JP2007204306A - 単結晶引上装置及び原料シリコン充填方法 - Google Patents

単結晶引上装置及び原料シリコン充填方法 Download PDF

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Abstract

【課題】単結晶引上後の原料シリコン充填工程において、原料シリコンの多量の充填が必要な場合に、作業時間を短縮して効率的に原料シリコンを充填することのできる単結晶引上装置及び原料シリコン充填方法を提供する。
【解決手段】ルツボ3を収容する第一のチャンバ2と、第一のチャンバ2上に連結して設けられ、原料シリコンLが装填された供給容器をセットするための第二のチャンバ12と、第二のチャンバ12内から第一のチャンバ2に移送されて第一のチャンバ2内に保持され、原料シリコンLをルツボ3内に供給する第一の供給容器13と、第二のチャンバ12内から第一のチャンバ2内に移送されて第一の供給容器13内に装着され、原料シリコンLをルツボ3内に供給する第二の供給容器とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、チョクラルスキー法(以下、「CZ法」という)によってルツボから単結晶を引上げる単結晶引上装置及びルツボに原料シリコンを充填する充填方法に関する。
シリコン単結晶の育成に関し、CZ法が広く用いられている。この方法は、ルツボ内に収容されたシリコンの溶融液の表面に種結晶を接触させ、ルツボを回転させるとともに、この種結晶を反対方向に回転させながら上方へ引上げることによって、種結晶の下端に単結晶を形成していくものである。
図16に示すように、従来のCZ法を用いた引上げ法は、先ず、石英ガラスルツボ51に原料シリコンを装填し、ヒータ52により加熱してシリコン融液Mとする。しかる後、引上げ用のワイヤ50に取り付けられた種結晶Pをシリコン融液Mに接触させてシリコン結晶Cを引上げる。
一般に、引上げ開始に先立ち、シリコン融液Mの温度が安定した後、図17に示すように、種結晶Pをシリコン融液Mに接触させて種結晶Pの先端部を溶解するネッキングを行う。ネッキングとは、種結晶Pをシリコン融液Mに接触させることで発生するサーマルショックによりシリコン単結晶に生じる転位を除去する不可欠の工程である。このネッキングによりネック部P1が形成される。また、このネック部P1は、一般的に、直径が3〜4mmで、その長さが30〜40mm以上必要とされている。
また、引上げ開始後の工程としては、ネッキング終了後、直胴部直径にまで結晶を広げるクラウン工程、製品となる単結晶を育成する直胴工程、直胴工程後の単結晶直径を徐々に小さくするテール工程が行われる。
尚、このCZ法を用いたシリコン単結晶の製造方法については、例えば特許文献1に記載されている。
ところで、一台の単結晶引上装置において複数のシリコン単結晶を連続して製造する場合、従来は、育成した単結晶を炉外へ取り出した後、ヒータの加熱を停止して炉内を冷却し、石英ガラスルツボに新たに原料シリコンを投入するプロセスを実施していた。
しかしながら、この場合、ルツボ中にシリコン融液が残ったまま融液が冷却され凝固すると、凝固時の膨張によりルツボが破断する虞があった。
このような課題を解決するため、一つの単結晶の製造工程が終了した後、炉内を冷却せずに、ルツボ中の融液の凝固を防ぎながら次の単結晶製造のための原料シリコンの再投入を行い、原料シリコンを溶融して、再度、単結晶を引上げる方法が提案されている。
その具体的方法として、例えば、図18(a)に示すように、底蓋に透明石英を用いた中吊り式のホッパー60に、小さい塊状の原料シリコンLを装填し、図18(b)に示すように底蓋61を降下させて原料シリコンLをルツボ62内に追加投入する方法があげられる。
この方法によれば、充填される各原料シリコンLは小さい塊状であるため容易に溶融し、また融液表面を固化させた状態で原料シリコンLを投入すれば融液が飛び跳ねることがない。したがって、原料シリコンLの連続供給が可能であり、比較的短時間で効率よく充填作業を行うことができる。
特開2005−97049号公報
ところで、近年においては、製造する単結晶の大型化に伴い、単結晶を育成するためにルツボ内に充填すべき原料シリコンの必要量が多くなっている。
