JP2007207574A - 極端紫外光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LPP式EUV光源装置において、EUV集光ミラーの長寿命化を図ると共に、ターゲットノズルやEUV集光ミラー等の構成部品の劣化を抑制する。
【解決手段】ターゲット物質を供給するターゲットノズル4と、該ターゲットノズルによって供給されるターゲット物質にレーザビームを照射してプラズマを生成するレーザ発振部1と、該プラズマから放射される極端紫外光を集光するEUV集光ミラー5と、ターゲット物質にレーザビームを照射する位置に磁場を形成する電磁石コイルであって、該磁場の磁束線の中心軸が通る領域に開口が形成されている電磁石コイル6及び7とを含み、上記ターゲットノズルの中心軸が、電磁石コイル6及び7によって形成される磁場中の磁束線の中心軸に対して直交する方向に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、露光装置の光源として用いられる極端紫外(EUV:extreme ultra violet)光源装置に関する。
近年、半導体プロセスの微細化に伴って光リソグラフィも微細化が急速に進展しており、次世代においては、100〜70nmの微細加工、更には50nm以下の微細加工が要求されるようになる。そのため、例えば、50nm以下の微細加工の要求に応えるべく、波長13nm程度のEUV光源と縮小投影反射光学系(catadioptric system)とを組み合わせた露光装置の開発が期待されている。
EUV光源としては、ターゲットにレーザビームを照射することによって生成されるプラズマを用いたLPP(laser produced plasma:レーザ励起プラズマ)光源(以下において、「LPP式EUV光源装置」ともいう)と、放電によって生成されるプラズマを用いたDPP(discharge produced plasma)光源と、軌道放射光を用いたSR(synchrotron radiation)光源との3種類がある。これらの内でも、LPP光源は、プラズマ密度をかなり大きくできるので黒体輻射に近い極めて高い輝度が得られ、ターゲット物質を選択することにより必要な波長帯のみの発光が可能であり、ほぼ等方的な角度分布を持つ点光源であるので光源の周囲に電極等の構造物がなく、2πsteradianという極めて大きな捕集立体角の確保が可能であること等の利点から、数十ワット以上のパワーが要求されるEUVリソグラフィ用の光源として有力であると考えられている。
図8は、LPP式EUV光源装置におけるEUV光の生成原理を説明するための図である。このEUV光源装置は、レーザ発振部101と、集光レンズ等の集光光学系102と、ターゲット供給装置103と、ターゲットノズル104と、EUV集光ミラー105とを含んでいる。レーザ発振部101は、ターゲット物質を励起させるためのレーザビームをパルス発振するレーザ光源である。レーザ発振部101から射出したレーザビームは、集光レンズ102によって所定の位置に集光される。一方、ターゲット供給装置103は、ターゲット物質をターゲットノズル104に供給し、ターゲットノズル104は、供給されたターゲット物質を所定の位置に噴射する。
ターゲット物質にレーザビームを照射することにより、ターゲット物質が励起してプラズマが発生し、そこから極端紫外光(EUV)光が放射される。EUV集光ミラー105の反射面には、波長が13.5nm付近のEUV光を選択的に反射するために、例えば、モリブデン及びシリコンを交互に積層した膜(Mo/Si多層膜)が形成されている。プラズマから放射されたEUV光は、EUV集光ミラー105により集光反射され、出力EUV光として露光装置等に出力される。
このようなLPP式EUV光源装置においては、プラズマから発生する高速イオン等の荷電粒子による影響が問題となっている。高速イオンがプラズマ発生点(ターゲット物質にレーザビームを照射する位置)の近傍に配置されているEUV集光ミラー105に衝突することにより、ミラーの反射面(Mo/Si多層膜)がスパッタされて損傷してしまうからである。ここで、EUV集光ミラー105には、EUV光生成効率を高めるために反射率を高くしておく必要があるので、反射面表面の高い平坦性が要求される。そのため、価格が非常に高価となると共に、EUV光源装置を含む露光システムの運転コストの低減や、メンテナンス時間の削減等の観点からも、EUV集光ミラー105の長寿命化が望まれている。
