JP2007209408A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機のパネル部材の交換・廃棄等を少なくして資源の有効利用を図るとともに、従来に比べて視覚的な効果を高めることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】スロットマシン(1)の下パネル部(3c)に、電子ペーパディスプレイ(51)からなる可変の表示装置を設ける。電子ペーパディスプレイにおいて、ゲームの内容を表す静的な情報画像(SIMG)と、ゲームの進行に応じて更新される入賞図柄等の動的な情報画像(DIMG1)等を表示する。これにより下パネル部の視覚効果を高めるとともに、汎用性を備えて、遊技機のモデルチェンジ等に対応する。
【選択図】図12

Description

本発明は、例えば遊技者の操作により複数種類の図柄を表示する回転図柄表示装置を前面パネルに備え、回転図柄表示装置による識別図柄の表示態様に応じて遊技者に利益を配当する遊技を供し得る遊技機に関する。
一般に、スロットマシン等の遊技機おいては、遊技者に面する前面パネルに、スタートレバーやストップボタン等の操作手段と、前面パネルに形成された透明な表示窓を介して複数種類の識別図柄を変動して表示する例えば3個のリールから構成される回転図柄表示装置とが設けられている。すなわち、遊技者の操作によりリールの回転及び停止の制御がされ、停止した3個のリールが表示する識別図柄が例えば同じ種類で一列に揃う等、所定の態様で表示されたとき、その図柄の種類に応じた枚数のメダルが遊技者に配当として払い出すように構成されている。
また、従来、スロットマシン等の前面パネルには、上述したリールの他に、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるための動画像を液晶表示する画像表示部や、クレジット数、獲得メダル数、及び入賞当選回数といったゲームの進行に応じて更新される情報をランプ又は発光ダイオード(LED)で表示する遊技情報表示部が形成されている。
更に、通常「下パネル」と呼ばれる前面パネルの下部を構成するパネル部材には、ゲームにおいて登場するキャラクター(人物、動物又は擬人化した仮想の主人公等)などの絵柄が印刷されており、その遊技機のゲームの内容や機種等を遊技者に認識させ他機種との混同を防止するとともに、その機種の広告としても機能している。
ところで、近年、スロットマシン等の遊技機におけるゲーム内容も流行化し、より斬新で面白みの有るゲームを随時提供するために、そのモデルチェンジのサイクルも短期化している。その結果、下パネルを新しい絵柄に交換する等の頻度が増し、それに伴う製造及び作業コストの増大や不要となった下パネルの廃棄処分等の問題が生じてきた。
かかる問題に対処し、例えば特許文献1には、下パネルに液晶表示パネル又はプラズマ表示パネル等の画像表示装置を配置し、その表示内容をプログラマブルに更新可能とすることで、パネル部材の汎用性を高め、モデルチェンジの際の交換を不要とするスロットマシンが提案されている。
特開2003−38707
ところで、上述した遊技機のゲームの内容や機種等を遊技者に認識させるためにパネル部材に印刷される絵柄は、その性格上、比較的長期間更新されない静的な情報画像といえる。その一方で、液晶表示パネル又はプラズマ表示パネル等に、かかる画像を長期間継続して表示させると、表示画面にその画像の焼き付き等の跡が残り、表示品質の劣化や短命化を招くおそれがあった。
また、一般的なスロットマシンの下パネルの寸法は、対角で17〜19インチ程度あり、遊技機やゲームの案内表示のためにかかる大型表示画面を備える画像表示装置を装備することは、現状においてはコスト面から合理的とはいえない。
また、液晶表示パネルやプラズマ表示パネル等は、バックライト若しくはプラズマ光源を備えるため、印刷された絵柄を表示するに比して多大な電力を消費し、またランニングコストが嵩むという問題もある。
その反面、従来のようにゲーム内容を識別させる絵柄を下パネルに印刷表示するのみでは、特段、他の遊技機と視覚的に差別化が図られず、遊技者にゲームを印象付け又は惹き付ける等のインパクトに欠けていた。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、遊技機のモデルチェンジ等に際してそのゲームの内容等を表示するパネル部材の交換を不要とすることで、交換作業等のコストを低減し、又は廃棄部品を少なくして資源の有効利用を図る等の遊技機を提供することを目的としている。
また、従来に比べて前面パネルの視覚的な効果をより高めることが可能であり、他の遊技機との差別化を図るとともに、ランニングコスト等をも低く抑えることができる等の遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、複数種類の識別図柄を表示する例えば回転可能な円筒状のリールからなる回転図柄表示装置を遊技者に面する前面パネルに備え、前記回転図柄表示装置による前記識別図柄の表示態様に応じて遊技者に利益を配当する遊技機であって、前記回転図柄表示装置を除く前記前面パネルの全部又はその一部に、当該遊技機の属性に依拠する静的情報画像と、当該遊技の進行状態に応じて随時更新される動的情報画像とを同一表示面に表示し得る不揮発性の可変表示装置を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機によれば、前面パネルを構成する可変表示装置において、遊技機の属性に依拠する静的な情報画像を変更可能に表示することで汎用性を備える。これにより、例えば当該遊技機のモデルチェンジ等の際においても、遊技機の属性に係る新たな情報画像を更新して表示することができ、パネル部材の交換及び廃棄等を極力減らすことができる。
また、可変表示装置において、遊技の進行状態に応じて更新される動的な情報画像を随時表示することで、前面パネルの視覚的な効果を高め、他の遊技機との差別化を図ることができる。
更に、可変表示装置は不揮発性を有しているため、省電力化が図られ、運用コスト等を低く抑えることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記可変表示装置は、表示面及びその深部においてマトリクス状に対向配置した画素電極対と、前記画素電極対の間に多数介在し、正又は負の帯電極性別にそれぞれ異なる色に配色した2種類の帯電色素粒子とを有して構成され、前記画素電極対に蓄電する電荷の極性に応じて前記帯電色素粒子を選択的に静電誘導することで、前記表示面側に誘導した配色の帯電色素粒子を視認可能な画素として2値の画像を形成する電子ペーパディスプレイであることを特徴とする。
