JP2001272226A - 位置計測レーザ装置 - Google Patents

位置計測レーザ装置

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JP2001272226A
JP2001272226A JP2000088490A JP2000088490A JP2001272226A JP 2001272226 A JP2001272226 A JP 2001272226A JP 2000088490 A JP2000088490 A JP 2000088490A JP 2000088490 A JP2000088490 A JP 2000088490A JP 2001272226 A JP2001272226 A JP 2001272226A
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light
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position measuring
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JP2000088490A
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Yasushi Kubota
恭史 久保田
Makoto Mochizuki
真 望月
Toshihiko Kurebayashi
俊彦 紅林
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/28Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with deflection of beams of light, e.g. for direct optical indication

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外光の影響による無人走行車両の計測誤差を
防止し、位置計測を高精度に行うことを可能にした位置
計測レーザ装置を提供する。 【解決手段】 それぞれ所定の角度で光軸が向けられた
第1及び第2のレーザ送受信器を備え、レーザダイオー
ド123からの光を基準反射鏡で照射し、反射鏡で反射
された光を受光用フォトダイオード128で受光し、受
光信号に基づいて基準反射鏡に対する移動体の位置を計
測する信号処理回路150を含む位置計測手段を備え
る。位置計測手段は、レーザ光出射手段に対し駆動信号
を出力する手段161〜164と、この駆動信号の周波
数に基づいてタイミングを生成するタイミング生成手段
167,168と、このタイミング信号に基づいて受光
信号(e)と駆動信号(d)の一致を検出する一致検出
手段165と、一致検出が所定回数だけ連続したときに
有効な受光信号として出力する出力手段166とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無人走行車両の走行
システムに用いられ、無人走行車両の走行位置を計測し
て当該無人走行車両の進路を制御するために用いる位置
計測レーザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉱山を始めとする屋外作業場において、
ある場所と他の場所との間で繰り返し荷物を搬送するよ
うな場合に、無人走行車両を利用した走行システムが提
案されている。例えば、最初は有人走行により走行車両
を所定の進路で走行させるとともに、その際における走
行位置を近年において自動車の位置検出用に実用化され
ているGPSシステムを利用して計測し、その計測した
走行位置を目標位置として記憶装置に記憶する。しかる
上で、以降は無人走行により走行車両を走行させるとと
もに、前記GPSシステムにより当該走行車両の位置を
計測し、その計測した位置と、記憶装置に記憶した目標
位置とを比較し、両者の差に基づいて当該無人走行車両
の操舵を車載コンピュータにより制御することで、無人
走行車両を目標位置に向けて自動走行させることが可能
になる。しかしながら、GPSシステムによる位置計測
は、グローバルな位置計測用に開発されているものであ
るため、前記した屋外作業場のような狭い範囲内ではあ
る程度の誤差が生じることは避けられず、したがって無
人走行車両の自動走行を高精度に制御することは困難に
なる。そのため、このような誤差を解消して無人走行車
両の位置補正を行うために、当該無人走行車両の位置を
計測するための位置計測レーザ装置を開発し、これを前
記GPSシステムに組み込むことにより、高精度な自動
走行を可能にすることが考えられている。
【0003】図8(a),(b)は前記位置計測レーザ
装置を用いた無人走行車両の位置計測並びに位置補正を
説明するための概念図である。無人走行車両、例えば無
人トラックACには所要の角度をなす2つの方向に向け
