JP4934691B2 - 分光システム - Google Patents

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本発明は、分光システムに関する。
従来、ミリ波やテラヘルツ波である電磁波の透過スペクトルまたは反射スペクトルを測定する分光システムとして、例えば図8に示すような装置がある(非特許文献1参照)。
このシステムでは、2台の波長可変光源21、22から発生する波長λ(周波数=C/λ、C:光速)、λ(周波数=C/λ)の光を合波分波器23で一旦合波後、2つに分波させ、その一方を送信部24、他方を受信部25に導入する。
図9は、送信部24に導入される光信号のスペクトルを示す図である。波長の異なる2つの光が合波されたことにより、その周波数差の唸りが生じている。送信部24は光伝導スイッチと電磁波放射用アンテナで構成されており、図9で示される光信号が入力されると、図10に示すように唸り周波数c(1/λ―1/λ)に対応する電磁波(ミリ波やテラヘルツ波)を発する。送信部24で発生したミリ波やテラヘルツ波は、この例では、被測定物Sを透過し、受信部25に導入される。
受信部25は光伝導スイッチと電磁波受信用アンテナで形成されており、図9で示される光信号が入射された状態で、電磁波受信用アンテナにミリ波やテラヘルツ波の電磁波が到来すると、その強度に比例した光電流が流れる。波長可変光源21、22の波長を掃引した時に、受信部25で検出される光電流強度の変化は、受信部25に到来するミリ波やテラヘルツ波の各周波数における電磁波の強度を表す。これは被測定物Sに対するミリ波・テラヘルツ波電磁波の透過または反射スペクトルである。この例では、合波分波器23で波長λ1、λ2の波長を波長計26、27で測定し、波長可変光源21、22の掃引時の波長精度を高めている。
"Tunable CW Terahertz source with High-Precision Frequency Control,"A. J. Deninger, T. Goubel, D. Schoenherr, A. Roggenbuck, F. Kison, and P. Meissner, The Joint 33nd International Conference on Infrared and Millimeter Waves and 16th International Conference on Terahertz Electronics, T4B3.1418.
非常に小さな反射係数を持つ物体の反射スペクトルの測定や、非常に小さな透過係数を持つ物体の透過スペクトルの測定では、受信信号強度は非常に小さくなるため、高感度の受信器が要求される。図8の装置は、受信器25の光伝導スイッチがミキサとして動作する一種のホモダイン受信機を構成している。ホモダイン受信機では検出された信号は直流信号に変換される。しかしながら、直流信号は、電源などから発生する低周波雑音の影響を大きく受けるため、ホモダイン受信機の低雑音化は非常に困難である。このような場合、通常、図12に示すように、受信信号をミキサ31と局部発振器32を用いて、中間周波数帯と呼ばれる,もとの信号より低い周波数帯の信号に一旦変換し、中間周波数帯増幅器33で増幅し、バンドパスフィルタ34で雑音成分を除去した後、電力検出器35でそのパワーを測定するという形式を取る。これは、ヘテロダイン受信方式と呼ばれるものである。測定系の低雑音化、高感度化には、ホモダイン方式よりもヘテロダイン方式が有望である。ところで、発振波長を掃引可能な波長可変レーザ光源には通常、発振波長に揺らぎが存在する。つまり、図8の装置で使用されるような、波長可変光源21、22には、一般的に発振波長に揺らぎが存在する。その値は発振波長の0.0001%程度である。波長の制御という点で考えた場合、この値は十分に小さい値であるといえる。しかし、送信部で発生するミリ波・テラヘルツ波で考えた場合、送信部から発せられる信号のスペクトルは、図11に示すように100MHz程度と大きな帯域幅を持ってしまう。図8の装置に、ヘテロダイン受信方式を採用した場合、図12に示す中間周波数帯増幅器の出力は、図13に示すように、受信信号自体の大きな帯域幅をそのまま受け継ぎ、非常に大きな帯域幅を持った信号となってしまう。ヘテロダイン受信方式が高感度を実現できるのは、周波数的に低い中間周波数帯で数kHzレベルの狭い透過帯域を有するバンドパスフィルタ34により、電力検出器35に到達する雑音成分を極力抑えているからであるが、図11に示すような信号が入力した場合、中間周波数帯に変換された信号のスペクトルは、図13に示すように非常に広い帯域幅を占有することとなり、狭い透過帯域によって雑音帯域を狭くすることが不可能となる。
つまり、ヘテロダイン方式を採用した場合、中間周波数帯信号の周波数帯域幅を狭くすることができず、十分な低雑音化、高感度化が不可能であった。
