JP2007207672A - 薄膜ヒーター及びその製造方法 - Google Patents

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幸一 田中
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Abstract

【課題】オーバーエッチングのない所望の形状の膜パターンが形成された薄膜ヒーターを製造する。
【解決手段】基板1上に薄膜21からなる第1の被エッチング層と薄膜22からなる発熱抵抗層と薄膜23からなる第2密着層を積層する積層工程と、第1のレジストマスク31を形成する第1のレジスト形成工程と、第1のレジストマスク31を用いて第2密着層及び発熱抵抗層をエッチングして第1密着層の上面の一部を露出する第1のエッチング工程と、第1のレジストマスク31を除去する工程と、第2密着層の上面及び側面と発熱抵抗層の側面とを被覆し且つ第1密着層の露出された上面における第2密着層及び発熱抵抗層の周囲の部分を被覆する第2のレジストマスク32を形成する第2のレジスト形成工程と、第2のレジストマスク32を用いて第1密着層をエッチングする第2のエッチング工程と、を含む薄膜ヒーター10の製造方法である。
【選択図】図2

Description

本発明は、薄膜ヒーター及びその製造方法に関する。
近年では、マイクロリアクタと呼ばれる小型反応器が開発・実用化されている。マイクロリアクタは、複数種類の原料や試薬、燃料などの反応物を互いに混合させながら反応させる小型反応器であって、マイクロ領域での化学反応実験、薬品の開発、人工臓器の開発、ゲノム・DNA解析ツール、マイクロ流体工学の基礎解析ツールなどに利用されている。マイクロリアクタを用いる化学反応には、ビーカ、フラスコなどを用いた通常の化学反応にはない特徴がある。例えば、反応器全体が小さいため、熱交換率が極めて高く温度制御が効率良く行えるという利点がある。そのため、精密な温度制御を必要とする反応や急激な加熱又は冷却を必要とする反応でも容易に行うことができる。
マイクロリアクタを温度制御するために、マイクロリアクタを形成する基板の一方の面に薄膜ヒーターを設けることがある(例えば、特許文献1参照)。薄膜ヒーターを形成する発熱抵抗層には、例えば、金などが用いられるが、金は基板との密着性が悪いため、タングステン等からなる第1密着層が基板上に設けられ、第1密着層の上に発熱抵抗層が設けられる。
また、マイクロリアクタの内部に薄膜ヒーターを設ける場合には、マイクロリアクタ内部の触媒が発熱抵抗層に接触しないように、薄膜ヒーターを絶縁膜で被覆する必要がある。この場合、発熱抵抗層と絶縁膜との密着性を改善するために、発熱抵抗層の絶縁膜側に第2密着層を形成する必要がある。
このように薄膜ヒーターは複数層からなる薄膜パターンを有するが、第1密着層、発熱抵抗層、第2密着層の三層からなる薄膜ヒーターは、例えば図8に示すように形成される。まず、基板41上にスパッタ法や蒸着法等の気相堆積法により、第1密着層51、発熱抵抗層52、第2密着層53となる金属薄膜(第1密着膜61、発熱抵抗膜62、第2密着膜63)を形成する(図8(a))。
次に、感光性樹脂を第2密着膜63上に形成し、露光・現像して、薄膜ヒーター50を形成する部分以外の感光性樹脂が除去されたレジストマスク70を作成する。次いで、レジストマスク70に覆われた部分以外の金属薄膜を、第2密着膜63、発熱抵抗膜62の順にエッチングし(図8(b))、その後、第1密着膜61をエッチングし(図8(c))、最後にレジストマスク70を除去する(図8(d))。
ここで、エッチングには、2つの方法がある。1つは、金属薄膜の材質に対応した適正なエッチング液に基板ごと浸すことにより、金属薄膜を溶解するウェットエッチング法である。ウェットエッチング法では、複数の基板をエッチング液に浸すことにより、まとめて処理(バッチ処理)することができ、生産性がよいという利点がある。
もう1つは、基板を入れた真空チャンバー内にエッチングガスを供給し、真空チャンバー内でエッチングガスをイオン化またはラジカル化し、イオン化またはラジカル化したエッチングガスで、レジストマスクが形成された基板をエッチングするドライエッチング法である。
特開2003−290651号公報
