JP4525035B2 - 反応器及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、屈曲した流路を有する反応器及びその製造方法に関する。
近年では、高いエネルギー利用効率を実現できる燃料電池についての研究・開発が盛んにおこなわれている。燃料電池は、燃料と大気中の酸素とを電気化学的に反応させて化学エネルギーから電気エネルギーを直接取り出すものであり、将来性に富む有望な電池であると位置付けられている。燃料電池に用いる燃料としては水素が挙げられるが、常温で気体であることによる取り扱い・貯蔵に問題がある。そこで、アルコール類及びガソリンといった液体燃料を用いれば液体燃料を貯蔵するためのシステムが比較的小型になるが、液体燃料と水蒸気を高温に加熱して反応させることによって発電に必要な水素を生成する改質装置を必要とする。燃料改質型の燃料電池を小型の電子機器の電源として用いる場合には、燃料電池だけでなく改質装置も小型化する必要がある。
一方、複数の基板を接合してなる小型のケミカルマイクロリアクタを用いることによって微量の化学反応を行うことが特許文献1に記載されており、特許文献1に記載されたケミカルマイクロリアクタを改質装置に用いる研究・開発も行われている。特許文献1に記載されたマイクロリアクタについて簡単に説明すると、ポリスチレン製の第一の基板の一方の面に葛折り状の溝を形成し、この溝に蓋をするように第二の基板を第一の基板に紫外線硬化樹脂で接着することによって、溝からなる流路をこれら二枚の基板の接合部に形成している。このケミカルマイクロリアクタの流路に反応物を流せば、反応物が反応することにより、目的とする生成物又は中間生成物が生成される。
特開2002−102681号公報
ところで、第一の基板に葛折り状の溝を形成する際には、葛折り状の開口部を有するマスクをフォトリソグラフィー法により形成し、そのマスクをした状態でエッチング法又はサンドブラスト法を行うことによって、マスクの開口部とほぼ同形状の溝を第一の基板に形成する。しかし、マスクの強度に問題があるため、エッチング法又はサンドブラスト法を行っている際にマスクの開口部の屈曲部の形状が崩れてしまい、溝の屈曲部を精度良く形成することができず、結局流路の屈曲部を精度良く形成することができない。またウェットエッチではエッチャントが屈曲部に回り込みにくいために十分エッチングできないといった問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決しようとしてなされたものであり、精度の良い流路の屈曲部を形成することができる反応器及びその製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、
第一基板の一方の面にいずれも直線状である複数の第一溝を形成する第一溝形成工程と、
前記第一溝形成工程において前記第一基板の一方の面に形成された前記複数の第一溝の壁面に第一触媒を形成する第一触媒形成工程と、
第二基板の一方の面にいずれも直線状である複数の第二溝を形成する第二溝形成工程と、
前記第二溝形成工程において前記第二基板の一方の面に形成された前記複数の第二溝の壁面に第二触媒を形成する第二触媒形成工程と、
次いで、前記第一基板の前記複数の第一溝がそれぞれ、その少なくとも一部を、前記第二基板の前記複数の第二溝のうち少なくとも一の一部に重ね、その重なった部分において、前記第一基板の前記複数の第一溝と前記第二の基板の前記複数の第二溝を交差させるように位置合わせして前記第一基板の一方の面を前記第二基板の一方の面に貼り合わせ、前記第一基板の一方の面を前記第二基板の一方の面に接合して、前記複数の第一溝と前記複数の第二溝とによって全体として流路を形成する基板接合工程と、を含み、
前記第一触媒形成工程は、
前記第一基板の一方の面に第一ドライフィルムレジストを被覆し、前記第一ドライフィルムレジストのうち前記複数の第一溝に位置する部分にいずれも該複数の第一溝の形状に対応した矩形状である第一開口部を設ける工程と、
次いで、前記第一基板の一方の面に前記第一ドライフィルムレジストを被覆したまま、前記複数の第一溝の壁面に前記第一触媒を成膜する工程と、
次いで、前記第一ドライフィルムレジストを、前記第一触媒のうち前記第一ドライフィルムレジストの上面に形成された部分とともに剥離する工程と、を含み、
前記第二触媒形成工程は、
