JP2005261985A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Yoshitaka Tsuchiya
義孝 土屋
Keiji Mori
圭史 森
Yasuhiro Hirano
泰弘 平野
Yuji Mochizuki
雄司 望月
Tadashi Inagaki
忠 稲垣
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Abstract

【課題】第一の挿入部材と第二の挿入部材が干渉した場合あるいは干渉する可能性が高い場合であっても、集合板等の取付部材の設計を変更する手間を無くすあるいは極力軽減することができる弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤と、遊技盤前面側から盤面に対して挿入される第一の挿入部材70と、取付孔81を有する複数の取付部85が形成されて遊技盤裏面側に取付けられる取付部材80と、取付孔81を介して盤面6Bに対して挿入されて取付部材80を取付ける第二の挿入部材75とを備え、盤面の略垂直方向に対する前記挿入部材70の挿入部の長さと前記挿入部材75の挿入部の長さの和が盤面厚みより大きく設定され、取付部85の少なくとも一つには盤面の面方向に対して位置の異なる複数の取付孔81が形成され、取付孔81のいずれかが選択可能に構成され、前記挿入部材75の挿入部と前記挿入部材70の挿入部が干渉しない。
【選択図】図8

Description

この発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機に関する。
従来のパチンコ遊技機等の弾球遊技機は、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に配置された遊技球の入賞領域および排出領域と、前記入賞領域からの入賞球あるいは排出領域からの排出球を前記遊技盤裏面側で集合させる集合板と、予め定められた複数の図柄を表示する図柄表示装置等を備えている。
上記の弾球遊技機においては、例えば、前記図柄表示装置をネジ等によって前記集合板に固定するものがある。このような弾球遊技機の遊技盤の構成等を変更する場合には、それに合わせて前記図柄表示装置の固定位置を変更することがある。その際には、前記固定位置を変更するため、複数のネジ孔を前記図柄表示装置あるいは前記集合板に設ける等している。そして、前記複数のネジ孔から適宜のネジ孔を選択することによって、前記図柄表示装置等の前記遊技盤に対する固定位置を変更することができる(例えば、特許文献1参照。)。
前記集合板は、前記入賞領域からの入賞球あるいは排出領域からの排出球を集合させるような前記遊技盤裏面側の適宜な位置にネジ等の第二の挿入部材によって固定する必要がある。また、他の弾球遊技機においては、前記図柄表示装置と前記集合板を別個に前記遊技盤裏面側に取り付けているものがあり、該図柄表示装置等を前記遊技盤裏面側の適宜の位置に前記第二の挿入部材によって固定するものがある。この弾球遊技機においては、前記集合板や図柄表示装置等の固定位置が決定された後に、前記遊技領域における遊技釘等の第一の挿入部材の挿入位置が決定されるのが一般的である。
しかしながら、前記弾球遊技機の設計段階において、前記第一の挿入部材の挿入位置が決定された後においても、該第一の挿入部材の挿入位置を変更しなければならないことがある。第一の挿入部材の挿入位置を変更した際に、前記第一の挿入部材と第二の挿入部材が、前記遊技盤の盤面に挿入された状態で互いに干渉する場合があり、前記集合板等の固定位置を変更する必要がある。前記集合板等の固定位置は前記入賞口等の位置に対応させて決定されており、該集合板等は前記第二の挿入部材を挿入する単一のネジ孔のみが設けられている。そこで、前記干渉を避けるため前記集合板等の固定位置を変更する場合には、前記集合板等の設計を変更する必要があった。
特開2002−45533号公報 (第1−9頁、第1−23図)
この発明は、このような状況に鑑み提案されたものであって、第一の挿入部材と第二の挿入部材が干渉した場合あるいは干渉する可能性が高い場合であっても、集合板等の取付部材の設計を変更する手間を無くすあるいは極力軽減することができる弾球遊技機を提供する。
