JP2007206936A - 流量制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】目標流量に自動的に調整することができる流量制御システムを提供すること。また、流量が目標流量から外れたときに目標流量に自動的に復帰させることができる流量制御システムを提供すること。
【解決手段】流量制御システム10は、流量センサ101と、流量センサ101で測定される測定値が目標値になるように、流量センサ101の出力に基づいて流量制御弁50の開度を可変制御する制御回路102とを備える流量コントローラ100と、流量コントローラ100への流体供給をON/OFF制御する開閉弁12と、開閉弁12および流量コントローラ100を制御するコントローラ14とを有し、コントローラ14から制御回路102に対して弁開度保持信号が入力されている間、制御回路102は、流量センサ101の出力に基づく流量制御弁50の開度可変制御を停止し、弁開度保持信号が入力された時点における流量制御弁50の開度を保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、流量を設定された目標値に制御する流量制御システムに関する。さらに詳細には、流量調整を自動的に行うことができる流量制御システムに関するものである。
電子部品の搬送には、真空吸着による吸着搬送が広く用いられている。この搬送方法では、吸着ノズルの先端に電子部品を真空吸引することにより電子部品を保持する。そして、吸着ノズルに保持された電子部品をリリースする際には、真空吸引を解除することにより電子部品を吸着ノズルから離脱させる。このとき、電子部品の吸着ノズルからの離脱を迅速・確実に行うために、吸着ノズル内に正圧空気を付与して真空を破壊するとともに、吸着ノズルからわずかに空気を吹き出させて電子部品を離脱させるエアブローが行われている。そして、このとき実行されるエアブローの流量調整は、手動で絞り弁(スピコン)の開度を調整することにより行われている(特許文献1)。
特開2004−023027号公報
しかしながら、上記したシステムでは、エアブローの流量を調整するためには、手動にて絞り弁(スピコン)の開度を調整することが必要であり、その調整に時間がかかるという問題があった。そして、エアブローの流量調整は、搬送する電子部品が変わるごとに行う必要があり、その都度、手動にて絞り弁の開度調整を行わなければならず非常に手間がかかるという問題もあった。
また、上記したシステムでは、元圧が変動した場合などに、絞り弁の開度が一定である(変化しない)から、エアブローの流量が変化して目標流量から外れてしまうという問題もあった。そして、エアブローの流量が目標流量から外れてしまうと、電子部品の吸着ノズルからの離脱を迅速かつ確実に行うことができなくなる。このため、このような場合には、手動にて絞り弁の開度調整を再度行わなければならず非常に手間がかかる。
このような問題を解決するために流量コントローラを利用してエアブローの流量制御を行うことも考えられる。ところが、流量コントローラは応答速度が遅いため、電子部品の搬送等のように高速なタクトタイムが要求される場合、流量制御を要求に追従させることができない。つまり、十分な流量制御を行うことができない。
そこで、本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、目標流量に自動的に調整することができる流量制御システムを提供することを課題とする。また、本発明は、流量が目標流量から外れたときに、流量を目標流量に自動的に復帰させる(再調整する)ことができる流量制御システムを提供することも課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る流量制御システムは、流量を測定する流量センサと、前記流量センサで測定される測定値が目標値になるように、前記流量センサの出力に基づいて流量制御弁の開度を可変制御する制御回路とを備える流量コントローラと、前記流量コントローラへの流体供給をON/OFF制御する開閉弁と、前記開閉弁および流量コントローラを制御する制御手段とを有する流量制御システムにおいて、前記制御手段から前記制御回路に対して弁開度保持信号が入力されている間、前記制御回路は、前記流量センサの出力に基づく前記流量制御弁の開度可変制御を停止し、前記弁開度保持信号が入力された時点における前記流量制御弁の開度を保持することを特徴とする。
なお、弁開度保持信号が入力されている間とは、弁開度保持信号が有効である間という意味である。従って、弁開度保持信号が入力されている間とは、弁開度保持信号のみを使用する場合であれば、弁開度保持信号が入力され続けている間を意味し、弁開度保持信号の他に解除信号を使用する場合であれば、弁開度保持信号が入力されてから解除信号が入力されるまでの間を意味する。
