JP2008297186A - ルツボハンドリング装置及びルツボ交換方法 - Google Patents

ルツボハンドリング装置及びルツボ交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】単結晶引上装置の近傍に移動して引上装置に対してルツボを装着または撤去するルツボハンドリング装置において、単結晶引上後から次の単結晶引上開始までの時間を短縮することができ、コストを抑えつつ生産効率を向上することのできるルツボハンドリング装置及びルツボ交換方法を提供する。
【解決手段】単結晶引上装置の近傍に移動して引上装置に対してルツボ3を装着または撤去するルツボハンドリング装置19であって、引上装置に対し着脱自在な基台21と、基台21に対し回動自在に設けられルツボ3を把持可能に設けられたグリップ部材22とを備え、グリップ部材22におけるルツボ3との接触部には、炭素繊維強化炭素複合材料23が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、予め定められた位置に設置された単結晶引上装置の近傍に移動し、前記引上装置に対して、ルツボを装着または撤去することができるルツボハンドリング装置及びルツボ交換方法に関する。
シリコン単結晶の育成に関し、CZ法が広く用いられている。この方法は、石英ガラスルツボ内に収容されたシリコンの溶融液から単結晶を育成しながら引上げるものである。
具体的には、図7に示すように、炉体50内に鉛直軸回りに回転可能なルツボ51が設けられ、ルツボ51の周囲にはシリコン溶融液Mを加熱するためのヒータ52が設けられる。
そして、溶融液Mの表面に引上げ用ワイヤ53に取り付けられた種結晶Pを接触させ、ルツボ51を回転させるとともに、この種結晶Pを反対方向に回転させながら上方へ引上げることによって、種結晶Pの下端にシリコン単結晶Cが形成される。
一般に、引上げ開始に先立ち、溶融液Mの温度が安定した後、図8に示すように、種結晶Pを溶融液Mに接触させて種結晶Pの先端部を溶解するネッキングを行う。ネッキングとは、種結晶Pと溶融液Mとの接触で発生するサーマルショックによりシリコン単結晶に生じる転位を除去するための不可欠の工程である。このネッキングによりネック部P1が形成される。また、このネック部P1は、一般的に、直径が3〜4mmで、その長さが30〜40mm以上必要とされている。
また、引上げ開始後の工程としては、ネッキング終了後、直胴部直径にまで結晶を広げるクラウン工程、製品となる単結晶を育成する直胴工程、直胴工程後の単結晶直径を徐々に小さくするテール工程が行われる。
ところで、近年にあっては、引上げられる単結晶の大口径化が進み、例えば直径8インチ以上のシリコン単結晶育成用ルツボの直径サイズは22インチ以上が必要であり、その周辺のホットゾーンも大型化している。
このため、従来の小口径引上炉に比べ炉内の保温効果が向上し、ヒータ電源をオフにしてからの自然冷却時間が長くなるため、生産効率が低下するという課題があった。
即ち、大口径のホットゾーンの場合、自然冷却時間は8時間から12時間となり、操業時間の1割以上となる。さらに、清掃時間も増加し1〜3時間必要となるため、これらの時間短縮が望まれていた。
尚、自然冷却時間とは、ヒータ電源がオフになされた時から、作業者がルツボ等に付着したシリコン酸化物の除去等の作業が可能となるまでの時間であり、従来の作業においては、シリコン残渣表面温度が約100℃以下になるまでに要する時間が目安となされている。
このような課題に対し、特許文献1(特開平9−202694号公報)には、熱伝導率が800°Kにおいて、少なくとも約55×10-5g.cal./(秒・cm2)(℃/cm)であるガス(例えばヘリウムガス)を炉内に流し、これにより炉内を冷却する方法が開示されている。
特開平9−202694号公報
