JP6213998B2 - 活物質 - Google Patents

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Description

本発明は、活物質に関する。より詳しくは、低い遷移金属含有量を有する活物質に関する。
蓄電装置の中で、現在最も広く普及しているのがリチウムイオン電池であり、携帯電話やノートパソコンのバッテリー等として使用されている。しかしながら、リチウムイオン電池は正極にレアメタルであるコバルトを多くの量使用しており、レアメタル量がより少ない、より元素戦略性に優れた新たな電池の開発が求められている。近年では、リチウムイオン電池よりも元素戦略性に優れたリチウム空気電池が注目を集めてきている。リチウム空気電池については、有機系の電解質を用いる方式が報告されている(非特許文献1参照)。
小久見善八編著、「革新型蓄電池のすべて」、工業調査会、2010年、59−61頁
しかしながら、リチウム空気電池は、空気電池である為、大気中の水分や二酸化炭素の混入等課題が多い。この為、元素戦略性に優れた新たな電池が求められている。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、従来の電極活物質よりも、高い容量を有し、元素戦略性に優れる電極活物質を提供することを目的とする。
本発明者は、蓄電池の活物質として使用することができ、高い容量を有し元素戦略性に優れる電極活物質について種々検討し、電極活物質中のアルカリ金属原子(A)と遷移金属原子(B)とのモル比(B/A)に着目した。そして、該モル比(B/A)が低い活物質が高い容量を発現すること、及び、この活物質を用いて電池を構成することが可能であることを見出し、上記課題をみごとに解決することができることに想到し、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、電池に用いられる活物質であって、該活物質は、アルカリ金属原子(A)、遷移金属原子(B)、及び、周期表の第14〜17族に属する元素から選ばれる少なくとも1種の原子を含み、該アルカリ金属原子(A)と遷移金属原子(B)とのモル比(B/A)が0.0000001〜0.15であることを特徴とする活物質である。
以下に本発明を詳述する。
なお、以下において記載する本発明の個々の好ましい形態を2つ以上組み合わせたものもまた、本発明の好ましい形態である。
本発明の活物質を構成するアルカリ金属原子(A)としては、アルカリ金属に分類されるいずれの金属の原子であってもよく、1種又は2種以上を用いることができるが、リチウム、ナトリウム、カリウムのいずれかであることが好ましい。より好ましくは、リチウムである。アルカリ金属原子として、リチウムからなるものを用いると、本発明の活物質が電極材料としてより好適なものとなる。
本発明の活物質を構成する遷移金属原子(B)は、遷移金属に分類されるいずれの金属の原子であってもよく、1種又は2種以上を用いることができるが、周期表の第6〜11族に属する遷移金属元素から選ばれる少なくとも1種の原子であることが好ましい。より好ましくは、Mn、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir等の周期表の第7〜10族の遷移金属元素の原子であり、更に好ましくは、Fe、Co、Rhのいずれかである。
本発明の活物質は、アルカリ金属原子(A)と遷移金属原子(B)とのモル比(B/A)が0.0000001〜0.15と低い割合であることを特徴とするが、当該モル比(B/A)は、0.000001〜0.14であることが好ましい。より好ましくは、0.00001〜0.13である。
以下においては、本発明の活物質を低遷移金属含有量活物質ともいう。
本発明の活物質における周期表の第14〜17族に属する元素から選ばれる少なくとも1種の原子は、周期表の第14〜17族に分類されるいずれの原子であってもよく、1種又は2種以上を用いることができるが、酸素原子、硫黄原子等の周期表の第16族に属する元素から選ばれる少なくとも1種の原子であることが好ましい。より好ましくは、酸素原子である。
以下においては、本発明の活物質における周期表の第14〜17族に属する元素から選ばれる少なくとも1種の原子を単に第14〜17族の原子ともいう。
本発明の活物質は、アルカリ金属原子(A)と第14〜17族の原子(C)とのモル比(C/A)が0.000001〜0.9であることが好ましい。より好ましくは、0.001〜0.85であり、更に好ましくは、0.01〜0.8である。
本発明の活物質における遷移金属原子の存在する形態としては特に制限されず、遷移金属原子がアルカリ金属原子、第14〜17族の原子とともに定比化合物を構成している形態、アルカリ金属原子と第14〜17族の原子との化合物の結晶構造内に遷移金属原子が固溶した形態、遷移金属原子の単体及び/又は化合物が触媒として含まれる形態のいずれの形態であってもよく、これらが混在していてもよい。
ここで、定比化合物の形態とは、アルカリ金属原子と第14〜17族の原子との化合物の結晶構造内に遷移金属原子が一定の割合で規則的に配列した構造となっている形態であり、アルカリ金属原子と第14〜17族の原子との化合物の結晶構造内に遷移金属原子が固溶した形態とは、アルカリ金属原子と第14〜17族の原子との化合物の結晶構造内に遷移金属原子がランダムに入りこんだ構造となっている形態である。
上記定比化合物の場合、アルカリ金属原子と第14〜17族の原子との化合物の結晶構造内に規則的に配列した遷移金属原子の影響により、結晶構造内にもとのアルカリ金属原子と第14〜17族の原子との化合物の結晶とは全く別の反射面が生まれ、その結果、XRDパターンはもとの化合物とは全く異なるものとなる。これに対し、アルカリ金属原子と第14〜17族の原子との化合物の結晶構造内に遷移金属原子が固溶したものは、アモルファス化しつつ、遷移金属原子が固溶する前のもとの化合物のXRDパターンを保持している。また、アルカリ金属原子と第14〜17族の原子との化合物の結晶構造内に遷移金属原子が固溶したものでは、アルカリ金属に対する固溶する遷移金属原子の割合は決まっておらず、任意の割合で固溶し得る点も、定比化合物とは異なっている。アルカリ金属原子と第14〜17族の原子との化合物の結晶構造内に遷移金属原子が固溶した構造は、もとの化合物の結晶構造内に遷移金属原子がドーピングした構造ともいうことができる。
