JP2007213784A - 磁気ヘッド及びその作製方法、ディスクドライブ - Google Patents

磁気ヘッド及びその作製方法、ディスクドライブ Download PDF

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Abstract

【課題】CMPの侵食から保護された垂直磁気記録用のP3磁極端構造、およびCMPプロセスによる侵食から垂直磁気記録用のP3磁極端を保護する方法を提供する。
【解決手段】磁気ヘッドは、P3磁極端52を含む、封止された被保護磁極構造88を備えた書き込みヘッドを有する。保護層82はP3磁極端52の少なくとも一部を取り囲み、封止材料層74は保護層82の一部を取り囲む。この被保護磁極構造88の作製に際し、イオンミリングを施した後または磁極のイオンミリングの後であるが、封止材料層74を形成する前に、非磁性保護層82を形成してP3磁極の側壁を包み込むことによって、CMPプロセスの間の化学的作用から磁極構造80を保護する。
【選択図】 図13A

Description

本発明は、高トラック密度の垂直磁気記録用のヘッド及びディスクドライブに関し、より具体的には、そのようなヘッドの磁極の作製に関する。
従来、データは、ハードディスクドライブのディスク表面に隣接した薄い磁気媒体層に、水平モードで、すなわち、記憶された情報のビットの磁界が、ディスクがトランスデューサに対して移動する方向と同じかまたはそれに対向する方向のいずれかで、円形のデータトラックの方向にほぼ沿うように配向されて、記憶されていた。
最近になって、コンピュータのハードディスクドライブで使用するための、垂直磁気記録システムが開発されている。一般的な垂直磁気記録ヘッドは、後端の書き込み磁極、書き込み磁極に磁気的に結合された前端の戻り磁極または逆磁極、および書き込み磁極を取り囲む導電性の磁化コイルを含む。この種のディスクドライブでは、記憶された情報のビットの磁界は、磁気媒体の薄膜の面に垂直に、すなわち円形のデータトラックの方向に対して垂直に配向される。
垂直磁気記録に使用される媒体は、一般的に、硬磁性の記録層と、ライタの後端の書き込み磁極から前端の逆磁極への磁束通路を提供する、軟磁性の下層とを含む。電流がコイルを通って、書き込み磁極内に磁束を作る。磁束は、書き込み磁極端から、硬磁性の記録トラックを通って軟磁性の下層に入り、逆磁極まで至って、磁束のループが完成する。
垂直磁気記録の設計には、従来の水平の設計よりも線密度をはるかに高いものにする助けとなる可能性がある。二重層記録ディスク上のデータビットの磁気転移は、後端磁極の後縁によって記録され、後端磁極の突出の形状を媒体面上に再生するため、磁極端のサイズおよび形状は、記憶できるデータの密度の決定において非常に重要なものである。
垂直磁気記録は、超高密度磁気記録を可能にすることから、水平磁気記録に取って代わることが予想される。面密度の増加に相応して、トラック幅制御(TWC)を維持し、かつ後縁構造定義(TED)を保存しながら、P3書き込み磁極端の幅を大幅に低減する、作製方法を考案することが求められてきた。上述したように、書き込みプロセスは、P3書き込み磁極の突出の形状を媒体面上に再生するので、P3のサイズによって、データフィールドのサイズ、すなわち面密度が制限される。現在の傾向は、200nm(200×10−9メートル)未満のP3磁極を製造することである。そのような微小なサイズの信頼性が高い構成要素を製造することは、作製プロセスの分野にとっての課題となっている。ABSにおけるP3磁極の形状は、好ましくは単純な長方形ではなく、平行な上縁部および下縁部を備え、ただし側縁部のベベル角が好ましくは約8〜15°である台形であることが好ましいため、この問題はさらに困難になる。これは主に、角が誤って隣接するトラック内まで延びることなく、P3磁極端が湾曲した同心のトラックに収まるように行われる。
