JP2007202792A - Game machine - Google Patents
Game machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007202792A JP2007202792A JP2006025222A JP2006025222A JP2007202792A JP 2007202792 A JP2007202792 A JP 2007202792A JP 2006025222 A JP2006025222 A JP 2006025222A JP 2006025222 A JP2006025222 A JP 2006025222A JP 2007202792 A JP2007202792 A JP 2007202792A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- player
- liquid crystal
- crystal display
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
Description
本発明は、両目視差に基づく3次元知覚により立体視を可能とする立体画像表示装置を備えた遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine including a stereoscopic image display device that enables stereoscopic viewing by three-dimensional perception based on binocular parallax.
従来より、遊技領域に設けられ、複数の識別図柄や演出画像を表示する図柄表示装置を備えたパチンコ機やパチスロ機等の遊技機に関して種々提案されている。このような図柄表示装置では、識別図柄の組合せに従って大当りの有無を遊技者に報知したり、内部抽選結果に基づく各種演出画像を表示させることによって、遊技機における遊技性を多様化させている。 Conventionally, various game machines such as pachinko machines and pachislot machines provided with a symbol display device provided in a game area and displaying a plurality of identification symbols and effect images have been proposed. In such a symbol display device, the gaming machine in the gaming machine is diversified by notifying the player of the presence or absence of the big hit according to the combination of the identification symbols, or displaying various effect images based on the internal lottery result.
一方、液晶ディスプレイに表示された画像を遊技者に立体視させる手段としては、近年、特殊な眼鏡などを使用しない両眼視差方式の3Dディスプレイが開発されている。これらの3Dディスプレイとしては、レンチキュラー方式、パララックスバリア方式等があり、一枚のLCDに右目画像と左目画像とを表示することによって、視差画像を遊技者の左右の目にそれぞれ見せることにより立体視を実現可能とする。
そして、このような3Dディスプレイを遊技機の図柄表示装置に対して適用することによって、新たな演出表示を可能とした遊技機について提案されている(例えば、特許文献1参照)。
And the game machine which enabled the new effect display by applying such 3D display with respect to the symbol display apparatus of a game machine is proposed (for example, refer patent document 1).
しかしながら、上記のような両眼視差方式の3Dディスプレイでは、3Dディスプレイの方式毎に定まった視野角内から視認しなければ遊技者に対して適切に立体視させることができなかった。ここで、図13は従来の両眼視差方式の3Dディスプレイ201と3Dディスプレイ201を視認する遊技者202の視線方向とを示した模式図である。
例えば、図13の示すように3Dディスプレイの方式毎に定まった視野角α内の地点Aから遊技者202が3Dディスプレイ201の画像を視認した場合には、正しく立体視させることが可能となる。一方、視野角α外の地点Bから遊技者202が3Dディスプレイ201の画像を視認した場合には、正しく立体視させることができないばかりか表示画面が二重画像に見えてしまい、遊技を妨害する原因となる虞があった。
しかし、遊技機で遊技を行う遊技者の中には、椅子に正しい姿勢で座らずに遊技を行う遊技者(例えば、斜めを向いた状態で座っている遊技者)も多い。よって、上記特許文献1に記載された遊技機のように、両眼視差方式の3Dディスプレイを図柄表示装置に対して適用したとしても、その機能を十分に発揮することができなかった。
However, in the binocular parallax 3D display as described above, it is impossible to make the player appropriately view stereoscopically unless viewing from within the viewing angle determined for each 3D display system. Here, FIG. 13 is a schematic diagram showing a conventional binocular parallax
For example, as shown in FIG. 13, when the
However, among the players who play a game with a gaming machine, there are many players who play a game without sitting in a correct posture on a chair (for example, a player sitting in an oblique direction). Therefore, even if a binocular parallax 3D display is applied to a symbol display device as in the gaming machine described in
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、遊技者の姿勢に基づいて立体画像表示装置の角度を調整することによって、様々な遊技姿勢で遊技に臨む遊技者に対しても適切に立体視させることが可能な遊技機を提案する。 Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described problems, and a player who faces a game in various game postures by adjusting the angle of the stereoscopic image display device based on the player's posture. We propose a game machine that can be properly viewed stereoscopically.