前記第二基板の一方の面に第二ドライフィルムレジストを被覆し、前記第二ドライフィルムレジストのうち前記複数の第二溝に位置する部分にいずれも該複数の第二溝の形状に対応した矩形状である第二開口部を設ける工程と、
次いで、前記第二基板の一方の面に前記第二ドライフィルムレジストを被覆したまま、前記複数の第二溝の壁面に前記第二触媒を成膜する工程と、
次いで、前記第二ドライフィルムレジストを、前記第二触媒のうち前記第二ドライフィルムレジストの上面に形成された部分とともに剥離する工程と、を含むことを特徴とする反応器の製造方法である。
請求項2に係る発明は、
前記基板接合工程は、前記複数の第一溝と前記複数の第二溝とによって全体として葛折り状の流路が形成されるように位置合わせし、前記流路における葛折り状の部分が前記第一基板の一方の面又は前記第二基板の一方の面に沿って屈曲する全ての部分において、前記第一基板と前記第二基板との間で連通していることを特徴とする請求項1に記載の反応器の製造方法である。
請求項3に係る発明は、
前記第一触媒を製膜する工程は、前記第一基板の一方の面に前記第一触媒をディップコート法又はスピンコート法により製膜することを特徴とする請求項1又は2に記載の反応器の製造方法である。
請求項4に係る発明は、
前記第一溝形成工程は、
前記第一基板の一方の面に前記複数の第一溝に対応する複数の第三開口部を有し、前記複数の第三開口部が全て直線状である第一レジストを形成する工程と、
次いで、前記第一レジストをマスクとして、エッチング法又はサンドブラスト法により前記複数の第三開口部にそれぞれ対応する前記複数の第一溝を形成する工程と、
次いで、前記第一基板の一方の面に形成された前記第一レジストを除去する工程と、を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の反応器の製造方法である。
請求項5に係る発明は、
前記第一レジストを除去する工程は、除去液を用いて前記第一レジストを除去する、又は、前記第一レジストを機械的に剥離する、のいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の反応器の製造方法である。
請求項6に係る発明は、
前記第一レジストを形成する工程において、前記第一レジストは、更に、前記複数の第二溝の少なくとも一部に対応する複数の第四開口部を有し、前記複数の第四開口部が全て直線状であり、
前記第一溝を形成する工程において、更に、前記複数の第四開口部にそれぞれ対応する複数の第三溝を形成し、
前記基板接合工程は、前記複数の第二溝と前記複数の第三溝とが連通するように位置合わせすることを特徴とする請求項4又は5に記載の反応器の製造方法である。
請求項7に係る発明は、
前記複数の第一溝同士の間が0.1mm以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の反応器の製造方法である。
請求項8に係る発明は、
前記第一基板及び前記第二基板のうちの少なくとも一方の基板の他方の面に薄膜ヒータを形成することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の反応器の製造方法。
請求項9に係る発明は、
請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法により製造される反応器である。
本発明では、第一基板の溝の一部を第二基板の溝の一部に重ね、その重なった部分において第一基板の溝と第二の基板の溝を交差させるように、第一基板の一方の面を第二基板の一方の面に接合することによって、第一基板の溝と第二基板の溝が連なった流路を形成している。この流路は、第一基板の溝と第二基板の溝の交差部において屈曲している。ここで、第一基板に形成する溝も、第二基板の溝に形成する溝も直線状にすると、どちらの溝にも屈曲部がないので、どちらの溝も精度良く形成することができる。
本発明によれば、第一基板の溝も、第二基板の溝も精度良く形成することできるので、これら溝からなる流路の屈曲部、つまり、これら溝の交差部を精度良く形成することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1〜図7を参照して反応器50の製造方法について説明する。ここで、図1〜図6それぞれにおいて、(a)は断面図であり、(b)は平面図であり、(b)に示された切断線A−Aに沿った断面図が(a)に示されている。図7において、(a)、(b)は断面図であり、(c)は平面図であり、(c)に示された切断線A−Aに沿った断面が(a)に示されており、切断線B−Bに沿った断面が(b)に示されている。
