JP2007215892A - パチンコ遊技機の遊技部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造の簡単化を図る。
【解決手段】球誘導体32が実線で示すように停止し、目印67が中立操作位置64を指示している状態において、遊技者が誘導操作部材11を右回りに操作し、目印67が中立操作位置64から移動して右操作位置66を指示すると、球誘導部品22の球誘導体32が誘導操作部材11の操作方向と同じ方向に右回りに駆動し、球誘導体32が仮想線で示す形態となった位置で、遊技者が誘導操作部材11を左回りに操作し、目印67が右操作位置66から中立操作位置64を指示したところで、遊技者が上記誘導操作部材11に対する左回りの操作を止めると、球誘導体32が仮想線で示す形態に保たれ、外ガイドレール18から下方に離れて遊技領域16を矢印X3で示す方向に移動する球が仮想線で示す形態の球誘導体32に衝突すると、当該球は球誘導体32の左に凹状となった弧状面で中心線L1の側に跳ね返される。
【選択図】図1

Description

本発明は、構造が簡単なパチンコ遊技機の遊技部品に関する。
パチンコ遊技機には、次のような遊技部品が設けられる。当該遊技部品は、遊技盤の遊技領域を囲むガイドレールに接触して発射されるパチンコ球と呼ばれる球を、左上部からアウト口の方に行かないように誘導するものである。しかしながら、ガイドレールの一部を除去し、その除去した部分に球誘導体を設ける構造である場合、ガイドレールの構造が複雑になるという欠点がある。
実開昭56−56383号公報 特開平7−328192号公報 特開平9−182831号公報
発明が解決しようとする問題点は、ガイドレールの構造が複雑であるという点である。
本発明に係るパチンコ遊技機の遊技部品は、遊技盤の遊技領域に取り付けられる取付基盤と、取付基盤に回転可能に取り付けられた駆動軸と、駆動軸の取付基盤よりも前側に突出した前端部に固定された球誘導体と、駆動軸の取付基盤よりも後側に突出した後端部に接続された出力軸を有し取付基盤に裏面に取り付けられたステップモータと、遊技盤を取り付ける遊技機枠の前面に設けられた誘導操作部材と、遊技機枠の内部に設けられ誘導操作部材の操作で制御装置に操作信号を出力するスイッチと、スイッチからの操作信号によってステップモータを駆動する制御装置とを備え、球誘導体が遊技領域と平行な方向に回転することによって、ガイドレールに接触して誘導されながら移動する球の通過可能な隙間または不可能な隙間が、球誘導体と遊技領域を囲むガイドレールとの間に形成されることを最も主要な特徴とする。誘導操作部材を回転操作する構造とし、誘導操作部材を回転操作する方向と球誘導体を回転駆動する方向とが同じであってもよい。
本発明に係るパチンコ遊技機の遊技部品は、球誘導体が遊技領域と平行な方向に回転することによって、ガイドレールに接触して誘導されながら移動する球の通過可能な隙間または不可能な隙間が、球誘導体と遊技領域を囲むガイドレールとの間に形成される構造であるので、遊技部品としての構造が簡単であり、ガイドレールの一部を除去する必要がなく、ガイドレールの構造も簡単であるという利点があるうえ、遊技者による誘導操作部材の操作によって、球誘導体による衝突した球を跳ね返す方向が変更できるという利点がある。誘導操作部材を回転操作する方向と、球誘導体を回転駆動する方向とが同じであれば、遊技者による誘導操作部材の取り扱いが容易になるという利点がある。
図1乃至図4は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、球誘導部品22の制御系統を示す。図2は、パチンコ遊技機の正面を示す。図3は、球誘導部品22を分解して示す。図4は、遊技盤15の球誘導部品22の周りの断面を示す。本明細書において、「前」、「表」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図2のようにパチンコ遊技機を正面から見た場合に特定される方向である。「前」および「表」は、同じ方向である。「後」および「裏」は、同じ方向である。