この流量制御システムでは、制御手段によって開閉弁が開閉制御されてシステムに対する流体の供給がON/OFFされる。そして、システムに流体が供給されている状態においては、流量コントローラに備わる流量センサにて流量が検出されており、検出された流量が目標流量になるように、制御回路によって流量制御弁の開度が可変制御(フィードバック制御)される。
ここで、制御手段から制御回路に対して弁開度保持信号が入力されている間は、制御回路が流量センサの出力に基づく流量制御弁の開度可変制御を停止し、弁開度保持信号が入力された時点における流量制御弁の開度を保持する。なお、制御手段から制御回路への弁開度保持信号の入力は、制御手段に入力される各種信号に基づいて行うようにしても良いし、オペレータからの入力指示に基づいて行うようにしてもよい。
従って、この流量制御システムでは、開閉弁を開状態にしておき、流量コントローラにて目標流量が安定して供給されるようになったときに、制御手段から制御回路に対して弁開度保持信号が入力されるようにすることにより、そのときの流量制御弁の開度が保持される。つまり、流量制御弁が従来の絞り弁の役割を果たすことになる。そして、流量制御弁の開度調整は自動的に行われるため、流量を目標流量に調整することを自動的に行うことができる。その後は、制御手段により開閉弁をON/OFF制御することにより、目標流量にて流体を供給することができる。
例えば、電子部品のリリースに本発明の流量制御システムを適用すると、ワークごとに設定されている目標流量になるように、流量制御弁の開度が自動的に設定保持され、リリース時に制御手段により開閉弁がON/OFF制御される。このように、本発明の流量制御システムによれば、エアブローの流量調整を、搬送する電子部品が変わるごとに自動的に調整することができる。また、リリース時には開閉弁をON/OFF制御するだけなので(流量コントローラ内の流量制御弁は作動しないので)、高速なタクトタイムが要求される場合にも十分な流量制御を行うことができる。
なお、本発明の流量制御システムは、電子部品の吸着搬送におけるリリース時のエアブローの流量コントロールの他、部品圧送(風圧で部品を送る)におけるエア流量コントロールや、気体充填における充填流量コントロールなどにも適用することができる。
本発明に係る流量制御システムにおいては、前記流量センサで検出される流量が目標流量範囲内になると、前記制御回路はスイッチ出力をONにし、前記制御手段は、前記スイッチ出力がON状態であることを検出すると、前記制御回路に前記弁開度保持信号を入力することが望ましい。
こうすることにより、流量センサで検出される流量が目標流量(許容範囲を含む)になったときに、制御回路によりスイッチ出力がONされて、制御手段から制御回路に対して弁開度保持信号が入力される。このため、制御回路が流量センサの出力に基づく流量制御弁の開度可変制御を停止し、弁開度保持信号が入力された時点、つまり目標流量が得られる流量制御弁の開度を保持する。このように、弁開度保持信号が自動的に入力されるので、目標流量を予め設定しておくだけで、目標流量になるように流量コントロールを自動的に行うことなことができる。
また、本発明に係る流量制御システムにおいては、前記流量センサで検出される流量が目標流量範囲外になると、前記制御回路はスイッチ出力をOFFにし、前記制御手段は、前記スイッチ出力がOFFになったことを検出すると、前記制御回路への前記弁開度保持信号の入力を停止することが望ましい。
こうすることにより、流量センサで検出される流量が目標流量(許容範囲を含む)から外れたときに、制御回路によりスイッチ出力がOFFにされて、制御手段から制御回路に対する弁開度保持信号の入力が停止される。このため、制御回路が流量制御弁の開度保持を停止し、流量センサの出力に基づく流量制御弁の開度可変制御を開始する。これにより、再度、流量を目標流量に調整することができる。その後、制御手段から制御回路に対して弁開度保持信号が入力されると、そのときの流量制御弁の開度が保持される。このように、流量が目標流量から外れた場合でも、流量を目標流量に自動的に調整(補正)することができる。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る流量コントローラは、流量を測定する流量センサと、前記流量センサで測定される測定値が目標値になるように、前記流量センサの出力に基づいて流量制御弁の開度を可変制御する制御回路と有する流量コントローラにおいて、前記制御回路は、外部信号が入力されている間、前記流量制御弁の開度の可変制御を停止して、前記外部信号が入力された時点における前記流量制御弁の開度を保持することを特徴とする。
