JP2007211921A - 真空断熱体 - Google Patents
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Abstract
【課題】被断熱面に沿って隣り合わせに並べた複数の真空断熱体で被断熱面に断熱施工を施すにあたって、特に手間を掛けることなく、被断熱面に沿って隣り合う真空断熱体どうしの目地部における断熱性能の低下を抑制できるようにする。
【解決手段】気密性を備えたシート材1a,1bで断熱空間形成用コア材2を被覆し、シート材の内側を減圧状態に保持してある真空断熱体であって、コア材の被断熱面側に向ける内向き面とその内向き面に略平行な外向き面8とを各別のシート材で被覆し、内向き面又は外向き面の外周に沿ってコア材囲む樹脂製枠体4を設け、その枠体に、それらのシート材の外周部を全周に亘って融着又は接着してある。
【選択図】図1
【解決手段】気密性を備えたシート材1a,1bで断熱空間形成用コア材2を被覆し、シート材の内側を減圧状態に保持してある真空断熱体であって、コア材の被断熱面側に向ける内向き面とその内向き面に略平行な外向き面8とを各別のシート材で被覆し、内向き面又は外向き面の外周に沿ってコア材囲む樹脂製枠体4を設け、その枠体に、それらのシート材の外周部を全周に亘って融着又は接着してある。
【選択図】図1
Description
本発明は、気密性を備えたシート材で断熱空間形成用コア材を被覆し、前記シート材の内側を減圧状態に保持してある真空断熱体に関する。
上記真空断熱体は、従来、気密性を備えたシート材で形成してある袋の中にコア材を入れて、真空チャンバー内などで真空引きした後、袋の口を封止して、袋の内側を減圧状態に保持してあり、袋の外周部には、シート材の余剰部分どうしが大気圧を受けて重なっている、いわゆる耳部分が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
このため、例えば、被断熱面に沿って隣り合わせに並べた複数の真空断熱体で、被断熱面に断熱施工を施すような場合に、隣り合う真空断熱体どうしの目地部に耳部分が突出していると、断熱性能を低下させる隙間ができ易く、目地部における断熱性能の低下を抑制できるように、真空断熱体を被断熱面に取り付ける取付け時に、目地部に隙間ができないように耳部分を折り返すなどの、耳部分の処理に手間が掛かる欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、被断熱面に沿って隣り合わせに並べた複数の真空断熱体で被断熱面に断熱施工を施すにあたって、特に手間を掛けることなく、被断熱面に沿って隣り合う真空断熱体どうしの目地部における断熱性能の低下を抑制できるようにすることを目的とする。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、被断熱面に沿って隣り合わせに並べた複数の真空断熱体で被断熱面に断熱施工を施すにあたって、特に手間を掛けることなく、被断熱面に沿って隣り合う真空断熱体どうしの目地部における断熱性能の低下を抑制できるようにすることを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、気密性を備えたシート材で断熱空間形成用コア材を被覆し、前記シート材の内側を減圧状態に保持してある真空断熱体であって、前記コア材の被断熱面側に向ける内向き面とその内向き面に略平行な外向き面とを各別のシート材で被覆し、前記内向き面又は前記外向き面の外周に沿って前記コア材を囲む樹脂製枠体を設け、その枠体に、それらのシート材の外周部を全周に亘って融着又は接着してある点にある。
〔作用及び効果〕
図1,図2に例示するように、コア材2の被断熱面B側に向ける内向き面7とその内向き面7に略平行な外向き面8とを各別のシート材1a,1bで被覆し、コア材2を内向き面7又は外向き面8の外周に沿って囲む樹脂製枠体4、つまり、所定の寸法形状を確保し易く、しかも、金属に比べて熱伝導が少ない樹脂製枠体4を設けて、その枠体4に、それらのシート材1a,1bの外周部を全周に亘って融着又は接着してあるので、被断熱面Bに沿って隣り合う真空断熱体Aどうしの目地部9に突出するような耳部分を無くすことができる。
従って、被断熱面に沿って隣り合わせに並べた複数の真空断熱体で被断熱面に断熱施工を施すにあたって、特に手間を掛けることなく、隣り合う真空断熱体の枠体どうしが目地部において近接するように真空断熱体を精度良く取り付けて、被断熱面に沿って隣り合う真空断熱体どうしの目地部における断熱性能の低下を抑制できる。