そのような微小な構成要素を整形するために、様々な方策が試みられてきた。イオンミリング(IM)は、そのようなマイクロコンポーネントの製造および整形に長く使用されてきたプロセスであるが、これには、上縁部の寸法を維持したまま側面のベベルを切削しようとする困難がある。当初は、330〜300nm範囲の信頼性の高い斜角付き(8〜15°)トラック幅定義(TWD)のため、アルミナがIMハードマスクとして使用されたが、その後、IMプロセスをより小さな寸法にさらに拡張するため、カーボンに変更された。IMスキームの開発が複雑なため、ハードマスクの耐性がTEDを不活性化させるのには不十分であり、ばらつきなくTWCプロセスを達成し、かつTEDを保存することができない。ダイヤモンドライクカーボン(DLC)などのカーボンは、アルミナよりも高いミリング耐性を提供して、300〜250nm範囲のTWDに対してTEDを保存する。しかし、フィルムの厚さが増加すると、応力が層剥離またはウェハの曲がりを起こす恐れがあるため、適切にTEDを保護するのに十分な厚さのカーボン膜を蒸着させることには固有の問題がある。そのため、P3カーボンプロセスを200nm未満のトラック幅寸法まで拡張できるようにすることは一層困難になる。さらに、200nm未満のTWDでは、磁極片は脆弱になり、磁極端の上および側部に再蒸着された材料の除去(不揮発性の副産物のミリング)は、より一層困難になる。
近年、非常に狭く、幅よりも長さが大きい磁極端では、書き込みプロセスが完了した後に磁束を停止させることが困難な場合があることが分かっている。書き込み電流が切られた後であっても、磁束が磁極端から流れ続けることがある。この残留磁束は、完了したデータビットに干渉して、容認できないエラーを引き起こす恐れがある。この状態を修正するため、残留磁束を1つの磁性積層から隣接する積層に戻して、残留磁束が流れる範囲を短くし、したがって書き込まれたデータに干渉しないようにする、磁性体および非磁性体の積層を備えた磁極端が設計されてきた。
この設計は、残留磁束の問題を修正するのに有効であるが、積層磁極構造によって他の問題が生じる可能性がある。上述したように、P3磁極は、一般に、上面が下面よりも広い台形構造として構成される。トラック幅は、この上面の幅によって決まり、また、この寸法が非常に正確に制御されることが極めて重要である。しかし、積層構造において、作製プロセス中に上面の角が面取りされるか、または侵食されることに関する問題、ならびに層剥離に関する問題が生じ得る。
現行の作製手順では、P3磁極端が上縁部を保護するために整形されるときに、その上に犠牲層またはハードマスク層を形成することが好ましい。P3磁極端の上縁部の寸法は、トラック幅を規定するのに重要である。P3磁極端は、一般に、イオンミリングによって形成されるので、この重要な素子をさらに保護するために犠牲層またはハードマスクが使用される。それに加えて、ハードマスク層を備えた整形されたP3磁極は、次に、P3磁極を支持し、かつ損傷から保護する非磁性体の中に封止される。この方策を用いるいくつかの可能な方法の1つを図5〜9に示す。
図5〜9はABSから見た構造を示す。図5では、P2磁極整形層44が蒸着されているが、上述したように、P2整形層はABSまで延びないので、アルミナ充填層48の後ろで目に見えない。P3磁極端52層は、CoFe、CoFeNi、もしくはNiFe、またはそれらの合金などの、高磁気モーメント(B)材料と、Cr、Al、Ruなどの非磁性積層磁極材料との多層から成る。これは、異なる材料が交互になった層であるが、図示を容易にするため、図中では、積層の線が付けられた共通の材料として示されている。図5に示すような、下側のCMP停止層60および薄い導電層62を有する二重層63などの、イオンミリングに耐性を有する非磁性体の層が形成される。CMP停止層60(下層)は、好ましくは、Ta、SiO、Cr、NiCr、Ta、もしくはDLC、または当該分野で既知の他のCMP停止材料で作られる。Rh、Au、Pd、または当該分野で既知の他の導電材料の薄い導電層62は、二重層63の上層を形成し、また、以下に示し説明するように、犠牲層またはハードマスク層を形成するためのシード層として使用される。所定の厚さのフォトレジスト64の層が二重層63上に置かれ、次の段階で充填されるキャビティ66がフォトリソグラフィによって作成される。