しかしながら、図18に示すようなホッパー60を用いた場合、一回の充填量では必要量に満たず、複数回に亘り連続して充填作業を行う必要があった。即ち、図18に示す装置にあっては、ホッパー60の入れ替え作業が必要となり、その度に炉内ガス置換等の作業が必要となり、効率的な充填作業が望めなかった。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、単結晶引上後の原料シリコン充填工程において、原料シリコンの多量の充填が必要な場合に、作業時間を短縮して効率的に原料シリコンを充填することのできる単結晶引上装置及び原料シリコン充填方法を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために、本発明に係る単結晶引上装置は、チョクラルスキー法によってルツボから単結晶を引上げる単結晶引上装置において、前記ルツボを収容する第一のチャンバと、前記第一のチャンバ上に連結して設けられ、原料シリコンが装填された供給容器をセットするための第二のチャンバと、前記第二のチャンバ内から前記第一のチャンバに移送されて該第一のチャンバ内に保持され、原料シリコンを前記ルツボ内に供給する第一の供給容器と、前記第二のチャンバ内から前記第一のチャンバ内に移送されて前記第一の供給容器内に装着され、原料シリコンを前記ルツボ内に供給する第二の供給容器とを備えることに特徴を有する。
尚、前記供給容器は、底蓋を開くことにより原料シリコンを下方に放出するホッパーであって、前記第二の供給容器の胴径は、前記第一の供給容器の胴径よりも小さく形成されていることが望ましい。
このような構成によれば、原料シリコン充填工程において、原料シリコンの多量の充填が必要な場合に、第一の供給容器からの充填作業後、第一の供給容器を取り外さず、第一の供給容器に第二の供給容器を装着することにより、連続的に充填作業を行うことができる。即ち、供給容器の交換作業時間を短縮することができ、作業効率を大幅に向上することができる。
また、開閉動作により前記第一のチャンバと第二のチャンバとを連結または遮断し、閉じた状態で相互のチャンバ内雰囲気を完全に遮断するゲート手段を備えることが望ましい。
このようなゲート手段を設けることにより、第一のチャンバと第二のチャンバとを遮断することができ、第一のチャンバ内を所定の雰囲気に維持したまま、第二のチャンバに第二の供給容器をセットすることができ、直ぐに第二の供給容器を第一のチャンバ内に移送することができる。即ち、第一のチャンバ内の雰囲気を所定の雰囲気とする作業を省くことができ、作業時間を短縮することができる。
また、本発明に係る原料シリコン充填方法は、前記単結晶引上装置において、チョクラルスキー法によって前記ルツボから単結晶を引上げ後、前記ルツボに原料シリコンを充填する原料シリコン充填方法であって、前記第二のチャンバから、前記第一の供給容器を前記第一のチャンバ内に移送し保持するステップと、前記第二の供給容器を前記第二のチャンバ内にセットすると共に、前記第一の供給容器から原料シリコンを前記ルツボ内に供給するステップと、前記第二の供給容器を、前記第二のチャンバ内から前記第一のチャンバ内に移送し、第一のチャンバ内において保持された前記第一の供給容器内に装着するステップと、前記第二の供給容器から原料シリコンを前記ルツボ内に供給するステップとを実行することに特徴を有する。
このようなステップを実行する方法によれば、原料シリコン充填工程において、原料シリコンの多量の充填が必要な場合に、第一の供給容器からの充填作業後、第一の供給容器を取り外さず、第一の供給容器に第二の供給容器を装着することにより、連続的に充填作業を行うことができる。即ち、供給容器の交換作業時間を短縮することができ、作業効率を大幅に向上することができる。
また、前記第二のチャンバから前記第一の供給容器を前記第一のチャンバ内に移送し保持するステップの後、第一のチャンバと第二のチャンバとの間を、ゲートを閉じて遮断するステップを実行し、第二の供給容器を前記第二のチャンバ内にセットするステップにおいて、第二の供給容器を第二のチャンバ内に搬入するステップと、第二のチャンバ内の雰囲気を第一のチャンバ内と同様の雰囲気に置換するステップとを実行し、前記第二の供給容器を、前記第二のチャンバ内から第一のチャンバ内に移送する前に、前記ゲートを開き、第一のチャンバと第二のチャンバとを連結するステップを実行することが望ましい。
