JP2007207658A - アルカリ一次電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】充填性に優れ、かつ大きな放電容量が得られることができるアルカリ一次電池の提供を課題とするものである。
【解決手段】正極活物質として少なくともオキシ水酸化ニッケルを含むアルカリ一次電池において、上記オキシ水酸化ニッケルの酸化度を95%以上であって、かつ105%以下にし、特には、上記オキシ水酸化ニッケルの酸化度を100%以上であって、かつ105%以下にしたことを特徴とするアルカリ一次電池である。
【選択図】図1
【解決手段】正極活物質として少なくともオキシ水酸化ニッケルを含むアルカリ一次電池において、上記オキシ水酸化ニッケルの酸化度を95%以上であって、かつ105%以下にし、特には、上記オキシ水酸化ニッケルの酸化度を100%以上であって、かつ105%以下にしたことを特徴とするアルカリ一次電池である。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタルカメラや乾電池式の携帯電話充電器などの強負荷放電性能が要求される用途に用いられるアルカリ一次電池に関する発明である。
近年、上記用途に用いられるアルカリ一次電池として、例えば、特許文献1に示すように、正極合剤に、オキシ水酸化ニッケルを用いたものが知られている。このアルカリ一次電池は、オキシ水酸化ニッケル([NiO2]H)が負極合剤(例えば、亜鉛)と以下の放電反応を起こすことにより、電流を流すことができる。
2[NiO2]H+Zn+H2O→2Ni(OH)2+ZnO
2[NiO2]H+Zn+H2O→2Ni(OH)2+ZnO
ところで、このアルカリ一次電池に使用されるオキシ水酸化ニッケルは、水酸化ニッケルを次亜塩素酸ナトリウム等の酸化剤を用いて化学酸化することにより合成され、上記酸化剤の量、反応時間や反応温度等により酸化の度合いが制御される。
そして、この酸化の度合いが充分でない場合、すなわち酸化度が100%よりも小さい場合には、水酸化ニッケルが化学酸化されないまま残留し、この残留した水酸化ニッケルが上記放電反応に関与しなくなってしまう。また、この残留した水酸化ニッケルによって、オキシ水酸化ニッケルが経時変化により水酸化ニッケルに分解され易くなってしまう。
このため、この酸化の度合いが充分でないオキシ水酸化ニッケルが一定量以上含有されたアルカリ一次電池は、著しく放電容量が減少し、機器の使用時間が短くなるという問題がある。
このため、この酸化の度合いが充分でないオキシ水酸化ニッケルが一定量以上含有されたアルカリ一次電池は、著しく放電容量が減少し、機器の使用時間が短くなるという問題がある。
他方、上記オキシ水酸化ニッケルは、β型のものとγ型のものとが存在し、上記酸化の度合いが過度である場合、すなわち酸化度が100%より大きい場合には、オキシ水酸化ニッケルのNiO2の層間に水分子等がインターカレーションし、β型のオキシ水酸化ニッケルが密度の小さいγ型のオキシ水酸化ニッケルになってしまう。そして、正極合剤として、このγ型のオキシ水酸化ニッケルが一定量以上含有されているアルカリ一次電池は、オキシ水酸化ニッケルの結晶密度が小さいため、充填性が悪くなり、その結果、正極活物質の充填量が小さくなり、放電容量が小さくなるという問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、充填性に優れ、かつ放電容量の大きなアルカリ一次電池の提供を課題とするものである。
本発明者等は、後述するように、オキシ水酸化ニッケルの酸化度が95%以上の場合に、急激にアルカリ一次電池の放電容量が増加するとともに、酸化度が105%を超えた場合に、オキシ水酸化ニッケルの充填性が低下することにより、急激にアルカリ一次電池の放電容量が減少することを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、正極活物質として少なくともオキシ水酸化ニッケルを含むアルカリ一次電池において、上記オキシ水酸化ニッケルの酸化度が95%以上であって、かつ105%以下であることを特徴とするアルカリ一次電池である。
