JP4528790B2 - 信号強度検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、入力信号のピーク値を保持するピークホールド回路を有する信号強度検出回路に関するものである。
図2は、下記特許文献1に記載された従来の信号強度検出回路の構成図である。
この信号強度検出回路は、無線通信機器等において送信信号や受信信号の強度を検出するためのもので、4段に縦続接続された飽和増幅器101〜104の各出力信号に基づいて信号強度RSSを出力するものである。
各飽和増幅器101〜104は、2つの利得制御端子VC1,VC2を有している。利得制御端子VC1には、各段の飽和増幅器101〜104が温度によらず一定の増幅度で増幅するように、定gmバイアス生成部151で生成されたバイアス信号が与えられている。一方、利得制御端子VC2には、各飽和増幅器101〜104の出力信号がそれぞれ全波整流器111〜114、ローパスフィルタ121〜124、及び振幅制御用バイアス生成部131〜134を介して与えられるようになっている。各振幅制御用バイアス生成部131〜134は、それぞれ飽和増幅器101〜104の出力信号が一定の振幅値を越えることがないように、振幅制御用バイアス信号を生成するものである。
そして、各ローパスフィルタ121〜124から出力される信号が、加算回路141に入力されて加算され、総合的な信号強度RSSとして出力されるようになっている。
特開2003−163556号公報
前記信号強度検出回路は、飽和増幅器101〜104の利得補償手段と飽和制限振幅の調整手段を設けることにより、外付け部品を用いることなく1チップで信号強度RSSの温度依存、電源依存及びプロセス依存を補正するように構成されている。
しかしながら、利得補償手段と飽和制限振幅の調整手段である振幅制御用バイアス生成部131〜134は、前記特許文献1に具体的な回路例が記載されているように、回路の構成素子数を多く要するという課題があった。
本発明は、比較的簡単な回路構成で、温度、電源及びプロセスに依存せずに入力信号のピーク値を正確に保持することができる信号強度検出回路を提供することを目的としている。
本発明の信号強度検出回路は、入力信号を増幅して第1の信号を出力する第1の増幅回路と、前記第1の信号を増幅して第2の信号を出力する第2の増幅回路と、前記第1の信号が第1の基準電圧以下のときは前記第1の基準電圧を出力し、前記第1の信号が前記第1の基準電圧を超えたときには前記第1の信号のピーク値を保持して出力する第1のピークホールド回路と、前記第2の信号が前記第1の基準電圧よりも高い第2の基準電圧を超えたときには前記第2の基準電圧を出力し、前記第2の信号が前記第2の基準電圧以下のときには前記第2の信号のピーク値を保持して出力する第2のピークホールド回路と、前記第1及び第2のピークホールド回路の出力電圧を加算して前記入力信号の強度に対応する信号を出力する加算回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の他の信号強度検出回路は、縦続接続されて入力信号を増幅する初段、中間段及び終段の増幅回路からなる増幅部と、第1、第2及び第3のピークホールド回路と、前記第1、第2及び第3のピークホールド回路の出力電圧を加算して前記入力信号の強度に対応する信号を出力する加算回路とを備えたことを特徴とする。
ここで、前記第1のピークホールド回路は、前記初段の増幅回路から出力される信号が第1の基準電圧以下のときは前記第1の基準電圧を出力し、前記初段の増幅回路から出力される信号が前記第1の基準電圧を超えたときには前記初段の増幅回路から出力される信号のピーク値を保持して出力する回路である。前記第2のピークホールド回路は、前記中間段の増幅回路から出力される信号が前記第1の基準電圧よりも高い第2の基準電圧以下のときには前記第2の基準電圧を出力し、前記中間段の増幅回路から出力される信号が前記第2の基準電圧よりも高い第3の基準電圧を超えたときには前記第3の基準電圧を出力し、前記中間段の増幅回路から出力される信号が前記第2の基準電圧よりも高くかつ前記第3の基準電圧以下のときには信号が前記中間段の増幅回路から出力される信号のピーク値を保持して出力する回路である。更に、前記第3のピークホールド回路は、前記終段の増幅回路から出力される信号が前記第3の基準電圧よりも高い第4の基準電圧を超えたときには前記第4の基準電圧を出力し、前記終段の増幅回路から出力される信号が前記第4の基準電圧以下のときには前記終段の増幅回路から出力される信号のピーク値を保持して出力する回路である。