図2を参照し、パチンコ遊技機の構造について説明する。パチンコ遊技機の遊技機枠1は、固定枠2の前側に可動枠3を開閉可能に備え、可動枠3の前側に前扉4および皿構造体5を開閉可能に備える。固定枠2は、外枠とも呼ばれ、図外の遊技機設置構造体に固定される。遊技機設置構造体は、遊技店のパチンコ遊技機を設置する島と呼ばれる設備である。可動枠3は、遊技盤15や制御装置13など遊技に必要な部品を取り付ける前枠とも呼ばれる。可動枠3は、左側に位置するヒンジ6を中心とし、固定枠2の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように、片開き可能である。前扉4および皿構造体5は、個別に、左側に位置する図外のヒンジを中心とし、可動枠3の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように、片開き可能である。前扉4は、パネル枠とも呼ばれ、前後方向に貫通する窓7を備える。窓7は、前面パネル8で塞がれる。前面パネル8は、前扉4の裏面に設けられた無色のような光透過性の有るガラスのような板状の部材である。皿構造体5の前面には、球受皿部9、球発射操作機構10、誘導操作部材11が設けられる。皿構造体5の内部には、スイッチ12が設けられる。誘導操作部材11が遊技者によって操作されるたびにスイッチ12を作動し、スイッチ12が操作信号を制御装置13に出力する。可動枠3の閉じられた皿構造体5で覆い隠される前面には、球発射機構14が設けられる。
遊技機枠1の内部には、遊技盤15が格納される。遊技盤15の遊技領域16は、遊技盤15の前面の内ガイドレール17および外ガイドレール18で囲まれた内側の部分であって、遊技機枠1の前側から窓7および前面パネル8を経由して視認される。遊技領域16の左側には、球発射通路19が接続される。球発射通路19は、内ガイドレール17の左側部と外ガイドレール18の左側部との間の隙間によって形成される。遊技領域16に設けられる遊技部品としては、球戻り防止弁20、球反発部品21、球誘導部品22、図柄表示器23、飾り部品24、風車25、サイドランプ26、一般入賞部品27、図柄始動部品28、可変入賞部品29、アウト口30、図外の遊技釘などである。
球誘導部品22では、駆動軸31が矢印X1で示す方向に回転するかまたは矢印X2で示す方向に回転すると、球誘導体32が遊技領域16と平行に矢印X1で示す方向に回転するかまたは矢印X2で示す方向に回転する。駆動軸31には、球誘導体32の長手方向の中心部が固定される。図柄表示器23の表示画面が遊技機枠1の前側から見えるように、遊技盤15における図柄表示器23の表示画面と対応する部分には、前後方向への貫通孔が設けられる。飾り部品24は、図柄表示器23の表示画面が遊技機枠1の前側から見えるように、図柄表示器23の表示画面の周りを囲む形状であって、球導入路33および球踊場34を備える。球導入路33は、遊技領域16から飾り部品24の上部に到達した球を飾り部品24の内部に通して球踊場34に排出する。図柄表示器23は、遊技盤15の裏側に設けられる。球踊場34は、球踊場34上に乗った球を左右に踊らせるとともに球踊場34から下方の遊技領域16に落下させる。可変入賞部品29は、開閉体35を備える。
遊技機枠1の裏側や遊技盤15の裏側に設けられた制御装置13が供給された電力によって起動し、遊技者がパチンコ球と呼ばれる球を球受皿部9に入れ、遊技者が球発射操作機構10を右側に回転するように操作すると、制御装置13が球発射機構14を球発射操作機構10の操作量に応じた発射力で駆動するように制御し、球発射機構14が球受皿部9から遊技機枠1の内部に取り込まれた球を1個ずつ球発射通路19に向けて発射する。球発射通路19に発射された球Pは、矢印X4で示す方向に上昇し、外ガイドレール18における球発射通路19の外側に位置する部分に接触して誘導されながら、球戻り防止弁20を押し開けて遊技領域16に到達する。遊技領域16に到達した球Pは、遊技領域16を流下する過程において、遊技部品に衝突して、流れる方向を変えながら、一般入賞部品27または図柄始動部品28に入る。一般入賞部品27に入賞した球は、当該一般入賞部品27に設けられた図外の一般入賞球検出器で検出され、遊技盤15の裏側に排出される。一般入賞球検出器は、一般入賞信号を制御装置13に出力する。一般入賞信号が制御装置13に入力されると、制御装置13が入力された一般入賞信号に対応する個数の賞球を払い出すように図外の球払出機構を制御し、球払出機構が賞球としての球を遊技者に払い出すべく球受皿部9に払い出す。