図1に示すように、両面が平坦な四角形状の第一基板51を準備する。第一基板51は、シリコン、アルミニウム、ガラス等の材料から板状に形成されたものである。第一基板51の一方の面52にマスク(レジスト)81を成膜し、マスク81を露光・現像することによって、マスク81に平面視直線状の複数の開口部82,82,…を互いに平行となるように形成する。ここで、開口部82,82,…内では、第一基板51の一方の面52が露出している。
次に、マスク81を施した状態で、第一基板51の一方の面52に対してエッチング法又はサンドブラスト法等を行うことによって、開口部82,82,…内において第一基板51に溝53,53,…を形成する。開口部82,82,…が直線状であり、開口部82,82,…に屈曲部がないので、溝53,53,…を精度良く形成することができる。従って、溝53,53,…の間の間隔をより狭くするように、溝53,53,…を形成しても、隣り合う溝53,53が繋がることがない。
次に、除去液(剥離液)を用いてマスク81を除去する(図2(a)、(b)参照。)。なお、除去液を用いずに、マスク81を機械的に剥離しても良い。
次に、ドライフィルムレジストを第一基板51の一方の面52に被膜し、ドライフィルムレジストの溝53,53,…に位置する部分に開口部を設け、開口部のあるドライフィルムレジストを被膜したままその面に触媒を形成することにより、溝53,53,…の壁面に触媒54を成膜する。そして、ドライフィルムレジストを上面に形成された触媒とともに剥離すると、溝53,53,…の壁面には触媒54が残留する(図3(a),(b)参照。)。ここで、触媒54の成分は、製造する反応器の使用目的に応じて適宜選択する。
製造しようとする反応器を、反応物としてのメタノールを水素に改質する改質器として用いる場合には、触媒54は、メタノールと水の混合気を水素と二酸化炭素に改質する(下記化学反応式(1)参照。)触媒とし、具体的には担体としてアルミニウム酸化物に銅及び亜鉛を担持させたCuO−ZnO系触媒(CuO/ZnO/Al23)とする。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 … (1)
また、製造しようとする反応器を、水素、二酸化炭素及び一酸化炭素等の混合気から反応物としての一酸化炭素を除去する一酸化炭素除去器として用いる場合には、触媒54は、一酸化炭素と水を反応させて二酸化炭素及び水素を生成する(下記化学反応式(2)参照。)触媒としたり、混合気に含まれる一酸化炭素を選択的に酸化させる(下記化学反応式(3)参照。)触媒としたりする。一酸化炭素を選択的に酸化させる触媒としては、担体としてのアルミニウム酸化物に白金を担持させたPt系触媒(Pt/Al23)がある。
CO+H2O→CO2+H2 … (2)
2CO+O2→2CO2 … (3)
また、製造しようとする反応器を、反応物としてのメタノールを燃焼させる燃焼器として用いる場合には、触媒54は、メタノールの酸化を促進する触媒とし、具体的には担体としてのアルミニウム酸化物に白金を担持させたPt系触媒(Pt/Al23)とする。
また、製造しようとする反応器を、液体の反応物を気化させる気化器として用いる場合には、溝53に触媒54を形成しなくても良い。
触媒54を形成する方法としては、開口部のあるドライフィルムレジストを被膜したまま、以下の(a)〜(d)のように第一基板51の一方の面52に触媒の膜を形成し、ドライフィルムレジストを除去することによって溝53の壁面にのみ触媒54を残留させる。
(a)触媒微粒子を分散媒に分散させた触媒分散液を、第一基板51の一方の面52に塗布してコーティングする。
(b)第一基板51の一方の面52に担体膜(アルミナ、シリカ等)を形成した後、その担体膜に触媒を吸着させる。
(c)第一基板51の一方の面52にゾルゲル法により担体膜(アルミナ、シリカ等)を形成した後、触媒微粒子を分散媒に分散させた触媒分散液を第一基板51の一方の面52に塗布することによって触媒微粒子を担体膜に担持させる。
(d)スパッタリング法、PVD法等により触媒の膜を成膜する。
