JP2007214643A - 通信ドライバ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡単な構成で、ノイズレベルを低減できる通信信号波形をIC内部で生成することが可能となる通信ドライバ回路を提供する。
【解決手段】通信ドライバ回路27において、出力段がオープンコレクタタイプで構成され、入力される送信信号に基づき反転増幅動作を行なう反転増幅回路19の入出力端子間にコンデンサC1を接続することで、反転増幅回路19が反転増幅動作を行なう場合に、コンデンサC1が信号のレベル変化に対して負帰還をかけるように作用させ、通信信号のレベル変化を緩和する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力される送信信号に基づき反転増幅動作を行なうことでプルアップされている通信線上に通信信号を出力すると共に、出力段がオープンコレクタタイプで構成される反転増幅回路を備える通信ドライバ回路に関する。
有線方式にてシリアル通信を行うシステムでは、ドライバ回路を介して通信線上に信号が出力される場合に発生するノイズを低減するための技術が種々提案されている。例えば、特定のプロトコルに準拠することなく1対1で行われるローカルな通信の場合には、図9に示すようなドライバ回路が使用されることがある。即ち、送信信号をアンプ1で電流増幅し、出力段のNPNトランジスタ2によって電源にプルアップされている通信バス3をドライブする。そして、通信バス3とグランドとの間にコンデンサ4を外付けすることで、通信信号波形を鈍らせるようにしている。
また、特許文献1には、例えばLINのような車載通信ネットワークを構成する標準仕様の通信において、IC内部で台形波,または台形波の立上り,立下りを鈍らせた波形を生成するように構成されるものがある。
特開2004−289597号公報(図1参照)
しかしながら、図9に示す構成では、コンデンサ4の容量が0.01μF程度と比較的大きく、素子をIC内部に取り込むことができないため、コンデンサ4は外付けするしかない。また、特許文献1に開示されているものは、回路構成が極めて複雑となっている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、より簡単な構成で、ノイズレベルを低減できる通信信号波形をIC内部で生成することが可能となる通信ドライバ回路を提供することにある。
請求項1記載の通信ドライバ回路によれば、出力段がオープンコレクタタイプで構成され、入力される送信信号に基づき反転増幅動作を行なう反転増幅回路の入出力端子間に、帰還コンデンサを接続する。斯様に構成すれば、反転増幅回路が入力される送信信号を反転増幅してプルアップされている通信線に通信信号を出力する際に、前記コンデンサが信号のレベル変化に対して負帰還をかけるように作用する。従って、その作用により通信信号のレベル変化が緩慢になる。また、通信線側、即ち反転増幅回路の出力端子側から見たコンデンサの容量は、ミラー効果によって反転増幅回路の電流増幅率倍に相当するので、上記容量を小さくしても、通信信号のレベル変化を緩和する効果を十分に奏することができる。
請求項2記載の通信ドライバ回路によれば、反転増幅回路の入力端子側に配置される充放電回路は、送信信号がロウからハイに変化すると帰還コンデンサを充電し、送信信号がハイからロウに変化すると帰還コンデンサを放電させる。従って、通信線上における信号レベル変化の傾きを、充電,放電電流値とコンデンサの容量との商によって規定することができる。
請求項3記載の通信ドライバ回路によれば、充放電回路を構成する第1定電流回路は、反転増幅回路の入力端子に、帰還コンデンサの充放電電流に相当する第1定電流をグランド側に流し、第1定電流回路と直列に接続される第2定電流回路は、第1定電流の2倍に相当する第2定電流を、送信信号のレベルがロウである場合に供給する。