図柄始動部品28に入った球は、図柄始動部品28に設けられた図外の図柄始動球検出器で検出され、遊技盤15の裏側に排出されるか、または、遊技盤15の裏側に行くことなく遊技領域16に排出される。図柄始動部品28に入った球が遊技盤15の裏側に排出される場合、図柄始動部品28は取込形入賞部品であって図柄始動入賞部品と概念される。図柄始動部品28に入った球が遊技領域16に排出される場合、図柄始動部品28は通過形部品であってチャッカと概念される。図柄始動球検出器は、図柄始動信号を制御装置13に出力する。図柄始動信号が制御装置13に入力されると、制御装置13が当り外れ抽選処理を行うとともに抽選処理の結果を遊技者に知らせるべく図柄表示器23を制御する。抽選処理の結果として当りが抽選された場合、制御装置13は、図柄表示器23に図柄の変動表示を開始させた後、当りを表現する図柄を図柄表示器23に停止表示させる。当りを表現する図柄が図柄表示器23に停止表示することによって、遊技としての当りの確定したことが遊技者に通知される。抽選処理の結果として外れが抽選された場合、制御装置13は、図柄表示器23に図柄変動表示を開始させた後、外れを表現する図柄を図柄表示器23に停止表示させる。外れを表現する図柄が図柄表示器23に停止表示することによって、遊技としての外れの確定したことが遊技者に通知される。つまり、図柄表示器23が図柄の変動表示を開始した後に図柄を停止表示することによって、その停止表示された図柄が当りまたは外れを遊技者に知らせるための確定図柄である。
確定図柄として当りを表現する図柄が図柄表示器23に停止表示されると、制御装置13は可変入賞部品29を制御する。これによって、可変入賞部品29の開閉体35が開閉される。開閉体35の開放中に、球が遊技領域16から可変入賞部品29に入る。可変入賞部品29に入賞した球は、当該可変入賞部品29に設けられた図外の可変入賞球検出器で検出され、遊技盤15の裏側に排出される。可変入賞球検出器は、可変入賞信号を制御装置13に出力する。可変入賞信号が制御装置13に入力されると、制御装置13は可変入賞計数処理と賞球払出処理を行う。可変入賞計数処理では、可変入賞信号が制御装置13に入力されるごとに、制御装置13は、可変入賞数量として1カウントアップし、1カウントアップした計数値を可変入賞数量として記憶し、記憶した可変入賞数量が制御装置13に設定された設定可変入賞値に到達すると、開閉体35を閉じた後に再び開く。賞球払出処理では、制御装置13が入力された可変入賞信号に対応する個数の賞球を払い出すように図外の球払出機構を制御し、球払出機構が賞球としての球を遊技者に払い出すべく球受皿部9に払い出す。開閉体35が開くごとに、制御装置13は開閉計数処理を行う。開閉計数処理では、制御装置13は、開閉回数として1カウントアップし、1カウントアップした計数値を開閉回数として記憶し、記憶した開閉回数が制御装置13に設定された設定開閉回数に到達すると、開閉体35を閉じる。これによって、可変入賞部品29による大当り遊技が終了する。
確定図柄として外れを表現する図柄が図柄表示器23に停止表示されると、制御装置13は可変入賞部品29を制御しない。図柄始動部品28が取込形入賞部品として構成された場合、図柄始動信号が制御装置13に入力されると、制御装置13は当り外れ抽選処理および図柄表示器23の制御に加えて賞球払出処理を行う。この賞球払出処理では、制御装置13は、入力された図柄始動信号に対応する個数の賞球を払い出すように図外の球払出機構を制御し、球払出機構が賞球としての球を遊技者に払い出すべく球受皿部9に払い出す。一般入賞部品27や図柄始動部品28または可変入賞部品29に入らずに遊技領域16の最下部に到達した球は、アウト口30を経由して遊技盤15の裏側に排出される。