てレーザ光を出射するとともに、これら2つの方向から
それぞれ入射される各レーザ光を検出することが可能な
位置計測レーザ装置1を搭載する。一方、前記無人トラ
ックACが走行される進路に沿って、入射されたレーザ
光を180度の方向に反射する再帰反射鏡RRを所要の
間隔で配置している。そして、図8(b)の実線のよう
に、前記無人トラックACに搭載した位置計測レーザ装
置1から所要の角度で前方に向けてレーザ光を出射し、
当該レーザ光が再帰反射鏡RRにおいて反射したレーザ
光を前記位置計測レーザ装置1において検出する。ま
た、同図鎖線のように、前記無人トラックACが所定距
離だけ進行したときに、側方に向けてレーザ光を出射
し、かつ前記再帰反射鏡RRで反射された当該レーザ光
の検出を行う。これにより、無人トラックACの移動距
離Lと、前記2つのレーザ光の角度とを用いた三角法に
よって、再帰反射鏡RRに対する無人トラックACの位
置を検出することが可能になる。したがって、図8
(a)のように、この位置検出を前記進路に沿って配列
されている各再帰反射鏡RRに対して行いながら、当該
位置が所定の位置となるように無人トラックACの進行
方向を制御することで、高精度な自動走行を実現するこ
とが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような無人車両の
走行システムでは、位置計測レーザ装置からレーザ光を
出射するとともに、再帰反射鏡で反射されたレーザ光を
当該位置計測レーザ装置において受光しているが、この
際のレーザ光として可視光を用いている。そのため、位
置計測レーザ装置が出射したレーザ光以外の外光を受光
すると、正確な位置検出ができなくなるという問題があ
る。したがって、位置計測レーザ装置が出射したレーザ
光のみを検出して位置検出を行うことが要求される。
【0005】また、この種の無人車両の走行システム
は、自然条件の厳しい場所に採用されることが多いが、
特に高温地域や寒冷地域においても位置計測レーザ装置
が確実にレーザ光を出射することが要求される。さら
に、位置計測レーザ装置からは、前記したように異なる
角度方向にそれぞれレーザ光を出射し、かつ受光する必
要があるが、この角度に誤差が生じると高精度な位置計
測を行うことは難しく、位置計測レーザ装置において角
度設定を高精度に行う必要があり、そのための設定が難
しい。また、位相計測レーザ装置からレーザ光を出射
し、かつ受光するためにレーザ光を透過する窓が設けら
れるが、過酷な自然条件によって窓が汚染されたときに
は、そのつど窓を清掃する必要があり、そのための作業
が煩雑なものになる。
【0006】本発明の目的は、前記した問題に鑑み、外
光の影響を無くして無人車両の位置計測を高精度に行う
ことを可能にした位置計測レーザ装置を提供するもので
ある。また、本発明の他の目的は、外部環境温度のいか
んにかかわらず確実に位置計測を可能にした位置計測レ
ーザ装置を提供するものである。さらに、本発明の目的
は、無人走行車両に対する位置計測レーザ装置の設定を
容易に行い、かつそのメインテナンスを容易にした位置
計測レーザ装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、無人走行車両
等の移動体にそれぞれ所要の角度で光軸が向けられた第
1及び第2のレーザ送受信器を備え、前記各レーザ送受
信器には、レーザ光を出射するレーザ光出射手段と、前
記出射されたレーザ光が基準反射鏡において反射された
レーザ光を受光するレーザ光受光手段とを有し、前記両
レーザ送受信器で得られる各レーザ光の受光信号に基づ
いて前記基準反射鏡に対する前記移動体の位置を計測す
る位置計測レーザ装置において、前記レーザ光出射手段
を駆動する駆動信号と、前記レーザ光受光手段で得られ
る受光信号とを比較し、両者が一致したときに前記受光
信号に基づいて前記移動体の位置計測を行う位置計測手
段を備えており、特に、前記位置計測手段は、前記レー
ザ光出射手段に対して所要の周波数の前記駆動信号を出
力する手段と、前記駆動信号の周波数に基づいて設定さ
れるタイミング信号を生成するタイミング生成手段と、
前記タイミング信号に基づいて前記受光信号と前記駆動
信号とを比較して両者の一致を検出する一致検出手段
と、前記一致検出手段での一致検出が所定回数だけ連続
したときに前記受光信号を有効な受光信号として出力す
る出力手段とを備えることを特徴としている。
【0008】また、本発明の位置計測レーザ装置におい
ては、次の形態とすることが好ましい。第1に、前記レ
ーザ光出射手段は、レーザダイオードを内蔵したレーザ
モジュールとして構成され、前記レーザモジュールは前
記レーザ送受信器の内部に固定的に設けられたペルチェ
素子に対して着脱可能で、かつ前記レーザモジュールの
光軸位置調整が可能に構成される。第2に、前記両レー
ザ送受信器は、ひとつの取り付け板に固定支持されてお
り、前記各レーザ送受信器と前記取り付け板は、前記各
レーザ送受信器の光軸方向を決定するために一方に設け