従って、図8に示すようなミリ波・テラヘルツ波電磁波の透過または反射スペクトルを測定する分光システムでは、ヘテロダイン受信方式による受信器の高感度化が不可能で、非常に小さな反射係数を持つ物体の反射スペクトルの測定や、非常に小さな透過係数を持つ物体の透過スペクトルの測定は不可能であった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低雑音で高感度な分光システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の分光システムは、周波数固定の光信号を発生する周波数固定光源と、基準信号を発生する基準信号発生器と、前記周波数固定光源で発生した光信号を、前記基準信号の周波数を空けて並ぶ複数のモード光からなる多モード光に変調する光変調器と、前記多モード光から第1の前記モード光と前記第1のモード光の周波数より低い周波数を有する第2の前記モード光を取り出す分波器と、周波数可変の光信号を発生する周波数可変光源と、前記周波数可変光源で発生した光信号を、該光信号の周波数を有する第1および第2の光信号に分波する光スプリッタと、前記第1のモード光と前記第1の光信号を当該第1のモード光と当該第1の光信号とからなる第1の光ビート信号に合波する第1の光カップラと、前記第2のモード光と前記第2の光信号を当該第2のモード光と当該第2の光信号とからなる第2の光ビート信号に合波する第2の光カップラと、前記第1の光ビート信号を前記第1のモード光の周波数から前記第1の光信号の周波数を差し引いて得られる差に等しい周波数を有する第1の電磁波に変換する第1のフォトミキサと、前記第2の光ビート信号を前記第2のモード光の周波数から前記第2の光信号の周波数を差し引いて得られる差に等しい周波数を有する第2の電磁波に変換する第2のフォトミキサと、前記第1の電磁波を照射された検体を経た第1の電磁波を、該第1の電磁波の周波数から前記2の電磁波の周波数を差し引いて得られる差に等しい周波数を有する電磁波に変換するミキサとを含み、前記第2のモード光の周波数は、前記周波数固定光源で発生した光信号の周波数に等しいことを特徴とする。
本発明によれば、ミキサによる変換後の電磁波は、周波数可変光源で発生した光信号の周波数の揺らぎに影響を受けず、狭い周波数帯域幅を有する。よって、狭い周波数帯域幅の電磁波のみを通過させるバンドパスフィルタを使用でき、電磁波のみを得ることができる。そのような電磁波においては雑音が少なく、よって感度を高めることができる。
本実施の形態に係る分光システムの構成を示すブロック図である。 多モード光104のスペクトルを示す図である。 光ビート信号301Aのスペクトルを示す図である。 光ビート信号301Bのスペクトルを示す図である。 電磁波401Aのスペクトルを示す図である。 電磁波401Bのスペクトルを示す図である。 電磁波402のスペクトルを示す図である。 従来の分光システムの構成を示すブロック図である。 送信部24に導入される光信号のスペクトルを示す図である。 送信部24から発生する電磁波のスペクトルを示す図である。 送信部24から発生する電磁波のスペクトルの拡大図である。 ヘテロダイン受信方式のブロック構成を示す図である。 中間周波数帯増幅器の出力を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る分光システムの構成を示すブロック図である。
分光システムは、ミリ波やテラヘルツ波の電磁波の透過スペクトルを測定するものである。分光システムは、光信号101を発生する周波数固定光源(単一波長狭線幅光源ともいう)1と、基準信号102を発生する基準信号発生器2と、光信号101を多モード光104に変調する光変調器3と、多モード光104から第1のモード光103(モード光103Aという)と第2のモード光103(モード光103Bという)を取り出す分波器4と、レーザ光である光信号201を発生する周波数可変光源(波長可変光源ともいう)5と、光信号201を光信号201Aおよび光信号201Bに分波する光スプリッタ6と、モード光103Aと光信号201Aを光ビート信号301Aに合波する光カップラ7と、モード光103Bと光信号201Bを光ビート信号301Bに合波する光カップラ8と、光ビート信号301Aを電磁波(ミリ波又はテラヘルツ波)401Aに変換するフォトミキサ9と、光ビート信号301Bを電磁波(ミリ波又はテラヘルツ波)401Bに変換するフォトミキサ10と、電磁波401Aを照射された検体Sを経た電磁波401A’を通過させ、電磁波401Bを反射するカップラ11と、カップラ11を反射した電磁波401Bを用いて、カップラ11を通過した電磁波401A’を電磁波402に変換するミキサ(ミリ波又はテラヘルツ波用のミキサ)12とを含む。本実施の形態では、さらに、電磁波402を増幅する増幅器13と、基準信号102の中心周波数および周波数帯域幅を有する電磁波を通過させるように設定されたバンドパスフィルタ14と、バンドパスフィルタ14を通過した電磁波402Aの電力を検出する電力検出器15が設けられている。
