JP2007213682A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクのアクセス頻度を増加させず、しかも通常のデータ書き込み又は読み出し処理において処理遅延や消費電流の増加を生じることなくディスクシフト発生回数の読み出し処理を行えるようにする。
【解決手段】RTC233から周期的に発生される割り込み信号に同期してディスクシフト読み出し可否フラグ234をON状態に設定する。そして、この状態でハードディスクユニット24に対するアクセス要求が発生した場合にのみ、データの書き込み又は読み出し処理に先立ち、ハードディスクユニット24からディスクシフト発生回数を表す情報を読み出して、この情報をその読み出し日時を表す情報と共に内部記憶デバイス232内の履歴管理エリアに記憶させる。そして、この読み出し処理終了後に、上記ディスクシフト読み出し可否フラグ234をOFF状態に復帰させる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯通信端末、携帯ゲーム機器、オーディオ/ビデオプレーヤ、ディジタルカメラ等の携帯型電子機器に係わり、特にディスク記憶装置を内蔵した携帯型電子機器に関する。
近年、携帯電話機等の携帯通信端末では、ウエブサイトからコンテンツをダウンロードして記憶する機能を備えたものが多くなっている。この種の端末では、記憶媒体の大容量化が必要不可欠となっており、この要求に応えるために記憶媒体としてハードディスクを使用した磁気ディスク記憶装置の採用が検討されている。しかしながら、磁気ディスク記憶装置は一般に衝撃に弱く、衝撃が加えられるとディスクの回転軸が偏心する、いわゆるディスクシフトを起こしてトラックトレースの異常等が発生することがある。この種の不具合は、特にユーザが常に携帯しながら使用する携帯通信端末にあっては多発する可能性があり、重要な解決課題となっている。
そこで、磁気ディスク記憶装置では、衝撃を受けてディスクシフトが発生した場合に、このディスクシフトのシフト量を算出してその算出値をもとに非衝撃量を推定し、この非衝撃量の推定結果をもとにディスクに過大な衝撃が加わったか否かを判定して通知する機能を備えた装置が開発されている(例えば、特許文献1を参照。)。また、ディスクシフトの発生回数をディスク自体に記憶する機能を持たせることも考えられている。
特開2005−174510号公報
ところが、磁気ディスク記憶装置からディスクシフトの発生回数を読み出すためには、その都度磁気ディスク装置をアクセスしてディスクを回転させなければならない。しかし、ディスクの回転動作には動作保証上限回数がある。このため、通常のデータ書き込み又は読み出し処理のためのアクセスに加えて、上記ディスクシフトの発生回数の読み出し処理のためのアクセスを行うと、ディスクに対するアクセス頻度が増大してディスクの耐久性劣化を招く。また、携帯型電子機器であるため、ユーザが持ち歩いている際にディスクを回転させると、その際にユーザの過失によって衝撃を受けてしまうとディスクの損傷・故障を招く可能性がある。
一方、このような問題点を解消するために、通常のデータ書き込み又は読み出し処理のためのアクセスを利用して、ディスクアクセスの発生回数を読み出すことも検討されている。このようにすると、ディスクシフトの発生回数の読み出し処理のためだけのディスクアクセスが行われなくなるので、ディスクの耐久性劣化を軽減できる。ところが、通常のデータ書き込み又は読み出し処理が行われるごとにその都度ディスクシフトの発生回数の読み出し処理を行うと、通常のデータ書き込み又は読み出し処理に処理遅延などの悪影響が発生すると共に、消費電流が増加してバッテリ寿命の短命化を招く。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、ディスク記憶装置のアクセス頻度を増加させず、しかも通常のデータ書き込み又は読み出し処理において処理遅延や消費電流の増加を生じることなくディスクシフト発生回数の読み出し処理を行えるようにし、これにより信頼性の向上とバッテリ寿命の延長を可能にした携帯型電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一つの観点は、ディスクシフトが発生した場合にこのディスクシフトに関連する情報を記憶するディスク記憶装置と、上記ディスクシフトに関連する情報の読み出しを許可するか否かを表す状態識別子とを新たに設け、この状態識別子を予め決められた時間が経過又は予め決められた時刻に到達すると、状態識別子を第1の状態から第2の状態に変化させる。そして、この状態識別子が第2の状態に設定されている状態で上記アクセス要求が発生した場合に、当該ディスク記憶装置に対するデータの書き込み又は読み出し動作に付随して、上記ディスク記憶装置からディスクシフトに関連する情報を読み出す。そして、上記ディスクシフトに関連する情報の読み出し終了後に、上記状態識別子を第2の状態から第1の状態に変化させるようにした点である。