た凸部と、他方に設けた凹溝とが互いに嵌合されて固定
支持が行われる構成とされる。第3に、前記レーザ送受
信器には、前記レーザ光を透過するための窓が開口さ
れ、前記窓の前側には、前記レーザ送受信器に対して着
脱可能な透明板が配置される構成とされる。
【0009】本発明の位置計測レーザ装置では、レーザ
光を出射する際の駆動信号と、レーザ光を受光して得ら
れる受光信号とを比較し、両者が一致したとき、好まし
くは両者が所定回数だけ連続して一致したときに、当該
受光信号がレーザ光出射手段から出射されて基準反射鏡
で反射されたレーザ光として判定することにより、外光
の影響を受けることなく、移動体の位置計測を高精度に
行うことが可能になる。また、前記第1ないし第3の形
態を採用することで、外部環境温度のいかんにかかわら
ず確実に位置計測を可能にし、また、無人走行車両に対
する位置計測レーザ装置の設定を容易に行い、かつその
メインテナンスを容易にすることが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の位置計測レーザ装置
の一部を分解した全体構成図、図2はその組立状態の平
面図であり、図8に示したような無人トラックACに装
備されるものである。前記位置計測レーザ装置1は、第
1及び第2の2つのレーザ送受信器100A,100B
で構成されており、金属板等により形成される強固な取
り付け板11上に、その裏面から挿通されるネジ13に
よって固定支持されている。前記取り付け板11は、前
記無人トラックの一部に水平方向に向けて装備されると
ともに、前記第1のレーザ送受信器100Aが固定支持
される箇所には、無人トラックの進行方向に対して垂直
な方向に対して30°前方に向けて延長される凸キー1
2が設けられ、前記第2のレーザ送受信器100Bが固
定支持される箇所には、前記垂直な方向に向けて同様に
延長される凸キー(図示せず)が設けられている。
【0011】また、前記第1及び第2の各レーザ送受信
器100A,100Bはそれぞれ同じ構成のものが用い
られており、各レーザ送受信器100A,100Bは正
面に設けられた窓109を通してレーザ光を出射すると
ともに、図8に示した再帰反射鏡RRにおいて反射され
た当該レーザ光を受光する。また、前記無人トラックA
C上の基準点Oxを頂点とし、当該無人トラックの進行
方向に対して水平面上で垂直な方向よりも前方に30°
の方向に光軸方向を向けて前記第1のレーザ送受信器1
00Aが配置され、また前記垂直な方向に光軸方向を向
けて前記第2のレーザ送受信器100Bが配置されてい
る。
【0012】図3は前記第1及び第2の2つのレーザ送
受信器100A,100Bの構成を説明するために、第
1のレーザ送受信器100Aの一部を分解した斜視図で
ある。また、図4は前記レーザ送受信器の一部を破断し
た側面図、図5は図4のAA線縦断面図である。それぞ
れアルミニウム等の金属材で形成された箱状をしたベー
ス部101と、前記ベース部101上に被着されて図外
のねじにより固定されるカバー部102とでケーシング
が構成されている。前記ベース部101の底面には、光
軸方向に向けて延長されるキー溝103が形成されてお
り、このキー溝103は前記取り付け板11に設けられ
た凸キー12に嵌合することが可能である。また、前記
ベース部101の内部には、レーザ光を発光するレーザ
モジュール104と、前記した再帰反射鏡で反射された
レーザ光を受光する受光モジュール105と、前記レー
ザモジュール104から出射したレーザ光を平行光束と
して外部に投射するとともに、前記再帰反射鏡で反射さ
れたレーザ光を前記受光モジュール105に集光するた
めの光学系106と、前記レーザモジュール104を駆
動するとともに、前記受光モジュール105で受光した
信号に基づいて再帰反射鏡までの距離を演算する内部回
路107とが一体的に収納されている。なお、前記ベー
ス部101の側面には冷却フィン108が設けられてい
る。また、前記カバー部102は、前記ベース部101
の上方に突出されている前記光学系106及びレーザモ
ジュール105等を覆うとともに、前記光学系106か
ら出射され、あるいは受光されるレーザ光を透過するた
めの窓109が設けられている。
【0013】前記ベース部101内には、ベーク材から
なる下側基板111が内装されており、前記下側基板1
11に設けた開口内にはペルチェ素子112が埋め込ま
れており、前記ペルチェ素子112が前記ベース部10
1の内底面に接するように前記下側基板111が前記ベ
ース部101の内底面に固定されている。また、前記下
側基板111の上面には前記ペルチェ素子112の直上
位置にアルミニウムからなる冷却筒部113が立設され
るとともに、前記冷却筒部113の周囲を覆うように発
泡ウレタン等の断熱部114が一体に設けられている。
なお、前記ペルチェ素子112は、通電する電流を制御
することによって加熱または冷却が可能な素子であるこ
とは言うまでもない。
【0014】そして、前記冷却筒部113及び断熱部1
14の上側には、ベーク材からなる上側基板121が載
