JP2007209436A - 生体情報測定装置および生体情報測定システム - Google Patents

生体情報測定装置および生体情報測定システム Download PDF

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祐一郎 赤塚
Takao Shibazaki
隆男 柴崎
Giichi Akamine
義一 赤嶺
Yasushi Takahashi
裕史 高橋
Masahiko Hamano
雅彦 浜野
Joji Yokoi
譲次 横井
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Abstract

【課題】センサから情報管理部までの通信経路に異常が発生した場合においても連絡が途絶してしまうことを回避する。
【解決手段】患者に装着される生体情報測定装置3であって、患者の生体情報を検出する検出部2と、該検出部2により検出された生体情報を、複数の通信経路を介して遠隔に配置された情報管理部に送信可能な送信手段8と、情報管理部から送信されてくる信号を受信する受信手段とを備え、送信手段8は、情報管理部から送信されてくる信号が受信手段により受信されない場合に、通信経路を切り替えて生体情報を送信する生体情報測定装置3を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、生体情報測定装置および生体情報測定システムに関する。
従来、患者に装着されたセンサにより検出した生体情報を、無線送信手段を介して遠隔に配置された情報管理部に送信し、情報管理部に蓄積する生体情報測定システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
加国特許出願公開第2467326号公報
しかしながら、特許文献1の生体情報測定システムにおいては、情報管理部に収集された生体情報に異常がある場合には、情報管理部において、救急車や医師の手配等の緊急配備体制をとることができるものの、センサから情報管理部までの通信経路において異常がある場合には、情報管理部においては異常の確認ができず緊急配備体制をとることができないという問題がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、センサから情報管理部までの通信経路に異常が発生した場合においても連絡が途絶してしまうことを回避することができる生体情報測定装置および生体情報測定システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、患者に装着される生体情報測定装置であって、患者の生体情報を検出する検出部と、該検出部により検出された生体情報を、複数の通信経路を介して遠隔に配置された情報管理部に送信可能な送信手段と、情報管理部から送信されてくる信号を受信する受信手段とを備え、前記送信手段は、情報管理部から送信されてくる信号が受信手段により受信されない場合に、通信経路を切り替えて生体情報を送信する生体情報測定装置を提供する。
本発明によれば、生体情報測定装置は、患者に装着されることにより、検出部が患者の生体情報を検出し、送信手段は、検出部が検出した生体情報を情報管理部に送信する。情報管理部からは定期的にあるいは必要に応じて問い合わせ信号等の信号が送信されており、受信手段が情報管理部からの信号を受信する。この場合において、受信手段が情報管理部からの信号を受信しないときは、当該通信経路に異常が発生していることが考えられるので、送信手段は通信経路を切り替えて生体情報を送信する。これにより、生体情報を情報管理部により確実に送信し、生体情報の管理、例えば、患者の生体情報に異常がある場合に、緊急配備体制をとることが可能となる。通信経路としては、無線通信網、電話回線網、携帯電話通信網、地上波ディジタル放送への情報多重通信網等が挙げられる。
上記発明においては、前記検出部により検出された生体情報が異常か否かを判定する生体情報判定手段を備え、前記送信手段が、近距離無線通信手段であり、前記生体情報判定手段により異常であるとの判定がなされ、かつ、情報管理部から送信されてくる信号が受信手段により受信されない場合に、送信手段の出力をより高出力に切り替えて生体情報を送信することとしてもよい。