すなわち、請求項1の発明は、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技盤前面側から盤面に対して少なくとも一部が挿入部として挿入される第一の挿入部材と、取付孔を有する複数の取付部が形成されて前記遊技盤裏面側に取り付けられる取付部材と、前記遊技盤裏面側から前記取付部材の前記取付孔を介して前記盤面に対して少なくとも一部が挿入部として挿入されて前記取付部材を取り付ける第二の挿入部材とを備えた弾球遊技機において、前記盤面の略垂直方向に対する前記第一の挿入部材の挿入部の長さ(L1)と前記第二の挿入部材の挿入部の長さ(L2)の和が前記遊技盤の盤面厚み(t)よりも大きく設定されており、前記複数の取付部の少なくとも一つには前記盤面の面方向に対して位置の異なる複数の取付孔が形成されていて、前記第二の挿入部材を挿入する際に前記複数の取付孔のいずれかが選択可能に構成され、前記第二の挿入部材の挿入部と前記第一の挿入部材の挿入部が前記盤面に挿入された状態で互いに干渉しない位置に各挿入部を配設可能に構成したことを特徴とする弾球遊技機に係る。
請求項2の発明は、請求項1において、前記取付部材が前記第二の挿入部材により前記遊技盤裏面側に取り付けられた状態において、前記複数の取付部の少なくとも一つの前記複数の取付孔には、前記第二の挿入部材を挿入していない未使用取付孔が少なくとも一つ存在することを特徴とする弾球遊技機に係る。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記取付部材は、前記遊技盤前面側の盤面に配置された入賞領域からの入賞球あるいは排出領域からの排出球を前記遊技盤裏面側で集合させる集合板であることを特徴とする弾球遊技機に係る。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記遊技盤に配置される表示装置は、該遊技盤前面側で予め定められた複数の図柄を表示する表示部を有する図柄表示装置と前記表示部を取り囲む表示枠体を含み、前記図柄表示装置が前記取付部材であることを特徴とする弾球遊技機に係る。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記第一の挿入部材は、前記遊技盤前面側の盤面の所定位置に配置されて前記遊技領域を流下する遊技球を所定方向へ誘導する遊技釘であることを特徴とする弾球遊技機に係る。
請求項6の発明は、請求項5において、前記第一の挿入部材は、当接する遊技球の自重によって回転する風車を前記盤面に取り付ける取付釘であることを特徴とする弾球遊技機に係る。
請求項7の発明は、請求項5において、前記第一の挿入部材は、遊技に関する遊技装置と一体に形成された遊技装置固定部を前記盤面に固定する固定部材であることを特徴とする弾球遊技機に係る。
以上図示し説明したように、請求項1の発明に係る弾球遊技機においては、遊技盤の盤面の略垂直方向に対する第一の挿入部材の挿入部の長さ(L1)と第二の挿入部材の挿入部の長さ(L2)の和が前記遊技盤の盤面厚み(t)よりも大きく設定されており、取付部材に形成された複数の取付部の少なくとも一つには前記盤面の面方向に対して位置の異なる複数の取付孔が形成されていて、前記第二の挿入部材を挿入する際に前記複数の取付孔のいずれかが選択可能に構成され、前記第二の挿入部材の挿入部と前記第一の挿入部材の挿入部が前記盤面に挿入された状態で互いに干渉しない位置に各挿入部を配設可能に構成している。これによって、第一の挿入部材と第二の挿入部材が干渉した場合あるいは干渉する可能性が高い場合であっても、集合板等の取付部材の設計を変更する手間を無くすあるいは極力軽減することができる。
請求項2の発明においては、前記取付部材が前記第二の挿入部材により前記遊技盤裏面側に取り付けられた状態において、前記複数の取付部の少なくとも一つの前記複数の取付孔には、前記第二の挿入部材を挿入していない未使用取付孔が少なくとも一つ存在する。これによって、前記取付部材を大幅に移動させることなく、前記第一の挿入部材と第二の挿入部材の挿入部が干渉した場合に前記未使用取付孔が存在しても、該取付部材を前記複数の取付孔の少なくとも一つを使用して前記盤面に取り付けることができる。