請求項2に記載の遊技機によれば、電子ペーパディスプレイは、画素電極対に蓄電した電荷により表示画像を維持でき、また発光源を有しない反射型の表示装置でもあるので、他の表示装置に比して電力消費を極めて少なくすることができる。このため、運用コスト等を低く抑え、遊技機の属性に依拠する静的な情報画像等を長期に表示することに有効である。
また、電子ペーパディスプレイは、異なる色に配色した2種類の帯電色素粒子を画素として画像を形成するので、コントラスト比を高く設定でき、紙に絵柄を印刷表示するような良好な視認性を有して画像を表示することができる。
また、電子ペーパディスプレイは、画素電極対に蓄電する電荷の極性を変更することで画像を容易に更新でき、遊技の進行状態に応じて更新される動的な情報画像を随時表示することで、前面パネルの視覚的な効果を高め、他の遊技機との差別化を図ることができる。
また、遊技機の属性に依拠する静的な情報画像を変更可能とし、例えば当該遊技機のモデルチェンジ等の際においても、新たな遊技機の属性に依拠する静的な情報画像に更新して表示することにより、パネル部材の交換及び廃棄等を極力減らすことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機であって、前記静的情報画像は、当該遊技機の遊技の内容又は機種に関する情報を画像化したものを少なくとも含むことを特徴とする。
請求項3に記載の遊技機によれば、前面パネルに表示する当該遊技機の遊技の内容又は機種に関する静的な情報画像を、例えば当該遊技機のモデルチェンジ等の際において更新して表示することにより、パネル部材の交換及び廃棄等を極力減らすことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の遊技機であって、前記動的情報画像には、前記回転図柄表示装置が表示する前記識別図柄に係る図柄が少なくとも含まれ、前記回転図柄表示装置による前記識別図柄の表示に連動して当該識別図柄に係る図柄を前記可変表示装置が表示することを特徴とする。
請求項4に記載の遊技機によれば、回転図柄表示装置による識別図柄の表示に連動して、前面パネルを構成する可変表示装置においても当該図柄を随時表示する。これにより、遊技者の勝利感を高揚させる等の視覚的な効果の高い演出を前面パネルで行って、他の遊技機との差別化を図ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の遊技機であって、前記回転図柄表示装置に表示させる前記識別図柄の表示態様を抽選する抽選手段を更に備え、前記動的情報画像には、前記抽選手段が抽選した表示態様に係る図柄が少なくとも含まれ、当該抽選した表示態様に係る図柄を前記可変表示装置が表示して抽選の結果を報知することを特徴とする。
請求項5に記載の遊技機によれば、抽選手段が抽選した表示態様に係る図柄を、前面パネルを構成する可変表示装置により報知して、前面パネルを介した視覚的な効果により、遊技の興趣を高めることができる。
以上述べたように、本発明の遊技機によれば、前面パネルの全部又は一部を可変表示装置で構成し、例えば当該遊技機のモデルチェンジ等の際には、遊技機の属性に係る新たな情報画像を更新して表示することで、パネル部材の交換及び廃棄等を極力減らすことができる。また、遊技の進行状態に応じて動的な情報画像を随時表示することで、前面パネルの視覚的な効果を高め、他の遊技機との差別化を図ることができる。また、省電力化が図られ、運用コスト等を低く抑えることができる。
以下、本発明に係る遊技機の好適な実施形態として、パチンコホール等の遊技施設に多数設置されるスロットマシンを例に説明する。なお、図1は、本発明の一つの実施形態によるスロットマシン1の外観構造を表した正面図、図2はスロットマシン1の前扉を開放してその内部の構造を表した図である。
まず、図1を参照しながらスロットマシン1の前面構造を説明する。スロットマシン1は、遊技者側に面する側にいわゆるフロントマスクとなる前面パネルが形成された前扉3が、略矩形状の箱体である筐体の開口側に対し、図示しない蝶番機構により開閉可能に取り付けられている。前扉3の前面パネルは、上パネル部3a、中パネル部3b、下パネル部3cに概ね分けられ、これらは化粧板として視覚効果を高めてデザインされた硬質プラスチックにより一体的に形成されている。また、前面パネルの下部には、メダルを貯留するための受け皿4aを備える受皿ユニット4が設けられている。
上パネル部3aには、高輝度の発光ダイオード(LED)を内蔵したコーナランプ5a、5b及び上部ランプ5c等からなる効果ランプが配置され、リーチや大当たり等の際に点灯または点滅して遊技者の視覚に訴える演出を行っている。また、上パネル部3aの左右位置には、それぞれスピーカを内蔵した放音部6a、6bが設けられ、効果音や楽音等によるゲームの演出を行っている。更に、各放音部6a、6bに挟まれる中央位置には、液晶表示ユニット(71)を配した画像表示部7が形成されている。
なお、画像表示部7においては、ゲームの進行に応じて適宜選択される動画像を表示して当該ゲームにストーリー性を与えたり、また、ボーナスゲーム等の大当たりの際には、よりダイナミックな画像が表示されて、遊技者に高配当の期待感を引き起こしたりする等の演出を行っている。
中段の中パネル部3bには、中央に略長方形の透明な表示窓8aが形成されたアクリル製の中パネル板8が取り付けられている。そして、この表示窓8aを通して、円筒状の3個のリール10a、10b、10cからなる回転図柄表示装置(リール装置)が表示する識別図柄が目視されるように構成されている。すなわち、各リール10a、10b、10cの周面には、複数の異なる種類を含む例えば21個の識別図柄がほぼ等間隔に配列され、表示窓8aに面して臨む縦3個、横3列の識別図柄が当該表示窓を通して遊技者に視認されるようになっている。
中パネル板8の下方には、前方に若干突出した操作卓と呼ばれる卓状部が形成され、ここには、ゲームに使用するメダルを投入するための投入口11aを有するメダル投入部11と、ゲームの操作を指示するためのベットボタン12、スタートレバー13、及び3個のストップボタン14a、14b、14cがそれぞれ配設されている。
ベットボタン12は、ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するための押圧式のボタンスイッチである。スタートレバー13は、リール10a、10b、10cを一斉に回転させる指示をするためのレバースイッチであり、先端に球形の操作ノブを有するレバーを上下左右の何れかの方向に傾倒操作するとオン作動し、レバーから手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ作動するように構成されている。