このようにすれば、第一のチャンバ内を所定の雰囲気に維持したまま、第二のチャンバに第二の供給容器をセットすることができ、直ぐに第二の供給容器を第一のチャンバ内に移送することができる。これにより、第一のチャンバ内の雰囲気を所定の雰囲気とする作業を省くことができ、作業時間を短縮することができる。
本発明によれば、単結晶引上後の原料シリコン充填工程において、原料シリコンの多量の充填が必要な場合に、作業時間を短縮して効率的に原料シリコンを充填することのできる単結晶引上装置及び原料シリコン充填方法を得ることができる。
以下、本発明に係る単結晶引上装置及び原料シリコン充填方法の実施の形態について図面に基づき説明する。先ず、本発明に係る単結晶引上装置の単結晶引上工程について説明する。図1は、単結晶引上工程における単結晶引上装置の縦断面図である。
図1に示す単結晶引上装置1は、メインチャンバ2aの上にサブチャンバ2bを重ねて形成された炉体(第一のチャンバ)2と、炉体2内に設けられた石英ガラスルツボ3と、石英ガラスルツボ3に装填された半導体原料(原料シリコン)を溶融して融液Mとするヒータ4とを有している。
図1において、サブチャンバ2b上端には引上チャンバ5が嵌合して設けられ、この引上チャンバ5の上には引上げ機構6が設けられている。引上げ機構6は、モータ駆動される巻取り機構6aと、この巻取り機構6aに巻き上げられる引上げワイヤ6bとを有し、このワイヤ6bの先端に種結晶Pが取り付けられている。
また、サブチャンバ2bの上端付近には、炉体2内を密閉すると共に引上げられた単結晶の落下防止手段としても機能する開閉自在なゲート7と、ゲート7を開閉駆動させるゲート駆動部7aとがゲート手段として設けられている。
また、図1に示すように単結晶引上装置1は、シリコン融液Mの温度を制御するヒータ4の供給電力量を制御するヒータ制御部4aと、石英ガラスルツボ3を回転させるモータ8と、モータ8の回転数を制御するモータ制御部8aとを備えている。さらには、石英ガラスルツボ3の高さを制御する昇降装置9と、昇降装置9を制御する昇降装置制御部9aと、成長結晶の引上げ速度と回転数を制御するワイヤリール回転装置制御部10とを備えている。尚、これら各制御部4a、8a、9a、10とゲート駆動部7aとはコンピュータ11の演算制御装置11bに接続されている。
単結晶育成工程においてこのように構成される単結晶引上装置1においては、最初に石英ガラスルツボ3に原料シリコンを装填し、コンピュータ11の記憶装置11aに記憶されたプログラムに基づき、以下のように結晶育成工程が開始される。
先ず、演算制御装置11bの指令によりヒータ制御部4aを作動させてヒータ4を加熱し、石英ガラスルツボ3の原料シリコンが溶融され、融液Mとなされる。
さらに、演算制御装置11bの指令によりモータ制御部8aと、昇降装置制御部9aと、ワイヤリール回転装置制御部10とが作動し、石英ガラスルツボ3が回転すると共に、巻取り機構6aが作動してワイヤ6bが降ろされる。そして、ワイヤ6bに取付けられた種結晶Pがシリコン融液Mに接触され、種結晶Pの先端部を溶解するネッキングが行われてネック部P1が形成される。
しかる後、演算制御装置10bの指令によりヒータ4への供給電力や、単結晶引上げ速度(通常、毎分数ミリの速度)などをパラメータとして引上げ条件が調整され、クラウン工程、直胴工程、テール部工程等の単結晶引上工程が順に行われる。
そして、育成された単結晶Cが引上チャンバ5の位置まで引上げられると、演算制御装置11bの指令によりゲート駆動部7aが駆動しゲート7が閉じられ、単結晶Cがルツボ3内に落下しないようになされる。
単結晶育成工程の後、引き続き新たに単結晶を育成する場合には、残融液が減少したルツボ3に原料シリコンを充填する原料シリコン充填工程が行われる。図2は、原料シリコン充填工程における単結晶引上装置の縦断面図である。この原料シリコン充填工程においては、図2に示すように、引上チャンバ5に換えて、サブチャンバ2bの上端にリチャージ用チャンバ(第二のチャンバ)12が嵌合して設けられる。
また、原料シリコン充填工程の開始時においては、図2に示すようにリチャージ用チャンバ12の内部に、小さな塊状(または粒状)の原料シリコンLが装填された石英管容器であるベースホッパー(第一の供給容器)13がセットされる。このベースホッパー13は、上下端が開口した円筒状のホッパー本体14と、その下端の開口を塞ぐ円錐形状の底蓋15とからなる。