本発明の信号強度検出回路によれば、第1の増幅回路から出力される信号に基づいて下限付きのピーク値を検出する第1のピークホールド回路と、第2の増幅回路から出力される信号に基づいて上限付きのピーク値を検出する第2のピークホールド回路と、これらの第1及び第2のピークホールド回路で検出された電圧を加算して入力信号の強度に対応する信号を出力する加算回路を有している。これにより、ダイナミックレンジの広い信号強度を検出して出力することができる。
本発明の他の信号強度検出回路によれば、前記発明の第1の増幅回路と第2の増幅回路との中間に中間段の増幅回路を設け、この中間段の増幅回路から出力される信号に基づいて上下限付きのピーク値を検出するピークホールド回路を追加している。これにより、前記発明よりも更に線形性の良い特性の信号強度を検出して出力することができる。
前記第1のピークホールド回路を、差動アンプの差動対のトランジスタに対して並列に、電圧制限用のトランジスタを付加した構成にすれば、簡単な回路構成で電源電圧や周囲温度及び製造プロセスの変動に依存しない高精度な出力が得られる。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1を示す信号強度検出回路の構成図である。
この信号強度検出回路は、2段に縦続接続された増幅回路1,3と、各増幅回路1,3の出力信号のピーク値を保持するピークホールド回路4,7と、これらのピークホールド回路4,7の出力信号を加算する加算器91を備えている。
増幅回路1は、入力信号INが与えられる入力端子を有し、この入力端子が直列接続されたキャパシタ11と抵抗12を介して反転増幅器13の負極入力端子に接続されている。反転増幅器13の正極入力端子には基準電圧VR1が与えられ、この反転増幅器13の出力端子から出力される信号S1は、抵抗14を介して負極入力端子にフィードバックされるようになっている。増幅回路3は、増幅回路1から与えられる信号S1を増幅して信号S3を出力するもので、増幅回路1と同様に、直列接続されたキャパシタ31と抵抗32、反転増幅器33及びフィードバック用の抵抗34で構成されている。
ピークホールド回路4は、差動増幅部を構成するNチャネルMOSトランジスタ(以下、「NMOS」という)41a,42aを有しており、このNMOS41aのゲートには信号S1が与えられ、NMOS42aのゲートはノードN4に接続されている。NMOS41a,42aのドレインは、それぞれPチャネルMOSトランジスタ(以下、「PMOS」という)43,44を介して電源電位VDDに接続されている。NMOS41a,42aのソースは共通接続され、定電流部45を介して接地電位GNDに接続されている。PMOS43,44のゲートは、NMOS41aのドレインに接続されている。
また、NMOS41aのドレインとソースには、NMOS41bのドレインとソースがそれぞれ接続され、このNMOS41bのゲートには基準電圧VR2(但し、VR2>VR1)が与えられている。NMOS42aのドレインとソースには、NMOS42bのドレインとソースがそれぞれ接続され、このNMOS42bのゲートは接地電位GNDに接続されている。
更に、このピークホールド回路4は、ノードN4と電源電位VDDの間に接続されたNMOS46を有しており、このNMOS46のゲートは、NMOS42aのドレインに接続されている。ノードN4と接地電位GNDの間には、ピーク電圧保持用の抵抗47とキャパシタ48が並列に接続されている。そして、ノードN4の信号がボルテージフォロア49を介して信号S4として出力されるようになっている。
