス吹込管は媒体粒子の定方向流れの方向に併設されている、及び/又は、媒体粒子の定方向流れの方向と交差する方向に並設されていることが好ましい。
例えば、ガス吹込管が定方向流れの方向に並されている場合には、媒体粒子層からの軽質粉の排出を、多段で行うことができるので、分離効率を高められる。また、定方向流れの方向と交差する方向に並設されている場合には、横幅の広い容器での分離を好適に行えるので、処理量を増大することが容易である。
また、ガス吹込管を振動させるガス吹込管加振部をさらに備えることが好ましい。
これによれば、特に、ガスが吹き込まれる領域において媒体粒子が十分に流動させられるので、軽質粉の分離をより効率よく行える。
また、容器の一端側の底部には媒体粒子を通過不能とし且つ被分離粉体を通過可能とするメッシュや多孔板等の篩部が設けられていることが好ましい。
これにより、媒体粒子と、軽質粉が分離されたあとの重質粉とを分離することが容易である。
また、篩部は、媒体粒子の定方向流れの上流側から下流側に向かって目開きすなわち開口径が大きくなるように複数段設けられていることが好ましい。
これによれば、重質粉を、粒径毎に分離して回収することが可能である。
また、容器の底部は媒体粒子の定方向流れの上流から下流に向けて下る斜面とされていることが好ましい。
これにより、媒体粒子の定方向流れの形成が容易となる。
一方、容器内に、媒体粒子を通過不能とし且つ被分離粉体を通過可能とする篩部が設けられ、ガス吹込部はこの篩部を通してこの篩部上の媒体粒子層に対して上向きにガスを供給することも好ましい。
このような構成でも、軽質粉を媒体粒子よりも上方にガスと共に分離して排出させ、重質粉を媒体粒子よりも下方に落下させて分離できる。
この場合、容器は、上記篩部の下に上記篩部よりも開口径の小さい篩部をさらに有することが好ましい。これにより、重質粉の篩い分けが可能となる。
また、被分離粉体は、重質粉として樹脂粉、及び、軽質粉として樹脂繊維、ガラス繊維、パルプ繊維等の繊維を含む300μm以下の粉体であると好ましい。
この場合、樹脂粉が重質粉として、繊維が軽質粉として好適に分離がなされる。このような粉体は、樹脂層及び繊維層(パルプ層含む)を含む複合材を粉体化することにより得られる。特に、従来の分離方法では分離の困難な、被分離粉体が軽質粉を5重量%以下含む場合、又は逆に、被分離粉体が重質粉を5重量%以下含む場合に威力を発揮する。
また、容器から排出されたガス中の軽質粉を捕集するバグフィルタを備えることが好ましい。
これにより、軽質粉の捕集が容易となる。
また、容器に投入する被分離粉体を予め解砕する解砕部をさらに備えることが好ましい。
通常軽質粉と重質粉とを含む複合粉体(例えば、300μm以下)は極めて凝集しやすく、凝集したままでは分離が困難である。したがって、この凝集体を解砕した上で上で容器内に投入することにより安定的に高精度な分離が可能となる。
また、ガス吹込部からのガスにより媒体粒子層の外に排出された粉体を静電吸着する帯電板をさらに備えることが好ましい。
この場合には、軽質粉の回収が容易となる。
本発明によれば、被分離粉体を精度よく分離できる粉体分離装置及び方法が提供される。
続いて、本発明の第1実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。本実施形態に係る粉体分離装置100は、主として、原料ホッパ10、解砕部20、分離容器(容器)30、ガス吹込部40、容器加振器(容器加振部)50、媒体粒子循環部60を備える。
原料ホッパ10は、被分離粉体4を貯留する。被分離粉体は、相対的に軽質の軽質粉と、相対的に重質の重質粉とを含む混合粉である。本実施形態では、特に、塩ビ等の樹脂層と、紙(パルプ繊維)、樹脂繊維、ガラス繊維等の繊維層と、を積層等により複合化した複合材料を粉体化した、樹脂粉4aと繊維4bとの混合物を用いている。具体的には、塩ビ等の樹脂層と裏打ち紙(パルプ繊維)とを張り合わせた樹脂壁紙、塩ビ等の樹脂層とナイロンやポリエステル製の樹脂繊維層とを張り合わせた、或いは、塩ビ等の樹脂シート間に樹脂繊維層を挟み込んだ、タイルカーペット、防音シート、防水シート、工事用安全ネット等の複合材料の粉体化物が挙げられる。この場合、被分離粉体4が、上述の複合材料を300μm以下、より好ましくは200μm以下に粉体化したものであると、樹脂と繊維とが予め機械的に分離された状態となりやすく好ましい。なお、樹脂層を構成する樹脂は塩ビに限定されず、オレフィン等の合成樹脂或いはゴム系樹脂等でもよい。また、繊維の材料も、パルプ、樹脂等種類を問わない。なお、複合材料の300μm以下への粉体化は、公知の切削装置等を用いて容易に実施できる。