図1,図2に例示するように、コア材2の被断熱面B側に向ける内向き面7とその内向き面7に略平行な外向き面8とを各別のシート材1a,1bで被覆し、コア材2を内向き面7又は外向き面8の外周に沿って囲む樹脂製枠体4、つまり、所定の寸法形状を確保し易く、しかも、金属に比べて熱伝導が少ない樹脂製枠体4を設けて、その枠体4に、それらのシート材1a,1bの外周部を全周に亘って融着又は接着してあるので、被断熱面Bに沿って隣り合う真空断熱体Aどうしの目地部9に突出するような耳部分を無くすことができる。
従って、被断熱面に沿って隣り合わせに並べた複数の真空断熱体で被断熱面に断熱施工を施すにあたって、特に手間を掛けることなく、隣り合う真空断熱体の枠体どうしが目地部において近接するように真空断熱体を精度良く取り付けて、被断熱面に沿って隣り合う真空断熱体どうしの目地部における断熱性能の低下を抑制できる。
本発明の第2特徴構成は、前記コア材の前記内向き面と前記外向き面とに交差する端面を、略全幅に亘って、前記枠体で被覆してある点にある。
〔作用及び効果〕
コア材の内向き面と外向き面とに交差する端面を、略全幅に亘って、枠体で被覆してあるので、各シート材の外周部を枠体端面側に特に折り返すことなく、全周に亘って枠体に融着又は接着しておくことができ、シート材に皺ができにくいとともに、シート材の融着又は接着手間も軽減できる。
コア材の内向き面と外向き面とに交差する端面を、略全幅に亘って、枠体で被覆してあるので、各シート材の外周部を枠体端面側に特に折り返すことなく、全周に亘って枠体に融着又は接着しておくことができ、シート材に皺ができにくいとともに、シート材の融着又は接着手間も軽減できる。
本発明の第3特徴構成は、前記コア材と前記各シート材とに亘って一連の貫通孔を形成し、前記コア材における前記貫通孔の内周面を被覆する樹脂製環状部材を設け、その環状部材に、前記各シート材における前記貫通孔に臨む周縁部を全周に亘って融着又は接着してある点にある。
〔作用及び効果〕
コア材と各シート材とに亘って一連の貫通孔を形成し、コア材における貫通孔の内周面を被覆する樹脂製環状部材を設け、その環状部材に、各シート材における貫通孔に臨む周縁部を全周に亘って融着又は接着してあるので、シート材の内側を減圧状態に保持しながら、パイプなどを被断熱面に突設してある場合でも、そのパイプなどの突設部材を環状部材の内側に挿通して、被断熱面に沿って取り付けることができる。
コア材と各シート材とに亘って一連の貫通孔を形成し、コア材における貫通孔の内周面を被覆する樹脂製環状部材を設け、その環状部材に、各シート材における貫通孔に臨む周縁部を全周に亘って融着又は接着してあるので、シート材の内側を減圧状態に保持しながら、パイプなどを被断熱面に突設してある場合でも、そのパイプなどの突設部材を環状部材の内側に挿通して、被断熱面に沿って取り付けることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図3は、気密性を備えたシート材1a,1bで断熱空間形成用コア材2を被覆し、そのシート材1a,1bの内側を略真空の減圧状態に保持してある本発明による真空断熱体の実施形態としての矩形平板状の真空断熱パネルAを示し、矩形平板状のコア材2の外周端面3の全面を全周に亘ってポリエチレン樹脂製矩形枠体4で一連に囲み、コア材2の表裏を各別のシート材1a,1bで気密に被覆するとともに、それらのシート材1a,1bの外周部を、全周に亘って枠体4に対して気密に熱融着して、略扁平な被断熱面Bに取り付けることができるように構成してある。
〔第1実施形態〕
図1〜図3は、気密性を備えたシート材1a,1bで断熱空間形成用コア材2を被覆し、そのシート材1a,1bの内側を略真空の減圧状態に保持してある本発明による真空断熱体の実施形態としての矩形平板状の真空断熱パネルAを示し、矩形平板状のコア材2の外周端面3の全面を全周に亘ってポリエチレン樹脂製矩形枠体4で一連に囲み、コア材2の表裏を各別のシート材1a,1bで気密に被覆するとともに、それらのシート材1a,1bの外周部を、全周に亘って枠体4に対して気密に熱融着して、略扁平な被断熱面Bに取り付けることができるように構成してある。
前記コア材2は、シリカ粉末やガラスウール,プラスチックメッシュなどの空間形成材料5を、通気性を備えたクラフト紙などで作成してある袋6に入れて、矩形平板状に成形してあり、被断熱面B側に向ける略扁平な内向き面7とその内向き面7に略平行な外向き面8とを設けてある。