このようにすることで、検出部により検出された生体情報は近距離無線通信手段からなる送信手段により、近距離に配置された中継点を介して情報管理部に送信される。検出部により検出された生体情報が生体情報判定手段の作動により異常であると判定されたときは緊急事態であり、迅速に情報管理部に生体情報を送信する必要があるが、情報管理部から送信されてくる信号が受信手段により受信されない場合には、通信経路に異常がある可能性が高い。本発明によれば、このような場合により出力の高い通信経路を選択することにより、近距離無線通信手段による通信距離を延長させて、より遠くの中継点に対し生体情報を送信することが可能となる。これにより、通信経路の中継点において異常が発生していても情報管理部に生体情報を送信することができる。
生体情報測定装置が接続している中継点から情報管理部への通信経路に異常がある場合には、その中継点から別の中継点に対してアドホック通信を行うことによりリレー式に情報を伝達し、通信の途絶を回避する。また、緊急時のみに出力を増大させるので、通常は消費電力を抑え、バッテリの消耗を抑制することができる。
また、上記発明においては、前記検出部により検出された生体情報が異常か否かを判定する生体情報判定手段と、該生体情報判定手段により異常であるとの判定がなされ、かつ、情報管理部から送信されてくる信号が受信手段により受信されない場合に、生体情報の異常を外部に報知する報知手段とを備えることとしてもよい。
このようにすることで、検出部により検出された生体情報が生体情報判定手段の作動により異常であると判定された緊急事態において、通信経路に異常が発生した可能性がある場合に、報知手段の作動により、生体情報の異常を外部に報知することができる。異常のある生体情報が情報管理部に送られてからとられる緊急配備体制よりも早く緊急事態を外部に報知することができる。
また、本発明は、患者に装着され患者の生体情報を測定して送信する生体情報測定装置と、該生体情報測定装置から送信されてきた生体情報を管理する情報管理部と、前記生体情報測定装置と情報管理部とを接続する複数の通信経路とを備え、前記情報管理部は、一の通信経路を介して前記生体情報測定装置に対し問い合わせ信号を送信し、該問い合わせ信号に対する生体情報測定装置からの応答信号を受信できない場合に、通信経路を切り替えて問い合わせ信号および応答信号の送受信を行う生体情報測定システムを提供する。
本発明によれば、情報管理部が生体情報測定装置に対し問い合わせ信号を送信し、該問い合わせ信号に対する生体情報測定装置からの応答信号を受信できない場合には、生体情報測定装置自体あるいは通信経路の異常が考えられるので、情報管理部が通信経路を切り替えて問い合わせ信号および応答信号の送受信を行うことで、通信経路の不具合なのか生体情報測定装置の不具合なのかを確認することが可能となる。通信経路の不具合であった場合には、通信経路の切替により生体情報を取得することができる。
また、本発明は、患者に装着され患者の生体情報を測定して送信する生体情報測定装置と、該生体情報測定装置から送信されてきた生体情報を管理する情報管理部と、前記生体情報測定装置と情報管理部とを接続する複数の通信経路とを備え、前記生体情報測定装置は、一の通信経路を介して前記情報管理部に対し問い合わせ信号を送信し、該問い合わせ信号に対する情報管理部からの応答信号を受信できない場合に、通信経路を切り替えて問い合わせ信号および応答信号の送受信を行う生体情報測定システムを提供する。
本発明によれば、患者に装着された生体情報測定装置が患者の生体情報を測定して、一の通信経路を介して情報管理部に送信するとともに、生体情報測定装置が情報管理部に対し、同一の通信経路を介して問い合わせ信号を送信する。情報管理部においては問い合わせ信号が受信された場合にはこれに対する応答信号を出力する。生体情報測定装置は情報管理部からの応答信号が受信された場合に、通信経路が正常であると判断できる。一方、生体情報測定装置が情報管理部からの応答信号を受信しない場合には、通信経路に何らかの異常があると判断できるので通信経路を切り替えて問い合わせ信号および応答信号の送受信を行うことにより、切り替えた通信経路が正常であることを確認し、生体情報を情報管理部に送信することが可能となる。
上記発明においては、前記生体情報測定装置が、測定された生体情報の異常を判定する生体情報判定手段と、生体情報を送信する近距離無線通信手段とを備えるとともに、前記生体情報判定手段により異常であるとの判定がなされ、かつ、情報管理部からの応答信号が受信されない場合に、送信手段の出力をより高出力に切り替えて生体情報を送信することとしてもよい。
