JP2019078154A - 掘削撹拌装置 - Google Patents

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Tatsunori Yamashita
達教 山下
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Abstract

【課題】最も外側で摩耗を生じた場合であっても、ホルダの交換をすることなく、簡単に掘削爪を交換できるようにするとともに、掘削爪の先端部分に掘削方向に荷重が掛かった場合であっても、プレートとの段差部分に亀裂を生じさせないようにした掘削翼を提供する。【解決手段】掘削撹拌装置における掘削翼5の最も外側にホルダ6を設け、開口部を外側に向けるようにしておく。そして、その開口部に掘削爪51の爪プレート52を収容して蓋体7で覆うようにする。このとき、掘削爪51は表裏対称系となるように爪プレート52や爪部53を構成するようにしておく。そして、ホルダ6よりも外側に突出するように蓋体7を取り付け、掘削穴に蓋体7を接触させて、ホルダ6の摩耗を防止する。【選択図】図5

Description

本発明は、地面に柱状改良杭を形成するための掘削撹拌装置に関するものであり、より詳しくは、掘削翼に設けられた掘削爪を交換できるようにした掘削撹拌装置に関するものである。
一般に、建築物の基礎部分に柱状改良杭を形成する場合、掘削撹拌装置を用いて柱状改良杭が形成される。この掘削撹拌装置の構造について、図8を用いて説明する。
図8において、符号91は、油圧モーターなどを用いて回転する掘削軸であって、内部に図示しない縦長軸方向の中空部を有し、そこから導通路を通して下端部分からスラリーを吐き出させるようにしてものである。また、符号92は、その掘削軸の下端部分に取り付けられた掘削翼であって、掘削軸91を回転させることによってその先端に設けられた掘削爪を用いて地面を掘削するようにしたものである。この掘削翼92の中央部分には、掘削軸91の中空部から吐き出されたスラリーを排出する吐出口が設けられており、そこからスラリーを排出させながら地面を掘削していくようにしている。また、符号93は、撹拌翼であって、掘削軸91とともに回転し、掘削軸91の吐出口から排出されたスラリーと土砂を撹拌させていくようにしたものである。また、符号94は、掘削軸91に対して自由に回転できるようにした供回り防止翼であって、掘削翼92や撹拌翼93によって回転する土塊を非回転の状態で分断し、これによってその分断された土砂をスラリーで混合するようにしたものである。
ところで、このような掘削撹拌装置では、図9に示すように、掘削によって掘削翼の下端に設けられた掘削爪が摩耗していき、特に、最も外側の掘削爪の先端側や側面側が摩耗していく。このため、従来では、摩耗した掘削爪を切除するとともに、新しい掘削爪に交換したり、あるいは、その掘削翼そのものを交換したりしていた。
しかるに、このような方法では手間がかかる上に、工事現場で掘削爪を交換することができない。
そこで、現場でも簡単に掘削爪を交換できるようにした構造が提案されている。下記の特許文献1には、図10に示すように、掘削翼の翼体にホルダ97を取り付けるとともに、そのホルダ97に掘削爪98を着脱可能に取り付けられるようにしたものである。このような構造を用いれば、摩耗した掘削爪98を現場でも簡単に交換することができるというメリットがある。
特開平7−4170号公報
しかるに、このような着脱式の構造を採用したとしても、次のような問題がある。
すなわち、上記特許文献1のような構造では、最も外側のホルダ97の側面が摩耗してしまい、そのホルダ97そのものを交換しなければならなくなる。また、特許文献1の掘削爪98は、掘削爪98の先端部分の長手方向と、その掘削爪98をホルダ97に固定するためのプレートの長手方向とが一致しているために、掘削時に回転方向に沿った大きな荷重がかかると、プレートとの連結部分に撓みが発生し、段差部分から亀裂を生じて折れてしまう可能性がある。