即ち、送信信号がロウレベルを示す場合は、第2定電流回路が第2定電流を供給すると共に第1定電流回路が第1定電流を流すため、帰還コンデンサは両者の差分である第1定電流相当の電流によって充電される。一方、送信信号がハイレベルを示す場合は、第2定電流回路による電流供給が停止している期間に第1定電流回路が第1定電流を流すことになるので、帰還コンデンサは第1定電流相当の電流によって放電される。従って、送信信号のレベルが変化する際に、帰還コンデンサを第1定電流相当の電流で充放電させることができる。
請求項4記載の通信ドライバ回路によれば、反転増幅回路を、ベースが入力端子となるPNPトランジスタと、そのエミッタに初段のベースが接続され、最終段のコレクタが出力端子となるようにダーリントン接続される複数のNPNトランジスタとを備えて構成する。従って、反転増幅回路の電流増幅率をより高めることで、ミラー効果による帰還コンデンサの見かけ上の容量をより大きくすることができる。
請求項5記載の通信ドライバ回路によれば、反転増幅回路の入力端子とグランドとの間に、入力信号のハイレベルを制限するレベル制限回路を接続するので、入力段を構成するトランジスタが飽和領域で動作しないように調整して、反転増幅回路の動作速度を向上させることができる。
請求項6記載の通信ドライバ回路によれば、電源と、反転増幅回路の出力端子となるトランジスタのコレクタとの間に、コレクタ電位のハイレベルを制限するレベル制限回路を接続するので、出力段を構成するトランジスタについても飽和領域で動作しないように調整して、反転増幅回路の動作速度を向上させることができる。
請求項7記載の通信ドライバ回路によれば、電源遮断回路は、比較回路によりグランド電位が電源電圧を超えて上昇したことが検出されると電源の供給を遮断する。例えば、グランド線がオープン状態となった場合を想定すると、通信ドライバ回路に流れる電流が反転増幅回路を構成するトランジスタを介して通信線側に流れ込み、通信を妨害するおそれがある。従って、グランド線がオープン状態となったことをグランド電位の上昇により検知し、通信ドライバ回路に対する電源供給を遮断すれば、電流の回り込みを防止して通信妨害の発生を回避できる。
請求項8記載の通信ドライバ回路によれば、電源遮断回路は、リセット信号出力回路がパワーオンリセット信号を出力すると、電源の供給を遮断する。即ち、パワーオンリセット信号は、一般に、リセット信号出力回路が電源電圧の低下を検知した場合に出力される。従って、電源電圧が低下しない場合でも、グランド電位が上昇することで電源−グランド間の電位差が相対的に小さくなれば、リセット信号出力回路はパワーオンリセット信号を出力するので、その際に電源供給を遮断すれば、請求項7と同様に電流の回り込みを防止して通信妨害の発生を回避できる。
請求項9記載の通信ドライバ回路によれば、各回路素子を同一の半導体基板上に形成する場合に、半導体基板はSOI基板で構成し、各回路素子の形成領域を絶縁膜材料を用いてトレンチ分離する。即ち、請求項7,8記載の発明のように、通信妨害を回避するためグランド電位が上昇したことを検知する必要がある場合には、PN接合分離のようにベースとなる支持基板をグランド電位に設定するものでは、正常な回路動作が行なわれなくなってしまう。従って、SOI基板上でトレンチ分離した形成領域に各回路素子を形成すれば、PN接合分離を用いた場合のような問題が生じることなく、グランドがオープン状態となった場合に所期の回路動作を行なわせることができる。
(第1実施例)
以下本発明を、車両に搭載される電子機器間で行われるシリアル通信に適用した場合の第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。図1は、通信ドライバ回路を中心とする構成を示すものである。通信ドライバ部11の電源線12には、車両のバッテリ電源VBより電源回路13を介して5Vの電源が供給されている。また、5V電源は、その他の周辺回路14にも供給されている。
通信ドライバ部11において、電源線12とグランド線15との間には、定電流源CS2(電流値2I)とNPNトランジスタQ2との直列回路,定電流源CS3(電流値I)とNPNトランジスタQ4との直列回路が接続されている。トランジスタQ2のベースは自身のコレクタに接続されていると共に、ミラー対を構成するNPNトランジスタQ3のベースに接続されている。トランジスタQ4についても同様に、ベースは自身のコレクタに接続されていると共に、ミラー対を構成するNPNトランジスタQ5のベースに接続されている。
