JP2007208924A - スイッチドキャパシタアンプ及びスイッチドキャパシタアンプの動作方法 - Google Patents

スイッチドキャパシタアンプ及びスイッチドキャパシタアンプの動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 オフセット電圧及び1/fノイズの影響を、簡易な回路にて除去することが可能なスイッチドキャパシタアンプ及びその動作方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、演算増幅器,スイッチドキャパシタからなるスイッチドキャパシタアンプであり、一端が演算増幅器の+側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第1のスイッチドキャパシタと、一端が−側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第2のスイッチドキャパシタと、+側入力・+側出力端子間に介挿され、第1のスイッチドキャパシタとで増幅度を設定し、+側入力端子に対し与える、オフセットを補償する+側補償電圧を蓄積する第3のスイッチドキャパシタと、−側入力・−側出力端子間に介挿され、第2のスイッチドキャパシタとで増幅度を設定し、−側入力端子に対し与える、オフセットを補償する−側補償電圧を蓄積する第4のスイッチドキャパシタとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、差動増幅器のオフセット調整機能を有するスイッチドキャパシタアンプ及びスイッチドキャパシタアンプの動作方法に関する。
差動増幅器には、製造時における素子の特性のばらつきによる電圧オフセットが存在し、センサ出力等の増幅を行う場合において、センサの出力信号に対して、オフセット電圧が加えられたり、差し引かれたりすることにより、精度の高い測定が行えない。
そのため、特許文献1の図6に示す回路構成により、入力オフセットをキャンセルすることにより、センサの出力信号の増幅において、オフセットの影響を除去する処理が行われている。
すなわち、図6におるように、増幅処理を行う際に、第1の入力差動対を成すMOSトランジスタ101及び102のゲート電極をショートさせる。これにより、同一の入力電圧が差動増幅回路に入力された状態となり、出力端子に現れる電圧をオフセット電圧測定を行うアンプ100に出力する。
アンプ100は、入力される電圧を反転増幅するアンプで、MOSトランジスタ101及び102により付加されたオフセットをキャンセルするようフィードバック制御し、オフセット電圧を求め、この電圧をコンデンサCINTに蓄えておく。
この結果、第1の入力差動対の出力電流端子をコントロールする第2の差動対をなすMOSトランジスタ103のゲート電極に対し、オフセット電圧をネガティブフィードバックすることとなる。ここで、第2の差動対を構成する一方のMOSトランジスタ104のゲート電極には所定の電圧が印加されている。上述した処理により、実質的にオフセット電圧をキャンセルした状態で、第1の入力差動対による増幅が行えることになる。
US Patent 4933642
また、アンプのノイズとして、MOSトランジスタにおいて発生する、低い周波数における1/fのノイズが従来より知られている。
この1/fノイズは、周波数が低い程大きくなる特性を有している。このため、センサ出力の増幅に用いる場合、増幅対象のセンサ出力の周波数が比較的低い信号が多いため、上記1/fノイズの影響を顕著に受けることとなり、電圧オフセットを除去するだけでは、センサ出力の増幅処理が高精度に行えない。
MOSトランジスタ103及び104の1/fノイズと、アンプ100の1/fノイズが加算されるため、合計の1/fノイズは通常のアンプより大きくなる。
また、従来、特許文献1にはチョッパアンプが使用されていたが、すでに説明したオフセットの問題と、オフセットを除去するための回路構成が複雑となるため、小型低消費電力向けの製品に使用するアンプに対しては回路規模が大きく、かつコストが高くなり、消費電力が増大するという欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、オフセット電圧及び1/fノイズの影響を、簡易な回路にて除去することが可能なスイッチドキャパシタアンプ及びスイッチドキャパシタアンプの動作方法を提供することを目的とする。
