JP2007205949A - 距離検出装置 - Google Patents

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隆志 黒川
Yosuke Tanaka
洋介 田中
Tatsutoshi Shioda
達俊 塩田
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Abstract

【課題】光検出器において2光子吸収させ、当該光検出器が出力する電気的な検出信号の周波数スペクトルから前記反射点までの距離を高精度で測定することができるが低コストで製造可能な距離検出装置に関する。
【解決手段】第1レーザ光源および第2レーザ光源と、2つのレーザ光を同一の変調周波数で変調する変調器と、第1レーザ光源から出射された光の反射光と、第2レーザ光源からのレーザ光とが結合されてなるレーザ光を増幅する第2光増幅器と、第2光増幅器からのレーザ光を受光し2光子吸収により電気出力を発生する光検出器と、光検出器の出力信号に含まれる正弦波成分を抽出して、第1レーザ光源の光路を反射して戻ってくる光の反射位置に対応する周波数成分を検出する周波数検出器とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、第1レーザ光源から出射した光の1つまたは複数の反射点からの反射光と、第2レーザ光源からのレーザ光との結合光を、光検出器において2光子吸収させ、当該光検出器が出力する電気的な検出信号の周波数スペクトルから前記反射点までの距離を高精度で測定することができるが低コストで製造可能な距離検出装置に関する。
従来、レーザ光を用いて空間的距離を測定する距離検出装置や、2光子吸収を応用した形状測定装置が知られている。たとえば、距離検出装置7は、図4に示すようにレーザ光源71からのレーザ光を光変調器72により変調し、これを変調光B01として出射し、ハーフミラー73を介して被測対象Oに照射し、その反射光B11を光検出器74により検出し、電気信号として出力する。
そして、ミキサ75により、光変調器72を駆動する発振器76からの信号と局部発振器77からの信号とを合成するとともに、ミキサ78により局部発振器77からの信号と光検出器74からの信号とを合成する。ミキサ75とミキサ78との出力信号の位相を位相比較器79により比較して、両信号の位相差から被測対象Oまでの距離を測定する。
IEEE Photon.Technol.Lett.vol.17 No.12 pp2682−2689,2005
しかし、図4の距離検出装置7では、位相を検出しているため、2πの整数倍の不確定さが生じる。このため、被測対象Oまでの、おおよその距離がわかっていないと測定ができない。また、距離検出装置7では、位相を検出するため電気回路が複雑化し高価となる。
この不都合を解消するために、本発明者らは、図5に示す距離検出装置9を提案している(非特許文献1)
この距離検出装置9は、レーザ光の光路を光ファイバーにより構成したもので、第1レーザ光源901および第2レーザ光源902からのレーザ光B01,B02をカプラ92により結合し、結合光を光変調器93により変調する。この変調光B1を、カプラ93からB01の変調光のみを透過するバンドパスフィルタ941を介して参照ミラー94に照射するとともに、B01の変調光のみを透過するバンドパスフィルタ951を介して光ファイバー95の終端に向けて照射する。
参照ミラー94からの反射光B11および光ファイバー95の終端からの反射光B12は、光サーキュレータ96により光増幅器97を送られる。光増幅器97からの増幅光は、バンドパスフィルタBPFを介してSi−APD(アバランシェフォトダイオード)98に入射される。Si−APD98に入射した光は2光子吸収され電気信号に変換される。
コンピュータ99は、Si−APD98からの電気信号に含まれる正弦波信号の周波数スペクトルを検出する。この周波数スペクトルは、参照ミラー94と光ファイバー95の終端との距離に応じてピークを呈するので、光ファイバー95の終端までの距離を容易に観測することができる。なお、図5では光変調器93はコンピュータ99により制御される発振器OCにより駆動される。