この流量コントローラでは、流量センサにて流量が検出されており、検出された流量が目標流量になるように、制御回路によって流量制御弁の開度が可変制御(フィードバック制御)されている。一方、流量コントローラに外部信号が入力されている間は、制御回路が流量センサの出力に基づく流量制御弁の開度可変制御を停止し、外部信号が入力された時点における流量制御弁の開度を保持する。なお、外部信号の入力は、各種信号に基づいて自動的に行うようにしても良いし、オペレータからの入力指示に基づいて行うようにしてもよい。
従って、この流量コントローラを使用することにより、目標流量が安定して供給されるようになったときに、外部信号を入力することで、そのときの流量制御弁の開度が保持される。このように外部信号を流量コントローラに入力するだけで、流量制御弁の開度調整を行うことができる。これにより、従来のように手動にて弁開度を調整することなく、流量を目標流量に自動的に調整することができる。
本発明に係る流量コントローラにおいては、前記制御回路は、前記流量センサで検出される流量が目標流量範囲内になると、スイッチ出力をONにすることが望ましい。
こうすることにより、流量センサで検出される流量が目標流量(許容範囲を含む)になったときに、制御回路によりスイッチ出力がONされる。そして、このスイッチ出力がONされたことを利用して外部信号を流量コントローラに入力するようにすれば、外部信号を入力する手間が省けるとともに、流量制御弁の開度調整を迅速かつ正確に行うことができる。
また、本発明に係る流量コントローラにおいては、前記制御回路は、前記流量制御弁の開度を保持制御しているときに、前記流量センサで検出される流量が目標流量範囲外になると、前記流量制御弁の開度の可変制御を開始することが望ましい。
こうすることにより、流量センサで検出される流量が目標流量(許容範囲を含む)から外れたときに、制御回路が流量制御弁の開度保持を停止し、流量センサの出力に基づく流量制御弁の開度可変制御を開始する。これにより、再度、流量を目標流量に調整することができる。その後、流量が目標流量になったときに外部信号を流量コントローラに入力すると、そのときの流量制御弁の開度が保持される。このように、流量が目標流量から外れた場合でも、流量を目標流量に自動的に調整(補正)することができる。
本発明に係る流量制御システムによれば、上記した通り、流量を目標流量に自動的に調整することができる。また、元圧が変動した場合などにより流量が目標流量から外れたときには、流量を目標流量になるように自動的に復帰させる(再調整する)ことができる。
以下、本発明の流量制御システムを具体化した最も好適な実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。そこで、まず、本実施の形態に係る流量制御システムの構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、流量制御システムの概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る流量制御システム10には、図1に示すように、流体の供給源11と、レギュレータ12と、開閉弁13と、流量コントローラ100と、コントローラ14と、ノズル15とが備わっている。この流量制御システム10では、供給源11からの流体がレギュレータ12により調圧された後に開閉弁13に供給されている。そして、開閉弁13が開閉されることにより、流体が流量コントローラ100を介してノズル15から噴出されるようになっている。このとき、流量コントローラ100によって、ノズル15から噴出される流体の流量が目標流量になるように自動的に調整されるようになっている。なお、コントローラ14は、開閉弁13のON/OFF制御(開閉制御)および流量コントローラ100の統括制御を行うものである。
続いて、流量コントローラ100について、図2〜図6を参照しながら説明する。図2は、流量コントローラの概略構成を示す断面図である。図3は、流量コントローラの制御系を示すブロック図である。図4は、流量コントローラに組み込まれた流量制御弁の概略構成を示す断面図である。図5は、流量コントローラに組み込まれた流量センサの概略構成を示す断面図である。図6は、流量センサに備わる積層フィルタの分解斜視図である。
この流量コントローラ100は、図2および図3に示すように、流量制御弁50と、流量センサ101と、制御回路102とを備えている。そして、コントローラ14により設定された目標流量と流量センサ101の検出値とを一致させるように、制御回路102が流量制御弁50の弁開度を可変制御するようになっている。