図3を参照し、球誘導部品22の構造について説明する。球誘導部品22は、駆動軸31、球誘導体32、取付基盤37、ステップモータ38、止輪39、止ねじ40、軸継手41、止ねじ42を備える。駆動軸31は、回転阻止部43および環状溝44を備える。回転阻止部43は、駆動軸31の周面の一部を平坦面として除去された異形として、駆動軸31のモータ側端部としての後端部に形成される。環状溝44は、止輪39を装着するものであって、駆動軸31の周面から内部に窪み当該周面を取り巻くように、駆動軸31の軸心の延びる方向の中央部に設けられる。球誘導体32は、横長な三日月形状をした棒状であって、取付孔45およびねじ孔46を備える。球誘導体32は、弾性の無い硬質合成樹脂または弾性の有る軟質構成樹脂または弾性の有るゴムなどのいずれかにより構成される。取付孔45は、駆動軸31を嵌め込むものであって、球誘導体32の前後面への貫通孔として、球誘導体32の長手方向の中央部に設けられる。ねじ孔46は、雌ねじが球誘導体32の外周面と取付孔45とに貫通する孔に形成された構造である。
取付基盤37は、軸受孔部47、取付孔48、支柱49を備える。軸受孔部47は、前後方向への貫通孔として、取付基盤37の中央部に設けられる。取付孔48は、前後方向への貫通孔として、取付基盤37の周縁部に設けられる。支柱49は、取付基盤37の裏面から裏側に突出する筒状の突起として、取付孔48と干渉しない位置で、取付基盤37の周縁部に設けられる。ステップモータ38は、出力軸50および取付足51を備える。出力軸50は、ステップモータ38における回転子や固定子などの要素を格納したモータケースの内部から前側に突出する。出力軸50には、回転阻止部52が出力軸50の周面の一部を平坦面として除去された異形として形成される。取付足51は、モータケースの周縁部から径方向の外側に突出する。取付足51には、ねじ挿入孔53が前後方向への貫通孔として設けられる。止ねじ40は、無頭ねじからなるセットスクリューにより構成される。軸継手41には、回転阻止孔54が、駆動軸31の回転阻止部43および出力軸50の回転阻止部52を嵌め込む異形孔とし、かつ、軸継手41の軸心方向に貫通する孔として、軸継手41の中心部に設けられる。止ねじ42は、有頭ねじからなるタッピングスクリューにより構成される。
球誘導部品22は、次のように組み立てられる。駆動軸31の前端部が球誘導体32の裏側から取付孔45に嵌め込まれる。止ねじ40が球誘導体32の外側からねじ孔46に締結され、止ねじ40の先端が駆動軸31を取付孔45の内周面に押し付ける。これによって、球誘導体32が駆動軸31に脱落しないように取り付けられる。駆動軸31の後端部が取付基盤37の前側から軸受孔部47に挿入され、止輪39が軸受孔部47から裏側に突出した駆動軸31の環状溝44に装着される。これによって、駆動軸31が取付基盤37に回転可能にかつ脱落しないように取り付けられる。軸受孔部47よりも裏側に突出した駆動軸31の回転阻止部43には、軸継手41の回転阻止孔54の前部が装着される。回転阻止孔54の後部には、出力軸50の回転阻止部52が装着される。そして、ステップモータ38の取付足51の前面が支柱49の裏面に接触され、止ねじ42がねじ挿入孔53から支柱49の内部に締結される。これによって、軸継手41が取付基盤37の軸受孔部47とステップモータ38のモータケースとの間に配置され、ステップモータ38が取付基盤37に取り付けられる。
上記のように組み立てられた球誘導部品22は、遊技盤15に、次のように取り付けられる。遊技盤15には、逃避孔55、基盤収容部56、下穴57が設けられる。逃避孔55は、前後方向への貫通孔として、遊技盤15に形成される。基盤収容部56は、取付基盤37を取り込むためのものであって、逃避孔55の周囲において、遊技領域16から遊技盤15の内部への窪みとして、遊技盤15に形成される。下穴57は、ねじ釘58を食い込ませるためのものであって、遊技盤15の基盤収容部56から内部への窪みとして、遊技盤15に形成される。そして、ステップモータ38が遊技領域16の側から逃避孔55に挿入されるのに伴い、支柱49が逃避孔55に取り込まれ、取付基盤37の裏面が基盤収容部56に接触し、取付基盤37が逃避孔55を前側から塞ぐ。その後、木ねじのようなねじ釘58が取付基盤37の前側から取付孔48および下穴57を経由して遊技盤15に締結される。これによって、球誘導部品22が図4に示すように取り付けられる。ステップモータ38におけるモータケースから外側に突出した図外のモータ配線は、逃避孔55から遊技盤15の裏側に引き出され、図2の制御装置13に接続される。
