JP2007210533A - ベビーカー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】背もたれ支持部152は、背もたれ支持固定部152と背もたれ板部152cと相対位置調整領域152dとリクライニングベルト部152e等を有し、相対位置調整領域は、フレーム部163等と背もたれ板部との間に形成され、クッション背もたれ部142には、クッション背もたれ固定部142aが形成され、クッション座面部141とクッション背もたれ部との境界近傍には、背もたれ支持部と座面支持部151との境界近傍と着脱可能なクッション側ファスナー143等が形成され、クッション座面部の先端部には、座面支持部と着脱可能な座面固定部141aが形成されているベビーカー100。
【選択図】図2
Description
このため、ベビーカーの利用者がシートクッションを洗濯する際には、この背もたれ板を取り外す必要があり、また、洗濯後は、この背もたれ板を再びシートクッションに装着する必要があった。このため、利用者がシートクッションを洗濯し難く、装着し忘れる恐れもあるという問題があった。
また、ベビーカーに背もたれ板を配置したものもあるが、この場合、洗濯後、シートクッションをベビーカーに装着するのは、シートクッションの装着に慣れていない母親等が主に行うため、正しくシートクッションが装着されないおそれがある。
この場合は、シートクッション等とベビーカーのフレームとの間に隙間が生じ、この隙間から乳幼児等が落下し、シートクッションとフレームとの間に挟まれ怪我等をするおそれがあるという問題がある。
すなわち、乳幼児が乗車して汚れるクッション座席部は、クッション背もたれ固定部、境界近傍固定部及び座面固定部によって座席支持部に装着されているので、利用者がこれらのクッション背もたれ固定部等について解除動作を行うだけで容易に、座席支持部から取り外し、洗濯や取り替え等をすることができる。
また、洗濯後、座席支持部を再び座席支持部に装着する際も、利用者はクッション背もたれ固定部等を操作するだけで容易に装着することができる。
したがって、利用者はクッション座席部を座席支持部に対して容易に着脱することができるので、クッション座席部の着脱動作に慣れていない母親等であっても容易に着脱できる。
このため、クッション座席部を座席支持部に確実に固定することが可能となっている。
したがって、洗濯等のためクッション座席部を座席支持部から取り外した際、利用者がクッション背もたれ部から背もたれ板を取り外し、洗濯後、再装着する必要がないので、利用者によって洗濯等をし易いクッション座席部となる。
すなわち、座席部の背もたれ支持部及びクッション背もたれ部を例えば、傾けて、乗車中の乳幼児に楽な姿勢をとらせるリクライニング機構は全て座席支持部に配置され、クッション座席部には配置されていない。
したがって、利用者はクッション座席部を着脱するとき、リクライニング機構が邪魔にならず、間違えることなく装着や操作を行える使いやすいベビーカーとなる。
このため、洗濯等のためクッション座席部を座席支持部から取り外し、洗濯後、再装着する際、利用者が誤って、正しくクッション座席部を装着することができない場合でも、相対位置調整領域が設けられた背もたれ支持固定部によって、ハンドル部やフレーム部との大きな隙間を生じさせず、このため、乳幼児がフレーム部等とクッション座席部との間に挟まれて怪我等をする事態の発生を未然に防ぐことができる。
特に、リクライニング機構を用いて、背もたれ支持部等を大きく傾けて使用している場合は、上記隙間がより大きくなるが、この場合、相対位置調整領域は必ず、背もたれ板部とフレーム部等の間に配置され、確実に乳幼児を保持することが可能となる。
このため、クッション座席部を座席支持部に対して確実に固定することができ、乳幼児が乗車した際、乳幼児の動き等で、クッション座席部が座席支持部に対して前後左右にずれてしまうことを未然に防ぐことができる。
また、クッション側面固定部が、相対位置調整領域が設けられた背もたれ支持固定部を覆うように配置されているため、クッション座席部とフレーム部等との間に隙間が殆ど形成されないように構成することができる。
境界近傍固定部から座面支持部に亘る乳幼児の下半身が配置される領域の両側は、この部分にサイド立体部を配置することで、下半身側にもクッション座席部とフレーム部等の隙間がより生じにくい構成としている。しかも、サイド立体部は、乳幼児の手が届き易い境界近傍固定部側では、サイド固定部によって背もたれ支持固定部の下方側に接続されるため、よりフレーム部等との隙間ができない構成とされている。