しかしながら、特許文献1に開示の引上炉の冷却方法にあっては、炉内に流すのに好ましいガスであるヘリウムガスが高価であることや、その供給装置を増設する必要があること等から、コストが嵩むという別の課題があった。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、単結晶引上装置の近傍に移動して前記引上装置に対してルツボを装着または撤去するルツボハンドリング装置において、単結晶引上後から次の単結晶引上開始までの時間を短縮することができ、コストを抑えつつ生産効率を向上することのできるルツボハンドリング装置及びルツボ交換方法を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために、本発明に係るルツボハンドリング装置は、単結晶引上装置の近傍に移動して前記引上装置に対してルツボを装着または撤去するルツボハンドリング装置であって、前記引上装置に対し着脱自在な基台と、前記基台に対し回動自在に設けられ前記ルツボを把持可能に設けられたグリップ部材とを備え、前記グリップ部材における前記ルツボとの接触部には、炭素繊維強化炭素複合材料(C/Cコンポジット)が設けられていることに特徴を有する。
尚、前記基台は、前記引上装置における単結晶引上用ワイヤの先端部に対し着脱自在であることが望ましい。
また、前記炭素繊維強化炭素複合材料(C/Cコンポジット)は、その曲げ強度が70MPa以上であって、圧縮強度が120MPa以上であることが望ましい。
このような構成によれば、高温状態のルツボに対し炭素繊維強化炭素複合材料(C/Cコンポジット部材)を介して保持することができ、ルツボを容易にチャンバから搬出することができる。
また、搬出されたルツボが高温の状態であれば清掃作業をすぐに出来ないため、清掃済みであって原料シリコンを充填済みの別のルツボをチャンバ内にセットすることにより、その後の原料シリコン溶融作業にすぐに移行することができる。
これにより、単結晶引上後から次の単結晶引上開始までの時間を短縮することができ、生産効率を向上することができる。
また、ルツボとの接触部に前記炭素繊維強化炭素複合材料(C/Cコンポジット)を用いるのみで、前記効果を得ることができるため、従来のヘリウムガス等を毎回使用する装置、方法よりもコスト増大を大幅に抑制することができる。
前記した課題を解決するために、本発明に係るルツボ交換方法は、単結晶引上装置の近傍に移動して前記引上装置に対してルツボを交換するルツボ交換方法であって、前記ルツボハンドリング装置を用いて単結晶引上後のルツボを把持し、前記引上装置から撤去するステップと、原料シリコンが充填された清掃済のルツボを前記ルツボハンドリング装置により把持し、前記引上装置内に装着するステップとを実行することに特徴を有する。
このようなステップを実行することにより、前記した本発明に係るルツボハンドリング装置による効果を得ることができる。
本発明によれば、予め定められた位置に設置された単結晶引上装置の近傍に移動して前記引上装置に対してルツボを装着または撤去するルツボハンドリング装置において、単結晶引上後から次の単結晶引上開始までの時間を短縮することができ、コストを抑えつつ生産効率を向上することのできるルツボハンドリング装置及びルツボ交換方法を得ることができる。
以下、本発明に係るルツボハンドリング装置及びルツボ交換方法の実施の形態について図面に基づき説明する。図1は本発明に係るルツボハンドリング装置が適用される単結晶引上装置1の全体構成を示すブロック図である。
この単結晶引上装置1は、円筒形状のメインチャンバ2aの上に着脱自在なプルチャンバ2bを重ねて形成された炉体2と、炉体2内において支持軸15上に設けられたルツボ3と、ルツボ3に装填された半導体原料Mを溶融するヒータ4とを有している。
尚、ルツボ3は二重構造の組立体であり、内側が石英ガラスルツボ3a、外側が黒鉛ルツボ3bで構成されている。
また、前記のように、プルチャンバ2bはメインチャンバ2aに対し着脱自在に構成されており、着脱時には、プルチャンバ2bに取り付けられたアーム13を多関節ロボット等(図示せず)により把持し、プルチャンバ2bを旋回及び昇降移動させることで着脱がなされる。