請求項3の発明においては、前記取付部材が、前記遊技盤前面側の盤面に配置された入賞領域からの入賞球あるいは排出領域からの排出球を前記遊技盤裏面側で集合させる集合板である。これによって、配置位置の変更が困難な集合板を移動させることなく、前記第一の挿入部材と前記第二の挿入部材の干渉を回避して該集合板を前記盤面に取り付けることができる。
請求項4の発明においては、前記遊技盤に配置される表示装置が、該遊技盤前面側で予め定められた複数の図柄を表示する表示部を有する図柄表示装置と前記表示部を取り囲む表示枠体を含み、前記図柄表示装置が前記取付部材である。これによって、配置位置の変更が困難な図柄表示装置を移動させることなく、前記第一の挿入部材と前記第二の挿入部材の干渉を回避して該図柄表示装置を前記盤面に取り付けることができる。
請求項5の発明においては、前記第一の挿入部材が、前記遊技盤前面側の盤面の所定位置に配置されて前記遊技領域を流下する遊技球を所定方向へ誘導する遊技釘である。これによって、遊技釘の前記盤面に対する挿入位置が変更された場合であっても、前記取付部材を移動させることなく前記遊技釘と前記第二の挿入部材の干渉を回避して該取付部材を前記盤面に取り付けることができる。
請求項6の発明においては、前記第一の挿入部材が、当接する遊技球の自重によって回転する風車を前記盤面に取り付ける取付釘である。これによって、取付釘の前記盤面に対する挿入位置が変更された場合であっても、前記取付部材を移動させることなく前記取付釘と前記第二の挿入部材の干渉を回避して該取付部材を前記盤面に取り付けることができる。
請求項7の発明においては、前記第一の挿入部材が、遊技に関する遊技装置と一体に形成された遊技装置固定部を前記盤面に固定する固定部材である。これによって、固定部材の前記盤面に対する挿入位置が変更された場合であっても、前記取付部材を移動させることなく前記固定部材と前記第二の挿入部材の干渉を回避して該取付部材を前記盤面に取り付けることができる。
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施例に係る弾球遊技機全体の正面図、図2は同遊技機の遊技盤の正面図、図3は第一の挿入部材と第二の挿入部材が盤面に対して挿入された状態を示す図、図4は他の実施例に係る第一の挿入部材と第二の挿入部材が盤面に対して挿入された状態を示す図、図5は同遊技機の遊技盤裏面側における取付部材の取り付け状態を示す分解斜視図、図6は同遊技盤全体の裏面図、図7は図6のD部分における遊技釘の挿入位置を変更する前の拡大図、図8は同D部分における遊技釘の挿入位置を変更した後の拡大図である。
図1および図2に示す弾球遊技機1は、枠体2の内側に遊技盤3が着脱交換可能に収容されており、その遊技盤3に遊技球の外側誘導レール4および内側誘導レール5が略円形に立設され、前記外側誘導レール4と内側誘導レール5によって囲まれた遊技領域6が設けられている。前記枠体2には、遊技球払出口(図示せず)より払い出された遊技球を受ける遊技球供給皿(上側球受け皿とも称される)36、前記遊技球供給皿36の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、遊技状態を報知するランプ表示器34,35および音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報知するスピーカ8、遊技者による発射レバー92の操作に応じて遊技球を遊技盤3の遊技領域6に向けて発射する発射装置(図示せず)等がそれぞれ組み付けられている。また、前記遊技球供給皿36の右側上面には、この遊技球供給皿36の遊技球を球抜きして前記下側球受け皿37へ移すための球返却ボタン33が設けられている。