また、座面固定部は、足載せベルトに対して着脱可能に配置されると共に、足載せベルトが進退方向の移動するための移動領域を有しているので、クッション座席部が足置きフレームの移動を阻害しないと共に、容易にクッション座面部の座面固定部を着脱できる。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1に示すように、ベビーカー100は、回動可能な双輪の車輪101を有する車輪部である例えば、前輪部110a、110b及び後輪部120aを有している。なお、後輪部120aは、前輪部110a等と同様に2個形成されている。
また、ベビーカー100は、乳幼児が乗車する座席部130を有している。座席部130の構成については後述する。
また、ベビーカー100は前輪部110a、110bを支持する前輪フレーム161と、後輪部120aを支持する後輪フレーム162を有している。
また、ベビーカー100は利用者が操作するためのハンドル部である例えば、ハンドル165と、このハンドル165を支持するためのハンドルフレーム163を有している。
そして、前輪フレーム161、後輪フレーム162及びハンドルフレーム163等によって座席部130を支持する構成となっている。このため、前輪フレーム161、後輪フレーム162等が、車輪部及び座席部を支持するフレーム部の一例となっている。
また、本実施の形態においては、前輪部110a等と後輪部120aが近接する方向に移動し、座席部130を折り畳んでコンパクトにすることができる構成とされている。
さらに、ベビーカー100は、利用者である例えば、保護者等が荷物を入れるカゴ168や乳幼児が乗車中に足を置くフットレスト169、乳幼児を保持するために開閉可能とされた股ベルト170と腰ベルト171も有している。
図2は、図1のクッション座席部を取り外した状態を示す概略斜視図である。図2には、座席部130のうち、クッション座席部140を支持する座席支持部150が示されている。このように、クッション座席部140と座席支持部150等によって座席部130が構成されている。
一方、座席支持部150は、図2に示すように、図1のクッション座面部141が配置され支持されると共に、板状部材が配置された座面支持部151と、図1のクッション背もたれ部142が配置され支持される背もたれ支持部152を有している。
なお、本実施の形態においては、乳幼児の座位が安定できるように座面支持部151を、変形しない剛性の高い板状材部材で形成しているが、前輪部110a等と後輪部120aとを近接させるよう折り畳んだ後に、更に各前輪部110a,110bが近接する方向に折り畳む所謂3つ折り構造等にする場合、座面支持部151の板状部材を比較的薄く変形可能なシート状のものとしたり、屈曲部や分割片として屈曲可能としてもよい。
この背もたれ支持部152は、図2に示すように、背もたれ支持部152をハンドルフレーム163と固定するための背もたれ支持固定部152aを有している。
具体的には、背もたれ支持固定部152a、152aは、背もたれ支持部152の両側から一体に延伸されて配置される比較的強度の強い布地からなり、この布地をハンドルフレーム163に巻き付け、締結具である複数のピン152bでハンドルフレーム163に外れないよう確実に固定される構成となっている。
また、図2に示すように、背もたれ支持固定部152a、152aには、背もたれ支持部152とハンドルフレーム163との相対位置を調整する相対位置調整領域である例えば、リクライニング領域152dが形成されている。
すなわち、このリクライニング領域152dが広がり又は狭まることで背もたれ支持部152の角度が変わって、リクライニング角度を維持できる構成となっている。
図4は、図2のリクライニング領域152dを広げたリクライニング状態を示す概略説明図である。図4に示すようにリクライニング領域152dを広げるように背もたれ支持部152を倒して配置することで、背もたれ支持部152の座面支持部151に対する角度を大きくすることができる。
このように、リクライニング領域152dは、背もたれ支持部152の両側縁の少なくとも上方に配置され(図3及び図4参照)、且つ背もたれ支持部152に沿って配置されるハンドルフレーム163と背もたれ支持部152における背もたれ板152cとの間に形成されている。
また、背もたれ支持部152には、リクライニングベルト152eの長さを調節するためのベルト長さ調節部である例えば、ベルト長さ調節具152fが形成されている。
このように、リクライニング領域152d、リクライニングベルト152e及びベルト調節具152f等により、背もたれ支持部152とハンドルフレーム163との相対位置を変化させるリクライニング部が形成されている。