また、もう一つの観点は、ディスクシフトが発生した場合にこのディスクシフトの発生回数を表す情報を記憶する機能を有するディスク記憶装置を備えた携帯型電子機器において、上記ディスクシフト発生回数の読み出しを許可するか否かを表す状態識別子を新たに設け、この状態識別子を上記ディスク記憶装置に対する通常のアクセス要求の最短発生時間間隔より長く設定した一定時間が経過するごとに第1の状態から第2の状態に変化させる。そして、この状態識別子が第2の状態に設定されている状態で上記アクセス要求が発生した場合に、当該ディスク記憶装置に対するデータの書き込み又は読み出し動作に付随して、上記ディスク記憶装置からディスクシフトの発生回数を表す情報を読み出す。そして、上記ディスクシフトの発生回数を表す情報の読み出し終了後に、上記状態識別子を第2の状態から第1の状態に復帰させるようにした点である。
したがって、ディスクシフト発生回数を表す情報の読み出し処理は、ディスク記憶装置に対するデータの書き込み又は読み出し処理に付随して行われるため、ディスクアクセスの頻度を減らして、ディスクの耐久性を高めることが可能となる。しかも、状態識別子を用いることにより、ディスクシフト発生回数の読み出し処理の時間間隔が、ディスク記憶装置に対する通常のアクセス要求の最短発生時間間隔より常に長くなるように規定される。このため、通常のデータ書き込み又は読み出し処理ごとにその都度ディスクシフト発生回数の読み出し処理を行う場合に比べ、ディスクシフト発生回数の読み出し頻度を減らすことができる。これにより通常のデータ書き込み又は読み出し処理の処理遅延は軽減され、その分アクセスの高速化が可能となる。また、消費電流を減らしてバッテリ寿命の延長を図ることも可能となる。
また、この発明は以下のような各種構成を備えることも特徴とする。
すなわち、上記状態識別子を第1の状態から第2の状態に変化させる際には、携帯型電子機器の電源が投入された時点で先ず第1の状態から第2の状態に変化させ、以後上記一定時間が経過するごとに第2の状態に設定し直すとよい。このようにすると、電源投入後の最初のディスクアクセス時にディスクシフト発生回数を表す情報を読み出すことが可能となり、電源オフ期間中におけるディスクシフトの発生状況を確実に記録することができる。
また、ディスクシフトの発生回数を表す情報を読み出す際には、データの書き込み又は読み出し処理に優先して読み出すようにするとよい。このようにすると、ディスクシフト発生回数を表す情報をデータの書き込み又は読み出し処理の影響を受けることなく、より確実にディスクから読み出すことが可能となる。一般に、携帯型電子機器では、ディスク記憶装置に対するデータの書き込み又は読み出し処理中に、バッテリ電圧の低下によりアクセス不能になったり、また衝撃を受けて故障等を起こすことがある。しかし、ディスクシフト発生回数を表す情報の読み出し処理を優先して、例えばデータの書き込み又は読み出し処理に先立って行うことにより、上記のような不具合が発生した場合でもディスクシフト発生回数を表す情報を確実に読み出すことが可能となる。
さらに、ディスク記憶装置から読み出されたディスクシフトの発生回数を表す情報を、その読み出し日時を表す情報と対応付けて不揮発性メモリに記憶する際に、ディスク記憶装置からディスクシフトの発生回数を表す情報が読み出されるごとに、今回読み出された発生回数が過去に読み出された発生回数に対し変化したか否かを判定する。そして、その判定結果に基づいて、今回読み出された発生回数が過去に読み出された発生回数に対し変化するごとに、今回読み出されたディスクシフトの発生回数を表す情報をその読み出し日時を表す情報と対応付けて不揮発性メモリの第1の記憶エリアに追加記憶する。またそれと共に、ディスク記憶装置からディスクシフトの発生回数を表す情報が読み出されるごとに、当該最新の読み出し日時を表す情報を、上記読み出されたディスクシフトの発生回数を表す情報と共に不揮発性メモリの第2の記憶エリアに更新記憶する。
このようにすると、ディスクシフト発生回数の変化の履歴を第1の記憶エリアに記録することができると共に、過去の最も新しいディスクアクセス時に読み出されたディスクシフト発生回数とその読み出し日時を上記履歴とは別に第2の記憶エリアに記録することができる。したがって、第1の記憶エリアに記録された履歴からディスクの不具合の発生時期を推定できる。またそれと共に、第2の記憶エリアに記憶された情報をもとに、ディスクシフト発生回数が最後に変化した日時から最新の読み出し日時までの経過時間を特定することができ、これによりディスク記憶装置に対し最後に衝撃が加えられた時点から現在までのディスク記憶装置の動作状態をより的確に把握することが可能となる。
要するにこの発明では、ディスクシフト発生回数の読み出し処理をディスク記憶装置に対する通常のデータ書き込み又は読み出し処理に付随して行うようにして、ディスクアクセスの頻度を減らしている。また、状態識別子を用いることにより、ディスクシフト発生回数の読み出し処理の時間間隔がディスク記憶装置に対する通常のアクセス要求の最短発生時間間隔より常に長くなるように規定することで、ディスクシフト発生回数の読み出し頻度を減らしている。