図6では、ハードマスク68とも称される犠牲層を形成するため、キャビティは材料で充填されている。この犠牲層の材料は、好ましくはNiPであるが、高いイオンミリング耐性を備えた他のめっき材料(後述するように、非磁性および磁性の両方)が使用されてもよい。その後、フォトレジスト層64(図5を参照)が除去されて、図6に示す構造が得られる。このハードマスク68層は、P3層52(後述)をパターニングするためのイオンミリングマスク70として使用される。ハードマスク68が目標のトラック幅に削られるとき、CMP停止層60も削られる。CMP停止層60は、P3磁極端52に斜角が付けられるときのマスクとして、またCMP停止層として使用される。ハードマスク68は、書き込み磁極をパターニングし、またそれをCMP停止層60および磁極端の材料に転写するためのものである。ハードマスク68の材料は、好ましくは非磁性なので、ヘッドの性能に干渉することなく、そのトレースをヘッド内に残すことができる可能性がある。さらに、より高い不活性化およびイオンミリング耐性を得るため、ハードマスク68をめっきして、リソグラフィに適当な程度厚くすることが望ましい。
図7では、イオンミリングを使用して、二重層63およびP3層52が切り込まれる。二重層63およびP3磁極端52のイオンミリングが開始される前に、ハードマスク68のトラック幅が低減されるのが好ましい。ハードマスク層68の幅を低減することにより、P3磁極端層52およびその下の二重層63の幅も、イオンミリングの間に低減される。
次に、イオンミリングを再び使用して、図8に示すように、P3磁極端52の側面に斜角が付けられる。ハードマスク68は、このプロセスの間にわずかに速く侵食されるが、好ましくはハードマスク68よりもイオンミリング耐性がわずかに高い二重層63が、第2のマスク72として働くので、図8に示すように、P3磁極端52の上縁部76が保護される。二重層63もまた、磁極片に斜角を付けるためのマスクとして使用される。
書き込み磁極のトラック幅が小さくなると、磁極端52は非常に小さく(200nm)、損傷する危険性が高まるので、書き込み磁極52の側壁上の再蒸着およびフェンシングが除去の際の問題になる。P3書き込み磁極52は、規定された後、図9に示すように、Alまたは絶縁体材料などの封止層74の中に封止される。封止材料74は、磁極52に機械的強度を付与し、腐食から保護する。したがって、P3書き込み磁極52をイオンミリングで規定した後、書き込み磁極52、二重層63、および残りのハードマスク68は、二重層63のCMP停止層60よりもわずかに低いレベルで、またはそれと同じ高さで、アルミナなどの絶縁体で封止される。これに続いて、CMP停止層60と同じ材料の薄層が蒸着され、これは封止CMP停止層75と称される。
その後、化学的機械的研磨(CMP)を使用して、残りのハードマスク68が除去またはリフトオフされる。上述したように、封止材料74は薄い封止CMP停止層75を有するので、ハードマスク68を除去するためにCMPが使用されると、ハードマスク68材料に対する除去速度が選択できる。しばらくして、CMPが封止CMP停止層75に達すると、速度は遅くなる。
残りのハードマスク層68が除去されてしまうと、結果として、CMP停止層60と、完成したP3磁極端52の周りの封止CMP停止層75との平坦化された上面が得られ、その幅は好ましくは200nm以下である。通常、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)の層またはCr/Rhの二重層90が、P3磁極52の上層の上に形成される。理想的には、CMPプロセスでは、封止材料74がDLCまたはCr/Rh90層よりも高く残され、また、P3磁極は封止材料74のレベルよりも低いが、残留封止材料74のレベルにはばらつきがあることが多いので、ウェハの縁部付近の素子は、ウェハの中央付近のものよりもレベルが異なっている場合がある。封止材料74がDLCまたはCr/Rh90層よりも低い素子では、P3磁極は封止材料74よりも上に突出している場合があり、また、図10Aおよび図10Bの詳細図に示すように、上縁部76の角78は、侵食されるか、別の形で損傷している場合がある。