そこで、本発明は上記課題を解決するために、最も外側で摩耗を生じた場合であっても、ホルダの交換をすることなく、簡単に掘削爪を交換できるようにするとともに、掘削爪の先端部分に掘削方向に荷重が掛かった場合であっても、プレートとの段差部分に亀裂を生じさせないようにした掘削翼を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は上記課題を解決するために、翼体に取り付けられたホルダに掘削爪を着脱可能に取り付けてなる掘削翼において、翼体の最も外側に設けられ、翼体の外側に向けた開口部を有するホルダと、当該開口部に爪プレートを収容した状態で取り付けられる掘削爪と、前記開口部を覆う着脱可能な蓋体とを設けるようにしたものである。
このように構成すれば、掘削爪が摩耗した場合に、その掘削爪を交換することができるとともに、外側に位置する蓋体が摩耗したとしても、その蓋体を交換するだけで対応することができるようになる。
また、このような発明において、前記爪プレートを、掘削爪の先端部分に沿った長手方向と直交するように設け、前記ホルダの開口部に取り付けるようにする。
このようにすれば、翼体を回転させた際に掛かる回転方向の荷重を、その荷重の作用方向に沿って設けられた平面状の爪プレートで支えることができるため、爪プレートとの連結部分における撓みを防止することができるとともに、爪部と爪プレートとの段差から亀裂を生じさせることも防止することができる。
さらに、前記爪プレートの下方に設けられた爪部と前記爪プレートとの段差部分を湾曲させるようにする。
このように構成すれば、直角に切り込む場合に比べて荷重を分散させることができ、段差部分での亀裂を防止することができるとともに、湾曲させることで、段差部分に付着した土などを指で取り除いてホルダに装着させることができるようになる。
また、前記蓋体を、ホルダよりも翼体の外側に向けて突出させるようにする。
このように構成すれば、ホルダが削られることがなくなり、蓋体の交換だけで対応することができるようになる。
また、前記蓋体を、スウェーデン鋼で構成する。
このように構成すれば、硬度の高いスウェーデン鋼で摩耗を防止させることができるようになる。
また、前記前記爪プレートを、爪部の中央に設けて掘削爪を全体として表裏対称となるようにする。
このように構成すれば、爪部の外側が磨り減ったとしても、掘削爪を表裏反転させてホルダに取り付けて使用することができ、掘削爪を長期間に亘って有効活用することができるようになる。
本発明によれば、翼体に取り付けられたホルダに掘削爪を着脱可能に取り付けてなる掘削翼において、翼体の最も外側に設けられ、翼体の外側に向けた開口部を有するホルダと、当該開口部に爪プレートを収容した状態で取り付けられる掘削爪と、前記開口部を覆う着脱可能な蓋体とを設けるようにしたので、掘削爪が摩耗した場合に、その掘削爪を交換することができるとともに、外側に位置する蓋体が摩耗したとしても、その蓋体を交換するだけで対応することができるようになる。
本発明の一実施の形態における掘削撹拌装置を示す全体図 同形態における掘削翼を示す斜視図 同形態における掘削翼とホルダの断面概略図 図3におけるホルダと蓋体と掘削爪の分解図 他の形態における外側の掘削翼のホルダの断面概略図 図5におけるホルダと蓋体と掘削爪の分解図 同形態における掘削作業工程を示す図 従来例における掘削翼を示す図 従来例における掘削爪の摩耗状態を示す図 従来例における交換可能な掘削爪を有する掘削翼を示す図
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
この実施の形態における掘削撹拌装置1は、図1に示すように、図示しない油圧モーターなどによって回転する掘削軸2に掘削翼5や撹拌翼3や供回り防止翼4などを取り付けるようにしたものであって、特徴的に、その掘削翼5の端部に側方へ開口するホルダ6を設け、そこに掘削爪51を着脱可能に取り付けられるようにするとともに、そのホルダ6の開口部63にカバーを取り付けられるようにしたものである。以下、本実施の形態における掘削撹拌装置1について詳細に説明する。