したがってこの発明によれば、ディスクのアクセス頻度を増加させず、しかも通常のデータ書き込み又は読み出し処理において処理遅延や消費電流の増加を生じることなくディスクシフト発生回数の読み出し処理を行えるようになり、これにより信頼性の向上とバッテリ寿命の延長を可能にした携帯型電子機器を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明に係わる携帯型電子機器の一実施形態である携帯電話機の構成を示すブロック図である。
図示しない基地局から送信された無線信号は、アンテナ11で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12を介して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13は、上記受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)14から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、このダウンコンバートされた中間周波信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。なお、上記周波数シンセサイザ14から発生される局部発振信号の周波数は、制御ユニット23から出力される制御信号SYCによって指示される。
上記受信ベースバンド信号はCDMA信号処理部16に入力される。CDMA信号処理部16はRAKE受信機を備える。RAKE受信機では、上記受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれ拡散符号により逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号が位相を調停されたのち合成される。かくして、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは圧縮伸長処理部(以後コンパンダと称する)17に入力される。
コンパンダ17は、通話時においては、上記CDMA信号処理部16から出力された受信パケットデータに含まれる音声データをスピーチコーデックにより復号し、この復号により得られたディジタル音声信号をPCMコーデック18に出力する。PCMコーデック18は、上記ディジタル音声信号をPCM復号してアナログスピーチ信号を出力する。このアナログスピーチ信号は、受話増幅器19にて増幅されたのちスピーカ20から出力される。
またコンパンダ17は、電子メールの受信時やコンテンツのダウンロード時においては、受信パケットデータに含まれている電子メールデータ又はコンテンツデータを制御ユニット23に渡す。制御ユニット23は、上記電子メールデータ又はコンテンツデータの記憶及び再生処理を以下のように行う。
すなわち、制御ユニット23は、先ず上記コンパンダ17から渡された電子メールデータ又はコンテンツデータハードディスクユニット(HDDユニット)24に記憶させる。そして、入力デバイス27において電子メールの表示要求が入力されると、上記HDDユニット24から該当する電子メールデータを読み出してメインディスプレイ28に表示させる。
また、入力デバイス27によりコンテンツの再生要求が入力された場合には、上記HDDユニット24から該当するコンテンツデータを読み出す。そして、このコンテンツデータがオーディオコンテンツであれば、そのオーディオデータをコンパンダ17に出力する。この結果、オーディオデータはコンパンダ17により復号され、さらにPCMコーデック18でアナログ信号に変換されたのち、受話増幅器19で増幅されてスピーカ20から出力される。
これに対しコンテンツデータがビデオコンテンツの場合には、そのビデオデータを制御ユニット23内のビデオコーデックにより復号して、メインディスプレイ28に表示させる。なお、図示しないカメラによりビデオデータが撮像された場合にも、そのビデオデータは制御ユニット23の制御の下でメインディスプレイ28に表示される。
一方、通話時において、マイクロホン21に入力された話者の音声信号は、送話増幅器22により適正レベルまで増幅されたのち、PCMコーデック18にてPCM符号化処理が施され、ディジタルオーディオ信号となってコンパンダ17に入力される。また、図示しないカメラから出力されるビデオ信号は、制御ユニット23によりディジタル化されてコンパンダ17に入力される。なお、制御ユニット23において作成された電子メール等のテキストデータも、制御ユニット23からコンパンダ17に入力される。
コンパンダ17は、PCMコーデック18から出力されたディジタルオーディオ信号より入力音声のエネルギ量を検出し、この検出結果に基づいて送信データレートを決定する。そして、上記ディジタルオーディオ信号を上記送信データレートに応じたフォーマットの信号に符号化し、これによりオーディオデータを生成する。また、制御ユニット23から出力されたディジタルビデオ信号を符号化してビデオデータを生成する。そして、これらのオーディオデータ及びビデオデータを多重分離部で所定の伝送フォーマットに従いパケット化し、この送信パケットデータをCDMA信号処理部16へ出力する。なお、制御ユニット23からメール等のテキストデータが出力された場合にも、このテキストデータを上記送信パケットデータに多重化する。