本発明のスイッチドキャパシタアンプは、演算増幅器とスイッチドキャパシタとから構成され、前記演算増幅器の+側入力端子と−側入力端子とに各々入力される電圧の差電圧を、演算増幅器におけるノイズを含めたオフセットを補償して増幅し、+側出力端子及び−側出力端子の間に増幅電圧を出力するスイッチドキャパシタアンプであり、一端が+側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第1のスイッチドキャパシタと、一端が−側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第2のスイッチドキャパシタと、+側入力端子及び+側出力端子の間に介挿され、前記第1のスイッチドキャパシタとにより増幅度を設定するとともに、+側入力端子に対するオフセットを補償する+側補償電圧を蓄積する第3のスイッチドキャパシタと、−側入力端子及び−側出力端子の間に介挿され、前記第2のスイッチドキャパシタとにより増幅度を設定するとともに、−側入力端子に対するオフセットを補償する−側補償電圧を蓄積する第4のスイッチドキャパシタとを有することを特徴とする。
本発明のスイッチドキャパシタアンプは、前記+側入力端子と−側入力端子との間にショートスイッチが接続されており、前記第3のスイッチドキャパシタ及び第4のスイッチドキャパシタに、それぞれ+側入力端子の補償電圧、−側入力端子の補償電圧を蓄積する際、前記ショートスイッチをオンさせて端子間をショートさせた状態において、+側出力端子及び−側出力端子から出力される電圧により前記+側及び−側補償電圧の蓄積を行うことを特徴とする。
本発明のスイッチドキャパシタアンプは、前記+側出力端子及び−側出力端子の間に、第1,第2及び第3の抵抗が直列接続にて介挿され、前記+側補償電圧及び−側補償電圧各々を第3,第4のスイッチドキャパシタに蓄積する際、第2の抵抗の一端が第3のスイッチドキャパシタに、第2の抵抗の他端が第4のスイッチドキャパシタに接続されることを特徴とする。
本発明のスイッチドキャパシタアンプは、スイッチドキャパシタアンプの増幅率をGとし、前記演算増幅回路の増幅率をgとし、前記第1及び第3の抵抗の抵抗値がR1、前記第2の抵抗の抵抗値がR2であると、第1,第2及び第3の抵抗の抵抗値の関係が「R2/(2R1+R2)=G/g」であることを特徴とする。
本発明のスイッチドキャパシタアンプは、1/fノイズの周期に比較して短い周期に、かつ差動増幅の処理を行わない期間において、前記+側補償電圧及び−側補償電圧の蓄積処理を行うことを特徴とする。
本発明のスイッチドキャパシタアンプの動作方法は、演算増幅器と、一端が演算増幅器の+側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第1のスイッチドキャパシタと、一端が演算増幅器の−側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第2のスイッチドキャパシタと、+側入力端子及び+側出力端子の間に介挿され、前記第1のスイッチドキャパシタとにより増幅度を設定するとともに、+側入力端子に対する+側補償電圧を蓄積する第3のスイッチドキャパシタと、−側入力端子及び−側出力端子の間に介挿され、前記第2のスイッチドキャパシタとにより増幅度を設定するとともに、−側入力端子に対する−側補償電圧を蓄積する第4のスイッチドキャパシタとを有し、前記演算増幅器の+側入力端子と−側入力端子とに各々入力される電圧の差電圧を増幅し、+側出力端子及び−側出力端子の間に増幅電圧を出力するスイッチドキャパシタアンプの動作方法であり、前記第3のスイッチドキャパシタ及び第4のスイッチドキャパシタに、それぞれ前記+側補償電圧、−側補償電圧を蓄積する過程において、前記+側入力端子と−側入力端子との間のショートスイッチをオン状態とし、+側出力端子及び−側出力端子から出力される電圧により、+側補償電圧及び−側補償電圧の蓄積を行うことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、回路規模を増大させることなく、測定時において、1/fノイズ及びオフセット電圧の影響を同時にキャンセルする処理を行うことが可能なため、センスアンプの出力信号の差動増幅の精度を向上させることができる。
また、本発明によれば、回路規模を従来と同等とすることができるため、消費電力の増加がなく、携帯機器等の低消費電力である小規模回路において、低ノイズ化に対応するスイッチドキャパシタアンプとして用いることが可能である。