ここで、オキシ水酸化ニッケルの酸化度とは、[NiO2]H2-xにおけるx×100%を意味しており、例えば[NiO2]H、すなわちx=1の場合には100%、[NiO2]H1.05、すなわちx=0.95の場合には95%、[NiO2]H0.95、すなわちx=1.05の場合には105%であることを意味するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアルカリ一次電池において、上記オキシ水酸化ニッケルの酸化度が100%以上であって、かつ105%以下であることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、アルカリ一次電池の正極括物質として、酸化度が95%以上のオキシ水酸化ニッケルを用いることにより、残留する水酸化ニッケルを一定量未満に抑えることができるため、経時変化によるオキシ水酸化ニッケルの分解を抑制することができ、その結果、後述するように、アルカリ一次電池の放電容量を著しく増加させることができる。
また、酸化度が105%を超えたオキシ水酸化ニッケルを用いた場合には、γ型のオキシ水酸化ニッケルが著しく増加するとともに、オキシ水酸化ニッケルの密度が著しく減少し、その結果、オキシ水酸化ニッケルの嵩密度が低下し、後述するように、放電反応に寄与するオキシ水酸化ニッケルの充填性が急激に低下するため、アルカリ一次電池の放電容量が著しく減少する。
そこで、酸化度が105%以下のオキシ水酸化ニッケルを用いることにより、γ型のオキシ水酸化ニッケルが一定量以上に増加することを防止できるため、上記密度の著しい減少を抑制し、上記充填性の急激な低下を阻止するとともに、上記放電容量の著しい減少を阻止することできる。
請求項2に記載の発明によれば、アルカリ一次電池の正極括物質として、酸化度が100%以上のオキシ水酸化ニッケルを用いることにより、全ての水酸化ニッケルがオキシ水酸化ニッケルに酸化しているため、残留する水酸化ニッケルによって経時変化によりオキシ水酸化ニッケルが分解されることを防止できる。その結果、アルカリ一次電池は、オキシ水酸化ニッケルの特性である強負荷放電性能による最大限の大電流を得ることができる。
以下、本発明に係るアルカリ一次電池について、図1を用いて説明する。
本実施形態のアルカリ一次電池は、有底円筒状の正極缶1内に、1又は複数(図1中3つ)の中空円筒状の正極合剤2が充填されており、この正極合剤2は、複数充填されている場合には、上記正極缶1の長手方向に向けて上記中空部20が連通するように積層されている。
本実施形態のアルカリ一次電池は、有底円筒状の正極缶1内に、1又は複数(図1中3つ)の中空円筒状の正極合剤2が充填されており、この正極合剤2は、複数充填されている場合には、上記正極缶1の長手方向に向けて上記中空部20が連通するように積層されている。
また、この正極合剤2は、例えば、正極活物質としてオキシ水酸化ニッケル及び二酸化マンガンを含むとともに、導電剤としてグラファイトを含むものが用いられており、これらの材料を混合した混合材料を、圧延によりシート状にした後、粉砕し、篩い分けし、次いで、コア形状に成形することにより得られる。
また、上記オキシ水酸化ニッケルは、β型の水酸化ニッケルを次亜塩素酸ナトリウム等の酸化剤により化学酸化することにより、合成される。
この際の化学反応式は、
2[NiO2]H2→2[NiO2]H2-X+xH++xe- (1)
である。
そして、上記オキシ水酸化ニッケルは、[NiO2]∞による二次元網目層状構造の層間に上記水素イオン(xH+)が介在する結晶構造を有しており、X×100%がその酸化度を意味する。
この際の化学反応式は、
2[NiO2]H2→2[NiO2]H2-X+xH++xe- (1)
である。
そして、上記オキシ水酸化ニッケルは、[NiO2]∞による二次元網目層状構造の層間に上記水素イオン(xH+)が介在する結晶構造を有しており、X×100%がその酸化度を意味する。
上記酸化度は、酸化剤の量、反応時間及び反応温度等に依存するものであり、これらの条件を変化させることにより、調製することができる。
さらに、上記アルカリ一次電池は、上記正極合剤2の中空部20であって、かつ上記正極合剤2との境界面にセパレータ3が備えられており、このセパレータ3に囲まれた中心部には、例えば亜鉛等の負極合剤4が充填され、この負極合剤4中に棒状の負極集電子5が挿入されている。
[アルカリ一次電池の製造]
まず、上述の実施の形態と同様、β型の水酸化ニッケルを異なる条件下にて酸化することにより、酸化度の異なるオキシ水酸化ニッケルを9種類合成した。
まず、上述の実施の形態と同様、β型の水酸化ニッケルを異なる条件下にて酸化することにより、酸化度の異なるオキシ水酸化ニッケルを9種類合成した。