CDMA信号処理部16は、上記コンパンダ17から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施す。そして、その出力信号を送信回路(TX)15へ出力する。送信回路15は、上記スペクトラム拡散された信号をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式又はQAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式等のディジタル変調方式を使用して変調する。そして、この変調により生成された送信信号を、周波数シンセサイザ14から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換する。そして、制御ユニット23により指示される送信電力レベルとなるように上記無線信号を高周波増幅する。この増幅された無線信号は、アンテナ共用器12を介してアンテナ11に供給され、このアンテナ11から基地局へ向けて送信される。
なお、サブディスプレイ29には、携帯電話機の動作モードを表す情報や、着信の報知情報、バッテリ16の残量又は充電状態を表す情報が表示される。電源回路26は、バッテリ25の出力をもとに所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。バッテリ25は図示しない充電回路により充電される。
ところで、上記ハードディスクユニット24は、ディスクシフト修復機能と、ディスクシフト発生回数の記憶機能とを備えている。ディスクシフト修復機能は、衝撃等を受けてディスクの回転軸がずれるいわゆるディスクシフトが発生した場合に、このディスクシフトのシフト量を算出する。そして、次回のディスクアクセス時に、上記算出値をもとにヘッド位置を微調整することにより上記ディスクシフトを補償するものである。ディスクシフト発生回数の記憶機能は、上記ディスクシフトの発生に応じて上記ヘッド位置の微調整を行った回数をカウントし、そのカウント値をディスクシフト発生回数を表す情報としてディスク自身に記憶するものである。
制御ユニット23は次のように構成される。図2はその構成を示すブロック図である。すなわち、制御ユニット23は、マイクロプロセッサからなる中央制御ユニット(Central Processing Unit ;CPU)と、内部記憶デバイス232と、リアルタイムクロック(RTC)233と、ディスクシフト読み出し可否フラグ234とを備えている。
RTC233は、現在時刻の計時動作を行うと共に、一定の周期又は予め決められた条件で割り込み信号を発生してCPU231に供給する。なお、上記割り込み信号の発生周期は、例えば24時間に設定される。また、予め定められた条件とは、例えば毎日0:00になった時といったような条件である。ディスクシフト読み出し可否フラグ234は、ハードディスクユニット24からディスクシフトの発生回数を表す情報を読み出すことが可能な状態にあるか否かを表すもので、上記読み出し処理の最小の時間間隔を規定する。なお、フラグ23はRAM等の不揮発性メモリに記憶される。
内部記憶デバイス232はEEPROM・NAND等の不揮発性半導体メモリからなり、このメモリにはこの発明を実現するために必要なプログラム群と管理データが格納される。図3は上記プログラム群のモジユール構成を示すブロック図である。
すなわち、プログラム群は、BOOT管理モジュール31と、RTC割り込みモジュール32と、定時間モジュール33と、アプリケーションモジュール34と、ハードディスクアクセスモジュール35と、フラグ管理モジュール36と、履歴管理モジュール37により構成される。
BOOT管理モジュール31は、携帯電話機の電源投入が検出された場合に、携帯電話機内の各回路部の状態を初期設定する処理を上記CPU231に実行させるもので、初期設定処理ルーチンの一つとして上記フラグ234をON状態に設定する要求をフラグ管理モジュール36に与える処理を含む。
RTC割り込みモジュール32は、RTC233から一定の周期(例えば、24時間)又は予め決められた条件(例えば毎日0:00)で発生される割り込み信号を受信するごと、あるいは携帯電話機が圏外から圏内に移行した時や、通話終了時に時刻修正のための割り込み処理をCPU231に実行させるもので、割り込み処理ルーチンの一つとして定時間モジュール33に対し起動要求を与える処理を含む。なお、この時刻修正のための割り込み処理は、CDMAのシステム網より受信する同期チャネルに含まれる標準時刻情報を受信して、その標準時刻情報に基づいて現在の携帯電話機の時刻を修正することで行われる。