本発明は、演算増幅器とスイッチドキャパシタとから構成され、演算増幅器の+側入力端子と−側入力端子とに各々入力される電圧の差電圧を、差動増幅器におけるノイズを含めたオフセットを補償して増幅し、+側出力端子及び−側出力端子の間に増幅電圧を出力するスイッチドキャパシタアンプ(差動増幅回路)であり、一端が+側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第1のスイッチドキャパシタ(スイッチドキャパシタ1)と、一端が−側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第2のスイッチドキャパシタ(スイッチドキャパシタ2)とが設けられている。また、上記差動増幅器におけるノイズを含めたオフセットを補償するための構成として、+側入力端子及び+側出力端子の間に介挿され、第1のスイッチドキャパシタとにより増幅度を設定するとともに、+側入力端子に対するオフセットを補償する+側補償電圧を蓄積する第3のスイッチドキャパシタ(スイッチドキャパシタ3)と、−側入力端子及び−側出力端子の間に介挿され、第2のスイッチドキャパシタとにより増幅度を設定するとともに、−側入力端子に対するオフセットを補償する−側補償電圧を蓄積する第4のスイッチドキャパシタ(スイッチドキャパシタ4)とを有している。
以下、本発明の一実施形態によるスイッチドキャパシタアンプを図面を参照して説明する。図1は同実施形態によるスイッチドキャパシタアンプの構成例を示すブロック図である。
この図において、スイッチドキャパシタアンプは、スイッチドキャパシタ1,2,3及び4と、演算増幅器5と、抵抗6,7,8A,8B及び11と、スイッチ9,10とから構成されている。
上記スイッチドキャパシタ1はスイッチ1aとキャパシタ1bとが直列に接続された構成となっている。スイッチ1aは、2端子のオン(導通)状態/オフ(非導通)状態を有し、一端がキャパシタ1bと接続され、他端が入力端子Tin+に接続されている。スイッチ1aはパルスφ2が入力されている期間にオン状態となり、自身と接続されているキャパシタ1bの端子T1b1を入力端子Tin+に電気的に接続させ、一方、パルスφ2が入力されていない期間にオフ状態となり、端子T1b1と入力端子Tin+とをオープン状態とする。
また、キャパシタ1bは、他端(端子T1b2)が演算増幅器5の+側入力端子に接続されている。
スイッチドキャパシタ2はスイッチ2aとキャパシタ2bとが直列に接続された構成となっている。スイッチ2aは、2端子のオン(導通)状態/オフ(非導通)状態を有し、一端がキャパシタ2bと接続され、他端が入力端子Tin-に接続されている。スイッチ2aはパルスφ2が入力されている期間にオン状態となり、自身と接続されているキャパシタ2bの端子T2b1を入力端子Tin-に電気的に接続させ、一方、パルスφ2が入力されていない期間にオフ状態となり、端子T2b1と入力端子Tin-とをオープン状態とする。
また、キャパシタ2bは、他端(端子T2b2)が演算増幅器5の−側入力端子に接続されている。
抵抗6,8A,8B及び7は、+側出力端子及び−側出力端子の間に、順に直列に接続されて介挿され、直列接続の一端(すなわち抵抗6の一端)が演算増幅器5の+側出力端子に接続され、直列接続の他端(抵抗7の一端)が−側出力端子に接続されている。
上記抵抗6,7及び8A,8Bにおいて、抵抗6と抵抗7とは抵抗値がR1で同一であり、同様に、抵抗8Aと抵抗8Bとは抵抗値がR2で同一である。
これら抵抗6,7及び8A,8Bの抵抗値の関係は、スイッチドキャパシタアンプの増幅率をG(=C1/C2)とし、演算増幅回路5の増幅率をgとした場合、「R2/(R1+R2)=G/g」となる関係がある。
したがって、抵抗6,8A,8B及び7による直列接続において、演算増幅器5の+側出力端子と−側出力端子との間の出力電圧Voutは抵抗分割され、接続点Pと接続点Qとの間にはVout×(G/g)の電圧が生成される。この電圧Vout×(G/g)は、演算増幅器5内におけるオフセット電圧及び1/fノイズが、演算増幅器5自身の増幅度gで増幅されているものであるため、演算増幅器5の増幅度gで除算し、実質的なオフセットとしてのオフセット電圧及び1/fノイズを求めている。また、求めたオフセットに対して増幅度Gを乗算しているのは、キャパシタ3b及びキャパシタ4b各々に充電された補償電圧は、それぞれキャパシタ1b,キャパシタ2bとの間で、容量比に基づいて充電された電圧が再分配されるため、+側入力端子や−側入力端子に印加される際に、1/Gとなってしまうため、予め増幅度Gを乗算している。