また、コントローラ14から弁開度保持信号が制御回路102に入力されると、制御回路102が流量制御弁50の弁開度を保持するようになっている。このように、流量コントローラ100は、絞り弁としても機能するようになっている。
ここで、流量制御弁50は、図4に示すように、大別して駆動部20と弁部30とを備えている。駆動部20には、円筒状のコイルボビン21に導電性の巻線が巻き付けられ構成されたコイル22が設けられている。コイルボビン21の上端開口部には、中空形状の第1固定鉄心23aが装填され、その第1固定鉄心23aの下方に可動鉄心24がコイルボビン21の下端開口部から嵌挿されている。また、コイルボビン21の下部には第2固定鉄心23bが配設されている。そして、第1固定鉄心23aと可動鉄心24との対向部分がテーパ状(上向き凸状)に形成されている。
コイルボビン21と可動鉄心24との間には、非磁性体のフレアパイプ28が配置されている。このフレアパイプ28は、円筒部28aと円筒部28aの下端外周に形成された円板部28bとを備えている。そして、円筒部28aの上部が第1固定鉄心23aに溶接され、円板部28bの一部が第2固定鉄心23bと弁ボディ32とに狭持されている。
第1固定鉄心23a内には、可動鉄心24を常に図中下向きに付勢するためのスプリング25およびスプリング押さえ26が配設されている。そして、スプリング押さえ26の上部に調整ネジ27が設けられている。これにより、調節ネジ27を操作することにより、スプリング押さえ26の位置を調整してスプリング25による可動鉄心34の付勢力を調整することができるようになっている。従って、弁組み立て時にスプリング25のセット荷重を常に一定にすることができる。
また、可動鉄心24の下方端には、コイルボビン21の内径よりも大きい径を有する鍔部24aが形成されている。これにより、第2固定鉄心23bと可動鉄心24とのギャップ間において磁束が通る面積を大きくしている。このため、第1固定鉄心23aと可動鉄心24との対向部分をテーパ状に形成しているが、固定鉄心23a,23bによる可動鉄心24の吸引力の低下が抑制されるようになっている。
一方、弁部30には、可動鉄心24の鍔部24a内に組み込まれた弁体31と弁ボディ32とが備わっている。弁ボディ32には、弁体31を備える鍔部24aが配置される弁室33が形成されている。また、弁ボディ32には、入口流路34と、出口流路35とが形成されている。これら入口流路34と出口流路35とは、弁室33を介して連通している。そして、弁室33と出口流路35との連通部に弁座36が形成されている。
ここで、弁体31が弁座36に当接した状態において、第1固定鉄心23aと可動鉄心24との間隔D1が、鍔部24aとフレアパイプ28の円板部28bとの間隔D2よりも大きくなるように、可動鉄心24が配置されている。これにより、弁全開時に、可動鉄心24が第1固定鉄心23aに密着しないようになっている。なぜなら、可動鉄心24は、第1固定鉄心23aに接触する前に鍔部24aの上面がフレアパイプ28の円板部28bに当接してしまうからである。また、鍔部24aの上面がフレアパイプ28の円板部28bに当接するので、可動鉄心24が第2固定鉄心23bに密着することもない。
上記した流量制御弁50は、通常時(コイル22に通電していない状態)には、スプリング25によって可動鉄心24が下方へ付勢されているので、可動鉄心24の下端に配置されている弁体31が弁座36に当接している。このため、入口流路34と出口流路35とが遮断されており弁閉状態となっている。
そして、コイル22に通電すると、固定鉄心23a,23bが、スプリング25の付勢力に抗して、可動鉄心24を図中上方へ吸引して保持する。これにより、弁体31が弁座36から離間し、入口流路34と出口流路35とが連通して弁開状態となる。このとき、コイル22に流す電流を変化させれば、固定鉄心23a,23bの吸引力が変わる。コイル22に流す電流を増加させると吸引力が増し、コイル22に流す電流を減少させると吸引力が減る。そして、このように吸引力を変化させることにより、可動鉄心24のストローク量を変化させて、弁体31と弁座36の間隔(つまり弁開度)を制御することができる。これにより、出口流路35から流出させる流体の流量を制御することができる。具体的には、コイル22に流す電流を増加させると流量が多くなり、コイル22に流す電流を減少させると流量が減る。
ここで、流量制御弁50では、第1固定鉄心23aと可動鉄心24との対向部分をテーパ状に形成しているので、固定鉄心23a,23bの吸引力と可動鉄心24のストローク量との線形比例領域が大きく比例特性が良い。