次いで、この酸化度の異なる9種類のオキシ水酸化ニッケルを用いて、1種のオキシ水酸化ニッケルについて各3つの正極合剤を、同一条件にて製造した。次に、上記酸化度が同一の3つの正極合剤をそれぞれ正極缶に充填し、上記オキシ水酸化ニッケルの酸化度が異なる正極合剤を充填した9種類のアルカリ一次電池を同一条件にて製造した。
[酸化度について]
それとともに、これらの正極合剤を製造するのに用いたオキシ水酸化ニッケルの酸化度を以下のようにして求めた。
ここで、酸化度は、上記式(1)のX×100%を意味するため、上記式(1)の水素イオン量を計ることにより、求めることができる。
それとともに、これらの正極合剤を製造するのに用いたオキシ水酸化ニッケルの酸化度を以下のようにして求めた。
ここで、酸化度は、上記式(1)のX×100%を意味するため、上記式(1)の水素イオン量を計ることにより、求めることができる。
そこで、まず、上記9種類のオキシ水酸化ニッケルをそれぞれ0.2gずつ用意するとともに、共栓付き三角フラスコを9個用意し、オキシ水酸化ニッケル1種類ずつをそれぞれ別の三角フラスコに入れた。
次いで、これらの三角フラスコにそれぞれ粉砕したヨウ化カリウム約1g、塩酸5mlを順に加え、栓をして10分〜20分暗所に置き、時々軽く振り混ぜた。
次いで、これらの三角フラスコにそれぞれ粉砕したヨウ化カリウム約1g、塩酸5mlを順に加え、栓をして10分〜20分暗所に置き、時々軽く振り混ぜた。
その際の化学反応式を示すと以下のとおりである。
KI+HCl→KCl+HI (2)
式(1)の水素イオンが式(2)のHIと反応して、
2HI+2H+→2H2+I2 (3)
となる。
KI+HCl→KCl+HI (2)
式(1)の水素イオンが式(2)のHIと反応して、
2HI+2H+→2H2+I2 (3)
となる。
次いで、上記オキシ水酸化ニッケルが溶解したのを確認した後、水10ml、酢酸−酢酸アンモニウム緩衝液20mlを加え、上記反応を停止させる。次に、式(4)に示すように、遊離したヨウ素を0.1molチオ硫酸ナトリウムにより滴定し、ヨウ素の色がほとんど消えたところで、指示薬として1%でんぷん溶液を加えた。そして、ヨウ素の青紫色が完全に消えた段階のチオ硫酸ナトリウムの滴下量をA(ml)とする。その際の反応式を示すと以下のとおりである。
I2+2Na2S2O3→2NaI+Na2S4O6 (4)
I2+2Na2S2O3→2NaI+Na2S4O6 (4)
さらに、上記オキシ水酸化ニッケルが入っていない三角フラスコを用意して、上述と同様に方法にて、チオ硫酸ナトリウムの滴下量を調べる空試験を行い、チオ硫酸ナトリウムの滴下量B(ml)を調べた。
これにより、酸化度(%)は、(0.1mol×58.69g/mol×f(A−B)ml)/(0.2g×Q×1000ml/l)×100を計算することにより求められる。
f:チオ硫酸ナトリウムのファクター
Q:Ni含有率
このようにして求められた酸化度は、表1に示すように、それぞれ85%、94%、95%、98%、99%、100%、105%、106%及び110%であった。
f:チオ硫酸ナトリウムのファクター
Q:Ni含有率
このようにして求められた酸化度は、表1に示すように、それぞれ85%、94%、95%、98%、99%、100%、105%、106%及び110%であった。
[定電力放電]
次いで、オキシ水酸化ニッケルの酸化度の異なる9種のアルカリ一次電池について、上記酸化度95%のアルカリ一次電池の0.1w及び1wの放電性能並びに嵩密度をそれぞれ100とした場合の放電性能並びに嵩密度を、それぞれ相対評価し、表1及び図2に示した。
次いで、オキシ水酸化ニッケルの酸化度の異なる9種のアルカリ一次電池について、上記酸化度95%のアルカリ一次電池の0.1w及び1wの放電性能並びに嵩密度をそれぞれ100とした場合の放電性能並びに嵩密度を、それぞれ相対評価し、表1及び図2に示した。
放電性能は、0.1Wと1Wの定電力放電を行い、電圧が0.9Vまで低下するまでの時間を求めた。また、酸化度が95%のときの放電時間を100とし各酸化度における放電性能を示した。
嵩密度は、筒井理化学機械(株)製のカサ比重測定器を用いて、JISZ2504に規定された方法で測定を行った。酸化度が95%の時の嵩密度を100とし、各酸化度の嵩密度を示した。
嵩密度は、筒井理化学機械(株)製のカサ比重測定器を用いて、JISZ2504に規定された方法で測定を行った。酸化度が95%の時の嵩密度を100とし、各酸化度の嵩密度を示した。
表1及び図2から判るように、酸化度85%及び94%のオキシ水酸化ニッケルを含有するアルカリ一次電池は、著しく0.1w及び1wの放電性能が低かった。