また、スイッチドキャパシタ3はスイッチ3aとキャパシタ3bとが直列に接続された構成となっている。スイッチ3aは、1対2の3端子であり、入力されるパルスφ1及びφ2により、一端を2つの他端のいずれかとオン(導通)状態とするか、いずれともオフ(非導通)状態とするかの状態を有している。すなわち、スイッチ3aは、一端がキャパシタ3bの端子T3b2に接続され、他端の1つ(端子T3a1)が抵抗6と抵抗8Aとの接続点Pに接続され、他端の1つ(端子T3a2)が演算増幅器5の+側出力端子に接続されている。また、スイッチ3は、パルスφ1が入力されている期間に、端子T3b2を接続点Pとオン状態とし、パルスφ2が入力されている期間に、端子T3b2を演算増幅器5の+側出力端子とオン状態とし、パルスφ1及びφ2のいずれも入力されていない期間、端子T3b2をいずれともオン状態でないオープン状態とする。
キャパシタ3bは、他端(端子T3b1)が演算増幅器5の+側入力端子に接続されており、また、一端(端子T3b2)が接続点Pとオン状態となった際、接続点Pの電圧値を+側補償電圧として充電する。
また、スイッチドキャパシタ4はスイッチ4aとキャパシタ4bとが直列に接続された構成となっている。スイッチ4aは、1対2の3端子であり、入力されるパルスφ1及びφ2により、一端を2つの他端のいずれかとオン(導通)状態とするか、いずれともオフ(非導通)状態とするかの状態を有している。すなわち、スイッチ4aは、一端がキャパシタ4bの端子T4b2に接続され、他端の1つ(端子T4a1)が抵抗8Bと抵抗7との接続点Qに接続され、他端の1つ(端子T4a2)が演算増幅器5の−側出力端子に接続されている。また、スイッチ4は、パルスφ1が入力されている期間に、端子T4b2を接続点Qとオン状態とし、パルスφ2が入力されている期間に、端子T4b2を演算増幅器5の−側出力端子とオン状態とし、パルスφ1及びφ2のいずれも入力されていない期間、端子T4b2をいずれともオン状態でないオープン状態とする。
キャパシタ4bは、他端(端子T4b1)が演算増幅器5の−側入力端子に接続されており、また、一端(端子T4b2)が接続点Qとオン状態となった際、接続点Qの電圧値を−側補償電圧として充電する。
スイッチ9は、1対2対応の3端子の構成であり、パルスφ1により、一端と2つの他端とのオン状態/オフ状態を有している。スイッチ9は、パルスφ2が入力されている期間にオン状態となり、キャパシタ1bの端子T1b1(他端の1つ)とキャパシタ2bの端子T2b1(他端の1つ)とを、所定の電圧V1とするため電源12(一端)へ接続し、一方、パルスφ2が入力されていない期間に、オフ状態となり、端子T1b1及び端子T2b1と、電源12とをオープン状態とする。
スイッチ11は、2端子であり、パルスφ1により、一端と他端とのオン状態/オフ状態のいずれとするかを制御する。スイッチ11は、パルスφ1が入力されている期間に、演算増幅器5の+側入力端子(一端)と、差動増幅器5の−側入力端子(他端)とをオン状態とし、一方、パルスφ1が入力されていない期間に、上記+側入力端子と−側入力端子とをオフ状態とする。
スイッチ10は、上記スイッチ11と同様に、2端子であり、パルスφ1により、一端と他端とのオン状態/オフ状態のいずれとするかを制御する。スイッチ10は、パルスφ1が入力されている期間に、差動増幅器5の−側入力端子(及び+側入力端子)と所定の電圧V1を出力する電源13とをオン状態とし、一方、パルスφ1が入力されていない期間に、−側入力端子(及び+側入力端子)と電源13とをオフ状態とする。
スイッチ14は、2端子であり、パルスφ3により、一端と他端とのオン状態/オフ状態のいずれとするかを制御する。スイッチ14は、パルスφ3が入力されている期間に、差動増幅の結果を出力するため、演算増幅器5の+側出力端子(一端)と、出力端子Tout+(他端)とをオン状態とし、一方、パルスφ3が入力されていない期間に、演算増幅器5の+側出力端子と、出力端子Tout+とをオフ状態とする。
スイッチ15は、スイッチ14と同様に、2端子であり、パルスφ3により、一端と他端とのオン状態/オフ状態のいずれとするかを制御する。スイッチ15は、パルスφ3が入力されている期間に、差動増幅の結果を出力するため、演算増幅器5の−側出力端子(一端)と、出力端子Tout-(他端)とをオン状態とし、一方、パルスφ3が入力されていない期間に、演算増幅器5の−側出力端子と、出力端子Tout-とをオフ状態とする。
また、演算増幅器5は、+側入力端子と−側入力端子とに入力される電圧差を、設定されている増幅度gで増幅し、+側出力端子と−側出力端子との間に増幅された出力電圧を出力するものである。