(c)の方法について更に詳細に説明する。まず、アルミニウムイソプロポキシドを水に溶かし、濃度0.1〜2mol/lのアルミニウムイソプロポキシド水溶液を調製する。次に、調製した水溶液を加熱すると水溶液中で加水分解が起こり、水酸化アルミニウムの微粒子とイソプロピルアルコールに分解してゾルが得られる。ここで、加熱温度及びその加熱温度の保持時間に応じて水酸化アルミニウムの粒子径を調製することができるが、溶液を80℃で24時間保持すると、10nm程度の水酸化アルミニウムの粒子径を得ることができる。そして、発生したイソプロピルアルコールを十分に揮発させた後、水酸化アルミニウム粒子の成長を止めるために安定剤をゾルに投入する。使用する安定剤としては酸又はアルカリで良いが、水酸化アルミニウム1molに対して0.1molの硝酸を投入することによって、水酸化アルミニウム粒子の成長が止まる。このように調製したゾルを室温まで冷却し、ゾルに第一基板51を浸漬する(ディップコート法)。そして、ゾルから第一基板51を引き上げた後に、酸素が存在する雰囲気(大気)中で第一基板51を360℃に焼成することにより、γ−アルミナの前駆体であるベーマイト膜が担体膜として溝53,53,…の壁面及び第一基板51の一方の面52のうち溝53,53,…が形成されていない部分に設けられたドライフィルムレジスト上に形成される。次に、触媒分散液に第一基板51を浸漬する(ディップコート法)と、触媒が担体膜に担持される。以上により、触媒の膜がべた一面に形成され、その後ドライフィルムレジストを除去することにより溝53,53,…の壁面に触媒54が残留する。なお、ゾルや触媒分散液を第一基板51の一方の面52にコーティングする方法は、ディップコート法でなく、スピンコート法、その他の塗布法であっても良い。
次に、図4に示すように、平面視して第一基板51と同じ形状の第二基板61を準備する。第二基板61は、両面が平坦な板状の基板であり、シリコン、アルミニウム、ガラス等の材料から板状に形成されたものである。そして、第二基板61の一方の面62にマスク(レジスト)83を成膜し、マスク83を露光・現像することによって、マスク83に平面視直線状の複数の開口部84,84,…を形成する。ここで、開口部84,84,…内では、第二基板61の一方の面62が露出している。ここで、開口部84の長手方向一方の端部が、図1に示された開口部82の長手方向の一方の端部に対応し、その開口部84の長手方向他方の端部が、隣りの開口部82の長手方向の一方の端部に対応するように、開口部84,84,…を形成する。
次に、マスク83を施した状態で、第二基板61の一方の面62に対してエッチング法、サンドブラスト法等を行うことによって、開口部84,84,…内において第二基板61に溝63,63,…(図5(a),(b)参照。)を形成する。開口部84,84,…が直線状であり、開口部84,84,…に屈曲部がないので、溝63,63,…を精度良く形成することができる。従って、溝63,63,…の間の間隔をより狭くするように、溝63,63,…を形成しても、隣り合う溝63,63が繋がることがない。

次に、除去液(剥離液)を用いてマスク83を除去する(図5(a)、(b)参照。)。なお、除去液を用いずに、マスク83を機械的に剥離しても良い。
次に、ドライフィルムレジストを第二基板61の一方の面62に被膜し、ドライフィルムレジストの溝63,63,…に位置する部分に開口部を設け、この第二基板61の一方の面62のうち溝63,63,…が形成されていない部分に設けられたドライフィルムレジストをマスクとして溝63,63,…の壁面及びドライフィルムレジストマスク上面に触媒64を成膜する。ドライフィルムレジストを上面に形成された触媒とともに剥離する(図6(a),(b)参照。)。ここで、触媒64の形成方法は、触媒54の形成方法と同じであり、触媒64の成分も触媒54の成分と同じである。次に、端に位置する溝53の一方の端部に対応する位置及びもう一方の端に位置する溝53の他方の端部に対応する位置に、開口部を有するレジストマスクを設けて、第二基板61の一方の面62から他方の面に貫通する貫通孔65及び第二基板61の一方の面62から他方の面に貫通する貫通孔66を形成し、レジストマスクを除去する。