ところで、ウェットエッチング法の場合、エッチング液を用いるために等方的にエッチングが進行する。このため、密着層用のエッチング液、発熱抵抗層用のエッチング液、密着層用のエッチング液の順にエッチング液を用いると、図8(c)に示すように、第1密着膜61をエッチングするときに、第2密着層53がオーバーエッチングされてしまう。
一方、ドライエッチング法では、金属薄膜とともにレジストマスクもエッチングされるため、真空チャンバー内の物理的な状態によってはレジストマスクがなくなってしまい、所望のパターンが形成されない場合がある。
本発明の課題は、薄膜ヒーターに含まれる複数層からなる薄膜パターンがオーバーエッチングされることがなく、また、所望の形状である薄膜ヒーター及びその製造方法を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、基板上に、第1密着層を積層し、前記第1密着層の上に発熱抵抗層を積層し、前記発熱抵抗層の上に第2密着層を積層する積層工程と、前記第2密着層の上に第1のレジストマスクを形成する第1のレジスト形成工程と、前記第1のレジストマスクを用いて前記第2密着層及び前記発熱抵抗層をエッチングすることにより前記第1密着層の上面の一部を露出する第1のエッチング工程と、前記第1のレジストマスクを除去する工程と、エッチングされた前記第2密着層の上面及び側面と前記発熱抵抗層の側面とを被覆し且つ前記第1密着層の露出された上面における前記発熱抵抗層の周囲の部分を被覆するとともに前記周囲の部分を除く部分を露出する第2のレジストマスクを形成する第2のレジスト形成工程と、前記第2のレジストマスクを用いて前記第1密着層の前記露出された部分をエッチングする第2のエッチング工程と、を含むことを特徴とする薄膜ヒーターの製造方法である。
請求項1に記載の発明によれば、第1のエッチング工程でエッチングされた第2密着層の上面及び側面と発熱抵抗層の側面とを第2のレジストマスクで被覆し、第2のレジストマスクを用いて第1密着層をエッチングするので、第2のエッチング工程において、薄膜ヒーターに含まれる膜パターンが有する第2密着層がオーバーエッチングされることがない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の薄膜ヒーターの製造方法であって、前記第2密着層は、発熱抵抗層の上面の全体に積層されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、第2密着層が発熱抵抗層の上面の全体に積層されるので、薄膜ヒーターに含まれる膜パターンを被覆する絶縁膜等を設ける場合に、絶縁膜等が発熱抵抗層上の第2密着層を介して形成されることにより、絶縁膜等を膜パターン上に確実に密着させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の薄膜ヒーターの製造方法であって、前記第1密着層は、W層を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第1密着層がWを有するので、薄膜ヒーターに含まれる膜パターンの基板への密着性を良好にすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の薄膜ヒーターの製造方法であって、前記発熱抵抗層は、Au層を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、発熱抵抗層が有するAu層は抵抗率が低くかつ電気抵抗の温度係数が大きいため、温度センサーを兼ねる薄膜ヒーターを形成することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の薄膜ヒーターの製造方法であって、前記第2密着層は、第2のW層有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、発熱抵抗層上にW層を設けることで、膜パターンを被覆する絶縁膜等を設ける場合に、絶縁膜等が発熱抵抗層上のW層を介して形成されることにより、絶縁膜等を膜パターン上に確実に密着させることができる。
請求項6に記載の発明は、基板上に、第1密着層と、該第1密着層の上に発熱抵抗層と、該発熱抵抗層の上に第2密着層とを含む多層膜を積層する積層工程と、前記多層膜の上に前記多層膜の6倍以上の厚みのレジストマスクを形成するレジスト形成工程と、前記レジストマスクを用いて前記多層膜の全ての層をドライエッチングすることを特徴とする薄膜ヒーターの製造方法である。