また、炉体2の上方には、単結晶Cを引上げる引上げ機構5が設けられ、この引上げ機構5は、モータ駆動される巻取り機構5aと、この巻取り機構5aに巻き上げられる引上げワイヤ5bとにより構成される。そして、ワイヤ5bの先端にはシードチャック14が設けられ、このシードチャック14により種結晶Pが保持され、単結晶Cを育成しながら引上げがなされる。
また、炉体2内には、単結晶Cの引上工程中に亘り、上方から下方に向けて常に不活性ガスGが流されるように構成されている。
また、単結晶引上装置1は、図1に示すようにシリコン融液Mの温度を制御するヒータ4の供給電力量を制御するヒータ制御部9と、ルツボ3(支持軸15)を回転させるモータ10と、モータ10の回転数を制御するモータ制御部10aとを備えている。さらには、支持軸15の昇降移動により石英ガラスルツボ3の高さを制御する昇降装置11と、昇降装置11を制御する昇降装置制御部11aと、成長結晶の引上げ速度と回転数を制御するワイヤリール回転装置制御部12とを備えている。これら各制御部9、10a、11a、12はコンピュータ8の演算制御装置8bに接続されている。
次に、本発明に係るルツボハンドリング装置について説明する。図2は、ルツボハンドリング装置19の断面図である。
ルツボハンドリング装置19は、図6に示すように、基台21と、基台21に対し間接部21aを軸に回動自在に設けられ、ルツボ3に対し所定幅の接触部を有する一対のグリップ部材22とを備えている。
間接部21aには、一対のグリップ部材22を、把持対象(ルツボ3)に対し開閉動作させるためのステッピングモータ(図示せず)が設けられ、このステッピングモータは、演算制御装置8bの指令により駆動制御がなされる。
また、グリップ部材22の内側面、即ちルツボ3との接触部分には、炭素繊維強化炭素複合材料であるC/Cコンポジット部材23が設けられ、このC/Cコンポジット部材23により、高温(400〜550℃)のルツボ3であっても、容易にグリップ22で把持することが可能となされている。尚、ここで用いられるC/Cコンポジット部材は、その曲げ強度が70MPa以上、圧縮強度が120MPa以上のものが必要とされる。
また、基台21の上面中央には、突起部20が設けられ、この突起部20がシードチャック14に着脱自在に保持されることにより、ワイヤ5bによってルツボハンドリング装置19が支持され得るよう構成されている。
続いて、図1に示した単結晶引上装置1を用いた単結晶引上げ工程、及びその後のルツボ交換工程について説明する。
まず、単結晶引上工程においては、原料シリコンM1の溶融工程が行なわれる。
炉体2内には、不活性ガスGが供給され、ルツボ3に原料シリコンが装填される。次いで、コンピュータ8の記憶装置8aに記憶されたプログラムに基づき、先ず、演算制御装置8bの指令によりヒータ制御部9を作動させてヒータ4を加熱し、ルツボ3の原料シリコンの溶融作業が開始される。
尚、原料シリコンの溶融時においてはモータ制御部10aによりモータ10の駆動が制御され、ルツボ3は所定の回転速度で回転する。
原料シリコンの溶融によりシリコン溶融液Mが生成されると、単結晶引上げ作業が開始される。
即ち、演算制御装置8bの指令により、さらに昇降装置制御部11aと、ワイヤリール回転装置制御部12とが作動し、回転するルツボ3の高さ位置が調整されると共に、巻取り機構5aが作動してワイヤ5bが降ろされる。
そして、ワイヤ5bの先端にシードチャック14によって保持された種結晶Pがシリコン融液Mに接触させられ、種結晶Pの先端部を溶解するネッキングが行われてネック部P1が形成される。
しかる後、演算制御装置8bの指令によりヒータ4への供給電力や、単結晶引上げ速度(通常、毎分数ミリの速度)などをパラメータとして引上げ条件が調整され、クラウン工程、直胴工程、テール部工程等の単結晶引上工程が順に行われる。
次に、単結晶引上後のルツボ交換工程について、図3のフロー及び図4乃至図6の工程図に基づいて説明する。
先ず、図4(a)に示すように、単結晶Cの引上げ作業が終了すると、ヒータ4の電源がオフ状態となされる(図3のステップST1)。