ピークホールド回路7は、差動増幅部を構成するNMOS71,72を有しており、このNMOS71のゲートに信号S3が与えられ、NMOS72のゲートはノードN7に接続されている。NMOS71,72のドレインは、それぞれPMOS73,74を介して電源電位VDDに接続され、ソースは共通接続されて定電流部75を介して接地電位GNDに接続されている。PMOS73,74のゲートは、NMOS71のドレインに接続されている。
更に、ノードN7と電源電位VDDの間はNMOS76が接続され、このNMOS76のゲートが、NMOS72のドレインに接続されている。また、ノードN7と接地電位GNDの間には、ピーク電圧保持用の抵抗77とキャパシタ78が並列に接続されている。そして、ノードN7の信号が、差動増幅部を構成するPMOS81a,82aの内の、PMOS81aのゲートに与えられている。また、PMOS82aのゲートは、ノードN8に接続されている。
PMOS81a,82aのドレインは、それぞれNMOS83,84を介して接地電位GNDに接続されている。PMOS81a,82aのソースは共通接続され、定電流部85を介して電源電位VDDに接続されている。NMOS83,84のゲートは、PMOS82aのドレインに接続されている。
更に、PMOS81aのドレインとソースには、PMOS81bのドレインとソースがそれぞれ接続され、このPMOS81bのゲートには基準電圧VR3(但し、VR3>VR2)が与えられている。PMOS82aのドレインとソースには、PMOS82bのドレインとソースがそれぞれ接続され、このPMOS82bのゲートは電源電位VDDに接続されている。
ノードN8と接地電位GNDの間にはNMOS86が接続され、このNMOS86のゲートはPMOS81aのドレインに接続されている。また、ノードN8と電源電位VDDの間に定電流部87が接続され、このノードN8から信号S7が出力されるようになっている。更に、ピークホールド回路4,7からそれぞれ出力される信号S4,S7は、加算器91で加算され、信号強度を示す出力信号OUTとして出力されるようになっている。
次に、この信号強度検出回路の動作を、ピークホールド回路4の動作(1)、ピークホールド回路7の動作(2)、及び全体の動作(3)の順に説明する。
(1) ピークホールド回路4の動作
図3は、図1中のピークホールド回路4の動作を示す信号波形図である。
入力される信号S1の電圧が基準電圧VR2よりも高い場合、NMOS41aのゲート・ソース間電圧はNMOS41bのゲート・ソース間電圧よりも大きくなる。従って、これらのNMOS41a,41bのgm(相互コンダクタンス)が十分大きい場合、PMOS43のソース・ドレイン電流はすべてNMOS41aに流れる。一方、NMOS42bは差動のバランスを取るためのもので、常にオフの状態である。従って、PMOS44のソース・ドレイン電流は、すべてNMOS42aに流れる。つまり、信号S1の電圧が基準電圧VR2よりも高い場合、NMOS41a,42aを差動対とした差動回路構成となる。
ここで、信号S1の電圧が上昇すると、NMOS42aのドレイン電圧も上昇し、これに接続されるNMOS46のゲート電圧も上昇する。NMOS46は抵抗47と共にソースフォロワを構成しているので、そのドレイン電圧(即ち、ノードN4の電圧)はゲート電圧に追従して上昇する。ノードN4に接続されたNMOS42aのゲート電圧が上昇することにより、このノードN4の電圧は信号S1の電圧に等しくなるように追従する。そして、ボルテージフォロワ49から信号S1と同じ電圧の信号S4が出力される。