図7に示すように、第一基板51の一方の面52を第二基板61の一方の面62に貼り合わせて、平面視して第一基板51の外形に第二基板61の外形を合わせ、第一基板51を第二基板61に接合する。ここで、一方の端に位置する溝53の端部を貫通孔65に合わせ、他方の端に位置する溝53の端部を貫通孔66に位置合わせする。更に、溝53の一端部に溝63の一端部を位置合わせし、その溝63の他端部を隣りの溝53の一端部に位置合わせし、隣り合う溝53,53に溝63を平面視して直交させ、溝53の端部とその隣りの溝53の端部が溝63を介して連なるように第一基板51を第二基板61に接合する。これにより、溝53,53,…及び溝63,63,…を組み合わせて、貫通孔65から貫通孔66まで通じた平面視葛折り状の流路71を形成することができる。ここで、溝53,53,…及び溝63,63,…を精度良く形成することができたので、流路71の屈曲部、つまり、溝53と溝63の交差部を精度良く形成することができる。
従来の製造方法では隣接する溝同士の間が0.35mm程度になったが、本実施形態の製造方法では隣接する溝53,53同士の間が0.1mm以下とすることができ、溝の幅を0.2mmにすると、基板内に占めるチャネル面積の割合が36%から66%に向上し、溝の面積をともに同じにすると本実施形態の基板の大きさは、従来の製造方法による基板に対して半分にすることができる。
次に、第一基板51の他方の面に葛折り状の薄膜ヒータ72を形成する。薄膜ヒータ72は、電気抵抗性発熱体,半導体性発熱体等を薄膜状に成膜したものであり、電流が流れたり電圧が印加されたりすることによる電気エネルギーで発熱するものである。
以上により、反応器50が完成する。
以上のような製造方法では、直線状の溝53,53,…と溝63,63,…を別々の基板51,61に形成したので、流路71の屈曲部を精度良く形成することができる。そのため、溝53,53,…の間隔を狭くして溝53,53,…を形成することができ、更には溝63,63,…の間隔を狭くして溝63,63,…形成することができる。従って、流路71の占める面積をより大きくすることができる。
完成した反応器50においては、接合された二枚の基板51,61が反応器50の本体となり、溝53,53,…同士を溝57,57,…によって互いに連通させることにより、葛折り状の流路71が反応器50の本体内部に形成されている。ここで、溝53の延在方向は、溝57の延在方向に直交している。
以上のように製造した反応器50の使用方法について説明する。薄膜ヒータ72に電力を付与することによって薄膜ヒータ72を発熱させた状態で、流体の反応物を一方の貫通孔65に流し込む。そうすると、反応物が流路71を貫通孔66まで流動し、薄膜ヒータ72の熱によって反応物が加熱され、反応物が反応する。ここで、溝53,53,…、溝63,63,…の壁面に触媒54,64を形成した場合には、反応物が流路71を流動している時に触媒54,64の作用及び熱を受けて反応し、反応物から生成物が生成される。また、反応物が液体であり、溝53,53,…、溝63,63,…の壁面に触媒54,64を形成しなかった場合には、反応物が薄膜ヒータ72の熱により気体に状態変化する。
なお、第二基板61の一方の面62に溝63,63,…を形成する際に、図8に示すように更に平面視直線状の溝67,67,…を面62に形成しても良い。ここで、溝53,53,…の長手方向中央部に対応する位置に溝67,67,…を配置するように、溝67,67,…を第一基板51の溝53,53,…よりも短く形成する。勿論、溝63,63,…に形成された触媒64と同様の触媒68(図9に図示)を溝67,67,…の壁面に形成しても良い。
図9に示すように、上記反応器50を製造する場合と同様に、このような第二基板61の面62を第一基板51の一方の面52に貼り合わせ、一方の端に位置する溝53の端部を貫通孔65に合わせ、他方の端に位置する溝53の端部を貫通孔66に位置合わせし、溝67を溝63の長手方向中央部に位置合わせする。更に、溝53の一端部に溝63の一端部を位置合わせし、その溝63の他端部を隣りの溝53の一端部に位置合わせし、隣り合う溝53,53に溝63を平面視して直交させ、溝53の端部とその隣りの溝53の端部が溝63を介して連なるように第一基板51を第二基板61に接合する。これにより、溝53,53,…、溝63,63,…及び溝67,67,…を組み合わせて、貫通孔65から貫通孔66まで通じた平面視葛折り状の流路71を形成することができる。次に、第一基板51の他方の面に葛折り状の薄膜ヒータ72を形成し、反応器60が完成する。