このようにすることで、測定された生体情報は近距離無線通信手段からなる送信手段により、近距離に配置された中継点を介して情報管理部に送信される。測定された生体情報が生体情報判定手段の作動により異常であると判定されたときは緊急事態であり、迅速に情報管理部に生体情報を送信する必要があるが、情報管理部から送信されてくる応答信号が受信されない場合には、通信経路に異常がある可能性が高い。本発明によれば、このような場合により出力の高い通信経路を選択することにより、近距離無線通信手段による通信距離を延長させて、より遠くの中継点に対し生体情報を送信することが可能となる。これにより、通信経路の中継点において異常が発生していても情報管理部に生体情報を送信することができる。また、緊急時のみに出力を増大させるので、通常に消費電力を抑え、バッテリの消耗を抑制することができる。
また、上記発明においては、前記生体情報測定装置が、測定された生体情報が異常か否かを判定する生体情報判定手段と、該生体情報判定手段により異常であるとの判定がなされ、かつ、情報管理部から送信されてくる信号が受信手段により受信されない場合に、生体情報の異常を外部に報知する報知手段とを備えることとしてもよい。
このようにすることで、測定された生体情報が生体情報判定手段の作動により異常であると判定された緊急事態において、通信経路に異常が発生した可能性がある場合に、報知手段の作動により、生体情報の異常を外部に報知することができる。異常のある生体情報が情報管理部に送られてからとられる緊急配備体制よりも早く緊急事態を外部に報知することができる。
本発明によれば、センサから情報管理部までの通信経路に異常が発生した場合においても連絡が途絶してしまうことを回避することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る生体情報測定システム1について、図1〜図6を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る生体情報測定システム1は、各患者Xの生体情報を検出する種々のセンサ2を有し、取得した生体情報を無線送信する生体情報測定装置3と、該生体情報測定装置3から送信された生体情報等の情報を送受信するホームサーバ4と、前記生体情報測定装置3において測定された生体情報を管理するコールセンターに配置された管理サーバ(情報管理部)5と、これらサーバ4,5を接続する複数のネットワーク6,7とを備えている。
患者Xの生体情報としては、脈波、心音、血中酸素飽和度、血糖値、睡眠量、体温などが挙げられる。
生体情報測定装置3としては、例えば、脈波の場合は脈波計、心拍の場合は心拍計、血中酸素飽和度の場合はパルスオキシメータ、血糖値の場合は血糖値測定器、体温の場合は体温計のように、患者Xの身体に常時装着状態に維持されて、所定の測定期間にわたって継続的に生体情報を取得し続けることができるウェアラブルセンサが採用されている。
生体情報測定装置3は、図2に示されるように、測定した生体情報をホームサーバ4に向けて無線送信する通信部(送信手段、受信手段)8と、該通信部8を介して送受信される情報を処理するとともに通信部8を制御する制御部(生体情報判断部)9と、ホームサーバ4からの信号および生体情報に基づいて、外部に情報を報知する報知部10とを備えている。
通信部8は、近距離無線通信手段であり、通常時は、所定の出力に設定され、患者Xの自宅内に設置されているホームサーバ4まで届く範囲Zの通信距離を有している。また、通信部8は、制御部9からの指令により、緊急時には通常時よりも高い出力に切り替えることができるようになっている。
制御部9は、センサ2により測定した生体情報を受信し、通信部8を介して管理サーバ5に送信するとともに、受信した生体情報が正常であるか否かを判断するようになっている。制御部9における判断は、例えば、当該患者Xの基準となる生体情報のしきい値を記憶していて、そのしきい値と現在の生体情報とを比較することにより行うことができる。
また、制御部9は、定期的に問い合わせ信号を発生し、通信部8を介して管理サーバ5に送信する一方、管理サーバ5から送信され通信部8を介して受信された各種信号を受信するようになっている。各種信号としては、前記問い合わせ信号に対する応答信号、管理サーバ5からのポーリング信号、管理サーバ5から出力された患者Xに対する指示情報などがある。
