JP2007209524A - 乗物用座席 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートバックの背面側からの振動が着座面側へ伝わらず、着座者に不快感を与えないようにした乗物用座席を提供する。
【解決手段】航空機用座席1は、シートバック10の背面側に画像表示装置50を有するものであり、シートを装着するシートバックフレーム100の後方に画像表示装置50を取り付けた緩衝フレーム120を配し、該緩衝フレーム120とシートバックフレーム100との間に緩衝フレーム120側からシートバックフレーム100側への振動を吸収する防振ゴム130を介装した。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートバックの背面側に手動操作部を有する乗物用座席に関する。
従来の航空機、鉄道車両、自動車などに備え付けた乗物用座席には、後ろの座席に着座している着座者が使用するためのテーブルやポケット、さらにはモニターなど様々な装備品を背面側に備えたものがある。座席の背面側に備えるモニターとしては、例えば、特許文献1に開示された車載用表示装置や特許文献2に開示されたディスプレイ・スクリーン・アセンブリがある。特許文献1の車載用表示装置は、ヘッドレストの背面に平面型ディスプレイの表示部材を配設したものであり、特許文献2のディスプレイ・スクリーン・アセンブリは、シートバックの背面にディスプレイ・スクリーンを配設したものである。
これらの例のように、座席の背面側に配設したモニター装置の操作は、アームレストなどに配設した操作用コントローラによって行っていた。しかし、航空機や車両などの乗物用シートは、占有空間が限られているので、多機能な座席を実現する場合にはスペースを効率よく利用するとともに、部材の省略化をする必要がある。そこで、表示装置の画像表示部をタッチパネルとし、タッチパネル上で各種操作をできるようにして、スペースの利用効率の向上および部材の省略化をすることが考えられる。
特開2001−354074号公報 US Patent Number 5,507,556
しかしながら、ヘッドレストやシートバックの背面に配設したモニター装置にタッチパネル機能を持たせる場合には、着座者が前席のシートバックに配設したモニター装置のタッチパネルを押して操作したときの振動が前席の着座者に伝わって着座者に不快感を与えてしまう。
また、シートバックの背面に設けたポケットを後席の乗客が使用したときなどにも振動が伝わることがある。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、シートバックの背面側での振動が前面側へ伝わらず、着座者に不快感を与えないようにした乗物用座席を提供することを目的としている。
さらに、シートバックの背面にタッチパネル機能を有する画像表示装置を配設することにより、アームレストなどに設ける操作用コントローラなどの部材を省略し、生じたスペースを有効に利用することができる乗物用座席を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] シートバック(10)の背面側に手動操作部(50)を有する乗物用座席(1)において、
クッションを装着するシートバックフレーム(100)の後方に前記手動操作部(50)を取り付けた緩衝フレーム(120)を配し、該緩衝フレーム(120)と前記シートバックフレーム(100)との間に前記緩衝フレーム(120)側から前記シートバックフレーム(100)側への振動を吸収する緩衝材(130)を介装したことを特徴とする乗物用座席(1)。
[2] シートバック(10)の背面側に手動操作部(50)を有する乗物用座席(1)において、
クッションを装着するシートバックフレーム(100)の後方に該シートバックフレーム(100)と一体に成型された緩衝フレーム(120)を配し、該緩衝フレーム(120)と前記シートバックフレーム(100)との間に前記緩衝フレーム(120)側から前記シートバックフレーム(100)側への振動伝達を減少させる緩衝材(130)を介装し、前記手動操作部(50)を前記緩衝フレーム(120)に取り付けたことを特徴とする乗物用座席(1)。
[3] 前記緩衝フレーム(120)および前記シートバックフレーム(100)は、リクライニング回転軸(60)に取り付けられ、
前記緩衝材(130)は、前記緩衝フレーム(120)と前記シートバックフレーム(100)との間の少なくとも一部に介装されたことを特徴とする[1]または[2]に記載の乗物用座席(1)。