図10Aおよび詳細図10Bは、P3磁極端に対するそのような損傷の結果を示しており、磁極の上縁部76で角78が丸くなっていることが分かる。磁極のこの上縁部およびセンサの後縁部は、最も重要なヘッドのパラメータである。磁極のいかなる劣化も、磁極の有用性を損なう恐れがあり、また、一連のヘッド全体を廃棄しなければならないことがある。
CMPプロセスによる損傷から磁極を保護するため、封止層の厚さを増加させて、磁極の上面を封止層よりも低くする試みがなされてきた。しかし、CMPスラリーはアルミナに積極的に作用し、また実験では、隣接するアルミナをより高くしても、やはり磁極をCMPの損傷から保護することができなかった。封止層の厚さとCMPの時間とを釣り合わせる試みもなされてきたが、CMPプロセスのタイミングは制御するのが困難である。
したがって、CMPの侵食から保護されたP3磁極端構造、およびCMPプロセスによる侵食から垂直磁気記録用のP3磁極端を保護する方法が必要とされる。
本発明の好ましい一実施形態は、P3磁極端を含む、封止された被保護磁極構造を備えた書き込みヘッドを含む磁気ヘッドである。保護層はP3磁極端の少なくとも一部を取り囲み、封止材料層は前記保護層の一部を取り囲む。
本発明の封止された被保護磁極構造を備えた書き込みヘッドの作製方法は、イオンミリングを施した後または磁極のイオンミリングの後であるが、封止材料層を形成する前に、非磁性保護層を形成してP3磁極の側壁を包み込むことによって、CMPプロセスの間の化学的作用から磁極構造を保護する。
本発明の磁気ヘッドの1つの利点は、P3磁極端の角が保護層によって侵食または損傷から保護されることである。
本発明の磁気ヘッドの他の利点は、P3磁極端を保護することにより、トラック幅がより正確に制御されることである。
本発明の磁気ヘッドのさたに他の利点は、P3磁極端内の積層が、保護層によって損傷および層剥離から保護されることである。
本発明の製造方法の利点は、作製プロセスの間に損傷するP3磁極端がより少ないことにより、製造歩留まりが増加されることである。
本発明の製造方法の他の利点は、P3磁極端の腐食が防止されることである。
本発明のこれらおよび他の特徴および利点は、いくつかの図面について言及する以下の詳細な説明を読むことにより当業者には明白になるであろう。図面は実際の装置の縮尺どおりに作成されたものではなく、本明細書に記載の発明を説明するために提供される。
本発明に含まれる構造についての理解を助けるため、図1〜4を参照して以下の説明を含める。
図1は、データ読み取り/書き込み装置8によって書き込まれ、読み取られるデータトラック6を備えた1つまたは複数の磁気データ記憶ディスク4を有する、磁気ディスクドライブ2の全体を示す。データ読み込み/書き込み装置8は、アクチュエータアーム10と、1つまたは複数のスライダ16に含まれた1つまたは複数の磁気ヘッド14を支持するサスペンション12とを含む。
図2は、サスペンション12で支持されているスライダ16をより詳細に示す。磁気ヘッド14は点線で示され、そのさらなる詳細を図3および4に示す。磁気ヘッド14は、コイル18およびスライダ16を含む。
図4は、標準的な垂直磁気ヘッドの書き込みヘッド部分の横断面図である。スライダ20は、ハードディスク24の表面の上を浮揚する空気軸受面(ABS)22を有する。ディスク24は、軟磁性層28の上に作製された、硬磁性層26とも称される高保磁力の磁性層を含む。
垂直ヘッド30は、一般的に、ここでは図示されない読み取りヘッドを含む。書き込みヘッド部分は、絶縁層36の上に作製された第1の磁極(P1)34を含む。コイル40を含む誘導コイル構造38は、P1磁極34の上に作製される。コイル40は、一般的に、電気絶縁層42内に形成される。一般的にP2整形層44と称される第2の磁極層は、誘導コイル構造38の上に作製される。磁性バックギャップ片46は、P1磁極34の後側部分とP2整形層44を接合するので、磁束がその間を流れることができる。P2整形層44が作製されるので、それとABS22の残りの部分との間にギャップ48が残され、また、アルミナ充填物がウェハの表面全体にわたって蒸着され、その結果、P2整形層44の前側のギャップ48が充填される。プローブ層とも呼ばれるP3層50は、P3磁極端52を含み、P2整形層44と磁束連通している。P2整形層44は、磁束をP3磁極端52に伝え、方向付ける。
