JP2007209137A - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】磁性による反発力と吸引力を良好に作用するようにして、回転トルクの伝達力を向上させること。
【解決手段】搬送装置1において、駆動軸20と従動軸20外周には、円錐台形状に形成された回転体61、62が同軸心状に配設されており、回転体61、62の傾斜面63a、64aには、N極とS極が交互に、かつ等間隔で着磁されており、回転体61、62のN極とS極の配置構成は、軸心から放射状に配置された構成とされており、駆動軸20に配設された回転体61と従動軸30に配設された回転体62におけるN極とS極との配置間隔は同じ間隔とされており、回転体61の傾斜面63aと回転体62の傾斜面64aとは、非接触状態にて近接させた状態で設置されており、着磁された駆動軸の回転体61が駆動機構40によって回転駆動し、回転体61の磁性作用によって従動軸62の回転体が回転すると、従動軸30に固定されたローラ10が回転し、搬送物Pが搬送される構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】搬送装置1において、駆動軸20と従動軸20外周には、円錐台形状に形成された回転体61、62が同軸心状に配設されており、回転体61、62の傾斜面63a、64aには、N極とS極が交互に、かつ等間隔で着磁されており、回転体61、62のN極とS極の配置構成は、軸心から放射状に配置された構成とされており、駆動軸20に配設された回転体61と従動軸30に配設された回転体62におけるN極とS極との配置間隔は同じ間隔とされており、回転体61の傾斜面63aと回転体62の傾斜面64aとは、非接触状態にて近接させた状態で設置されており、着磁された駆動軸の回転体61が駆動機構40によって回転駆動し、回転体61の磁性作用によって従動軸62の回転体が回転すると、従動軸30に固定されたローラ10が回転し、搬送物Pが搬送される構成とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、液晶パネル等の搬送物を断面円形の回転するローラの上面に載置し、このローラの回転によって搬送する搬送装置に関するものである。
これに関連する従来の搬送装置が特許文献1に記載されている。
従来の搬送装置は、図7に示すように、長軸状に形成される駆動磁気車91を回転駆動させて、従動磁気車92を回転させるものである。駆動磁気車91の周面には、N極とS極とが螺旋状に着磁されている。一方、従動磁気車92の周面には、N極とS極が円周方向に等間隔をおいて分割した状態で着磁されている。そして、従動磁気車92は駆動磁気車91に対して略直交した状態で配置され、両磁気車91、92は、非接触状態で、かつ近接させた状態で軸支されている。このため、従動磁気車92は、駆動磁気車91を回転駆動させると磁性による吸引力と反発力が作用することによって駆動磁気車91のNS両極の移動を追うように連続的に回転する。従動磁気車92の回転によって、従動磁気車92に固定されたローラが同じ方向に向かって回転する。このため、従来の搬送装置では、駆動磁気車91と従動磁気車92を繋ぐベルトを用いなくても済むので、ベルトによる接触騒音や接触抵抗が発生しない等の利点があった。
特開平7−177725号公報
従来の搬送装置は、図7に示すように、長軸状に形成される駆動磁気車91を回転駆動させて、従動磁気車92を回転させるものである。駆動磁気車91の周面には、N極とS極とが螺旋状に着磁されている。一方、従動磁気車92の周面には、N極とS極が円周方向に等間隔をおいて分割した状態で着磁されている。そして、従動磁気車92は駆動磁気車91に対して略直交した状態で配置され、両磁気車91、92は、非接触状態で、かつ近接させた状態で軸支されている。このため、従動磁気車92は、駆動磁気車91を回転駆動させると磁性による吸引力と反発力が作用することによって駆動磁気車91のNS両極の移動を追うように連続的に回転する。従動磁気車92の回転によって、従動磁気車92に固定されたローラが同じ方向に向かって回転する。このため、従来の搬送装置では、駆動磁気車91と従動磁気車92を繋ぐベルトを用いなくても済むので、ベルトによる接触騒音や接触抵抗が発生しない等の利点があった。