定時間モジュール33は、上記RTC割り込みモジュール32からの起動要求を受けると、前回の起動要求から今回の起動要求までの時間間隔が規定時間以上であるか否かを判定し、規定時間以上の場合にフラグ234をON状態に設定するための要求を上記フラグ管理モジュール36に与える処理を、CPU231に実行させる。なお定時間モジュール33の上記判定の条件はこれに限定されることなく、例えば予め決められた時間に達したか否かでもよい。
ハードディスクアクセスモジュール35は、アプリケーションモジュール34の実行によりハードディスクユニット24のアクセス要求が発生した場合に、ハードディスクユニット24に対しアクセスしてデータの書き込み又は読み出しを行う処理を、CPU231に実行させる。
またハードディスクアクセスモジュール35は、データの書き込み又は読み出し処理に先立ち、上記ディスクシフト読み出し可否フラグ234がON状態であるかOFF状態であるかを判定し、ON状態の場合にハードディスクユニット24からディスクシフトの発生回数を表す情報を読み出す処理を、CPU231に実行させる。さらに、このディスクシフトの発生回数の読み出し処理終了後に、上記ディスクシフト読み出し可否フラグ234をOFF状態に復帰させる要求を上記フラグ管理モジュール36に与える処理を、CPU231に実行させる。
フラグ管理モジュール36は、上記BOOT管理モジュール31及び定時間モジュール33からの要求を受けてディスクシフト読み出し可否フラグ234をON状態に設定する処理と、上記ハードディスクアクセスモジュール35からの要求を受けてディスクシフト読み出し可否フラグ234をOFF状態に復帰させる処理をCPU231にそれぞれ実行させる。
履歴管理モジュール37は、ハードディスクユニット24の動作履歴を内部記憶デバイス232に設けた履歴管理エリアを使用して管理する。図7はこの履歴管理エリアの構成を示すもので、最大10件分の履歴情報を記憶するエリアを有している。このうち、1件目から7件目までの記憶エリアが通常のハードディスク(HDD)特殊履歴を保存するエリアEaとして使用され、8件目から10件目の記憶エリアがディスクシフト用履歴保存エリアEbとして使用される。
履歴管理モジュール37は次のような処理をCPU231に実行させる。すなわち、ハードディスクユニット24からディスクシフト発生回数を表す情報が読み出されるごとに、今回読み出された発生回数が過去に読み出された発生回数に対し変化したか否かを判定する。そして、この判定結果に基づいて、今回読み出された発生回数が過去に読み出された発生回数から変化するごとに、今回読み出されたディスクシフトの発生回数を表す情報をその読み出し日時を表す情報と対応付けて、上記ディスクシフト用履歴保存エリアEbの9件目の記憶領域に記憶させる。またその際、それまで上記9件目の記憶領域に記憶されていた情報は8件目の記憶エリアにシフトさせる。
また、履歴管理モジュール37は、ハードディスクユニット24からディスクシフトの発生回数を表す情報が読み出されるごとに、当該最新の読み出し日時を表す情報を上記読み出されたディスクシフトの発生回数を表す情報と共に、上記ディスクシフト用履歴保存エリアEbの10件目の記憶領域に記憶させる。
次に、以上のように構成された携帯電話機によるハードディスクユニット24の履歴管理制御動作を説明する。図4乃至図6はその制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
携帯電話機の電源が投入されると、CPU231は図4に示すように先ずステップ4aで各回路部に対する初期設定処理を行うと共に、ステップ4bによりディスクシフト読み出し可否フラグ234をON状態に設定する。
さて、この状態でユーザが入力デバイス27において、コンテンツの再生要求を入力したとする。そうするとCPU231は、ハードディスクユニット24から該当するコンテンツデータを読み出すべく、図6に示すようにステップ6aでハードディスクユニット24に対するアクセス要求を発生する。また、それと共にステップ6bにおいて、ディスクシフト読み出し可否フラグ234の状態を判定する。この判定の結果、上記ディスクシフト読み出し可否フラグ234がON状態であれば、ステップ6cに移行してハードディスクユニット24からディスクシフト発生回数を表す情報を読み出す。
そして、引き続きステップ6cにおいて、上記今回読み出されたディスクシフト発生回数を、履歴管理エリアの9件目の記憶エリアに記憶されている過去に読み出されたディスクシフト発生回数と比較し、値が変化したか否かを判定する。この判定の結果、今回読み出されたディスクシフト発生回数が上記9件目の記憶エリアに記憶された過去のディスクシフト発生回数から変化したとすると、CPU231はそれまで上記9件目の記憶エリアに記憶されていた過去の情報を8件目の記憶エリアにシフトさせたのち、上記今回読み出されたディスクシフト発生回数を表す情報をその読み出し日時を表す情報と対応付けて、上記9件目の記憶領域に記憶させる。なお、上記読み出し日時はRTC233から取得する。
またそれと共にCPU231は、上記今回の読み出し日時を表す情報を、上記読み出されたディスクシフト発生回数を表す情報と共に、上記ディスクシフト用履歴保存エリアEbの10件目の記憶領域に上書き保存させる。そして最後に、図4に示すステップ4cにおいてディスクシフト読み出し可否フラグ234をOFF状態にするための処理を実行し、ステップ4dにおいて当該フラグ234をOFF状態に復帰させる。