ストップボタン14a、14b、14cは、各リール10a、10b、10cの回転停止を個別に指示するための押圧式のボタンスイッチであり、各リールの配列に対応してそれぞれ並設されている。
前扉3の下部に形成される下パネル部3cは、本発明の可変表示装置としての電子ペーパディスプレイ51を備える電子パネルユニット50が取り付けられ、その両側に、効果ランプであるサイドランプ15a、15bがそれぞれ設けられている。
なお、詳細については後述するように、電子パネルユニット50は、スロットマシン1の属性情報であるモデルタイプ等を遊技者へ認識させるため、例えば登場キャラクターの絵柄などを表示し、また、ゲームの進行状態に応じて変化する、例えば、内部抽選若しくは入賞した図柄や、メダル獲得枚数等の情報を画像で表示可能となっている。
前面パネルの最下部に設けられる受皿ユニット4には、入賞配当等によりメダルを払い出すメダル払出口16と、スピーカを内蔵しゲームの進行に応じて演出効果音を発生させる放音部17a、17bとがそれぞれ配設されている。
次に、図2を参照しながらスロットマシン1の内部構造を説明する。まず、筐体2側には、その上部の位置に、スロットマシン1の全体動作を統括制御する主制御基板21が取り付けられている。なお、主制御基板21は、CPU、ROM、RAM、その他周辺機器と通信する際の整合機能を有するインタフェース回路等の電子部品を実装するマイコンベースの制御回路基板であり、透明な基板ケースに収容されて筐体2内に離脱不能に固定されている。
筐体2内のほぼ中央には、3個のリール10a、10b、10cを軸方向に並設したリールユニットが、前扉3側に形成される表示窓8aに対向して所定のフレームに設置されている。なお、各リール10a、10b、10cは、それぞれのハブ部に嵌合するステッピングモータによって回転駆動される。
リールユニットの下方には、前面のメダル投入部11から投入されたメダルを貯留し、入賞配当の際にメダル放出口22aから放出して払い出すホッパーユニット22が設けられている。また、ホッパーユニット22に隣接する補助タンク23は、当該ホッパーユニットでオーバーフローしたメダルを回収するために設けられている。
また、筐体2の底部には、定電圧源からなる主電源装置24及びスロットマシン1に内蔵される各機器へ所要の電力を配電する電源装置基板25が共に同一の板金ケース内に収容されて配置されている。
次に、前扉3側には、その上部の位置に、放音部6a、6bに対向するスピーカ31a、31bが取り付けられている。また、スピーカ31a、31bの間には、上述の画像表示部7に画像を表示させる液晶表示ユニット71(不図示)と、その背後にマイコンベースのサブ制御基板32が取り付けられている。サブ制御基板32は、上述した液晶表示ユニット71による演出映像の表示制御、上部ランプ5c及びコーナランプ5a、5b等の効果ランプを使った照明制御、並びに内蔵するスピーカを鳴動させ放音部6a、6b、17a、17b等を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行うための制御回路基板である。
サブ制御基板32の下方には、リール10a、10b、10cを透視させるための透明な表示窓8a等を中パネル板8に形成してユニット化した中パネルユニット34が取り付けられている。また、中パネルユニット34には、リール10a、10b、10cの外周面を照射する冷陰極蛍光管及びこれを駆動するインバータ35と、スタートレバー13及びストップボタン14a、14b、14c等の操作スイッチ類の信号を筐体2側の主制御基板21へ中継する中央表示基板36等が組み付けられている。
中パネルユニット34の下方には、メダルセレクタ37が取り付けられている。メダルセレクタ37は、前面のメダル投入部11に投入されたメダルの適否を判別する装置である。また、メダルセレクタ37には、フォトインタラプタからなるメダルセンサ37aが搭載され、メダルセレクタ37が適正と判定し振り分けたメダルをメダルセンサ37aが検出することにより、主制御基板21に対してメダル受付信号を出力する。主制御基板21は、メダル受付信号を受信する毎にクレジットを加算しメモリに記憶することで、内部的にメダルを貯留する処理を行っている。
更に、メダルセレクタ37の下方には、適正と判定し振り分けたメダルをホッパーユニット22へ案内するメダル受入通路38aと、メダルセレクタ37により不適として排除され落下したメダル(または異物)を前面のメダル払出口16へ案内するフローシュート38bと、ホッパーユニット22から放出されたメダルを前面のメダル払出口16へ案内するメダル払出通路38cが設けられている。更に、メダル払出口16に隣接して、上述した放音部17a、17bに対向するスピーカ39a、39bが取り付けられている。
次に、図3〜図5を参照して、下パネル部3cの構造と、下パネル部3cに設けられる電子パネルユニット50について更に詳細に説明する。ここで、図3は、下パネル部3cの構造を表した分解斜視図、図4は、電子パネルユニット50の本体である電子ペーパディスプレイ51の断面構造を模式的に表し、その動作を説明するための図である。更に、図5(a)は、電子ペーパディスプレイ51の信号配線構造を表した図、図5(b)は、電子ペーパディスプレイ51の画素を構成する画素電極513及びスイッチング素子531等の接続関係の詳細を表した回路図である。
まず、図3を参照しながら下パネル部3cの構造を説明する。前扉3の下部に形成された下パネル収容部41には、矩形平板状の後フレーム42に電子パネルユニット50が装着されて収容される。
そして、電子パネルユニット50とほぼ同形で同寸法の開口43aを有し、下パネル部3cのフロントマスクを構成するプラスチック製の前フレーム43が、当該開口43aに電子パネルユニット50の表示面51aが臨むようにして、前扉3に嵌着されている。
また、下パネル収容部41の各両側に複数実装された高輝度のLED152を覆うように、光拡散性を有して着色された半透明なプラスチックからなるカバーレンズ152a、152bが前フレーム43に嵌着されて、上述のサイドランプ15a、15b(効果ランプ)が構成されている。
電子パネルユニット50の本体である電子ペーパディスプレイ(EPD:Electric Paper Display)51は、下パネル部3cのほぼ全領域を占める面積の矩形状の表示面51aを有し、全体に薄く可撓性のある紙状の画像表示媒体から形成されている。そして、電子ペーパディスプレイ51に画像を表示するためのXY表示制御回路530、チャージ回路534、スイッチング回路535等のドライブ回路が当該ディスプレイとともに硬質の枠体50a内に組み込まれて、電子パネルユニット50が構成されている。