解砕部20は、原料ホッパ10から供給される被分離粉体4を解砕する。特に、樹脂粉4aと繊維4bとの付着や、繊維4b同士の付着が起りやすいので、容器30への投入前に被分離粉体4を解砕しておくと容器30での分離を特に精度良く行うことができる。
解砕部20の具体的構成は特に限定されないが、例えば、第4実施形態で説明する解砕装置等、回転翼等により被分離粉体4を攪拌することにより解砕や解繊作用をおこなわせる装置を任意好適に使用できる。
容器30は、横長の箱状のものであり、底面30bにおける長手方向の一端(図1の右端)が下になり、底面30bの長手方向の他端(図1の左側)が上となるように傾斜して配置されている。後述するように、容器30において媒体粒子64は傾斜にしたがって図1の左から右に向かって定方向(図示A方向)に流れる。
容器30の一端側(図1の左端側)の上部には、解砕部20から被分離粉体4を受け入れる導入口30a、及び、媒体粒子循環部60から媒体粒子64を受け入れる供給口30eが形成されている。
また、容器30の底面30bの他端(図1の右端)には、媒体粒子64を下方へ抜き出す排出口30cが形成されている。
容器30の底面30bの排出口30cよりも上流側には、下流側から上流側に向かって順に、メッシュ(篩部)32a,32b,32cが設けられている。メッシュ32a,32b,32cの開口径(目開き)は、媒体粒子64を通過させず、かつ、被分離粉体が通過可能な大きさとされている。また、メッシュ32a,32b,32cの順に開口径が細かくなるようにされている。なお、メッシュに代えて、パンチングプレート等の多孔板を採用しても良い。
メッシュ32a、32b、32cの開口を通過した重質粉である樹脂粉4aは、それぞれ、ラインL5,L6,L7を介して回収ホッパ91a、91b、91cに回収される。
メッシュ32cよりも上流側の底面30b上には特に開口は設けられていない。
容器30の上部には、容器30内から軽質粉である繊維4bを含んだガスを排出させる排気口30dが形成されている。排気口30dは、ラインL2を介してバグフィルタ70に接続され、ガス中の繊維4bは回収ホッパ92に捕集される一方、ガスは外部に排出される。バグフィルタはブロア72に接続されており、容器30内からのガスの吸引が可能となっている。
ガス吹込部40は、ブロア41、ガス吹込管42、吹込管加振器(吹込管加振部)43を有する。ブロア41からのガスはラインL3を介してガス吹込管42に供給される。ガス吹込管42は、図2に示すように、容器30を上から見て行列状となるように多数配置されている。すなわち、ガス吹込管42はそれぞれ概ね上下方向に伸びて配置され、これらは、媒体粒子64の定方向流れ方向に複数並設されると共に、媒体粒子64の定方向流れと交差する水平方向にも複数並設されている。
各ガス吹込管42は、容器30のメッシュ32cよりも上流側において、容器30の開口のない底面30bと対向するように配置されている。詳しくは、ガス吹込管42は、容器30の図1の左右方向における略中央部に設けられている。
また、各ガス吹込管42は、ガス排出用の吹出口42aを有しており、吹出口42aが媒体粒子層65の内部に差込まれた状態となるように、吹出口42aの底面30bからの高さが設定されている。本実施形態では、吹出口42aが底面30bと対向している。少なくとも、媒体粒子層65の充填高さの70%以上の深さまでガス吹込管42の吹出口が媒体粒子層65内に常時突入していることが好ましい。なお、本実施形態では、ガス吹込管42として直管を用いているが、曲管でも良く、複数の吹出口42aを有するガス吹込管を用いても良い。また、容器底面30bの近くに埋設された、複数又は単数の吹出し口を有するほぼ水平の管でもよい。
さらに、ガス吹込管42には、ガス吹込管42を振動させる吹込管加振器43が接続されている。ガス吹込管42は、底面30bに対して略垂直に配置されており、好ましいガス吹込管42の振動方向は、底面30bに対して垂直な方向、底面30bと平行な方向、或いは、底面30bに垂直な軸周りに回転する回転運動等である。
ここでは、ブロア41、ラインL3、及び、ガス吹込管42がガス吹込部40を構成している。ガスとしては好ましくは空気である。ガス吹き込み量は、軽質粉である繊維のみが媒体粒子層65の外へ排出されるように設定される。なお、加振により媒体粒子64が流動するので、加振無しで媒体粒子層65を流動化させる場合に必要とされるような大きなガス量は不要であり、繊維4bを媒体粒子層65から飛び出させることが可能なガス量であれば良い。
媒体粒子循環部60は、容器30の排出口30cから排出された媒体粒子64を媒体粒子循環ライン62上において容器30の供給口30eまで移送する移送装置である。媒体粒子循環部60として、例えば、バケットコンベア等が使用できる。