周波数固定光源1には、発振波長1.5ミクロンのDFBレーザを用いることができる。周波数固定光源1から発生する光信号101の周波数f[Hz]のは、変更不可能となっている。
基準信号発生器2には、汎用のマイクロ波又はミリ波帯のシンセサイザを用いることができる。基準信号発生器2から発生する基準信号102は、中心周波数fRE[Hz]と周波数帯域幅fw[Hz]を有する。
光変調器3には、強度変調タイプや位相変調タイプのものを用いることができる。分波器4には、アレー導波路回折格子や空間回折格子、ファイバブラッググレーディングなどを用いることができる。
周波数可変光源5には、市販の1.5ミクロン帯の光源を用いることができる。周波数可変光源5から発生する光信号201の周波数fTLSは、変更および掃引可能となっている。そのため、周波数fTLSの揺らぎを抑制するのは困難であるが、周波数fTLSは揺らぎを有していてもよい。周波数fTLSの揺らぎの影響を排除できるからである。詳しくは後述する。
光カップラ7、8には、ミリ波又はテラヘルツ帯の電磁波に対して半透明な誘電体フィルム、ワイヤーグリッド、硝子などを用いることができる。フォトミキサ9、10には、フォトコンダクティブスイッチや高周波動作のフォトダイオードを用いることができる。ミキサ12には、ショットキバリアダイオードなど高周波で動作する各種ダイオード、超伝導ミキサなどを用いることができる。
(分光システムの動作)
次に、分光システムの動作を説明する。
周波数固定光源1は、周波数fの光信号101を発生する。基準信号発生器2は、周波数fREの基準信号102を発生する。光変調器3は、光信号101を多モード光104に変調する。
図2は、多モード光104のスペクトルを示す図である。多モード光104は、周波数fREを空けて並ぶ複数のモード光103からなる。多モード光104は、周波数f+fREのモード光103であるモード光103A、周波数fのモード光103であるモード光103Bを含む。分波器4は、多モード光104からモード光103Aとモード光103Bを取り出す(分光する)。
一方、周波数可変光源5は、周波数fTLSの光信号201を発生する。光スプリッタ6は、光信号201を周波数fTLSを有する光信号201Aおよび周波数fTLSを有する光信号201Bに分波する。
光カップラ7は、モード光103Aと光信号201Aを光ビート信号301Aに合波する。
図3は、光ビート信号301Aのスペクトルを示す図である。光ビート信号301Aは、モード光103Aと光信号201Aとからなる。
光カップラ8は、モード光103Bと光信号201Bを光ビート信号301Bに合波する。
図4は、光ビート信号301Bのスペクトルを示す図である。光ビート信号301Bは、モード光103Bと光信号201Bとからなる。
フォトミキサ9は、光ビート信号301Aを電磁波401Aに変換する。
図5は、電磁波401Aのスペクトルを示す図である。電磁波401Aは、モード光103Aの周波数f+fREから、光信号201Aの周波数fTLSを差し引いて得られる差に等しい周波数f+fRE−fTLSを有する。
フォトミキサ10は、光ビート信号301Bを電磁波401Bに変換する。
図6は、電磁波401Bのスペクトルを示す図である。電磁波401Bは、モード光103Bの周波数fから、光信号201Aの周波数fTLSを差し引いて得られる差に等しい周波数f−fTLSを有する。
ミキサ12は、電磁波401Aを照射された検体Sを通過した電磁波401A’を電磁波402に変換する。
図7は、電磁波402のスペクトルを示す図である。電磁波402は、電磁波401Aの周波数f+fRE−fTLSから電磁波401Bの周波数f−fTLSを差し引いて得られる差に等しい中心周波数fREを有する。
増幅器13は、電磁波402を増幅する。
バンドパスフィルタ14は、増幅後の電磁波402の中の、中心周波数fREと周波数帯域幅fwを有する電磁波(電磁波402A)を通過させる。つまり、電磁波402の全周波数成分(電磁波402A)を通過させ、電磁波402以外の周波数をもつノイズなどを遮断する。
電力検出器15は、電磁波402Aの電力を検出する。電力は、検体Sの材質や状態などを反映したものとなる。
上記のように、電磁波402は、中心周波数fREつまり周波数可変光源5で発生する光信号201の周波数fTLSに依存しない中心周波数を有する。つまり、電磁波402は、周波数fTLSの揺らぎに影響を受けない。つまり、揺らぎで周波数帯域幅が広くなるということがないので、つまりは、電磁波402は、狭い周波数帯域幅を有する。よって、バンドパスフィルタ14も、その狭い周波数帯域幅を有する電磁波のみを通過させるように設定できる。そのようなバンドパスフィルタ14を通過した電磁波402Aにおいては、雑音が少ない。よって、電力検出器15は、電力を高い感度で検出することができる。