一方、信号S1の電圧が下降すると、NMOS42aのドレイン電圧も下降し、これに接続されるNMOS46のゲート電圧も下降する。NMOS46は抵抗47と共にソースフォロワを構成しているが、このNMOS46のドレインにキャパシタ48が接続されているので、このキャパシタ48には下降前の信号S1と同じ電圧が保持される。この時点では、NMOS41aのゲート電圧よりもNMOS42のゲート電圧の方が高いので、このNMOS42のドレイン電圧は更に下降し、このNMOS42のドレイン接続されているNMOS46のゲート電圧も更に下降する。これにより、NMOS46はカットオフ状態となり、キャパシタ48は、その容量値C48と抵抗47の抵抗値R47で決まる時定数で放電を行う。この放電は、ノードN4の電圧よりも信号S1の電圧が低い状態が続いている間、行われる。ノードN4の電圧は、ボルテージフォロワ49から信号S4として出力される。つまり、このピークホールド回路4は、信号S1の電圧が基準電圧VR2よりも高い場合、NMOS41aのゲートを入力とするピークホールド回路として動作する。
これに対して、信号S1の電圧が基準電圧VR2よりも低い場合、NMOS41aのゲート・ソース間電圧はNMOS41bのゲート・ソース間電圧よりも小さくなる。従って、PMOS43のソース・ドレイン電流はすべてNMOS41bに流れる。このとき、NMOS41aには電流が全く流れないので、NMOS41b,42aを差動対とした差動回路構成となる。つまり、ピークホールド回路4は、NMOS41bのゲートを入力とするピークホールド回路の構成となる。NMOS41bのゲートには常に基準電圧VR2が印加されるので、NMOS42aのゲートは、信号S1の電圧によらず基準電圧VR2に等しい一定電圧となり、このNMOS42aのゲート電圧がボルテージフォロワ49から信号S4として出力される。
即ち、ピークホールド回路4は、入力される信号S1が基準電圧VR2以下のときはこの基準電圧VR2を出力し、基準電圧VR2を超えたときにはそのピーク値を保持して出力するように構成されている。言い換えると、基準電圧VR2を下限とする下限付きピークホールド回路である。
(2) ピークホールド回路7の動作
図4は、図1中のピークホールド回路7の動作を示す信号波形図である。
このピークホールド回路7で、NMOS71,72を差動対とする差動増幅部と、NMOS76、抵抗77及びキャパシタ78で構成されるピークホールド部は、前述のピークホールド回路4で信号S1が基準電圧VR2よりも高い場合と同様の動作をする。また、PMOS81a,81b,82a,82bを差動対とする差動増幅部は、ピークホールド回路4を上下反転してPMOSとNMOSを入れ替えた構成となっている。更に、前記差動増幅部は、NMOS86と定電流部87で構成されるソース接地増幅回路とボルテージフォロワを構成している。
PMOS81aのゲート電圧(即ち、ノードN7の電圧)が基準電圧VR3よりも低い場合、PMOS81aのゲート・ソース間電圧はPMOS81bのゲート・ソース間電圧よりも大きくなる。従って、これらのPMOS81a,81bのgmが十分大きい場合、NMOS83のドレイン・ソース電流はすべてPMOS81aから流れる。一方、PMOS82bは差動のバランスを取るためのもので、常にオフの状態である。従って、NMOS84のドレイン・ソース電流は、すべてPMOS82aから流れる。つまり、ノードN7の電圧が基準電圧VR3よりも低い場合、PMOS81a,82aを差動対とした差動回路構成となる。この差動回路には、NMOS86と定電流部87によるソース接地増幅回路が接続されているので、ノードN8には常にノードN7の電圧と等しい電圧の信号S7が出力される。
一方、PMOS81aのゲート電圧が基準電圧VR3よりも高い場合、PMOS81aのゲート・ソース間電圧はPMOS81bのゲート・ソース間電圧よりも小さくなり、NMOS83のドレイン・ソース電流はすべてPMOS81bから流れる。このとき、PMOS81aには電流が全く流れないので、PMOS81b,82aを差動対とした差動増幅回路の構成となる。つまり、この差動増幅回路を含むボルテージフォロワの入力端子はPMOS81bのゲートとなる。PMOS81bのゲートには常に基準電圧VR3が印加されるので、ボルテージフォロワの出力端子であるノードN8には、ノードN7の電圧にかかわらず、基準電圧VR3と等しい一定電圧の信号S7が出力される。