まず、掘削軸2は、撹拌翼3を取り付けるための第一掘削軸2aと、供回り防止翼4を取り付けるための第二掘削軸2bと、掘削翼5を取り付けるための第三掘削軸2cとを分離可能に構成し、それぞれを同軸上に嵌め合わせてボルトで締結することで、内部にスラリーを通すための導通路(図示せず)を形成するようにしている。この導通路の下端側には吐出口21が設けられており、コンプレッサーによって導通路にスラリーを通して吐き出させるようにしている。
この掘削軸2の下端部分に取り付けられる掘削翼5は、翼体50(図2参照)の下端側に掘削爪51を斜め下方に突出させるように構成される。そして、この掘削爪51によって地盤を掘削して土砂を上方へ吐き出せるようにしている。
この掘削翼5の上方に設けられる撹拌翼3は、掘削翼5の径とほぼ同じ径を有する矩形板状の翼体50によって構成されるもので、第一掘削軸2aの外周に軸対称となるように固定して取り付けられる。この撹拌翼3は、全体的に傾斜するように構成されており、掘削時に掘削穴9の土砂を上方へ吐き出させるようにしている。そして、この撹拌翼3によって土砂を上方へ吐き出させるとともに、その傾斜した撹拌翼3によって土砂とスラリーとを撹拌させるようにしている。
一方、第二掘削軸2bに取り付けられる供回り防止翼4は、軸受部の外側に設けられた羽根体42を備えて構成されるものであって、掘削翼5や撹拌翼3よりも若干半径方向に大きくなるように設けることで、掘削穴9の壁面に当接させて供回りを防止させるようにしたものである。
このような構成において、掘削翼5で地面を掘削する場合、掘削爪51の先端部分が摩耗するとともに、翼体50の最も外側(回転中心から最も外側)も摩耗してくる。そこで、この実施の形態では、この掘削爪51を交換できるようにするとともに、翼体50の側面における摩耗も防止できるような構造を用いている。
図2〜図4は、この掘削翼5の最も外側に取り付けられる第一の実施の形態である掘削爪51の取り付け構造を示したものである。この翼体50の最も外側の側面には、ホルダ6が溶着されており、そのホルダ6に外側から掘削爪51を装着して蓋体7でカバーできるようになっている。このホルダ6は、回転方向に沿った前後方向に対向する側壁61(図4参照)と上方部分に設けられた頭部62とによって凹状の開口部63を形成するように設けられており、その開口部63に掘削爪51の爪プレート52を装着させるようになっている。なお、図2から図4では、ホルダ6の上部に頭部62を設けるようにしているが、図5や図6に示すように、頭部を設けないような構造とすることもできる。このような掘削爪51を翼体50の下方から差し込むように装着させることもできるが、このようにすると、隙間部分に土砂が入り込んでしまい、掘削爪51が入らなくなってしまう。そこで、本実施の形態では、外側から掘削爪51を装着させるようにしている。
一方、このホルダ6に装着される掘削爪51は、一枚の爪プレート52と、その先端に取り付けられた爪部53とを備えて構成されるものであって、爪部53の下端部分に沿った長手方向と直交する平面を有する爪プレート52を設けるようにしている(図3および図5参照)。そして、このように爪プレート52を爪部53と直交させることによって、爪部53に回転方向に荷重が掛かった場合に、その荷重の作用方向に沿った平面状の爪プレート52でその荷重を支え、これによって、爪プレート52で掘削時の荷重に耐えられるようにしている。なお、この爪部53と爪プレート52の段差部分を直角な形状とすると、そこで荷重が集中してしまい、そこから亀裂を生じてしまう可能性がある。このため、この実施の形態では、爪部53と爪プレート52との境界部分に湾曲するような湾曲部54aを形成するようにしている。これにより、湾曲部54aで荷重を分散させることができ、亀裂の発生を防止できるようにしている。なお、ホルダ6の側壁61の先端部分には、この湾曲部54aに対応した湾曲形状をした部分54bを設け、これによって、爪部53や段差部分をホルダ6の先端部分に密着させられるようにしている。
また、この掘削爪51を使用する場合、爪部53の最も外側から順に摩耗して行くことになる。このため、図5および図6に示すような構成を採用することもできる。