置されている。前記上側基板121には光通過穴122
が開口されており、この光通過穴122が設けられた箇
所の下側面には前記レーザモジュール104が下方に向
けて突出した状態に支持されている。前記レーザモジュ
ール104は、レーザ発光素子としてのレーザダイオー
ド123と、当該レーザダイオード123から出射され
たレーザ光を平行光にするための送光レンズ124で構
成され、モジュール筒125内に内装されており、前記
レーザモジュール104は前記冷却筒部113内に内装
配置されている。また、前記レーザダイオード123に
は、モニタ用フォトダイオード126が一体的に内蔵さ
れており(図6参照)、前記レーザダイオード123か
ら出射されるレーザ光の一部をモニタ用フォトダイオー
ド126でモニタする構成のものが用いられている。こ
こで、前記レーザモジュール104はその出射光軸が前
記受光モジュール105の光軸と交差するように前記ベ
ース部101に対して鉛直上方に向けられている。
【0015】また、前記上側基板121の上面の一端側
の位置には、受光モジュールホルダ127が一体的に立
設されており、この受光モジュールホルダ127には前
記受光モジュール105が支持されている。前記受光モ
ジュール105の内部にはレーザ受光素子としての受光
用フォトダイオード128が内蔵されている。ここで、
前記受光用フォトダイオード128は、その受光光軸が
前記上側基板121の長手方向に沿った水平方向に向け
られている。また、前記上側基板121の上面の前記受
光モジュール105の前側位置には、レンズホルダ12
9が一体的に立設されており、このレンズホルダ129
には前記受光用フォトダイオード128と光軸が一致さ
れ、かつ前記受光用フォトダイオード128の受光面に
焦点を合わせた受光レンズ130が支持されている。さ
らに、前記上側基板121の上面の前記受光レンズ13
0よりも前側の位置にはミラーホルダ131が一体的に
立設されており、このミラーホルダ131には前記受光
モジュール105の光軸と前記レーザモジュール104
の光軸とが交差する位置において、下方に45°の角度
で前方に傾斜された反射ミラー132が支持されてい
る。なお、前記送光レンズ124、前記受光レンズ13
0、前記反射ミラー132とで前記光学系106を構成
することになる。そして、前記レーザモジュール104
を構成するレーザダイオード123とモニタ用フォトダ
イオード126、及び前記受光用フォトダイオード12
8はそれぞれ内部回路107に接続されている。
【0016】一方、前記カバー部102は、正面141
が幾分後方に向けて傾斜されており、この傾斜された正
面141にはシール板142を介して正面板143がネ
ジ144により固定されている。そして、前記正面板1
43、前記シール板142、及び前記カバー部102の
正面141にわたって前記受光用フォトダイオード12
8の光軸を含む領域に前記した円形の窓109が開口さ
れている。また、前記窓109に臨む前記カバー部10
2の内面には封止ガラス板145が取り付けられてい
る。前記封止ガラス板145は、前記レーザダイオード
123から出射されるレーザ光を透過することが可能で
あるとともに、機械的な強度が高い材質のものが用いら
れている。また、前記シール板142と正面板143と
の間には、微小な間隙146が形成されており、この間
隙146内には先端を円弧状に形成した透明保護板14
7が上方から抜き差し可能とされている。前記透明保護
板147は、前記封止ガラス板145の前側を、汚泥や
汚水、埃、小石等から保護するためのものであり、ポリ
カーボネート等の硬質プラスチック板等により形成され
ている。
【0017】以上の構成のレーザ送受信器100A(1
00B)によれば、レーザダイオード123で発光され
て出射されるレーザ光は、送光レンズ124により平行
光束とされた上で垂直上方に向けられ、反射ミラー13
2で水平方向に反射され、封止ガラス板145、窓10
9、さらに保護透明板147を通して外部に出射され
る。そして、再帰反射鏡で反射された前記レーザ光は、
前記とは逆に、保護透明板147、窓109、封止ガラ
ス板145を通し、さらに反射ミラー132の周囲を通
過したレーザ光は受光レンズ130によって受光用フォ
トダイオード128に集光され、当該受光用フォトダイ
オード128で受光されることになる。なお、前記レー
ザダイオード123で発光されたレーザ光の一部は、モ
ニタ用フォトダイオード126で受光されることにな
る。そして、前記受光用フォトダイオード128で受光
した信号を前記内部回路107において信号処理し、さ
らに、この信号を処理を、前記第1及び第2の2つのレ
ーザ送受信器100A,100Bのそれぞれにおいて行
なうことで、三角法に基づいて前記再帰反射鏡までの距
離を演算することが可能になる。
【0018】次に、前記内部回路107の構成とその作
用について説明する。図6(a)は前記内部回路107
のブロック構成図である。前記レーザダイオード123