以上のことに基づいてピークホールド回路7の動作を説明すると、入力される信号S3の電圧が上昇した場合、ノードN7の電圧は信号S3に追従してこの信号S3と等しい電圧になる。ここで、ノードN7の電圧が基準電圧VR3よりも低い場合は、PMOS81aのゲート電圧は基準電圧VR3よりも低くなるので、ノードN8の信号S7は、信号S3に追従してこの信号S3と同じ電圧となる。また、ノードN7の電圧が基準電圧VR3よりも高い場合は、PMOS81aのゲート電圧は基準電圧VR3よりも高くなるので、ノードN8の信号S7は、基準電圧VR3で制限された一定の電圧となる。
一方、入力される信号S3の電圧が下降した場合、ノードN7の電圧はキャパシタ78に保持されている下降前の電圧に維持される。このとき、ノードN7の電圧が基準電圧VR3よりも低い場合、PMOS81aのゲートには基準電圧VR3よりも低い電圧が印加されるので、ノードN8には信号S3の下降前の電圧に等しい電圧の信号S7が出力される。また、ノードN7の電圧が基準電圧VR3よりも高い場合、PMOS81aのゲートには基準電圧VR3よりも高い電圧が印加されるので、ノードN8には基準電圧VR3で制限された一定電圧の信号S7が出力される。
即ち、ピークホールド回路7は、入力される信号S3が基準電圧VR3を超えるときはこの基準電圧VR3を出力し、基準電圧VR3以下のときにはそのピーク値を保持して出力するように構成されている。言い換えると、基準電圧VR3を上限とする上限付きピークホールド回路である。
(3) 全体の動作
図5はピークホールド回路4,7の入出力特性を表すグラフであり、図6は図1の信号強度検出回路の入出力特性を表すグラフである。何れも横軸にデシベル表示の入力電力を示し、縦軸に出力電圧を示している。
信号強度検出回路の入力信号INは、縦続接続された増幅回路1,3によって増幅される。ここで、増幅回路1の増幅率A1と増幅回路3の増幅率A3は、抵抗12,14,32,34の抵抗値をそれぞれR12,R14,R32,R34とすると、それぞれ次式で表される。
A1=R14/R12
A3=R34/R32
また、入力信号INの交流信号の振幅をVIp-pとすると、増幅回路1,3から出力される信号S1,S3の振幅VO1p-p,VO3p-pは、それぞれ次式で表される。
VO1p-p=A1・VIp-p
VO3p-p=A1・A3・VIp-p
増幅回路1,3の入力側は、それぞれキャパシタ11,31によって交流結合されているので、これらの増幅回路1,3の出力の動作点は、反転増幅器13,33の正極入力端子に印加されている基準電圧VR1となる。従って、信号S1,S3は、基準電圧VR1を中心とする振幅VO1p-p,VO3p-pの交流信号となり、これらの信号S1,S3のピーク電圧VP1,VP3は、それぞれ次式で表される。
VP1=VR1+VO1p-p/2
VP3=VR1+VO3p-p/2
入力信号INを単位dBμVの電力PIとした場合、上記ピーク電圧VP1,VP3はそれぞれ次式で表され、入力信号INとの関係は図5中に破線で示す指数曲線となる。
Figure 0004528790


初段の増幅回路1から出力される信号S1は、下限付きのピークホールド回路4に入力されているので、この信号S1が基準電圧VR2を超えるとピーク検出が行われ、ピークホールド回路4から出力される信号S4は、図5のb−c間の範囲の実線で示す特性となる。一方、信号S1が基準電圧VR2以下のときには、ピークホールド回路4では基準電圧VR2が入力信号としてピーク検出が行われるので、信号S4は、図5のa−b間の範囲の実線で示す特性となる。
また、次段の増幅回路3から出力される信号S3は、上限付きのピークホールド回路7に入力されているので、この信号S3が基準電圧VR3以下のときにピーク検出が行われ、ピークホールド回路7から出力される信号S7は、図5のa−b間の範囲の実線で示す特性となる。一方、信号S3が基準電圧VR3を超えるときには、ピークホールド回路7では基準電圧VR3が入力信号としてピーク検出が行われるので、信号S7は、図5のb−c間の範囲の実線で示す特性となる。