具体的には、長さ調節具152fから先が短くなるよう図3のベルト長さ調節具152fを操作し、リクライニング領域152d等内に配置されているリクライニングベルト152eを長くすることで、背もたれ支持部152は図4に示すように倒れる。逆に、長さ調節具152fからリクライニングベルト152eを引き出すよう操作して、リクライニング領域152d等に配置されているリクライニングベルト152eを短くすることで、背もたれ支持部152を起こすことができる。
また、背もたれ支持部152には、リクライニングフレーム170に対して背もたれ支持部152を固定するためのフレーム固定部である例えば、リクライニングフレーム固定部152gが形成されている。
具体的には、リクライニングフレーム固定部152gは背もたれ支持固定部152a等と同じ布地からなり、その先端にファスナー152hが形成され、リクライニングフレーム固定部152gの先端がファスナー152hによって背もたれ支持部152の裏面と着脱可能な構成となっている。
すなわち、リクライニングフレーム固定部152gは、リクライニングフレーム170を覆うよう巻きつけて配置する構成となっている。
このため、背もたれ支持部152を図4に示すように傾けた場合、背もたれ支持部152が、乗車している乳幼児の頭部を確実に保持できる構成となっている。
また、このように背もたれ支持部152を折る場合は、図3のリクライニングフレーム固定部152g内でリクライニングフレーム170が相対的に移動するため、リクライニングフレーム固定部152gには、図3の矢印Mで示すように、リクライニングフレーム170の移動領域(クリアランス)が形成されている。
このため、図4に示すように背もたれ支持部152を折り曲げる際に、リクライニングフレーム170がその折り曲げを妨げることがない。
図5に示すように、クッション座席部140には貫通孔とされて、股ベルト170を通すための股ベルト挿通孔144と、腰ベルト171を通すための腰ベルト挿通孔145,145がそれぞれ形成されている。
そして、クッション背もたれ部142には、図2の背もたれ支持部152と着脱可能なクッション背もたれ固定部である例えば、クッション側面ファスナー(面ファスナー)142aが形成されている。
すなわち、クッション側面ファスナー142aは、図5に示すように、クッション背もたれ部142の上部の幅方向における中間部に形成されており、一方、背もたれ支持部152には、図2に示すように支持部側面ファスナー152iが形成されている。
このため、クッション側面ファスナー142aと支持部側面ファスナー152iが係止されることによりクッション背もたれ部142と背もたれ支持部152を容易に着脱可能な構成となっている。
すなわち、クッション側ファスナー143は、図5のクッション座面部141の幅方向において横長に形成され、その両端部がクッション背もたれ部142とクッション座面部141の境界部分の両側縁E、E’近傍に配置されるように配置されている。
一方、背もたれ支持部152と座面支持部151との境界近傍であって、背もたれ支持部152の下端には、図2に示すように支持部側ファスナー153が形成されている。
このため、クッション側ファスナー143と支持部側ファスナー153を着脱することで容易にクッション座席部140と座席支持部150を着脱可能で、しかも位置ずれし易いクッション座席部140と座席支持部150を確実に保持できる構成となっている。
そして、この足載せフレーム151a、151aの先端側には、足載せフレーム151a、151aを連結するための足載せベルト151bが形成されている。
すなわち、2本の足載せフレーム151a、151aと足載せベルト151bは、図2の矢印X方向に移動可能な構成となっている。
このため、ベビーカー100の背もたれ支持部152を図4に示すように倒した場合等は、この足載せフレーム151aを先端側に引き出すことで、乗車している乳幼児がその足を足載せベルト151bに置いて足を延ばすことができ、寝た状態で足を伸ばして乗車できる構成となっている。
一方、背もたれ支持部152を図1のように起こして使用しているときは、足載せフレーム151aを座面支持部151内に格納させることができ、このときは、乗車している乳幼児はその足をフットレスト169に置くことができる構成となっている。
図5に示すように、クッション座面部141の先端部には、座面支持部151の足載せベルト151bに対し着脱可能な座面固定部である例えば、先端側面ファスナー141aが形成され、この先端側面ファスナー141aに対応してクッション座面部141には、座面側面ファスナー141bが形成されている。