しかしながら、従来の搬送装置では、駆動磁気車91と従動磁気車92の配置構成を図7の上から平面的に見ると、その配置構成は、駆動磁気車91のN極とS極が従動磁気車92のN極とS極と交わるように配置された構成となっている。このような配置構成の場合、駆動磁気車91の回転駆動時に磁性による吸引力と反発力が従動磁気車92に作用しにくくなっており、結果として回転トルクの伝達力があまり良くない、という問題が指摘されていた。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、磁性による反発力と吸引力を良好に作用するようにして、回転トルクの伝達力を向上させることにある。
本発明は前記課題を解決するために、次の手段をとる。
本発明は、液晶パネル等の搬送物を断面円形の回転するローラの上面に載置し、該ローラの回転によって搬送する装置として、前記搬送物の搬送方向へ長尺軸状に形成された駆動軸と、該駆動軸に対して直交する状態で軸支され前記ローラが固定された複数の従動軸と、前記駆動軸を回転駆動させるための駆動機構とを備えた搬送装置であって、前記駆動軸と前記従動軸の両軸の外周には、円錐台形状に形成された回転体が同軸心状に配設されており、前記円錐台形状に形成された回転体の傾斜面には、N極とS極が交互に、かつ等間隔で着磁されており、前記着磁された回転体のN極とS極の配置構成は、軸心から放射状に配置された構成とされており、前記駆動軸に配設された回転体と前記従動軸に配設された回転体における前記N極とS極との配置間隔は同じ間隔とされており、前記駆動軸に配設された回転体の傾斜面と前記従動軸に配設された回転体の傾斜面とは、非接触状態にて近接させた状態で設置されており、前記着磁された駆動軸の回転体が前記駆動機構によって回転駆動し、該回転体の磁性作用によって前記着磁された従動軸の回転体が回転すると、該従動軸に固定されたローラが回転し、前記搬送物が搬送されることを特徴とする。
本発明は、液晶パネル等の搬送物を断面円形の回転するローラの上面に載置し、該ローラの回転によって搬送する装置として、前記搬送物の搬送方向へ長尺軸状に形成された駆動軸と、該駆動軸に対して直交する状態で軸支され前記ローラが固定された複数の従動軸と、前記駆動軸を回転駆動させるための駆動機構とを備えた搬送装置であって、前記駆動軸と前記従動軸の両軸の外周には、円錐台形状に形成された回転体が同軸心状に配設されており、前記円錐台形状に形成された回転体の傾斜面には、N極とS極が交互に、かつ等間隔で着磁されており、前記着磁された回転体のN極とS極の配置構成は、軸心から放射状に配置された構成とされており、前記駆動軸に配設された回転体と前記従動軸に配設された回転体における前記N極とS極との配置間隔は同じ間隔とされており、前記駆動軸に配設された回転体の傾斜面と前記従動軸に配設された回転体の傾斜面とは、非接触状態にて近接させた状態で設置されており、前記着磁された駆動軸の回転体が前記駆動機構によって回転駆動し、該回転体の磁性作用によって前記着磁された従動軸の回転体が回転すると、該従動軸に固定されたローラが回転し、前記搬送物が搬送されることを特徴とする。
本発明によれば、駆動軸に設けられた回転体が回転することで、この回転トルクが従動軸に設けられた回転体へと伝達される。すなわち、非接触状態において、両回転体の傾斜面の間に磁性による吸引力と反発力が作用することによって、従動軸に設けられた回転体を回転させる。これにより、従動軸に固定されたローラが回転し、ローラの上面に載置された搬送物が搬送される。この際、両回転体に着磁されたN極とS極の配置構成は、両回転体において軸心から放射状に配置された構成であり、しかもその配置間隔は同じになっている。そして、従動軸が駆動軸に対して直交する状態で軸支されると、両回転体の傾斜面が近接した状態では両回転体のN極とS極が磁性による吸収力と反発力が作用しやすくなる。これにより、駆動軸に設けられた回転体の回転トルクの伝達力が向上する。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