図3(a)は、ホッパー本体14の側面図であり、図3(b)はその平面図である。図3(a),(b)に示すように、ホッパー本体14の内部中央には上下端が開口したワイヤ導管14aが鉛直方向に設けられている。このワイヤ導管14aは、その下端部が、ホッパー本体14の円筒部下端から中央に向け延設された複数(図では2本)の棒状の支持部材14bの先端に接続され、これにより直立状態に支持されている。尚、支持部材14bは、図示するように水平面に対し角度θ1傾斜するように設けられている。
また、ホッパー本体14の上端周縁には円環状の突起部14cが形成され、この突起部14cは、後述するようにベースホッパー13が炉体2内に移送された際に、図2に示すようにサブチャンバ2bの内周面に形成された突起部2c上に係止するようになされている。
また、図4は、底蓋15の縦断面図である。底蓋15は、底面部が開口した円錐形状であって、底面部に対するテーパー面の傾斜角は角度θ1に形成され、その底面部(円状の下端部)の直径はホッパー本体14下端の円筒部直径よりも大きく形成されている。即ち、図2に示すように、底蓋15がホッパー本体14の下端に係合し密着した状態で、ホッパー本体14の下方開口部が完全に塞がるようになされている。
また、底蓋15の中心には、鉛直方向に貫通孔15aが形成され、この貫通孔15aにワイヤ16が上下動自在に挿通されている。ワイヤ16の下端には貫通孔15の直径よりも大きい直径を有する球状の下端ストッパ17が設けられている。即ち、底蓋15に対しワイヤ16を上方に移動させると、下端ストッパ17が底蓋15の内側天井部に係止するようになされている。
一方、ワイヤ16の上端には円板状の上端ストッパ18が接続されて設けられる。ワイヤ16は、図2に示すようにワイヤ導管14aの上端から下端に亘り挿通され、ワイヤ導管14aの上端から突出したワイヤ16に対し上端ストッパ18が取り付けられている。
ワイヤ16における上端ストッパ18と下端ストッパ17との間の距離寸法は、ワイヤ導管14aの全長よりも長く形成され、上端ストッパ18の直径は、ワイヤ導管14aの直径よりも大きく形成されている。
即ち、底蓋15を下方で支持しない場合、底蓋15の自重により下方へ荷重が働き、図5に示すように、上端ストッパ18がワイヤ導管14aの上端に係止して底蓋15がワイヤ16によってぶら下がる状態となる。このとき、ホッパー本体14下端と底蓋15との間には間隙が形成されて蓋が開いた状態となり、その間隙から塊状の原料シリコンLが下方に放出されるように構成されている。
また、図2に示すように、リチャージ用チャンバ12内には、前記上端ストッパ18を把持することが可能なアーム手段20が設けられる。このアーム手段20は、ワイヤ20aの操作により開閉自在になされた爪状のアーム部20bと、アーム部20bを保持しワイヤ20cの操作によりアーム部20bと共に上下移動可能なアーム保持部20dとを有する。また、ワイヤ20a、20cの駆動はアーム駆動制御部20eにより制御され、さらに、このアーム駆動制御部20eは、図1に示した演算制御装置10bの指令により動作するようになされている。
また、本発明に係る単結晶引上装置1は、図6に示すインナーホッパー(第二の供給容器)25を有し、このインナーホッパー25は原料シリコンLが全て放出された後のベースホッパー13内に装着可能になされている。インナーホッパー25内には塊状の原料シリコンLが装填可能であり、さらに、その原料シリコンLをルツボ3内に放出して充填できるようになされている。
インナーホッパー25は、ベースホッパー13と略同様の構造を有し、原料シリコンLが装填されるホッパー本体26に対し、底蓋27が2本のワイヤ28により上下方向に移動できるよう設けられている。2本のワイヤ28の上端には、円板状の上端ストッパ29が接続され、図6(a)に示すようにワイヤ導管26aの上端で上端ストッパ29が係止し、底蓋27が下降して蓋が開くようになされている。
一方、上端ストッパ29を上方に引上げると、図6(b)に示すようにワイヤ28が上方に移動し底蓋27がホッパー本体26の下端の支持部材26bに密着して、蓋が閉じた状態となるように構成されている。