したがって、先端側面ファスナー141aを座面側面ファスナー141bに対し固定する際に、図2の足載せベルト151bを挟み込むことで、クッション座面部141は座面支持部151等に対して固定される構成となっている。
また、この固定は面ファスナーによって行うため、先端側面ファスナー141aと座面側面ファスナー141bを着脱することで容易にクッション座面部141を座面支持部151に着脱可能となっている。
そのため、例えば乳幼児が寝てしまった時等でも、着座したまま足載せフレーム151aを引き出して、足載せベルト151b上に足を載せることができる等、足載せベルト151bを自由に進退させる操作を行うことができる。
なお、本実施の形態では、座面固定部として先端側面ファスナー141aと座面側面ファスナー141bとを着脱する構造としているが、クッション座面部141と座面支持部151の対向する面に、それぞれ面ファスナー等の係合手段を設けて、直接的に着脱可能に固定するよう構成してもよい。
したがって、利用者が座席支持部150からクッション座席部140を取り外すとき、上述のリクライニング機構が取り外しの妨げとならず、クッション座席部150を取り外しやすい構成となっている。
具体的には、クッション側面固定部152aは、クッション層が内蔵されたクッション座席部140の生地から一体に延伸された、比較的強度の高い例えば布地からなり、その端部にフック142c及びホック142dを有している。
そして、図3に示すように背もたれ支持固定部152aの、ピン152bによってハンドルフレーム163に完全に固定された内側(背もたれ板152cに面する側)にフック受け152kと、ホック152mが設けられている。
このため、クッション側面固定部142bを、図2の背もたれ支持固定部152aの上から巻きつけて、背もたれ支持固定部152aを外から覆うように配置し、フック142cとホック142bを、それぞれフック受け152kと、ホック152mに固定する構成となっており、異なる固定構造とされることで、誤って取れてしまうことを防いでいる。
したがって、背もたれ支持固定部152aに形成されているリクライニング領域152dに上に、クッション側面固定部142が配置されるため、ハンドルフレーム163とクッション座席部140との間に隙間がより生じにくい構成となり、安全性が向上する。
このサイド立体部141cは、サイド固定部であるホック構造とされた留め具141dを有し、この留め具141dを図2のリクライニング領域152dの下方の留め具152jに対して着脱することができる構成となっている。そして、この各留め具141d,152jによる係合位置は、リクライニング領域152dとクッション側面固定部142との間に設けられているため、サイド立体部141cの留め具141d側が、リクライニング領域152dとクッション側面固定部142の間に入り込んで固定される。
したがって、リクライニング領域152dが配置されていない図5の両側縁E、E’の付近にまでサイド立体部141cを確実に配置でき、クッション座席部140と、前輪フレーム161、後輪フレーム162及び肘掛け部166との間に隙間をなくすだけでなく、クッション背もたれ部142とクッション座面部141との境界近傍における隙間も確実になくすことができ、安全性が向上する。
また、洗濯後も、クッション側面ファスナー142a、クッション側ファスナー143及び座面側ファスナー141bを固定するだけで容易、かつ確実にクッション座席部140を座席支持部150に装着することできる。
特に、座席部130の中心となるクッション側面ファスナー142a等は、着脱が容易な面ファスナーやファスナーを使用しているため、着脱がより容易な構成となっている。
このため、クッション座席部140の着脱動作に慣れていない母親等であってもクッション座席部140を座席支持部151に対して容易に着脱することができる。
特に、リクライニング機構を用い、図4に示すように、背もたれ支持部152を、大きく傾けて使用している場合は、上述の隙間が大きくなるが、この場合でも、リクライニング領域152dが大きく広がって配置されるので、リクライニング領域152dによって確実に乳幼児を保持することができ、安全性の高いベビーカー100となる。
したがって、リクライニングフレーム固定部152gと共に外すと、背もたれ支持部152を座面支持部151から取り外すことができる構成となっている。