ここで、本実施形態における電子ペーパディスプレイ51の構造と、これによる画像表示の動作原理を説明する。
図4及び図5に示されるように、電子ペーパディスプレイ51は、可撓性のある薄い絶縁フィルムシートからなる基板層511の表示面51a側に、2次元マトリクス状の画素電極513と、画素電極513に対し正又は負の電荷を蓄電するスイッチング素子531と、これらを配線接続する信号線等を備えるドライバ層が、蒸着及びエッチング等の工程を経て成膜形成されている。
画素電極513等を備えるドライバ層の表面には、正又は負に帯電しそれぞれの帯電極性別に例えば黒又は白の光反射率の異なる色に配色された2種類の帯電色素粒子514a、514bを多数、流動性のある液状媒体とともに充填した複数のマイクロカプセル514が、印刷工程を経て単層に敷き詰められ、これによりインク層が形成されている。
更に、例えばITO(Indium-Tin Oxide)等からなる透明電極(光透過性電極)512と、カラーフィルタ515と、透明な保護シート516等の多層膜からなるフィルム材がマイクロカプセル514からなるインク層を覆うように設けられている。
このように、電子ペーパディスプレイ51は、共通の透明電極512とそれぞれの画素電極513とが、マイクロカプセル514に充填される2種類の帯電色素粒子514a、514bを多数介在させて対向配置されるとともに、これら透明電極512と各画素電極513とをそれぞれ一対とする画素電極対が、表示面51a上において所定の解像度をなし得る数だけ形成されている。
なお、図4は、電子ペーパディスプレイ51の断面構造を模式的に表したものであり、実際においては、透明電極512と画素電極513との間隔は、1個のマイクロカプセル514に相当する例えば約40〜50μm程度であり、画素電極513の幅寸法である例えば200〜300μmに比して十分小さく形成されている。
図5(a)及び(b)に示されるように、基板層511の表示面51a側には、チャージ回路534により供給される正又は負の電荷を伝送するソースライン532と、スイッチング回路535によるオンオフのゲート制御信号を伝送するゲートライン533とが、隣接する各画素電極513間において経緯方向(XY方向)に複数配線されている。また、これらラインが交差する各位置には、ゲート制御信号がオンするに応じてソースライン532から供給される正又は負の電荷をそれぞれの画素電極513へ蓄電させる、例えば1個の若しくはプッシュプル回路素子を構成するTFT(Thin Film Transistor)であるスイッチング素子531が形成されている。なお、これらチャージ回路534とスイッチング回路535は、XY表示制御回路530により、それぞれ作動のタイミングが調整されつつ制御される。
以下、かかる構造の電子ペーパディスプレイ51による画像表示の動作を説明する。
図5に示されるXY表示制御回路530は、電子ペーパディスプレイ51に画像を表示し又は表示している画像を更新するに際し、これから表示しようとする画像の画素単位のコントラスト(明暗)に対応して、各画素電極513に正又は負の電荷を蓄電(チャージ)する制御を行う。
具体的には、XY表示制御回路530は、スイッチング回路535を制御して、経線方向(X方向)に配列するゲートライン533を順次オンさせるとともに、これに同期して、オンした緯線方向(Y方向)に配列する複数の画素電極513に対し、それぞれ正又は負の電荷を緯線方向(Y方向)にパラレルに供給すべくチャージ回路534を制御する。
図4に示されたように、表示面51a側の透明電極512は、電気的に一定の例えばグランド電位(0Vの基準電位)に保持されている。すなわち、各画素電極513に正又は負の電荷が蓄電された状態では、これらの画素電極対の間に蓄電された電荷に基づく極性の静電場が生じることとなる。
これにより、各画素電極対間に介在する正又は負に帯電された帯電色素粒子514a、514bは、静電場において受けるクーロン力の作用でマイクロカプセル514内の液状媒体中を遊泳し、それぞれの静電場の極性に応じて透明電極512又は画素電極513側へ静電誘導される。すなわち、それぞれの画素電極対の蓄電極性に応じて、白又は黒の帯電色素粒子514a、514bが選択的に表示面51a側の透明電極512へと誘導されるため、これら集められた色素粒子が観察者EYEによる視認可能な画素として、表示面51aに2値(白黒)の画像を形成する。
なお、隣接する3個の画素電極513に対応してそれぞれ赤、緑、青に配置されるカラーフィルタ515を用い、反射率の高い配色(例えば白)の帯電色素粒子514bをバックに3原色の画素を適宜に表示することで、任意のカラーの画像を表示することが可能である。
また、電子ペーパディスプレイ51は、一旦、画素電極513に電荷がチャージされると、基板層やドライバ層における絶縁壁等を介して内部的な漏れがない限り電荷が保持され、このため、表示面51aに形成した画像を電力の供給無しに維持可能な不揮発性を有している。したがって、省電力化が図られ、スロットマシン1のモデルタイプ等を示す絵柄など静的な情報画像を長期に表示するのに好適となる。
また、画素電極513へチャージする電荷の極性を変更することで画像を更新することができるので、ゲームの進行状態に応じて、例えば入賞図柄等の動的な情報画像を随時表示することも可能である。
また、電子ペーパディスプレイ51は、180度に近い視野角を有し、またコントラスト比も高く設定できるため、紙に印刷された絵柄のように視認性良く画像を表示できる。
また、電子ペーパディスプレイ51は、全体がフレキシブルであるとともに、曲面等の立体的な面にも形成することができ、形態の自由度も高い。
次に、図6に示す機能ブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムの構成を説明し、併せて図7に示すプログラム構成図に基づいて、その制御動作を説明する。
まず、図6を参照し、主制御基板21は、CPU211の他にROM212、RAM213等の半導体メモリからなる記憶部が備えられ、ROM212に予め記憶されているスロットマシンゲーム用のシステムプログラムに従ってCPU211が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を制御している。
CPU211には、一定周期(例えば1.87msec)のクロック信号を生成するクロック割込信号生成部214が接続され、毎回のクロック割込に同期して、スタートレバー13、ストップボタン14a、14b、14c、ベットボタン12、及びメダルセレクタ37に内蔵されたメダルセンサ37a等のスイッチ出力及びセンサ出力を中央表示基板36を介して読み取っている。