さらに、容器30は、台座80に固定されたスプリング等の弾性支持材82によって支持されており、振動可能となっている。さらに、容器30には、台座80に固定された容器加振器50が接続されており、容器30は振動を受ける。容器30の振動方向としては、例えば、左右方向(例えば、図1の水平方向或いは容器30内で媒体粒子64が流れる方向)、上下方向(例えば、鉛直方向や底面30bと垂直な方向)、図1の前後方向、すなわち、容器30内で媒体粒子64が流れる方向と交差する水平方向等であり、鉛直軸周りの円運動等でも良い。
なお、媒体粒子64の物理的性質は、被分離粉体4よりも粒径が大きければ特に限定されないが、0.5〜2.0mm程度の粒径が好ましい。また、媒体粒子64としては球状の粒子が好ましい。材質としては、例えば、ガラス、シリカ、アルミナ、ジルコニア、鉄等が挙げられる。
また、媒体粒子層65の充填量は媒体粒子64の粒径の10倍以上の高さ、具体的には、例えば、1cm以上の充填高さとなるようにすることが好ましい。
続いて、このような粉体分離装置100の作用について説明する。
まず、原料ホッパ10に、樹脂層及び繊維層を含む複合材料を300μm以下、好ましくは、200μm以下にまで粉体化した被分離粉体4を供給する。この被分離粉体4は、ミクロ的に見れば、樹脂粉4aと繊維4bとに既に機械的には分離されているものである。続いて、この被分離粉体4を解砕部20でほぐす事により大きな凝集物等を解砕したのち、被分離粉体4を開口30aから容器30内に投入する。これと共に、容器加振器50により容器30への加振を行うとともに、媒体粒子循環部60により、容器30内での図示左から右方向への媒体粒子64の定方向流れを形成する。
こうすると、まず、容器30内で媒体粒子64が振動により流動する。これにより、被分離粉体4が媒体粒子64との衝突等により解砕される。具体的には、樹脂粉4a同士の付着、繊維4b同士の付着や絡み合い、樹脂粉4aと繊維4bとの付着や絡み合いが解きほぐされる事となる。
さらに、この様にしてほぐされた樹脂粉4aおよび繊維4bが、媒体粒子層65の下流への定方向流れにしたがって図示右側に搬送される。
さらに、被分離粉体4が容器30の左右方向における中ほどに到達すると、吹込み管42からのガスにより、軽質粉、すなわち、終端速度Utが比較的小さい繊維4bはこのガスに搬送され、ガスと共に媒体粒子層65から上部に排出される。詳しくは、吹出口42aから媒体粒子層65に供給されたガスは、底面30bに遮られることによって、ガス吹込管42の周りでは媒体粒子層65中を主として上向きに流れることとなる。そして、このときに、解砕によって飛び出しやすくなった繊維4bがこのガスに同伴されて媒体粒子層65から上方に排出される。
なお、ガス吹込管42が吹込管振動器43により加振されるので、吹込み管42の近傍では、媒体粒子64による被分離粉体の解砕効果が極めて向上し、繊維4bが極めて吹き飛ばされやすくなるので、繊維4bの収率すなわち分離精度を向上できる。
そして、媒体粒子層65から軽質粉である繊維4bと共に排出されたガスは排出口30d、ラインL2を介してバグフィルタ70に搬送され、繊維4bはバグフィルタ70により回収されて回収ホッパ92に貯留される。
一方、終端速度Utが比較的大きく吹き飛ばされ難い軽質粉である樹脂粉4aは、ガスによって吹き飛ばされること無く、媒体粒子層65の底部に主として存在しつつ、媒体粒子層65の流れによってさらに下流へ進む。そして、メッシュ32c,32b,32a上を通過する際に、開口を通過可能な樹脂粉4aがメッシュの開口を通過することにより粒径に応じて分級されて、ホッパ91a,91b,91cに粒度毎に回収される。また、メッシュ32a,32b,32cを通過しない媒体粒子64は、排出口30cから排出され、媒体粒子循環部60によって供給口30eに戻される。
このように、本実施形態に係る粉体分離装置100では、媒体粒子64を振動させることにより被分離粉体4が十分にほぐされると共に、媒体粒子層65内にガスを供給することにより、ほぐされた繊維4bが選択的に媒体粒子層65からガスと共に飛び出す。したがって、樹脂粉4aと繊維4bとを極めて精度良く分離することができる。
また、媒体粒子64に循環流れを形成させているので、被分離粉体4の滞留時間の制御が容易である。したがって、ガスにより繊維4bを飛び出させる前に十分な時間をかけて媒体粒子64による解砕を行う事ができ、また、樹脂粉4aをメッシュ32c等から回収する前に吹込み管42からのガスにより十分に繊維4bを回収することができる。
また、ガス吹込管42を媒体粒子の定方向流れの方向に複数配置することにより、媒体粒子層からのガスによる繊維4bの排出を、多段で行うことができるので、分離効率を高められる。また、ガス吹込管42が定方向流れの方向と交差する方向に並設されているので、横幅の広い容器での分離が好適に行えるので、処理量を増大することが容易である。