上述の実施の形態の図1に示すハンドルフレーム163は固定式(所謂「B型,背面式」)であるが、本変形例のハンドルフレーム163は、図6の軸263aを中心にハンドルフレーム163が揺動する構成となっている(所謂「AB兼用型,切替式」)。
すなわち、本変形例では、ハンドル165を図1の後輪部120a側から前輪部110a側へ揺動させ、ベビーカーを図1の後方向へ移動させられる構成となっている。
これは、座席部13に座っている乳幼児に対面して、お互いの顔を見ながらベビーカーを移動させたいとの需要に応じたためである。
このような「AB兼用型」のベビーカーは、ハンドル及びハンドルフレーム263が移動してしまうので、図2の背もたれ支持部152の背もたれ支持固定部152aや、クッション側面固定部142bは、ハンドルフレーム263ではなく、別個設けられた図6に示す背もたれフレーム274に固定される。
このように背もたれ支持部152等が背もたれフレーム274に固定されることで、ハンドルを揺動させて、対面と背面との切り替えを選択した使用が可能となっている。
Claims (4)
- 回動可能な車輪を有する車輪部と、
乳幼児が乗車する座席部と、
前記車輪部及び前記座席部を支持するフレーム部と、
前記フレーム部に接続され、利用者が操作するためのハンドル部と、を有し、
前記座席部は、
前記乳幼児が直接着座しクッション性を有するクッション座席部と
前記クッション座席部を支持する座席支持部と、を有し、
前記クッション座席部は、
乳幼児の臀部側を支持するクッション座面部と、
乳幼児の背中側を支持するクッション背もたれ部とによって一体に形成されており、
前記座席支持部は、
前記クッション座面部を支持する板状部材が配置された座面支持部と、
前記クッション背もたれ部を支持する背もたれ支持部と、を有し、
前記背もたれ支持部は、
前記背もたれ支持部を前記フレーム部又は前記ハンドル部と固定するための背もたれ支持固定部と、
前記背もたれ支持部の形状を保持するための背もたれ板部と、
前記背もたれ支持部と前記フレーム部又は前記ハンドル部との相対位置を変化させるリクライニング部と、を有し、
前記リクライニング部は、
前記背もたれ支持固定部に形成され、前記背もたれ板部と前記フレーム部又は前記ハンドル部との相対位置を調整する相対位置調整領域と、
前記相対位置調整領域に配置されるリクライニングベルト部と、
前記相対位置調整領域に配置される前記リクライニングベルト部の長さを調節するためのベルト長さ調節部と、有し、
前記相対位置調整領域は、前記背もたれ支持部の両側縁の少なくとも上方に配置され、且つ前記背もたれ支持部に沿って配置される前記フレーム部又は前記ハンドル部と前記背もたれ板部との間に形成され、
前記クッション背もたれ部には、前記背もたれ支持部と着脱可能なクッション背もたれ固定部が形成され、
前記クッション座面部と前記クッション背もたれ部との境界近傍には、前記背もたれ支持部と前記座面支持部との境界近傍と着脱可能な境界近傍固定部が形成され、
前記クッション座面部の先端部には、前記座面支持部と着脱可能な座面固定部が形成されていることを特徴とするベビーカー。 - 前記クッション背もたれ固定部は、前記クッション背もたれ部の上部の幅方向における略中間部に形成され、
前記クッション背もたれ部の両側には、前記背もたれ支持固定部を覆うように装着されるクッション側面固定部が形成され、
前記境界近傍固定部が、前記クッション座面部の幅方向において横長に形成され、その両端部が前記クッション座面部と前記クッション背もたれ部の境界部分の両側縁近傍に達するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のベビーカー。 - 前記クッション座席部の前記クッション座面部の両側には、前記フレーム部又は前記ハンドル部と前記クッション座席部と間に配置されるサイド立体部が形成され、
前記サイド立体部には、前記背もたれ支持固定部の下方部と着脱可能なサイド固定部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のベビーカー。 - 前記座席支持部の先端側には、両側縁に沿って配置され、先端側に向かって進退可能な足載せフレームが形成され、
前記足載せフレームには、その先端側を連結する足載せベルトが設けられ、
前記座面固定部は、前記足載せベルトに対して着脱可能に配置されると共に、前記足載せベルトが前記進退方向の移動するための移動領域を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のベビーカー。
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