例えば、演算増幅器5は、例えば、図2に示す構成をしている。差動対をMOSトランジスタM1とMOSトランジスタM2とで形成し、それぞれの負荷としてMOSトランジスタM3,M4とが設けられている。MOSトランジスタM1及びM2のソースには定電流源51が設けられている。出力トランジスタとして、+側入力端子に接続されるものとしてMOSトランジスタM6を用い、−側出力端子に接続されるものとしてMOSトランジスタM5を用いている。ここで、MOSトランジスタM1及びM2がnチャネル型であり、MOSトランジスタM3,M4,M5及びM6がpチャネル型である。
MOSトランジスタM5及びM6のドレインは、電源端子に接続され、電源電圧VDDが供給されている。また、MOSトランジスタM5はソースが定電流源53を介して接地され、MOSトランジスタM6は定電流源52を介して接地されている。
また、図1の抵抗8A及び8Bの接続点Sから、差動増幅器5のコモンフィードバック端子とが接続されている。すなわち、出力電圧Voutの中間電圧がコモンフィードバック端子にフィードバックされることになる。
バイアスコントロール回路54は、フィードバックされる上記中間電圧により、定電流源51のバイアス電流の電流値を制御する。
次に、図1、図2および図4を参照し、一実施形態の動作例を説明する。図3は、図1の動作をシミュレーションした結果の波形図を示し、図4は図3の一部を拡大したものである。図3及び図4ともに、縦軸が電圧値、横軸が時刻を示している。上記シミュレーションに際し、シミュレータとしてCADENECE社のSPECTRE(登録商標)を用い、演算増幅器5を図5の等価回路を用いて行った。
ここで、各素子に与える以下のパラメータは、シミュレーション上の一例として示している。キャパシタンス1b及び2bの容量はC1=10pF=10−11Fであり、キャパシタンス3b及び4bの容量はC2=500fF=5×10−13であり、スイッチドキャパシタアンプ全体の増幅率はG=20である(G=C1/C2)。
また、演算増幅器5の増幅率g=1000であり、すでに述べた関係から、抵抗6,7と抵抗8A,8Bとの比はR1:R2=49:1となるため、R1=490kΩ,R2=10kΩとする。
また、オフセット電圧としては1mV、1/fノイズとしてはこのオフセット電圧1mVを中心として、周波数50Hzにおいて0.6mVp-pのオフセット信号として用いている。本シミュレーションにおいては、上記オフセット信号を差動増幅器5の+側入力端子と+側出力端子との間に印加している。すなわち、図3のシミュレーションにおいては、仮想的に+側入力端子とMOSトランジスタM2のゲートとの間に、オフセット電圧と1/fノイズとが存在するとしていることとなる。
ここで、上記シミュレーションの1/fノイズの周波数は一例であり、実際に適用する場合、1/fノイズとしては低い周波数のノイズ強度が大きいため、センサなどの出力信号の周波数に対応して、逐次オフセットの補償を行うタイミングを調整する必要がある。
時刻t0において、「H」レベルのパルスφ1が入力され、パルスφ2,φ3が入力されたいないため、キャパシタ1b及びキャパシタ2bをリセットし、キャパシタ3b及びキャパシタ4bにオフセット電圧及び1/fノイズをキャンセルするため、それぞれ+側補償電圧,−側補償電圧を充電(補償電圧に対応する電荷を蓄積させる)させる。
すなわち、パルスφ2が入力されていないため、スイッチ1aはオフ状態となっており、キャパシタ1bの端子T1b1を入力端子Tin+から電気的に分離し、同様に、スイッチ2aもオフ状態となっており、キャパシタ2bの端子T2b1を入力端子Tin-から電気的に分離している。これにより、入力端子Tin+,Tin-各々から、それぞれキャパシタンス1b,2bに対する電流が流れず、電荷の蓄積による充電動作は行われない。
また、スイッチ9は「H」レベルのパルスφ1が入力されているためオン状態となっており、キャパシタ1bの端子T1b1とキャパシタ2bの端子T2b1とに所定の電圧V1を印加し、対応する電荷の蓄積を行う。
このとき、スイッチ10及びスイッチ11がパルスφ1が入力されているため、オン状態となっており、演算増幅器5の+側入力端子と−側入力端子とをショートし、かつ所定の電圧V1が印加されている。これにより、キャパシタ1b及びキャパシタ2bとは両端の電位が同一となり(Vin2-=Vin2+=Vpin-=Vpin+=V1、シミュレーションではV1=2.5V)、リセットされることになる。ここで、Vin2はキャパシタ1bの端子T1b1の電圧であり、Vin2はキャパシタ2bの端子T2b1の電圧であり、Vp in-は差動増幅器5の−側入力端子の電圧であり、Vpin+は+側入力端子の電圧である。