以上のように製造した反応器50及び反応器60を用いた発電装置1について図10を用いて説明する。
図10は、発電装置1を示したブロック図である。
この発電装置1は、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA、電子手帳、腕時計、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ゲーム機器、遊技機、家庭用電気機器、その他の電子機器に備え付けられたものであり、電子機器本体を動作させるための電源として用いられる。
発電装置1は、発電の源となる第一燃料を貯留した第一の燃料容器2と、第二燃料を貯留した第二の燃料容器4と、第一の燃料容器2から供給された第一燃料を気化させる第一の気化器3と、第一の燃料容器2から第一燃料を吸引するとともに吸引した第一燃料を第一の気化器3に供給する第一の燃料ポンプ7と、第二の燃料容器2から供給された第二燃料を気化させる第二の気化器15と、第二の燃料容器4から第二燃料を吸引するとともに吸引した第二燃料を第二の気化器15に供給する第二の燃料ポンプ8と、第二の気化器15から供給された第二燃料を触媒により燃焼させる第一の燃焼器5及び第二の燃焼器6と、第一の気化器3から供給された第一燃料の混合気を水素に改質する改質器9と、改質器9から供給された混合気から一酸化炭素を除去する一酸化炭素除去器10と、一酸化炭素除去器10から供給された混合気のうち水素と外気の酸素との電気化学反応により電気エネルギーを生成する燃料電池11と、外気の空気を吸引するとともに吸引した空気を第一の燃焼器5、第二の燃焼器6、一酸化炭素除去器10及び燃料電池11に供給する空気ポンプ12と、を備える。
第一の気化器3、第一の燃焼器5、第二の燃焼器6、第一の燃料ポンプ7、第二の燃料ポンプ8、改質器9、一酸化炭素除去器10、燃料電池11、空気ポンプ12及び第二の気化器15は、電子機器本体に搭載されている。それに対し、第一の燃料容器2及び第二の燃料容器4は、電子機器本体に対して着脱自在となるように設けられている。
第一の燃料容器2に貯留された第一燃料は、液状の化学燃料と水の混合液であり、化学燃料としてはメタノール,エタノール等のアルコール類やガソリンといった水素元素を含む化合物が適用可能である。ここでは特に、第一燃料としてメタノールと水の混合液を用いている。第二の燃料容器4に貯留された第二燃料は、メタノール,エタノール等のアルコール類やガソリンといった水素元素を含む化合物である。ここでは特に、第二燃料としてメタノールを用いている。
ここで、上記構成要素のうち第一の気化器3、第一の燃焼器5、第二の燃焼器6、改質器9、一酸化炭素除去器10及び第二の気化器15に対して、上記のように製造された反応器50及び反応器60のうちの少なくとも一方を適用することができる。
反応器50又は反応器60を第一の気化器3、第二の気化器15として用いる場合には、触媒54,64,68を形成しない。反応器50又は反応器60を第一の燃焼器5、第二の燃焼器6として用いる場合には、触媒54,64,68として第二燃料の酸化を促進する触媒を用いる。反応器50又は反応器60を改質器9として用いる場合には、触媒54,64,68として第一燃料を水素と二酸化炭素に改質する触媒を用いる。反応器50又は反応器60を一酸化炭素除去器10として用いる場合には、一酸化炭素を選択的に酸化させる触媒を用いる。
第二の気化器15では、第二の燃料ポンプ8から第二の気化器15の貫通孔65に流入した第二燃料が薄膜ヒータ72により加熱されて気化する。
第一の燃焼器5及び第二の燃焼器6では、第二の気化器15の貫通孔66から排出された第二燃料が第一の燃焼器5及び第二の燃焼器6の貫通孔65に流入し、更に空気が空気ポンプ12から第一の燃焼器5及び第二の燃焼器6の貫通孔65に流入する。そして、第二燃料と空気が第一の燃焼器5及び第二の燃焼器6の流路71を流動している時に反応して、燃焼熱が発生する。第一の燃焼器5及び第二の燃焼器6において生成された生成物は、貫通孔66から外部に排出される。また、第一の燃焼器5は第一の気化器3に組み付けられており、第二の燃焼器6は改質器9に組み付けられており、燃焼熱が第一の気化器3及び改質器9それぞれに伝熱する。