また、ホッパー本体26の上端周縁には円環状の突起部26cが形成され、インナーホッパー25がベースホッパー13に装着された際に、ベースホッパー13の上端周縁の突起部14c上に係止するようになされている。
尚、前記突起部26cを除くホッパー本体26の胴径(外径)は、ベースホッパー13の胴径(内径)よりも小さく形成され、ワイヤ導管26aの胴径(内径)は、ベースホッパー13のワイヤ導管14aの胴径(外径)及び上端ストッパ18の直径よりも大きく形成されている。
また、円錐形状の底蓋27の中心には、貫通孔27aが形成され、この貫通孔27aの直径は、ベースホッパー13のワイヤ導管14aの胴径(外径)及び上端ストッパ18の直径よりも大きく形成されている。また、この貫通孔27aの両端にワイヤ28の下端が接続されている。
このように構成されたインナーホッパー25をベースホッパー13に装着する際には、図7に示すようにベースホッパー13の底蓋15が開いた状態で、ベースホッパー13の上側からインナーホッパー25を挿入する。即ち、ベースホッパー13のホッパー本体14内にインナーホッパー25のホッパー本体26を挿入すると共に、インナーホッパー25のワイヤ導管26a内にベースホッパー13のワイヤ導管14aを挿入する。
そして、図8に示すようにベースホッパー13内にインナーホッパー25を完全に装着した状態では、ベースホッパー13の突起部14c上にインナーホッパー25の突起部26cが係止し、これによりベースのホッパー本体14に対しインナーのホッパー本体26が固定される。
また、ベースホッパー13の上端ストッパ28上にインナーホッパー25の上端ストッパ29が係止し、これにより底蓋27下降して蓋が開いた状態となる。尚、ベースホッパー13の底蓋15も開いた状態であるので、インナーホッパー25のホッパー本体26内に装填されていた塊状の原料シリコン(図示せず)を下方に放出することができる。
続いて、このように構成された単結晶引上装置1の構成における原料シリコン充填工程について、図9のフロー図に沿って、該フローに対応する図2及び図10乃至図15の工程図を示しながら説明する。
先ず、単結晶Cの引上後、図2に示すように引上チャンバ5に換えて、サブチャンバ2bの上端にリチャージ用チャンバ12を設ける。そして、リチャージ用チャンバ12内を炉体2内と同様の雰囲気に置換する(図9のステップS1)。
次いで図10に示すようにゲート7を開け(図9のステップS2)、ベースホッパー13を降下させて、炉体2内に移送する(図9のステップS3)。尚、このときアーム手段20によりベースホッパー13の上端ストッパ18が把持されて蓋部15が中空に保持され、ホッパー本体14の荷重により蓋が閉まった状態になされる。
図11に示すようにベースホッパー13が炉体2内に移送されてホッパー本体14の突起部14cがサブチャンバ2bの内周に形成された突起部2cに係止すると、この突起部2cによりベースホッパー13が炉体2内に保持される。そして、アーム手段20は上端ストッパ18を放して上方へ移動し、ゲート7が閉じられる(図9のステップS4)。
また、アーム手段20が上端ストッパ18を放すと、上端ストッパ18がワイヤ導管14aの上端まで下降して係止し、底蓋15が下降して蓋が開く。これにより、ベースホッパー13内の原料シリコンLが下方のルツボ3内へ供給されて充填作業が行われ、ルツボ3内で溶融されて融液Mとなされる。
尚、この充填作業と同時に、図12に示すように、リチャージ用チャンバ12内には、原料シリコンLが装填されたインナーホッパー25がセットされ、チャンバ内が炉体2内の雰囲気に置換される(図9のステップS5)。
ベースホッパー13からの充填作業が終了すると、図13に示すようにゲート7が開かれ(図9のステップS6)、アーム手段20によりインナーホッパー25の上端ストッパ29が把持されて、インナーホッパー25は炉体2内に移送されベースホッパー13内に装着される(図9のステップS7)。
図14に示すように、底蓋15が開いた状態のベースホッパー13内にインナーホッパー25が装着されると、インナーホッパー25の底蓋27が下方に移動して蓋が開いた状態となり、中の原料シリコンLがルツボ3内に供給されてルツボ3内がさらに充填される。そして、ルツボ3内に充填された全ての原料シリコンLは溶融されて融液Mとされ、次の単結晶引上工程が行われる(図9のステップS8)。