遷移金属原子の化合物が触媒として含まれる形態の場合、遷移金属原子の化合物としては、遷移金属原子の酸化物、硫化物、ハロゲン化物、窒化物、炭化物等が挙げられる。
本発明はまた、電池に用いられる活物質を製造する方法であって、該製造方法は、アルカリ金属元素含有化合物と遷移金属元素含有化合物とを含む原料組成物をメカノケミカル処理により微粉化する工程を含む活物質の製造方法でもある。このような製造方法は、低い遷移金属元素含有量を有し、かつ、アルカリ金属原子、遷移金属原子、及び、第14〜17族の原子を構成原子とする活物質を製造する方法として簡便であり好ましい。
本発明の活物質の製造方法は、上記原料組成物をメカノケミカル処理により微粉化する工程を含む限りその他の工程を含んでいてもよい。
上記メカノケミカル処理の具体的な方法は、メカノケミカル反応を起こす方法であれば特に制限されず、遊星ボールミル処理、ビーズミル処理、ボールミル処理やカッターミル処理、ディスクミル処理、スタンプミル処理、ハンマーミル処理、ジェットミル処理等のメカノケミカル反応を起こしうるミリング操作のいずれか1つ又は複数の方法が挙げられる。これらの中でも、メカノケミカル処理を充分に行う点から、遊星ボールミル処理が特に好ましい。
上記メカノケミカル処理を遊星ボールミル処理により行う場合、湿式、乾式のいずれで行ってもよいが、乾式で行うことが好ましい。
また、遊星ボールミル処理に用いる粉砕メディアは、質量の大きいものを用いることが好ましく、具体的には、0.00001g以上のものが好ましい。より好ましくは、0.001g以上のものであり、更に好ましくは、0.1g以上のものである。また、粉砕メディアは、通常、50000g以下のものを用いる。
粉砕メディアとしては、0.01〜500mmφの、ジルコニアボール、メノウボール、アルミナボール、タングステンカーバイドボール、鉄球、ステンレス球等を用いることができる。
遊星ボールミル処理に用いる粉砕メディアは、遊星ボールミル処理に用いる容器の体積と遊星ボールミルに供される化合物の量を考慮し、メカノケミカル処理が充分に行われるよう、適宜最適な数を選択して用いればよい。
更に、遊星ボールミル処理の回転数は、高いほうが好ましく、具体的には、10rpm以上の回転数が好ましい。より好ましくは、50rpm以上の回転数であり、更に好ましくは、100rpm以上の回転数である。また、遊星ボールミル処理の回転数は、通常、100000rpm以下で行われる。
このように、質量の大きい粉砕メディアを用い、高回転数で遊星ボールミル処理を行うことにより、メカノケミカル処理を充分に進めることができ、低遷移金属含有量活物質をより高い収率で得ることができる。
上記ミリング操作を行う雰囲気は特に制限されず、空気下、不活性ガス下等、いずれの雰囲気下で行ってもよいが、不活性ガス雰囲気下で行うことが不純物生成抑制の点から好ましい。不活性ガスとしては、ヘリウム、窒素、アルゴン等を用いることができる。
上記ミリング操作を行う時間は、0.1〜100000000時間が好ましい。より好ましくは、0.2〜10000000時間であり、更に好ましくは、0.3〜100000時間である。
上記メカノケミカル処理工程に供されるアルカリ金属原子の成分、遷移金属原子の成分は、それぞれ原子の単体であってもよく、複合酸化物や酸化物等の化合物であってもよいが、アルカリ金属原子の成分、遷移金属原子の成分ともに酸化物が好ましい。すなわち、上記メカノケミカル処理工程は、アルカリ金属酸化物と遷移金属原子含有酸化物とをメカノケミカル処理する工程であることが好ましい。
上記活物質に加え、該活物質を含む電極材料や、該電極材料を用いて形成される電極もまた、本発明の1つである。
本発明の電極材料(電極合剤)は、本発明の活物質を必須成分とし、導電助剤、有機化合物を含んで構成されることが好ましく、その他の成分を必要に応じて含んでいてもよい。
上記導電助剤としては、特願2013−162663号に記載のものと同様のものが挙げられる。上記導電助剤は、より好ましくは、グラフェン、ファイバー状カーボン、カーボンナノチューブ、アセチレンブラック、金属である。
上記導電助剤は、電極における導電性を向上させる作用を有するものであり、1種又は2種以上を用いることが出来る。
上記導電助剤の配合量としては、電極材料(電極合剤)中の本発明の低遷移金属含有量活物質100質量%に対して、0.001〜300質量%であることが好ましい。導電助剤の配合量がこのような範囲であると、本発明の電極材料から形成される電極がより良好な電池性能を発揮することとなる。より好ましくは、0.01〜200質量%であり、更に好ましくは、0.05〜150質量%である。
上記有機化合物としては、ポリテトラフルオロエチレン含有ポリマー、ポリフッ化ビニリデン含有ポリマーの他、特願2013−162663号に記載のものと同様のものが挙げられる。
上記有機化合物、有機化合物塩の配合量としては、電極材料中の低遷移金属含有量活物質100質量%に対して、0.01〜50質量%であることが好ましい。これら有機化合物、有機化合物塩の配合量がこのような範囲であると、本発明の電極材料から形成される電極が、より良好な電池性能を発揮することとなる。より好ましくは、0.01〜45質量%であり、更に好ましくは、0.1〜40質量%である。
本発明の電極材料は、低遷移金属含有量活物質、導電助剤、有機化合物以外の成分を含む場合、その配合量は、電極材料中の低遷移金属含有量活物質100質量%に対して、0.01〜10質量%であることが好ましい。より好ましくは、0.05〜7質量%であり、更に好ましくは、0.1〜5質量%である。