すなわち、本発明においては、磁性による反発力と吸引力を良好に作用させて、回転トルクの伝達力を向上させることができる。
すなわち、本発明においては、磁性による反発力と吸引力を良好に作用させて、回転トルクの伝達力を向上させることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る搬送装置を上から見た模式平面図である。図2は、図1に示した搬送装置を前方向(図1で見て手前方向)から見た正面図である。なお、図2においては、説明の都合上、駆動機構40の構成の図示は省略する。
本実施形態に係る搬送装置1は、パソコン等のディスプレイとして使用される液晶パネルPを搬送するためのものである。このように、搬送物は液晶パネル、ガラス板等の板形状の搬送物であることが好ましい。図1に示すように、搬送装置1は、液晶パネルPを断面円形の回転する複数のローラ10の上面に載置し、各ローラ10の回転によって搬送する。また、搬送装置1は、液晶パネルPの搬送方向(図1で見て上方向)へ長尺軸状に形成された駆動軸20と、駆動軸20に対して直交する状態で軸支されローラ10が固定された複数の従動軸30と、駆動軸20を回転駆動させるための駆動機構40と、駆動軸20と従動軸30を支持するための枠体50を備えている。なお、図2に示すように、枠体50の下部には、2本の脚部55、55が設けられており、フロアへ水平可能に支持されている。
図1は、本実施形態に係る搬送装置を上から見た模式平面図である。図2は、図1に示した搬送装置を前方向(図1で見て手前方向)から見た正面図である。なお、図2においては、説明の都合上、駆動機構40の構成の図示は省略する。
本実施形態に係る搬送装置1は、パソコン等のディスプレイとして使用される液晶パネルPを搬送するためのものである。このように、搬送物は液晶パネル、ガラス板等の板形状の搬送物であることが好ましい。図1に示すように、搬送装置1は、液晶パネルPを断面円形の回転する複数のローラ10の上面に載置し、各ローラ10の回転によって搬送する。また、搬送装置1は、液晶パネルPの搬送方向(図1で見て上方向)へ長尺軸状に形成された駆動軸20と、駆動軸20に対して直交する状態で軸支されローラ10が固定された複数の従動軸30と、駆動軸20を回転駆動させるための駆動機構40と、駆動軸20と従動軸30を支持するための枠体50を備えている。なお、図2に示すように、枠体50の下部には、2本の脚部55、55が設けられており、フロアへ水平可能に支持されている。
ローラ10は、断面円形とされており、図1及び図2に示すように、液晶パネルPと接する部位である断面大径の大径部10aと、大径部10aよりも断面小径の小径部10bとから構成されている。ローラ10は、従動軸30の軸方向に所定の間隔をおいて嵌合して取付けられている。すなわち、搬送装置1には、複数のローラ10が従動軸30の軸方向へ並列に配置された構成となっている。これにより、液晶パネルPを効率良く搬送することが可能になる。そして、並列に配置された複数のローラ10の上面は液晶パネルPと面接触する搬送面を形成している。このため、液晶パネルPと面接触する大径部10aは、液晶パネルPの表面への傷ツキを防止するため、大径部10aの素材はゴム素材となっている。
駆動軸20は、図1で見て上下方向に長尺軸状に形成され、枠体50の軸受部52によって回転可能に支持されている。駆動軸20の図1で見て下側の端部には従動滑車46が固定されており、従動滑車46は後述する駆動モータ42の回転駆動によって回転するようになっている。駆動軸20は従動滑車46の回転に伴って回転する。また、駆動軸20の外周には、円錐台形状に形成された駆動側回転体61が軸方向へ等間隔で複数個配置されている。各駆動側回転体61は同心軸状に配設されると共に嵌合ネジ69によって駆動軸20に固定されているため、駆動軸20の回転に伴って同じ方向へ回転する。