[4] 前記手動操作部(50)は、画像表示部(51)の向きを手動による変更が可能に取り付けられた画像表示装置(50)を含むことを特徴とする[1],[2]または[3]に記載の乗物用座席(1)。
[5] 前記手動操作部(50)は、画像表示部(51)の画面上から情報の入力が可能なタッチパネル機能を有する画像表示装置(50)を含むことを特徴とする[1],[2]または[3]に記載の乗物用座席(1)。
[6] 前記画像表示装置(50)は、前記画像表示部(51)の向きを手動による変更が可能に取り付けられたことを特徴とする[5]に記載の乗物用座席(1)。
[7] 前記手動操作部(50)は、シートバック(10)の背面に設けたポケット(70)を含むことを特徴とする[1],[2],[3],[4],[5]または[6]に記載の乗物用座席(1)。
前記本発明は次のように作用する。
シートバック(10)の背面側に手動操作部(50)を設けた乗物用座席(1)を備えた乗物の乗客が、前席の乗物用座席(1)の手動操作部(50)を操作する場合がある。この手動操作部(50)としては、例えば、各種の情報やVTR画像を表示可能な画像表示装置(50)であって、その画像表示部(51)が手動により向きを変更可能なもの、比較的小さい物品を収納するためのポケット(70)などがある。
このような手動操作部(50)が画像表示装置(50)である場合には、画像表示部(51)の向きを手動により変更するときに変更動作に因って振動が発生する。例えば、画像表示部(51)の向きを変える変更操作に因って、比較的大きな動きの不快な振動が発生する。この振動は、画像表示装置(50)から該画像表示装置(50)を取り付けた緩衝フレーム(120)に伝達する。
また、画像表示装置(50)には、画像表示部(51)の画面上に触れることによって情報の入力が可能なタッチパネル機能を有するものとしたときは、画像表示部(51)に触れる情報入力動作が振動となって緩衝フレーム(120)に伝達する。この場合の振動は、画像表示部(51)の画面上を指などで押すことに因って生じ、比較的細かいこつこつとした不快な振動となる。
また、手動操作部(50)として、シートバック(10)の背面側にポケット(70)がある場合には、このポケット(70)に物品を収納する際に、また、ポケット(70)に収納されている物品を取り出す際に、それらの動作が振動となって緩衝フレーム(120)に伝達する。この振動は、がさがさとした不快な振動となる。
しかし、乗物用座席(1)は、緩衝フレーム(120)とシートバックフレーム(100)との間に緩衝フレーム(120)側からシートバックフレーム(100)側への振動を吸収減少するための緩衝材(130)が介装されている。これにより、上記のような乗客による手動操作部(50)の操作に起因して不快な振動が発生しても、その振動は、緩衝材(130)によって吸収減少されるのでシートバックフレーム(100)側に不快な振動となって伝達されることがない。
緩衝材(130)は、緩衝フレーム(120)とシートバックフレーム(100)との間の少なくとも一部に介装されているので、緩衝フレーム(120)側からの不快な振動を効率よく吸収し、減少させることができる。
なお、画像表示装置(50)がタッチパネル機能を備えたものの場合には、従来、画像表示装置(50)の操作用コントローラとして例えばアームレスト(30)などに設けてあったものの機能を兼ねるようにすることができる。これにより、アームレスト(30)から従来の操作用コントローラを省いて、得られたスペースを他に有効利用することができる。
本発明にかかる乗物用座席によれば、手動操作部を取り付けた緩衝フレームとクッションを装着したシートバックフレームとの間に緩衝材が介装されているので、後席の着座者が手動操作部を操作しても、操作に起因する振動が緩衝材によって吸収減少されて、着座者に不快感を与えないようにすることができる。
手動操作部が画像表示部の向きを手動によって変更できたり、さらに、画像表示部の画面に触れて情報の入力をすることができたりするタッチパネル機能を有する画像表示装置である場合、従来、アームレストなどに設けていた画像表示装置の操作用コントローラなどの部材を省略してタッチパネル機能によって操作するようにできるので、生じたスペースを有効に利用することができる。
シートバックの背面に設けたポケットに物品を出し入れする場合にも、生じた振動は緩衝材によって吸収減少されるので、不快な振動がシートバックの前面側まで伝達してしまうことを防止できる。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。