本発明の電極は、低遷移金属含有量活物質を必要により水及び/又は有機溶媒と、導電助剤や有機化合物と共に混練し、ペースト状としたものをアルミ箔等の金属箔やニッケルメッシュ等の金属メッシュ上に、できる限り膜厚が一定になるように塗工して乾燥する方法や、低遷移金属含有量活物質、導電助剤、有機化合物を混練して粘土状にし、これを金属箔や金属メッシュに圧着する方法等を用いることができる。
本発明の電極は、正極、負極のいずれに用いてもよいが、正極として用いることが好ましい。したがって、本発明の電極材料は、正極材料として用いられることが好ましい。
上述した本発明の活物質、電極材料、及び、電極に加え、本発明の電極を用いて構成される電池もまた、本発明の1つである。
本発明の電極を正極として用いた場合、負極としては、リチウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ金属の他、特願2013−162663号に記載のものと同様のものが挙げられる。
本発明の電池を構成する電解液としては、特に制限されないが、アセトニトリル、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、1,2−ジメトキシエタンの他、特願2013−162663号に記載のものと同様のものが挙げられる。
本発明の電池を構成する電解質としては、LiPF、LiBF、LiClO、LiN(SOF)、LiN(SOCF、LiN(SO、Li(BC)、LiF、LiB(CN)等が挙げられる。
本発明の電池がセパレータを使用する場合、特願2013−162663号に記載のものと同様のものを用いることができる。
本発明の低遷移金属含有量活物質は上述の構成よりなり、高い容量を有することから、電極材料として好適である有用な化合物である。
また、本発明の低遷移金属含有量活物質の製造方法は、このような低遷移金属含有量活物質を簡便に製造することができる有用な方法である。
調製例1で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例2で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例3で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例4で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例5で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例6で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例7で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例8で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例9で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例10で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例11で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例12で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例13で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 調製例14で調製した固体粉末のXRD測定結果の図である。 実施例1の充放電試験の結果の図である。 実施例2の充放電試験の結果の図である。 実施例3の充放電試験の結果の図である。 実施例4の充放電試験の結果の図である。 実施例5の充放電試験の結果の図である。 実施例6の充放電試験の結果の図である。 実施例7の充放電試験の結果の図である。 実施例8の充放電試験の結果の図である。 実施例9の充放電試験の結果の図である。 実施例10の充放電試験の結果の図である。 実施例11の充放電試験の結果の図である。 実施例12の充放電試験の結果の図である。 実施例13の充放電試験の結果の図である。 実施例14の充放電試験の結果の図である。 実施例15における充放電容量の電流密度依存性を示す図である。 実施例16における容量保持率の充放電サイクル数依存性を示す図である。 比較例1の充放電試験の結果の図である。 比較例2の充放電試験の結果の図である。
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、特に断りのない限り、「部」は「重量部」を、「%」は「質量%」を意味するものとする。
(XRD測定)
XRD測定は、全自動水平型X線回折装置(リガク社製、SMART LAB)を用いて、以下の条件により行った。
CuKα1線:0.15406nm
走査範囲:10°−90°
X線出力設定:45kV−200mA
ステップサイズ:0.020°
スキャン速度:0.5°min−1−4°min−1
なお、XRD測定は、試料をグローブボックス中にて気密試料台に装填することにより、不活性雰囲気を保った状態で行った。
調製例1
正極活物質の原料として酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)2.19gと酸化コバルト(Co、和光純薬工業社製)1.16gを遊星ボールミル用のポットに入れ、遊星ボールミル混合(混合条件;10mmφのジルコニアボール25個を用いて回転数600rpmにて180時間処理)を行った。作業は全てアルゴン置換された水分濃度1ppm以下のグローブボックス中で行った。得られた固体粉末のXRD測定結果を図1に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOとLiCoOの存在を確認した。得られた固体粉末67mg、導電助剤としてのアセチレンブラック77mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末6mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例2
