JP2007210541A - ドアウエザーストリップ構造 - Google Patents

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    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
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Abstract

【課題】暗所における車両用ドアの開閉動状況の視認性を向上させることができるドアウエザーストリップ構造を提供すること。
【解決手段】蓄光材を添加した熱可塑性樹脂からなる発光部44をドアアウターウエザーストリップ27のリップ部43の車幅方向外側の壁面に形成させると共に、蓄光材を添加した熱可塑性樹脂からなる発光部53をドアインナーウエザーストリップ32の嵌合部51とシール部52との連結部近傍に形成させるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、ドアウエザーストリップ構造に関する。
従来の車両用ドア構造では、特に、ルームランプを点灯させずに暗所(夜間や暗闇)での乗員による開扉時または閉扉時において、乗員が車体やドアに接触して受傷するというおそれがあった。これにより、近年の車両用ドア構造には、暗所におけるドアの開閉動状況の視認性を向上させた技術が採用されている。この車両用ドア構造では、例えば、ドアの車両後方側の端部に、反射板、ランプ、蓄光材等の発光源を設けることにより、暗所におけるドアの開閉動状況を、乗員だけでなく車両の周囲の人にも視認させるようにしたものが提供されている。
このような、従来の車両用ドア構造は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2002−264651号公報
しかしながら、従来の車両用ドア構造では、ドアの車体後方側の端部のみ発光源が設けられており、視認性が十分であるとはいえなかった。つまり、暗所においてドアの開閉動作を行う場合、乗員はドア側においてはドアサッシュの車両後方側角部に接触する一方、車体側においてはドア開口部の上縁に接触することが多いので、従来のようにドアの車両後方側の端部に発光源を設けた構造では、乗員と車両との接触を防ぐことができないおそれがある。
しかも、従来の車両用ドア構造のように反射板やランプ等を設ける場合には、ドア自体の構造が複雑になるばかりでなく、重量及びコストの増加を招くおそれがある。また、蓄光材を使用した場合には、ドアはその多くの時間を閉扉状態とされているので、蓄光材への太陽光や電灯等からの光エネルギーを十分に吸収・蓄積することが困難であり、発光性能を低下させるおそれがある。
即ち、上述した従来の構造の問題点から考えると、暗所におけるドアの開閉動状況の視認性の向上を図る場合には、他部品を追加するのではなく、既存の部品を利用することが得策であると考えられる。また、近年、暗所での視認性確保の1つの手段として蓄光材を用いたものが種々提供されているが、蓄光材を使用する場合には、光エネルギーの吸収・蓄積を考慮した位置に設けることが望ましいと考えられる。そこで、本発明は、一般的な車両に設けられ、且つ車体とドアとの間をシールするドアウエザーストリップに着目し、このドアウエザーストリップの材料に蓄光材を添加するようにした。
従って、本願発明は上記課題を解決するものであって、暗所における車両用ドアの開閉動状況の視認性を向上させることができるドアウエザーストリップ構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るドアウエザーストリップ構造は、
蓄光材を添加した熱可塑性樹脂を用いて車体とドアとの間に介装されるドアウエザーストリップを形成させる
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るドアウエザーストリップ構造は、
第1の発明に係るドアウエザーストリップ構造において、
前記ドアウエザーストリップは前記ドアの外周に設けられるドアアウターウエザーストリップであって、
前記ドアアウターウエザーストリップは、
前記ドアの外周に取り付けられる取付部と、
前記取付部に一体で中空状に形成されると共に、前記ドアの閉扉時に前記車体との間をシールするシール部と、
前記取付部に一体に形成されると共に、前記シール部よりも車幅方向外側に設けられるリップ部とを備え、