また、底部に設けられたメッシュ32a,32b,32cによって、媒体粒子64と重質粉である樹脂粉4aとの分離を容易に行うことができると共に、メッシュの目の大きさを変えることにより、樹脂粉の分級も可能としている。
また、容器30の底面30bが斜面となっているので、媒体粒子64のスムーズな循環流れの実現が可能となっている。
さらに、容器30に投入する前に、予め解砕部20により被分離粉体4を解砕しているので、大きな凝集粒等が容器30内に混入する恐れも無くなり、より一層の分離精度の向上が可能である。
この様にして精密に分離された樹脂粉は、再生塩ビコンパウンド等の再製塩ビ材料として好適に利用でき、また、繊維も、例えば、パルプは土壌改良剤等として、繊維は、再生樹脂原料としてそれぞれ利用できる。
(第2実施形態)
続いて本発明の第2実施形態について図3を参照して説明する。本実施形態の粉体分離装置101が、第1実施形態と異なる点は、容器30の底面30bが水平とされている点である。このような装置は製造が容易である。また、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第3実施形態)
続いて、本発明の第3実施形態について図4及び図5を参照して説明する。本実施形態の粉体分離装置102が第2実施形態と異なる点は、媒体粒子層65から排出された繊維4bを帯電板80に付着させてから吸引して回収する点である。
具体的には、ガス吹込管42の近傍において、媒体粒子64等との摩擦により帯電する材質により形成された、あるいは外部からの電圧の印加等により帯電されるように構成された円板状の帯電板70を水平軸81周りに回転させる。ここでは、帯電板70の下部が媒体粒子層65内に一部進入するように水平軸81が配置される。また、水平軸81は、媒体粒子64の定方向流れの方向とは交差する水平方向に配置されている。そして、帯電板70は、横方向に並ぶ複数の各吹込み管42を1つずつ両側から挟むように1つの水平軸81に対して複数設けられており、さらに、この水平軸81は後段の吹込み管42の各列に対してもそれぞれ設けられている。この水平軸81は、モータ82により図に示す方向すなわち、媒体粒子層65において、媒体粒子64の流れる方向と逆方向に移動するように回転される。帯電板の材質としては、金属板、プラスチック板等があげられる。
各帯電板80間には、2枚の帯電板80と接触すると共に水平軸81の周面と接触し、帯電板80に静電吸着した繊維4bをかきとるスクレイパー83が、非回転の固定側に設けられている。そして、スクレイパー83によってかき集められた繊維4bを吸引する排出口30dがスクレイパー83の上方に配置されている。
本実施形態によれば、ガスにより媒体粒子層65の外に排出された繊維4bは、帯電板80に静電吸着し、その後、排出口30dを介してバグフィルタ70に回収される。したがって、繊維4bの回収を効率よく行える効果がある。なお、容器30の底面30bを第1実施形態と同様に斜面としても良い。
(第4実施形態)
続いて、本発明の第4実施形態の粉体分離装置103について図6を参照して説明する。本実施形態では、容器30が縦型筒状形状とされており、上から順にメッシュ32c、32b、32aが容器30の内部を上下方向に仕切るように設けられている。
媒体粒子64の供給口30eは、容器30のメッシュ32cよりも上に設けられ、媒体粒子64の排出口30cは、容器30のメッシュ32cよりも上において供給口30eとは反対側に設けられている。
また、媒体粒子層65にガスを供給するブロア41に接続されたラインL3は、容器30におけるメッシュ32cよりも下、より具体的には、容器30におけるメッシュ32cとメッシュ32bとの間に接続されている。そして被分離粉体4と混合された媒体粒子64は、容器30内のメッシュ32c上で容器加振器50により加振されると共に、媒体粒子循環部60によりメッシュ32c上を図示左から右方向へ定方向流れを行う。
ブロア41からのガスはラインL3を介して容器30内に供給された後、メッシュ32c及び媒体粒子層65を通過してラインL2に供給される。なお、媒体粒子層65は加振により流動化するので、媒体粒子層65を通過させる際のガスの空等速度は、振動無しに媒体粒子層65を流動化させるのに必要な量よりも十分に少ないものでよい。
本実施形態においても、メッシュ32c上で十分な解砕効果により繊維4bが媒体粒子層65からガスと共に上部に排出され、バグフィルタ70で回収される一方、媒体粒子層65から吹き飛ばされなかった樹脂粉4aは、メッシュ32cを通り抜けて落下し、粒径に応じて、メッシュ32b、メッシュ32aによって分級され、ラインL7,L6,L5を介してそれぞれホッパ91c,91b,91aに貯留される。