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)2.43gと酸化コバルト(Co、和光純薬工業社製)0.66gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図2に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOの存在を確認した。得られた固体粉末51mg、導電助剤としてのアセチレンブラック60mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末6mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例3
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)2.63gと酸化コバルト(Co、和光純薬工業社製)0.36gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図3に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOの存在を確認した。得られた固体粉末57mg、導電助剤としてのアセチレンブラック60mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末5mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例4
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)2.30gと酸化コバルト(CoO、和光純薬工業社製)1.15gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図4に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOの存在を確認した。得られた固体粉末59mg、導電助剤としてのアセチレンブラック61mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末5mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例5
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)2.94gと酸化コバルト(CoO、和光純薬工業社製)0.75gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図5に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOの存在を確認した。得られた固体粉末89mg、導電助剤としてのアセチレンブラック100mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末9mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例6
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)3.09gと酸化コバルト(CoO、和光純薬工業社製)0.39gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図6に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOの存在を確認した。得られた固体粉末87mg、導電助剤としてのアセチレンブラック93mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末9mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例7
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)3.10gとコバルト酸リチウム(LiCoO、STREM CHEMICAL社製)2.03gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図7に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOとLiCoOの存在を確認した。得られた固体粉末92mg、導電助剤としてのアセチレンブラック94mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末7mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例8
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)3.40gとコバルト酸リチウム(LiCoO、STREM CHEMICAL社製)1.12gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図8に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOの存在を確認した。得られた固体粉末56mg、導電助剤としてのアセチレンブラック61mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末5mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例9