また、スイッチ10及びスイッチ11がオン状態であるため、キャパシタ3bの端子T3b1とキャパシタ4bの端子T4b1とには、所定の電圧V1が印加されている。
このとき、パルスφ1が入力され、パルスφ2が入力されていないため、スイッチ3aはキャパシタ3bの端子T3b2と端子T3a1とをオン状態とし、スイッチ4aはキャパシタ4bの端子T4b2と端子T4a1とをオン状態とする。
これにより、キャパシタ3bの端子T3b2とキャパシタ4bの端子T4b2とには、抵抗6,8A,8B,7により抵抗分割された電圧、すなわち演算増幅回路5における+側出力端子の出力電圧Vpout+と、−側出力端子の出力電圧Vpout-とにG/gを乗じた電圧が各々印加される。
この時点では差動増幅器5の+側入力端子と−側入力端子とがショートされているため、イマジナリショートの特性からすれば、上記+側入力端子と−側入力端子とは同一の電圧V1(=Vpout+=Vpout-)が出力されるはずであるが、オフセット電圧及び1/fノイズ等の演算増幅器5内部のオフセットによる電圧変動により、出力電圧Vpout+と出力電圧Vpout-とが電圧V1からずれた電圧として出力される。
すなわち、本シミュレーションの場合、演算増幅器5のMOSトランジスタ2のゲートに−のオフセット(オフセット電圧及び1/fノイズ)が印加されているため、出力電圧Vpout+が電圧V1に対して−側にずれ、出力電圧Vpout-が電圧V1に対して+側にずれている。
ここで、出力電圧Vpout+及び出力電圧Vpout-に対し、G/gを乗算することにより、増幅度Gによって増幅された、差動増幅器5内部におけるオフセット電圧及び1/fノイズ等が重畳した電圧が増幅度Gにより増幅された+側補償電圧及び−側補償電圧として得ることができる。
これにより、キャパシタ3b及びキャパシタ4b各々は、それぞれ上記+側補償電圧,−側補償電圧として、それぞれV3b2(キャパシタ3bの端子T3b2の電圧)と、V4b2(キャパシタ4bの端子T4b2の電圧)とに充電される。
次に、時刻t1において、パルスφ1が「L」レベルとなり、かつパルスφ2が入力されていない状態のため、スイッチ1a,1b,10,11はオフ状態となる。
また、スイッチ3aは端子T3b2を端子T3a1,T3a2のいずれにも接続していないオープン状態とし、スイッチ4aは端子T4b2を端子T4a1,T4a2のいずれにも接続していないオープン状態とする。さらに、スイッチ14及び15は、パルスφ3が入力されていないため、オフ状態のままである。
このパルスφ1及びφ2が入力されていない状態は、パルスφ1が入力されている状態における、キャパシタ1b及び2bのリセットと、キャパシタ3bとキャパシタ3cとに対する補正電圧の充電を行う処理と、パルスφ2が入力されている状態における差動増幅の処理とを完全に分離するために設けられている。
次に、時刻t2において、パルスφ1及びφ3が入力されず、「H」レベルのパルスφ2が入力されているため、スイッチ1aがオン状態となり、入力端子Tin+に対しキャパシタ1bの端子T1b1が接続され、この端子T1b1が入力電圧Vinpに対応して充電(または放電)される。同様に、スイッチ2aがオン状態となり、入力端子Tin-に対しキャパシタ2bの入力端子T2b1が接続され、この端子T2b1が入力電圧Vin-に対応して充電(または放電)される。
また、スイッチ3aは、パルスφ2が入力されることにより、キャパシタ3bの端子T3b2を端子T3a2(演算増幅器5の+側出力端子)に接続させる。同様に、スイッチ4aは、パルスφ2が入力されることにより、キャパシタ4bの端子T4b2を端子T4a2(演算増幅器5の−側出力端子)に接続させる。
このとき、キャパシタ1bの端子T1b1は、入力端子Tin+の電圧Vin+が印加され、対応する電圧に充電される。一方、キャパシタ3bの端子T3b2には、直接に+側出力端子が接続され、抵抗分割されていない電圧Vpout+が印加される。これにより、端子T3b1、すなわちキャパシタ1bとキャパシタ3bとの接続点の電圧に対し、キャパシタ3bに充電された+側補償電圧が容量比によって再分配される。これにより、増幅度Gにて+側補償電圧が除算されることとなり、+側出力端子が電圧V1からずれる要因となる、演算増幅器5の内部におけるオフセット電圧及び1/fノイズが補償される。