請求項6に記載の発明によれば、多層膜の上に多層膜の6倍以上の厚みのレジストマスクを形成することにより、膜パターンをエッチングする間、レジストマスクがなくなることがなく、薄膜ヒーターに含まれる膜パターンが有する第2密着層がオーバーエッチングされることがない。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の薄膜ヒーターの製造方法であって、前記第1密着層はW層を有し、前記発熱抵抗層はAu層を有し、前記第2密着層層は第2のW層を有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば第1密着層がW層を有するので、薄膜ヒーターに含まれる膜パターンの基板への密着性を良好にすることができる。また、発熱抵抗層がAu層を有するので、発熱抵抗層が有するAu層は抵抗率が低くかつ電気抵抗の温度係数が大きいため、温度センサーを兼ねる薄膜ヒーターを形成することができる。さらに、第2密着層が第2のW層を有するので、Au層上にW層を設けることで、膜パターンを被覆する絶縁膜等を設ける場合に、絶縁膜等がAu層上のW層を介して形成されることにより、絶縁膜等を膜パターン上に確実に密着させることができ、ので、膜パターンの基板への密着性を良好にすることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の薄膜ヒーターの製造方法であって、前記W層及び前記第2のW層の膜厚をそれぞれ50nm以上として、前記Au層の膜厚は100〜400nmとすることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、W層の膜厚を50nm以上とすることにより、高温時にAuが基板側や膜パターンを被覆する絶縁膜側へ熱拡散することを防止することができる。また、Au層を100〜400nmとすることにより、発熱抵抗層としてのAuの膜厚が薄くなり、薄膜ヒーターの抵抗が大きくなって、ひいては、単位電力当たりの発熱量を増加することができる。また、W層とAu層と第2のW層とを含む多層膜の上に、この多層膜の6倍以上の厚みのレジストマスクを形成することにより、膜パターンをエッチングする間、レジストマスクがなくなることがなく、薄膜ヒーターに含まれる膜パターンが有する第2密着層がオーバーエッチングされることがない。
請求項9に記載の発明は、基板と、前記基板上に設けられたW層を有する第1密着層と、前記第1密着層の上に設けられたAu層を有する発熱抵抗層と、前記発熱抵抗層の上に設けられた第2のW層を有する第2密着層と、を備え、前記第1密着層は、前記発熱抵抗層の縁の外側において、上面が露出していることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、第1密着層がWを有するので、薄膜ヒーターに含まれる膜パターンの基板への密着性を良好にすることができ、発熱抵抗層が有するAu層は抵抗率が低くかつ電気抵抗の温度係数が大きいため、温度センサーを兼ねる薄膜ヒーターを形成することができ、発熱抵抗層上にW層を設けることで、膜パターンを被覆する絶縁膜等を設ける場合に、絶縁膜等が発熱抵抗層上のW層を介して形成されることにより、絶縁膜等を膜パターン上に確実に密着させることができる。
本発明によれば、薄膜ヒーターに含まれる複数層からなる薄膜パターンがオーバーエッチングされることがなく、また、所望の形状である薄膜ヒーターが得られる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明に係る薄膜ヒーターの第1実施形態を示す断面図である。本発明の薄膜ヒーター10は、セラミック、ガラスまたはシリコン等からなる基板上に形成されている。
また、薄膜ヒーター10はガラス等からなる絶縁膜2により被覆されている。絶縁膜2は、例えばSiO2等からなる。
この薄膜ヒーター10が設けられた基板1は、マイクロリアクタ等の反応器に用いられる。
基板の薄膜ヒーター10が設けられる面が、反応器の内面として用いられる場合には、薄膜ヒーター10を絶縁膜2で被覆することにより、反応器内の触媒が薄膜ヒーター10に接触することを防ぐことができる。
薄膜ヒーター10は、第1密着層11、発熱抵抗層12、第2密着層13の三層からなる。なお、第1密着層11は、発熱抵抗層12、第2密着層13よりも幅広に形成されており、発熱抵抗層12及び第2密着層13の側面は第1密着層11の上部に配置されている。