尚、原料シリコンLを充填した後のベースホッパー13及びインナーホッパー25は、ゲート7を開いた状態で、アーム手段20がベースホッパー13の上端ストッパ18を把持して引き上げられる。そして、図15に示すようにリチャージ用チャンバ12内に収容後、ゲート7が閉じられ、引上チャンバ5と取り替えられる。
以上のように本発明に係る実施の形態によれば、単結晶引上後の原料シリコン充填工程において、原料シリコンの多量の充填が必要な場合に、ベースホッパー13からの充填作業後、ベースホッパー13を炉体2外へ取り外すことなく、ルツボ3内のベースホッパー13内にインナーホッパー25を装着することにより、連続して充填作業を行うことができる。
また、ホッパーをセットするためのリチャージ用チャンバ12と炉体2とをゲート7の開閉動作制御により遮断することで、炉体2内の雰囲気を所定の状態に維持することができ、従来、ホッパー交換の際に必要とされた炉体2内のガス置換作業を省くことができる。また、リチャージ用チャンバ12内のガス置換作業は、ベースホッパー13からの原料シリコン放出作業中に行うことができる。
即ち、原料シリコン充填作業に要する作業時間を従来よりも大幅に短縮することができ、作業効率を格段に向上することができる。
尚、前記実施の形態においては、ベースホッパー13とインナーホッパー25による連続した2回の充填作業を例に説明したが、インナーホッパー内に、より胴径の小さいインナーホッパーを装着することにより、複数段階に亘り連続して充填作業を行うことも可能である。
続いて、本発明に係る原料シリコン充填方法及び単結晶引上装置について、実施例に基づきさらに説明する。本実施例では、前記実施の形態に示した構成の単結晶引上装置を用い、実際に実験を行うことにより、その効果を検証した。
この実験では、直径300mmのシリコン単結晶の育成を、初期充填量350kg、残湯量150kgの条件で行い、その後、充填工程を行った。充填工程では、石英管からなるベースホッパーとして50kgの原料シリコンを装填したもの、石英管からなるインナーホッパーとして40kgの原料シリコンを装填したものを用いた。そして、一回目の充填作業となるベースホッパーからの充填開始時から、二回目の充填作業となるインナーホッパーからの充填開始時までの所要時間を測定した。
また、比較例として、同じサイズの石英管ホッパーを2つ使用し、一回目の充填量を50kg、二回目の充填量を40kgとして充填工程を行い、一回目の充填作業開始時から二回目の充填作業開始時までの所要時間を測定した。
実験結果を表1に示す。


Figure 2007204306
表示1に示されるように、比較例では石英管ホッパーの取換え作業、炉内のガス置換作業等に時間を要したが、本発明の方法によれば、大幅にそれらの作業時間を短縮することができた。
以上の実施例の実験結果から、本発明の単結晶引上装置及び原料シリコン充填方法を用いることにより、原料シリコン充填工程における作業時間を短縮し、作業効率を大幅に向上することができることを確認した。
本発明は、チョクラルスキー法によってルツボから単結晶を引上げる単結晶引上装置及びルツボへの原料シリコン充填方法に関するものであり、半導体製造業界等において好適に用いられる。
図1は、単結晶引上工程における本発明に係る単結晶引上装置の縦断面図である。 図2は、原料シリコン充填工程における本発明に係る単結晶引上装置の縦断面図である。 図3は、原料シリコン充填工程で用いるベースホッパーのホッパー本体の構造を説明するための図である。 図4は、図3のホッパー本体に対応する底蓋の構造を説明するための図である。 図5は、原料シリコン充填工程で用いるベースホッパーの底蓋が開いた状態を説明するための図である。 図6は、インナーホッパーの構造を説明するための図である。 図7は、ベースホッパーにインナーホッパーを挿入している状態を示す図である。 図8は、ベースホッパーにインナーホッパーを装着した状態を示す図である。 図9は、原料シリコン充填工程の手順を説明するためのフロー図である。 図10は、原料シリコンをルツボに充填する工程を説明するための単結晶引上装置の状態を示す工程図である。 図11は、原料シリコンをルツボに充填する工程を説明するための単結晶引上装置の状態を示す工程図である。 図12は、原料シリコンをルツボに充填する工程を説明するための単結晶引上装置の状態を示す工程図である。 