ダイオードD3のアノードは電源線12に接続されており、カソードは、ミラー対を構成するPNPトランジスタQ6,Q7のエミッタに接続されている。トランジスタQ6,Q7のベースは、トランジスタQ6のコレクタに接続されている。また、これらのトランジスタQ6,Q7のエミッタ,コレクタには、PチャネルMOSトランジスタ16のソース,ドレインが夫々接続されている。そして、MOSトランジスタ16のゲートには、送信信号TXが入力されるようになっている。トランジスタQ6,Q7のコレクタには、トランジスタQ3,Q5のコレクタが夫々接続されている。
トランジスタQ5のコレクタは、ダイオードD4及びD5の直列回路(レベル制限回路)を介してグランド線15に接続されていると共に、NPNトランジスタQ8のベースに接続されている。トランジスタQ8のコレクタはグランド線15に接続され、エミッタはNPNトランジスタQ9のベース及び定電流源CS5を介して電源線12に接続されている。トランジスタQ9のコレクタも、定電流源CS6を介して電源線12に接続されていると共に、ダイオードD8及びD9の直列回路を介してグランド線15に接続されている。
トランジスタQ9のエミッタは、NPNトランジスタQ10のベースに接続されていると共に(ダーリントン接続)、NPNトランジスタQ12のコレクタに接続されている。トランジスタQ12のエミッタはグランド線15に接続され、ベースはミラー対を構成するNPNトランジスタQ11のベースに接続されている。また、これらのベースはトランジスタQ11のコレクタに接続されており、トランジスタQ11のコレクタは、定電流源CS4を介して電源線12に接続されていると共に、ダイオードD7を介してトランジスタQ10のコレクタに接続されている。トランジスタQ10のエミッタはグランド線15に接続され、コレクタは通信バス17に接続されている。通信バス17は、抵抗18を介して電源VBにプルアップされている。
トランジスタQ9のベースとトランジスタQ10のコレクタとの間には、ダイオードD6及び抵抗R2の直列回路(レベル制限回路)が接続されている。また、トランジスタQ5のコレクタは、コンデンサC1(帰還コンデンサ)及び抵抗R1の直列回路を介して通信バス17に接続されている。コンデンサC1の両端には、カソードが共通に接続されたツェナーダイオードD11,D12のアノードが夫々接続されている。これらのツェナーダイオードD11及びD12,並びに抵抗R1は、外来ノイズや静電気より内部回路を保護するため配置されている。ここで、トランジスタQ8,Q9,Q10は反転増幅回路19を構成している。
コンパレータ(比較回路)20の反転入力端子は、定電流源CS8を介して電源線12に接続されていると共に、ツェナーダイオードD15のカソードに接続されている。ツェナーダイオードD15のアノードはダイオードD14のアノードに接続され、ダイオードD14のカソードはトランジスタQ10のコレクタに接続されている。また、コンパレータ20の非反転入力端子は、定電流源CS7を介して電源線12に接続されていると共に、ダイオードD13を介してグランド線15に接続されている。そして、コンパレータ20の出力端子は、ORゲート21を介してRSフリップフロップ22のリセット端子に接続されている。このコンパレータ20は、後述するようにグランド線15がオープン状態となることでグランド電位が上昇したことを検出するために配置されている。
ORゲート21の他方の端子と、RSフリップフロップ22のセット端子には、外部よりSLEEP1信号,WAKEUP信号が夫々与えられている。そして、RSフリップフロップ22のQ出力端子は、電源回路13の制御入力端子に接続されている。RSフリップフロップ22に対しては、電源VBがNPNトランジスタQ1を介して供給される。トランジスタQ1のベースは、定電流源CS1を介して電源VBに接続されていると共に、ダイオードD1及びツェナーダイオード2を介してグランド線15に接続されている。これにより、RSフリップフロップ22にトランジスタQ1を介して供給される電源は、5Vのスタンバイ電源となっている。