図2に示すように、この実施例の遊技盤3は、遊技球が流下する遊技領域6を有している。前記遊技盤3における遊技領域6が設けられた盤面6Aには、その中心線上に上部から下部に向かって順に液晶表示器(TFT−LCDモジュール)等からなる表示部50を有する図柄表示装置55と前記表示部50を取り囲む表示枠体56を含む表示装置9、普通電動役物である始動入賞口11、特別電動役物である大入賞口15、アウト口(排出領域)17が配設され、また前記表示装置9の両側にはランプ風車18a,18b、その下方に普通図柄変動開始用左ゲート19および普通図柄変動開始用右ゲート21、その下方に風車22a,22b、その下方に左袖入賞口23と右袖入賞口25、さらには前記大入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。前記種々の入賞口(入賞領域)に遊技球が入賞すると、所定数の遊技球が賞品球として払出装置により遊技球払出口から前記遊技球供給皿36へ払い出される。また、この実施例では、前記盤面6Aの所定位置に配置されて前記遊技領域6を流下する遊技球を所定方向に誘導する遊技釘7が適宜設けられている。なお、図中の符号60は、前記始動入賞口11等の入賞領域に形成されるとともに前記盤面6Aに取り付け可能な入賞領域固定部である。
また、前記始動入賞口11には、該始動入賞口11に入賞した遊技球を検出する特別図柄変動開始スイッチ(始動入賞口センサ)が設けられている。そして、前記特別図柄変動開始スイッチによって入賞球が検出されると、前記表示装置9における表示部50の各表示領域で特別図柄が変動を開始し、所定時間変動表示後、予め定められた順で特別図柄が変動停止して、停止図柄の組合せが確定表示されるようになっている。そして、前記確定表示された停止図柄の組合せが予め決められた特定の大当たり図柄組合せ、例えば、同一図柄の組合せからなる通称ぞろ目であると、大当たり状態(特別遊技状態)に移行する。大当たり状態になると、前記大入賞口15の開閉板が開いて遊技領域6を流下してくる遊技球を受け止め、大入賞口15内へ入賞可能にする。
前記特別図柄変動開始スイッチの他に、前記普通図柄変動開始用左ゲート19および普通図柄変動開始用右ゲート21を通過する遊技球を検出する普通図柄変動開始スイッチ等がある。この普通図柄変動開始スイッチで両ゲート19,21を通過する遊技球を検出することによって、前記表示部50の上方左隅に設けた普通図柄表示部50Aでの図柄変動を開始させるようになっている。そして、前記普通図柄表示部50Aにおいて図柄変動した後に確定表示された図柄が予め設定されている特定の図柄であった場合には、小当たり(普通図柄当たり)となり、前記始動入賞口11の可動片11a,11bの拡開開放を所定時間行うようになっている。
この実施例の弾球遊技機は、前述した遊技盤3の他、第一の挿入部材70と、第二の挿入部材75と、取付部材80とを備えている。
第一の挿入部材70は、図3に示すように、前記遊技盤3の前面側Fから盤面6Aに対して少なくとも一部が挿入部71として略垂直方向に挿入されるものである。図3では、前記第一の挿入部材70が、前記盤面6Aの所定位置に配置されて前記遊技領域6を流下する遊技球を所定方向へ誘導する遊技釘7である。
図4は他の実施例を示すものであり、(a)図に示す第一の挿入部材70は、当接する遊技球の自重によって回転する風車22bを前記盤面6Aに取り付ける取付釘10である。一方、(b)図に示す第一の挿入部材70は、遊技に関する遊技装置95と一体に形成された遊技装置固定部96を前記盤面6Aに取り付ける固定部材10Aである。ここでは、前記遊技装置95は前記ランプ風車18bである。また、前記固定部材10Aはネジ部材である。(b)図中の符号LはLEDランプ、Hは前記LEDランプ等の発光装置を挿入する貫通孔である。なお、図4の実施例のうち、図3に示す実施例と同一部材は同一符号を付している。
取付部材80は、図3ないし図8に示すように、前記盤面6Bの面方向であり該盤面6Bと平行に位置の異なる複数の取付孔81を有する複数の取付部85が形成されて前記遊技盤3の裏面側Bに取り付けられるものである。
第二の挿入部材75は、図3ないし図8に示すように、前記遊技盤3の裏面側Bから前記取付部材80における取付部85の前記取付孔81を介して前記盤面6Bに対して少なくとも一部が挿入部76として略垂直方向に挿入されて前記取付部材80を取り付けるものである。ここでは、前記第二の挿入部材75はネジ部材である。なお、前記第一の挿入部材70および前記第二の挿入部材75をそれぞれ前記遊技盤3の前面側Fおよび裏面側Bに挿入する方向である略垂直方向とは、該遊技盤3の盤面6A,6Bに対して垂直方向および垂直方向に対して斜め方向を意味する。