前記枠体4は、コア材2の内向き面7及び外向き面8の外周に沿ってそのコア材2を囲むもので、コア材2の厚さと略同じ厚さの帯板部分が矩形環状に一連に連続する枠状に形成して、コア材2の内向き面7と外向き面8とに交差する端面、つまり、コア材2の外周端面3を略全幅に亘って一連に被覆してある。
前記シート材1a,1bは、ナイロン層やポリエチレンテレフタレート層,アルミ箔、ポリエチレン層などを、一側面をポリエチレン層が形成するように積層してあるラミネートフィルムで構成してあり、ポリエチレン層をコア材2側に対向させる状態で、コア材2の内向き面7と外向き面8とを各別に被覆している。
図2は、上記真空断熱パネルAの複数を被断熱面Bに沿って隣り合わせに並べて断熱施工を施してある施工例を示し、隣り合う真空断熱パネルAどうしの目地部9に弾性シール材などを充填して、各真空断熱パネルAを被断熱面Bに両面接着テープなどで接着固定してあるが、図3に示すように、ラミネートフィルム1a,1bと共に枠体4に貫通させたビス10などで被断熱面Bに固定しても良い。
上記真空断熱パネルAの製造方法を説明すると、図4(イ)に示すように、枠体4の内側にコア材2を嵌め込んで、コア材2の外周端面3をその枠体4で略全幅に亘って被覆して、二枚のラミネートフィルム1a,1bを重ねて周部を熱融着してある袋11の中に入れ、図4(ロ)に示すように、真空チャンバー(図外)の中で真空引きするとともに、袋11を枠体4の全周に全面に亘って気密に熱融着した後、ラミネートフィルム1a,1bの余剰部分どうしが大気圧を受けて重なっている耳部分12を枠体4の外周角部から切り取って、図1に示したような、ラミネートフィルム1a,1bの内側を略真空の減圧状態に保持してある真空断熱パネルAを製造する。
〔第2実施形態〕
図5,図6は、本発明による真空断熱体の別実施形態としての、パイプ周面などの円筒形の被断熱面Bに取り付ける半割円筒状の真空断熱パネルAを示し、半割円筒状に成形してあるコア材2の内向き面7と外向き面8とを各別のラミネートフィルム1a,1bで被覆するとともに、コア材2の外周端面3を枠体4で略全幅に亘って被覆して、コア材2を内向き面7及び外向き面8の外周に沿って枠体4で囲み、各ラミネートフィルム1a,1bの外周部を枠体4の前後面に全周に亘って気密に熱融着してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図5,図6は、本発明による真空断熱体の別実施形態としての、パイプ周面などの円筒形の被断熱面Bに取り付ける半割円筒状の真空断熱パネルAを示し、半割円筒状に成形してあるコア材2の内向き面7と外向き面8とを各別のラミネートフィルム1a,1bで被覆するとともに、コア材2の外周端面3を枠体4で略全幅に亘って被覆して、コア材2を内向き面7及び外向き面8の外周に沿って枠体4で囲み、各ラミネートフィルム1a,1bの外周部を枠体4の前後面に全周に亘って気密に熱融着してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第3実施形態〕
図7,図8は、本発明による真空断熱体の別実施形態としての、取り付け箇所の形状に応じた形状、つまり、矩形形状のうちの一つの角部を斜めに切除した形状の平板状の真空断熱パネルAを示している。
図7,図8は、本発明による真空断熱体の別実施形態としての、取り付け箇所の形状に応じた形状、つまり、矩形形状のうちの一つの角部を斜めに切除した形状の平板状の真空断熱パネルAを示している。
前記真空断熱パネルAは、コア材2と各ラミネートフィルム1a,1bとに亘って一連の貫通孔16を形成し、コア材2における貫通孔16の内周面を全面に亘って一連に被覆する樹脂製環状部材18を設け、その環状部材18の端面に、各ラミネートフィルム1a,1bにおける貫通孔16に臨む周縁部を全周に亘って気密に熱融着して、図8に示すように、被断熱面Bに突設してあるパイプなどの突設部材19を環状部材18の内側に挿通した状態で、被断熱面Bに取り付けることができるように構成してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第4実施形態〕
図9は、本発明による真空断熱体の別実施形態を示し、シリカ粉末やガラスウール,プラスチックメッシュなどの空間形成材料5を、通気性を備えた袋6の中に入れずに、コア材2として、枠体4の内側に充填し、コア材2の内向き面7と外向き面8とを各別に被覆しているラミネートフィルム1a,1bの外周部を、全周に亘って枠体4に気密に熱融着してある。
図9は、本発明による真空断熱体の別実施形態を示し、シリカ粉末やガラスウール,プラスチックメッシュなどの空間形成材料5を、通気性を備えた袋6の中に入れずに、コア材2として、枠体4の内側に充填し、コア材2の内向き面7と外向き面8とを各別に被覆しているラミネートフィルム1a,1bの外周部を、全周に亘って枠体4に気密に熱融着してある。