関連する技術として、特許文献1には、ターゲットとなる物質を供給するターゲット供給部と、ターゲットにレーザビームを照射することによりプラズマを発生させるレーザ部と、プラズマから放出される極端紫外光を集光して射出する集光光学系と、プラズマから放出される荷電粒子をトラップするために、電流が供給されたときに集光光学系内に磁場を発生させる磁場発生手段とを含む光源装置が開示されている(第1頁)。特許文献1の図1に示すように、この光源装置においては、ヘルムホルツ型電磁石を用いてミラー磁場を形成することにより、プラズマから発生したイオンをプラズマ近傍にトラップしている(第6頁)。また、プラズマから発生した中性粒子については、中性粒子に紫外光を照射して帯電させることにより、イオンと同様にトラップしている(第8頁)。それにより、イオンや中性粒子等の所謂デブリによるEUV集光ミラーの損傷を防いでいる。
ところで、特許文献1の図1に示す構成において、ターゲットノズルは、磁場コイルの中心の開口に、中心軸(Z軸、即ち、図の上下方向)に沿うように挿入されている。そのため、Z軸方向の速度成分を有するイオンの一部がEUV集光ミラーの外に排出される際に(第7頁)、ターゲットノズルに衝突するおそれがあり、その結果、ターゲットノズルの表面が損傷してしまう可能性がある。
また、イオンによってターゲットノズルの表面がスパッタされることにより、ターゲットノズルの表面物質がチャンバ内に飛散する可能性もある。そのようにして発生した新たな汚染物質は、EUV集光ミラー等の構成部品に付着するおそれがあるので、EUV集光ミラーの反射率が低下する等の問題が生じることも考えられる。
さらに、一般に、LPP式EUV光源装置には、レーザビームを照射されなかったターゲット物質を回収するための部品(例えば、ターゲット回収筒)が配置される。特許文献1にはそのような部品は図示されていないが、配置するとすれば、ターゲットノズル4に対向するように、磁場コイル7の開口に挿入される可能性がある(特許文献1の図1参照)。従って、そのような部品も、ターゲットノズルと同様に、Z軸方向に排出されるイオンによって損傷すると共に、スパッタによる新たな汚染物質が発生してしまうおそれがある。
加えて、ターゲットノズルやターゲット回収筒が磁場コイルの開口に挿入されることにより、開口を通じてZ軸方向に排出されるイオンの流れが妨げられるので、イオンの排出速度が低下するおそれがある。その結果、特に、高い繰り返し周波数でEUV光を生成する場合には、プラズマ発光点近傍に滞留するイオンや中性化された原子の濃度が高くなってしまう。ここで、一般に、ターゲット物質のイオンや原子は発生したEUV光を吸収するため、イオンや原子の濃度が上昇すると、利用可能なEUV光が減少してしまう。
特開2005−197456号公報(第1、6〜8頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、レーザ励起プラズマ方式の極端紫外光源装置において、プラズマから放射されるイオン等の荷電粒子をEUV集光ミラーの外側に効率よく排出することによりEUV集光ミラーの長寿命化を図ると共に、ターゲットノズルやEUV集光ミラー等の構成部品の劣化を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る極端紫外光源装置は、レーザ励起プラズマ方式の極端紫外光源装置であって、ターゲット物質を供給するターゲットノズルと、該ターゲットノズルによって供給されるターゲット物質にレーザビームを照射してプラズマを生成するレーザ発振部と、該プラズマから放射される極端紫外光を集光する集光光学系と、ターゲット物質にレーザビームを照射する位置に磁場を形成する1組の磁石であって、該磁場の磁束線の中心軸が通る領域に開口が形成されている上記1組の磁石とを具備し、上記ターゲットノズルの中心軸が、上記1組の磁石によって形成される磁場中の磁束線の中心軸に対して直交する方向に配置されている。