図3および図4に示すように、前記遊技盤3の略垂直方向に対する前記盤面6Aから挿入された前記第一の挿入部材70の先端部までの距離である第一の挿入部材70の挿入部71の長さL1と前記遊技盤3の略垂直方向に対する前記盤面6Bから挿入された前記第二の挿入部材75の先端部までの距離である前記第二の挿入部材75の挿入部76の長さL2の和が、前記盤面6Aから前記盤面6Bまでの遊技盤に対して略垂直方向に対する距離である前記遊技盤3の盤面厚みtよりも大きく設定されている。
図5ないし図8(特に図7および図8)から理解できるように、前記複数の取付部85の少なくとも一つには前記盤面6Bの面方向に対して位置の異なる複数の取付孔81が形成されている。前記複数の取付孔81は、これに前記第二の挿入部材75を挿入する際に、いずれかが選択可能に構成されている。
この取付部85は、図示のように、前記裏面側Bと略平行となるように前記取付部材80と一体に成形された板部である。この取付部85は、前記盤面6Bの面方向に対して取付部材80の最前面側に形成されている。ここでは、図5に示すように、前記図柄表示装置55の取付部85は、装置本体55Aから前記裏面側Bに対して突出して形成される。一方、図示のように、集合板57の取付部85は、集合板本体57Aから前記裏面側Bに対して突出しないように形成される。この集合板57は、前記入賞領域(大入賞口15等)からの入賞球あるいは排出領域(アウト口17)からの排出球を前記遊技盤3の裏面側Bで集合させるものである。なお、集合した入賞球等は、この弾球遊技機1が設置された遊技島の遊技球回収設備等に向けて排出される。
この取付部85は、前記複数の取付孔81の位置を識別する識別手段90を備えている。この実施例では、図7および図8から理解できるように、前記識別手段90が、前記取付部85に付された記号である。ここでは、前記記号がJないしLあるいはKないしNのアルファべットである。
複数の取付部85の少なくとも一つは、前記第二の挿入部材75を挿入していない未使用取付孔81Aを少なくとも一つ有する。図7は、第二の挿入部材75を、前記アルファベットL(前記集合板57の前記取付部85に付されたもの)とN(前記図柄表示装置55の前記取付部85に付されたもの)が付された取付孔81に挿入した例を示し、図8は、前記第二の挿入部材75を、前記アルファベットK(前記集合板57の前記取付部85に付されたもの)とN(前記図柄表示装置55の前記取付部85に付されたもの)が付された取付孔81に挿入した例を示す。ここでは、前記図柄表示装置55の取付部85と前記集合板57の取付部85が、それぞれ3つと2つの未使用取付孔81Aを有する。
以下に、前記第一の挿入部材70、第二の挿入部材75、取付部材80等を前記遊技盤3に取り付ける手順を説明する。前述したように、大入賞口15等の入賞領域とアウト口17が、前記遊技盤3の前面側の盤面6Aに配置される。この遊技盤3は、図5に示すように、前記大入賞口15等やアウト口17を配置する位置に合わせて貫通孔Hが設けられている。集合板57の前記裏面側Bへの取付位置が、この貫通孔Hの位置に合わせて決定される。ここでは、この集合板57が前記取付部材80に相当する。
さらに、この遊技盤3は、前記図柄表示装置55を配置する位置に合わせて貫通孔H1が設けられている。この図柄表示装置55の前記裏面側Bへの取付位置が、この貫通孔H1の位置に合わせて決定される。この図柄表示装置55は前記取付部材80に相当する。
前記集合板55と図柄表示装置57の取付位置が決定された後、前記遊技釘7(第一の挿入部材70)の盤面6Aに対する挿入位置が決定される。
図7に示すように、前記集合板57と図柄表示装置55は、決定された位置に前記取付孔81を介して前記盤面6Bに対して挿入されるネジ部材75(第二の挿入部材)によって前記裏面側Bに固定される。前記遊技釘7は、破線で図示するように、決定された前記盤面6Aの挿入位置に挿入される。