第1密着層11,第2密着層13は発熱抵抗層12と基板1または絶縁膜2との間の密着性を向上させる密着性に優れ、
また、高温でも緻密な結合状態を維持できるWを用いることが好ましく、その膜厚は、50nm以上であることが好ましい。第1密着層11、第2密着層13の膜厚が50nm以上であることで、高温時に発熱抵抗層12の組成元素が基板1や絶縁膜2側へ熱拡散することを防止することができる。
発熱抵抗層12は、抵抗率が低くかつ電気抵抗の温度係数が大きい材料、例えばAuからなり、薄膜ヒーター10の導電性を向上させる。
発熱抵抗層12の膜厚は、100〜400nmであることが好ましい。発熱抵抗層12の膜厚が薄くなるほど薄膜ヒーター10の抵抗は大きくなり、ひいては、単位電力当たりの発熱量が増加する。
薄膜ヒーター10は通電することにより発熱し、この熱によって基板を加熱する。なお、薄膜ヒーター10には電気抵抗の温度係数が大きい材料が用いられているため、温度の変化により顕著に抵抗率が変化するので、通電時の抵抗の変化から温度の変化を読み取る温度センサーとしても機能する。
次に、薄膜ヒーター10の形成方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、基板の上面全体に、スパッタ法や蒸着法等の気相堆積法により、第1密着層11、発熱抵抗層12、第2密着層13となる金属薄膜(第1密着膜21、発熱抵抗膜22、第2密着膜23)の多層膜を形成する。
次に、感光性樹脂を第2密着膜23上に形成し、露光・現像して、薄膜ヒーター10を形成する部分以外の感光性樹脂が除去された第1のレジストマスク31を作成する。次いで、感光性樹脂が除去された部分の金属薄膜を、第2密着膜23、発熱抵抗膜膜の順にエッチングし、第2密着層13、発熱抵抗層12を形成する。(図2(b))。ここで、エッチングには、金属薄膜の材質に対応した適正なエッチング液に基板ごと浸すことにより、金属薄膜を溶解するウェットエッチング法を用いることができる。
その後、第1のレジストマスク31を剥離する。
次に、エッチングされた第2密着層13の上面、側面及び発熱抵抗層12の側面、エッチングにより露出した第1密着膜21の上面を覆うように、感光性樹脂を形成し、露光・現像する。これにより、図2(c)に示すように、第2密着層13の上面、側面及び発熱抵抗層12の側面を覆い、第1密着膜21の上面を露出させる第2のレジストマスク32を作成する。このとき、ウェットエッチング法による後段のエッチングで第1密着膜21がエッチングされる部分において、第1密着膜21の上面の一部が露出されるように、第2のレジストマスク32をパターニングする。すなわち、平面視して発熱抵抗層12及び第2密着層13の上面を被覆するとともに、これらの発熱抵抗層12及び第2密着層13に沿って第2のレジストマスク32を残存することによって、発熱抵抗層12及び第2密着層13の側面と、第1密着膜21の上面のうち前記発熱抵抗層12及び第2密着層13の周囲とを被覆し、尚且つ、第1密着膜21の上面の被覆された上述の周囲の部分以外を露出するように、第2のレジストマスク32をパターニングする。
次に、図2(d)に示すように、露出した第1密着膜21をウェットエッチング法によりエッチングし、第1密着層11を形成する。このとき、第1密着膜21のエッチングには、第2密着膜23のエッチングに用いられるのと同じ種類のエッチング液が用いられる。
次に、図2(e)に示すように、第2のレジストマスク32を除去する。その後、スパッタ法や蒸着法等の気相堆積法により、基板の上面全体に絶縁膜2を形成する。以上により、図1に示すように、第1密着層11、発熱抵抗層12、第2密着層13からなり、絶縁膜2に覆われた薄膜ヒーター10が基板上に形成される。
上記の薄膜ヒーター10の形成方法では、第2密着層13の上面及び側面が第2のレジストマスク32により被覆されているので、第1密着膜21をウェットエッチングするときに第2密着層13がオーバーエッチングされることがない。したがって、バッチ処理が可能であるウェットエッチング法によるエッチングを行うことができるため、生産性を向上させることができる。
なお、第1密着膜21は、必要に応じ、ドライエッチング法によりエッチングを行ってもよい。第1密着膜21のドライエッチングは、例えばCF4またはC46等のフッ素系ガスを用いたドライエッチングにより行う。