これは、オキシ水酸化ニッケル中に存在する水酸化ニッケルの量が多く、経時変化により保管中にオキシ水酸化ニッケルが分解したことによるものと推測される。このため、オキシ水酸化ニッケルについて、粉末X線解析の分析を行ったところ水酸化ニッケルのピークが観察された。
これは、オキシ水酸化ニッケル中に存在する水酸化ニッケルの量が多く、経時変化により保管中にオキシ水酸化ニッケルが分解したことによるものと推測される。このため、オキシ水酸化ニッケルについて、粉末X線解析の分析を行ったところ水酸化ニッケルのピークが観察された。
他方、酸化度106%以上のオキシ水酸化ニッケルでは、著しく正極合剤の嵩密度が小さくなり、その結果、アルカリ一次電池の正極活物質として含有されるオキシ水酸化ニッケルの量が著しく減少し、0.1w及び1wの放電性能が著しく低下してしまった。
これは、オキシ水酸化ニッケル中に密度の低いγ型のものが多量に存在するためと推測される。このため、オキシ水酸化ニッケルについて、粉末X線解析の分析を行ったところ、γ型のピークが観察された。
これは、オキシ水酸化ニッケル中に密度の低いγ型のものが多量に存在するためと推測される。このため、オキシ水酸化ニッケルについて、粉末X線解析の分析を行ったところ、γ型のピークが観察された。
これに対し、酸化度95%以上のオキシ水酸化ニッケルを含有するアルカリ一次電池は、上記酸化度94%の場合と比較して、酸化度が1%しか増加していないものの、0.1wの放電性能が5増加するとともに、1wの放電性能が10も増加している。
他方、酸化度106%のオキシ水酸化ニッケルを含有するアルカリ一次電池は、酸化度105%の場合と比較して、酸化度が1%しか増加していないものの、0.1wの放電性能が6低下するとともに、1wの放電性能が7も低下している。
他方、酸化度106%のオキシ水酸化ニッケルを含有するアルカリ一次電池は、酸化度105%の場合と比較して、酸化度が1%しか増加していないものの、0.1wの放電性能が6低下するとともに、1wの放電性能が7も低下している。
以上のことから、アルカリ一次電池は、オキシ水酸化ニッケルの酸化度が95%以上であって、かつ105%以下であることに、0.1w定電力放電及び大電流である1w定電力放電のいずれの面においても臨界的意義を有することが判る。
さらに、酸化度が100%以上であって、かつ105%以下のオキシ水酸化ニッケルを含有するアルカリ一次電池は、0.1wの定電力放電が101であり、これに対し、酸化度が上記範囲外のものは、0.1wの定電力放電が最大100である。また、酸化度が100%のものは、1wの定電力放電が105であり、これに対し、酸化度が上記範囲外のものは、1wの定電力放電が最大102である。
このことから、酸化度が100%以上の場合にも、0.1w定電力放電及び大電流である1w定電力放電のいずれの面においても、さらなる臨界的意義を有することが判る。
加えて、理論的にも、酸化度が100%以上の場合には、全ての水酸化ニッケルがオキシ水酸化ニッケルに酸化しているため、残留する水酸化ニッケルによって経時変化によりオキシ水酸化ニッケルが分解されることを防止でき、オキシ水酸化ニッケルの特性である強負荷放電性能による最大限の大電流を得ることができる。
加えて、理論的にも、酸化度が100%以上の場合には、全ての水酸化ニッケルがオキシ水酸化ニッケルに酸化しているため、残留する水酸化ニッケルによって経時変化によりオキシ水酸化ニッケルが分解されることを防止でき、オキシ水酸化ニッケルの特性である強負荷放電性能による最大限の大電流を得ることができる。
以上の結果から、アルカリ一次電池は、正極活物質に含有されるオキシ水酸化ニッケルの酸化度を95%以上であって、かつ105%以下にすることにより、大きな放電容量が得られ、さらには、オキシ水酸化ニッケルの酸化度を100%以上であって、かつ105%以下にすることにより、大きな放電容量が得られることが判った。
Claims (2)
- 正極活物質として少なくともオキシ水酸化ニッケルを含むアルカリ一次電池において、上記オキシ水酸化ニッケルの酸化度が95%以上であって、かつ105%以下であることを特徴とするアルカリ一次電池。
- 上記オキシ水酸化ニッケルの酸化度が100%以上であって、かつ105%以下であることを特徴とする請求項1に記載のアルカリ一次電池。
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