また、制御部9においては、問い合わせ信号に対する応答信号が受信されていることにより、通信経路に異常が発生していないことが確認されるようになっている。逆に、制御部9においては、応答信号が受信されない場合には、現在の通信経路に異常が発生していると判断するようになっている。そして、制御部9は、応答信号が受信されず、かつ、生体情報が異常であると判断された場合に、通信部8に対し、近距離無線通信の出力を高い出力に切り替えるように切替指令信号を出力するようになっている。
近距離無線通信可能な端末は点在しているので、生体情報測定装置3の通信部8の出力を増大させることにより、図3に示されるように、近距離無線通信の届く範囲Zを拡大し、当該患者Xの自宅内のホームサーバ4以外の点在している端末を介した別の通信経路を確立することができるようになっている。端末としては、例えば、隣家のホームサーバ4あるいは生体情報測定装置3や、図示しない携帯電話機等が考えられる。さらに、ホームサーバ4からネットワーク6への経路81および隣家のホームサーバ4からネットワーク6への経路82にともに異常があるときには、アドホック通信により隣家のホームサーバ4を経由し、さらにその隣家にあるホームサーバ4からネットワーク6への経路83〜85を経由して通信回線を確保する。
また、制御部9は、応答信号が受信されず、かつ、生体情報が異常であると判断された場合に、報知部10に対して、患者Xに異常が発生したことを外部に知らせるよう、報知指令を出力するようになっている。報知部10は、例えば、音声発生手段であって、制御部9からの報知指令に従って大音量により異常事態の発生を報知するようになっている。
報知部10は、通常時には、通信部8を介して管理サーバ5から送られてきた患者Xに対する指示情報を患者Xに対して報知するようになっている。
また、制御部9は、通信部8を介して受信した管理サーバ5からのポーリング信号に応答して確認信号を出力し、通信部8を介して同じ通信経路で確認信号を管理サーバ5に送信させるようになっている。
前記ネットワーク6,7は、無線通信網、電話回線網、携帯電話通信網、地上波ディジタル放送への情報多重通信網等任意のものでよい。各ホームサーバ4と管理サーバ5との間には2以上のネットワーク6,7が接続されている。通常時は、図1または図3に示されるように、一のネットワーク6が選択されて使用され、異常発生時には他のネットワーク7に切り替えることができるようになっている。
管理サーバ5は、ネットワーク6,7を介してホームサーバ4との間で各種情報を送受信する通信部11と、通信部11により送受信される各種情報を処理するとともに、通信部11を制御する制御部12と、生体情報測定装置3から送られてきた生体情報を表示する表示部13と、オペレータから患者Xへの指示情報を入力する入力部14と、送信されてきた生体情報を蓄積する記憶部15とを備えている。
制御部12は、生体情報測定装置3に対するポーリング信号を定期的に発生して出力する一方、ポーリング信号に対する生体情報測定装置3からの確認信号を監視するようになっている。また、制御部12は、生体情報測定装置3から送られてくる問い合わせ信号を受信した際に応答信号を発生して出力するようになっている。
また、制御部12は、生体情報測定装置3から送られてくる生体情報を受信し、受信した生体情報が正常であるか否かを判断するようになっている。制御部12における判断は、上記生体情報測定装置3における制御部9の判断と同様、例えば、当該患者Xの基準となる生体情報のしきい値を記憶していて、そのしきい値と現在の生体情報とを比較することにより行うことができる。
このように構成された本実施形態に係る生体情報測定装置3および生体情報測定システム1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る生体情報測定装置3によれば、該生体情報測定装置3が患者Xに装着され、各種センサ2が作動させられることによって、患者Xの種々の生体情報が継続的に検出される。検出された生体情報は、制御部9に入力され、制御部9において正常値か否かの判断が行われる(図6のステップS3)。
生体情報が正常値を示している場合には、制御部9は、報知部10による外部への報知を行うことなく、入力された生体情報をそのまま通信部8を介して、管理サーバ5に向けて送信する。
また、制御部9は、管理サーバ5に対して定期的に問い合わせ信号を送信し(ステップS1)、管理サーバ5から送られてくる応答信号を監視する(ステップS2)。
