JP2007210001A - ストリップ巻き取り方法及びその方法を実施するシステム、並びにストリップ切断方法。 - Google Patents
ストリップ巻き取り方法及びその方法を実施するシステム、並びにストリップ切断方法。 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ストリップを巻き取る装置のテンションリールにストリップを巻き取るストリップ巻き取り方法において、テンションリールに巻き取られたストリップの内周にあるストリップ先端の位置を、ストリップの切断位置からストリップがテンションリールに巻き付く位置までのストリップ先端の搬送量と、テンションリールの回転角度に基づいて算出する。
【選択図】図1
Description
以下、この発明の実施の形態1について説明する。図1は実施の形態1によるストリップ巻き取りシステムの概略構成を説明するもので、複数の長尺体が溶接接合されて形成される鋼帯などのストリップ1が、ストリップ搬送手段、例えば、ブライドルロール2により搬送され、モータ等の駆動装置3で回転駆動されるストリップ巻き取り装置4のテンションリール5に巻き取られる。ストリップ1の搬送量は、ブライドルロール2に装着されたストリップ搬送量算出手段、例えば、パルスジェネレータ6の発生パルス信号を積算することにより算出される。
シャー7にて切断されたストリップ1にはストリップ先端が発生する。ブライドルロール2にて搬送されたストリップ先端が巻き取り装置4のテンションリール5上に巻き付き、テンションリール5が数回回転する内にテンションリール5とストリップ1との間に隙間が無くなる。この時、テンションリール5を回転させるモータ3は、ブライドルロール2との間で、予め決められた張力を持ってストリップ1を巻き取ろうとするため、テンションリール5上にストリップ1が完全に巻き付くと同時にモータ負荷が増える。このモータ負荷の上昇を負荷検出装置11により検出し、テンションリール5上でのストリップ1の巻き付きが完了したことを検出する。このテンションリール5上でのストリップ1の巻き付きが完了する時点までに、ストリップ先端がシャー7の位置から搬送される長さは、ストリップ1を搬送するためのブライドルロール2に装備されたパルスジェネレータ6が発生するパルス信号を積算することで計測できる。テンションリール5上でのストリップ1の巻き付きが完了したと判断されるまでにストリップ先端が搬送された長さから、シャー7からテンションリール5上のストリップ巻き付き位置Pまでの距離Lを減算した長さ分が、テンションリール5上にストリップ1が完全に巻き付くまでに巻き取ったストリップ1の長さとなる。
次に、この発明の実施の形態2について説明する。図3は実施の形態2によるストリップ巻き取りシステムの概略構成を説明するもので、この実施の形態2においては、実施の形態1によるストリップ巻き取りシステムに、ストリップ尾端位置設定手段30とストリップ尾端位置補正手段31を付加したものあり、その他の構成については実施の形態1と同様であるので、同一符号を付すことにより説明を省略する。
次に、上記各実施の形態で説明したストリップ巻き取りシステムによって、溶接接合部を有するストリップをテンションリールに巻き取る工程の前工程として、ストリップの状態を確認するサンプルの採取部分を予め決められた分割パターンにより切断するストリップ切断方法について説明する。
3 モータ 4 ストリップ巻き取り装置
5 テンションリール 6 パルスジェネレータ
7 シャー 8 センサ
9 パルスジェネレータ 10 ストリップ先端位置算出手段
11 負荷検出装置 12 ローラ
13 ストリップ尾端位置設定手段 14 ストリップ尾端位置補正手段
20 金属製ストライカー 40 サンプルカット部
41 溶接位置 42 スクラップカット部
43 溶接部カット余裕長さ 44 実際のスクラップカット長さ
45 ファーストカット部 50 補正量部
Claims (6)
- ストリップを巻き取る装置のテンションリールに上記ストリップを巻き取るストリップ巻き取り方法において、
上記テンションリールに巻き取られたストリップの内周にあるストリップ先端の位置を、上記ストリップの切断位置から上記ストリップが上記テンションリールに巻き付く位置までの上記ストリップ先端の搬送量と、上記テンションリールの回転角度に基づいて算出することを特徴とするストリップ巻き取り方法。 - ストリップを巻き取る装置のテンションリールに上記ストリップを巻き取るストリップ巻き取り方法であって、
上記テンションリールに巻き取られたストリップの内周にあるストリップ先端と上記ストリップの外周にあるストリップ尾端とを予め決められた位置にするストリップ巻き取り方法において、
上記ストリップ先端の位置を、上記ストリップの切断位置から上記ストリップが上記テンションリールに巻き付く位置までの上記ストリップ先端の搬送量と、上記テンションリールの回転角度に基づいて算出することを特徴とするストリップ巻き取り方法。 - 上記ストリップの切断位置から上記ストリップが上記テンションリールに巻き付く位置までの上記ストリップ先端の搬送量と、上記テンションリールの回転角度に基づく算出は、上記テンションリールの1回転毎に上記ストリップの板厚の2倍を上記テンションリールの初期外径に加算するものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のストリップ巻き取り方法。
- ストリップを巻き取る装置のテンションリールに上記ストリップを巻き取るストリップ巻き取りシステムにおいて、
上記ストリップを搬送するストリップ搬送手段と、
上記ストリップ搬送手段により搬送されるストリップを切断するストリップ切断手段と、