以上において、定電流源CS2,トランジスタQ2及びQ3が第1カレントミラー回路(第2定電流回路)23を、定電流源CS3,Q4及びQ5が第2カレントミラー回路(第1定電流回路)24を、Q6及びQ7が第3カレントミラー回路(第2定電流回路)25を、定電流源CS4,Q11及びQ12が第4カレントミラー回路26を夫々構成している。そして、通信ドライバ部11とその他の回路とを加えたものが、通信ドライバ回路27を構成している。また、第1〜第3カレントミラー回路23〜25は充放電回路28を構成し、電源回路13,コンパレータ20,ORゲート21及びフリップフロップ22は、電源遮断回路29を構成している。
次に、本実施例の作用について図2も参照して説明する。図2は、送信信号TXのレベルが変化する場合における、通信ドライバ部11の回路動作を示すタイミングチャートである。尚、WAKEUP信号によりRSフリップフロップ22はセットされており、電源回路13によって5V電源が供給されているとする。
送信信号TXのレベルがロウであれば、MOSトランジスタ16はONするので、第3カレントミラー回路25はOFFする。この時、第2カレントミラー回路24のトランジスタQ5は定電流I(第1定電流)を流すのでトランジスタQ8がONとなり、トランジスタQ5のコレクタ電位は、コレクタ−エミッタ間の飽和電圧VCE(sat)となる(図2(b)参照)。トランジスタQ8がONの場合、トランジスタQ9,Q10は何れもOFFとなるので、通信バス17(端子COM)はハイレベルとなる(図2(d)参照)。またこの時、定電流源CS6よりトランジスタQ9に供給される電流は、ダイオードD8及びD9を介してグランドに流れる。
この状態から、送信信号TXのレベルがハイに変化すると、MOSトランジスタ16はOFFして第3カレントミラー回路25はONする。すると、トランジスタQ7のコレクタには第1カレントミラー回路23による定電流2I(第2定電流)が流れるが、直列接続されている第3カレントミラー回路24のトランジスタQ5はその1/2の定電流Iしか流さない。従って、残りの電流分IはコンデンサC1を充電する(図2(c)参照)。そして、コンデンサC1の充電が完了した後、トランジスタQ5のコレクタ電位は、直列ダイオードD4及びD5による順方向電圧2VFに上昇する。この過程でトランジスタQ8はOFFされる。
トランジスタQ8がOFFすれば、トランジスタQ9,Q10がONするので、通信バス17はロウレベルとなる(図2(d)参照)。この場合のトランジスタQ10のコレクタ電位は、トランジスタQ9のベース電位が2VFであり、そこからダイオードD6の順方向電圧分低下するので、抵抗R2による電圧降下を無視すれば略VFとなる。即ち、通信バス18のロウレベルは略VFとなる。そして、これによりトランジスタQ10のコレクタ電位が制限され、トランジスタQ10は飽和領域に至らないように制御される。また、通信バス17のレベルがハイからロウに遷移する際に、コンデンサC1が定電流Iで充電されるので、立下りの傾きはdV/dt=I/C1となって直線となり、信号波形は台形波状となる。
次回に送信信号TXのレベルがロウに変化する場合には、上記と逆の動作となる。即ち、トランジスタQ7がOFFしてトランジスタQ5が定電流Iを引くため、コンデンサC1が放電され、通信バス17のレベルがロウからハイに遷移する際の立上りの傾きもdV/dt=I/C1により直線となる。
即ち、コンデンサC1は、トランジスタQ8〜Q10によって構成される反転増幅回路19の入出力端子間に接続されているので、反転増幅回路19の出力レベルが変化する際には負帰還をかけるように作用する。また、コンデンサC1は、通信バス17側から見た容量がミラー効果により反転増幅回路19の電流増幅率倍となる。従って、コンデンサC1の容量が10pF程度であっても、上記のように通信バス17における通信信号波形の傾きを制御するのに十分となる。