磁気ヘッド30は、次に、アルミナ層54を蒸着するなどして封止される。その後、ウェハはスライスされて、連なった磁気ヘッドとなり、ヘッドのABS面は慎重に研磨され、ラップ仕上げを施されて、個々の磁気ヘッドが形成される。
電流が誘導コイル構造38を通って流れることにより、磁束2がヘッドの磁極34および52を通って流れるが、この際、磁束が流れる方向は、誘導コイルを通る電流の方向によって決まる。1つの方向では、電流によって、磁束29がP2整形層44を通り、P3層50を通って狭い磁極端52に流れ、ハードディスク24の硬磁性層26および軟磁性層28に入る。この磁束29により、磁化されたデータビットが高保磁力の硬磁性層26に記録されるが、この際、データビットの磁界はディスク24の表面に対して垂直である。その後、磁束は軟磁性の下層28に流れ込み、P1磁極34に向かって戻るときに分散される。その後、磁束29は、バックギャップ片46を通ってP2整形層44に流れるので、磁束回路が完成される。そのような垂直書き込みヘッドでは、ABS22において、P1磁極34がP3磁極端52よりもはるかに大きいので、高保磁力の硬磁性層26から出る磁束の密度は、P1磁極層34に戻るときに大幅に低減され、上書きされるトラックに隣接するデータトラック上のビットなど、ハードディスク上のデータビットの磁界に磁気的に影響したり、あるいは磁界を反転させないということが重要である。
上述したように、いくつかの現行の作製手順では、P3磁極端が上縁部を保護するために整形されるときに、その上に犠牲層またはハードマスク層を形成することが好ましい。P3磁極端の上縁部の寸法は、トラック幅を規定する上で重要である。P3磁極端は、一般に、イオンミリングによって形成されるので、この重要な素子をさらに保護するために犠牲層またはハードマスクが使用される。それに加えて、次に、ハードマスク層を備えた整形されたP3磁極は非磁性体の中に封止され、それによってP3磁極が支持され、損傷から保護される。この構成を製造するいくつかの方法があり、その製品を図9に示す。いくつかの可能な方法の1つは、図5〜9に関連して上記に示し説明したものである。
本発明は、図5〜7に関連して上記に示し説明した段階を使用して、図8に示す構成に至る。図7から分かるように、イオンミリングを使用して、P3磁極端材料52の層およびCMP停止層60が切り込まれる。ハードマスク層68の幅によって決定されるトラック幅は、CMP停止層60およびP3磁極端52のイオンミリングが開始される前に低減される。次に、イオンミリングを再び使用して、図8に示すようにP3磁極端52の側面に斜角が付けられる。ハードマスク68は、このプロセスの間にわずかに速く侵食されるが、好ましくはハードマスク68よりもイオンミリング耐性がわずかに高いCMP停止層60が、第2のマスク72として働くので、図8に示すように、P3磁極端52の上縁部76が保護される。
図9〜10Bに示す従来技術では、P3書き込み磁極52は、規定された後、Al、またはTa、SiOなどの他の絶縁材料、および当該分野で既知の他の材料などの封止材料層74の中に封入される。一般にアルミナである封止材料層74の次には、一般的に、CMP停止層に使用されたものと同じ材料の任意の層が設けられて、CMP材料層90を作る。上述したように、化学的機械的研磨(CMP)利用のリフトオフプロセスを使用した場合に問題が生じる。CMPは、より高いトポグラフィーの範囲を研磨するが、これは通常、封止材料層74を備えたフォトレジストと第2のCMP材料層90の積み重ね体である。しかし、CMPスラリーは、アルミナに積極的に作用するように設計される。理想的には、CMPプロセスでは、封止材料74が第2のCMP材料層90よりも高く残され、また、P3磁極52は封止材料74のレベルよりも低いが、残留封止材料74のレベルにはばらつきがあることが多いので、ウェハの縁部付近の素子は、ウェハの中央付近のものとはレベルが異なっている場合がある。封止材料74がDLCまたはCr/Rh90層よりも低い素子では、P3磁極は封止材料74よりも上に突出している場合があり、また、図10Aおよび図10Bの詳細図に示すように、上縁部76の角は、侵食されるか、別の形で損傷している場合がある。