この図5や図6に示す掘削爪51は、上記実施の形態と同様に、掘削翼5の長手方向に沿った下端部分を有する爪部53と、その爪部53の上端部分に設けられる爪プレート52を有するものであって、特徴的に、その爪プレート52を、爪部53の長手方向の中央部分から直交するように設けて表裏対称となるようにしたものである。そして、このように表裏対称とすることによって、爪部53の外側が摩耗した場合であっても、掘削爪51を取り外して表裏反転させ、再びホルダ6に取り付けて使用することで、外側にきれいな爪部53を位置させて使用できるようにしたものである。なお、このような爪部53を取り付ける場合、外側の蓋体7が極端に摩耗してしまう可能性がある。そのため、この実施の形態においては、爪部53の外側面と、蓋体7の外側面とを一致させるようにしている。なお、ここでは、爪部53と蓋体7の外側面を一致させるようにしているが、爪部53を更に外側に突出させるようにしてもよい。
蓋体7は、このホルダ6に装着された爪プレート52を覆うように取り付けられるものであって、ここではホルダ6よりも硬度の高いスウェーデン鋼などで構成される。この蓋体7は、ホルダ6の開口部63を覆うように取り付けられ、また、ホルダ6の頭部62よりも側方に突出するように設けられる。そして、このように蓋体7を側方に突出させることで、掘削時に、掘削穴9の壁面に蓋体7のみを接触させるようにしている。この蓋体7は、ホルダ6や爪プレート52に対してボルト8aで取り付けられ、その際、ボルト8の頭部を、蓋体7から突出させないようにして、ボルト8aの頭部62を摩耗させないようにしている。なお、ここではボルト8aを設けるようにしているが、頭部62側にボルトを取り付けて爪プレート52を固定するようにしてもよい。
次に、このように構成された掘削撹拌装置1の使用方法について、図7を用いて説明する。
まず、この掘削撹拌装置1を用いて地盤改良を行う場合、掘削したい位置に掘削軸2を合わせて起立させる(図7a)。そして、掘削軸2を正方向に回転させながら掘削していき、その際、スラリーを吐き出しながら掘り進めていく(図7b〜c)。このとき、掘削翼5に設けられた掘削爪51の下端部分は地面に接触し、また、翼体50の最も外側に位置するホルダ6の蓋体が掘削穴9の内側壁面に接触するように掘削されていく。また、この掘削時には、掘削爪51の回転方向に荷重が掛かるが、その荷重は爪プレート52の湾曲部54で分散されるとともに、回転方向に一致する爪プレート52で剪断荷重を支えることができる。
このように掘削爪51を用いて掘削を行い、所定の深度に達したら(図7c)、その掘削やスラリーの吐き出しを停止して、今度は掘削軸2を逆方向に回転させながら引き抜いていく(図7d〜e)。このとき、掘削翼の最も外側に位置するホルダ6の蓋体は、掘削穴9の側壁61に接触しながら回転し、引き抜かれていくことになる。
次に、このように引き抜きや撹拌作業を行った後、再び、正方向に掘削翼5を回転させて掘削方向に掘り進んでいき、スラリーの撹拌を行うとともに、再引き抜きや撹拌を行った後に、最終的に掘削軸2の引き抜きを行う(図7b〜e)。このときも、同様に、掘削翼5の最も外側に位置するホルダ6の蓋体7は、掘削穴9の側壁61に接触しながら回転していくようになる。
このように掘削や引き抜き作業によって掘削爪51が摩耗してきた場合、ボルト8aを取り外すとともに、蓋体7を取り外して爪プレート52を開口部63から取り外す。そして、新たな掘削爪51に交換するか、あるいは、表裏反転させて、その開口部63に爪プレート52を装着し、逆の順序で、開口部63に蓋体7を被せてボルト8aで固定する。このとき、蓋体7が摩耗している場合は、その蓋体7についても同様に新しい蓋体7と交換し、その蓋体7を装着させるようにする。
このように上記実施の形態によれば、翼体50に取り付けられたホルダ6に掘削爪51を着脱可能に取り付けてなる掘削翼5において、翼体50の最も外側に設けられ、翼体50の外側に向けた開口部63を有するホルダ6と、当該開口部63に爪プレート52を収容した状態で取り付けられる掘削爪51と、前記開口部63を覆う着脱可能な蓋体7とを設けるようにしたので、掘削爪51が摩耗した場合に、その掘削爪51を交換することができるとともに、外側に位置する蓋体7が摩耗したとしても、その蓋体7を交換するだけで対応することができるようになる。