また、上記極端紫外光源装置は、ターゲットノズルによって供給されるターゲット物質を回収するターゲット回収筒であって、ターゲット物質にレーザビームを照射する位置を挟みターゲットノズルに対向する位置に、上記1組の磁石によって形成される磁場中の磁束線の中心軸に対して直交する方向に中心軸が配置されている上記ターゲット回収筒をさらに具備しても良い。
さらに、上記極端紫外光源装置は、上記1組の磁石の内の少なくとも1つに形成されている開口を介して、1組の磁石の間の空間から排気を行う吸引部をさらに具備しても良い。
本発明によれば、1組の磁石によって形成される磁場の作用により、プラズマから発生するイオン等の荷電粒子を磁束線の中心軸付近にトラップし、1組の磁石の開口を通じて集光光学系の外側に速やかに排出することができる。それにより、集光光学系のイオンによる汚染や損傷を抑制することができるので、集光光学系の長寿命化を図ることができる。その際に、イオン等の排出通路となる磁石の開口にはターゲットノズル等の部品が配置されていないので、イオン等の衝突によるターゲットノズル等の劣化を抑えて長寿命化を図ることができる。さらに、イオン等の衝突を避けることにより、ターゲットノズル等の部品の表面からスパッタによる新たな汚染物質が発生するのを抑えることができるので、集光光学系のさらなる汚染や損傷を防いで、その反射率低下を抑制することが可能となる。
また、本発明によれば、磁石の開口を通じて排出されるイオンの流れが妨げられないので、イオンの排出速度を向上させることができる。そのため、高い繰り返し周波数でEUV光を生成する場合においても、プラズマ発光点近傍にターゲット物質のイオンや中性化された原子が滞留してその濃度が上昇するのを抑制することができる。その結果、プラズマ発光点近傍におけるEUV光の吸収を抑えることができるので、EUV光の生成効率の低下を抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1の(a)は、本発明の第1の実施形態に係る極端紫外(EUV)光源装置の構成を示す模式図である。また、図1の(b)は、図1の(a)に示す一点鎖線1B−1B'における断面図である。このEUV光源装置は、レーザビームをターゲット物質に照射して励起させることによりEUV光を生成するレーザ励起プラズマ(LPP)方式を採用している。
図1に示すように、本実施形態に係るEUV光源装置は、レーザ発振部1と、集光レンズ2と、ターゲット供給装置3と、ターゲットノズル4と、EUV集光ミラー5と、電磁石コイル6及び7とを含んでいる。これらの電磁石コイル6及び7には、電流を供給するための配線及び電源装置が接続されている。
レーザ発振部1は、高い繰り返し周波数でパルス発振できるレーザ光源であり、後述するターゲット物質を照射して励起させるためのレーザビームを射出する。また、集光レンズ2は、レーザ発振部1から射出したレーザビームを所定の位置に集光させる集光光学系である。本実施形態においては、集光光学系として1つの集光レンズ2を用いているが、それ以外の集光光学部品又は複数の光学部品の組み合わせにより集光光学系を構成しても良い。
ターゲット供給装置3は、レーザビームを照射されることにより励起してプラズマ化するターゲット物質をターゲットノズル4に供給する。ターゲット物質としては、キセノン(Xe)、キセノンを主成分とする混合物、アルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)、又は、低気圧状態でガスとなる水(HO)若しくはアルコール、錫(Sn)やリチウム(Li)等の溶融金属、水又はアルコールに錫や酸化錫や銅等の微小な金属粒子を分散させたもの、水にフッ化リチウム(LiF)や塩化リチウム(LiCl)を溶解させたイオン溶液等が用いられる。
