JP2007209510A - 製パン器 - Google Patents
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Abstract
【課題】希望のメニューを間違わずに選択し、入力することができる製パン器を提供する。
【解決手段】調理条件等を入力する入力装置12と、出来上がり時間等を表示する表示装置13と、使用される食材(図示せず)に関する情報を読み取るバーコードリーダー11とを備え、前記バーコードリーダー11が読み取った前記食材情報に合ったメニューを選択すると共にそのメニューを前記表示装置13に表示するもので、使用者は、食材情報をバーコードリーダー11で読み取るように入力装置12を操作するだけで、使用する食材に合致した正しいメニューが自動的に選択されるので、使用者によるメニューの誤入力などが無く、使用勝手の良い製パン器を提供することができる。
【選択図】図1
【解決手段】調理条件等を入力する入力装置12と、出来上がり時間等を表示する表示装置13と、使用される食材(図示せず)に関する情報を読み取るバーコードリーダー11とを備え、前記バーコードリーダー11が読み取った前記食材情報に合ったメニューを選択すると共にそのメニューを前記表示装置13に表示するもので、使用者は、食材情報をバーコードリーダー11で読み取るように入力装置12を操作するだけで、使用する食材に合致した正しいメニューが自動的に選択されるので、使用者によるメニューの誤入力などが無く、使用勝手の良い製パン器を提供することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、一般家庭で使用する製パン器に関するものである。
最近では、1回の調理で使い切るパンミックス粉(強力粉、塩、バター、スキムミルク、砂糖)が市販されていて、水とイーストとパンミックス粉を製パン器にセットして調理スタートすると目的のパンを焼き上げる製パン器が登場している(例えば、特許文献1参照)。
図7は、上記特許文献1に記載された製パン器の操作部を示すもので、メニューや調理条件を入力するための入力装置20と、選択されたメニューなどを表示する表示装置21とを備え、パンのメニューとパンのサイズを入力装置20の各スイッチにより選択する構成となっている。
特開2000−5077号公報
しかしながら、上記従来の製パン器の構成では、利用者がそのパンミックス粉と同じメニューとサイズを間違わずに選択する必要があり、間違えた場合には、おいしいパンができなかったりするという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、パンのメニューの選択間違いを防ぐと共に、操作の煩わしさが無い製パン器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の製パン器は、調理条件等を入力する入力装置と、出来上がり時間等を表示する表示装置と、使用される食材に関する情報を読み取る読み取り装置とを備え、前記読み取り装置が読み取った前記食材情報に合ったメニューを選択すると共に、そのメニューを前記表示装置に表示するもので、使用者は、食材情報を読み取り装置で読み取るように入力装置を操作するだけで、使用する食材に合致した正しいメニューが自動的に選択されるので、使用者によるメニューの誤入力などが無く、使用勝手の良い製パン器を提供することができる。
本発明の製パン器は、使用者によるメニューの誤入力などが無く、簡単な操作で、使用する食材に合致した正しいメニューが自動的に選択されるので、使用勝手の良い製パン器を提供することができる。
第1の発明は、調理条件等を入力する入力装置と、出来上がり時間等を表示する表示装置と、使用される食材に関する情報を読み取る読み取り装置とを備え、前記読み取り装置が読み取った前記食材情報に合ったメニューを選択すると共に、そのメニューを前記表示装置に表示するもので、使用者は、食材情報を読み取り装置で読み取るように入力装置を操作するだけで、使用する食材に合致した正しいメニューが自動的に選択されるので、使用者によるメニューの誤入力などが無く、使用勝手の良い製パン器を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の食材情報に調理シーケンスも含まれるもので、製パン器に該当の調理シーケンスが登録されていないメニューにおいても、食材情報が記載された箇所を読み取り装置で読み取るように入力装置を操作するだけで、そのメニューに適した調理シーケンスを実行することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の食材情報は、複数の調理シーケンスを含み、調理開始時の室温に応じて、前記複数のシーケンスの中から1つを選択して実行するもので、室温によって大きく影響する製パンの調理シーケンスを、室温に応じた調理シーケンスに変えることで、室温の影響を受けることなく製パンの調理ができると共に、該当の調理シーケンスが製パン器に登録されていないメニューにおいても、食材情報が記載された箇所を読み取り装置で読み取るように入力装置を操作するだけで、調理シーケンスを簡単に入力することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の読み取り装置を2次元バーコードリーダーで構成し、食材が入った袋に表示された2次元バーコードより食材情報を読み取るもので、食材情報を他の情報と共に食材の袋に印刷するだけでよいので、コストを抑えることができる。