前記目的を達成するため請求項1に係る遊技機は、両目視差に基づく3次元知覚により立体視を可能とする立体画像表示装置と、立体画像表示装置の角度を変更する角度変更手段を備え、遊技者の視線方向と立体画像表示装置の正面方向とのなす角度が所定角度より大きい場合に立体画像表示装置の角度を調整する。
それによって、立体画像表示装置に表示された画像を、様々な遊技姿勢で遊技に臨む遊技者に対しても適切に立体視させることが可能となり、両眼視差方式の3Dディスプレイを遊技機の図柄表示装置に対して適用したとしても、その機能を十分に発揮することができる。
In order to achieve the above object, the gaming machine according to
As a result, it is possible to appropriately stereoscopically display the image displayed on the stereoscopic image display device to a player who is playing the game in various gaming postures, and the binocular parallax 3D display can be displayed on the game machine. Even if it is applied to a display device, the function can be sufficiently exhibited.
また、請求項2に係る遊技機は、遊技者の視線方向と立体画像表示装置の正面方向とのなす角度が所定角度より大きい場合に、遊技者の視線方向と立体画像表示装置の正面方向とが一致するように前記立体画像表示装置の角度を調整する。
それによって、立体画像表示装置に表示された画像を、様々な遊技姿勢で遊技に臨む遊技者に対して最も適切な角度に位置させることが可能となり、両眼視差方式の3Dディスプレイを遊技機の図柄表示装置に対して適用したとしても、その機能を十分に発揮することができる。
In addition, in the gaming machine according to
As a result, it is possible to position the image displayed on the stereoscopic image display device at the most appropriate angle with respect to the player facing the game in various gaming postures, and the binocular parallax type 3D display of the gaming machine Even if it is applied to a symbol display device, the function can be sufficiently exhibited.
また、請求項3に係る遊技機は、姿勢検出手段によって遊技者が検出できない場合であって、且つ立体画像表示装置にデモ画面を表示する場合に、立体画像表示装置の角度を原点位置へと戻す。
それによって、遊技者が遊技を行っていない遊技機では立体画像表示装置を正面位置に統一して整列させることが可能となり、店舗内における遊技機の見栄えが良くなる。また、次回に遊技を始めようとする遊技者に対して立体画像表示装置に表示されたデモ画面の内容を確認し易くさせることができる。
Further, in the gaming machine according to
As a result, in a gaming machine in which the player is not playing a game, the stereoscopic image display device can be unified and aligned at the front position, and the appearance of the gaming machine in the store is improved. In addition, it is possible to make it easier for a player who wants to start a game next time to check the contents of the demonstration screen displayed on the stereoscopic image display device.
以下、本発明に係る遊技機をパチンコ機について具体化した第1及び第2実施形態について図面を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, first and second embodiments in which a gaming machine according to the present invention is embodied in a pachinko machine will be described in detail with reference to the drawings.
(第1実施形態)
先ず、第1実施形態に係るパチンコ機1の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。