弾球遊技機の設計段階において、すでに前記遊技釘7の挿入位置が決定された後に前記遊技釘7の挿入位置を変更しなければならない場合がある。例えば、前記遊技領域6を流下する遊技球が前記遊技釘7同士の間に挟まって停止するため、該遊技釘7の挿入位置を変更しなければならない場合等である。
前記遊技釘7の配置を変更すると、図8に示すように、遊技釘7が、アルファベットLが付された前記集合板57の取付孔81に挿入されたネジ部材75と干渉する。前記集合板57は、前述したように、前記入賞領域(大入賞口15等)からの入賞球あるいは排出領域(アウト口17)からの排出球を集合させる位置に固定されており、この固定位置を大幅に変更することは困難である。
この実施例によれば、破線で図示したように遊技釘7がアルファベットLが付された前記集合板57の取付孔81に挿入されたネジ部材75と干渉する場合に、アルファベットKが付された取付孔81を選択し、前記アルファベットLが付された取付孔81に挿入されたネジ部材75をアルファベットKが付された取付孔81に挿入し直す。これによって、図3の(a)図あるいは(b)図に示すように、前記ネジ部材75(第二の挿入部材)の挿入部76と前記遊技釘7(第一の挿入部材70)の挿入部71を、各挿入部71,76が前記盤面6A,6Bに挿入された状態で互いに干渉しない位置に配設可能としている。よって、前記集合板57(取付部材80)を移動させることなく前記遊技釘7(第一の挿入部材70)とネジ部材75(第二の挿入部材)の干渉を回避して、前記集合板57(取付部材80)を前記遊技盤3の裏面側Bに取り付けることができる。なお、前記取付部85に未使用取付孔81Aが存在するが、複数の取付部85の取付孔81に少なくとも一つの前記第二の挿入部材75が挿入されているため、前記集合板57(取付部材80)を前記遊技盤3の裏面側Bに固定することができる。
上記の集合板57は、他の弾球遊技機にも用いることができる。例えば、この集合板57は、前記入賞領域等の配置が同様な弾球遊技機にも上述した方法によって遊技釘とネジ部材の干渉を回避することができる。
一方、前記図柄表示装置55の取付孔81に挿入されたネジ部材75が遊技釘7と干渉する場合にも、該図柄表示装置55は前記貫通孔H1の位置に合わせて配置されており、この図柄表示装置55の位置を大幅に変更することが困難である。この場合には、上記と同様にして前記取付孔81へのネジ部材75の挿入位置を変更することにより、図柄表示装置55を移動させることなく前記遊技釘7とネジ部材75の干渉を回避することができる。
なお、実施例は、前記アルファベットJないしLあるいはKないしNからなる識別手段90が、前記ネジ部材75(第二の挿入部材)の挿入部76が前記遊技釘7(第一の挿入部材70)の挿入部71と干渉しないように選択された取付孔81を容易に識別することができるものである。また、前記識別手段90は、弾球遊技機の製造や修理においては、前記ネジ部材75をいずれの取付孔81に挿入するかを指示するために有効なものである。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。上記実施例では、識別手段90が、前記取付部85に付された記号であるがこれに限定されない。例えば、この識別手段90を、前記取付部85に付された数字や色等の適宜なものとしてもよい。
また、上記実施例では、遊技に関する遊技装置が、前記ランプ風車18bであるがこれに限定されない。例えば、この遊技装置を、前記始動入賞口11,大入賞口15等の種々の入賞口(入賞領域)や普通図柄変動開始用左ゲート19等の通過ゲートとしてもよい。そして、前記始動入賞口11等や前記普通図柄変動開始用左ゲート19等に形成されて前記遊技盤3の前面側Fに取り付けることが可能な前記入賞領域固定部60等を、前記第一の挿入部材70によって前記盤面6Aに固定する。
この発明の一実施例に係る弾球遊技機全体の正面図である。 同遊技機の遊技盤の正面図である。 第一の挿入部材と第二の挿入部材が盤面に対して挿入された状態を示す図である。 他の実施例に係る第一の挿入部材と第二の挿入部材が盤面に対して挿入された状態を示す図である。 同遊技機の遊技盤裏面側における取付部材の取り付け状態を示す分解斜視図である。 同遊技盤全体の裏面図である。 図6のD部分における遊技釘の挿入位置を変更する前の拡大図である。 同D部分における遊技釘の挿入位置を変更した後の拡大図である。