また、電磁波402は、基準信号102の周波数帯域幅fwに等しい周波数帯域幅を有する。よって、基準信号102の周波数帯域幅fwを狭くすれば(例えば、数キロヘルツにすれば)、電磁波402の周波数帯域幅はさらに狭くなる。よって、バンドパスフィルタ14も、そのようなさらに狭い周波数帯域幅を有する電磁波のみを通過させるように設定でき、電力をさらに高い感度で検出することができる。
さて、本実施の形態では、さらに、周波数可変光源5が、周波数fTLSを変化させる。いわゆる、周波数掃引が実行されるが、電磁波402の中心周波数fREは、周波数fTLSの揺らぎに影響を受けず、一定である。よって、電力検出器15は、検体Sの材質や状態などを反映した電力のスペクトルを高い感度で検出できる。
以上説明したように、本実施の形態では、周波数可変光源5から発生する光信号201の周波数fTLSが揺らぎを有していたとしても、電力検出器15による電力検出の対象である電磁波402Aにおいては、その揺らぎの影響がない。周波数fTLSを掃引した場合でも同様である。よって、本実施の形態によれば、バンドパスフィルタ14を、狭い周波数帯域幅を有する電磁波のみを通過させるように設定でき、高感度なスペクトル測定を実現できる。
なお、本実施の形態では、ミリ波やテラヘルツ波の電磁波の透過スペクトルを測定したが、反射スペクトルを測定してもよい。
また、本実施の形態では、モード光103Aとモード光103Bの間隔を周波数fREに等しくしたが、間隔を周波数fREのn(n=2以上の整数)倍としてもよい。
1…周波数固定光源
2…基準信号発生器
3…光変調器
4…分波器
5…周波数可変光源
6…光スプリッタ
7…光カップラ
8…光カップラ
9…フォトミキサ
10…フォトミキサ
11…カップラ
12…ミキサ
13…増幅器
14…バンドパスフィルタ
15…電力検出器
101、201、201A、201B…光信号
102…基準信号
103、103A、103B…モード光
104…多モード光
301A、301B…光ビート信号
401A、401A’、401B、402…電磁波
S…検体(被測定物)

Claims (5)

  1. 周波数固定の光信号を発生する周波数固定光源と、
    基準信号を発生する基準信号発生器と、
    前記周波数固定光源で発生した光信号を、前記基準信号の周波数を空けて並ぶ複数のモード光からなる多モード光に変調する光変調器と、
    前記多モード光から第1の前記モード光と前記第1のモード光の周波数より低い周波数を有する第2の前記モード光を取り出す分波器と、
    周波数可変の光信号を発生する周波数可変光源と、
    前記周波数可変光源で発生した光信号を、該光信号の周波数を有する第1および第2の光信号に分波する光スプリッタと、
    前記第1のモード光と前記第1の光信号を当該第1のモード光と当該第1の光信号とからなる第1の光ビート信号に合波する第1の光カップラと、
    前記第2のモード光と前記第2の光信号を当該第2のモード光と当該第2の光信号とからなる第2の光ビート信号に合波する第2の光カップラと、
    前記第1の光ビート信号を前記第1のモード光の周波数から前記第1の光信号の周波数を差し引いて得られる差に等しい周波数を有する第1の電磁波に変換する第1のフォトミキサと、
    前記第2の光ビート信号を前記第2のモード光の周波数から前記第2の光信号の周波数を差し引いて得られる差に等しい周波数を有する第2の電磁波に変換する第2のフォトミキサと、
    前記第1の電磁波を照射された検体を経た第1の電磁波を、該第1の電磁波の周波数から前記2の電磁波の周波数を差し引いて得られる差に等しい周波数を有する電磁波に変換するミキサと
    を含み、
    前記第2のモード光の周波数は、前記周波数固定光源で発生した光信号の周波数に等しいことを特徴とする分光システム。
  2. 前記ミキサによる変換後の電磁波を増幅する増幅器を含むことを特徴とする請求項1記載の分光システム。
  3. 前記増幅器による増幅後の電磁波の一部を通過させるバンドパスフィルタを含むことを特徴とする請求項記載の分光システム。
  4. 前記バンドパスフィルタは、前記基準信号の中心周波数および周波数帯を有する電磁波を通過させるように設定されたことを特徴とする請求項記載の分光システム。
  5. 前記バンドパスフィルタを通過した電磁波の電力を検出する電力検出器を含むことを特徴とする請求項または記載の分光システム。
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