図10は、上記真空断熱パネルAの製造方法を示し、図10(イ)に示すように、一方のラミネートフィルム1bを枠体4に対して全周に亘って気密に熱融着してから、枠体4の内側にコア材2を充填し、図10(ロ)に示すように、他方のラミネートフィルム1aを、一部にガス抜き用隙間13が形成されるように、枠体4に気密に熱融着しておいて、真空チャンバー(図外)の中で真空引きするとともに、他方のラミネートフィルム1aのガス抜き用隙間13部分を気密に熱融着して、図9に示したような、ラミネートフィルム1a,1bの内側を略真空の減圧状態に保持してある真空断熱パネルAを製造する。
その他の構成は第1実施形態と同様であるが、第2実施形態と同様に半割円筒状に形成してあっても良い。
その他の構成は第1実施形態と同様であるが、第2実施形態と同様に半割円筒状に形成してあっても良い。
〔第5実施形態〕
図11は、本発明による真空断熱体の別実施形態を示し、矩形平板状のコア材2における互いに平行な側辺部14,15の夫々に沿う枠体部分4a,4bを、一方の側辺部14側においてはコア材2の厚さの略半分の厚さで全長に亘って内向き面7側に沿わせて設け、他方の側辺部15側においてはコア材2の厚さの略半分の厚さで全長に亘って外向き面8側に沿わせて、内向き面7側の枠体部分4aと略同じ幅で設けるとともに、内向き面7側を覆うラミネートフィルム1bにおける他方の側辺部15に沿う部分を全長に亘って枠体部分4b側に折り返して、その枠体部分4bに気密に熱融着し、外向き面8側を覆うラミネートフィルム1aにおける一方の側辺部14に沿う部分を全長に亘って枠体部分4a側に折り返して、その枠体部分4aに気密に熱融着してある。
図11は、本発明による真空断熱体の別実施形態を示し、矩形平板状のコア材2における互いに平行な側辺部14,15の夫々に沿う枠体部分4a,4bを、一方の側辺部14側においてはコア材2の厚さの略半分の厚さで全長に亘って内向き面7側に沿わせて設け、他方の側辺部15側においてはコア材2の厚さの略半分の厚さで全長に亘って外向き面8側に沿わせて、内向き面7側の枠体部分4aと略同じ幅で設けるとともに、内向き面7側を覆うラミネートフィルム1bにおける他方の側辺部15に沿う部分を全長に亘って枠体部分4b側に折り返して、その枠体部分4bに気密に熱融着し、外向き面8側を覆うラミネートフィルム1aにおける一方の側辺部14に沿う部分を全長に亘って枠体部分4a側に折り返して、その枠体部分4aに気密に熱融着してある。
そして、図12に示すように、真空断熱パネルAの複数を、内向き面7側の枠体部分4aに外向き面8側の枠体部分4bに重ねて、目地部9におけるラミネートフィルム1a,1bどうしの間及びラミネートフィルム1a,1bと枠体4a,4bとの間に弾性シール材などを充填して、被断熱面Bに沿って隣り合わせに並べて、断熱施工を施せるように構成してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第6実施形態〕
図13,図14は、本発明による真空断熱体の別実施形態を示し、肉厚コア材2の各角部に沿うフレーム部材4cを連結してある枠体4を設けて、コア材2の内向き面7と外向き面8を覆うラミネートフィルム1a,1bだけでなく、外周端面3を覆うラミネートフィルム1cを枠体4に各別に熱融着してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図13,図14は、本発明による真空断熱体の別実施形態を示し、肉厚コア材2の各角部に沿うフレーム部材4cを連結してある枠体4を設けて、コア材2の内向き面7と外向き面8を覆うラミネートフィルム1a,1bだけでなく、外周端面3を覆うラミネートフィルム1cを枠体4に各別に熱融着してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔その他の実施形態〕
1.本発明による真空断熱体は、シート材の外周部を全周に亘って枠体に気密に接着してあっても良い。
2.本発明による真空断熱体は、被断熱面の形状に応じた任意の形状に形成してあっても良い。
3.本発明による真空断熱体は、タンクやパイプなどの断熱に使用するものであっても、冷蔵庫壁を断熱するために使用するものであっても良い。
1.本発明による真空断熱体は、シート材の外周部を全周に亘って枠体に気密に接着してあっても良い。
2.本発明による真空断熱体は、被断熱面の形状に応じた任意の形状に形成してあっても良い。