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)4.95gとコバルト酸リチウム(LiCoO、STREM CHEMICAL社製)0.70gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図9に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOの存在を確認した。得られた固体粉末86mg、導電助剤としてのアセチレンブラック100mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末10mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例10
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)4.23gと酸化マンガン(MnO2、和光純薬工業社製)2.45gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図10に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOの存在を確認した。得られた固体粉末69mg、導電助剤としてのアセチレンブラック71mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末6mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例11
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)4.40gとα−酸化鉄(Fe3、和光純薬工業社製)2.34gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図11に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOの存在を確認した。得られた固体粉末45mg、導電助剤としてのアセチレンブラック47mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末4mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例12
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)4.11gと酸化ニッケル(NiO和光純薬工業社製)2.01gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図12に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOと酸化ニッケルの存在を確認した。得られた固体粉末57mg、導電助剤としてのアセチレンブラック60mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末4mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例13
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)3.21gと酸化モリブデン(MoO3、和光純薬工業社製)3.10gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図13に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOと酸化モリブデンの存在を確認した。得られた固体粉末58mg、導電助剤としてのアセチレンブラック60mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末4mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例14
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)1.26gと酸化ロジウム(Rh3、和光純薬工業社製)1.04gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末のXRD測定結果を図14に示す。得られた固体粉末中、遷移金属固溶LiOとロジウム金属の存在を確認した。得られた固体粉末58mg、導電助剤としてのアセチレンブラック60mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末4mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
比較調製例1
正極活物質の原料を酸化リチウム(株式会社高純度化学研究所製)4.59gに変更した以外は調製例1と同様にして固体粉末を得た。得られた固体粉末71mg、導電助剤としてのアセチレンブラック78mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末8mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
比較調製例2
正極活物質としてコバルト酸リチウム(STREM CHEMICAL社製)56mgと導電助剤としてのアセチレンブラック68mg、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン粉末7mgをメノウ乳鉢で混合し、粘土状に加工して正極合剤を得た。得られた正極合剤を60mgのアルミニウムメッシュに圧着して正極とした。
調製例1〜14及び比較調製例1、2における固体粉末中のアルカリ金属原子(A)(リチウム原子)と遷移金属原子(B)とのモル比(B/A)を以下の表1に示す。
Figure 0006213998
実施例1(2極式セルによる充放電試験)
充放電試験は市販の2極式セル(HSセル、宝泉社製)を用いて行った。ワーキング電極に調製例1において作成した正極合剤電極、カウンター電極にはリチウム金属を使用し、電解液には4.0M LiFSI アセトニトリル電解液(LiFSI:リチウムビスフルオロスルホニルイミド〔LiN(SOF)〕)を使用した。正極活物質に対して13.5mA/gの電流密度で充電を行った後に同様の電流密度にて放電を行った。電圧範囲は3.45V−2.0Vの範囲にて行った。充放電試験の結果を図15に示す。図15に示すように正極活物質として充放電が可能であることが示された。