次いで、シリコン残渣が450〜550℃となるまで自然冷却され(図3のステップST2)、図4(b)に示すように、アーム13が図示しない多関節ロボット等により把持されてプルチャンバ2bがメインチャンバ2aから外される(図3のステップST3)。
次いで、図4(c)に示すようにシードチャック14にルツボハンドリング装置19が保持され、このルツボハンドリング装置19により高温のルツボ3が把持される。尚、このとき、ルツボ3の把持作業が容易となるよう、支持軸15は上昇した状態となされている。そして、図4(d)に示すようにルツボ3は支持軸15から外され、図5(a)に示すように、台車30の上方にプルチャンバ2bごと移動される。
そして、図5(b)に示すようにワイヤ5bが降ろされて使用済みのルツボ3を把持するルツボハンドリング装置19が台車30上に移動し、ルツボハンドリング装置19がルツボ3の把持を開放することにより、ルツボ3が台車30上に載置され、台車30により搬出される(図3のステップST4)。
使用済みのルツボ3が搬出されると、図6(a)に示すように、シリコン原料M1を充填済みの新たなルツボ3がルツボハンドリング装置19により把持されて、プルチャンバ2bがメインチャンバ2a上方に移動される。
そして、図6(b)に示すように、新たなルツボ3が支持軸15上に載置され(図3のステップST5)、ルツボハンドリング装置19がシードチャック14から外されたプルチャンバ2bがメインチャンバ2a上に載置され、チャンバ2が閉じられた状態となされる(図3のステップST6)。これにより、次の単結晶引上げ作業に向けた原料シリコンM1の溶融作業が可能となる。
以上のように本発明に係る実施の形態によれば、単結晶引上げ後、プルチャンバ2bを持ち上げ、チャンバを開いた状態において、ルツボ3をC/Cコンポジット部材23を介してルツボハンドリング装置19で保持することにより、ルツボ3が未だ高温(450〜550℃)であっても容易にチャンバ2から搬出することができる。
また、搬出されたルツボ3が高温の状態であれば清掃作業をすぐに出来ないため、清掃済みであって原料シリコンM1を充填済みの別のルツボ3をルツボハンドリング装置19で保持し、チャンバ2内にセットすれば、その後の原料シリコン溶融作業にすぐに移行することができる。
これにより、単結晶引上後から次の単結晶引上開始までの時間を短縮することができ、生産効率を向上することができる。
また、本発明に係るルツボハンドリング装置19は、ルツボ3との接触部にC/Cコンポジット部材23を用いるのみで、前記の効果を得ることができるため、従来のヘリウムガス等を毎回使用する装置、方法よりもコスト増大を大幅に抑制することができる。
尚、前記実施の形態においては、単結晶引上用のワイヤ5bの先端部に位置するシードチャック14に、ルツボハンドリング装置19の基台21が着脱自在に保持される構成を示したが、本発明のハンドリング装置においては、その構成に限定されず、例えばプルチャンバ2bに基台21が着脱自在となされる構成としてもよい。
続いて、本発明に係るルツボハンドリング装置について、実施例に基づきさらに説明する。本実施例では、前記実施の形態に示した構成の単結晶引上装置及びルツボハンドリング装置を用い、実際に実験を行うことにより、その効果を検証した。
この実験では、直径24インチの石英ガラスルツボに、120gの原料シリコン(多結晶シリコン)を充填し、直径200mmの単結晶を引き上げた。
炉内(チャンバ内)に流す不活性ガス(Arガス)流量は、80L/minで、炉内圧は90Torr一定とした。
自然冷却開始から4.5時間後にチャンバを開き、ルツボが約500℃の状態でプルチャンバを上昇させ、シードチャックに、ルツボとの接触部がC/Cコンポジットであるルツボハンドリング装置を取り付け、使用済みのルツボの撤去及び清掃済、且つ原料シリコン充填済のルツボの装着を行なった。
尚、使用したC/Cコンポジット部材は、その曲げ強度が70MPa以上であって、圧縮強度が120MPa以上のものを使用した。