以上のディスクシフト発生回数を表す情報の記憶処理が終了すると、CPU231はステップ6dに移行し、ハードディスクユニット24から読み出し対象のコンテンツデータを読み出す。そして、この読み出されたコンテンツデータを再生するための処理を実行する。
上記ハードディスクユニット24からのコンテンツデータの読み出しが終了すると、CPU231は図6のステップ6aにおいて次のアクセス要求の発生を待つ。そして、アクセス要求が発生すると、この要求に応じてハードディスクユニット24のアクセスを開始する。しかし、このときディスクシフト読み出し可否フラグ234はOFF状態になっている。このためCPU231は、図6に示すようにステップ6bからステップ6eに移行して当該フラグ234をOFF状態に維持させた後、ステップ6dによりデータの書き込み又は読み出し処理を実行する。
すなわち、この場合CPU231はステップ6cによるディスクシフト発生回数の読み出し処理を実行しない。したがって、この時ハードディスクユニット24に対するデータの書き込み又は読み出し処理は、ディスクシフト発生回数の読み出し処理による遅延を生じることなく短時間に行われる。以後同様に、ディスクシフト読み出し可否フラグ234がOFF状態になっている限り、ディスクシフト発生回数の読み出し処理は行われず、データの書き込み又は読み出し処理のみが行われる。
さて、例えば前記電源投入時刻から24時間が経過し、RTC233から割り込み信号が発生されたとする。そうするとCPU231は、図5に示すようにステップ5aで上記割り込み要求による定時間モジュール33の起動要求を認識すると、ステップ5bで前回の起動要求から規定時間以上が経過したか否かを判定する。そして、規定時間以上が経過していると、ステップ5cに移行してディスクシフト読み出し可否フラグ234をON状態に再設定する。なお、ディスクシフト読み出し可否フラグ234が既にON状態になっている場合には、ステップ5dにおいてこのON状態を維持させる。なお、ステップ5bについては、前述のとおり、これに限定されることなく、例えば予め決められた時間に達したか否かの判断でもよい。
したがって、この状態でハードディスクユニット24のアクセス要求が入力されると、ディスクシフト読み出し可否フラグ234はON状態になっているため、CPU231は先に述べたようにステップ6cによるディスクシフト発生回数を表す情報の読み出し処理を実行する。そして、今回読み出されたディスクシフト発生回数が履歴管理エリアの9件目の記憶エリアに記憶されている過去のディスクシフト発生回数から変化したとすると、9件目の記憶エリアにそれまで記憶されていた過去の情報を8件目の記憶エリアにシフトさせたのち、上記今回読み出されたディスクシフト発生回数を表す情報を読み出し日時を表す情報と対応付けて、上記9件目の記憶領域に記憶させる。またそれと共に、上記今回の読み出し日時(最新の読み出し日時)を表す情報を、上記読み出されたディスクシフト発生回数を表す情報と共に、上記ディスクシフト用履歴保存エリアEbの10件目の記憶領域に上書き保存させる。
一方、今回読み出されたディスクシフト発生回数が履歴管理エリアの9件目の記憶エリアに記憶されている過去のディスクシフト発生回数から変化していなければ、上記9件目の記憶エリアへの今回読み出されたディスクシフト発生回数を表す情報の記憶処理は行わず、10件目の記憶領域への最新の読み出し日時を表す情報の記憶処理だけを行う。したがって、ディスクシフト用履歴保存エリアEbの10件目の記憶領域には、常に最新の読み出し日時を表す情報が記憶される。
以上のディスクシフト発生回数の読み出し及び記憶処理が終了すると、図6のステップ6c及び図4のステップ4cに示すようにディスクシフト読み出し可否フラグ234をOFF状態に復帰させるための処理が実行され、これによりステップ4dにおいてディスクシフト読み出し可否フラグ234はOFF状態に復帰する。
以上述べたようにこの実施形態では、RTC233から周期的に発生される割り込み信号に同期してディスクシフト読み出し可否フラグ234をON状態に設定する。そして、この状態でハードディスクユニット24に対するアクセス要求が発生した場合にのみ、データの書き込み又は読み出し処理に先立ち、ハードディスクユニット24からディスクシフト発生回数を表す情報を読み出して、この情報をその読み出し日時を表す情報と共に内部記憶デバイス232内の履歴管理エリアに記憶させる。そして、この読み出し処理終了後に、上記ディスクシフト読み出し可否フラグ234をOFF状態に復帰させるようにしている。