また、流量制御弁50では、可動鉄心24の下方端にコイルボビン21の内径よりも大きい径を有する鍔部24aを形成しているので、固定鉄心23a,23bの吸引力が大きく磁気特性が向上している。これにより、流量制御弁50では、第1固定鉄心23aと可動鉄心24との対向部分をテーパ状に形成したことによる固定鉄心23a,23bの吸引力の低下が抑制されている。
また、流量制御弁50では、第1固定鉄心23aと可動鉄心24との間隔D1が、鍔部24aとフレアパイプ28の円板部28bとの間隔D2よりも大きくなるように、可動鉄心24が配置されているので、弁全開時において、可動鉄心24が固定鉄心23aに密着することがない。このため、流量制御弁50では、弁閉方向に開度を制御する際に、コイル22に流す電流が所定値になるまでは可動鉄心24が固定鉄心23aから離れなくなるということが防止されている。そして、コイル22に流す電流の減少量に比例して流量を減少させることができる。
一方、コイル22への通電を停止すると、可動鉄心24が固定鉄心23a,23bに吸引されなくなるので、スプリング25の付勢力によって可動鉄心34が下方へ移動し、弁体31が弁座36に当接する。これにより、入口流路34と出口流路35とが遮断されて弁閉状態となる。
次に、流量センサ101は、図5に示すように、ボディ141と、センサ基板121と、積層フィルタ150とを備えている。そして、積層フィルタ150がボディ141の流路空間144に装着された状態で、センサ基板121がシールパッキン148を介しボディ141にネジ固定で密着されている。これにより、センサ流路S、およびセンサ流路Sに対するバイパス流路である主流路Mが形成されている。
積層フィルタ150は、図6に示すように、4種類の薄板を合計11枚積層したものである。すなわち、下から順に、メッシュ板151、第1遮蔽板152,152,152,152、メッシュ板151、第2遮蔽板153、メッシュ板151、第2遮蔽板153、メッシュ板151、および第3遮蔽板154が積層されて接着されたものである。これらの各薄板151〜154は、すべて厚さが0.5mm以下であり、エッチングにより各形状の加工(マイクロマシニング加工)がなされたものである。
一方、センサ基板121には、複数の測定用熱線が設けられた測定チップ111が実装され、その裏面に電気素子131、132、133、134などで構成される電気回路が設けられている。この電気回路は、基板制御部102と接続されている。そして、センサ基板121および測定チップ111には、実装時に互いに重なり合う溝が形成されている。これらにより、測定チップ111が実装されたセンサ基板121をボディ141にシールパッキン148を介して密着すると、ボディ141の流路空間144において、センサ基板121と測定チップ111との間にセンサ流路Sが形成されるとともに、センサ流路Sに測定用熱線が橋を渡すように設けられる。
このような流量センサ101では、被測定流体がメッシュ板151を含む積層フィルタ150を通過した後にセンサ流路Sに流れ込む。これにより、センサ流路Sに流れ込む被測定流体の流れが整えられるので安定した測定出力を得ることができるようになっている。
次に、上記した流量制御システム10の動作について説明する。まず、コントローラ14から流量コントローラ100に対して目標流量値が入力される。これにより、その目標流量データが制御回路102に入力される。そして、目標流量値が入力されると、コントローラ14により、開閉弁13が開状態にされる。そうすると、供給源11からレギュレータ12により調圧された流体が流量コントローラ100に供給され、流量センサ101にてそのときの流量が検出される。この検出された流量データは、制御回路102に入力される。
そして、流量コントローラ100において、ノズル15に供給する流量が目標流量になるように流量制御が行われる。具体的には、制御回路102が、目標流量データと流量データとを比較して両者が等しくなるように、流量制御弁50の弁開度をフィードバック制御する。このフィードバック制御により、流量制御弁50の弁開度が調整されて目標流量が得られる。
このとき、流量センサ101から制御回路102に入力される流量データが目標流量値の±x%FS(予め設定された許容範囲であり、請求項における「目標流量範囲」に相当する)に達すると、制御回路102はスイッチ出力をONにする。そして、このスイッチ出力がONされたことがコントローラ14にて検出されると、コントローラ14は弁開度保持信号を流量コントローラ100の制御回路102に入力する。
弁開度保持信号が制御回路102に入力されると、制御回路102は流量制御弁50のフィードバック制御を停止し、そのときの流量制御弁50の弁開度を保持する。これにより、流量制御弁50は絞り弁として機能することになる。従って、元圧の変動等がなければ、流量コントローラ100に供給された流体は、目標流量にてノズル15に供給されることになる。