図3は、駆動側回転体61の側面を一部断面として示す側面図である。図4は、図3に示した駆動側回転体61を右側から見た平面図である。駆動側回転体61は、図3で見て左から右へ徐々に縮径に形成された傾斜面63aを構成する回転体頭部63と、回転体頭部63の図3の左側で一体的に、かつ同径状に形成された回転体基部65とを備えている。また、回転体頭部63と回転体基部65の同軸心状には中空状の中空部67が形成され、駆動軸20が挿入される。回転体基部65の外周の一部には、駆動側回転体61を駆動軸20に固定するための穴部69aが形成されており、この穴部69aに嵌合ネジ69が嵌合されることで駆動側回転体61は駆動軸20へ固定される。
従動軸30は、図1に示すように、駆動軸20に対して直交する状態で、図1で見て上下方向に等間隔で複数個配置されている。各従動軸30は、図1で見て左右方向に長尺軸状に形成され、枠体50の端部にある軸受部53、53によって回転可能に支持されている。また、従動軸30の外周には、円錐台形状に形成された従動側回転体62が軸方向へ等間隔で複数個配置されている。従動側回転体62は、前述の駆動側回転体61と同じ大きさ形状とされている。すなわち、従動側回転体62は、図3及び図4に示した駆動側回転体61と同じ構成のものである。従って、各従動側回転体62は従動軸30と同心軸状に配設されると共に嵌合ネジ70によって従動軸30に固定されているため、従動軸30の回転に伴って同じ方向へ回転する。そして、図1に示すように、従動側回転体62の傾斜面64aは、駆動側回転体61の傾斜面63aと非接触状態にて近接させた状態で設置されている。
また、図4に示すように、駆動側回転体61の傾斜面63aと従動側回転体62の傾斜面64aには、N極81N(82N)とS極81S(82S)が交互に、かつ等間隔で着磁されている。また、本実施形態においては、N極81N(82N)とS極81S(82S)が隣接した状態で配置されている。着磁する方法としては、電磁石による静磁場を利用した静磁場着磁やパルス着磁が挙げられる。本実施形態のように、駆動側回転体61と従動側回転体62の外周(傾斜面)が多極になっている場合には、パルス着磁によって着磁することが好ましい。そして、図4に示すように、着磁された駆動側回転体61と従動側回転体62におけるN極81N(82N)とS極81S(82S)の配置構成は、軸心から放射状に配置された構成とされている。これにより、駆動側回転体61の傾斜面63aと従動側回転体62の傾斜面64aの外側では、磁性による吸引力と反発力が良好に作用する。
駆動機構40は、図1に示すように、駆動源となる駆動モータ42と、駆動モータ42に連結された出力軸44と、出力軸44に固定された駆動滑車45と、駆動軸20に固定された従動滑車46と、駆動滑車45と従動滑車46に掛装された駆動ベルト48を備えている。この駆動機構40では、出力軸44が回転駆動すると、出力軸44に固定された駆動滑車45が回転駆動し、駆動ベルト48が回転し始める。すると、駆動ベルト48が掛装された従動滑車46が回転することで駆動軸20が回転し始める。
続いて、本実施形態に係る搬送装置1の動作について説明する。図5は、図1に示した駆動側回転体61と従動側回転体62の設置状態を部分的に拡大した模式平面図である。図5に示すように、駆動側回転体61と従動側回転体62とは、非接触状態ではあるが、最接近した状態で設置されている。これにより、磁性による吸引力と反発力が作用しやすくなる。
このような状態から、駆動機構40によって駆動軸20を図5の右から見て反時計回りに回転駆動させると、駆動軸20に固定された駆動側回転体61が同じく反時計回りに回転する。このとき、駆動側回転体61に交互に着磁されたN極81NとS極81Sは、駆動側回転体61の回転に伴って連続的に移動する。そして、従動側回転体62に交互に着磁されたN極82NとS極82Sは、磁性による吸引力と反発力が作用して駆動側回転体61のN極81NとS極81Sの移動を追うように次々と移動を繰り返す。すなわち、従動側回転体62は、図5の下から見て反時計回りに回転する。この従動側回転体62は従動軸30に固定されているものなので、従動軸30は従動側回転体62の回転に伴って図5の下から見て反時計回りに回転する。従動軸30には、搬送物(液晶パネルP)と面接触するローラ10が固定されているので、ローラ10は図5の下から見て反時計回りに回転する。このような動作によって、図1に図示したローラ10と面接触する液晶パネルPは図1の矢印方向(上方向)へ搬送される。