同様に、キャパシタ4bの端子T4b2は、入力端子Tin-の電圧Vin-が印加され、対応する電圧に充電される。一方、キャパシタ4bの端子T4b2には、直接に演算増幅器5の−側出力端子が接続され、抵抗分割されていない電圧Vpout-が印加される。これにより、端子T4b1、すなわちキャパシタ2bとキャパシタ4bとの接続点の電圧に対し、キャパシタ4bに充電された−側補償電圧が容量比によって再分配される。これにより、増幅度Gにて−側補償電圧が除算されることとなり、−側出力端子が電圧V1からずれる要因となる、演算増幅器5の内部におけるオフセット電圧及び1/fノイズが補償される。
例えば、図3において、キャパシタ3bの端子T3b2には電圧V1に対し、−側にずれた分圧された+側補償電圧が充電されているため、この補償電圧より高い+側出力端子の電圧が印加された際、キャパシタ3bの端子T3b1の電圧を引き上げ、すなわちキャパシタ3b(=C2)とキャパシタ1b(C1)との容量比に対応して、+側補償電圧が再分配されることにより、キャパシタ3bの端子T3b1の電圧を上昇させ、電圧Vin+に対して+側入力補償電圧を加算することとなる。
同様に、キャパシタ4bの端子T4b2には電圧V1に対し、+側にずれた分圧された−側補償電圧が充電されているため、この補償電圧より低い−側出力端子の電圧が印加された際、キャパシタ4bの端子T4b1の電圧を引き下げ、すなわちキャパシタ4b(=C2)とキャパシタ2b(C1)との容量比に対応して、−側補償電圧が再分配されることにより、キャパシタ4bの端子T4b1の電圧を下降させ、電圧Vin-に対して−側入力補償電圧を加算することとなる。
上述したように、キャパシタ3b及びキャパシタ4b各々に充電された+側補償電圧,−側補償電圧により、演算増幅器5の+側入力端子及び−側入力端子に対して、測定時において、演算増幅器5内部におけるオフセット電圧及び1/fノイズをキャンセルするための+側入力補償電圧,−側入力補償電圧が印加されることになり、演算増幅器5の+側出力端子の電圧Vpout+と−側出力端子の電圧Vpout-との出力はほぼ補償されることになる。
したがって、本発明のスイッチドキャパシタアンプ(差動増幅器)は、用いる演算増幅器5内部におけるオフセット電圧及び1/fノイズの影響を除去し、入力される入力電圧Vin+とVin -との差動増幅を高い精度で行うことができる。
次に、時刻t3において、パルスφ1,φ2及びφ3のいずれも入力されず、スイッチ1aはオフ状態となり、キャパシタ1bの端子T1b1を入力端子Tin+とをオープン状態とする。同様に、スイッチ2aはオフ状態となり、キャパシタ2bの端子T2b1を入力端子Tin-とをオープン状態とする。
次に、時刻t4は時刻t0と同様であり、時刻t5は時刻t1と同様であり、時刻t6は時刻t2と同様であり、時刻t7は時刻t3と同様であり、以降これらの動作が順次繰り返される。
図4から判るように、入力電圧Vin(Vin+及びVin-の電位差)と、出力電圧Voutd(Vout/G)とがほぼ同電圧となり、演算増幅器5内部に与えたオフセット電圧及び1/fノイズの影響が除去されていることが判る。
また、外部に出力電圧Voutを出力するパルスφ3は、時刻t2及び時刻t3の間、また時刻t6と時刻t7との間、すなわちパルスφ2が入力されている期間において入力される。パルスφ2が入力され、オフセット電圧及び1/fノイズの影響を除去し、出力電圧Voutが安定するまでの時間Tを経過した後にパルスφ3が入力され、外部に対して出力電圧Vout(+側出力としてVout+、−側出力としてVout-)が出力されることとなる。
また、上述したパルスφ1,φ2及びφ3は、図示しない制御回路から図3のタイミングチャートに示すように出力される。すなわち、上記制御回路は、キャパシタンス3b及び4bにそれぞれ+側補償電圧,−側補償電圧を充電する期間にパルスφ1を出力し、何れのパルスも出力しない期間の後、入力される電圧を差動増幅する期間にパルスφ2を出力し、何れのパルスも出力しない期間の後、またパルスφ1を出力する動作を周期的に行う
本発明の一実施形態によるスイッチドキャパシタの構成例を示す概念図である。 図1における差動増幅器5の構成例、及びオフセットを印加した場所を示す概念図である。 シミュレーション結果を示すタイミングチャートである。 図3のシミュレーション結果の1部を拡大したタイミングチャートである。 シミュレーションに用いた図1のスイッチドキャパシタの等価回路である。 従来のオフセット電圧のキャンセルを説明する演算増幅回路の概念図である。
符号の説明
1,2,3,4…スイッチドキャパシタ
1a,2a,3a,4a,1,10,11,14,15…スイッチ