また、主制御基板21には、発振素子及び当該発振素子で生成される短周期のパルス信号をカウントするメモリカウンタ素子とからなる乱数発生部215と、乱数発生部215のカウント値を取得するサンプリング部216とを有してなるハードウエア抽選回路が設けられている。CPU211は、所定の遊技操作に係るタイミングでサンプリング部216を介して乱数発生部215から乱数値を取得し、その乱数値に基づいて入賞役及び演出パターン等のテーブル抽選の処理を行っている。
また、CPU211は、各リール10a、10b、10cの回転駆動源であるステッピングモータ101a、101b、101cに対し、上述のクロック割込信号に基づいて生成される4相の駆動パルス信号を、回胴装置基板103により電流増幅して供給している。そして、CPU211は、各リールに設けられた基準位置センサ102a、102b、102cから作動信号を受信する毎にその位置データを校正(リセット)し、これを基準に送出した駆動パルス信号に基づいて、正確に各リールを回転駆動制御している。
また、主制御基板21には、電源装置基板25を経由して、ホッパーユニット22の払出モータ221及び払出センサ222が接続されている。CPU211は、入賞配当若しくはメダルの貸し出し操作がされた際に、払出モータ221を回転駆動してメダルを遊技者に払い出す。そして、払出センサ222の作動により検知した実際のメダルの払い出し枚数が予定している枚数と一致した時に、当該払出モータの駆動を停止する制御を行っている。
また、スロットマシン1のメインスイッチ等が配置され主電源として各機器及び制御基板等へ電力を供給する主電源装置24が、電源装置基板25を介して主制御基板21に接続されている。
また、主制御基板21に配線接続されるサブ制御基板32は、上部ランプ5c及びサイドランプ15a、15b等の光源であるLED等を点灯または点滅制御する照明制御部321と、音源データメモリ323から音源データを選択し復号化(再生)した音信号に基づいてスピーカ31a、31b、39a、39bを鳴動駆動する音響制御部322と、画像データメモリ325に記憶している演出画像のデータを適宜選択して画像制御基板72に出力する画像データ処置部324と、画像データメモリ327に記憶している情報画像のデータを選択して電子ペーパディスプレイ51に出力し表示させる画像データ処理部326等の制御回路を主に有して構成されている。
なお、画像制御基板72は、VDP(Video Display Processor)及びフレームメモリやビデオRAM等を搭載しており、画像データ処理部324から供給される画像データに基づき、一部、動画の表現方法に応じてマージ等の編集を加えた後ビデオ信号を生成し、液晶表示ユニット71において演出用の動画像を表示する制御を行っている。
スロットマシン1は、図7に示されるように、主として主制御基板21のROM212等に記憶されるメインのシステムプログラムに従ってCPU211が演算処理を実行することで全体が制御され、ここでは、それぞれの役割・機能に応じて引用実行されるサブプログラムごとにそれらの制御動作を説明する。
なお、以下本明細書では、3個のリール10a、10b、10cについて特定せずに代表して説明するものをリール10と、同じくステッピングモータ101a、101b、101cをステッピングモータ101と、基準位置センサ102a、102b、102cを基準位置センサ102と、ストップボタン14a、14b、14cをストップボタン14と、それぞれ添字部分を省いた符号を付して説明している。
[クレジット管理手段]
クレジット管理プログラム2101は、ゲームが待機した状態においてメダル投入部11にメダルが投入され、メダルセンサ37aからの投入枚数分のパルス信号であるメダル受付信号を受信すると、クレジットメモリ2102に記憶するクレジット数をその枚数分だけ加算して内部貯留の処理を行っている。また、同じくゲーム待機の状態においてベットボタン12の作動を検知すると、これに応じてクレジットメモリ2102に記憶されるクレジット数から所定枚数分を差し引いて消費し、これにより当該枚数分のメダルが賭けられてゲームが開始する。
[内部抽選手段]
ゲーム開始の状態でスタートレバー13の作動が検知されると、内部抽選プログラム2104は、そのタイミングにおいて乱数発生部215が示すカウント値を乱数値Riとしてサンプリング部216から取得する。そして、内部抽選プログラム2104は、メモリに記憶される入賞抽選テーブル2103を参照し、取得した乱数値Riが含まれる数値範囲に基づいて、入賞役を抽選し又はハズレを選択する。
ここで、図8は、入賞抽選テーブル2103のモデル図である。なお同図は、スロットマシン1において通常の(ボーナスゲーム等の特別ゲームではない)ゲームが行われている場合の例を示すものである。例えば、通常ゲームの入賞役としては、小役と呼ばれる所定枚数のメダルを配当する役と、リプレイと呼ばれる再遊技の権利を与える役と、BB(ビッグボーナス)及びRB(レギュラーボーナス)役と呼ばれる、通常よりも連続して高い配当が期待できるボーナスゲームを与える大当たり役等を備えている。
図8に示されるように、入賞抽選テーブル2103には、上述した役ごとにその所定の当選確率に応じて数値範囲が割り当てられている。例えば、ハズレに該当する数値範囲が最も大きく、次いで小役、リプレイ、大当たり役の順で、該当する数値範囲が次第に小さく、すなわち当選確率が低くなるように設定されている。
内部抽選プログラム2104は、取得した乱数値Riが図8に示されるA1≦Ri<A2の関係を満足すると小役を抽選し、A2≦Ri<A3の関係を満足するとリプレイを抽選し、A3≦Ri<A4の関係を満足するとRB役を抽選し、A4≦Ri≦Amaxの関係を満足するとBB役を抽選する。また、取得した乱数値Riが0≦Ri<A1のときにはハズレを選択する。そして、当選した入賞役が内部抽選結果フラグ2105にセットされ、その役を成立させる識別図柄に係る図柄の組合せが記憶される。
[リール回転制御手段]
リール制御プログラム2106は、スタートレバー13の作動を契機に各リール10a、10b、10cをそれぞれ一定の回転速度で回転させる定速回転制御プログラム2107と、ストップボタン14a、14b、14cの作動のタイミングに基づいて各リールの停止位置を決定する停止位置決定プログラム2108と、決定された位置にリール10a、10b、10cを停止させる制動制御プログラム2109とを主に備え構成されている。
ここで、図9は、それぞれのリール制御プログラム2106が共通して使用するリール制御フラグ2110の構成を表す図である。なお、リール制御フラグ2110は、各リール10a、10b、10cについて、それぞれ更新(リードライト)可能な別個のメモリ領域に設けられている。