本発明は、イオンミリングを施した後または磁極のイオンミリングの後であるが、封止材料層を形成する前に、非磁性保護層を形成してP3磁極の側壁を包み込むことによって、この問題を解決する。この保護層は、CMPプロセスの間の化学的作用から磁極構造を保護する。本発明のこのプロセスを図11〜13Bに示す。
図11は、アルミナ充填層48の上にある、上述したように整形された積層P3磁極端52を示す。P3磁極端52層は、CoFe、CoFeNi、NiFe、CoFe合金、CoFeNi合金、NiFe合金などの高磁気モーメント(B)材料と、Cr、Al、Ru、NiCr、およびRhなどの非磁性積層磁極材料との多層から成る。
下側のCMP停止層60および薄い導電層62を有する二重層63などの、イオンミリングに耐性を有する非磁性体の層が、P3磁極端52上に形成されている。CMP停止層60(下層)は、好ましくは、Ta、SiO、Cr、NiCr、Ta、もしくはDLC、または当該分野で既知の他のCMP停止材料で作られる。Rh、Au、Pd、または当該分野で既知の他の薄い導電材料の薄い導電層62は、二重層63の上層を形成し、また、犠牲層またはハードマスク層68を形成するためのシード層として使用される。
第2のマスク72としても働く二重層63は、積層P3磁極端52の上縁部76上の適所にある。ハードマスク68は二重層63の上に形成される。ハードマスク68は、好ましくは、NiFe、NiP、および高いイオンミリング耐性を備えためっき材料である。参照を簡単にするため、P3磁極端52、二重層63、およびハードマスク68は、マスクされた磁極構造80と総称される。このマスクされた磁極構造80は、非磁性保護層82の中に封止されている。この保護層82は、好ましくは、Rh、Ru、SiO、Ta、Rh/Ta、DLC、NiCr、またはCrから作られる。P3磁極端52層の積層構造は、CoFeなどの腐食の可能性がある材料から成るので、非磁性保護層82材料は、積層材料と接触しその腐食を防ぐことができる材料であることが好ましい。したがって、保護層82は、第1にCMPの間の損傷から書き込み磁極を物理的に保護し、第2に書き込み磁極を腐食から化学的に保護するという、2つの機能を有する。
図12は、封止材料層74がマスクされた磁極構造80の周りに形成されており、保護層82を取り囲んでいることを示す。封止材料層74は、好ましくは、Alまたは別の絶縁体材料である。封止材料層74は、図に示すように保護層82全体を覆ってもよく、または、保護層82の上側部分84を成すマスクがなくてもよいことが理解されるであろう。
次に、ハードマスク68、保護層82の上側部分84、およびCMP停止層60の上の封止材料層74の部分が除去される。ハードマスク68は、通常、加熱NMP、すなわち洗浄溶液を適用することにより、CMPによって破壊されリフトオフされる。任意に、CMP材料90の第2の層が、次にP3磁極52の上に形成される。その後、CMPの仕上げプロセスが行われて、第2のCMP停止層90のレベルまで平坦化され、かつフェンシングが除去されて、図13Aに示す結果が得られる。完成したP3磁極端52、CMP材料90の任意の第2の層、および保護層82は、被保護磁極構造86と総称される。被保護磁極構造86は、さらに、第2のCMP停止層90のすべてまたは一部も含んでもよい。図13Bは、P3磁極端52の拡大詳細図を示し、ここでは、尖った角78が規定され、従来技術のように丸くされないことが分かる。
完成したP3磁極端52、および封止材料層74を備えた保護層82は、封止された被保護磁極構造88と総称される。
本発明を、特定の好ましい実施形態に関連して示し記載してきたが、形態および詳細の変形が、本開示を検討することによって当業者には明白になるであろうことを理解すべきである。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の特徴の真の趣旨および範囲を含む限り、すべてのそのような変更および変形を包含するものである。