図13は、原料シリコンをルツボに充填する工程を説明するための単結晶引上装置の状態を示す工程図である。 図14は、原料シリコンをルツボに充填する工程を説明するための単結晶引上装置の状態を示す工程図である。 図15は、原料シリコンをルツボに充填する工程を説明するための単結晶引上装置の状態を示す工程図である。 図16は、CZ法を用いた単結晶引上げ法を説明するための図である。 図17は、従来のCZ法を用いた引上げ法においてネック部の形成を説明するための図である。 図18は、中吊り式のホッパーを用いた原料シリコンの充填方法を説明するための図である。
符号の説明
1 単結晶引上装置
2 炉体(第一のチャンバ)
2a メインチャンバ
2b サブチャンバ
3 石英ガラスルツボ(ルツボ)
4 ヒータ
5 引上げチャンバ
6 引上げ機構
7 ゲート(ゲート手段)
7a ゲート駆動部(ゲート手段)
11 コンピュータ
11a 記憶装置
11b 演算記憶装置
12 リチャージ用チャンバ(第二のチャンバ)
13 ベースホッパー(第一の供給容器)
25 インナーホッパー(第二の供給容器)
C 単結晶
L 原料シリコン
M シリコン融液
P 種結晶
P1 ネック部

Claims (5)

  1. チョクラルスキー法によってルツボから単結晶を引上げる単結晶引上装置において、
    前記ルツボを収容する第一のチャンバと、
    前記第一のチャンバ上に連結して設けられ、原料シリコンが装填された供給容器をセットするための第二のチャンバと、
    前記第二のチャンバ内から前記第一のチャンバに移送されて該第一のチャンバ内に保持され、原料シリコンを前記ルツボ内に供給する第一の供給容器と、
    前記第二のチャンバ内から前記第一のチャンバ内に移送されて前記第一の供給容器内に装着され、原料シリコンを前記ルツボ内に供給する第二の供給容器とを備えることを特徴とする単結晶引上装置。
  2. 前記供給容器は、底蓋を開くことにより原料シリコンを下方に放出するホッパーであって、前記第二の供給容器の胴径は、前記第一の供給容器の胴径よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項1に記載された単結晶引上装置。
  3. 開閉動作により前記第一のチャンバと第二のチャンバとを連結または遮断し、閉じた状態で相互のチャンバ内雰囲気を完全に遮断するゲート手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された単結晶引上装置。
  4. 前記請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の単結晶引上装置において、チョクラルスキー法によって前記ルツボから単結晶を引上げ後、前記ルツボに原料シリコンを充填する原料シリコン充填方法であって、
    前記第二のチャンバから、前記第一の供給容器を前記第一のチャンバ内に移送し保持するステップと、
    前記第二の供給容器を前記第二のチャンバ内にセットすると共に、前記第一の供給容器から原料シリコンを前記ルツボ内に供給するステップと、
    前記第二の供給容器を、前記第二のチャンバ内から前記第一のチャンバ内に移送し、第一のチャンバ内において保持された前記第一の供給容器内に装着するステップと、
    前記第二の供給容器から原料シリコンを前記ルツボ内に供給するステップとを実行することを特徴とする原料シリコン充填方法。
  5. 前記第二のチャンバから前記第一の供給容器を前記第一のチャンバ内に移送し保持するステップの後、第一のチャンバと第二のチャンバとの間を、ゲートを閉じて遮断するステップを実行し、
    前記第二の供給容器を前記第二のチャンバ内にセットするステップにおいて、第二の供給容器を第二のチャンバ内に搬入するステップと、第二のチャンバ内の雰囲気を第一のチャンバ内と同様の雰囲気に置換するステップとを実行し、
    前記第二の供給容器を、前記第二のチャンバ内から第一のチャンバ内に移送する前に、前記ゲートを開き、第一のチャンバと第二のチャンバとを連結するステップを実行することを特徴とする請求項4に記載された原料シリコン充填方法。
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