前記蓄光材は前記リップ部の少なくとも車幅方向外側の壁面に添加される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るドアウエザーストリップ構造は、
第2の発明に係るドアウエザーストリップ構造において、
前記蓄光材は前記ドアのドアサッシュの角部近傍に添加される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係るドアウエザーストリップ構造は、
第1の発明に係るドアウエザーストリップ構造において、
前記ドアウエザーストリップは前記車体に開口されるドア開口部の縁部に設けられるドアインナーウエザーストリップであって、
前記ドアインナーウエザーストリップは、
前記ドア開口部の縁部に嵌合される嵌合部と、
前記嵌合部に一体で中空状に形成されると共に、前記ドアの閉扉時に前記ドアとの間をシールするシール部とを備え、
前記蓄光材は前記嵌合部と前記シール部との連結部近傍に添加される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係るドアウエザーストリップ構造は、
第4の発明に係るドアウエザーストリップ構造において、
前記蓄光材は前記ドア開口部側の前記連結部近傍に添加され、
前記シール部の中空形状は前記ドア開口部から離れる方向に偏位して形成される
ことを特徴とする。
第1の発明に係るドアウエザーストリップ構造によれば、蓄光材を添加した熱可塑性樹脂を用いて車体とドアとの間に介装されるドアウエザーストリップを形成させることにより、暗所における前記ドアの開閉動状況の視認性を向上させることができる。
第2の発明に係るドアウエザーストリップ構造によれば、第1の発明に係るドアウエザーストリップ構造において、前記ドアウエザーストリップは前記ドアの外周に設けられるドアアウターウエザーストリップであって、前記ドアアウターウエザーストリップは、前記ドアの外周に取り付けられる取付部と、前記取付部に一体で中空状に形成されると共に、前記ドアの閉扉時に前記車体との間をシールするシール部と、前記取付部に一体に形成されると共に、前記シール部よりも車幅方向外側に設けられるリップ部とを備え、前記蓄光材を前記リップ部の少なくとも車幅方向外側の壁面に添加することにより、シール性を低下させることなく、容易に光エネルギーを吸収・蓄積することができる。
第3の発明に係るドアウエザーストリップ構造によれば、第2の発明に係るドアウエザーストリップ構造において、前記蓄光材を前記ドアのドアサッシュの角部近傍に添加することにより、前記ドアサッシュの先端位置を乗員に明らかにさせることができるので、乗員への危害を防止することができる。
第4の発明に係るドアウエザーストリップ構造によれば、第1の発明に係るドアウエザーストリップ構造において、前記ドアウエザーストリップは前記車体に開口されるドア開口部の縁部に設けられるドアインナーウエザーストリップであって、前記ドアインナーウエザーストリップは、前記ドア開口部の縁部に嵌合される嵌合部と、前記嵌合部に一体で中空状に形成されると共に、前記ドアの閉扉時に前記ドアとの間をシールするシール部とを備え、前記蓄光材を前記嵌合部と前記シール部との連結部近傍に添加することにより、シール性を低下させることなく、光エネルギーを吸収・蓄積することができる。
第5の発明に係るドアウエザーストリップ構造によれば、第4の発明に係るドアウエザーストリップ構造において、前記蓄光材を前記ドア開口部側の前記連結部近傍に添加し、前記シール部の中空形状を前記ドア開口部から離れる方向に偏位して形成させることにより、前記ドアの閉扉時において前記シール部は前記連結部とは逆方向に倒れ込むので、前記蓄光材に光が照射され易くなり、光エネルギーを十分に吸収・蓄積することができると共に、発光による運転中の乗員への影響を抑えることができる。
以下、本発明に係るドアウエザーストリップ構造について詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るドアウエザーストリップ構造を備えた車両の斜視図、図2はドアサッシュの車両後方側角部の拡大図、図3は図1のA−A矢視断面図である。なお、図1に示す2点鎖線はドアの閉扉状態を示しており、図3に示す2点鎖線はドアの閉扉時における各部位の変形の様子を示している。
図1,2に示すように、車体11には助手席側のドア12が設けられており、ドア12は、その車両前方側の端部が車体11に開口されるドア開口部31にヒンジ結合されることにより、車体11に対して車両後方側の端部が外方に回動するように開閉可能に支持されている。