この場合において、制御部9では、管理サーバ5からの応答信号が受信できず、かつ、検出された生体情報に異常が発生している場合には、通信部8に対し、出力を切り替えるよう切替指令を出力する。これに応じて通信部8は、出力をより高く切り替える(ステップS4)。このようにすることで、図3に示されるように、生体情報測定装置3の通信部8による無線通信の範囲Zが拡大される。その結果、自宅内のホームサーバ4よりも遠くに配置されている他の通信機器、例えば、隣家のホームサーバ4や生体情報測定装置3まで無線通信の範囲Zが拡大され、これらの通信機器を介した他の通信経路(アドホックネットワーク)により、生体情報が管理サーバ5に送信されるようになる。
生体情報測定装置3は、患者Xをケーブル等により拘束しないようにバッテリ駆動させるので、生体情報が正常値である場合には、出力をより小さく設定することにより、消費電力を抑制し、バッテリの消耗を抑えることができる。また、生体情報が異常値を示している場合においても、通常の通信経路が正常に確保されている場合には、出力をより小さく設定することにより消費電力を抑制することができる。
本実施形態に係る生体情報測定装置3においては、生体情報に異常が発生している状態で、かつ、通常の通信経路に異常がある場合にのみ、出力を高く切り替えてアドホックネットワークを構成するので、常に生体情報を管理サーバ5に送信することができる。これにより、生体情報に異常が発生している緊急時に、通信経路に異常がある場合においても連絡が途絶してしまうことを回避することができる。
さらに、制御部9は、管理サーバ5からの応答信号が受信できず、かつ、検出された生体情報に異常が発生している場合には、報知部10に対し、生体情報に異常がある旨の報知指令を出力する(ステップS5)。これにより、報知部10から外部に対し異常事態を報知することができる。これらのステップS1〜S5は、生体情報の測定が終了するまで継続される(ステップS6)。
また、本実施形態に係る生体情報測定システム1においては、生体情報測定装置3からホームサーバ4およびネットワーク6を介して、コールセンターに配置された管理サーバ5に送信されてきた生体情報は、通信部11から制御部12に入力され、表示部13に表示され、記憶部14に蓄積される。また、生体情報は制御部12において異常の有無が判断される(図7のステップS14)。
この場合において、制御部12においては、生体情報測定装置3に対し定期的にポーリング信号(問い合わせ信号)が出力され(ステップS11)、該ポーリング信号に応答する確認信号(応答信号)が監視される(ステップS12)。確認信号が受信されない場合には、ネットワーク6における異常の可能性があるので、制御部12は通信部11に対し、通信経路を他のネットワーク7に切り替えるよう経路切替指令を出力する。これにより、図5に示されるように、通信部11を介したポーリング信号および確認信号の送受信が他のネットワーク7を介して行われ、正常な通信経路が確保される(ステップS13)。
制御部12において、生体情報に異常があると判断された場合には、入力部14から入力されたオペレータによる指示情報が、通信部11およびネットワーク6,7を介して生体情報測定装置3に送られ、生体情報測定装置3の報知部10により患者Xに対し報知される(ステップS15)。また、生体情報が特に緊急度の高い異常を示す場合には、緊急信号が外部に出力され、緊急車両や医師の手配が行われる(ステップS16)。これらステップS11〜S16は、生体情報の測定が終了するまで繰り返される(ステップS17)。
このように、本実施形態に係る生体情報測定システム1によれば、コールセンターの管理サーバ5が、ポーリング信号に対する確認信号を監視することで、ネットワーク6,7の異常を検出し、異常が発生した場合にはネットワーク6,7を切り替えるので、常に正常な通信経路を確保することができる。したがって、生体情報の測定を行っている患者Xからの連絡が途絶してしまうことを回避することができる。
なお、本実施形態に係る生体情報測定装置3においては、制御部9が、通信部8の出力切替を行うことで、アドホック通信を経由した通信に切り替える場合について説明したが、これに代えて、電話回線他の通信経路に切り替えることとしてもよい。また、2つのネットワーク6,7を有する生体情報測定システム1について開示したが、これに代えて、3以上のネットワークを有する生体情報測定システム1を採用してもよい。