しかし、距離検出装置9は、発振器OCをコンピュータ99により制御しているために測定に時間がかかり、さらにSi−APD98からの出力をフーリエ変換して周波数を演算するためにさらに時間がかる。また、ミラー,バンドパスフィルタ等の部品の点数が多いため光学系の損失が大きい。
本発明は、第1レーザ光源から出射した光の1つまたは複数の反射点からの反射光と、第2レーザ光源からのレーザ光との結合光を、光検出器において2光子吸収させ、レーザ光源から反射点までの距離を高精度で測定することができ、かつ光学系の損失が少ない距離検出装置を提供することにある。
(1) 異なる光周波数のレーザ光を発生する第1レーザ光源および第2レーザ光源と、
前記2つのレーザ光を同一の変調周波数で変調する変調器と、
前記第1レーザ光源から出射されたレーザ光が光路を反射して戻ってきたときの当該レーザ光を増幅する第1光増幅器と、
前記第1光増幅器からのレーザ光と、前記第2レーザ光源からのレーザ光とを結合する光カプラと、
前記光カプラからのレーザ光を増幅する第2光増幅器と、
前記第2光増幅器からのレーザ光を受光し2光子吸収により電気出力を発生する光検出器と、
前記光検出器の出力信号に含まれる正弦波成分を抽出して、前記第1レーザ光源の光路を反射して戻ってくる光の反射位置に対応する周波数成分を検出する周波数検出器と、
少なくとも前記変調器を制御するコンピュータと、
を備えたことを特徴とする距離検出装置。
(2) 位置変位検出装置としても使用できる距離検出装置であって、
異なる光周波数のレーザ光を発生する第1レーザ光源および第2レーザ光源と、
前記2つのレーザ光を同一の変調周波数で変調する変調器と、
前記第1レーザ光源からのレーザ光を空間経路に出射する第1光ファイバーファイバコリメータと、
前記第1光ファイバーファイバコリメータから出射されたレーザ光の空間光路の終端に設けられたコーナキューブと、
前記コーナキューブから反射されるレーザ光をファイバー光路に取り込む第2ファイバーコリメータと、
前記第2ファイバーコリメータからのレーザ光を増幅する第1光増幅器と、
前記第2レーザ光源からのレーザ光および前記第1光増幅器からのレーザ光を結合する光カプラと、
前記光カプラからのレーザ光を増幅する第2光増幅器と、
前記第2光増幅器からのレーザ光を受光し2光子吸収により電気出力を発生する光検出器と、
前記光検出器の出力信号に含まれる正弦波成分を抽出して、前記第1レーザ光源の光路を反射して戻ってくる光の反射位置に対応する周波数成分を検出する周波数検出器と、
少なくとも前記変調器を制御するコンピュータと、
を備えたことを特徴とする距離検出装置。
(3) 光ファイバーの少なくとも1つの破断点を検出する、光ファイバー破断点検出装置としても使用できる距離検出装置であって、
異なる光周波数のレーザ光を発生する第1レーザ光源および第2レーザ光源と、
前記2つのレーザ光を同一の変調周波数で変調する変調器と、
前記第1レーザ光源からのレーザ光を始端より入射する前記光ファイバーと、
前記光ファイバーの始端に設けられ、前記第1レーザ光源から前記光ファイバーの終端側に向けて伝播するレーザ光と、前記光ファイバーの終端側から始端側に向けて伝播するレーザ光とを分離する光サーキュレータと、
前記光サーキュレータからのレーザ光を増幅する第1光増幅器と、
前記第2レーザ光源からのレーザ光および前記第1光増幅器からのレーザ光を結合する光カプラと、
前記光カプラからのレーザ光を増幅する第2光増幅器と、
前記第2光増幅器からのレーザ光を受光し2光子吸収により電気出力を発生する光検出器と、
前記光検出器の出力信号に含まれる正弦波成分を抽出して、前記第1レーザ光源から前記破断点までの距離に対応する周波数成分を検出する周波数検出器と、
を備えたことを特徴とする距離検出装置。
(4) 前記第1レーザ光源および前記第2レーザ光源は半導体レーザからなり、前記変調器は電圧制御発振器により前記半導体レーザを直接変調し、かつ変調周波数を掃引する構成を備えたことを特徴とする(1)から(3)の何れかに記載の距離検出装置。
(5) 前記光検出器は温度制御(定温制御)されることを特徴とする(1)から(4)の何れかに記載の距離検出装置。