1b,2b,3b,4b…キャパシタ
5…演算増幅器
6,7,8A,8B…抵抗
51,52,53…定電流源
M1,M2,M3,M4…MOSトランジスタ

Claims (6)

  1. 演算増幅器とスイッチドキャパシタとから構成され、前記演算増幅器の+側入力端子と−側入力端子とに各々入力される電圧の差電圧を、演算増幅器におけるノイズを含めたオフセットを補償して増幅し、+側出力端子及び−側出力端子の間に増幅電圧を出力するスイッチドキャパシタアンプであり、
    一端が+側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第1のスイッチドキャパシタと、
    一端が−側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第2のスイッチドキャパシタと、
    +側入力端子及び+側出力端子の間に介挿され、前記第1のスイッチドキャパシタとにより増幅度を設定するとともに、+側入力端子に対して与える、オフセットを補償する+側補償電圧を蓄積する第3のスイッチドキャパシタと、
    −側入力端子及び−側出力端子の間に介挿され、前記第2のスイッチドキャパシタとにより増幅度を設定するとともに、−側入力端子に対して与える、オフセットを補償する−側補償電圧を蓄積する第4のスイッチドキャパシタと
    を有することを特徴とするスイッチドキャパシタアンプ。
  2. 前記+側入力端子と−側入力端子との間にショートスイッチが接続されており、前記第3のスイッチドキャパシタ及び第4のスイッチドキャパシタに、それぞれ+側入力端子の補償電圧、−側入力端子の補償電圧を蓄積する際、前記ショートスイッチをオンさせて端子間をショートさせた状態において、+側出力端子及び−側出力端子から出力される電圧により前記+側及び−側補償電圧の蓄積を行うことを特徴とする請求項1記載のスイッチドキャパシタアンプ。
  3. 前記+側出力端子及び−側出力端子の間に、第1,第2及び第3の抵抗が直列接続にて介挿され、
    前記+側補償電圧及び−側補償電圧各々を第3,第4のスイッチドキャパシタに蓄積する際、第2の抵抗の一端が第3のスイッチドキャパシタに、第2の抵抗の他端が第4のスイッチドキャパシタに接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチドキャパシタアンプ。
  4. スイッチドキャパシタアンプの増幅率をGとし、前記演算増幅回路の増幅率をgとし、前記第1及び第3の抵抗の抵抗値がR1、前記第2の抵抗の抵抗値がR2であると、第1,第2及び第3の抵抗の抵抗値の関係が「R2/(2R1+R2)=G/g」であることを特徴とする請求項3に記載のスイッチドキャパシタアンプ。
  5. 1/fノイズの周期に比較して短い周期に、かつ差動増幅の処理を行わない期間において、前記+側補償電圧及び−側補償電圧の蓄積処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のスイッチドキャパシタアンプ。
  6. 演算増幅器と、一端が演算増幅器の+側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第1のスイッチドキャパシタと、一端が演算増幅器の−側入力端子に接続され、他端に入力電圧が印加される第2のスイッチドキャパシタと、+側入力端子及び+側出力端子の間に介挿され、前記第1のスイッチドキャパシタとにより増幅度を設定するとともに、+側入力端子に対する+側補償電圧を蓄積する第3のスイッチドキャパシタと、−側入力端子及び−側出力端子の間に介挿され、前記第2のスイッチドキャパシタとにより増幅度を設定するとともに、−側入力端子に対する−側補償電圧を蓄積する第4のスイッチドキャパシタとを有し、前記演算増幅器の+側入力端子と−側入力端子とに各々入力される電圧の差電圧を増幅し、+側出力端子及び−側出力端子の間に増幅電圧を出力するスイッチドキャパシタアンプの動作方法であり、
    前記第3のスイッチドキャパシタ及び第4のスイッチドキャパシタに、それぞれ前記+側補償電圧、−側補償電圧を蓄積する過程において、前記+側入力端子と−側入力端子との間のショートスイッチをオン状態とし、+側出力端子及び−側出力端子から出力される電圧により、+側補償電圧及び−側補償電圧の蓄積を行うことを特徴とするスイッチドキャパシタアンプの動作方法。
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