に接続されるLD駆動回路151は、前記レーザダイオ
ード123に駆動電流を供給し、レーザダイオード12
3を発光させる。ここで、前記LD駆動回路151は、
後述するように、所定の周波数の駆動パルスで前記レー
ザダイオード123を駆動して発光するように構成され
る。また、LD劣化・故障検出回路152は、前記レー
ザモジュール104内に組み込まれているモニタ用フォ
トダイオード126の受光出力に基づいて前記レーザダ
イオード123の発光出力の異常を検出し、警告信号を
出力する構成とされる。また、前記受光用フォトダイオ
ード128には、当該受光用フォトダイオードの受光出
力である受光電流を電圧に変換する電流−電圧変化回路
153と、変換された電圧を増幅する増幅回路154と
が縦続接続される。そして、前記LD駆動回路151と
前記増幅回路154はそれぞれ信号処理回路150に接
続されている。
【0019】信号処理回路150は、前記LD駆動回路
151に対して駆動信号としての駆動パルスを供給する
一方で、前記増幅回路154で増幅された受光用フォト
ダイオード128の受光信号を入力し、この受光信号に
基づいて前記レーザ送受信器100A,100Bから出
射されたレーザ光が前記再帰反射鏡で反射され、受光用
フォトダイオード128で受光されたことを検出し、こ
の検出に基づいてRR(再帰反射)検出信号を出力する
回路構成とされている。このRR検出信号は、前記第1
及び第2の2つのレーザ送受信器100A,100Bか
らそれぞれ出力され、各RR検出信号は図外の位置計測
回路に入力され、ここで三角法により前記各レーザ送受
信器100A,100Bを搭載した無人トラックと再帰
反射鏡との間の距離を演算し、当該無人トラックの位置
を計測するように構成されていることは後述する。な
お、前記内部回路107には、前記ペルチェ素子112
に供給する電流を制御して当該ペルチェ素子112を加
熱、冷却するための温度制御回路155が設けられてお
り、前記温度制御回路155には温度センサ156が接
続されており、前記ペルチェ素子112により前記レー
ザモジュール104の温度、特に前記レーザダイオード
123の温度を所定の温度に制御することが可能であ
る。
【0020】前記信号処理回路150は、例えば、図6
(b)に示すように、周波数が1.3MHzの 基本ク
ロック信号を発生するクロック発生器161と、発生さ
れた前記基本クロック信号を順次1/2分周する第1か
ら第3段の3つの分周器162,163,164とを備
えており、最後段である第3段の1/2分周器164の
出力としての周波数が208kHzの第3段クロック信
号を駆動パルスとして前記LD駆動回路151に出力す
る。したがって、前記LD駆動回路151はこの208
kHzの駆動パルスに基づいてレーザダイオード123
を断続的に発光制御することになる。また、前記第2段
の1/2分周器163の出力である第2段クロック信号
と、受光用フォトダイオード128の受光信号の各レベ
ルを比較して、両者が一致したときに一致信号を出力す
るタイミングコンパレータ165とを備えている。この
タイミングコンパレータ165の一致信号は前記したR
R検出信号となるものであるが、ここでは前記タイミン
グコンパレータ165の出力端には一致信号を計数する
ためのカウンタ166が設けられており、前記カウンタ
166が一致信号を所定数だけ計数したときに前記RR
検出信号を出力するように構成されている。さらに、前
記基本クロック信号を反転するインバータ167と、こ
のインバータ167の出力と前記第2段の1/2分周器
163の出力との論理積をとるアンドゲート168を備
えており、このアンドゲート168の出力を前記タイミ
ングコンパレータ165に入力し、前記アンドゲート1
68の出力が入力されるタイミングで前記タイミングコ
ンパレータ165での前記した信号レベルの比較を行う
ように構成されている。
【0021】以上の構成の内部回路107に基づくレー
ザ送受信器100A,100BでのRR検出信号の出力
動作について説明する。図7はタイミングチャートであ
り、同図(a)〜(g)は図6(b)の(a)〜(g)
に対応する。信号処理回路150のクロック発生器16
1において基本クロック信号(a)が発生されると、基
本クロック信号(a)は第1から第3段の1/2分周器
162,163,164により順次分周され、208k
Hzに分周された第3段クロック信号(d)が駆動パル
スとしてLD駆動回路151に出力される。LD駆動回
路151はこの駆動パルスを受けてレーザダイオード1
23を駆動し、周波数208kHzで点滅駆動する。し
たがって、レーザダイオード123から出射される20
8kHzのレーザ光はレーザ送受信器100A,100
Bから再帰反射鏡に向けて投射され、再帰反射鏡で反射
された上でレーザ送受信器100A,100Bの受光用
フォトダイオード128で受光される。
【0022】このように受光用フォトダイオード128
で受光され、かつ電流−電圧変換回路153及び増幅回
路154により所定のレベルまで増幅された受光信号