ピークホールド回路4,7から出力される信号S4,S7は、加算器91に入力されて加算される。ここで図5に示すように、ピークホールド回路4,7の出力特性の曲線部分が重ならないように、基準電圧VR2,VR3を設定すると、加算器91から出力される出力信号OUTは、図6に示すように2階建てとなり、線形性の良い特性が得られる。
以上のように、この実施例1の信号強度検出回路は、初段の増幅回路1から出力される信号S1に基づいて下限付きのピーク値を検出するピークホールド回路4と、次段の増幅回路3から出力される信号S3に基づいて上限付きのピーク値を検出するピークホールド回路7と、これらのピークホールド回路4,7で検出された信号S4,S7を加算して信号強度を示す出力信号OUTを出力する加算器91を有している。これにより、ダイナミックレンジの広い信号強度を検出して出力することができるという利点がある。更に、各回路要素が単純な負帰還回路で構成されているので、電源電圧、周囲温度、及び製造プロセスに依存しない高精度な出力を少ない素子数で実現することができるという利点がある。
図7は、本発明の実施例2を示す信号強度検出回路の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この信号強度検出回路は、図1中の2段に縦続接続された増幅回路1,3の間に中間段の増幅回路2を挿入して3段構成にすると共に、この挿入した増幅回路2の出力信号のピーク値を保持するピークホールド回路5を設けている。また、図1中の加算器91に代えて、ピークホールド回路4,5,7の出力信号を加算する加算器92を設けている。
増幅回路2は、増幅回路1,3と同様の構成で、増幅回路1から与えられる信号S1を増幅して信号S2として出力するものである。信号S2は、増幅回路3に与えられると共に、ピークホールド回路5にも与えられるようになっている。
一方、ピークホールド回路5は、ピークホールド回路4,7を組み合わせたもので、上限と下限を有するピーク値を検出する上下限付きのピークホールド回路である。実施例1でピークホールド回路4,7の詳細説明をしたのでここでは繰り返さないが、このピークホールド回路5では、ピークホールド回路4と同様の回路により、入力される信号S2が基準電圧VR4(但し、VR3>VR4>VR2)以下のときはこの基準電圧VR4を出力するように構成されている。更に、このピークホールド回路5では、ピークホールド回路7と同様の回路により、入力される信号S2が基準電圧VR5(但し、VR3>VR5>VR4)を超えたときはこの基準電圧VR5を出力するように構成されている。即ち、このピークホールド回路5は、基準電圧VR4を下限とし、基準電圧VR5を上限とする信号S5を出力するようになっている。
図8は、図7中の各ピークホールド回路の入出力特性を表すグラフであり、図9は、図7の信号強度検出回路の入出力特性を表すグラフである。以下、これらの図8と図9を参照しつつ、図7の信号強度検出回路の概略の動作を説明する。
入力信号INは、縦続接続された増幅回路1,2,3によって増幅され、それぞれの増幅回路から信号S1,S2,S3が出力される。信号S1はピークホールド回路4に与えられ、このピークホールド回路4でピーク電圧VP1が検出され、基準電圧VR2を下限とする信号S4が出力される。この信号S4は、図8に実線で示されるように、入力電力PIがa−cの間で基準電圧VR2となり、c−dの間ではピーク電圧VP1となる信号である。
信号S2はピークホールド回路5に与えられ、このピークホールド回路5でピーク電圧VP2が検出され、基準電圧VR4を下限とし基準電圧VR5を上限とする信号S5が出力される。この信号S5は、図8に実線で示されるように、入力電力PIがa−bの間で基準電圧VR4となり、b−cの間でピーク電圧VP2となり、c−dの間では基準電圧VR5となる信号である。
信号S3はピークホールド回路7に与えられ、このピークホールド回路7でピーク電圧VP3が検出され、基準電圧VR3を上限とする信号S7が出力される。この信号S7は、図8に実線で示されるように、入力電力PIがa−bの間でピーク電圧VP3となり、b−dの間では基準電圧VR3となる信号である。