第5の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の読み取り装置をICタグリーダーで構成し、食材が入った袋に取り付けられたICタグより食材情報を読み取るもので、食材情報を読み取るのに、食材が入った袋に取り付けられたICタグをICタグリーダに非接触で近づけるだけでよいので、食材情報の読み取り作業を簡単にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における製パン器の概略を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における製パン器の概略を示す図である。
図1において、1は、製パン器本体、2は、ヒータ3とパン焼き型4を内部に有しパンを焼成する焼成室、5は、ベルト5aとプーリー5bにより動力を伝達させ練り羽根7を回転させるモータ、6は、焼成室2を開閉する蓋、7は、パン焼き型4の内部に有ってパン生地を捏ね上げる練り羽根、8は、焼成室2内の温度を検知するサーミスタを含む温度検知装置、9は、モータ5を駆動制御するトライアックを含むモータ制御装置、10は、ヒータ3を駆動制御するリレーを含むヒータ制御装置、11は、パンミックス粉が入った袋(図示せず)に印刷されている2次元バーコードの内容を読み取る読み取り装置であるバーコードリーダーで、その2次元バーコードには、パンのメニューやパンのサイズ等の情報が印刷されている。また、パンミックス粉には、強力粉や、塩、バター、スキムミルク、砂糖が混合準備されている。
12は、使用者がメニューコースの選択等を行う入力装置で、13は、選択しているメニューコースや出来上がり時刻等を表示する液晶表示(以下LCDと呼ぶ)を搭載した表示装置、15は、温度検知装置8、モータ制御装置9、ヒータ制御装置10、バーコードリーダー11、入力装置12、表示装置13を制御するマイクロコンピュータを搭載した制御装置である。
図2は、本実施の形態における入力装置12と表示装置13の詳細図であり、入力装置12内には、調理メニューを選択するメニュースイッチ10a、メニューのサイズを選択するサイズスイッチ10b、バーコードリーダー11で読み取りを行う読取スイッチ10c、選択されたメニューの調理を開始するスタートスイッチ10dとを備えている。また表示装置13には、選択しているメニューとサイズ、状態を示す文字(例えば、「待機中」や「調理中」等)、調理時間または調理残時間が表示されている。
以上のように構成された製パン器の動作について説明する。
まず、パンミックス粉のメニューは、フランスパンでサイズLサイズの袋を使用する場合、その袋に印刷されている2次元バーコードの部分を、バーコードリーダー11に近づけて、入力装置12の読取スイッチ10cを押すと、2次元バーコードが読み取られ、表示装置13には、図3(a)に示すように、使用するパンミックス粉のメニューとサイズと調理時間が表示される。ここでまず、パン焼き型4内にパンミックス粉と一緒に同封されているドライイーストをセットして、その後パンミックス粉の中身と、袋に記載されている所定量の水(例えば、200ml)をパン焼き型4にセットする。パン焼き型4を製パン器本体1内に取り付けて、蓋6をしてから、スタートスイッチ10dを操作する。スタートスイッチ10dが操作されると、表示装置13は、図3(b)に示すように、調理残時間が表示される。
その後、制御装置15に記憶している調理シーケンスに従って、調理実行を行い、パンを焼き上げるものである。
このように、非常に簡単な操作でメニューやサイズの選択を間違わず製パンの調理を行うことができる。
なお、本実施の形態において、食材として、予めフランスパン用の材料が計量混在されたパンミックス粉を用いたが、その他の食パンミックス、ソフト食パンミックス等それぞれのメニュー用の食材を用いても効果は同じである。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における製パン器の概略を示す図である。なお、上記実施の形態1と同一部分については、同じ符号を付して、その説明を省略する。
図4は、本発明の実施の形態2における製パン器の概略を示す図である。なお、上記実施の形態1と同一部分については、同じ符号を付して、その説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、パンミックス粉の入った袋に表示された2次元バーコードをバーコードリーダー11で読み取って、メニューやサイズの情報を得るようにしたが、本実施の形態は、図4に示すように、強力粉や、塩、バター、スキムミルク、砂糖を混合準備されたパンミックス粉の袋に取り付けられているICタグ(図示せず)を読み取るICタグリーダー16を設けて、ICタグよりメニュー、サイズ、複数の調理シーケンス等が含まれた情報を得るようにしたものである。17は、室内の温度を検知する室温検知装置である。
以上のように構成された製パン器の動作について説明する。
まず、パンミックス粉のメニューは、ミルクパンでサイズLの袋を使用する場合、パンミックス粉が入った袋に取り付けられているICタグの部分をICタグリーダー16に近づけて、読取スイッチ10cを押すと表示装置13には、図5(a)に示すように、使用するパンミックス粉のメニューとサイズと調理時間が表示される。また、図6に示すように、高温用、低温用の複数の調理シーケンスも読み取り、制御装置15に記憶させる。
ここでまず、パン焼き型4内にパンミックス粉と一緒に同封されているドライイーストをセットして、その後パンミックス粉の中身とパンミックス粉が入っていた袋に記載されている量の水(例えば、100ml)と牛乳(例えば、90ml)をパン焼き型4に投入する。次に、パン焼き型4を製パン器本体1内に取り付けて、蓋6をしてから、スタートスイッチ10dを操作する。
スタートスイッチ10dが操作されると、まず、室温検知装置17で室温が検知される。そして室温検知装置17で検知した室温が例えば、25℃の場合には、高温用の調理シーケンスが実行される。また、表示装置13は、図5(b)に示すように、調理残時間を表示する。