3.本発明による真空断熱体は、タンクやパイプなどの断熱に使用するものであっても、冷蔵庫壁を断熱するために使用するものであっても良い。
1a シート材
1b シート材
2 コア材
3 端面
4 枠体
7 内向き面
8 外向き面
16 貫通孔
18 環状部材
B 被断熱面
1b シート材
2 コア材
3 端面
4 枠体
7 内向き面
8 外向き面
16 貫通孔
18 環状部材
B 被断熱面
Claims (3)
- 気密性を備えたシート材で断熱空間形成用コア材を被覆し、前記シート材の内側を減圧状態に保持してある真空断熱体であって、
前記コア材の被断熱面側に向ける内向き面とその内向き面に略平行な外向き面とを各別のシート材で被覆し、
前記内向き面又は前記外向き面の外周に沿って前記コア材を囲む樹脂製枠体を設け、その枠体に、それらのシート材の外周部を全周に亘って融着又は接着してある真空断熱体。 - 前記コア材の前記内向き面と前記外向き面とに交差する端面を、略全幅に亘って、前記枠体で被覆してある請求項1記載の真空断熱体。
- 前記コア材と前記各シート材とに亘って一連の貫通孔を形成し、
前記コア材における前記貫通孔の内周面を被覆する樹脂製環状部材を設け、その環状部材に、前記各シート材における前記貫通孔に臨む周縁部を全周に亘って融着又は接着してある請求項1又は2記載の真空断熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006033933A JP2007211921A (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 真空断熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006033933A JP2007211921A (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 真空断熱体 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2006033933A Pending JP2007211921A (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 真空断熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007211921A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012149729A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Panasonic Corp | 真空断熱材 |
JP2012149728A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Panasonic Corp | 真空断熱材及びこれを備えた真空断熱パネル |
JP2013200014A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | 真空断熱材、この真空断熱材を備えた断熱箱体、及びこの断熱箱体を備えた冷蔵庫 |
JP2014202467A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-27 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯機 |
-
2006
- 2006-02-10 JP JP2006033933A patent/JP2007211921A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2012149728A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Panasonic Corp | 真空断熱材及びこれを備えた真空断熱パネル |
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JP2014202467A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-27 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯機 |
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