本発明では、第1レーザ光源から出射した光の1つまたは複数の反射点からの反射光と、第2レーザ光源からのレーザ光との結合光を、光検出器において2光子吸収させるようにしたので、当該光検出器が出力する検出信号の周波数スペクトルから第1レーザ光源から前記反射点までの距離を高精度で測定することができる。
また、レーザ光源をVCOにより直接変調することで、高速な測定ができ、さらに光検出器からの2光子吸収出力を周波数検出器により直接検出するのでさらに高速な測定が可能となる。加えて、ミラー,バンドパスフィルタ等の部品の点数を少なくできるため光学系の損失を小さくできる。
《第1実施形態》
図1は本発明の距離検出装置の、一実施形態を示す説明図である。図1において、距離検出装置3は、第1レーザ光源301および第2レーザ光源302と、光変調器光カプラ34と、第1光増幅器351と、第2光増幅器352と、光検出器36と、周波数検出器37とを備えている。
第1レーザ光源301と第2レーザ光源302は、何れも半道体レーザを用いることができる。これらは異なる光周波数のレーザ光を発生し、2つのレーザ光は、変調器(VCO(電圧制御発振器))により同一の変調周波数で変調される。第1レーザ光源301と第2レーザ光源302は、異なる周波数のレーザ光B10,B20を出射する。
本実施形態では、第1レーザ光源301の周波数はf1(波長λ1:1550nm)であり、第1レーザ光源302の周波数はf2(波長λ2:1552nm)である。変調周波数は、たとえば1MHz〜100MHzまで、50kHzステップで掃引される。
第1光増幅器351は、第1レーザ光源301の光路を反射して戻ってくる反射光B11を増幅することができる。第1光増幅器351の後段には、図示はしないが反射光B11を通過させるバンドパスフィルタを設けることができる。
光カプラ34は、第2レーザ光源302からのレーザ光B20および第2光増幅器351からのレーザ光B11を結合する。
第2光増幅器352は、光カプラ34からのレーザ光B3を増幅する。第2光増幅器352の後段には、図示はしないが増幅された自然放出光(ASE)を除去するためのバンドパスフィルタを設けることができる。
光検出器36は、第2光増幅器352からのレーザ光を受光し2光子吸収(TPA:Two−Photon Absorption)する。光検出器36は、たとえばアバランシェフォトダイオード(APD)により構成することができ、第2光増幅器352からのレーザ光を受光し2光子吸収する。光検出器36は、温度制御素子(ここではペルチェ素子100)により一定温度に制御されている。これにより、SN比を大きくすることができる。
周波数検出器37は、たとえば専用プロセッサにより構成でき、光検出器36の出力信号(電気信号)に含まれる正弦波を抽出して、第1レーザ光源301の光路を反射して戻ってくる光の反射位置に対応する周波数成分を検出する。
図1では、周波数検出器37は、コンピュータ2に接続され、コンピュータ2は、第1レーザ光源301および第2レーザ光源302に接続されたVCOを制御している。
《第2実施形態》
図2は本発明の距離測定装置の第2実施形態を示す説明図である。図2において、距離検出装置4は、距離または距離の変動を測定するものであり、第1レーザ光源401および第2レーザ光源402と、ファイバコリメータ411,412と、コーナキューブ42と、光第1光増幅器451と、光カプラ44と、第2光増幅器452と、光検出器46と、周波数検出器47とからなる。
第1レーザ光源401と第2レーザ光源402は、何れも半道体レーザを用いることができる。これらは異なる光周波数のレーザ光を発生し、2つのレーザ光は、変調器(VCO(電圧制御発振器))により同一の変調周波数で変調される。第1レーザ光源401と第2レーザ光源402は、異なる周波数のレーザ光B10,B20を出射する。本実施形態では、第1レーザ光源401の周波数はf1(波長λ1:1550nm)であり、第1レーザ光源402の周波数はf2(波長λ2:1552nm)である。変調周波数は、たとえば1MHz〜100MHzまで、50kHzステップで掃引される。
コーナキューブ42は、第1レーザ光源401からのレーザ光B10を反射する。