また、ターゲット物質の状態としては、気体、液体、固体のいずれであっても良い。例えば、キセノンのように常温で気体のターゲット物質を液体ターゲットとして用いる場合には、ターゲット供給装置3は、キセノンガスを加圧及び冷却することにより液化してターゲットノズル4に供給する。反対に、例えば、錫のように常温で固体の物質を液体ターゲットとして用いる場合には、ターゲット供給装置3は、錫を加熱することにより液化してターゲットノズル4に供給する。
ターゲットノズル4は、ターゲット供給装置3から供給されたターゲット物質11を噴射することにより、ターゲットジェット(噴流)やドロップレット(液滴)ターゲットを形成する。ドロップレットターゲットを形成する場合には、所定の周波数でターゲットノズル4を振動させる振動機構が更に設けられる。また、この場合には、ドロップレットターゲットの位置間隔(又は、形成される時間間隔)に合わせて、レーザ発振部1におけるパルス発振間隔が調節される。
図1の(b)に示すように、ターゲットノズル4は、電磁石コイル6及び7の間に、その中心軸が後述する磁束線12の中心軸に対してほぼ直交する方向を向くように配置されている。ターゲットノズル4から噴射されたターゲット物質11にレーザビームを照射することによりプラズマ10が発生し、そこから様々な波長成分を有する光が放射される。
EUV集光ミラー5は、プラズマ10から放射される様々な波長成分の内から、所定の波長成分(例えば、13.5nm付近のEUV光)を集光する集光光学系である。EUV集光ミラー5は凹状の反射面を有しており、この反射面には、例えば、波長が13.5nm付近のEUV光を選択的に反射するモリブデン(Mo)/シリコン(Si)多層膜が形成されている。EUV集光ミラー5によって集光反射されたEUV光は、例えば、露光装置に出力される。なお、この集光光学系の構成は図1に示すような集光ミラーに限定されず、複数の光学部品を用いて構成しても良いが、EUV光の吸収を抑えるために反射光学系とすることが必要である。
電磁石コイル6及び7は、同じ大きさ及び同じ円筒形状を有するコイルであり、互いに平行且つコイルの開口の中心が一致するように配置されている。これらの電磁石コイル6及び7は、1組のミラーコイルを形成する。ミラーコイルは、同じ向きに流れる電流を供給されることにより、プラズマ発生点(ターゲット物質にレーザビームを照射する位置)を含む領域にミラー磁場を形成する。ここで、ミラー磁場とは、電磁石コイル6及び7の近傍においては磁束密度が高く、それらのコイルの中間においては磁束密度が低い磁場のことである。図1の(b)には、そのようなミラー磁場の磁束線12が示されている。
以下において、電磁石コイル6及び7の開口中心を結ぶ軸をZ軸とし、紙面の下方向をプラス方向とする。また、ターゲット物質11の噴射方向をX軸のプラス方向とし、レーザビームの射出方向をY軸のプラス方向とする。
このような構成において、ターゲット物質11にレーザビームを照射するとプラズマ10が発生し、そこからEUV光が放射される。また、そのときに、プラズマ10からイオン等の荷電粒子も放出される。このようなイオンは、本来、EUV集光ミラー5を含む周囲の部品に衝突することにより、それらの部品を汚染したり劣化させる原因となるものである。しかしながら、本実施形態においては、ミラー磁場の作用により、イオンを電磁石ミラー6及び7の外側(即ち、EUV集光ミラー5の外側)に速やかに排出している。即ち、Z軸と直交する速度成分を有するイオンは、ミラー磁場から、Z軸を中心とする円の接線方向の力を受けるので、Z軸付近にトラップされる。その際に、そのイオンがZ軸に平行な速度成分も有している場合には、電磁石コイル6及び7の開口部を通過してその外側に排出される。また、Z軸に平行な速度成分のみを有するイオンは、電磁石コイル6及び7の開口部を通過し、やはりその外側に排出される。
また、本実施形態においては、ミラーコイルを有する従来の構成と異なり、イオンの排出方向(即ち、電磁石コイル6及び7の開口)にターゲットノズル4を配置していないので、イオンの衝突によるターゲットノズル4の劣化を抑えて長寿命化することができる。さらに、イオンの衝突によりターゲットノズル4の表面がスパッタされるのを避けることができるので、新たな汚染物質の発生が抑えられる。従って、EUV集光ミラー5の反射面に対する更なる汚染を抑えて、EUV集光ミラーの反射率低下を抑制することができる。その結果、利用可能なEUV光の減少を抑制することが可能となる。