次に、グランド線15がオープン状態となった場合の作用について説明する。即ち、車両に搭載される電子回路は、振動の影響を受け易い。そして、通信バス17が複数の通信先に接続されることで通信ネットワークが構成されている場合には、何れかの箇所でグランド線がオープンになると、通信バス17を介して接続されている全ての回路が通信できなくなる。従って、斯様なアプリケーションでは、グランド線15がオープン状態となった場合の対処は重要となる。
そして、上述したように、トランジスタQ10が飽和することを防止するため、ダイオードD6及び抵抗R2の直列回路を設けていることから、通信バス17のロウレベルは略VFとなっている。従って、上記ロウレベルの最大値が例えばVF相当の1Vに規定されていると、グランド線15がオープンした場合の電流の逆流を防止するため、通信バス17にダイオードを挿入することはできない。従って、通信ドライバ回路27では、以下のような対策を行っている。
通常の動作状態であれば、コンパレータ20においては(−)>(+)であるから、その出力端子のレベル(SLEEP2信号)はロウとなっている。そして、グランド線15がオープン状態になった場合に、通信バス17のレベルがロウであれば、通信ドライバ回路27に流れる電流の全てがトランジスタQ10のエミッタに流れ込み、そのベース−エミッタ間が例えば(8V+VF=9V)程度でブレークすると、トランジスタQ10を介して通信バス17側に流れる。
この時、グランド線15の電位が9Vとなるため、ダイオードD13がOFFしてコンパレータ20の(+)端子の電位は5V付近となり、(−)端子の電位はVF(D14)+VZ(D15)となる。これにより(−)<(+)となるからコンパレータ20の出力レベルはハイレベルに変化し、SLEEP2信号がアクティブとなる。従って、RSフリップフロップ22はリセットされて電源回路13は5V電源の供給を停止し、通信ドライバ回路27はスタンバイモードとなる。この状態では、グランド線15から通信バス17に回りこむ電流は数10μA程度となるので、通信を妨害してしまうことは回避される。
また、第4カレントミラー回路26は、トランジスタQ9のエミッタ抵抗の替わりとして配置されている。即ち、上記のようにグランド線15がオープン状態となった場合、トランジスタQ9のエミッタに抵抗素子が接続されていると、その抵抗素子を介してトランジスタQ10のベースに電流が回り込み、トランジスタQ10が逆方向でONしてしまう。斯様な現象を回避するため、第4カレントミラー回路26を設けている。
以上のように本実施例によれば、通信ドライバ回路27において、出力段がオープンコレクタタイプで構成され、入力される送信信号に基づき反転増幅動作を行なう反転増幅回路19の入出力端子間にコンデンサC1を接続したので、反転増幅回路19が反転増幅動作を行なう場合に、コンデンサC1が信号のレベル変化に対して負帰還をかけるように作用し、通信信号のレベル変化を緩和することができる。また、通信線17側から見たコンデンサC1の容量は、ミラー効果によって反転増幅回路19の電流増幅率倍に相当するので、上記容量を小さくしても、通信信号のレベル変化を緩和する効果を十分に奏することができる。
そして、充放電回路28は、送信信号がロウからハイに変化するとコンデンサC1を充電し、送信信号がハイからロウに変化するとコンデンサC1を放電させる。具体的には、第2カレントミラー回路24は、コンデンサC1の充放電電流に相当する定電流Iをグランド側に流し、第1及び第3カレントミラー回路23及び25は、定電流2Iを送信信号のレベルがロウである場合に供給するようにした。従って、通信線17上における信号レベル変化の傾きを、充電,放電電流IとコンデンサC1の容量との商により規定することができる。
また、反転増幅回路19を、ベースが入力端子となるPNPトランジスタQ8と、そのエミッタに初段のベースが接続され、最終段のコレクタが出力端子となるようにダーリントン接続されるNPNトランジスタQ9,Q10とを備えて構成したので、反転増幅回路19の電流増幅率をより高めることで、ミラー効果によるコンデンサC1の見かけ上の容量をより大きくすることができる。