上記ストリップ搬送手段により搬送される上記ストリップが上記テンションリールに巻き付いたことを検出するストリップ巻き付き検出手段と、
上記ストリップ切断手段により切断されて形成されるストリップ先端が上記ストリップ搬送手段により搬送され、上記ストリップの上記テンションリールへの巻き付きが上記ストリップ巻き付き検出手段により検出されるまでの上記ストリップ先端の搬送量を求めるストリップ搬送量算出手段と、
上記ストリップ搬送量算出手段により算出されるストリップ先端の搬送量と上記テンションリールの外径に基づいて、上記テンションリールに巻き取られたストリップ先端の位置と上記テンションリール上のストリップ巻き付き位置との距離を算出し、上記ストリップ先端の位置を求めるストリップ先端位置算出手段と、
を備えたことを特徴とするストリップ巻き取りシステム。 - ストリップを巻き取る装置のテンションリールに上記ストリップを巻き取るとともに、上記テンションリールに巻き取られたストリップの外周にあるストリップ尾端と上記ストリップの内周にあるストリップ先端とを予め決められた位置にするストリップ巻き取りシステムであって、
上記ストリップ尾端の位置を予め設定するストリップ尾端位置設定手段を備えたストリップ巻き取りシステムにおいて、
上記ストリップを搬送するストリップ搬送手段と、
上記ストリップ搬送手段により搬送されるストリップを切断するストリップ切断手段と、
上記ストリップ搬送手段により搬送される上記ストリップが上記テンションリールに巻き付いたことを検出するストリップ巻き付き検出手段と、
上記ストリップ切断手段により切断されて形成されるストリップ先端が上記ストリップ搬送手段により搬送され、上記ストリップの上記テンションリールへの巻き付きが上記ストリップ巻き付き検出手段により検出されるまでの上記ストリップ先端の搬送量を求めるストリップ搬送量算出手段と、
上記ストリップ搬送量算出手段により算出されるストリップ先端の搬送量と上記テンションリールの外径に基づいて、上記テンションリールに巻き取られたストリップ先端の位置と上記テンションリール上のストリップ巻き付き位置との距離を算出し、上記ストリップ先端の位置を求めるストリップ先端位置算出手段と、
上記ストリップ尾端位置設定手段により予め設定された上記ストリップ尾端の位置を、上記ストリップ先端位置算出手段により求められた上記ストリップ先端の位置に基づいて補正するストリップ尾端位置補正手段と、
を備えたことを特徴とするストリップ巻き取りシステム。 - 溶接接合部を有するストリップを切断する際の前工程として、上記ストリップの状態を確認するサンプルの採取部分を予め決められた分割パターンにより切断するストリップ切断方法であって、
上記ストリップを巻き取る装置のテンションリールに巻き取られる上記ストリップの内周にあるストリップ先端と上記ストリップの外周にあるストリップ尾端とが予め決められた位置のストリップを形成するストリップ切断方法において、
上記予め決められたストリップ先端の位置と上記テンションリールに巻き取られるストリップ先端の位置との差を補正量として求め、
上記補正量を、上記ストリップの状態を確認するサンプルの採取部分から、上記ストリップの溶接部分での切断を避ける溶接点切断余裕部を除いた部分に加算し、
上記加算したストリップ部分を、上記予め決められた分割パターンで切断する、
ことを特徴とするストリップ切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006031393A JP2007210001A (ja) | 2006-02-08 | 2006-02-08 | ストリップ巻き取り方法及びその方法を実施するシステム、並びにストリップ切断方法。 |
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Family
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JP2006031393A Pending JP2007210001A (ja) | 2006-02-08 | 2006-02-08 | ストリップ巻き取り方法及びその方法を実施するシステム、並びにストリップ切断方法。 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007210001A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01178316A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-14 | Nkk Corp | コイル巻取り方法及び装置 |
JPH06154854A (ja) * | 1992-11-27 | 1994-06-03 | Kawasaki Steel Corp | 金属ストリップのコイル巻き取り方法 |
-
2006
- 2006-02-08 JP JP2006031393A patent/JP2007210001A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01178316A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-14 | Nkk Corp | コイル巻取り方法及び装置 |
JPH06154854A (ja) * | 1992-11-27 | 1994-06-03 | Kawasaki Steel Corp | 金属ストリップのコイル巻き取り方法 |
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