(e)は、タイミングコンパレータ165の一方の入力
端に入力される。そして、このタイミングコンパレータ
165の他方の入力端に入力される前記第3段の1/2
分周器164の出力である208kHzの第3段クロッ
ク信号(d)との比較が行われる。このとき、前記受光
用フォトダイオード128からの受光信号(e)は、前
記レーザダイオード123を駆動するクロック信号
(d)に対して、レーザ光が再帰反射鏡に対して往復す
るのに必要な時間の遅れが生じているため、両信号が一
致している時間軸上の所要のタイミングで両者の比較を
行うようにする。そのために、基本クロック信号(a)
をインバータにより反転した信号と、当該基本クロック
信号を第2段の1/2分周器163で分周した第2段ク
ロック信号(c)との論理積をアンドゲート168でと
り、このアンドゲート168から出力される正論理出力
のタイミング(f)で前記受光信号(e)と第3段クロ
ック信号(d)との比較を行っている。なお、このタイ
ミングは図7のタイミングチャートでは○印を付してあ
る。そして、タイミングコンパレータ165では、両者
が一致しているときには一致信号を出力する。カウンタ
166はこの一致信号を計数し、前記アンドゲート16
8からのタイミング信号(f)に合わせて一致信号が連
続して所定の回数、ここでは8回だけ連続して計数され
たときに、カウントアップ信号としてRR検出信号
(g)を出力する。なお、途中で一致信号が出力されな
いときには、カウンタ166は自己リセットにより計数
を最初から行うことになる。
【0023】このように、受光用フォトダイオード12
8からの受光信号と、レーザダイオード123を駆動す
る駆動パルスである第3段クロック信号とが所定回数だ
け連続して一致していることを検出することにより、受
光用フォトダイオード128で受光した信号はレーザダ
イオード123から出射したレーザ光を受光したもので
あるとする可能性が極めて高いと判定できるため、その
時点で初めてRR検出信号を出力する。これにより、受
光用フォトダイオード128が再帰反射鏡でのレーザ光
以外の外部の光を受光し、この受光により出力される受
光信号を誤って再帰反射鏡からの反射光であると検出す
ることが防止でき、以降の距離計測での誤計測が防止さ
れる。
【0024】このように、2つのレーザ送受信器100
A,100BにおいてそれぞれRR検出信号が出力され
ると、これらのRR検出信号を受けて図外の位置計測回
路は、次のように無人トラックの位置を計測する。すな
わち、図8を再度参照すると、無人トラックACの進行
方向と垂直な方向に対して30°前方に向けられた第1
のレーザ送受信器100Aにより、地点P1においてあ
る一つの再帰反射鏡RRで反射されるレーザ光に基づい
て前記RR検出信号を検出する。また、無人トラックA
Cが所定距離Lだけ走行した地点P2において、無人ト
ラックACの進行方向と垂直な方向に向けられた第2の
レーザ送受信器100Bにより、前記と同じ再帰反射鏡
RRで反射されるレーザ光に基づいて前記RR検出信号
を検出する。なお、無人トラックACのの地点P1から
P2までの移動距離Lは、無人トラックACに装備され
ている図外の距離計により測定される。そして、この移
動距離Lと、前記2つのレーザ光の角度である30°と
を用いた三角法により、地点P2における前記した一つ
の再帰反射鏡RRに対する無人トラックの距離Lx、す
なわち無人トラックACの相対位置を計測することが可
能になる。したがって、このようなレーザ光による位置
計測を前記進路に沿って配列されている各再帰反射鏡R
Rに対して行いながら、当該位置が所定の位置となるよ
うにGPSシステムによる無人トラックACの位置制御
によって生じる誤差を補正することで、無人トラックA
Cの高精度な自動走行を実現することが可能になる。
【0025】また、前記した第1及び第2のレーザ送受
信器100A,100Bでは、レーザダイオード123
を含むレーザモジュール104をペルチェ素子112に
より加熱、冷却可能であるため、温度センサ156を内
蔵した温度制御回路155により、レーザ送受信器の環
境温度に対応してペルチェ素子112に供給する電流を
制御することで、レーザダイオード123を適正な温度
に制御することが可能になり、高温地域や寒冷地域にお
いても位置補正レーザ装置による高精度な位置補正が実
現できる。なお、この実施形態では、ペルチェ素子11
2を搭載している下側基板111の上面には円形をした
冷却筒部113が立設され、また前記下側基板111上
に配置される上側基板121には、前記冷却筒部113
内に内装可能なレーザモジュール104が支持されてい
るため、上側基板121を下側基板111上に取り付け
る際に、上側基板121を冷却筒部113内で微細な位
置決めを行うことより、レーザモジュール104の光軸
位置調整を高精度に行うことが可能になる。これによ
り、レーザモジュール104をペルチェ素子112に接
触させてその温度制御が実現できる一方で、レーザモジ