加えて、本実施形態においては、磁場コイル6及び7の開口には部品が配置されないので、イオンの流れに対する障害がなくなり、イオンの排出速度を向上させることができる。そのため、高い繰り返し周波数でEUV光を生成する場合においても、ターゲット物質のイオンや中性化された原子がプラズマ発光点近傍に滞留して、その濃度が増加するのを抑制することができる。その結果、ターゲット物質のイオンや中性の原子によるEUV光の吸収が抑えられるので、EUV光の生成効率の低下を抑制することが可能となる。
なお、図1の(a)及び(b)においては、ターゲットノズル4から噴射されたターゲット物質11が確実にレーザビームの光路を通るようにするために、ターゲットノズル4を電磁石コイル6及び7の間に深く挿入しているが、ターゲット物質11の位置を安定させることができれば、ターゲットノズル4の一部又は全部を電磁石コイル6及び7の外側に配置しても構わない。また、図1の(a)においては、ターゲットノズル4を、その中心軸がレーザビームに対してもほぼ直交するように配置しているが、磁束線の中心軸に直交する平面内であれば、ターゲット物質の噴射方向がEUV集光ミラー5に重ならない範囲で、ターゲットノズル4の向きを多少変更しても構わない。
次に、本発明の第2の実施形態に係る極端紫外光源装置について、図2を参照しながら説明する。図2の(a)は、本実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す模式図であり、図2の(b)は、図2の(a)に示す一点鎖線2B−2B'における断面図である。
図2に示すように、本実施形態に係る極端紫外光源装置は、図1に示す構成部品の一部を真空チャンバ20内に配置したものである。即ち、図1に示す構成部品の内の集光レンズ2と、ターゲット供給装置3の一部と、ターゲットノズル4と、EUV集光ミラー5と、電磁石コイル6及び7が、真空チャンバ20内に配置されている。これらの構成部品の動作及び配置関係については、第1の実施形態におけるものと同様である。また、本実施形態に係る極端紫外光源装置は、そのような構成に加えて、鉄芯21と、ターゲット排気管22と、ターゲット循環装置23と、ターゲット供給管24とを更に有している。
ここで、本実施形態において、EUV集光ミラー5は、その反射面が回転楕円体の一部の形状を為すように形成されている。このEUV集光ミラー5は、回転楕円体の第1焦点がプラズマ発生点に一致するように設置されているので、プラズマ発生点からEUV集光ミラー5に入射するEUV光は、反射されることにより回転楕円体の第2焦点に集光される。図2の(a)に、EUV集光ミラー5に入射して反射されるEUV光束8の光路を、破線によって示す。
鉄芯21は、プラズマ発生点近傍において、電磁石コイル6及び7によって形成される磁場の強度を高めるために配置されている。また、鉄芯21を配置することにより、電磁石コイル6及び7近傍の磁束線の一部は、鉄芯21に吸い込まれる。そのため、電磁石コイル6及び7近傍の磁束密度が低下するので、いわゆるミラー比(各コイル近傍の磁束密度/2つのコイルの中間の磁束密度)は小さくなる。図2の(b)に示すように、電磁石コイル6及び7の開口に挿入されている鉄芯21の中心領域には、開口が形成されている。
ターゲット排気管22は、真空チャンバ20内に残存するターゲット物質をチャンバ20の外に排出するための通路である。また、ターゲット循環装置23は、回収されたターゲット物質を再利用するための装置であり、そこには、吸引動力源(吸引ポンプ)、ターゲット物質の精製機構、及び、圧送動力源(圧送ポンプ)が備えられている。ターゲット循環装置23は、ターゲット排気管22を介してターゲット物質を吸引して回収し、精製機構においてそれを精製し、ターゲット供給管24を介してターゲット供給装置3に圧送する。