本実施形態では、駆動側回転体61と従動側回転体62に着磁されたN極81N(82N)とS極81S(82S)は、両回転体61、62において軸心から放射状に配置されており、しかもその配置間隔は同じになっている。このため、駆動側回転体61と従動側回転体62は、最接近した状態で磁性による吸引力と反発力がより作用しやすくなる。従って、本実施形態に係る搬送装置1によれば、駆動側回転体61と従動側回転体62が非接触状態において磁性による吸引力と反発力が良好に作用して、回転トルクの伝達力が向上する。
このような状態から、駆動機構40によって駆動軸20を図5の右から見て反時計回りに回転駆動させると、駆動軸20に固定された駆動側回転体61が同じく反時計回りに回転する。このとき、駆動側回転体61に交互に着磁されたN極81NとS極81Sは、駆動側回転体61の回転に伴って連続的に移動する。そして、従動側回転体62に交互に着磁されたN極82NとS極82Sは、磁性による吸引力と反発力が作用して駆動側回転体61のN極81NとS極81Sの移動を追うように次々と移動を繰り返す。すなわち、従動側回転体62は、図5の下から見て反時計回りに回転する。この従動側回転体62は従動軸30に固定されているものなので、従動軸30は従動側回転体62の回転に伴って図5の下から見て反時計回りに回転する。従動軸30には、搬送物(液晶パネルP)と面接触するローラ10が固定されているので、ローラ10は図5の下から見て反時計回りに回転する。このような動作によって、図1に図示したローラ10と面接触する液晶パネルPは図1の矢印方向(上方向)へ搬送される。
本実施形態では、駆動側回転体61と従動側回転体62に着磁されたN極81N(82N)とS極81S(82S)は、両回転体61、62において軸心から放射状に配置されており、しかもその配置間隔は同じになっている。このため、駆動側回転体61と従動側回転体62は、最接近した状態で磁性による吸引力と反発力がより作用しやすくなる。従って、本実施形態に係る搬送装置1によれば、駆動側回転体61と従動側回転体62が非接触状態において磁性による吸引力と反発力が良好に作用して、回転トルクの伝達力が向上する。
本発明は上記実施の形態の構成に限定されることはなく、その他種々の形態で実施ができるものである。
例えば、図1に示すように、上記実施形態に係る搬送装置1では、駆動軸20は複数のローラ10により形成される搬送面よりも図1で見て右外側下方に設けられているが、この構成に限定されるものではない。すなわち、駆動軸20は複数のローラ10により形成される搬送面より内側下方に設けられている構成としてもよい。例えば、駆動軸20が従動軸30の長尺方向の略中央に設けられた構成とすることも可能である。この場合、従動側回転体62も従動軸30の長尺方向の略中央に配設される。
また、上記実施形態に係る搬送装置1では、駆動側回転体61と従動側回転体62は同じ大きさ形状としたが、この構成に限定されるものではない。すなわち、駆動側回転体61は、従動側回転体62の大きさよりも相対的に大きくした構成としてもよい。また、その逆の構成であってもよい。すなわち、従動側回転体62は、駆動側回転体61の大きさよりも相対的に大きくした構成としてもよい。
また、上記実施形態に係る搬送装置1では、N極81N(82N)とS極81S(82S)が隣接した状態で配置されているが、この構成に限定されるものではない。すなわち、図6に示すように、N極81N(82N)とS極81S(82S)との間にわずかな間隔を空けて配置した構成としてもよい。
例えば、図1に示すように、上記実施形態に係る搬送装置1では、駆動軸20は複数のローラ10により形成される搬送面よりも図1で見て右外側下方に設けられているが、この構成に限定されるものではない。すなわち、駆動軸20は複数のローラ10により形成される搬送面より内側下方に設けられている構成としてもよい。例えば、駆動軸20が従動軸30の長尺方向の略中央に設けられた構成とすることも可能である。この場合、従動側回転体62も従動軸30の長尺方向の略中央に配設される。