ファイバコリメータ411は光ファイバを伝播する第1レーザ光源401からの光をコーナキューブ42に向けて光ビームとして空間に放出し、ファイバコリメータ412はコーナキューブ42から反射してくるレーザ光B11を光ファイバに取り込む。レーザ光B11は第1光増幅器451により増幅される。なお図示はしないが、第1光増幅器451の後段にはバンドパスフィルタを設けることができる。
光カプラ44は、第2レーザ光源412からのレーザ光B20およびファイバコリメータ412からのレーザ光B11を結合する。
光増幅器45は、光カプラ44からのレーザ光B3を増幅する。光増幅器45の後段には、図示はしないが、増幅された自然放出光(ASE)を除去するためのバンドパスフィルタが設けられている。
光検出器46は、たとえばアバランシェフォトダイオード(APD)により構成することができ、光増幅器45からのレーザ光を受光し2光子吸収する。
光検出器46は、温度制御素子(ここではペルチェ素子100)により一定温度に制御されている。これにより、SN比を大きくすることができる。
周波数検出器47は、光検出器46の出力信号に含まれる正弦波成分を抽出して、レーザ光B11に含まれる第1レーザ光源411からコーナキューブ42までの距離に対応する周波数成分を検出する。
図3では、周波数検出器37は、コンピュータ2に接続され、コンピュータ2は、第1レーザ光源301および第2レーザ光源302に接続された電圧制御発振器VCOを制御している。
《第3実施形態》
図3は本発明の距離検出装置の第3実施形態を示す説明図である。図3において、距離検出装置5は、光ファイバーの破断点までの距離を検出するもので、第1レーザ光源501および第2レーザ光源502と、光ファイバー51と、光分離器(光サーキュレータ)53と、光カプラ54と、第1光増幅器551、第2光増幅器552と、光検出器56と、周波数検出器57とからなる。
第1レーザ光源501と第2レーザ光源502は、何れも半道体レーザを用いることができる。これらは異なる光周波数のレーザ光を発生し、2つのレーザ光は、変調器(VCO(電圧制御発振器))により同一の変調周波数で変調される。第1レーザ光源501と第2レーザ光源502は、異なる周波数のレーザ光B10,B20を出射する。本実施形態では、第1レーザ光源501の周波数はf1(波長λ1:1550nm)であり、第1レーザ光源502の周波数はf2(波長λ2:1552nm)である。変調周波数は、たとえば1MHz〜100MHzまで、50kHzステップで掃引される。
光ファイバー51は、第1レーザ光源501からのレーザ光B10を始端より入射する。
光分離器53は、光ファイバー51の始端に設けられ、光ファイバー51の終端において反射した当該終端側から始端側に向けて伝播する反射レーザ光B121および光ファイバー51が破断しているときに当該破断点からの反射レーザ光B121からなる反射レーザ光B11を分離する。光分離器53により分離された光は第1光増幅器551により増幅される。なお図示はしないが、第1光増幅器551の後段にはバンドパスフィルタを設けることができる。
光カプラ54は、第2レーザ光源502からのレーザ光B20および光分離器53からのレーザ光B11を結合する。
第2光増幅器552は、光カプラ54からのレーザ光B3を増幅する。
光検出器56は、第2光増幅器552からのレーザ光を受光し2光子吸収する。光検出器56は、温度制御素子(ここではペルチェ素子100)により一定温度に制御されている。これにより、SN比を大きくすることができる。
周波数検出器57は、光検出器56の出力信号に含まれる正弦波成分を抽出して、レーザ光B11に含まれる第1レーザ光源501から光ファイバー51の終端までの距離に対応する周波数成分と、第1レーザ光源501から破断点までの距離に対応する周波数成分を検出する。
図3では、周波数検出器37は、コンピュータ2に接続され、コンピュータ2は、第1レーザ光源301および第2レーザ光源302に接続された電圧制御発振器を制御している。
本発明の第1実施形態を示す機能ブロック図である。 本発明の第2実施形態を示す機能ブロック図である。 本発明の第2実施形態を示す機能ブロック図である。 従来の距離検出装置の一例を示す図である。 従来の距離検出装置の他の例を示す図である。
符号の説明
4,5,6 距離検出装置
34,44,54 光カプラ
36,46,56 光検出器
37,47,57 周波数検出器
42 コーナキューブ
100 ペルチェ素子(温度制御素子)