信号S4,S5,S7は、加算器92で加算される。ここで図8に示すように、ピークホールド回路4,5,7の出力特性の曲線部分が重ならないように、基準電圧VR2〜VR5を設定すると、加算器92から出力される出力信号OUTは、図9に示すように3階建てとなり、図6の2階建てよりも線形性の良い特性が得られる。
以上のように、この実施例2の信号強度検出回路は、実施例1における増幅回路1,3の中間に中間段の増幅回路2を設け、この増幅回路2から出力される信号S2に基づいて上下限付きのピーク値を検出するピークホールド回路5を追加している。これにより、実施例1と同様に、単純な回路構成で電源電圧、周囲温度及び製造プロセスに依存しない高精度な出力が得られるという利点に加えて、実施例1よりも更に線形性の良い特性の信号強度を検出して出力することができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば次のようなものがある。
(a) 実施例2における中間段の増幅回路を2つ以上設け、それらの中間段の増幅回路の出力信号に対してそれぞれ上下限付きのピークホールド回路を設けることができる。これにより、更に線形性の良い特性を得ることができる。
(b) ピークホールド回路4,5,7の回路構成は、例示したものに限定されない。同様の機能を有する回路であれば、どのような回路構成でも適用可能である。
(c) 複数のピークホールド回路の出力信号を加算して入力信号の信号強度を出力する信号強度検出回路について説明したが、例えば下限付きのピークホールド回路4のように、差動アンプの差動対トランジスタに並列に電圧制限用のトランジスタを付加したピークホールド回路は、電源電圧や周囲温度及び製造プロセスの変動に依存しない特性を有するピークホールド回路として、信号強度検出回路以外の用途にも適用することができる。
本発明の実施例1を示す信号強度検出回路の構成図である。 従来の信号強度検出回路の構成図である。 図1中のピークホールド回路4の動作を示す信号波形図である。 図1中のピークホールド回路7の動作を示す信号波形図である。 ピークホールド回路4,7の入出力特性を表すグラフである。 図1の信号強度検出回路の入出力特性を表すグラフである。 本発明の実施例2を示す信号強度検出回路の構成図である。 図7中の各ピークホールド回路の入出力特性を表すグラフである。 図7の信号強度検出回路の入出力特性を表すグラフである。
符号の説明
1,2,3 増幅回路
4,5,7 ピークホールド回路
91,92 加算器

Claims (6)

  1. 入力信号を増幅して第1の信号を出力する第1の増幅回路と、
    前記第1の信号を増幅して第2の信号を出力する第2の増幅回路と、
    前記第1の信号が第1の基準電圧以下のときは前記第1の基準電圧を出力し、前記第1の信号が前記第1の基準電圧を超えたときには前記第1の信号のピーク値を保持して出力する第1のピークホールド回路と、
    前記第2の信号が前記第1の基準電圧よりも高い第2の基準電圧を超えたときには前記第2の基準電圧を出力し、前記第2の信号が前記第2の基準電圧以下のときには前記第2の信号のピーク値を保持して出力する第2のピークホールド回路と、
    前記第1及び第2のピークホールド回路の出力電圧を加算して前記入力信号の強度に対応する信号を出力する加算回路と、
    を備えたことを特徴とする信号強度検出回路。
  2. 前記第1の増幅回路は、前記入力信号が第1キャパシタ及び第1抵抗を順次介して与えられる負極入力端子と、基準電圧が与えられる正極入力端子と、前記第1の信号を出力する出力端子とを有し、前記出力端子より出力される前記第1の信号が第2抵抗を介して前記負極入力端子にフィードバックされる反転増幅器からなり、
    前記第2の増幅回路は、前記第1の信号が第2キャパシタ及び第3抵抗を順次介して与えられる負極入力端子と、前記基準電圧が与えられる正極入力端子と、前記第2の信号を出力する出力端子とを有し、前記出力端子より出力される前記第2の信号が第4抵抗を介して前記負極入力端子にフィードバックされる反転増幅器からなることを特徴とする請求項記載の信号強度検出回路。