ュール104をペルチェ素子112とは独立してその位
置調整が可能とされるため、レーザ送受信器100A,
100Bの光軸調整(通常ではレーザ光の水平方向角度
精度±0.1°:10m先で±1.7cmのずれ)を実
現するための光学系のアライメントを高精度に行うこと
が可能になる。
【0026】また、第1及び第2のレーザ送受信器10
0A,100Bは、それぞれ無人トラックACに装備さ
れた取り付け板11に固定支持されるが、当該取り付け
板11には無人トラックの進行方向と垂直な方向と、こ
の垂直な方向から30°前方に向けた方向のそれぞれに
位置合わせ用凸キー12が設けられており、各レーザ送
受信器100A,100Bのベース部101の底面に設
けられているキー溝103を前記凸キー12に合わせた
状態で固定することで、各レーザ送受信器100A,1
00Bの光軸を高精度にしかも容易に設定することがで
きる。これにより、各レーザ送受信器100A,100
B間に光軸方向の相対誤差が生じるようなことはなく、
位置計測の精度を高める上で有利なものになる。
【0027】さらに、各レーザ送受信器100A,10
0Bにおいて、過酷な自然条件によって窓が汚染される
状況になっても、封止ガラス板145の前側にはシール
板142と正面板143との間に挟持される透明保護板
147が存在しているため、汚染はこの透明保護板14
7に生じることになる。したがって、透明保護板147
が汚染されたときには、当該透明保護板147を間隙1
46から引き出した上で、新たな透明保護板147に交
換することでレーザ光の透過性の良好な状態にすること
ができ、そのつど窓を清掃する必要はなく、そのための
作業を不要にすることができる。
【0028】ここで、前記実施形態では、第1及び第2
のレーザ送受信器の光軸を30°の角度で構成した例に
ついて説明したが、この角度に限定されるものでないこ
とは言うまでもない。また、内部回路の信号処理回路
は、駆動信号としてのクロック信号と受信信号との一致
を判断することが有効な手法及び回路構成であれば、前
記実施形態の回路構成に限られるものではない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の位置計測レ
ーザ装置は、レーザ光を出射する際の駆動信号と、レー
ザ光を受光して得られる受光信号とを比較し、両者が一
致したとき、好ましくは両者が所定回数だけ連続して一
致したときに、当該受光信号がレーザ光出射手段から出
射されて基準反射鏡で反射されたレーザ光として判定す
ることにより、外光の影響を受けることなく、レーザ送
受信器から出射したレーザ光に基づいて移動体の位置計
測を行うことができるので、移動体の位置計測を高精度
に行うことが可能になる。また、本発明の位置計測レー
ザ装置によれば、外部環境温度のいかんにかかわらず確
実に位置計測を可能にし、また、無人走行車両に対する
位置計測レーザ装置の設定を容易に行い、かつそのメイ
ンテナンスを容易にすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置計測レーザ装置の全体構成を示す
斜視図である。
【図2】図1の位置計測レーザ装置の平面図である。
【図3】本発明にかかるレーザ送受信器の一部を分解し
た斜視図である。
【図4】レーザ送受信器の一部を破断した側面図であ
る。
【図5】図4のAA線に沿う断面図である。
【図6】内部回路及び信号処理回路のブロック回路図で
ある。
【図7】信号処理回路の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【図8】本発明の位置計測レーザ装置による無人トラッ
クの走行制御を説明するための概念図である。
【符号の説明】
AC 無人トラック RR 再帰反射鏡 1 位置計測レーザ装置 11 取り付け板 12 凸キー 101 ベース部 103 カバー部 104 レーザモジュール 105 受光モジュール 106 光学系 107 内部回路 111 下側基板 112 ペルチェ素子 121 上側基板 123 レーザダイオード 124 送光レンズ 126 モニタ用フォトダイオード 128 受光用フォトダイオード 130 受光レンズ 132 反射ミラー 147 透明保護板 150 信号処理回路 151 LD駆動回路 153 電流−電圧変換回路 154 増幅回路 155 温度制御回路 156 温度センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月8日(2001.3.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】前記信号処理回路150は、例えば、図6
(b)に示すように、周波数が1.666MHzの基本
クロック信号を発生するクロック発生器161と、発生
された前記基本クロック信号を順次1/2分周する第1
から第3段の3つの分周器162,163,164とを
備えており、最後段である第3段の1/2分周器164
の出力としての周波数が208kHzの第3段クロック