その後、コントローラ14によって開閉弁13がON/OFF制御されることにより、所定のタイミングでノズル15から目標流量にて流体を噴出することができる。このように、本実施の形態に係る流量制御システム10によれば、ノズル15から噴出する流量を目標流量に自動的に調整することができる。
また、ノズル15からの流体の噴出・停止は、コントローラ14による開閉弁13のON/OFF制御によって行われる(流量制御弁50はフィードバック制御されていない)ので、高速なタクトタイムが要求される場合にも対応することができる。
ここで、元圧が変動したり、流量制御弁50の温度上昇により弁開度が変化したりなどして、流量センサ101で検出される流量が目標流量(許容範囲を含む)から外れると、制御回路102はスイッチ出力をOFFする。そうすると、コントローラ14は、制御回路102に対する弁開度保持信号の入力を停止する。このため、制御回路102は流量制御弁50の弁開度保持を停止し、流量センサ101の出力に基づくフィードバック制御を開始する。
そして、流量センサ101から制御回路102に入力される流量データが目標流量範囲に入ると、制御回路102はスイッチ出力を再度ONにする。そして、このスイッチ出力のONがコントローラ14にて検出されると、コントローラ14は弁開度保持信号を流量コントローラ100の制御回路102に再度入力する。
弁開度保持信号が制御回路102に入力されると、制御回路102は流量制御弁50のフィードバック制御を再度停止し、そのときの流量制御弁50の弁開度を再度保持する。これにより、流量制御弁50は絞り弁として再度機能することになる。これにより、再度、流量コントローラ100からノズル15に供給される流量を目標流量に調整することができる。このように、流量制御システム10は、流量が目標流量から外れた場合でも、流量を目標流量に自動的に復帰させる(再調整する)ことができる。
その後、上記した動作が繰り返し行われる。そして、ワークが変更される際には、目標流量値が変更されて、上記した動作が行われる。従って、ワークを変更する際には目標流量値のみを変更するだけで、自動的にその目標流量にてノズル15から流体を噴射することができる。
このように、本実施の形態に係る流量制御システム10によれば、ワークごとに対応して設定される目標流量値を入力するだけで、常にノズル15から噴射される流量を自動的に目標流量に調整することができる。従って、従来のように、目標流量から外れた場合やワークを変更する場合であっても、手動にて流量を調整する必要がなくなるので作業効率が格段に向上する。
ここで、本実施の形態に係る制御システム10を用い、複数の目標流量を設定した場合のノズル15から噴射される流体の流量を調べた結果を図7に示す。図7は、ノズルから噴射される流量の経時変化を示す図である。ここでは、流体に空気を使用し、レギュレータ12にて100kPaに調圧している。そして、目標流量として20L/min(実線)、10L/min(破線)、および2L/min(一点鎖線)を設定し、それぞれ断続的に(開閉弁13をON/OFFして)ノズル15から流体を噴射した。
図7から解るように、20L/min(実線)の目標流量設定では、20L/minより若干少なめではあるが、各回ともノズル15から噴射される流量は安定している。また、10L/min(破線)の目標流量設定では、10L/minより若干多めではあるが、各回ともノズル15から噴射される流量は安定している。また、2L/min(一点鎖線)の目標流量設定では、2L/minより若干多めではあるが、各回ともノズル15から噴射される流量は安定している。
このように、制御システム10を用いることにより、目標流量値を設定するだけでノズル15からその目標流量にて空気(流体)を噴射することができる。
そして、上記した流量制御システム10は、例えば、電子部品の吸着搬送におけるリリース時のエア流量コントロール、部品圧送(風圧で部品を送る)におけるエア流量コントロール、あるいは気体充填における充填流量コントロールなど多様な用途に利用することができる。そして、流量制御システム10を利用することにより、各用途において、ワークが変わったときでも、そのワークごとに適切な流量(目標流量)に自動的に調整することができる。また、元圧の変動などにより流量が変わり目標流量範囲外になった場合でも、自動的に目標流量に戻すことができる。さらに、高速なタクトタイムを必要とする場合でも十分に対応することができる。