図4を参照し、遊技盤15が遊技機枠1(図2参照)に装着された場合における球誘導部品22の周りの構造について説明する。前面パネル8の裏面と遊技領域16との間の空間Dには、球Pが矢印X5で示すように上方から下方に通過する。前面パネル8の裏面と取付基盤37の前面との間の隙間は、球Pが矢印X5で示すように上方から下方に通過する。前面パネル8の裏面と球誘導体32の前面との間の隙間は、球Pが入り込めないように、1個の球Pの直径よりも小さい。取付基盤37が基盤収容部56に取り込まれ、取付基盤37の前面が遊技領域16よりも前側に突出していないので、球Pが取付基盤37の前面および遊技領域16を円滑に転がることができるという利点がある。
図1を参照し、球誘導部品22の制御系統について説明する。操作盤61には、誘導操作部材11、スイッチ62;63、中立操作位置64、左操作位置65、右操作位置66が設けられる。スイッチ62;63は、スイッチ12を構成する。中立操作位置64は、誘導操作部材11がスイッチ62;63をオン動作しない位置である。左操作位置65は、誘導操作部材11がスイッチ63をオン動作することなくスイッチ62をオン動作させる位置である。右操作位置66は、誘導操作部材11がスイッチ62をオン動作することなくスイッチ63をオン動作させる位置である。そして、誘導操作部材11の目印67が中立操作位置64を指示している場合において、遊技者が誘導操作部材11を右に回転操作し、目印67が中立操作位置64から右に離れて右操作位置66を指示すると、誘導操作部材11がスイッチ63をオン動作し、スイッチ63が右方向への操作信号を制御装置13に出力し、球誘導体32が矢印X1で示す方向に回転するように、制御装置13がステップモータ38を駆動する。この制御装置13によるステップモータ38の駆動は、目印67が右操作位置66を指示している間、継続される。その状態において、遊技者が誘導操作部材11を左に回転操作し、目印67が右操作位置66から中立操作位置64の側に離れると、誘導操作部材11がスイッチ63をオフ動作し、スイッチ63が右方向への操作信号の制御装置13への出力を停止し、制御装置13によるステップモータ38の矢印X1で示す方向の駆動が停止する。
また、目印67が中立操作位置64を指示している場合において、遊技者が誘導操作部材11を左に回転操作し、目印67が中立操作位置64から左に離れて左操作位置65を指示すると、誘導操作部材11がスイッチ62をオン動作し、スイッチ62が左方向への操作信号を制御装置13に出力し、球誘導体32が矢印X2で示す方向に回転するように、制御装置13がステップモータ38を駆動する。矢印X2で示す回転方向は、矢印X1で示す回転方向の逆向きである。この制御装置13によるステップモータ38の駆動は、目印67が左操作位置65を指示している間、継続される。その状態において、遊技者が誘導操作部材11を右に回転操作し、目印67が左操作位置65から中立操作位置64の側に離れると、誘導操作部材11がスイッチ62をオフ動作し、スイッチ62が左方向への操作信号の制御装置13への出力を停止し、制御装置13によるステップモータ38の矢印X2で示す方向の駆動が停止する。
球誘導体32が実線で示すように上に凸状で下に凹状となるように下に向いた場合、外ガイドレール18と球誘導体32との間の隙間H1は、1個の球の直径よりも大きく、1個の球の直径の2倍よりも小さい。よって、外ガイドレール18における遊技領域16の上部に位置する部分に接触して誘導されながら矢印X3で示す方向に移動する球Pは、隙間H1を、矢印X3の方向に通過可能である。球誘導体32が仮想線で示すように外ガイドレール18に最も近くなるように向いた場合、外ガイドレール18と球誘導体32との間の隙間H2は、1個の球の直径よりも小さい。よって、外ガイドレール18における遊技領域16の上部に位置する部分に接触して誘導されながら矢印X3で示す方向に移動する球Pは、矢印X3の方向に隙間H2を通過できない。球誘導体32が外ガイドレール18に接触せず、隙間H2が1個の球の直径の1/2未満であれば、球Pが隙間H2に挟まれることはなく、最適な遊技が提供されるという利点がある。