第一の燃料ポンプ7から第一の気化器3の貫通孔65に流入した第一燃料が第一の気化器3の流路71の流動中に第一の燃焼器5における燃焼熱等により加熱されて気化し、メタノールと水(水蒸気)の混合気が生成される。第一の気化器3において生成された混合気は、第一の気化器3の貫通孔66から排出され、改質器9の貫通孔65に流入する。
改質器9では、第一の気化器3から改質器9の貫通孔65に流入した第一燃料の混合気が改質器9の流路71の流動中に水素及び二酸化炭素に改質される(上記化学反応式(1)参照。)。改質器9では、メタノールと水蒸気が完全に二酸化炭素及び水素に改質されない場合もあり、この場合、化学反応式(4)のように、メタノールと水蒸気が反応して二酸化炭素及び一酸化炭素が生成される。
2CH3OH+H2O→5H2+CO+CO2 … (4)
改質器9で生成された一酸化炭素、二酸化炭素及び水素等の混合気は、改質器9の貫通孔66から排出され、一酸化炭素除去器10の貫通孔65に流入する。
一酸化炭素除去器10では、改質器9から一酸化炭素除去器10の貫通孔65に流入した混合気が一酸化炭素除去器10の流路71を流動している時に、混合気に含まれる一酸化炭素が選択的に酸化され、混合気中から一酸化炭素が除去される(上記化学反応器(3)参照。)。
そして、混合気が一酸化炭素除去器10の貫通孔65から排出され、燃料電池11の燃料極に流入する。
燃料電池11は、触媒微粒子及び担体微粒子からなるガス拡散層としての燃料極と、触媒微粒子及び担体微粒子からなるガス拡散層としての空気極と、燃料極と空気極との間に挟持された水素イオン伝導性の固体高分子電解質膜と、を具備する。
燃料電池11の燃料極には、一酸化炭素除去器10から混合気が供給され、電気化学反応式(5)に示すように、混合気のうち水素ガスが燃料極の触媒微粒子の作用を受けて水素イオンと電子とに分離される。水素イオンは固体高分子電解質膜を通じて空気極に伝導し、電子は燃料極により取り出される。
2→2H++2e- … (5)
燃料電池11の燃料極に供給された混合気のうち、電気化学反応に寄与しない生成物(二酸化炭素等)は、外部に排出される。
燃料電池11の空気極には、空気が空気ポンプ12から供給され、電気化学反応式(6)に示すように、空気中の酸素と、固体高分子電解質膜を通過した水素イオンと、燃料極により取り出された電子とが反応して水が生成物として生成される。
2H++1/2O2+2e-→H2O … (6)
燃料電池11の空気極に供給された空気のうち電気化学反応に寄与しないガス(窒素等)と、生成水は、外部に排出される。
以上のように、この発電装置1では、燃料電池11において上記(5)、(6)に示す電気化学反応が起こることにより電気エネルギーが生成される。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の改良及び設計の変更をおこなっても良い。
反応器50を製造する際の一工程を説明するための図面である。 図1の次の工程を説明するための図面である。 図2の次の工程を説明するための図面である。 図3の次の工程を説明するための図面である。 図4の次の工程を説明するための図面である。 図5の次の工程を説明するための図面である。 図7の次の工程を説明するための図面である。 図5の代わりの工程を説明するための図面である。 図8の工程を経て製造された反応器60を示した図面である。 反応器50、60を用いた発電装置1のブロック図である。
符号の説明
50、60 … 反応器
51 … 第一基板
53 … 溝
54 … 触媒
61 … 第二基板
63 … 溝
64 … 触媒
67 … 溝
68 … 触媒
71 … 流路
72 … 薄膜ヒータ

Claims (9)

  1. 第一基板の一方の面にいずれも直線状である複数第一溝を形成する第一溝形成工程と、
    前記第一溝形成工程において前記第一基板の一方の面に形成された前記複数の第一溝の壁面に第一触媒を形成する第一触媒形成工程と、
    第二基板の一方の面にいずれも直線状である複数第二溝を形成する第二溝形成工程と、
    前記第二溝形成工程において前記第二基板の一方の面に形成された前記複数の第二溝の壁面に第二触媒を形成する第二触媒形成工程と、