更に、反転増幅回路19の入力端子とグランドとの間に、入力信号のハイレベルを制限するダイオードD4,D5を接続したので、トランジスタQ8が飽和しないように調整して、反転増幅回路19の動作速度を向上させることができる。また、電源とトランジスタQ10のコレクタとの間に、コレクタ電位のハイレベルを制限するダイオードD6及び抵抗R2を接続したので,トランジスタQ10についても飽和しないように調整して、反転増幅回路19の動作速度を向上させることができる。
加えて、電源遮断回路29は、コンパレータ20によりグランド電位が電源電圧を超えて上昇したことを検出すると電源の供給を遮断するので、グランド線15がオープン状態となった場合に、通信ドライバ回路27に流れる電流が反転増幅回路19を構成するトランジスタを介して通信線側に流れ込み、通信妨害が生じることを回避できる。
(第2実施例)
図3は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例の通信ドライバ回路31は、第1実施例の通信ドライバ回路27よりグランド線15がオープンになったことを検出するための電源遮断回路29が削除されている。
即ち、通信ドライバ部11に替わる通信ドライバ部32では、コンパレータ20,ダイオードD13〜15,定電流源CS7,CS8が削除されている。そして、グランド線15がオープン状態となった場合に、少なくとも通信線17に悪影響を与えることを防止するため、通信バス17に逆方向のダイオードD16を挿入している。そのため、トランジスタQ10がONした場合の通信バス17のロウレベルは略2VFとなっている。従って、約2Vのロウレベルが許容される通信仕様であれば適用が可能である。
(第3実施例)
図4及び図5は本発明の第3実施例を示すものであり、第2実施例と異なる部分について説明する。第3実施例の通信ドライバ回路33は、第2実施例の通信ドライバ部32より、ダイオードD6及び抵抗R2の直列回路を削除して通信ドライバ部34を構成したものである。そのため、図5に示すように、トランジスタQ10が飽和領域に移行することで動作が遅れ、通信バス17上の信号波形に歪が生じる場合があるが、その波形歪を許容できる場合に適用することができる。この場合、通信バス17のロウレベルは第1実施例と同様に略VFとなる。
(第4実施例)
図6は本発明の第4実施例を示すものであり、第2実施例と異なる部分について説明する。第4実施例の通信ドライバ回路35は、第2実施例の通信ドライバ回路31よりダイオードD17を削除したものであり、グランド線15がオープン状態となった際の対策が、特に要求されない仕様の場合に対応する構成である。
(第5実施例)
図7は本発明の第5実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第5実施例の通信ドライバ回路36は、第1実施例の通信ドライバ回路27より、グランド線15のオープン状態を検出するためのコンパレータ20を削除し、それに替えてパワーオンリセット回路37を備えている。そして、パワーオンリセット回路37の作用により、グランド線15がオープン状態になると第1実施例と同様に通信ドライバ回路36をスタンバイモードに設定する。ここで、電源回路13,ORゲート21及びフリップフロップ22,パワーオンリセット回路37は、電源遮断回路38を構成している。
パワーオンリセット回路(リセット信号出力回路)37は、トランジスタQ1のエミッタとグランド線15との間に接続されており、通常の動作では、5V電源の電圧が3Vを下回った場合にORゲート21にSLEEP2信号を出力して通信ドライバ回路36をスタンバイモードにする。そして、グランド線15がオープン状態になった場合、上述のようにグランド線15の電位は通信バス17に対して9V程度まで上昇する。従って、通信バス17がハイレベル(プルアップ電圧の5V)であれば、グランド線15の電位は14Vになる。また、トランジスタQ1のベースエミッタ間電圧VBEを1Vとすると、電源VBの電圧が、
VB=14+3+1=18(V)
未満であれば、パワーオンリセット回路37がパワーオンリセット:SLEEP2信号を出力して通信ドライバ回路をスタンバイモードにすることになる。そして、通常の車両のバッテリ電圧は12〜14V程度であるから、上記の条件が満たされる。