以上、詳細に説明したように本実施の形態に係る流量制御システム10では、流量が目標流量範囲に入ると、制御回路102がスイッチ出力をONにし、それを検出したコントローラ14が弁開度保持信号を流量コントローラ100の制御回路102に入力する。そして、弁開度保持信号が制御回路102に入力されると、制御回路102が流量制御弁50のフィードバック制御を停止し、そのときの流量制御弁50の弁開度を保持する。これにより、流量制御弁50は絞り弁として機能し、流体は目標流量にてノズル15に供給される。このように、流量制御装置は、ノズル15から噴射される流量を目標流量に自動的に調整することができる。
また、流量センサ101で検出されている流量が目標流量範囲から外れると、制御回路102がスイッチ出力をOFFにし、それを検出したコントローラ14が制御回路102に対する弁開度保持信号の入力を停止する。これにより、制御回路102が流量制御弁50の弁開度保持を停止し、流量センサ101の出力に基づくフィードバック制御を開始する。そして、流量が再度目標流量範囲に入ると、制御回路102がスイッチ出力を再度ONにし、それを検出したコントローラ14が弁開度保持信号を流量コントローラ100の制御回路102に再度入力する。これにより、制御回路102が流量制御弁50のフィードバック制御を停止し、そのときの流量制御弁50の弁開度を保持する。このように、流量制御システム10は、流量が目標流量から外れた場合でも、ノズル15から噴射される流量を目標流量に自動的に復帰させる(再調整する)ことができる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。
実施の形態に係る流量制御システムの概略構成を示すブロック図である。 流量コントローラの概略構成を示す断面図である。 流量コントローラの制御系の構成を示すブロック図である。 流量コントローラに組み込まれた流量制御弁の概略構成を示す断面図である。 流量コントローラに組み込まれた流量センサの概略構成を示す断面図である。 流量センサに備わる積層フィルタの分解斜視図である。 ノズルから噴射される流量の経時変化を示す図である。
符号の説明
10 流量制御システム
11 流体供給源
12 レギュレータ
13 開閉弁
14 コントローラ
15 ノズル
50 流量制御弁
100 流量コントローラ
101 流量センサ
102 制御回路

Claims (6)

  1. 流量を測定する流量センサと、前記流量センサで測定される測定値が目標値になるように、前記流量センサの出力に基づいて流量制御弁の開度を可変制御する制御回路とを備える流量コントローラと、前記流量コントローラへの流体供給をON/OFF制御する開閉弁と、前記開閉弁および流量コントローラを制御する制御手段とを有する流量制御システムにおいて、
    前記制御手段から前記制御回路に対して弁開度保持信号が入力されている間、前記制御回路は、前記流量センサの出力に基づく前記流量制御弁の開度可変制御を停止し、前記弁開度保持信号が入力された時点における前記流量制御弁の開度を保持することを特徴とする流量制御システム。
  2. 請求項1に記載する流量制御システムにおいて、
    前記流量センサで検出される流量が目標流量範囲内になると、前記制御回路はスイッチ出力をONにし、
    前記制御手段は、前記スイッチ出力がON状態であることを検出すると、前記制御回路に前記弁開度保持信号を入力することを特徴とする流量制御システム。
  3. 請求項2に記載する流量制御システムにおいて、
    前記流量センサで検出される流量が目標流量範囲外になると、前記制御回路はスイッチ出力をOFFにし、
    前記制御手段は、前記スイッチ出力がOFFになったことを検出すると、前記制御回路への前記弁開度保持信号の入力を停止することを特徴とする流量制御システム。
  4. 流量を測定する流量センサと、前記流量センサで測定される測定値が目標値になるように、前記流量センサの出力に基づいて流量制御弁の開度を可変制御する制御回路と有する流量コントローラにおいて、
    前記制御回路は、外部信号が入力されている間、前記流量制御弁の開度の可変制御を停止して、前記外部信号が入力された時点における前記流量制御弁の開度を保持することを特徴とする流量コントローラ。
  5. 請求項4に記載する流量コントローラにおいて、
    前記制御回路は、前記流量センサで検出される流量が目標流量範囲内になると、スイッチ出力をONにすることを特徴とする流量コントローラ。
  6. 請求項4または請求項5に記載する流量コントローラにおいて、
    前記制御回路は、前記流量制御弁の開度を保持制御しているときに、前記流量センサで検出される流量が目標流量範囲外になると、前記流量制御弁の開度の可変制御を開始することを特徴とする流量コントローラ。
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