また、上記実施形態に係る搬送装置1では、駆動側回転体61と従動側回転体62は同じ大きさ形状としたが、この構成に限定されるものではない。すなわち、駆動側回転体61は、従動側回転体62の大きさよりも相対的に大きくした構成としてもよい。また、その逆の構成であってもよい。すなわち、従動側回転体62は、駆動側回転体61の大きさよりも相対的に大きくした構成としてもよい。
また、上記実施形態に係る搬送装置1では、N極81N(82N)とS極81S(82S)が隣接した状態で配置されているが、この構成に限定されるものではない。すなわち、図6に示すように、N極81N(82N)とS極81S(82S)との間にわずかな間隔を空けて配置した構成としてもよい。
1…搬送装置
10…ローラ
20…駆動軸
30…従動軸
40…駆動機構
50…枠体
61…駆動側回転体
62…従動側回転体
63a、64a…傾斜面
81N、82N…N極
81S、82S …S極
P…液晶パネル(搬送物)
10…ローラ
20…駆動軸
30…従動軸
40…駆動機構
50…枠体
61…駆動側回転体
62…従動側回転体
63a、64a…傾斜面
81N、82N…N極
81S、82S …S極
P…液晶パネル(搬送物)
Claims (1)
- 液晶パネル等の搬送物を断面円形の回転するローラの上面に載置し、該ローラの回転によって搬送する装置として、前記搬送物の搬送方向へ長尺軸状に形成された駆動軸と、該駆動軸に対して直交する状態で軸支され前記ローラが固定された複数の従動軸と、前記駆動軸を回転駆動させるための駆動機構とを備えた搬送装置であって、
前記駆動軸と前記従動軸の両軸の外周には、円錐台形状に形成された回転体が同軸心状に配設されており、
前記円錐台形状に形成された回転体の傾斜面には、N極とS極が交互に、かつ等間隔で着磁されており、
前記着磁された回転体のN極とS極の配置構成は、軸心から放射状に配置された構成とされており、
前記駆動軸に配設された回転体と前記従動軸に配設された回転体における前記N極とS極との配置間隔は同じ間隔とされており、
前記駆動軸に配設された回転体の傾斜面と前記従動軸に配設された回転体の傾斜面とは、非接触状態にて近接させた状態で設置されており、
前記着磁された駆動軸の回転体が前記駆動機構によって回転駆動し、該回転体の磁性作用によって前記着磁された従動軸の回転体が回転すると、該従動軸に固定されたローラが回転し、前記搬送物が搬送されることを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006025863A JP2007209137A (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006025863A JP2007209137A (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007209137A true JP2007209137A (ja) | 2007-08-16 |
Family
ID=38488091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006025863A Pending JP2007209137A (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007209137A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6942276B1 (ja) * | 2021-03-26 | 2021-09-29 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | ローラ式搬送装置 |
-
2006
- 2006-02-02 JP JP2006025863A patent/JP2007209137A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6942276B1 (ja) * | 2021-03-26 | 2021-09-29 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | ローラ式搬送装置 |
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