なお、図6を参照して、解砕部20の詳細について説明する。解砕部20は、水平回転軸21と、円筒形の外筒22とを主として有する。水平回転軸21の外周には、回転翼23が周方向に複数設けられている。回転翼23としては、例えば、丸棒等が挙げられる。外筒22にはブロア24を有する原料循環ライン25が接続されている。
原料循環ライン25におけるブロア24の下流には原料ホッパ10が接続されており、原料ホッパ10からの被分離粉体4が原料循環ライン25を経由して外筒22内に気流により供給される。
また、原料循環ライン25におけるブロア24の上流側は、媒体粒子循環ライン62と交差するように接続している。具体的には、媒体粒子循環ライン62の垂直部62aと、原料循環ライン25の水平部25aとが交差するように接続している。外筒22内で解砕された被分離粉体4は、ブロア24によって形成される気流に乗って原料循環ライン25を経由し、交差部において媒体粒子循環ライン62中を流下する媒体粒子層65にトラップされ、被分離粉体4は媒体粒子64と共に容器30内に移送される。残りのガスは、原料循環ライン25上を流れ、原料ホッパ10からの被分離粉体4を外筒22内に移送する。なお、媒体粒子循環ライン62と原料循環ライン25との交差部において、原料循環ライン25の出口には、媒体粒子64及び解砕された被分離粉体4の流入を防ぐためのメッシュ25bが設けられている。
(第5実施形態)
続いて、本発明の第5実施形態について図7を参照して説明する。本実施形態では、容器30が円筒皿状とされており、樹脂粉4aの出口が設けられていないバッチ式のものである。ロータップ等の容器加振器50により容器30が加振されるが、手等により加振しても良い。このような粉体分離装置104においても、ガス吹込管42から供給されるガスにより、軽質粉である繊維4bは媒体粒子層65からガスと共に排出される。なお、条件によっては、繊維4bは容器30の壁に静電気により付着することもある。
本発明を上記実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態においては、軽質粉としての繊維及び重質粉としての樹脂粉を含む被分離粉体を用いているが、これに限られず、一方の粒子が他方の粒子に比べて軽質であって風により排出され易い、言い換えると、終端速度Utが他方に比べて低ければよい。例えば、樹脂粉と、これよりも粒度の小さい炭酸カルシウム粉との混合物等があげられる。
図1の如き粉体分離装置100おいて、PVC層を65重量部、紙(パルプ繊維)を35重量部含む塩ビ壁紙を300μm以下に粉体化した。粉体化の時点で、紙の98重量%すなわち紙の約34.3重量部が風力分級により回収された。34.3重量部の紙が回収されたあとの、紙由来の繊維0.7重量部及び樹脂粉65重量部を含む被分離粉体(図8参照)を解砕部20で解砕後、1000μmのガラス製の媒体粒子と共に容器30に供給し、ガスを供給して重質粉としての樹脂粉と軽質粉としての繊維とに分離した。軽質粉として0.63重量部の繊維が回収され、重質粉として回収された樹脂粉の純度は99.9wt%であった。また、分離後の軽質粉としての繊維及び重質粉としての樹脂粉の顕微鏡写真を図9、図10にそれぞれ示す。
図1は、第1実施形態に係る粉体分離装置を説明する模式断面図である。 図2は、図1の容器30の内部の上面図である。 図3は、第2実施形態に係る粉体分離装置を説明する模式断面図である。 図4は、第3実施形態に係る粉体分離装置を説明する模式断面図である。 図5は、図4の容器30付近の上面図である。 図6は、第4実施形態に係る粉体分離装置を説明する模式断面図である。 図7は、第5実施形態に係る粉体分離装置を説明する模式断面図である。 図8は、実施例における被分離粉体の顕微鏡写真である。 図9は、実施例における分離後の軽質粉の顕微鏡写真である。 図10は、実施例における分離後の重質粉の顕微鏡写真である。
符号の説明
20…解砕部、4…被分離粉体、32a、32b、32c…メッシュ(多孔板)、30…容器、40…ガス吹込部、42…ガス吹込管、43…吹込管加振器、50…容器加振器、60…媒体粒子循環部、64…媒体粒子、70…バグフィルタ、80…帯電板、100、101,102,103,104…粉体分離装置。

Claims (15)

  1. 重質粉及び軽質粉を含む被分離粉体と、前記被分離粉体よりも粒径の大きな媒体粒子と、が供給される容器と、
    前記容器を加振する容器加振部と、
    前記容器内の媒体粒子層の内部にガスを吹き込んで前記軽質粉を前記媒体粒子層の外へ前記ガスと共に排出させるガス吹込部と、
    を備える粉体分離装置。