リール制御フラグ2110は、リール状態フラグRF1、センサ通過フラグRF2、図柄ステップフラグRF3、通過図柄番号フラグRF4、停止図柄番号フラグRF5、ステップカウンタフラグRF6を備え、それぞれに所定のバイト数が割り当てられている。
リール状態フラグRF1には、当該リール10の回転状態が記憶され、例えば、リール10が停止中の時は[0]、回転加速中では[1]、定速動作中は[2]等の値が設定される。センサ通過フラグRF2には、リール10が定速動作中に基準位置を通過して基準位置センサ102が検出信号を送出した時、[FFh](h符号は16進数表示であることを意味する)が設定される。
図柄ステップフラグRF3には、表示窓8aの中央のラインL1(図1参照)を通過中の識別図柄につき、その図柄の回転位置を19分割して示すステップ数が設定される。
なお、この図柄を19分割するステップ数と、当該リールを駆動するステッピングモータ101の単位ステップとは対応している。つまり、ステッピングモータ101が19ステップ回転することで、1個の識別図柄が1コマ進む。つまり、ある識別図柄がラインL1にさしかかると、図柄ステップフラグRF3にはステップ数[19]が設定され、ステッピングモータ101の単位ステップが過ぎる毎に図柄ステップフラグRF3の値も1ずつ減少する。そして、識別図柄の中心がラインL1上に来たときには、図柄ステップフラグRF3にはステップ数[10]が設定され、識別図柄がラインL1を抜ける時には、ステップ数[1]が設定される。
通過図柄番号フラグRF4には、現在、ラインL1上を通過している識別図柄の図柄番号が設定される。上述したように、リール10の周面には、例えば21個の識別図柄が描かれており、図柄番号を「0」に設定した識別図柄を基準図柄とし、リール10が回転することにより表示される順に、「0」、「1」、「2」、…、「20」の図柄番号が各識別図柄に割り当てられている。
停止図柄番号フラグRF5には、上述の中央のラインL1に停止させるべき識別図柄の図柄番号が設定される。なお、停止図柄番号フラグRF5は、後述する引き込み制御が行われる際に、ストップボタン14の作動を契機に停止位置決定プログラム2108により設定される。また、引き込み制御を行わず即時停止をする場合には、デフォルトとして[FFh]が設定される。
ステップカウンタフラグRF6は、リールが定速動作中においては、ステッピングモータが単位ステップだけ動作する毎に1ずつインクリメントされる。
[リール定速回転制御手段]
定速回転制御プログラム2107は、スタートレバー13の操作を契機に全てのリール10a、10b、10cの回転を開始して、一定の速度で回転させる制御を行う。ここで、図10は、リール10が定速動作中におけるリール制御フラグ2110の時間的推移例を表すチャートである。
同図の例によれば、定速回転制御プログラム2107は、クロック割込信号生成部214からのクロック割込毎にステッピングモータ101を単位ステップだけ回転させる。これに同期して、図柄ステップフラグRF3を1ずつ減算(デクリメント)させ、この値が終端を示す[1]になると、次のステップで通過図柄番号フラグRF4を更新する。また、定速動作中に基準位置センサ102がオン動作し出力信号の立ち上がりを検出した時、センサ通過フラグRF2に[FFh]を設定するとともに、通過図柄番号フラグRF4に基準図柄の図柄番号[0]を設定し、更に、図柄ステップフラグRF3にステップ数「19」を設定する。
このように、定速回転制御プログラム2107によって、リール制御フラグ2110がステッピングモータ101の回転に同期して逐一更新され、これにより、中央のラインL1上に表示する識別図柄の種類(図柄番号)とその回転位置とが正確に管理されて、リール10が一定の回転速度で回転制御される。
[リール停止位置決定手段]
次に、リール10が回転中に対応するストップボタン14が押圧操作(ここでは「ストップ操作」という)されたときに起動して、当該リール10の停止位置を決定する停止位置決定プログラム2108について説明する。
停止位置決定プログラム2108は、先ず、作動したストップボタン14に対応するリール10について、リール制御フラグ2110の通過図柄番号フラグRF4を参照し、ストップ操作時点において中央のラインL1を通過中の図柄番号を取得する。また、他のリールの状態(回転中か、または停止していれば表示窓8aに表示している識別図柄)をそれぞれのリール制御フラグ2110を参照して取得する。
また、停止位置決定プログラム2108は、当該ゲームにおいて抽選された上述の内部抽選結果フラグ2105を参照し、何れかの入賞役に内部当選しているか否か調べる。そして、何れかの入賞役に係るフラグがセットされ当選していると判定した場合、他のリールが表示する識別図柄との組合せの関係において、その入賞役を成立させる図柄が描かれた識別図柄が、ストップ操作された時点から例えば190msec以内に、入賞判定に係る有効ラインに停止可能な位置にあれば、当該識別図柄がこの有効ライン上に停止する位置を当該リール10の停止位置として決定する。
具体的な例として、図1に示された「ベル」図柄が有効ライン(例えば中央のラインL1)に揃うことを入賞の成立条件とする入賞役に内部当選したゲームにおいて、左の第1リール10aのストップボタン14aが押圧操作された場合の動作例を説明する。この例では、右の第3リール10cは既に停止して、中央のラインL1の位置に「ベル」図柄の識別図柄が表示されているものとする。
停止位置決定プログラム2108は、リール制御フラグ2110を参照し、ストップボタン14aが操作された時点で、例えば「ベル」以外の図柄である図柄番号[7]の識別図柄が中央のラインL1上を通過中であると判定すると、それから190msec以内、すなわち当該識別図柄(図柄番号[7])から後続する4コマの識別図柄(図柄番号[8]〜[11])のなかに、入賞に係る「ベル」図柄が存在するか否か調べる。
そして、識別図柄[11]の図柄が「ベル」であるとき、停止位置決定プログラム2108は、引き込み制御可能と判定して、当該識別図柄「ベル」を中央のラインL1に表示する位置をリール10aの停止位置として決定し、当該図柄番号[11]を停止図柄番号フラグRF5にセットする。
また、停止位置決定プログラム2108は、引き込み可能な範囲に当該入賞役に係る識別図柄がないと判定した場合、ストップ操作されたリール10aに対し、そのストップ操作時点から直近のハズレ図柄(何れの入賞役をも成立させない図柄)が描かれた識別図柄を有効ラインに表示する位置をリール10aの停止位置として決定し、その図柄番号を停止図柄番号フラグRF5にセットする。