符号の説明
1 弾球遊技機
3 遊技盤
6 遊技領域
6A 遊技盤前面側の盤面
6B 遊技盤裏面側の盤面
7 遊技釘
9 表示装置
10 取付釘
10A 固定部材
11 始動入賞口
15 大入賞口
17 アウト口
18a,18b ランプ風車
19 普通図柄変動開始用左ゲート
21 普通図柄変動開始用右ゲート
22a,22b 風車
23 左袖入賞口
25 右袖入賞口
27 左落とし入賞口
29 右落とし入賞口
50 表示部
55 図柄表示装置
56 表示枠体
57 集合板
70 第一の挿入部材
71 第一の挿入部材の挿入部
75 第二の挿入部材
76 第二の挿入部材の挿入部
80 取付部材
81 取付孔
81A 未使用取付孔
85 取付部
90 識別手段
95 遊技装置
96 遊技装置固定部

Claims (7)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、
    前記遊技盤前面側から盤面に対して少なくとも一部が挿入部として挿入される第一の挿入部材と、
    取付孔を有する複数の取付部が形成されて前記遊技盤裏面側に取り付けられる取付部材と、
    前記遊技盤裏面側から前記取付部材の前記取付孔を介して前記盤面に対して少なくとも一部が挿入部として挿入されて前記取付部材を取り付ける第二の挿入部材とを備えた弾球遊技機において、
    前記盤面の略垂直方向に対する前記第一の挿入部材の挿入部の長さ(L1)と前記第二の挿入部材の挿入部の長さ(L2)の和が前記遊技盤の盤面厚み(t)よりも大きく設定されており、前記複数の取付部の少なくとも一つには前記盤面の面方向に対して位置の異なる複数の取付孔が形成されていて、前記第二の挿入部材を挿入する際に前記複数の取付孔のいずれかが選択可能に構成され、前記第二の挿入部材の挿入部と前記第一の挿入部材の挿入部が前記盤面に挿入された状態で互いに干渉しない位置に各挿入部を配設可能に構成したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記取付部材が前記第二の挿入部材により前記遊技盤裏面側に取り付けられた状態において、前記複数の取付部の少なくとも一つの前記複数の取付孔には、前記第二の挿入部材を挿入していない未使用取付孔が少なくとも一つ存在することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記取付部材は、前記遊技盤前面側の盤面に配置された入賞領域からの入賞球あるいは排出領域からの排出球を前記遊技盤裏面側で集合させる集合板であることを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記遊技盤に配置される表示装置は、該遊技盤前面側で予め定められた複数の図柄を表示する表示部を有する図柄表示装置と前記表示部を取り囲む表示枠体を含み、前記図柄表示装置が前記取付部材であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  5. 前記第一の挿入部材は、前記遊技盤前面側の盤面の所定位置に配置されて前記遊技領域を流下する遊技球を所定方向へ誘導する遊技釘であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  6. 前記第一の挿入部材は、当接する遊技球の自重によって回転する風車を前記盤面に取り付ける取付釘であることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記第一の挿入部材は、遊技に関する遊技装置と一体に形成された遊技装置固定部を前記盤面に固定する固定部材であることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
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