ドア12は、ドア本体21と、ドア本体21の上部において枠状に形成されるドアサッシュ22とから構成されている。このドアサッシュ22は、上端から下端に向けて下方に傾斜する前枠部23と、略鉛直方向に延設する後枠部24と、前枠部23の上端と後枠部24の上端とを連結する上枠部25とから構成されている。そして、この枠部23,24,25から形成される開口部には、ドア本体21内部との間で昇降可能に支持されるドアガラス26が設けられている。
ドア12の外周全域にはドアアウターウエザーストリップ27が配設されている。このドアアウターウエザーストリップ27は、後枠部24と上枠部25とからなる角部外側に設けられると共に上辺部と縦辺部とからなるL字形の角部ウエザーストリップ28と、該角部を除いた部分に設けられる枠状ウエザーストリップ29とから構成されている。
そして、詳細は後述するが、角部ウエザーストリップ28はソリッド材の熱可塑性樹脂を用いて射出成形した後、蓄光材を添加した同様のソリット材の熱可塑性樹脂を用いて部分的に2層になると共に、その長手方向において略同一の横断面が連続的に形成するように射出成形したものである。一方、枠状ウエザーストリップ29はスポンジ材の熱可塑性樹脂を用いて連続的に押出成形したものである。つまり、枠状ウエザーストリップ29は、その長手方向において略同一の横断面を連続的に有しており、この横断面は角部ウエザーストリップ28の横断面と略同一となっている。
従って、ドアアウターウエザーストリップ27は、スポンジ材の熱可塑性樹脂を用いて連続的に押出成形し、この押出成形品を所定の長さに切断して枠状ウエザーストリップ29を形成させた後、この枠状ウエザーストリップ29の両端の間に、ソリット材の熱可塑性樹脂及び蓄光材を添加した同様のソリット材の熱可塑性樹脂を用いて2層射出成形した角部ウエザーストリップ28を挟持して接続させることにより形成されるものである。
また、ドア開口部31の縁部全周にはドアインナーウエザーストリップ32が配設されている。そして、詳細は後述するが、ドアインナーウエザーストリップ32は、ソリット材の熱可塑性樹脂、蓄光材を添加した同様のソリット材の熱可塑性樹脂及びスポンジ材の熱可塑性樹脂を用いて連続的に3重押出成形したものである。つまり、ドアインナーウエザーストリップ32は、その長手方向において略同一の横断面を連続的に有している。
次に、ドアアウターウエザーストリップ27及びドアインナーウエザーストリップ32の構成について詳細に説明する。なお、上述したように、ドアアウターウエザーストリップ27及びドアインナーウエザーストリップ32は、それぞれの長手方向において略同一の横断面を有しているので、図3に示すように、ドアサッシュ22の車両後方側の角部近傍(後枠部24と上枠部25とからなる角部近傍)における各横断面について説明する。
図3に示すように、ドアアウターウエザーストリップ27の角部ウエザーストリップ28はドアサッシュ22の上枠部25の上部に取り付けられており、上枠部25の下部にはシール部材30を介してドアガラス26が配置されている。
角部ウエザーストリップ28は、上枠部25の縁部25aに取り付けられる取付部41と、取付部41に一体に形成されるシール部42及びリップ部43と、リップ部43に一体に形成される発光部44とを備えている。シール部42は中空状に形成されており、ドア12の閉扉時において車体11を構成するルーフパネル33の側壁との間をシールするものである。リップ部43はシール部材42よりも外側に設けられており、ドア12の閉扉時においてルーフパネル33と当接することにより、シール部42がルーフパネル33に接触するシール部分を覆うものである。発光部44はリップ部43の外側壁面に形成されており、図2に示すように、角部ウエザーストリップ28の上辺部において所定の長さで延設されている。
そして、取付部41、シール部42及びリップ部43はソリット材の熱可塑性樹脂で形成される一方、発光部44は蓄光材を添加した同様のソリット材の熱可塑性樹脂で形成されている。つまり、角部ウエザーストリップ28は、ソリット材の熱可塑性樹脂を用いて射出成形して取付部41、シール部42及びリップ部43を形成させた後、蓄光材を添加した同様のソリット材の熱可塑性樹脂を用いて射出成形して発光部44を形成させることにより製造されるものである。