  2. 前記容器内の一端側から前記媒体粒子を前記容器の外部に排出すると共に、前記容器から排出された媒体粒子を前記容器内の他端側に供給して前記容器内において前記媒体粒子の定方向流れを形成させる媒体粒子循環部をさらに備える請求項1に記載の粉体分離装置。
  3. 前記ガス吹込部は、吹出口が前記媒体粒子層内に差込まれるガス吹込管を有する請求項1又は2のいずれかに記載の粉体分離装置。
  4. 前記ガス吹込部は、開口部が前記媒体粒子層内に差込まれたガス吹込管を複数有し、
    前記複数のガス吹込管は前記媒体粒子の定方向流れの方向に並設されている、及び/又は、前記複数のガス吹込管は前記媒体粒子の定方向流れの方向と交差する方向に並設されている請求項2に記載の粉体分離装置。
  5. 前記ガス吹込管を振動させるガス吹込管加振部をさらに備える請求項3〜4に記載の粉体分離装置。
  6. 前記容器の一端側の底部には前記媒体粒子を通過不能とし且つ前記被分離粉体を通過可能とする篩部が設けられている請求項2〜5の何れかに記載の粉体分離装置。
  7. 前記篩部は、前記媒体粒子の定方向流れの上流側から下流側に向かって目開きが大きくなるように複数段設けられている請求項6に記載の粉体分離装置。
  8. 前記容器の底部は前記媒体粒子の定方向流れの上流から下流に向けて下る斜面とされている請求項2〜7の何れかに記載の粉体分離装置。
  9. 前記容器内には前記媒体粒子を通過不能とし且つ前記被分離粉体を通過可能とする篩部が設けられ、
    前記ガス吹込部は前記篩部を通して前記篩部上の前記媒体粒子層に対して上向きにガスを供給する請求項1又は2に記載の粉体分離装置。
  10. 前記容器は、前記篩部の下方に前記篩部よりも目開きが小さい篩部をさらに有する請求項9に記載の粉体分離装置。
  11. 前記被分離粉体は、樹脂粉及び繊維を含む300μm以下の粉体である請求項1〜10のいずれかに記載の粉体分離装置。
  12. 前記ガス吹込部からのガスにより前記媒体粒子層の外に排出された軽質粉を静電吸着する帯電板をさらに備える請求項1〜11のいずれかに記載の粉体分離装置。
  13. 前記容器から排出されたガス中の軽質粉を捕集するバグフィルタを備える請求項1〜12に記載の粉体分離装置。
  14. 前記容器に供給される前記被分離粉体を予め解砕する解砕部をさらに備える請求項1〜13のいずれかに記載の粉体分離装置。
  15. 重質粉及び軽質粉を含む被分離粉体と、前記被分離粉体よりも粒径の大きな媒体粒子と、を容器中で振動させると共に、前記容器内の媒体粒子層の内部にガスを吹き込んで前記軽質粉を前記媒体粒子層の外へ前記ガスと共に排出させる工程を備える粉体分離方法。
JP2006041274A 2006-02-17 2006-02-17 粉体分離装置及び粉体分離方法 Pending JP2007216171A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006041274A JP2007216171A (ja) 2006-02-17 2006-02-17 粉体分離装置及び粉体分離方法
PCT/JP2007/052183 WO2007094224A1 (ja) 2006-02-17 2007-02-08 粉体分離装置及び粉体分離方法
AU2007216033A AU2007216033A1 (en) 2006-02-17 2007-02-08 Powder separator and method of powder separation
CNA200780001004XA CN101351279A (zh) 2006-02-17 2007-02-08 粉体分离装置以及粉体分离方法
US12/088,181 US20100176034A1 (en) 2006-02-17 2007-02-08 Powder separator and method of powder separation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006041274A JP2007216171A (ja) 2006-02-17 2006-02-17 粉体分離装置及び粉体分離方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007216171A true JP2007216171A (ja) 2007-08-30

Family

ID=38371411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006041274A Pending JP2007216171A (ja) 2006-02-17 2006-02-17 粉体分離装置及び粉体分離方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20100176034A1 (ja)