また、前記爪プレート52を、掘削爪51の先端部分に沿った長手方向と直交するように設け、前記ホルダ6の開口部63に取り付けるようにしたので、翼体50を回転させた際に掛かる回転方向の荷重を、その荷重の作用方向に沿って設けられた平面状の爪プレート52で支えることができるため、爪プレート52との連結部分における撓みを防止することができるとともに、爪部53と爪プレート52との段差から亀裂を生じさせることを防止することができる。
さらに、前記爪プレート52の下方に設けられた爪部53と前記爪プレート52との段差部分に湾曲させた湾曲部54aを設けるようにしたので、直角に切り込む場合に比べて荷重を分散させることができ、段差部分での亀裂を防止することができる。また、湾曲させることで、段差部分に付着した土などを指で取り除いてホルダ6に装着させることができるようになる。
また、前記蓋体7を、ホルダ6よりも翼体50の外側に向けて突出するように設けるようにしたので、ホルダ6が削られることがなくなり、蓋体7の交換だけで対応することができるようになる。
また、前記蓋体7を、スウェーデン鋼で構成するようにしたので、蓋体7の摩耗を防止することができるようになる。
また、前記爪プレート52を、爪部53の中央に設けて表裏対称となるようにしたので、爪部53の外側が磨り減ったとしても、掘削爪51を表裏反転させてホルダ6に取り付けて使用することができ、掘削爪51を有効活用することができるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、最も外側の掘削爪51のみを交換する場合について説明したが、内側の掘削爪51についても交換できるようなホルダ6などを設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、爪部53と爪プレート52を直交させるようにしてホルダ6に装着させるようにしたが、爪部53の下端の長手方向と爪プレート52の平面とを一致させるようにして翼体50のホルダ6に装着させるようにしてもよい。この場合、翼体50の側面方向に設けられたスリット状の開口部63から爪プレート52を挿入し、その開口部63を覆うように蓋体7を装着させるようにするとよい。
さらに、上記実施の形態では、蓋体7をスウェーデン鋼で構成するようにしたが、ホルダ6と同じ素材の金属、あるいは、他の金属で構成するようにしてもよい。
1・・・掘削撹拌装置
2・・・掘削軸
2a・・・第一掘削軸
2b・・・第二掘削軸
2c・・・第三掘削軸
3・・・撹拌翼
4・・・共回り防止翼
5・・・掘削翼
50・・・翼体
51・・・掘削爪
52・・・爪プレート
53・・・爪部
6・・・ホルダ
61・・・側壁
62・・・頭部
63・・・開口部
7・・・蓋体
8a・・・ボルト

Claims (6)

  1. 翼体に取り付けられたホルダに掘削爪を着脱可能に取り付けてなる掘削翼において、
    翼体の最も外側に設けられ、翼体の外側に向けた開口部を有するホルダと、
    当該開口部に爪プレートを収容した状態で取り付けられる掘削爪と、
    前記開口部を覆う蓋体と、
    を設けてなる掘削翼。
  2. 前記爪プレートを、掘削爪の先端部分に沿った長手方向と直交するように設け、前記ホルダの開口部に取り付けるようにした請求項1に記載の掘削翼構造。
  3. 前記爪プレートの下方に設けられた爪部と前記爪プレートとの段差部分を湾曲させるようにした請求項1に記載の掘削翼構造
  4. 前記蓋体が、ホルダよりも翼体の外側に向けて突出するように設けられるものである請求項1に記載の掘削翼構造。
  5. 前記蓋体が、スウェーデン鋼で構成されるものである請求項1に記載の掘削翼構造。
  6. 前記爪プレートを、爪部の中央に設けて掘削爪を全体として表裏対称となるようにした請求項1に記載の掘削翼構造。
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