また、上記の薄膜ヒーター10の形成方法では、図1に示すように、第2密着層13及び発熱抵抗層12の側面を覆う第2のレジストマスク32があるために、第1密着層11が発熱抵抗層12及び第2密着層13よりも幅広に形成される。これにより、基板への発熱抵抗層12及び第2密着層13の接着信頼性を高くすることができる。
また、第1密着層11の側面が発熱抵抗層12及び第2密着層13の側面よりも外側に形成されるので、薄膜ヒーター10が基板上面から第1密着層11の側面を経て第1密着層11の上面までと、第1密着層11の上面から発熱抵抗層12及び第2密着層13側面を経て第2密着層13の上面までの2段に形成される。このため、絶縁膜2の段差被覆性(ステップカバレッジ)を良好にすることができる。また、第1密着層の幅が発熱抵抗層12が同幅である膜パターンと比較すると、この第1密着層の幅が広いので、膜パターンの基板への密着性をより高くすることができる。
なお、さらに、発熱抵抗層12の側面を第2密着層13の側面よりも外側に形成し、薄膜ヒーター10を基板上面から第1密着層11の側面を経て上面までと、第1密着層11の上面から発熱抵抗層12の側面を経て上面までと、発熱抵抗層12の上面から第2密着層13の側面を経て上面までの3段に形成してもよい。これにより、絶縁膜2の段差被覆性をさらに良好にすることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は第2実施形態の薄膜ヒーター10を示す断面図である。なお、第1実施形態に対応する要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の薄膜ヒーター10の形状は、第1密着層11が第2密着層13及び発熱抵抗層12と同幅に形成されている点以外は、第1実施形態と同様であるが、以下に説明する形成方法が異なる。
次に、第2実施形態の薄膜ヒーター10の形成方法について説明する。本実施形態では、ドライエッチング法により、金属薄膜をエッチングする。
まず、第1実施形態と同様に、基板の上面全体に、スパッタ法や蒸着法等の気相堆積法により、第1密着層11、発熱抵抗層12、第2密着層13となる金属薄膜(第1密着膜21、発熱抵抗膜22、第2密着膜23)の多層膜を形成する(図4(a))。ここで、第1実施形態と同様に、第1密着層11及び第2密着層13はW、発熱抵抗層12はAuをそれぞれ用いることが好ましく、Wからなる第1密着層11及び第2密着層13はそれぞれ50nm以上、Auからなる発熱抵抗層12は100〜400nmであることが好ましい。
次に、感光性樹脂を第2密着膜23上に形成し、露光・現像して、薄膜ヒーター10を形成する部分以外の感光性樹脂が除去されたレジストマスク30を作成する。例えば、第1密着膜21及び第2密着膜23の厚みを50nm、発熱抵抗膜22の厚みを400nmとした場合には、エッチングする多層膜の厚さが500nmである。この場合に、レジストマスク30の厚みを3μm以上とすると、後述するドライエッチング法によるエッチング工程が全て終了するまで、上記金属薄膜の多層上にレジストマスク30が残存し、オーバーエッチングを回避できることが確認された。
次に、ドライエッチング法により、第2密着膜23、発熱抵抗膜22、第1密着膜21をエッチングする。このとき、レジストマスク30も同時にエッチングされ、徐々に膜厚が薄くなっていく(図4(c)、(d))。ここで、第1密着膜21及び第2密着膜23のドライエッチングは、例えばCF4またはC46等のフッ素系ガスを用いたドライエッチングにより行う。また、発熱抵抗膜22ののエッチングは、例えばCl2またはBCl2等の塩素系ガスを用いたドライエッチングにより行う。
次に、残ったレジストマスク30を除去する(図4(e))。その後、スパッタ法や蒸着法等の気相堆積法により、基板の上面全体に絶縁膜2を形成する。以上により、図3に示すように、第1密着層11、発熱抵抗層12、第2密着層13からなり、絶縁膜2に覆われた薄膜ヒーター10が基板上に形成される。