最良の形態によれば、図1において、球誘導体32が実線で示すように停止し、目印67が中立操作位置64を指示している状態において、遊技者が誘導操作部材11を右回りに操作し、目印67が中立操作位置64から移動して右操作位置66を指示すると、球誘導部品22の球誘導体32が誘導操作部材11の操作方向と同じ方向に右回りに駆動する。そして、球誘導体32が仮想線で示す形態となった位置で、遊技者が誘導操作部材11を左回りに操作し、目印67が右操作位置66から中立操作位置64を指示したところで、遊技者が上記誘導操作部材11に対する左回りの操作を止めると、球誘導体32が仮想線で示す形態に保たれる。そして、外ガイドレール18から下方に離れて遊技領域16を矢印X3で示す方向に移動する球が仮想線で示す形態の球誘導体32に衝突すると、当該球は球誘導体32の左に凹状となった弧状面で中心線L1の側に跳ね返される。このため、遊技者は、球誘導体32に衝突して跳ね返される球Pが球Pの跳ね返される方向に存在する図2における可変入賞部品29よりも真上に存在する一般入賞部品27や可変入賞部品29のいずれかに狙いを定めるように、誘導操作部材11を操作することができるという利点がある。誘導操作部材11を回転操作する方向と、球誘導体32を回転駆動する方向とが同じであるので、遊技者による誘導操作部材11の取り扱いが容易になるという利点がある。
図5に示すように、球誘導体32が中心線L1と球戻り防止弁20との間に位置するように遊技領域16に設けられてもよい。球誘導体32が図5に仮想線で示すよう上に凹状で下に凸状となるように上に向けられた場合、球誘導体32が遊技領域16に発射された球をその上に保留することができるという利点がある。図6に示すように、球誘導体32が、中心線L1と球反発部品21との間に位置するように、また、中心線L1と球戻り防止弁20との間に位置するように、遊技領域16に設けられてもよい。誘導操作部材11を2個の押釦として設け、遊技者が一方の誘導操作部材11を押している間、球誘導体32が図1の矢印X1で示す方向に回転し、遊技者が他方の誘導操作部材11を押している間、球誘導体32が図1の矢印X2で示す方向に回転するようにしてもよい。図1に示すように、球誘導体32に対する隙間H1および隙間H2を形成するためのガイドレールを外ガイドレール18としたが、図2に示す内ガイドレール17とガイドレール18とを1つのガイドレールとすれば、球誘導体32に対する隙間H1および隙間H2を形成するための外ガイドレール18はガイドレールとして概念される。
球誘導部品の制御系統のブロック図(最良の形態)。 パチンコ遊技機の正面図(最良の形態)。 球誘導部品の分解斜視図(最良の形態)。 遊技盤における球誘導部品の周りの縦断面図(最良の形態)。 球誘導部品が設けられた遊技盤の正面図(異なる第1形態)。 球誘導部品が設けられた遊技盤の正面図(異なる第2形態)。
符号の説明
1 遊技機枠
11 誘導操作部材
13 制御装置
15 遊技盤
16 遊技領域
18 外ガイドレール
22 球誘導部品
31 駆動軸
32 球誘導体
37 取付基盤
38 ステップモータ

Claims (2)

  1. 遊技盤の遊技領域に取り付けられる取付基盤と、取付基盤に回転可能に取り付けられた駆動軸と、駆動軸の取付基盤よりも前側に突出した前端部に固定された球誘導体と、駆動軸の取付基盤よりも後側に突出した後端部に接続された出力軸を有し取付基盤に裏面に取り付けられたステップモータと、遊技盤を取り付ける遊技機枠の前面に設けられた誘導操作部材と、遊技機枠の内部に設けられ誘導操作部材の操作で制御装置に操作信号を出力するスイッチと、スイッチからの操作信号によってステップモータを駆動する制御装置とを備え、球誘導体が遊技領域と平行な方向に回転することによって、ガイドレールに接触して誘導されながら移動する球の通過可能な隙間または不可能な隙間が、球誘導体と遊技領域を囲むガイドレールとの間に形成されることを特徴とするパチンコ遊技機の遊技部品。
  2. 誘導操作部材を回転操作する構造とし、誘導操作部材を回転操作する方向と球誘導体を回転駆動する方向とが同じにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機の遊技部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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