本実施の形態に係る乗物用座席は、例えば、航空機や列車の車両など広く乗物に使用できるものであるが、以下、図1に示したように、航空機の客室に施設される航空機用座席を例に挙げて説明する。図1は、3人分の座席が連結された航空機用座席1の斜視図であり、そのうちの1座席分がその一部を分解して示されている。図2から図6までは、図1の一座席分を示している。
航空機用座席1は、航空機内で前後方向に多数が列をなして配設されており、この列を複数配設してある。航空機用座席1は、シートバック10、シートボトム20、アームレスト30、テーブル40、画像表示装置50(手動操作部)などから構成されている。シートボトム20は、不図示のボトムフレームの上に設けられている。このボトムフレームは、不図示のベースフレームに連結されている。このベースフレームは脚部21によって支持されており、この脚部21は、航空機の客室内の床に設置される。
シートバック10は、シートバックフレーム100と、該シートバックフレーム100の後方に配設した緩衝フレーム120とを備えている。緩衝フレーム120の後方には、テーブル40が配設されている。これらシートバックフレーム100と緩衝フレーム120とは、硬質の合成樹脂、例えば炭素繊維強化プラスチック(CFRP)によって成形されている。
シートバックフレーム100は、面状の背板部101を有している。この背板部101の前面側には着座者の背中を受けるためのクッションが装着されている。一方、緩衝フレーム120も面状の板状部121を有している。この板状部121の後面側には、後に詳述する画像表示装置50などの手動操作部が装着されている。
図7は、シートバックフレームと緩衝フレームが取り付けられたリクライニング回転軸60を示す図である。図7に示したように、緩衝フレーム120の下端部122の側部122a,122a(取付け部分)およびシートバックフレーム100の下端部102の側部102a,102a(取付け部分)は、それぞれベースフレーム側に連結されたリクライニング回転軸60に取り付けられている。リクライニング回転軸60は、スプレーダ61に取り付けられている。リクライニング回転軸60には、テーブル40を取り付けるためのテーブルステイ62が設けられている。テーブルステイ62には、テーブル40の脚部が回動可能に取り付けられている。
テーブルステイ62からスプレーダ61とは反対方向の外側にはシートバックフレーム100を取り付けるためのシートバックフレーム取付部63が設けられている。シートバックフレーム取付部63には、シートバックフレーム100の下端部102の側部102aが取り付けられている。さらに、シートバックフレーム取付部63の外側には緩衝フレーム120を取り付けるための緩衝フレーム取付部64が設けられている。緩衝フレーム取付部64には、緩衝フレーム120の下端部122の側部122aが取り付けられている。シートバックフレーム取付部63と緩衝フレーム取付部64とは所定の間隔が空けられており、緩衝フレーム120およびシートバックフレーム100は、互いに非接触に取り付けられる。このようにリクライニング回転軸60に取り付けられた緩衝フレーム120とシートバックフレーム100とは、リクライニング回転軸60とともに一体に傾動させることができる。テーブル40はリクライニング回転軸60に固定されていないので、シートバック10がリクライニングされてもともに動いてしまうことはない。
さらに、緩衝フレーム120はその下部123がシートバックフレーム100の下部103にボルトBとナットNによって固定されている。板状部121と背板部101との間には、緩衝フレーム120側からシートバックフレーム100側への振動を吸収するための緩衝材として防振ゴム(緩衝材)130が介装されている。この防振ゴム130は、緩衝フレーム120とシートバックフレーム100との間の少なくとも一部に介装されている。この防振ゴム130は、例えば下記に述べるようにリクライニング回転軸60(図7および図8参照)とシートバック10の下部との間に取り付けられている。また、緩衝フレーム120の板状部121とシートバックフレーム100の背板部101との間の他の位置にも介装することがより好ましい。
緩衝フレーム120の上部124の画像表示装置取付位置124aには、画像表示装置50が取り付けられている。画像表示装置50は、各種の情報やVTR画像を表示可能なものである。画像表示装置50の画像表示部51は、そのケーシング52の両側の側面53のほぼ中央が緩衝フレーム120の支持部125に手動で回動可能なように枢支されている。これにより画像表示部51は、手によって上下方向に画面の角度を自由に変えることができる。