なお、図示はしていないが、枠状ウエザーストリップ29も、角部ウエザーストリップ28と同様に、取付部、シール部及びリップ部を備えており、スポンジ材の熱可塑性樹脂を用いて連続的に押出成形して該各部位を形成させることにより製造されるものである。
一方、ドアインナーウエザーストリップ32は、ドア開口部31の縁部を形成するルーフパネル33に取り付けられている。ドアインナーウエザーストラップ32は、ルーフパネル33のフランジ部33aと嵌合する嵌合部51と、嵌合部51に一体に形成されるシール部52と、嵌合部51とシール部52との下方側の連結部に形成される発光部53とを備えている。
嵌合部51は、横断面がU字形をなす本体54と、本体54の基端に一体に形成されるリップ部55とから構成されている。本体54の内側にはフランジ33aを保持するフランジ保持リップ56が形成されており、本体54の内部には芯金57が埋設されている。シール部52は、ドア12の閉扉時において上枠部25の内壁との間をシールするものであり、その横断面は上方側が下方側よりも膨出するように、即ち、中空形状がドア開口部31から離れる方向に偏位するように形成されている。
そして、嵌合部51はソリット材の熱可塑性樹脂で形成され、発光部53は発光材を添加した同様のソリット材の熱可塑性樹脂で形成され、シール部52はスポンジ材の熱可塑性樹脂で形成されている。つまり、ドアインナーウエザーストリップ32は、ソリット材の熱可塑性樹脂、蓄光材を添加した同様のソリット材の熱可塑性樹脂及びスポンジ材の熱可塑性樹脂を用いて連続的に3重押出成形して嵌合部51、発光部53及びシール部52を形成されることにより製造されるものである。
従って、本発明のドアウエザーストリップ構造によれば、蓄光材を添加した熱可塑性樹脂からなる発光部44,53をドアアウターウエザーストリップ27及びドアインナーウエザーストリップ32に部分的に設けることにより、暗所(夜間や暗闇)におけるドア12の開閉動状況の視認性を向上させることができる。しかも、一般的な車両に設けられるドアウエザー構造に発光部44,53を形成させているので、他部品を追加することがなく、重量及びコストの増加を抑えることができる。
ドアアウターウエザーストリップ27においては、発光部44をリップ部43の外側の壁面に設けることにより、シール部42がルーフパネル33に接触するシール部分に影響を与えることがないので、シール性を低下させることがない。また、発光部44がドア12の閉扉時において変形した場合であっても、発光部44は常に車両の外方に向き出しになっているので、容易に光エネルギーを吸収・蓄積することができる。更に、発光部44を開扉動作時において乗員の多くが接触するドアサッシュ22の車両後方側の角部近傍だけに設けることにより、より強調して乗員にドアサッシュ22の先端位置を明らかにすることができるので、乗員への危害を防止することができる。
ドアインナーウエザーストリップ32においては、発光部53を嵌合部51とシール部52との下方側の連結部に設けることにより、シール部52がドアサッシュ22の上枠部25に接触するシール部分に影響を与えることがないので、シール性を低下させることがなく、光エネルギーを吸収・蓄積することができる。また、シール部52の中空形状をドア開口部31から離れる方向に偏位して形成させることにより、ドア12の閉扉時においてシール部52を発光部53とは逆方向(上方)に倒れ込ませることができる。これにより、ドア12の閉扉時において、シール部52は上方の一方向に変形することになり、発光部53は常に車両の外側に向くことになるので、ドアガラス26を通して発光部53に光が照射され易くなり、光エネルギーを十分に吸収・蓄積することができる。更に、暗所において発光部53が発光しても、外方への発光となるので、運転の妨げになることはなく、乗員への影響を抑えることができる。
また、従来のゴムで形成されたドアウエザーストリップと違って、ドアアウターウエザーストリップ27及びドアインナーウエザーストリップ32は熱可塑性樹脂を用いて形成されているので、リサイクルが可能になると共に軽量化を図ることができる一方、着色をすることができる。これにより、ドアアウターウエザーストリップ27及びドアインナーウエザーストリップ32を車室内の内装色と同じ色にすることができるので、見栄えを向上させることができる。更に、見栄えの向上と共に、暗所における発光部44,53の発光によりイルミネーション効果を期待することができるので、車両の商品力を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、発光部44をドアアウターウエザーストリップ27の一部に形成させると共に、発光部53をドアインナーウエザーストリップ32の全周に形成したが、発光部44,53の長さや設置位置はこれに限定されることはなく、例えば、発光部44をドアアウターウエザーストリップ27の全周に形成させると共に、発光部53をドアインナーウエザーストリップ32の一部に形成させる等、視認性に応じて適宜変更しても構わない。また、助手席側のドアについて説明したが、例えば、運転席側のドア、後方のドア及びテールゲート等にも本発明に係るドアウエザーストリップ構造を適用することができる。