したがって、ディスクシフト発生回数を表す情報の読み出し処理の時間間隔が、ディスクシフト読み出し可否フラグ234をON状態に設定する周期、つまり24時間より常に長くなるように設定される。このため、通常のデータ書き込み又は読み出し処理ごとにその都度ディスクシフト発生回数の読み出し処理を行う場合に比べ、ディスクシフト発生回数の読み出し頻度を大幅に減らすことができ、消費電流を減らしてバッテリ寿命の延長を図ることが可能となる。また、通常のデータ書き込み又は読み出し処理の遅延は、ディスクシフト発生回数を表す情報の読み出し処理が行われる場合のみに限定される。このため、ハードディスクユニット24に対するアクセス処理速度を高速度に保持できる。
また、通常のデータ書き込み又は読み出し処理に付随してディスクシフト発生回数を表す情報を読み出すようにしているので、ディスクアクセスの頻度を減らして、ハードディスクユニット24の耐久性を高めることが可能となる。
また、電源投入に応じてディスクシフト読み出し可否フラグ234をON状態に設定しているので、常に電源投入後の最初のディスクアクセス時にディスクシフト発生回数を表す情報を読み出すことが可能となる。このため、電源オフ期間中におけるディスクシフトの発生状況をもれなく確実に記録することができる。
さらに、データの書き込み又は読み出し処理に先立ち、ハードディスクユニット24からディスクシフト発生回数を表す情報を読み出している。このため、ディスクシフトの発生回数を表す情報を、常にデータの書き込み又は読み出し処理に優先して読み出すことが可能となる。一般に携帯電話機では、ハードディスクユニット24に対するデータの書き込み又は読み出し処理中に、バッテリ電圧の低下によりアクセス不能になったり、また衝撃を受けて故障等を起こすことがある。しかし、ディスクシフト発生回数を表す情報の読み出し処理を優先して、例えばデータの書き込み又は読み出し処理に先立って行うことにより、上記のような不具合が発生した場合でもディスクシフト発生回数を表す情報を確実に読み出すことが可能となる。
さらに、ディスクシフト発生回数が変化した場合にのみその情報を履歴管理エリアの9件目の記憶エリアに記憶させ、かつ変化する前の過去の情報を8件目の記憶エリアにシフトさせて引き続き記憶させるようにしている。このため、この2つの情報から携帯電話機に対し衝撃を加えた時間帯を特定することができる。
加えて、常に最新の読み出し日時を履歴管理エリアの10件目の記憶エリアに更新記憶させるようにしている。したがって、ディスクシフト発生回数が最後に変化した日時から最新の読み出し日時までの経過時間を特定することができ、これによりハードディスクユニット24に対し最後に衝撃が加えられた時点から現在までのハードディスクユニット24の動作状態をより的確に把握することが可能となる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態ではRTC233から発生される時刻修正のための割り込み信号に同期してディスクシフト読み出し可否フラグ234をON状態に設定するようにした。しかし、これに限定されるものではなく、RTC233から上記時刻修正のための割り込み周期より短い周期の信号を発生させることにより、ハードディスクユニット24に対する通常のデータアクセス時間間隔の最小値より短くならない範囲で、ディスクシフト読み出し可否フラグ234をON状態に設定する周期を設定してもよい。また反対に、RTC233から上記時刻修正のための割り込み周期より長い周期の信号を発生させることにより、ディスクシフト読み出し可否フラグ234をON状態に設定する周期を時刻修正周期より長くなるように設定してもよい。
また、通常のデータの書き込み又は読み出し処理の途中又は終了後に、ハードディスクユニット24からディスクシフト発生回数を表す情報を読み出すようにしてもよい。また、前記実施形態ではディスクシフト発生回数の変化の履歴を2件分だけ記憶するようにしたが、3件分以上記憶するようにしてもよい。このようにすると、履歴記憶エリアの記憶容量を増やす必要があるが、ハードディスクユニット24に加えられた衝撃の履歴を詳細に把握することが可能となる。なお、ディスクシフト発生回数を表す情報及び読み出し日時を表す情報を圧縮復号して記憶するとよい。このようにすると、記憶容量の限られた履歴記憶エリアにより多くの情報を記憶させることが可能となる。
さらに、前記実施形態では携帯電話機を例にとって説明したが、PDA、携帯ゲーム機器、携帯型のオーディオ/ビデオプレーヤ、ディジタルカメラ等のその他の携帯型電子機器にもこの発明は適用可能である。その他、ハードディスクユニットの履歴管理のためのモジュール構成や、その制御手順と制御内容などについても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明に係わる携帯型電子機器の一実施形態である携帯電話機の構成を示すブロック図。 図1に示した携帯電話機の要部構成を示すブロック図。 図2に示したCPUによる制御モジュールの構成を示すブロック図。 図3に示した制御モジュールによるフラグ管理制御の手順と内容を示すフローチャート。 図4に示したフラグ管理制御におけるフラグON処理の手順と内容を示すフローチャート。 図3に示した制御モジュールによるハードディスクアクセス処理の手順と内容を示すフローチャート。 図2に示した内部記憶デバイスにおけるハードディスク履歴管理エリアの構成を示す図。