    次いで、前記第一基板の前記複数の第一がそれぞれ、そ少なくとも一部を前記第二基板の前記複数の第二のうち少なくとも一の一部に重ね、その重なった部分において、前記第一基板の前記複数第一溝と前記第二の基板の前記複数の第二溝を交差させるように位置合わせして前記第一基板の一方の面を前記第二基板の一方の面に貼り合わせ、前記第一基板の一方の面を前記第二基板の一方の面に接合して、前記複数の第一溝と前記複数の第二溝とによって全体として流路を形成する基板接合工程と、を含み、
    前記第一触媒形成工程は、
    前記第一基板の一方の面に第一ドライフィルムレジストを被覆し、前記第一ドライフィルムレジストのうち前記複数の第一溝に位置する部分にいずれも該複数の第一溝の形状に対応した矩形状である第一開口部を設ける工程と、
    次いで、前記第一基板の一方の面に前記第一ドライフィルムレジストを被覆したまま、前記複数の第一溝の壁面に前記第一触媒を成膜する工程と、
    次いで、前記第一ドライフィルムレジストを、前記第一触媒のうち前記第一ドライフィルムレジストの上面に形成された部分とともに剥離する工程と、を含み、
    前記第二触媒形成工程は、
    前記第二基板の一方の面に第二ドライフィルムレジストを被覆し、前記第二ドライフィルムレジストのうち前記複数の第二溝に位置する部分にいずれも該複数の第二溝の形状に対応した矩形状である第二開口部を設ける工程と、
    次いで、前記第二基板の一方の面に前記第二ドライフィルムレジストを被覆したまま、前記複数の第二溝の壁面に前記第二触媒を成膜する工程と、
    次いで、前記第二ドライフィルムレジストを、前記第二触媒のうち前記第二ドライフィルムレジストの上面に形成された部分とともに剥離する工程と、を含むことを特徴とする反応器の製造方法。
  2. 前記基板接合工程は、前記複数の第一溝と前記複数の第二溝とによって全体として葛折り状の流路が形成されるように位置合わせし、前記流路における葛折り状の部分が前記第一基板の一方の面又は前記第二基板の一方の面に沿って屈曲する全ての部分において、前記第一基板と前記第二基板との間で連通していることを特徴とする請求項1に記載の反応器の製造方法。
  3. 前記第一触媒を製膜する工程は、前記第一基板の一方の面に前記第一触媒をディップコート法又はスピンコート法により製膜することを特徴とする請求項1又は2に記載の反応器の製造方法。
  4. 前記第一溝形成工程は、
    前記第一基板の一方の面に前記複数の第一溝に対応する複数の第三開口部を有し、前記複数の第三開口部が全て直線状である第一レジストを形成する工程と、
    次いで、前記第一レジストをマスクとして、エッチング法又はサンドブラスト法により前記複数の第三開口部にそれぞれ対応する前記複数の第一溝を形成する工程と、
    次いで、前記第一基板の一方の面に形成された前記第一レジストを除去する工程と、を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の反応器の製造方法。
  5. 前記第一レジストを除去する工程は、除去液を用いて前記第一レジストを除去する、又は、前記第一レジストを機械的に剥離する、のいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の反応器の製造方法。
  6. 前記第一レジストを形成する工程において、前記第一レジストは、更に、前記複数の第二溝の少なくとも一部に対応する複数の第四開口部を有し、前記複数の第四開口部が全て直線状であり、
    前記第一溝を形成する工程において、更に、前記複数の第四開口部にそれぞれ対応する複数の第三溝を形成し、
    前記基板接合工程は、前記複数の第二溝と前記複数の第三溝とが連通するように位置合わせすることを特徴とする請求項4又は5に記載の反応器の製造方法。
  7. 前記複数の第一溝同士の間が0.1mm以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の反応器の製造方法。
  8. 前記第一基板及び前記第二基板のうちの少なくとも一方の基板の他方の面に薄膜ヒータを形成することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の反応器の製造方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法により製造される反応器。
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