スライド式のドアに適用可能である。
本発明の一実施例に係るドアウエザーストリップ構造を備えた車両の斜視図である。 ドアサッシュの車両後方側角部の拡大図である。 図1のA−A矢視断面図である。
符号の説明
11 車体
12 ドア
22 ドアサッシュ
27 ドアアウターウエザーストリップ
28 角部ウエザーストリップ
29 枠状ウエザーストリップ
31 ドア開口部
32 ドアインナーウエザーストリップ
41 取付部
42,52 シール部
43 リップ部
44,53 発光部
51 嵌合部

Claims (5)

  1. 蓄光材を添加した熱可塑性樹脂を用いて車体とドアとの間に介装されるドアウエザーストリップを形成させる
    ことを特徴とするドアウエザーストリップ構造。
  2. 請求項1に記載のドアウエザーストリップ構造において、
    前記ドアウエザーストリップは前記ドアの外周に設けられるドアアウターウエザーストリップであって、
    前記ドアアウターウエザーストリップは、
    前記ドアの外周に取り付けられる取付部と、
    前記取付部に一体で中空状に形成されると共に、前記ドアの閉扉時に前記車体との間をシールするシール部と、
    前記取付部に一体に形成されると共に、前記シール部よりも車幅方向外側に設けられるリップ部とを備え、
    前記蓄光材は前記リップ部の少なくとも車幅方向外側の壁面に添加される
    ことを特徴とするドアウエザーストリップ構造。
  3. 請求項2に記載のドアウエザーストリップ構造において、
    前記蓄光材は前記ドアのドアサッシュの角部近傍に添加される
    ことを特徴とするドアウエザーストリップ構造。
  4. 請求項1に記載のドアウエザーストリップ構造において、
    前記ドアウエザーストリップは前記車体に開口されるドア開口部の縁部に設けられるドアインナーウエザーストリップであって、
    前記ドアインナーウエザーストリップは、
    前記ドア開口部の縁部に嵌合される嵌合部と、
    前記嵌合部に一体で中空状に形成されると共に、前記ドアの閉扉時に前記ドアとの間をシールするシール部とを備え、
    前記蓄光材は前記嵌合部と前記シール部との連結部近傍に添加される
    ことを特徴とするドアウエザーストリップ構造。
  5. 請求項4に記載のドアウエザーストリップ構造において、
    前記蓄光材は前記ドア開口部側の前記連結部近傍に添加され、
    前記シール部の中空形状は前記ドア開口部から離れる方向に偏位して形成される
    ことを特徴とするドアウエザーストリップ構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007060159A1 (de) * 2007-12-13 2009-06-18 SaarGummi technologies S.à.r.l. Extrudierter Strang, insbesondere Dichtungsstrang zur Anbringung an Fahrzeugtüren, Klappen sowie an Karosserieausschnitten für Fahrzeugtüren, Klappen und Scheiben
JP2012025313A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Nishikawa Rubber Co Ltd オープニングウェザストリップ
US9587800B2 (en) 2013-11-21 2017-03-07 Ford Global Technologies, Llc Luminescent vehicle molding

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