信号を駆動パルスとして前記LD駆動回路151に出力
する。したがって、前記LD駆動回路151はこの20
8kHzの駆動パルスに基づいてレーザダイオード12
3を断続的に発光制御することになる。また、前記第2
段の1/2分周器163の出力である第2段クロック信
号と、受光用フォトダイオード128の受光信号の各レ
ベルを比較して、両者が一致したときに一致信号を出力
するタイミングコンパレータ165とを備えている。こ
のタイミングコンパレータ165の一致信号は前記した
RR検出信号となるものであるが、ここでは前記タイミ
ングコンパレータ165の出力端には一致信号を計数す
るためのカウンタ166が設けられており、前記カウン
タ166が一致信号を所定数だけ計数したときに前記R
R検出信号を出力するように構成されている。さらに、
前記基本クロック信号を反転するインバータ167と、
このインバータ167の出力と前記第2段の1/2分周
器163の出力との論理積をとるアンドゲート168を
備えており、このアンドゲート168の出力を前記タイ
ミングコンパレータ165に入力し、前記アンドゲート
168の出力が入力されるタイミングで前記タイミング
コンパレータ165での前記した信号レベルの比較を行
うように構成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紅林 俊彦 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 2F112 AD05 BA02 BA06 BA07 CA20 DA26 EA03 EA09 GA10 5H301 AA01 AA09 CC03 CC06 FF10 FF11 GG11 KK08 5J084 AA04 AB01 AC02 AD07 BA04 BA36 BB02 BB21 DA07 EA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人走行車両等の移動体にそれぞれ所要
    の角度で光軸が向けられた第1及び第2のレーザ送受信
    器を備え、前記各レーザ送受信器には、レーザ光を出射
    するレーザ光出射手段と、前記出射されたレーザ光が基
    準反射鏡において反射されたレーザ光を受光するレーザ
    光受光手段とを有し、前記両レーザ送受信器で得られる
    各レーザ光の受光信号に基づいて前記基準反射鏡に対す
    る前記移動体の位置を計測する位置計測レーザ装置にお
    いて、前記レーザ光出射手段を駆動する駆動信号と、前
    記レーザ光受光手段で得られる受光信号とを比較し、両
    者が一致したときに前記受光信号に基づいて前記移動体
    の位置計測を行う位置計測手段を備え、前記位置計測手
    段は、前記レーザ光出射手段に対して所要の周波数の前
    記駆動信号を出力する手段と、前記駆動信号の周波数に
    基づいて設定されるタイミング信号を生成するタイミン
    グ生成手段と、前記タイミング信号に基づいて前記受光
    信号と前記駆動信号とを比較して両者の一致を検出する
    一致検出手段と、前記一致検出手段での一致検出が所定
    回数だけ連続したときに前記受光信号を有効な受光信号
    として出力する出力手段とを備えることを特徴とする位
    置計測レーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザ光出射手段は、レーザダイオ
    ードを内蔵したレーザモジュールとして構成され、前記
    レーザモジュールは前記レーザ送受信器の内部に固定的
    に設けられたペルチェ素子に対して着脱可能で、かつ前
    記レーザモジュールの位置調整が可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置計測レーザ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のレーザ送受信器は、
    ひとつの取り付け板に固定支持されており、前記各レー
    ザ送受信器と前記取り付け板は、前記各レーザ送受信器
    の光軸方向を決定するために一方に設けた凸部と、他方
    に設けた凹溝とが互いに嵌合されて固定支持が行われる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の位置計測レ
    ーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザ送受信器には、前記レーザ光
    を透過するための窓が開口され、前記窓の前側には、前
    記レーザ送受信器に対して着脱可能な透明板が配置され
    ていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載に位置計測レーザ装置。
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