ここで、レジストマスク30に必要な厚みについて記載する。まず、ドライエッチング法におけるレジストマスク30に対するエッチング速度は、エッチングガスの種類に依存するが、一定である。つまり、レジストマスク30が少なくとも必要な厚みは、本来のエッチング対象物である多層膜を構成する各材料の膜厚比が一定であれば、その多層膜の厚みに比例する。上記実施形態のように、Auからなる発熱抵抗膜22の膜厚を400nmとしたとき、すなわち、多層膜を構成する各層の膜厚比がW:Au:W=1:8:1であるときは、多層膜の全体の厚さが500nmとなる。この場合に、レジストマスク30は少なくとも3μmの厚さが必要であったことから、上記膜厚比である多層膜において、レジストマスク30を多層膜の全体の厚さの6倍以上の厚さに形成すれば、ドライエッチング法によるオーバーエッチングを回避することができることがわかる。尚、レジストマスク30が上述した厚みであるときは、Auからなる発熱抵抗層12の厚さが400nmより小さい場合においても、ドライエッチング法による全てのエッチング工程において、オーバーエッチングを回避できることは言うまでもない。
<第3実施形態>
次に、本発明を適用した発電装置200について説明する。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る発電装置200を示すブロック図である。この発電装置200は、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳、腕時計、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ゲーム機器、遊技機、その他の電子機器に備え付けられたものであり、電子機器本体を動作させるための電源として用いられる。
発電装置200は、メタノール等の燃料と水を別々に又は混合した状態で貯留した燃料容器201と、燃料容器201から供給された燃料と水を気化させる気化器203と、燃料容器201から燃料と水を吸引するとともに吸引した燃料と水を気化器203に供給する燃料ポンプ202と、気化器203から供給された燃料と水の混合気を水素ガスと二酸化炭素ガス等を化学反応式(1)、(2)のように生成する改質器204と、改質器204から供給された混合気中の一酸化炭素を化学反応式(3)のように酸化させることで混合気から一酸化炭素を除去する一酸化炭素除去器205と、一酸化炭素除去器205から供給された生成物(改質ガス)のうち水素ガスと外気の酸素ガスとの電気化学反応式(4)、(5)のように電気エネルギーを生成する燃料電池装置206と、外気の空気を吸引するとともに吸引した空気を一酸化炭素除去器205及び燃料電池装置206に供給する空気ポンプ207と、を備える。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 ・・・(1)
2CH3OH+H2O→5H2+CO+CO2 ・・・(2)
2CO+O2→2CO2 ・・・(3)
2→2H++2e-・・・(4)
2H++1/2O2+2e-→H2O・・・(5)
なお、燃料容器201に貯留された燃料は、メタノールの代わりに、エタノール等のアルコール類やガソリンといった水素原子を含む化合物が適用可能である。
図6は、気化器203、改質器204、一酸化炭素除去器205を一体に形成した反応装置100を示す斜視図であり、図7は、図6に示された切断線VII−VIIの矢視断面図である。
気化器203、改質器204及び一酸化炭素除去器205は、第1基板203a,204a,205aと、第2基板203b、204b、205bとを互いに重ね合わせて接合した構造を有している。第1基板203a,204a,205a及び第2基板203b、204b、205bは、それぞれセラミック、シリコンまたはガラス等の材料から板状に形成されている。
第1基板203a,204a,205aの第2基板203b、204b、205bとの接合面には、葛折り状の溝が形成されている。また、第2基板203b、204b、205bの第1基板203a,204a,205aとの接合面には、絶縁膜で被覆された薄膜ヒーター203c,204c,205cが形成されている。
薄膜ヒーター203c,204c,205cは、第1実施形態または第2実施形態の薄膜ヒーター10と同様に形成されている。この薄膜ヒーター203c,204c,205cは通電時の抵抗の変化から温度の変化を読み取る温度センサーとしても機能する。
なお、薄膜ヒーター203c,204c,205cは絶縁膜で被覆されているので、反応装置100内部の後述する改質触媒204e、一酸化炭素除去触媒205eが薄膜ヒーター203c,204c,205cの発熱抵抗層に接触することを防ぐことができる。