JP (1) JP2007216171A (ja)
CN (1) CN101351279A (ja)
AU (1) AU2007216033A1 (ja)
WO (1) WO2007094224A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012194050A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Toyota Motor Corp 粒度測定方法及び粒度測定装置
CN104148171A (zh) * 2014-07-17 2014-11-19 陈乐� 一种多功能全自动行走振动筛
JP2015199031A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 四電エンジニアリング株式会社 粉体の振動流動層式分離装置
JP2018065133A (ja) * 2017-12-14 2018-04-26 四電エンジニアリング株式会社 粉体の分離方法
JP2018065134A (ja) * 2017-12-14 2018-04-26 四電エンジニアリング株式会社 粉体の振動流動層式分離装置
JP2018065135A (ja) * 2017-12-14 2018-04-26 四電エンジニアリング株式会社 粉体の振動流動層式分離装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010026445A1 (de) * 2010-07-08 2012-01-12 Evonik Degussa Gmbh Flugaschetrennung mittels Koronaentladung
CN107930856B (zh) * 2017-12-16 2020-12-15 甄晓贤 一种空心胶囊剔除装置
CN108787455A (zh) * 2018-07-25 2018-11-13 软控股份有限公司 振动式的除粉器
CN112122093B (zh) * 2020-08-12 2022-01-11 王玉莲 一种玉米颗粒筛选机
CN113232084B (zh) * 2021-05-18 2022-10-25 安国市聚药堂药业有限公司 一种黄芪饮片炮制用切片设备及其方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080565A (ja) * 1973-11-16 1975-06-30
JPS5695379A (en) * 1979-10-10 1981-08-01 Air Ind Method and device for removing dust from grain
JPH0386285A (ja) * 1989-08-30 1991-04-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 乾燥分別装置
JPH06269737A (ja) * 1993-03-22 1994-09-27 Kurimoto Ltd 破砕不燃物の選別装置
JPH08299836A (ja) * 1995-05-12 1996-11-19 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 流動層式分級機及びそれを備えた粉砕設備
JPH08309225A (ja) * 1995-05-16 1996-11-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 流動層式分級機を備えた粉砕設備
JPH11309364A (ja) * 1998-04-30 1999-11-09 Kawasaki Heavy Ind Ltd 流動層装置からの粒子排出方法及び装置
JP2002516752A (ja) * 1998-06-03 2002-06-11 ジェネラル キネマティクス コーポレイション 材料分別装置
JP2003505240A (ja) * 1999-07-27 2003-02-12 ヴォエスト・アルピーネ・インデュストリーアンラーゲンバウ・ゲーエムベーハー 粒状鉱石の選鉱処理工程
JP2004313953A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Kobe Steel Ltd 乾式分離装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1242423A (en) * 1916-10-28 1917-10-09 John W Cover Grinding-mill.