符号の説明
11…アンテナ、12…アンテナ共用器(DUP)、13…受信回路(RX)、14…周波数シンセサイザ(SYN)、15…送信回路(TX)、16…CDMA信号処理部、17…圧縮伸長処理部(コンパンダ)、18…PCM符号処理部(PCMコーデック)、19…受話増幅器、20…スピーカ、21…マイクロホン、22…送話増幅器、23…制御ユニット、24…ハードディスクユニット、25…バッテリ、26…電源回路、27…入力デバイス、28…メインディスプレイ、29…サブディスプレイ、31…BOOT管理モジュール、32…RTC割り込みモジュール、33…定時間モジュール、34…アプリケーションモジュール、35…ハードディスクアクセスモジュール、36…フラグ管理モジュール、37…履歴管理モジュール、231…中央処理ユニット(CPU)、232…内部記憶デバイス、233…リアルタイムクロック(RTC)、234…ディスクシフト読み出し可否フラグ、Ea…HDD特殊履歴保存エリア、Eb…ディスクシフト用履歴保存エリア。

Claims (6)

  1. ディスクシフトが発生した場合にこのディスクシフトに関連する情報を記憶するディスク記憶装置と、
    前記ディスク記憶装置に対するアクセス要求が発生した場合に、前記ディスク記憶装置に対しアクセスしてデータの書き込み又は読み出しを行う手段と、
    予め決められた時間が経過又は予め決められた時刻に到達すると、状態識別子を第1の状態から第2の状態に変化させる手段と、
    前記状態識別子が第2の状態に設定されている状態で前記アクセス要求が発生した場合に、前記データの書き込み又は読み出し動作に付随して前記ディスク記憶装置から前記ディスクシフトに関連する情報を読み出す手段と、
    前記ディスクシフトに関連する情報の読み出し終了に応じて、前記状態識別子を前記第2の状態から第1の状態に変化させる手段と
    を具備することを特徴とする携帯型電子機器。
  2. ディスクシフトが発生した場合にこのディスクシフトの発生回数を表す情報を記憶する機能を有するディスク記憶装置を備えた携帯型電子機器において、
    前記ディスク記憶装置に対するアクセス要求が発生した場合に、前記ディスク記憶装置に対しアクセスしてデータの書き込み又は読み出しを行う手段と、
    少なくとも前記アクセス要求の最短発生時間間隔より長く設定した一定時間が経過するごとに、状態識別子を第1の状態から第2の状態に変化させる手段と、
    前記状態識別子が第2の状態に設定されている状態で前記アクセス要求が発生した場合に、前記データの書き込み又は読み出し動作に付随して前記ディスク記憶装置から前記ディスクシフトの発生回数を表す情報を読み出す手段と、
    前記ディスクシフトの発生回数を表す情報の読み出し終了に応じて、前記状態識別子を前記第2の状態から第1の状態に復帰させる手段と
    を具備することを特徴とする携帯型電子機器。
  3. 前記状態識別子を第1の状態から第2の状態に変化させる手段は、前記携帯型電子機器の電源が投入された時点で前記状態識別子を第1の状態から第2の状態に変化させ、以後前記一定時間が経過するごとに前記状態識別子を第2の状態に設定し直すことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の携帯型電子機器。
  4. 前記ディスクシフトに関連する情報を読み出す手段は、前記データの書き込み又は読み出し動作に優先して、前記ディスク記憶装置から前記ディスクシフトに関連する情報を読み出すことを特徴する請求項1記載の携帯型電子機器。
  5. 前記ディスクシフトの発生回数を表す情報を読み出す手段は、前記データの書き込み又は読み出し動作に優先して、前記ディスク記憶装置から前記ディスクシフトの発生回数を表す情報を読み出すことを特徴する請求項2記載の携帯型電子機器。
  6. 前記ディスク記憶装置から読み出されたディスクシフトの発生回数を表す情報を、その読み出し日時を表す情報と対応付けて不揮発性メモリに記憶するディスクシフト履歴記憶手段をさらに具備し、
    前記ディスクシフト履歴記憶手段は、
    前記ディスク記憶装置からディスクシフトの発生回数を表す情報が読み出されるごとに、今回読み出された発生回数が過去に読み出された発生回数に対し変化したか否かを判定する手段と、
    前記判定の結果に基づいて、今回読み出された発生回数が過去に読み出された発生回数に対し変化するごとに、今回読み出されたディスクシフトの発生回数を表す情報を、その読み出し日時を表す情報と対応付けて前記不揮発性メモリの第1の記憶エリアに追加記憶する手段と、
    前記ディスク記憶装置からディスクシフトの発生回数を表す情報が読み出されるごとに、当該最新の読み出し日時を表す情報を、前記読み出されたディスクシフトの発生回数を表す情報と共に前記不揮発性メモリの第2の記憶エリアに更新記憶する手段と
    を備えることを特徴とする請求項2記載の携帯型電子機器。
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