画像表示部51の角度を変えるときには、その操作に伴って振動が生じる。この振動をより良く吸収減少させるために、画像表示装置50が装着された緩衝フレーム120の板状部121の後面側位置に当たる裏面側の位置とシートバックフレーム100の背板部101との間にも防振ゴム130などの緩衝材が介装されている。
画像表示装置50は、画像表示部51に表示された画面上の所定位置に触れることによって情報の入力ができるタッチパネル機能を有するものである。従来は、画像表示装置50の操作用コントローラをアームレスト30などに設けていたが操作用コントローラの機能を画像表示装置50のタッチパネル機能に換えることができる。これにより、アームレスト30などへの操作用コントローラの配設を廃するとともに配線などを省略することができるのでスペースが生じる。したがって、組立の容易性やメンテナンスの容易性を向上することができるとともにスペースの有効利用を図ることができる。
この画像表示装置50にタッチパネル機能を持たせた場合には、画像表示部51の画面上を指で押して入力操作をするので、この入力操作にともなって細かいこつこつとした振動が生じる。この振動は、緩衝フレーム120に伝達されるが、上記の防振ゴム130が吸収してシートバックフレーム100側へ伝達される振動を確実に減少することができる。これにより、着座者に背後からの振動による不快感を与えてしまうことを防止することができる。
なお、画像表示装置50のタッチパネル機能には、画像表示装置50それ自体の各種操作を行える機能の他に、座席ごとの照明装置の操作などを行う機能を併せて持たせてもよい。
シートバック10の背面には新聞、雑誌、その他の小物品を収納できるポケット70(手動操作部)が設けられている。このようなポケット70に物品を収納するときや、ポケット70に収納されている物品を取り出すときは、その動作にともなってやはり振動が発生する。この振動も緩衝フレーム120に伝達するが、画像表示装置50において発生する振動の場合と同様に、防振ゴム130などの緩衝材が吸収して減少させる。
次に作用を説明する。
航空機用座席1に着座している乗客は、前方の航空機用座席1のシートバック10の背面に設けられた画像表示装置50に各種の映像、画像、情報などを表示させることができる。例えば映画の映像などを表示させて楽しむことができる。映像、画像、その他の情報など、画像表示部51に表示させるものを選択するときには、表示するものを選択するための選択画面を画像表示部51上に表示させ、選択画面上の所定の操作位置を指などで押すことによって所望の選択をすることができる。
また、例えば、画像表示部51上の操作によって座席ごとの照明装置のON/OFFや照明装置の照度の調整などができる機能を持たせることもできる。この場合には、照明装置を操作するための照明装置操作画面を画像表示部51に表示させて、画面上の所定の操作位置を指などで押すことによって照明装置に関する各種の操作をすることができる。画像表示部51には、さらに他の設備を利用するための操作機能を持たせてもよい。
画像表示部51は、その両側の側面53のほぼ中央を枢支されているので、画像表示部51の上部または下部を押すことによってその枢支されている部分を回動の中心にして手で上下方向に回転させることができる。これにより、画像表示装置50が装着されている前席のシートバック10がリクラインされてどのように傾斜していても、後席の着座者は自分にとって見やすい角度に自由に画像表示部51の向きを変えることができる。
このように画像表示装置50の画像表示部51の向きを手動で変える操作を行う場合、その変更操作に因ってやや大きな動きの振動が発生する。この振動がそのまま緩衝フレーム120からシートバックフレーム100へと伝達されてしまうと、操作中の画像表示装置50が装着されている前席に着座している乗客に不快感を与えてしまう。しかしながら、本実施の形態では、緩衝フレーム120とシートバックフレーム100との間に防振ゴム130などの緩衝材が介装されているのでシートバックフレーム100に伝達された振動は、防振ゴム130に吸収減少される。これにより、着座者の背部に不快感をもたらすことがない。
また、画像表示装置50の画像表示部51の画面に触れて情報入力などの操作をする場合には、画面上の所定位置を指などで押すが、これは比較的に細かいこつこつとした振動となる。このような振動もそのままシートバックフレーム100側に伝達されたのでは、大きな動きの振動とは異なる不快感を前席に着座している乗客に与えてしまう。しかし、このような振動もシートバックフレーム100から緩衝フレーム120に伝達する間にシートバックフレーム100と緩衝フレーム120との間に介装された防振ゴム130などによって吸収され、減少するので乗客に不快感を与えることがない。