以上のように第5実施例によれば、電源回路13は、パワーオンリセット回路37がパワーオンリセット信号を出力すると電源の供給を遮断するので、第1実施例と同様に電流の回り込みを防止して通信妨害の発生を回避できる。
(第6実施例)
図8は本発明の第6実施例を示すものである。第6実施例は、第1,第5実施例のように電源遮断回路29,38を備える通信ドライバ回路27,36を、夫々同一の半導体基板上に形成してICとする場合に、各回路素子をSOI(Silicon On Insulator)基板上にトレンチ分離した形成領域内に形成することを示す。
図8は、例えばNPNトランジスタQ4付近の構造を、半導体基板の模式的な断面により示したものである。支持基板としてのP型シリコン基板41の上には、アイソレーション層としてのSiO2 膜42が形成され、その上にN+ シリコン層43、コレクタ領域として機能するN- シリコン層44が形成されており、これらはSOI基板45を構成している。そして、SOI基板45の表層部にベース領域46、エミッタ領域47、コレクタコンタクト領域48が形成されトランジスタQ4が構成されている。
そして、トランジスタQ4と、他のトランジスタ等との間はトレンチ素子分離構造により電気的分離が図られている。トレンチ素子分離構造は、最初にトランジスタQ4の周りに、N- 層44とN+層43とを貫きSiO2 膜42まで達する狭いトレンチ(溝)をエッチングで設ける。次に、その内側を酸化してSiO2 膜(絶縁膜材料)49で覆い、溝50内にポリシリコン(絶縁膜材料)51等を充填して形成される。素子間及び素子とP型シリコン基板41とを隔てるSiO2 膜42、49は良質な絶縁体であるために、それらを通して流れる漏れ電流は極めて僅かになる。
上記のように、各回路素子をSOI基板45上にトレンチ分離でより形成された領域に形成することで、PN接合分離によって形成する場合のような寄生トランジスタが形成されることもない。従って、トランジスタQ4のエミッタからグランドに流れる漏れ電流は最小限に抑えられる。
一方、通信ドライバ回路27又は36を同一の半導体基板上に形成する際にPN接合分離を用いることを想定すると、素子形成領域を分離するためのP型領域及び支持基板としてのP型シリコン基板をグランド電位にする必要があるため、グランド線15がオープン状態になると電源遮断回路29,38が正常に動作しなくなってしまう。これに対して、第6実施例のようにSOI基板45上でトレンチ分離した形成領域に各回路素子を形成すれば、PN接合分離を用いた場合のような問題が生じることなく、グランド線15がオープン状態となった場合に所期の回路動作を行なわせることができる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形が可能である。
各トランジスタは、適宜バイポーラトランジスタとMOSトランジスタとを入れ替えて構成しても良い。
反転増幅回路を構成するトランジスタのダーリントン接続段数は、3段以上でも良い。また、必ずしもダーリントン接続を用いて構成する必要はない。
抵抗R2は、必要に応じて接続すれば良い。
車両に搭載される電子機器間で行われるシリアル通信に適用するものに限らず、少なくとも、入力される送信信号に基づき反転増幅動作を行ない通信線上に通信信号を出力する、オープンコレクタタイプの反転増幅回路を備える通信ドライバ回路であれば適用が可能である。
本発明を、車両に搭載される電子機器間で行われるシリアル通信に適用した場合の第1実施例であり、通信ドライバ回路を中心とする構成を示す図 送信信号TXのレベルが変化する場合における、通信ドライバ部の回路動作を示すタイミングチャート 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例を示す図1相当図 通信信号波形に歪が生じた状態を説明する図 本発明の第4実施例を示す図1相当図 本発明の第5実施例を示す図1相当図 本発明の第6実施例であり、PNPトランジスタQ8付近の構造を、半導体基板の模式的な断面により示す図 従来技術を示す図1相当図
符号の説明