なお、このように、ストップ操作された時点から特定の識別図柄を表示窓8aに表示させるべく、途中の識別図柄を停止させないで滑らせる制御を「引き込み制御」と称している。また、当該ゲームにおいてハズレが選択されている場合、入賞に係る図柄が表示されないように、ストップ操作された時点から途中の識別図柄を滑らせる制御が行われる。制御手法は上述の引き込み制御と同じであるが、この場合には特に「蹴飛ばし制御」と呼ばれることがある。
[リール制動手段]
次に、停止位置決定プログラム2108により決定された位置にリール10を停止させる制動制御プログラム2109について説明する。制動制御プログラム2109は、停止図柄番号フラグRF5に図柄番号がセットされた識別図柄を表示窓8aの中央のラインL1に表示する位置にリール10を停止させる制御を行う。
ここで、図11は、引き込み制御の際のリール制御フラグ2110の時間的推移例を表すチャートであり、この例に基づいて制動制御プログラム2109に従うリールの制動について説明する。同図に示される例によれば、図柄番号[7]の識別図柄が中央のラインL1を通過中にストップボタン14aが押圧操作され、この時、停止位置決定プログラム2108により、入賞の成立に係る識別図柄「ベル」の図柄番号[11]が停止図柄番号フラグRF5にセットされている。
制動制御プログラム2109は、停止図柄番号フラグRF5にセットされた図柄番号[11]の識別図柄が中央のラインL1に到達するまでリールの制動を行わず、その間の図柄を(この例では4コマ)滑らせる。そして、当該識別図柄の図柄番号[11]が通過図柄番号フラグRF4にセットされ、ステップフラグRF3が[16]になった時点で、当該リール10aを駆動するステッピングモータ101aへの4相の駆動パルス信号を全てオン(電力供給状態)させて当該ステッピングモータ101aを制動する。かかるタイミングで回転中のリール10aを強制停止させることで、ステッピングモータ101aの制動力とリール10aの慣性力とが対抗し、当該「ベル」図柄の中心がほぼ中央のラインL1に位置してリール10aが停止する。
[入賞判定及び配当手段]
入賞判定プログラム2111は、停止した全てのリール10a、10b、10cについてリール制御フラグ2110を参照し、有効ラインに表示された図柄の組合せが上述の内部抽選結果フラグ2105が示す入賞役に係る図柄の組合せと一致しているか否か判定する。
ここで「有効ライン」とは、例えば、ベットボタン12が押圧操作されることで当該ゲームに3枚のメダルが賭けられた場合、図1に示される表示窓8aの中上下段のラインL1、L2、L3と、対角線上の斜めのラインL4、L5が入賞判定のための有効ラインとして設定される。また、他のベットボタンが押圧操作され、より少ない枚数のメダルが賭けられた場合には、入賞を判定する有効なラインは中上下段のラインL1、L2、L3のみとなる等、入賞の機会が減ることとなる。
当選した入賞役に係る図柄の組合せが、上述した何れかの有効ラインにおいて揃ったとき、入賞判定プログラム2112は当該入賞役が成立したと判定する。
入賞配当プログラム2112は、成立した入賞役の種類に応じたメダルの配当情報をクレジット管理プログラム2101に渡し、その配当枚数をクレジットメモリ2102に加算させる。また、配当された結果、クレジットがその上限を超える場合には、メダル払出制御プログラム2113が起動し、ホッパーユニット22の払出モータ221を回転駆動して、クレジットの上限を超える枚数分のメダルを遊技者に払い出している。
[パネル表示手段]
パネル表示制御プログラム2114は、画像データ処理部326を制御して、下パネル部3cに設けた電子パネルユニット50に、図12(a)及び(b)に例示するような当該スロットマシン1のゲームの内容や機種(モデルタイプ)等の属性情報を登場キャラクター及びその名称(標章)等で画像化した静的情報画像SIMGを表示させる。これにより、下パネル部3cの汎用性が高まり、例えばスロットマシン1のモデルチェンジによりゲームの内容等が変わる場合でも、新たなモデルのキャラクター等の画像(静的情報画像)に画像データを書き換えるだけで、当該下パネル部3cを廃棄せずに継続して使用(再利用)することができる。
また、パネル表示制御プログラム2114は、上述の静的情報画像SIMGとともに、ゲームの進行状態に応じて随時更新される情報を画像化した動的情報画像DIMG1〜DIMG3を電子パネルユニット50に表示させる。
例えば、図12(a)に例示するように、パネル表示制御プログラム2114は、内部抽選プログラム2104と連携し、当選した入賞役を成立させる図柄の組合せ(例えば「ベル」−「ベル」−「ベル」)を示す動的情報画像DIMG1をリール10a、10b、10cの回転中に表示して、遊技者に当該抽選結果を報知する。これにより、遊技者は、止めるべき図柄を知り、これを狙ってストップボタン14a、14b、14cを目押しすることができるので、ゲームの興趣が向上する。
また、図12(b)に例示するように、パネル表示制御プログラム2114は、リール制御プログラム2106と連携し、内部当選した入賞役に係る図柄(例えば「ベル」)と、ストップ操作により停止した識別図柄SYMBとが一致した時、当該図柄を点滅等させる動的情報画像DIMG2を電子パネルユニット50に表示させる。目押しが成功する毎にその入賞役に係る図柄を強調して表示することで、遊技者の勝利感等を高揚させるような視覚的な演出効果を奏することができる。
また、同じく図12(b)に例示するように、パネル表示制御プログラム2114は、入賞配当プログラム2112と連携し、入賞により配当されるメダルの枚数を示す動的情報画像DIMG3を入賞成立と同時に電子パネルユニット50に表示させてもよい。
このように、下パネル部3cに設けた電子パネルユニット50を使って、様々に変化する情報画像を表示することで、従来以上に視覚的な効果の高い演出を行うことが可能となる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るスロットマシン1によれば、遊技者に面する下パネル部3cに、電子ペーパディスプレイ51を可変表示装置として装備した。電子ペーパディスプレイ51による画像は、電力の供給無しに維持でき、また表示に際しては、バックライト等の光源も要しないことから、低電力化が図られ、運用コストも低く抑えることができる。また、液晶表示パネルのような焼き付き等の劣化も少なく寿命も長い等のメリットがあり、スロットマシン1のゲームの内容やモデルタイプ等の静的な属性情報画像を長期に表示するのに好適となる。
また、電子ペーパディスプレイ51は、180度に近い視野角を有し、またコントラスト比も高く設定できるため、紙に印刷された絵柄のように視認性良く画像を表示することができる。