第1基板203a,204a,205aの溝を第2基板203b、204b、205bにより蓋をするように互いに接合することにより、この溝がマイクロ流路203d,204d,205dとなる。
改質器204のマイクロ流路204dの壁面には、化学反応式(1)、(2)の反応を触媒する改質触媒204eが形成されている。
一酸化炭素除去器205のマイクロ流路205dの壁面には、化学反応式(3)の反応を触媒する一酸化炭素除去触媒205eが形成されている。
基板203bの接合面とは反対側の面には、図6に示すように、マイクロ流路203dの一方の端にまで通じる開口部203fが形成されている。この開口部203fは、燃料ポンプ202に連結しており、燃料が開口部203fを通じてマイクロ流路203dに供給されるようになっている。
改質器204のマイクロ流路204dの一方の端部は、気化器203のマイクロ流路203dの他方の端部(開口部203fとは反対側の端部)に連結している。一酸化炭素除去器205のマイクロ流路205dの一方の端部は、改質器204のマイクロ流路204dの他方の端部に連結している。
基板205bの接合面とは反対側の面には、図6に示すように、マイクロ流路205dの一方の端部にまで通じる開口部205fが形成されている。この開口部205fは、空気ポンプ207に通じている。更に、基板205bの接合面とは反対側の面には、マイクロ流路205dの他方の端部にまで通じる開口部205gが形成されている。この開口部205gは、燃料電池装置206に通じている。
燃料電池装置206は、図示しないが、触媒微粒子を担持した燃料極と、触媒微粒子を担持した空気極と、燃料極と空気極との間に介在されたフィルム状の固体高分子電解質膜と、を備えている。燃料電池装置206の燃料極には、一酸化炭素除去器205から改質ガスが供給されており、燃料電池206の空気極には、空気ポンプ207から空気が供給されている。燃料極の触媒微粒子は、電気化学反応式(4)に示すように、混合気中の水素を水素イオンと電子とに分離する反応を触媒する。固体高分子電解質膜は水素イオンを酸素極に伝導させる。燃料極は電子を取り出し外部回路を通じて酸素極に伝導させる。酸素極の触媒微粒子は、電気化学反応式(5)に示すように、固体高分子電解質膜を通過した水素イオンと、外部回路を通って燃料極から酸素極に移動した電子と、空気中の酸素とが反応して水が生成される反応を触媒する。
次に、発電装置200の動作について説明する。
まず、燃料ポンプ202が作動すると、燃料容器201の燃料が気化器203に液送される。また、空気ポンプ207が作動すると、外気の空気が一酸化炭素除去器205に送られるとともに燃料電池装置206に送られる。
気化器203では、供給された燃料が加熱されて気化(蒸発)し、メタノール及び水(水蒸気)の混合気となって改質器204のマイクロ流路52dに供給される。
改質器204では、気化器203から供給された混合気が改質器204のマイクロ流路204dを流動している時に、混合気中のメタノールと水蒸気が改質触媒204eにより反応し、化学反応式(1)に示すように、二酸化炭素及び水素が生成される。また、改質器204では、混合気中のメタノールと水蒸気が完全に二酸化炭素及び水素に改質されない場合もあり、この場合、化学反応式(2)に示すように、メタノールと水蒸気が反応して二酸化炭素、一酸化炭素が生成される。改質器204で生成された一酸化炭素、二酸化炭素及び水素等からなる混合気は一酸化炭素除去器205に供給される。
一酸化炭素除去器205では、改質器204から供給された混合気がマイクロ流路205dを流動している時に、化学反応式(3)に示すように、混合気中の一酸化炭素と酸素とが反応して二酸化炭素が生成される。
このように、反応装置100の気化器203、改質器204及び一酸化炭素除去器205を経た燃料から二酸化炭素と水素が生成される。反応装置100で生成された改質ガス(二酸化炭素及び水素等)は、燃料電池装置206に供給される。
反応装置100で生成された改質ガスは燃料電池装置206の陰極側に供給される。改質ガスのうちの水素ガスは電気化学反応式(4)に示すように、陰極に設けられた触媒により水素イオンと電子とに分離される。水素イオンは電解質膜を通過して陽極側へ移動し、電子は外部回路を経て陽極に移動する。陽極側では、電気化学反応式(5)に示すように、電解質膜を通過した水素イオンと、外部回路を経て陽極から供給される電子と、空気ポンプ207から供給される酸素ガスとの化学反応により水を生成する。この陰極と陽極との電極電位の差から電気エネルギーが取り出される。
