JP2007211527A - 掘削ヘッド及び地盤改良機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 地盤改良機のオーガロッド先端に取り付けられる掘削ヘッドであって、前記オーガロッドにより回転され且つ該オーガロッドから供給される固化材を基端部から先端部へと流通させうるように構成された回転軸と、該回転軸の先端部に装着された螺旋状の掘削翼と、該掘削翼の先端縁部に沿って装着された複数の取り外し可能なビットとを備えてなり、該ビットは先端が錘状に形成され且つ回転自在に装着され、前記掘削翼は、該掘削ヘッド又は前記オーガロッドに設けられた攪拌翼と同じ径を有することを特徴とする掘削ヘッドによる。
【選択図】 図1
Description
即ち、該地盤改良機100は、図6に示す如く、主としてベースマシン101と、該ベースマシン101から略鉛直方向に立設されたリーダーマスト102と、該リーダーマスト102に対して昇降可能に設置された攪拌装置103とを備えて構成され、該攪拌装置103は、主に、オーガロッド104と、該オーガロッドを回転させるためのアースオーガ駆動装置110とを備えており、また、オーガロッド104の先端付近からは、セメント系等のスラリー状固化材が吐出可能なように構成されている。
この地盤改良工法は、もともと軟弱な地盤を改良することを前提とする技術であるため、N値の高い砂層や粘土土層、ガラ、礫、転石層を含むような硬質な地盤を掘削および改良することは考慮されていなかった。
しかしながら、近年、このような地盤改良工法が建築基礎工法として広く認知されるようになり、需要が増加するにつれ、軟弱な地盤の上にある硬質地盤をも掘削し、軟弱地盤と併せて改良したいという要望が高まる傾向にある。
即ち、特許文献1記載の地盤改良機によれば、先端に装着した掘削翼が攪拌翼よりも径が小さく、その部分では改良体として設計上要求される径を確保できない。よって、掘削翼の長さ分だけ余計に支持地盤を掘削しなければならず、作業時間や材料のロスが生じてしまうという問題がある。
また、特許文献2記載の地盤改良機では、オーガロッドの構造が極めて複雑になるという問題がある。さらに、特許文献3記載の地盤改良機では、オーガロッドの構造が複雑になるという問題に加え、先端部分の回転速度が低下するために、土壌と固化材との混合が不十分になるという問題もある。
さらに、掘削翼を螺旋状としたことにより、該掘削翼の回転によって吐出された固化材がその掘削翼に沿って中心部から外周部へと移動しやすくなり、固化材と土壌との攪拌混合を効率的に行いうるという効果がある。
図1は、本発明に係る掘削ヘッドの一実施形態を示した斜視図である。
図1に示す如く、本実施形態に係る掘削ヘッド1は、地盤改良機のオーガロッドにより回転され且つ該オーガロッドから供給される固化材を基端部から先端部へと流通させうるように構成された回転軸2と、該回転軸2の先端部に装着された螺旋状の掘削翼3と、該掘削翼3の先端縁部3aに沿って装着された複数の取り外し可能なビット4と、該掘削翼3の上方に所定間隔をあけて近接するように設けられた共回り防止翼5と、該共回り防止翼5の上方に設けられた攪拌翼6とを備えて構成されている。
そして、本実施形態では、斯かる形状の掘削翼3が、回転軸2を挟んで対向する位置に2枚設けられており、いわゆる2条の構成となっている。
また、前記吐出口7は、前記回転軸2において、該掘削翼3の装着された高さの範囲内となるように設けられている。
しかし、本発明の掘削ヘッドによれば、上述のようにビットのみを交換すればよく、共回り防止翼と掘削翼との間にそのようなジョイント部を設ける必要がないため、両者の間隔を所望の値に設定することが可能となる。
2 回転軸
3 掘削翼
4 ビット
5 共回り防止翼
6 攪拌翼
7 吐出口
Claims (5)
- 地盤改良機のオーガロッド先端に取り付けられる掘削ヘッドであって、
前記オーガロッドにより回転され且つ該オーガロッドから供給される固化材を基端部から先端部へと流通させうるように構成された回転軸と、
該回転軸の先端部に装着された螺旋状の掘削翼と、該掘削翼の先端縁部に沿って装着された複数の取り外し可能なビットとを備えてなり、該ビットは先端が錘状に形成され且つ回転自在に装着され、前記掘削翼は、該掘削ヘッド又は前記オーガロッドに設けられた攪拌翼と同じ径を有することを特徴とする掘削ヘッド。 - 前記掘削翼が、前記中心軸を基準として20〜90°の螺旋をなすように形成されていることを特徴とする請求項1記載の掘削ヘッド。
- 前記回転軸の側面には、前記掘削翼の装着された高さの範囲内に前記固化材を吐出する吐出口が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の掘削ヘッド。
- 前記掘削翼の上方に、共回り防止翼が備えられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の掘削ヘッド。
- オーガロッドの先端に、前記請求項1〜4の何れかに記載の掘削ヘッドを備えたことを特徴とする地盤改良機。
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JP2006034129A JP2007211527A (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 掘削ヘッド及び地盤改良機 |
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2006
- 2006-02-10 JP JP2006034129A patent/JP2007211527A/ja active Pending
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