調理がスタートすると、室温検知装置17の検知温度が25℃となっていて、図6に示す高温用の調理シーケンスが自動的に選択、実行される。
まず前練工程(1)からスタートして、モータ5を断続的に駆動して、練り羽根7を回転させて、パン焼き型4内の材料を捏ね上げる。15分経過すると、ねかし工程(2)に移行する。温度検知装置8で検知された焼成室2内の温度が27℃より低い場合には、ヒータ3を通電率10%で駆動する。焼成室2内の検知温度が27℃以上の場合には、ヒータ3への通電をオフする。45分が経過すると、次の後練り工程(3)に移行する。後練り工程(3)では、モータ5を駆動するとともに、温度検知装置8で検知された焼成室2内の温度に応じてヒータ3への通電も行う。8分経過すると次の発酵工程(4)に移行する。発酵工程(4)でも、温度検知装置8で検知された焼成室2内の温度に応じてヒータ3への通電も行う。
32分経過するとガス抜き工程(5)に移行する。この工程では、モータ5のみを断続的に駆動してパン生地内に発生したガス抜きを行う。その工程が終了すると、次の発酵工程(6)に移行して、同様に、温度検知装置8で検知された焼成室2内の温度に応じてヒータ3への通電を行う。39分が経過すると、ガス抜き工程(7)に移行して、先程と同様にモータ5のみを断続的に駆動する。
その後、成型発酵工程(8)に移行して、先ほどの発酵工程(4)と同じ動作を行う。49分経過すると次の焼き上げ工程(9)に移行する。焼き上げ工程(9)では、温度検知装置8で検知された焼成室2内の温度が160℃に達するまでは、ヒータ3を通電率100%で駆動する。温度検知装置8で検知された焼成室2内の温度が160℃に達すると、ヒータ3を通電率40%で駆動する。この工程が50分経過すると、ミルク食パンコースの調理シーケンスが終了となる。
なお、上記実施の形態では、食材として、予めミルク食パン用の材料が計量混在されたパンミックス粉を用いたが、その他の食パンミックス、ソフト食パンミックス、フランスパンミックス等それぞれのメニュー用の食材を用いても効果は同じである。
以上のように、本発明にかかる製パン器は、読み取り装置で読み取った食材情報よりメニューが自動的に選択されるので、使用者によるメニューの誤選択がなく、非常に使用勝手が良いもので、製パン器に限らず、ケーキやうどん生地つくり等用の各種機器にも適用できる。
1 製パン器本体
2 焼成室
3 ヒータ
4 パン焼き型
5 モータ
7 練り羽根
8 温度検知装置
9 モータ制御装置
10 ヒータ制御装置
11 バーコードリーダー(読み取り装置)
12 入力装置
13 表示装置
15 制御装置
16 ICタグリーダー(読み取り装置)
17 室温検知装置
2 焼成室
3 ヒータ
4 パン焼き型
5 モータ
7 練り羽根
8 温度検知装置
9 モータ制御装置
10 ヒータ制御装置
11 バーコードリーダー(読み取り装置)
12 入力装置
13 表示装置
15 制御装置
16 ICタグリーダー(読み取り装置)
17 室温検知装置
Claims (5)
- 調理条件等を入力する入力装置と、出来上がり時間等を表示する表示装置と、使用される食材に関する情報を読み取る読み取り装置とを備え、前記読み取り装置が読み取った前記食材情報に合ったメニューを選択すると共に、そのメニューを前記表示装置に表示する製パン器。
- 食材情報に調理シーケンスも含まれる請求項1に記載の製パン器。
- 食材情報は、複数の調理シーケンスを含み、調理開始時の室温に応じて、前記複数のシーケンスの中から1つを選択して実行する請求項2に記載の製パン器。
- 読み取り装置を2次元バーコードリーダーで構成し、食材が入った袋に表示された2次元バーコードより食材情報を読み取る請求項1〜3のいずれか1項に記載の製パン器。
- 読み取り装置をICタグリーダーで構成し、食材が入った袋に取り付けられたICタグより食材情報を読み取る請求項1〜3のいずれか1項に記載の製パン器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006032242A JP2007209510A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 製パン器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006032242A JP2007209510A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 製パン器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007209510A true JP2007209510A (ja) | 2007-08-23 |
Family
ID=38488426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006032242A Withdrawn JP2007209510A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 製パン器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007209510A (ja) |
-
2006
- 2006-02-09 JP JP2006032242A patent/JP2007209510A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080729 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090311 |