US2275849A (en) * 1936-08-24 1942-03-10 Fraser Thomas Apparatus for separating mixed materials
US3610415A (en) * 1969-05-01 1971-10-05 Frankel Co Inc Method of dry separation of less dense metal particles from more dense metal particles and apparatus therefore
CH561574A5 (ja) * 1972-06-15 1975-05-15 Mueller Karl A
US3897910A (en) * 1974-04-05 1975-08-05 Combustion Eng Shakeout and crushing apparatus
US5492278A (en) * 1993-11-09 1996-02-20 Raboin; James P. Single motion mobile fluorescent lamp crusher, cleaner and material classifier
FI98605C (fi) * 1995-09-18 1997-07-25 Sunds Defibrator Loviisa Oy Menetelmä ja laitteisto raskaiden aineosasten erottamiseksi keveämmistä
JP3318313B2 (ja) * 2000-04-14 2002-08-26 川崎重工業株式会社 流動層式分級機
JP3546235B2 (ja) * 2002-04-30 2004-07-21 岡山大学長 乾式分離方法及び分離装置
JP4134012B2 (ja) * 2004-11-29 2008-08-13 カワサキプラントシステムズ株式会社 粉粒体の分離装置、分離方法及び分離処理方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080565A (ja) * 1973-11-16 1975-06-30
JPS5695379A (en) * 1979-10-10 1981-08-01 Air Ind Method and device for removing dust from grain
JPH0386285A (ja) * 1989-08-30 1991-04-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 乾燥分別装置
JPH06269737A (ja) * 1993-03-22 1994-09-27 Kurimoto Ltd 破砕不燃物の選別装置
JPH08299836A (ja) * 1995-05-12 1996-11-19 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 流動層式分級機及びそれを備えた粉砕設備
JPH08309225A (ja) * 1995-05-16 1996-11-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 流動層式分級機を備えた粉砕設備
JPH11309364A (ja) * 1998-04-30 1999-11-09 Kawasaki Heavy Ind Ltd 流動層装置からの粒子排出方法及び装置
JP2002516752A (ja) * 1998-06-03 2002-06-11 ジェネラル キネマティクス コーポレイション 材料分別装置
JP2003505240A (ja) * 1999-07-27 2003-02-12 ヴォエスト・アルピーネ・インデュストリーアンラーゲンバウ・ゲーエムベーハー 粒状鉱石の選鉱処理工程
JP2004313953A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Kobe Steel Ltd 乾式分離装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012194050A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Toyota Motor Corp 粒度測定方法及び粒度測定装置
JP2015199031A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 四電エンジニアリング株式会社 粉体の振動流動層式分離装置
CN104148171A (zh) * 2014-07-17 2014-11-19 陈乐� 一种多功能全自动行走振动筛
JP2018065133A (ja) * 2017-12-14 2018-04-26 四電エンジニアリング株式会社 粉体の分離方法
JP2018065134A (ja) * 2017-12-14 2018-04-26 四電エンジニアリング株式会社 粉体の振動流動層式分離装置
JP2018065135A (ja) * 2017-12-14 2018-04-26 四電エンジニアリング株式会社 粉体の振動流動層式分離装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007094224A1 (ja) 2007-08-23
AU2007216033A1 (en) 2007-08-23
US20100176034A1 (en) 2010-07-15
CN101351279A (zh) 2009-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007216171A (ja) 粉体分離装置及び粉体分離方法
CN204052160U (zh) 一种风选制砂装置
US8177070B2 (en) Air sieving method and apparatus
JP4852145B2 (ja) 鉱物の選別装置
CN201900101U (zh) 卧式超声振动气流筛
JP3969048B2 (ja) 廃家電製品の再資源化処理方法
JP5871267B2 (ja) 比重の異なる異種材料を一体化した複合材から比重の大きい粉体を分離回収する方法
CN108472661A (zh) 用于使用搅拌运动、分层和竖直运动分离材料的系统和方法
JP2019501014A5 (ja)
KR20130134094A (ko) 폐전선 선별장치
KR101833424B1 (ko) 건식 분리 장치
CN205536898U (zh) 气旋喷嘴、振动流化床和振动流化床干燥系统
GB2151156A (en) Comminuting apparatus
JP2007275712A (ja) 分級機
JP3176156U (ja) 粉粒体分離回収処理システム
WO1991006370A1 (en) Vibration grinding classifier
JP2010142731A (ja) 粉体分離装置、粉体分離システム、及び粉体分離方法
JP3579358B2 (ja) 粒子サイズ分類機
KR101629369B1 (ko) 폐비닐 선별 시스템
JP5207669B2 (ja) 再生繊維製造方法
JP4686309B2 (ja) 分粒分級装置
CN105269716B (zh) 一种废旧轮胎胶粉回收生产线
JP4911991B2 (ja) 気流式分級装置、振動装置
CN217748013U (zh) 砂石分离用振筛机
JP2011083722A (ja) 粉砕装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111108