また、電子ペーパディスプレイ51は、全体がフレキシブルであり形態の自由度も高いため、下パネル部3cの形状に合わせて容易に設置することができる。
また、下パネル部3cに設けられる電子ペーパディスプレイ51は、画像データを変更するだけで容易に表示画像を変更することができる。これにより、例えば、モデルチェンジに伴いゲームの内容等が変わる場合であっても、下パネル部3cを新たなモデルタイプを表した絵柄に書き換えることが可能となり、廃棄せずに継続して使用することができる。したがって、交換作業等を無くし、また資源の有効利用を図ることができる。
また、下パネル部3cに、例えば入賞図柄等の動的な情報画像をゲームの進行に合わせて随時表示することも可能である。これにより、遊技者の勝利感等を高揚させるような視覚的な演出効果を奏することができ、ゲームの興趣を高めることができる。したがって、他の遊技機との視覚的な差別化が図られる。
本発明の遊技機としては、上述したスロットマシンに限定するものではなく、パチンコ機やその他の遊技機へ広く展開が可能である。
本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した正面図である。 図1に示したスロットマシンの前扉を開いてその内部構造を表した図である。 図1に示したスロットマシンの下パネル部の構造を表した分解斜視図である。 図3に示した下パネル部を構成する電子ペーパディスプレイの断面構造を模式的に表した図である。 図3に示した下パネル部を構成する電子ペーパディスプレイの信号配線構造を表した図と、その画素を構成する画素電極等の詳細を表した回路図である。 本発明の一実施形態によるスロットマシンを動作制御するシステムの機能ブロック図である。 本発明の一実施形態によるスロットマシンが動作制御されるプログラムの構成を表した図である。 本発明の一実施形態による入賞抽選テーブルの実施形態を表すモデル図である。 本発明の一実施形態によるリール制御フラグの実施形態を表す構成図である。 本発明の一実施形態によるリールが定速制御される際のリール制御フラグの時間的推移の例を示す図である。 本発明の一実施形態によるリールが制動停止される際のリール制御フラグの時間的推移の例を示す図である。 図1に示した実施形態のスロットマシンにより表示される情報画像の例を表した図である。
符号の説明
1…スロットマシン
2…筐体 3…前扉
3a…上パネル部 3b…中パネル部
3c…下パネル部
4…受皿ユニット 4a…受け皿
5a、5b…コーナランプ 5c…上部ランプ
6a、6b…放音部 7…画像表示部
8…中パネル板 8a…表示窓
10a、10b、10c…リール
11…メダル投入部 12…ベットボタン
13…スタートレバー 14a、14b、14c…ストップボタン
15a、15b…サイドランプ 16…メダル払出口
17a、17b…放音部
21…主制御基板 22…ホッパーユニット
24…主電源装置 32…サブ制御基板
37…メダルセレクタ 37a…メダルセンサ
41…下パネル収容部 42…後フレーム
43…前フレーム 43a…開口
50…電子パネルユニット
51…電子ペーパディスプレイ(EPD) 51a…表示面
71…液晶表示ユニット 72…画像制御基板
101a、101b、101c…ステッピングモータ
102a、102b、102c…基準位置センサ
151a、151b…カバーレンズ 152…LED
211…CPU 212…ROM
213…RAM 214…クロック割込信号生成部
215…乱数発生部 216…サンプリング部
221…払出モータ 222…払出センサ
326…画像データ処理部 327…画像データメモリ
511…基板層 512…透明電極
513…画素電極 514…マイクロカプセル
514a、514b…帯電色素粒子 515…カラーフィルタ
516…保護シート
530…XY表示制御回路 531…スイッチング素子
532…ソースライン 533…ゲートライン
534…チャージ回路 535…スイッチング回路
2101…クレジット管理プログラム 2102…クレジットメモリ
2103…入賞抽選テーブル 2104…内部抽選プログラム
2105…内部抽選結果フラグ 2106…リール制御プログラム
2107…定速回転制御プログラム 2108…停止位置決定プログラム
2109…制動制御プログラム 2110…リール制御フラグ
2111…入賞判定プログラム 2112…入賞配当プログラム
2113…メダル払出制御プログラム 2114…パネル表示制御プログラム

Claims (5)

  1. 複数種類の識別図柄を表示する回転図柄表示装置を遊技者に面する前面パネルに備え、前記回転図柄表示装置による前記識別図柄の表示態様に応じて遊技者に利益を配当する遊技機であって、
    前記回転図柄表示装置を除く前記前面パネルの全部又はその一部に、当該遊技機の属性に依拠する静的情報画像と、当該遊技の進行状態に応じて随時更新される動的情報画像とを同一表示面に表示し得る不揮発性の可変表示装置を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記可変表示装置は、表示面及びその深部においてマトリクス状に対向配置した画素電極対と、前記画素電極対の間に多数介在し、正又は負の帯電極性別にそれぞれ異なる色に配色した2種類の帯電色素粒子とを有して構成され、前記画素電極対に蓄電する電荷の極性に応じて前記帯電色素粒子を選択的に静電誘導することで、前記表示面側に誘導した配色の帯電色素粒子を視認可能な画素として2値の画像を形成する電子ペーパディスプレイであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記静的情報画像は、当該遊技機の遊技の内容又は機種に関する情報を画像化したものを少なくとも含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記動的情報画像には、前記回転図柄表示装置が表示する前記識別図柄に係る図柄が少なくとも含まれ、前記回転図柄表示装置による前記識別図柄の表示に連動して当該識別図柄に係る図柄を前記可変表示装置が表示することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の遊技機。
  5. 前記回転図柄表示装置に表示させる前記識別図柄の表示態様を抽選する抽選手段を更に備え、前記動的情報画像には、前記抽選手段が抽選した表示態様に係る図柄が少なくとも含まれ、当該抽選した表示態様に係る図柄を前記可変表示装置が表示して抽選の結果を報知することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の遊技機。
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