また、本実施形態に係る生体情報測定システム1においては、コールセンターにおける管理サーバ5に、患者Xの所在地近辺の知人、子供あるいは親戚の連絡先を登録しておき、管理サーバ5からの緊急配備指令を出力する際に、登録されている連絡先に対しても自動的に連絡することとしてもよい。
本発明の一実施形態に係る生体情報測定システムを示す全体構成図である。 図1の生体情報測定システムにおける生体情報測定装置内の構造を示すブロック図である。 図1の生体情報測定システムにおいて自宅内のホームサーバに異常が発生し、通信経路が切り替えられた状態を示す全体構成図である。 図1の生体情報測定システムにおける管理サーバ内の構造を示すブロック図である。 図1の生体情報測定システムにおいて、一のネットワークに異常が発生し、他のネットワークに切り替えられた状態を示す全体構成図である。 生体情報測定装置の動作を説明するフローチャートである。 管理サーバの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
X 患者
1 生体情報測定システム
2 センサ(検出部)
3 生体情報測定装置
5 管理サーバ(情報管理部)
6,7 ネットワーク(通信経路)
8 通信部(送信手段、受信手段)
9 制御部(生体情報判定手段)
10 報知部(報知手段

Claims (7)

  1. 患者に装着される生体情報測定装置であって、
    患者の生体情報を検出する検出部と、
    該検出部により検出された生体情報を、複数の通信経路を介して遠隔に配置された情報管理部に送信可能な送信手段と、
    情報管理部から送信されてくる信号を受信する受信手段とを備え、
    前記送信手段は、情報管理部から送信されてくる信号が受信手段により受信されない場合に、通信経路を切り替えて生体情報を送信する生体情報測定装置。
  2. 前記検出部により検出された生体情報が異常か否かを判定する生体情報判定手段を備え、
    前記送信手段が、近距離無線通信手段であり、前記生体情報判定手段により異常であるとの判定がなされ、かつ、情報管理部から送信されてくる信号が受信手段により受信されない場合に、送信手段の出力をより高出力に切り替えて生体情報を送信する請求項1に記載の生体情報測定装置。
  3. 前記検出部により検出された生体情報が異常か否かを判定する生体情報判定手段と、
    該生体情報判定手段により異常であるとの判定がなされ、かつ、情報管理部から送信されてくる信号が受信手段により受信されない場合に、生体情報の異常を外部に報知する報知手段とを備える請求項1に記載の生体情報測定装置。
  4. 患者に装着され患者の生体情報を測定して送信する生体情報測定装置と、
    該生体情報測定装置から送信されてきた生体情報を管理する遠隔に配置された情報管理部と、
    前記生体情報測定装置と情報管理部とを接続する複数の通信経路とを備え、
    前記情報管理部は、一の通信経路を介して前記生体情報測定装置に対し問い合わせ信号を送信し、該問い合わせ信号に対する生体情報測定装置からの応答信号を受信できない場合に、通信経路を切り替える生体情報測定システム。
  5. 患者に装着され患者の生体情報を測定して送信する生体情報測定装置と、
    該生体情報測定装置から送信されてきた生体情報を管理する遠隔に配置された情報管理部と、
    前記生体情報測定装置と情報管理部とを接続する複数の通信経路とを備え、
    前記生体情報測定装置は、一の通信経路を介して前記情報管理部に対し問い合わせ信号を送信し、該問い合わせ信号に対する情報管理部からの応答信号を受信できない場合に、通信経路を切り替える生体情報測定システム。
  6. 前記生体情報測定装置が、測定された生体情報の異常を判定する生体情報判定手段と、生体情報を送信する近距離無線通信手段とを備えるとともに、前記生体情報判定手段により異常であるとの判定がなされ、かつ、情報管理部からの応答信号が受信されない場合に、送信手段の出力をより高出力に切り替えて生体情報を送信する請求項5に記載の生体情報測定システム。
  7. 前記生体情報測定装置が、測定された生体情報が異常か否かを判定する生体情報判定手段と、該生体情報判定手段により異常であるとの判定がなされ、かつ、情報管理部から送信されてくる信号が受信手段により受信されない場合に、生体情報の異常を外部に報知する報知手段とを備える請求項5に記載の生体情報測定システム。
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