この実験の結果、使用済みのルツボの撤去に0.5時間、原料シリコン充填済ルツボの装着に0.5時間、装着後のルツボの軽い清掃に0.5時間を要し、自然冷却開始から6時間で作業を終了することができた。
比較例
比較例では、実施例と同様に、直径24インチの石英ガラスルツボに、120gの原料シリコン(多結晶シリコン)を充填し、直径200mmの単結晶を引き上げた。
炉内(チャンバ内)に流す不活性ガス(Arガス)流量は、80L/minで、炉内圧は90Torr一定とした。
単結晶引上後にヒータ電源をオフとして自然冷却を行い、シードチャック先端に取り付けた熱電対でシリコン残渣表面近傍の温度測定を行なった。
その結果、500℃に達したのが自然冷却開始から4.5時間後、100℃に達したのが11時間後であった。
以上の実施例の実験結果から、本発明のルツボハンドリング装置を用いることにより、単結晶引上後から次の引上工程開始までの時間を大幅に短縮することができ、生産効率を向上することできると確認した。
本発明は、単結晶引上装置に対してルツボを装着または撤去するルツボハンドリング装置及びルツボ交換方法に関し、半導体製造業界等において好適に利用される。
図1は、本発明に係るルツボハンドリング装置が適用される単結晶引上装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、本発明に係るルツボハンドリング装置の断面図である。 図3は、単結晶引上後のルツボ交換工程の手順を示すフローである。 図4は、単結晶引上後のルツボ交換工程の各状態を示す工程図である。 図5は、単結晶引上後のルツボ交換工程の各状態を示す工程図である。 図6は、単結晶引上後のルツボ交換工程の各状態を示す工程図である。 図7は、従来のCZ法を用いた引上げ法を説明するための図である。 図8は、従来のCZ法を用いた引上げ法においてネック部の形成を説明するための図である。
符号の説明
1 単結晶引上装置
2 炉体
2a メインチャンバ
2b プルチャンバ
3 ルツボ
4 ヒータ
5 引上げ機構
5b ワイヤ
8 コンピュータ
8a 記憶装置
8b 演算記憶装置
10 モータ
10a モータ制御部
13 アーム
14 シードチャック
15 支持軸
19 ルツボハンドリング装置
21 基台
22 グリップ部材
23 C/Cコンポジット部材(炭素繊維強化炭素複合材料)
C 単結晶
M シリコン融液
P 種結晶
P1 ネック部
S 原料シリコン

Claims (4)

  1. 単結晶引上装置の近傍に移動して前記引上装置に対してルツボを装着または撤去するルツボハンドリング装置であって、
    前記引上装置に対し着脱自在な基台と、前記基台に対し回動自在に設けられ前記ルツボを把持可能に設けられたグリップ部材とを備え、
    前記グリップ部材における前記ルツボとの接触部には、炭素繊維強化炭素複合材料(C/Cコンポジット)が設けられていることを特徴とするルツボハンドリング装置。
  2. 前記基台は、前記引上装置における単結晶引上用ワイヤの先端部に対し着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載されたルツボハンドリング装置。
  3. 前記炭素繊維強化炭素複合材料(C/Cコンポジット)は、その曲げ強度が70MPa以上であって、圧縮強度が120MPa以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたルツボハンドリング装置。
  4. 単結晶引上装置の近傍に移動して前記引上装置に対してルツボを交換するルツボ交換方法であって、
    前記請求項1または前記請求項2に記載のルツボハンドリング装置を用いて単結晶引上後のルツボを把持し、前記引上装置から撤去するステップと、
    原料シリコンが充填された清掃済のルツボを前記ルツボハンドリング装置により把持し、前記引上装置内に装着するステップとを実行することを特徴とするルツボ交換方法。
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