例示的なディスクドライブの平面図である。 例示的なスライダおよびサスペンションの斜視図である。 例示的な読み取り/書き込みヘッドの平面図である。 垂直ヘッドの書き込みヘッドの様々な構成要素を示す横断面図である。 作製の1つの段階における書き込みヘッドの空気軸受面の正面図である。 作製の1つの段階における書き込みヘッドの空気軸受面の正面図である。 作製の1つの段階における書き込みヘッドの空気軸受面の正面図である。 作製の1つの段階における書き込みヘッドの空気軸受面の正面図である。 作製の1つの段階における従来技術の書き込みヘッドの空気軸受面の正面図である。 作製の1つの段階における従来技術の書き込みヘッドの空気軸受面の正面図である。 角に対する侵食の損傷を示す従来技術のP3磁極端の詳細図である。 作製の1つの段階における本発明の書き込みヘッドの空気軸受面の正面図である。 作製の1つの段階における本発明の書き込みヘッドの空気軸受面の正面図である。 作製の1つの段階における本発明の書き込みヘッドの空気軸受面の正面図である。 角が尖った状態で維持されていることを示す本発明のP3磁極端の詳細図である。
符号の説明
2…磁気ディスクドライブ、
4…磁気データ記憶ディスク、
6…データトラック、
8…データ読み取り/書き込み装置、
10…アクチュエータアーム、
12…サスペンション、
14…磁気ヘッド、
16…スライダ、
18…コイル、
20…スライダ、
22…ABS、
24…ディスク、
26…硬磁性層、
28…軟磁性層、
30…垂直ヘッド、
32…書き込みヘッド、
34…第1の磁極P1
36…絶縁層、
38…誘導コイル構造、
40…コイル、
42…絶縁層、
44…P2整形層、
46…磁性バックギャップ、
48…アルミナ充填物
50…P3プローブ層、
52…P3磁極端、
54…アルミナ層、
60…CMP停止層、
62…導電層、
63…二重層、
64…フォトレジスト、
66…キャビティ、
68…ハードマスク、
72…第2のマスク、
74…封止材料、
75…封止CMP停止層、
76…P3磁極端の上縁部、
78…P3磁極端の角、
80…マスクされた磁極構造、
82…保護層、
84…保護層の上側部分、
86…保護磁極構造、
88…封止された磁極構造、
90…第2のCMP材料層。

Claims (32)

  1. 被保護磁極構造を備えた書き込みヘッドを含む磁気ヘッドであって、
    P3磁極端と、
    前記P3磁極端の一部を取り囲む非磁性保護層とを備える磁気ヘッド。
  2. 前記非磁性保護層の材料が、Rh、Ru、SiO、Ta、Rh/Ta、DLC、NiCr、およびCrから成る群から選択される請求項1に記載の磁気ヘッド。
  3. 前記P3磁極端が、磁性体および非磁性体の層が交互になった積層構造である、請求項1に記載の磁気ヘッド。
  4. 前記積層構造の前記磁性体が、CoFe、CoFeNi、NiFe、CoFe合金、CoFeNi合金、およびNiFe合金から成る群から選択される請求項3に記載の磁気ヘッド。
  5. 前記積層構造の前記非磁性体が、Cr、Al、Ru、NiCr、およびRhから成る群から選択される請求項3に記載の磁気ヘッド。
  6. 前記P3磁極端上に形成されたCMP停止層材料をさらに備える請求項1に記載の磁気ヘッド。
  7. 前記CMP停止層が、Ta合金、SiO合金、Nr、NiCr、Rh、Ta、およびDLCから成る群から選択された材料である請求項6に記載の磁気ヘッド。
  8. 前記非磁性保護層の一部を取り囲む封止材料層をさらに備える請求項1に記載の磁気ヘッド。
  9. 前記封止材料が、アルミナおよび絶縁材料から成る群から選択される請求項8に記載の磁気ヘッド。
  10. 前記P3磁極端上に形成されたCMP材料の第2の層をさらに備える請求項1に記載の磁気ヘッド。
  11. 封止された被保護磁極構造を備えた書き込みヘッドを含む磁気ヘッドであって、
    P3磁極端と、
    前記P3磁極端の少なくとも一部を取り囲む保護層と、
    前記保護層の一部を取り囲む封止材料層とを備える磁気ヘッド。