反応装置100の内部に薄膜ヒーター203c,204c,205cを設けることにより、マイクロ流路203d,204d,205d内の温度測定を正確に行うことができ、また、マイクロ流路203d,204d,205d内の温度を速やかに変化させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。例えば、本発明の薄膜ヒーターは、3層の金属薄膜からなるものに限らず、4層以上の金属薄膜から形成してもよい。
また、薄膜ヒーターは燃料の改質反応に用いる反応装置100に限らず、他の反応を行う反応装置に用いてもよい。その他、具体的な細部構造についても適宜変更可能である。
本発明の膜パターン10を示す鉛直断面図である。 本発明の膜パターン10の形成方法を示す鉛直断面図である。 本発明の膜パターン10を示す鉛直断面図である。 本発明の膜パターン10の形成方法を示す鉛直断面図である。 本発明の発電装置200を示すブロック図である。 本発明の反応装置100を示す斜視図である。 図6の切断線VII−VIIの矢視断面図である。 従来の膜パターンの形成方法を示す鉛直断面図である。
符号の説明
1 基板
10 薄膜ヒーター(膜パターン)
11 第1密着層(薄膜パターン)
12 発熱抵抗膜(薄膜パターン)
13 第2密着層(薄膜パターン)
21 第1密着膜(第1の被エッチング層)
22 発熱抵抗膜(第2の被エッチング層)
23 第2密着膜(第2の被エッチング層)
30 レジストマスク
31 第1のレジストマスク
32 第2のレジストマスク

Claims (9)

  1. 基板上に、第1密着層を積層し、前記第1密着層の上に発熱抵抗層を積層し、前記発熱抵抗層の上に第2密着層を積層する積層工程と、
    前記第2密着層の上に第1のレジストマスクを形成する第1のレジスト形成工程と、
    前記第1のレジストマスクを用いて前記第2密着層及び前記発熱抵抗層をエッチングすることにより前記第1密着層の上面の一部を露出する第1のエッチング工程と、
    前記第1のレジストマスクを除去する工程と、
    エッチングされた前記第2密着層の上面及び側面と前記発熱抵抗層の側面とを被覆し且つ前記第1密着層の露出された上面における前記発熱抵抗層の周囲の部分を被覆するとともに前記周囲の部分を除く部分を露出する第2のレジストマスクを形成する第2のレジスト形成工程と、
    前記第2のレジストマスクを用いて前記第1密着層の前記露出された部分をエッチングする第2のエッチング工程と、
    を含むことを特徴とする薄膜ヒーターの製造方法。
  2. 前記第2密着層は、発熱抵抗層の上面の全体に積層されることを特徴とする請求項1に記載の薄膜ヒーターの製造方法。
  3. 前記第1密着層は、W層を有することを特徴とする請求項1に記載の薄膜ヒーターの製造方法。
  4. 前記発熱抵抗層は、Au層を有することを特徴とする請求項1に記載の薄膜ヒーターの製造方法。
  5. 前記第2密着層は、第2のW層有することを特徴とする請求項1に記載の薄膜ヒーターの製造方法。
  6. 基板上に、第1密着層と、該第1密着層の上に発熱抵抗層と、該発熱抵抗層の上に第2密着層とを含む多層膜を積層する積層工程と、
    前記多層膜の上に前記多層膜の6倍以上の厚みのレジストマスクを形成するレジスト形成工程と、
    前記レジストマスクを用いて前記多層膜の全ての層をドライエッチングすることを特徴とする薄膜ヒーターの製造方法。
  7. 前記第1密着層はW層を有し、前記発熱抵抗層はAu層を有し、前記第2密着層層は第2のW層を有することを特徴とする請求項6に記載の薄膜ヒーターの製造方法。
  8. 前記W層及び前記第2のW層の膜厚をそれぞれ50nm以上として、前記Au層の膜厚は100〜400nmとすることを特徴とする請求項7に記載薄膜ヒーターの製造方法。
  9. 基板と、
    前記基板上に設けられたW層を有する第1密着層と、
    前記第1密着層の上に設けられたAu層を有する発熱抵抗層と、
    前記発熱抵抗層の上に設けられた第2のW層を有する第2密着層と、
    を備え、
    前記第1密着層は、前記発熱抵抗層
    の縁の外側において、上面が露出していることを特徴とする薄膜ヒーター。
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