また、シートバック10の背面に設けられたポケット70に物品を収納したり、ポケット70に収納した物品を取り出したりする場合にもその際の動作に因って生じる振動や物品がシートバック10に当たったりなどして生じる振動は、がさがさとした不快な振動となり得る。しかし、このような振動は、上述した振動の場合と同様に防振ゴム130などによって吸収されて減少するので前席の乗客に不快感を与えることがない。
シートバックフレーム100と緩衝フレーム120とは、リクライニングによってシートバック10を傾動させても一体に傾動する。これにより、リクライニングによってシートバック10がどのように傾斜していても、緩衝フレーム120側からシートバックフレーム100側への振動は、それらの間に介装された防振ゴム130などによって吸収されて減少する。したがって、前席の乗客に不快感を与えるような振動の伝達を防止することができる。
なお、シートバックフレーム100と緩衝フレーム120とは、一部がつながった一体成型のものでもよい。
本発明の一実施の形態に係る航空機用座席を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る航空機用座席のシートバックフレームと緩衝フレームの構成を示す側面図である。 図1のシートバックを示す背面図である。 図2の緩衝フレームを示す背面図である。 図4の緩衝フレームを示す側面図である。 図2のシートバックフレームを示す背面図である。 シートバックフレームと緩衝フレームが取り付けられたリクライニング回転軸を示す図である。 シートバックフレームの背板部と緩衝フレームの板状部との間に介装された防振ゴムを示す図である。
符号の説明
B…ボルト
N…ナット
1…航空機用座席
10…シートバック
20…シートボトム
21…脚部
30…アームレスト
40…テーブル
50…画像表示装置
51…画像表示部
52…ケーシング
53…側面
60…リクライニング回転軸
61…スプレーダ
62…テーブルステイ
63…シートバックフレーム取付部
64…緩衝フレーム取付部
70…ポケット
100…シートバックフレーム
101…背板部
102…下端部
102a…側部
103…下部
120…緩衝フレーム
121…板状部
122…下端部
122a…側部
123…下部
124…上部
124a…画像表示装置取付位置
125…支持部
130…防振ゴム

Claims (7)

  1. シートバックの背面側に手動操作部を有する乗物用座席において、
    クッションを装着するシートバックフレームの後方に前記手動操作部を取り付けた緩衝フレームを配し、該緩衝フレームと前記シートバックフレームとの間に前記緩衝フレーム側から前記シートバックフレーム側への振動を吸収する緩衝材を介装したことを特徴とする乗物用座席。
  2. シートバックの背面側に手動操作部を有する乗物用座席において、
    クッションを装着するシートバックフレームの後方に該シートバックフレームと一体に成型された緩衝フレームを配し、該緩衝フレームと前記シートバックフレームとの間に前記緩衝フレーム側から前記シートバックフレーム側への振動伝達を減少させる緩衝材を介装し、前記手動操作部を前記緩衝フレームに取り付けたことを特徴とする乗物用座席。
  3. 前記緩衝フレームおよび前記シートバックフレームは、リクライニング回転軸に取り付けられ、
    前記緩衝材は、前記緩衝フレームと前記シートバックフレームとの間の少なくとも一部に介装されたことを特徴とする請求項1または2に記載の乗物用座席。
  4. 前記手動操作部は、画像表示部の向きを手動による変更が可能に取り付けられた画像表示装置を含むことを特徴とする請求項1,2または3に記載の乗物用座席。
  5. 前記手動操作部は、画像表示部の画面上から情報の入力が可能なタッチパネル機能を有する画像表示装置を含むことを特徴とする請求項1,2または3に記載の乗物用座席。
  6. 前記画像表示装置は、前記画像表示部の向きを手動による変更が可能に取り付けられたことを特徴とする請求項5に記載の乗物用座席。
  7. 前記手動操作部は、シートバックの背面に設けたポケットを含むことを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6に記載の乗物用座席。
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