301,401,501 第1レーザ光源
302,402,502 第2レーザ光源
351,451,551 第1光増幅器
352,452,552 第2光増幅器
411,412 ファイバコリメータ

Claims (5)

  1. 異なる光周波数のレーザ光を発生する第1レーザ光源および第2レーザ光源と、
    前記2つのレーザ光を同一の変調周波数で変調する変調器と、
    前記第1レーザ光源から出射されたレーザ光が光路を反射して戻ってきたときの当該レーザ光を増幅する第1光増幅器と、
    前記第1光増幅器からのレーザ光と、前記第2レーザ光源からのレーザ光とを結合する光カプラと、
    前記光カプラからのレーザ光を増幅する第2光増幅器と、
    前記第2光増幅器からのレーザ光を受光し2光子吸収により電気出力を発生する光検出器と、
    前記光検出器の出力信号に含まれる正弦波成分を抽出して、前記第1レーザ光源の光路を反射して戻ってくる光の反射位置に対応する周波数成分を検出する周波数検出器と、
    少なくとも前記変調器を制御するコンピュータと、
    を備えたことを特徴とする距離検出装置。
  2. 異なる光周波数のレーザ光を発生する第1レーザ光源および第2レーザ光源と、
    前記2つのレーザ光を同一の変調周波数で変調する変調器と、
    前記第1レーザ光源からのレーザ光を空間経路に出射する第1光ファイバーファイバコリメータと、
    前記第1光ファイバーファイバコリメータから出射されたレーザ光の空間光路の終端に設けられたコーナキューブと、
    前記コーナキューブから反射されるレーザ光をファイバー光路に取り込む第2ファイバーコリメータと、
    前記第2ファイバーコリメータからのレーザ光を増幅する第1光増幅器と、
    前記第2レーザ光源からのレーザ光および前記第1光増幅器からのレーザ光を結合する光カプラと、
    前記光カプラからのレーザ光を増幅する第2光増幅器と、
    前記第2光増幅器からのレーザ光を受光し2光子吸収により電気出力を発生する光検出器と、
    前記光検出器の出力信号に含まれる正弦波成分を抽出して、前記第1レーザ光源の光路を反射して戻ってくる光の反射位置に対応する周波数成分を検出する周波数検出器と、
    少なくとも前記変調器を制御するコンピュータと、
    を備えたことを特徴とする距離検出装置。
  3. 光ファイバーの少なくとも1つの破断点を検出する距離検出装置(光ファイバー破断点検出装置)であって、
    異なる光周波数のレーザ光を発生する第1レーザ光源および第2レーザ光源と、
    前記2つのレーザ光を同一の変調周波数で変調する変調器と、
    前記第1レーザ光源からのレーザ光を始端より入射する前記光ファイバーと、
    前記光ファイバーの始端に設けられ、前記第1レーザ光源から前記光ファイバーの終端側に向けて伝播するレーザ光と、前記光ファイバーの終端側から始端側に向けて伝播するレーザ光とを分離する光サーキュレータと、
    前記光サーキュレータからのレーザ光を増幅する第1光増幅器と、
    前記第2レーザ光源からのレーザ光および前記第1光増幅器からのレーザ光を結合する光カプラと、
    前記光カプラからのレーザ光を増幅する第2光増幅器と、
    前記第2光増幅器からのレーザ光を受光し2光子吸収により電気出力を発生する光検出器と、
    前記光検出器の出力信号に含まれる正弦波成分を抽出して、前記第1レーザ光源から前記破断点までの距離に対応する周波数成分を検出する周波数検出器と、
    を備えたことを特徴とする距離検出装置。
  4. 前記第1レーザ光源および前記第2レーザ光源は半導体レーザからなり、前記変調器は電圧制御発振器により前記半導体レーザを直接変調し、かつ変調周波数を掃引する構成を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の距離検出装置。
  5. 前記光検出器は温度制御されることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の距離検出装置。
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