  3. 縦続接続されて入力信号を増幅する初段、中間段及び終段の増幅回路からなる増幅部と、
    前記初段の増幅回路から出力される信号が第1の基準電圧以下のときは前記第1の基準電圧を出力し、前記初段の増幅回路から出力される信号が前記第1の基準電圧を超えたときには前記初段の増幅回路から出力される信号のピーク値を保持して出力する第1のピークホールド回路と、
    前記中間段の増幅回路から出力される信号が前記第1の基準電圧よりも高い第2の基準電圧以下のときには前記第2の基準電圧を出力し、前記中間段の増幅回路から出力される信号が前記第2の基準電圧よりも高い第3の基準電圧を超えたときには前記第3の基準電圧を出力し、前記中間段の増幅回路から出力される信号が前記第2の基準電圧よりも高くかつ前記第3の基準電圧以下のときには信号が前記中間段の増幅回路から出力される信号のピーク値を保持して出力する第2のピークホールド回路と、
    前記終段の増幅回路から出力される信号が前記第3の基準電圧よりも高い第4の基準電圧を超えたときには前記第4の基準電圧を出力し、前記終段の増幅回路から出力される信号が前記第4の基準電圧以下のときには前記終段の増幅回路から出力される信号のピーク値を保持して出力する第3のピークホールド回路と、
    前記第1、第2及び第3のピークホールド回路の出力電圧を加算して前記入力信号の強度に対応する信号を出力する加算回路と、
    備えたことを特徴とする信号強度検出回路。
  4. 前記初段の増幅回路は、前記入力信号が第1キャパシタ及び第1抵抗を順次介して与えられる負極人力端子と、基準電圧が与えられる正極入力端子と、第1の信号を出力する出力端子とを有し、前記出力端子より出力される前記第1の信号が第2抵抗を介して前記負極入力端子にフィードバックされる反転増幅器からなり、
    前記中段の増幅回路は、前記第1の信号が第2キャパシタ及び第3抵抗を順次介して与えられる負極入力端子と、前記基準電圧が与えられる正極入力端子と、第2の信号を出力する出力端子とを有し、前記出力端子より出力される前記第2の信号が第4抵抗を介して前記負極入力端子にフィードバックされる反転増幅器からなり、
    前記終段の増幅回路は、前記第2の信号が第3キャパシタ及び第5抵抗を順次介して与えられる負極入力端子と、前記基準電圧が与えられる正極入力端子と、第3の信号を出力する出力端子とを有し、前記出力靖子より出力される前記第3の信号が第6抵抗を介して前記負極入力端子にフイ−ドバックされる反転増幅器からなることを特徴とする請求項3記載の信号強度検出回路。
  5. 前記中間段の増幅回路は、複数の増幅回路を縦続接続して構成し、前記縦続接続された複数の中間段の増幅回路に対応して前記第2のピークホールド回路を複数個設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の信号強度検出回路。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の信号強度検出回路において、
    前記第1のピークホールド回路は、
    差動対を構成する第1及び第2のトランジスタを有し、前記第1のトランジスタの制御電極に入力信号が与えられる差動アンプと、
    前記第2のトランジスタの制御電極が接続される出力ノードと第1の電源電位との間に接続され、前記差動アンプの出力信号によって導通状態が制御される第3のトランジスタと、
    前記出力ノードと第2の電源電位の間に接続されたピーク電圧保持用のキャパシタと、
    前記キャパシタに並列に接続された電荷放電用の抵抗と、
    前記第1のトランジスタに並列に接続され、制御電極に電圧制限用の基準電圧が与えられる第4のトランジスタと、
    を有することを特徴とする信号強度検出回路。
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