本実施形態によれば、鉄芯21によってプラズマ発生点近傍の磁場の強度を向上させながらミラー比を小さくするので、Z軸方向に移動するイオンを鉄芯21に形成された開口を通じて電磁石コイル6及び7の外側に排出させることができる。従って、イオンの衝突による鉄芯21の劣化や、新たな汚染物質の発生を招くことなく、イオンをより効率的に排出することが可能となる。また、本実施形態によれば、鉄芯21の開口に部品を配置しないので、イオンの排出速度を向上させることができる。それにより、EUV光を吸収するターゲット物質のイオンや中性化された原子の滞留によるEUV光の吸収に起因するEUV光利用効率の低下を抑制することが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、プラズマ化されなかったターゲット物質を回収して再利用するので、EUV光源装置の運転コストの低減を図ることができる。
なお、図2においては、電磁石コイル6及び7に挿入されている鉄芯21は一体化されているが、それらのコイルに1つずつ鉄芯を挿入しても良い。
次に、本発明の第3の実施形態に係る極端紫外光源装置について、図3を参照しながら説明する。図3の(a)は、本実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す模式図であり、図3の(b)は、図3の(a)に示す一点鎖線3B−3B'における断面図である。
図3の(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係る極端紫外光源装置は、図1に示す極端紫外光源装置に対して、ターゲット回収筒30をさらに付加したものである。その他の構成については、図1に示すものと同様である。
ターゲット回収筒30は、プラズマ発生点を挟みターゲットノズル4に対向する位置に配置されており、ターゲットノズル4から噴射されたにもかかわらず、レーザビームを照射されることなくプラズマ化されなかったターゲット物質を回収する。それにより、不要なターゲット物質が飛散してEUV集光ミラー5等を汚染するのを防止する。また、ターゲット物質を回収することにより、チャンバ内の真空度を高くすることも可能となる。
図3の(b)に示すように、ターゲット回収筒30は、ターゲットノズル4と同様に、電磁石コイル6及び7の間に、その中心軸が磁束線12の中心軸に対して直交する方向を向くように配置されている。即ち、イオンの排出方向(即ち、電磁石コイル6及び7の開口)には、ターゲット回収筒30等の部品は配置されていない。そのため、イオンの衝突によるターゲット回収筒30の劣化を抑えて長寿命化することができると共に、スパッタによりターゲット回収筒30表面から新たな汚染物質が発生するのを抑えることができる。従って、EUV集光ミラー5の反射面の更なる汚染が抑えられるので、EUV集光ミラー5の反射率低下を抑制され、その結果、利用可能なEUV光の減少を抑制することが可能となる。
また、本実施形態においても、磁場コイル6及び7の開口部に部品を配置しないので、ミラー磁場の作用によりZ軸方向に移動するイオンの排出速度を向上させることができる。それにより、EUV光を吸収し易いターゲット物質のイオンや中性化された原子の滞留により、EUV光の生成効率が低下するのを抑制することが可能となる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る極端紫外光源装置について、図4を参照しながら説明する。図4の(a)は、本実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す模式図であり、図4の(b)は、図4の(a)に示す一点鎖線4B−4B'における断面図である。
図4の(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係る極端紫外光源装置は、図2に示す極端紫外光源装置に対して、ターゲット回収筒40及びターゲット回収配管41をさらに付加したものである。その他の構成については、図2に示すものと同様である。