図面中、15はグランド線、17は通信線、19は反転増幅回路、20はコンパレータ(比較回路)、23は第1カレントミラー回路(第2定電流回路)、24は第2カレントミラー回路(第1定電流回路)、25は第3カレントミラー回路(第2定電流回路)、27は通信ドライバ回路、28は充放電回路、29は電源遮断回路、31,33,35,36は通信ドライバ回路、37はパワーオンリセット回路(リセット信号出力回路)、38は電源遮断回路、45はSOI基板(半導体基板)、49はSiO2 膜(絶縁膜材料)、51はポリシリコン(絶縁膜材料)、C1は帰還コンデンサ、Q8はPNPトランジスタ、Q9,Q10はNPNトランジスタ、D4及びD5はダイオード(レベル制限回路)、D6はダイオード(レベル制限回路)、R2は抵抗(レベル制限回路)を示す。

Claims (9)

  1. 入力される送信信号に基づき反転増幅動作を行なうことでプルアップされている通信線上に通信信号を出力すると共に、出力段がオープンコレクタタイプで構成される反転増幅回路と、
    この反転増幅回路の入出力端子間に接続される帰還コンデンサとを備えたことを特徴とする通信ドライバ回路。
  2. 前記反転増幅回路の入力端子に接続され、前記送信信号がロウからハイに変化すると、前記コンデンサを充電するように動作すると共に、前記送信信号がハイからロウに変化すると、前記コンデンサを放電させるように動作する充放電回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の通信ドライバ回路。
  3. 前記充放電回路は、
    前記反転増幅回路の入力端子に接続され、前記コンデンサの充放電電流に相当する第1定電流をグランド側に流す第1定電流回路と、
    前記反転増幅回路の入力端子に接続されると共に、前記第1定電流回路と直列に接続され、前記第1定電流の2倍相当の第2定電流を供給する第2定電流回路とを備え、
    前記第2定電流回路は、前記送信信号のレベルがロウである場合に前記第2定電流を供給するように構成されることを特徴とする請求項2記載の通信ドライバ回路。
  4. 前記反転増幅回路は、
    ベースが前記入力端子となるPNPトランジスタと、
    このトランジスタのエミッタに初段のベースが接続され、最終段のコレクタが出力端子となるようにダーリントン接続される複数のNPNトランジスタとを備えて構成されることを特徴とする請求1乃至3の何れかに記載の通信ドライバ回路。
  5. 前記反転増幅回路の入力端子とグランドとの間に、入力信号のハイレベルを制限するレベル制限回路を接続したことを特徴とする請求項4記載の通信ドライバ回路。
  6. 電源と、前記反転増幅回路の出力端子となるトランジスタのコレクタとの間に、前記コレクタ電位のハイレベルを制限するレベル制限回路を接続したことを特徴とする請求項4又は5記載の通信ドライバ回路。
  7. 電源電圧とグランド電位とを比較する比較回路と、
    この比較回路により前記グランド電位が前記電源電圧を超えて上昇したことが検出されると、前記電源の供給を遮断するように構成される電源遮断回路とを備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の通信ドライバ回路。
  8. 電源電圧レベルが所定電圧を下回った場合に、パワーオンリセット信号を出力するリセット信号出力回路と、
    このリセット信号出力回路によって前記パワーオンリセット信号が出力されると、前記電源の供給を遮断するように構成される電源遮断回路とを備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の通信ドライバ回路。
  9. 前記各回路素子を同一の半導体基板上に形成する場合、
    前記半導体基板はSOI(Silicon On Insulator)基板で構成され、
    前記各回路素子の形成領域を、絶縁膜材料を用いたトレンチ分離により形成したことを特徴とする請求項7又は8記載の通信ドライバ回路。
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