実施例2〜14(2極式セルによる充放電試験)
ワーキング電極にそれぞれ調製例2〜14において作成した正極合剤電極を使用した以外は実施例1と同じ条件にて充放電試験を行った。充放電試験の結果を図16〜28に示す。図16〜28に示すように正極活物質として充放電が可能であることが示された。
実施例15(2極式セルによる充放電試験;電流密度依存性)
ワーキング電極に調製例1において作成した正極合剤電極を使用し、カウンター電極にはリチウム金属を使用し、電解液には4.0M LiFSI アセトニトリル電解液を使用した。正極活物質に対して様々な電流密度で充電を行った後に同様の電流密度にて放電を行った。充電深度は270mAh/gにて実施した。充放電容量の電流密度依存性を図29に示す。図29に示すように、1000mAh/gを超える非常に高い電流密度においても充放電が可能であった。
実施例16(2極式セルによる充放電試験;サイクル特性)
ワーキング電極に調製例1において作成した正極合剤電極を使用し、カウンター電極にはリチウム金属を使用し、電解液には4.0M LiFSI アセトニトリル電解液を使用した。正極活物質に対して45mA/gの電流密度で充電を行った後に同様の電流密度にて放電を行った。充電深度は200mAh/gにて実施した。容量保持率の充放電サイクル数依存性を図30に示す。図30に示すように、15サイクル以上に渡って非常に安定した充放電が可能であった。
比較例1、2
ワーキング電極に比較調製例1、2において作成した正極合剤電極を使用した以外は実施例1と同じ条件にて充放電試験を行った。充放電試験の結果を図31、図32に示す。図31、図32に示すように比較調製例1、2において作成した正極合剤電極では充放電が不可能であることが示された。
実施例1〜14及び比較例1、2の2極式セルの放電容量を表2に示す。
Figure 0006213998
実施例17(充電深度変更)
充電深度を200mAh/g(1サイクル目)、270mAh/g(2サイクル目)、325mAh/g(3サイクル目)と徐々に深くしていった以外は実施例1と同様の条件にて充放電試験を行った。得られた放電容量の結果を表3に示す。
実施例18(充電深度変更)
電解液として4.0M LiFSI アセトニトリル電解液の代わりに1.0M LiTFSI/EC−DEC(LiTFSI:リチウムビストリフルオロメタンスルホニルイミド〔LiN(SOCF〕、EC:エチレンカーボネート、DEC:ジエチルカーボネート)を用いた以外は実施例17と同様の条件にて充放電試験を行った。得られた放電容量の結果を表3に示す。
実施例19(充電深度変更)
電解液として4.0M LiFSI アセトニトリル電解液の代わりに1.0M LiFSI/EC−DECを用いた以外は実施例17と同様の条件にて充放電試験を行った。得られた放電容量の結果を表3に示す。
実施例20(充電深度変更)
電解液として4.0M LiFSI アセトニトリル電解液の代わりに1.0M LiPF/EC−DEC(LiPF:六フッ化リン酸リチウム)を用いた以外は実施例17と同様の条件にて充放電試験を行った。得られた放電容量の結果を表3に示す。
実施例21(充電深度変更)
電解液として4.0M LiFSI アセトニトリル電解液の代わりに1.0M LiPF/EC−DME(DME:1,2−ジメトキシエタン)を用いた以外は実施例17と同様の条件にて充放電試験を行った。得られた放電容量の結果を表3に示す。
実施例22(充電深度変更)
電解液として4.0M LiFSI アセトニトリル電解液の代わりに1.0M LiBF/EC−DEC(LiBF:四フッ化ホウ酸リチウム)を用いた以外は実施例17と同様の条件にて充放電試験を行った。得られた放電容量の結果を表3に示す。
実施例23(充電深度変更)
電解液として4.0M LiFSI アセトニトリル電解液の代わりに1.0M LiBETI/EC−DEC(LiBETI:リチウムビスペンタフルオロエタンスルホニルイミド〔LiN(SO〕)を用いた以外は実施例17と同様の条件にて充放電試験を行った。得られた放電容量の結果を表3に示す。
表3に示すように実施例17〜23のいずれの充電深度、いずれの電解液でも充放電が可能であることが示された。
Figure 0006213998
以上の結果から、本発明に係る活物質を用いる実施例1〜14、17〜23は、比較例1、2よりも放電容量が高く、この点でも電池により好適に適用できるものであった。

Claims (6)

  1. 電池に用いられる活物質であって、
    該活物質は、遷移金属固溶Li Oを含み、該活物質中のLi原子(A)と遷移金属原子(B)とのモル比(B/A)が0.0000001〜0.15であり該遷移金属原子(B)は、Co、Mn、Fe、Ni、Mo、及び、Rhから選ばれる少なくとも1種の原子であことを特徴とする活物質。
  2. 請求項1に記載の活物質を含むことを特徴とする電極材料。
  3. 請求項2に記載の電極材料を用いて形成されることを特徴とする電極。
  4. 請求項3に記載の電極を用いて構成されることを特徴とする電池。
  5. 電池に用いられる活物質を製造する方法であって、
    該製造方法は、Li原子の酸化物と遷移金属原子含有化合物とを含む原料組成物をメカノケミカル処理により微粉化する工程を含み、
    Li原子の酸化物が含有するLi原子(A)と該遷移金属原子含有化合物が含有する遷移金属原子(B)とのモル比(B/A)が0.0000001〜0.15であり、
    該活物質は、遷移金属固溶Li Oを含むことを特徴とする活物質の製造方法。
  6. 前記遷移金属原子含有化合物は、Co、Mn、Fe、Ni、Mo、及び、Rhから選ばれる少なくとも1種の原子の酸化物である
    ことを特徴とする請求項に記載の活物質の製造方法。
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