ターゲット回収筒40は、プラズマ発生点を挟みターゲットノズル4に対向する位置に配置されており、ターゲットノズル4から噴射されたにもかかわらず、レーザビームを照射されることなくプラズマ化されなかったターゲット物質を回収する。また、ターゲット回収配管41は、ターゲット回収筒40によって回収されたターゲット物質をターゲット循環装置23に搬送する。このターゲット物質は、第2の実施形態において説明したように、ターゲット循環装置23において精製され、再利用される。
本実施形態によれば、不要なターゲット物質が真空チャンバ20内に飛散してEUV集光ミラー5等を汚染するのを防止できると共に、不要なターゲット物質を回収することにより真空チャンバ20内の真空度を高くすることができるので、EUV光利用効率を向上させることが可能となる。さらに、回収されたターゲット物質を再利用するので、EUV光源装置の運転コストを低減することが可能となる。
次に、本発明の第5の実施形態について、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す断面図である。
図5に示すように、本実施形態に係る極端紫外光源装置は、図4に示す極端紫外光源装置に対して、吸引用配管50をさらに付加したものである。その他の構成については、図4に示すものと同様である。
吸引用配管50は、鉄芯21に形成された開口に配置されており、真空チャンバ20の内部とターゲット循環装置23とを接続している。ターゲット循環装置23は、吸引動力源によって真空チャンバ20内を排気しており、それにより、ミラー磁場に補足されてZ軸方向に移動するイオンの運動が促進される。
本実施形態によれば、吸引用配管50を介してイオンを吸引することにより、さらに効率良く真空チャンバ20から排出させることができる。
なお、図5には、電磁石コイル6及び7の両方に吸引用配管50が配置されているが、いずれか一方のみに配置しても良い。
次に、本発明の第6の実施形態に係る極端紫外光源装置について、図6を参照しながら説明する。図6は、本実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す断面図である。本実施形態においては、ミラー磁場を形成するための1組の磁石を、超伝導磁石を用いて形成することを特徴としている。
図6に示すように、本実施形態に係る極端紫外光源装置は、図5に示す真空チャンバ20、電磁石コイル6及び7、並びに、鉄芯21の替わりに、真空チャンバ60と、超伝導磁石61及び62とを有している。その他の構成については、図5に示すものと同様である。
超伝導磁石61及び62は、超伝導物質によって形成されているコイルであり、電流を供給されることにより超伝導現象を生じて強力な磁場を形成する。このような超伝導磁石を用いる場合には鉄芯を配置する必要がないため、超伝導磁石61及び62のコイルを真空チャンバ60の上側及び下側にそれぞれ配置して、フランジ(蓋)と兼用することができる。それにより、真空チャンバ60のサイズを小さくすることができる。
次に、本発明の第7の実施形態に係る極端紫外光源装置について、図7を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を説明するための図である。本実施形態においては、ミラー磁場を形成するための1組の磁石を、永久磁石を用いて形成することを特徴としている。
図7の(a)に示すように、本実施形態に係る極端紫外光源装置は、図5に示す電磁石コイル6及び7並びに鉄芯21の替わりに、永久磁石71及び72を有している。その他の構成については、図5に示すものと同様である。
図7の(b)は、図7の(a)に示す永久磁石71及び72の外観を示す斜視図である。永久磁石71及び72は、互いに同じ形状及び大きさを有しており、それらの中心には開口が形成されている。また、永久磁石71及び72は、互いに平行且つそれらの開口の中心が一致し、さらに、磁場の向きが一致するように配置されている。図7の(a)において、永久磁石71及び72は、共に、S極が上側を向き、N極が下側を向くよう配置されている。そして、それらの永久磁石71及び72の開口に、吸引用配管50が配置される。
本実施形態によれば、電磁石を用いる場合には必要であった電源装置や配線等が不要になるので、装置構成を簡単にすることができる。