  12. 前記保護層の材料が、Rh、Ru、SiO、Ta、Rh/Ta、DLC、NiCr、およびCrから成る群から選択される請求項11に記載の磁気ヘッド。
  13. 前記P3磁極端が、磁性体および非磁性体の層が交互になった積層構造である請求項11に記載の磁気ヘッド。
  14. 前記積層構造の前記磁性体が、CoFe、CoFeNi、NiFe、CoFe合金、CoFeNi合金、およびNiFe合金から成る群から選択される請求項13に記載の磁気ヘッド。
  15. 前記積層構造の前記非磁性体が、Cr、Al、Ru、NiCr、およびRhから成る群から選択される請求項13に記載の磁気ヘッド。
  16. 前記P3磁極端上に形成されたCMP停止層材料をさらに備える請求項11に記載の磁気ヘッド。
  17. 前記CMP停止層が、Ta合金、SiO合金、Nr、NiCr、Rh、Ta、およびDLCから成る群から選択された材料である請求項16に記載の磁気ヘッド。
  18. 前記封止材料が、アルミナおよび絶縁材料から成る群から選択される請求項11に記載の磁気ヘッド。
  19. 前記P3磁極端の上に形成されたCMP材料の第2の層をさらに備える請求項16に記載の磁気ヘッド。
  20. 少なくとも1つのハードディスクと、
    前記ハードディスクの上を浮揚して、前記ハードディスクからデータを読み取るように適合された、被保護磁極構造を備えた書き込みヘッドを含む少なくとも1つの磁気ヘッドであって、P3磁極端と、前記P3磁極端の一部を取り囲む非磁性保護層とを含む磁気ヘッドと、
    を備えるディスクドライブ。
  21. 被保護磁極構造を備えた前記書き込みヘッドが、前記非磁性保護層の少なくとも一部を取り囲む封止材料層をさらに備える請求項20に記載のディスクドライブ。
  22. 前記非磁性保護層材料が、Rh、Ru、SiO、Ta、Rh/Ta、DLC、NiCr、およびCrから成る群から選択される請求項20に記載のディスクドライブ。
  23. 封止された被保護磁極構造を有する垂直磁気記録用の書き込みヘッドの作製方法であって、
    (A)P1コイルおよびP2層を作製する工程と、
    (B)前記P2層上にP3層を形成する工程と、
    (C)前記P3層上にCMP停止層を形成する工程と、
    (D)前記CMP停止層上に少なくとも1つのハードマスク層を形成する工程と、
    (E)前記P3層の部分を整形してP3磁極端とする工程と、
    (F)前記P3磁極端の一部を保護層に封入する工程と、
    (G)前記保護層の少なくとも一部の周りに封止材料層を形成する工程と
    (H)前記少なくとも1つのハードマスク層を除去する工程と、
    (I)前記封止材料を平坦化する工程とを含む方法。
  24. 前記工程(F)の前記保護層が非磁性体を含む請求項23に記載の方法。
  25. 前記非磁性保護層の材料が、Rh、Ru、SiO、Ta、Rh/Ta、DLC、NiCr、およびCrから成る群から選択される請求項24に記載の方法。
  26. 前記工程(C)の前記CMP停止層の材料が、Ta合金、SiO合金、Nr、NiCr、Rh、Ta、およびDLCから成る群から選択された材料である請求項23に記載の方法。
  27. 前記工程(D)の前記少なくとも1つのハードマスク層が、NiFe、NiP、および高いイオンミリング耐性を備えためっき材料から成る群から選択された材料を含む請求項23に記載の方法。
  28. 前記P3磁極端が、磁性体および非磁性体の層が交互になった積層構造である請求項23に記載の方法。
  29. 前記積層構造の前記磁性体が、CoFe、CoFeNi、NiFe、CoFe合金、CoFeNi合金およびNiFe合金から成る群から選択される請求項28に記載の方法。
  30. 前記積層構造の前記非磁性体が、Cr、Al、Ru、NiCrおよびRhから成る群から選択される請求項28に記載の方法。
  31. 前記工程(E)の前記P3層の整形がイオンミリングによって行われる請求項23に記載の方法。
  32. 前記封止材料が、アルミナおよび絶縁材料から成る群から選択される請求項23に記載の方法。
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