以上説明したように、本発明の第1〜第7の実施形態によれば、EUV集光ミラーの汚染及び損傷を抑制して長寿命化が図られるのに加えて、ターゲットノズルやターゲット回収筒等の部品の劣化を抑制でき、さらに、イオン等の滞留によるEUV光利用効率の低下を抑制することができる。その結果、EUV光源装置の運転時におけるコストの低減や、部品のメンテナンスや交換時に発生するコストの低減を図ることが可能となり、さらに、そのようなEUV光源装置を用いた露光装置の稼働率の向上、及び、そのような露光装置による半導体デバイスの生産性の向上を図ることが可能となる。
本発明は、露光装置の光源として用いられる極端紫外光源装置において利用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を示す断面図である。 本発明の第7の実施形態に係る極端紫外光源装置の構成を説明するための図である。 LPP式EUV光源装置におけるEUV光の生成原理を説明するための模式図である。
符号の説明
1、101…レーザ発振部、2、102…集光レンズ(集光光学系)、3、103…ターゲット供給装置、4、104…ターゲットノズル、5、105…EUV集光ミラー、6、7…電磁石コイル、8…EUV光束、10…プラズマ、11…ターゲット物質、12…磁束線、20、60…真空チャンバ、21…鉄芯、22…ターゲット排気管、23…ターゲット循環装置、24…ターゲット供給管、30、40…ターゲット回収筒、41…ターゲット回収配管、50…吸引用配管、61、62…超伝導磁石、71、72…永久磁石

Claims (9)

  1. レーザ励起プラズマ方式の極端紫外光源装置であって、
    ターゲット物質を供給するターゲットノズルと、
    前記ターゲットノズルによって供給されるターゲット物質にレーザビームを照射してプラズマを生成するレーザ発振部と、
    該プラズマから放射される極端紫外光を集光する集光光学系と、
    前記ターゲット物質にレーザビームを照射する位置に磁場を形成する1組の磁石であって、該磁場の磁束線の中心軸が通る領域に開口が形成されている前記1組の磁石と、
    を具備し、
    前記ターゲットノズルの中心軸が、前記1組の磁石によって形成される磁場中の磁束線の中心軸に対して直交する方向に配置されている、
    前記極端紫外光源装置。
  2. 前記1組の磁石が、プラズマから放出されるイオンを含む荷電粒子をトラップするミラー磁場を形成する、請求項1記載の極端紫外光源装置。
  3. 前記ターゲットノズルによって供給されるターゲット物質を回収するターゲット回収筒であって、前記ターゲット物質にレーザビームを照射する位置を挟み前記ターゲットノズルに対向する位置に、前記1組の磁石によって形成される磁場中の磁束線の中心軸に対して直交する方向に中心軸が配置されている前記ターゲット回収筒をさらに具備する請求項1又は2記載の極端紫外光源装置。
  4. 前記1組の磁石の内の少なくとも1つに形成されている開口を介して、前記1組の磁石の間の空間を排気する吸引部をさらに具備する1〜3のいずれか1項記載の極端紫外光源装置。
  5. 前記ターゲット回収筒又は前記吸引部によって収集される物質に基づいてターゲット物質を生成する装置をさらに具備する請求項3又は4記載の極端紫外光源装置。
  6. 前記1組の磁石が、電流が供給されたときに磁場を発生する1組のコイルを含む、請求項1〜5のいずれか1項記載の極端紫外光源装置。
  7. 前記1組のコイルの中心に形成されている開口に挿入される1組の鉄芯であって、前記1組のコイルによって形成される磁場の磁束線の中心軸が通る領域に開口が形成されている前記1組の鉄芯をさらに具備する請求項6記載の極端紫外光源装置。
  8. 前記1組の磁石が、超伝導物質によって形成されており、電流が供給されたときに磁場を発生する1組のコイルを含む、請求項1〜5のいずれか1項記載の極端紫外光源装置。
  9. 前記1組の磁石が、磁束線の中心軸が通る領域に開口が形成されている1組の永久磁石を含む、請求項1〜5のいずれか1項記載の極端紫外光源装置。
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