図1及び図2に示すように、パチンコ機1は、正面視矩形に形成される木製の外枠2に対して合成樹脂製の内枠3が、内枠取付用ヒンジを構成する上ヒンジ3A及び下ヒンジ3Bを介して、外枠2に対して該外枠2の開口を開閉自在に取り付けられている。そして、この内枠3のほぼ上半分の前側には、合成樹脂製の前面カバー部材4が左端縁部の上下を軸支されて開閉自在に取り付けられている。また、この前面カバー部材4のほぼ中央部には略円形の窓部5が開設され、この窓部5の外周縁部に形成されるガラス保持枠に装着された2枚のガラスを通して遊技盤41(図3参照)上の遊技領域42(図3参照)を見ることができるように構成されている。また、前面カバー部材4の窓部5の左上端縁部には、フルカラーの発光ダイオードが内蔵され、遊技中のエラーを表示するエラー表示電飾ランプ6を構成している。また、前面カバー部材4の正面視四隅には、スピーカ7が配置されている。また、前面カバー部材4の前面部分は、窓部5の周囲が不透明な合成樹脂製の前面部材4Aで覆われており、不図示のフルカラーの発光ダイオードが窓部5の外周部に沿って内蔵され、遊技中に光演出が行われる。
(First embodiment)
First, a schematic configuration of the
As shown in FIGS. 1 and 2, the
また、前面カバー部材4の右側端縁部には、内枠3及び前面カバー部材4を施錠する施錠装置(不図示)を操作するための鍵挿入部4Bが設けられている。前面カバー部材4を開くためには、この鍵挿入部4Bに所定のキーを挿入して所定方向に回せば、施錠装置のロック状態が解除されて、前面カバー部材4のみがオープンされる。
また、この前面カバー部材4の下側には、賞球払出装置22を介して払い出される賞球を受ける上皿8が配設されている。また、この上皿8は、左端縁部の上下を軸支されて、前面カバー部材4を開放後、内側に設けられた不図示のレバーを下げることにより開放できるように取り付けられている。また、この上皿8の中央前面部には、不図示のカード式球貸機を操作する球貸操作部8Bが設けられ、各操作ボタン8C、8Dが配置されている。そして、その上皿8の下には、下皿9が配設される。また、この下皿9の上端面左方には演出表示等に使用可能な各スイッチボタン9A、9Bが配置されている。
A
In addition, an
また、上皿8に連通する不図示の球送り機構を介して上皿8のパチンコ球が操作ハンドル10によりパチンコ球の発射勢を調整される発射装置(不図示)へ送られるよう構成されている。この発射装置は、供給されるパチンコ球を連続的に叩打する発射ソレノイド(不図示)や発射勢装置として機能する発射制御基板ケース30内に配設される発射制御基板等から構成され、該発射制御基板は、操作ハンドル10の内部に取り付けられる可変抵抗器(不図示)を介して発射ソレノイドへの供給電力が調節され、パチンコ球の発射勢を強めたり、弱めたりすることが可能なように構成されている。これにより、遊技者が操作ハンドル10における回動操作部材10Aの回動量を調節することによって、該操作ハンドル10内に取り付けられた可変抵抗器の抵抗値が増減され、発射ソレノイドによるパチンコ球の発射勢の加減を適宜行うことができるように構成されている。
また、外枠2の内枠3より下側部分の前面部を左右方向及び上下方向の各全幅に渡って覆うようにスピーカ筐体11が設けられている。
また、内枠3を閉じた場合には、該内枠3の下端部は、その自重によってスピーカ筐体11の上端面部に当接している。また、このスピーカ筐体11の底面前端縁部には、左右方向全幅に渡って外枠2の下端面に対向する位置まで下方に突設されるリブ部(不図示)が設けられている。
The pachinko ball on the
Further, a
Further, when the
また、この内枠3のほぼ中央部には、遊技盤41が着脱自在なように、鉄板等の金属製や合成樹脂製の機構盤18に取り付けられている。そして、この機構盤18の裏側には合成樹脂製の機構セット盤20が開閉自在に蝶番により取り付けられている。
また、パチンコ機1の裏側最上段には、上方に開口した賞球タンク21が機構セット盤20に固定されている。賞球タンク21は、傾斜した底面に連通孔が形成され、その連通孔の下方にはパチンコ球を2列に整列流出し、賞球払出装置22にパチンコ球を送る通路を形成するタンクレール23が取り付けられている。また、賞球払出装置22内には、賞球案内部24内の賞球通路を通過するパチンコ球を確認する球有り検出スイッチ(不図示)やパチンコ球の払い出しを調節する払い出しステッピングモータ(不図示)が内装されている。そして、これら賞球タンク21、タンクレール23、賞球案内部24、賞球払出装置22等により賞球の払い出しシステムが構成されている。
In addition, a
In addition, a
また、タンクレール23の下側には液晶表示器(LCD)52(図3参照)等を制御する演出表示基板260(図6参照)が内蔵される演出表示基板ケース26が配設されている。また、演出表示基板ケース26の横側には普通役物等を駆動制御する役物駆動制御基板が内蔵される役物駆動制御基板ケース27が配設されている。また、演出表示基板ケース26の下側には、各スピーカ7、スピーカ筐体11に内蔵されるスピーカ、及びエラー表示電飾ランプ6等のフルカラーダイオード等を駆動制御するとともに、演出表示基板260による表示制御とスピーカ等に関する音制御との間に因果関係を持たせる制御を行うサブ統合制御基板280(図6参照)が内蔵されるサブ統合制御基板ケース28が配設されている。また、このサブ統合制御基板ケース28の下側には、パチンコ機1の遊技動作を制御する主制御基板290(図6参照)が内蔵される主制御基板ケース29が配設されている。そして、この主制御基板ケース29の遊技者側前面部には、操作ハンドル10の操作によって発射装置を駆動制御する発射制御基板が内蔵される発射制御基板ケース30が配設されている。また、主制御基板ケース29の横側には、賞球払出装置22を駆動制御する払出制御基板が内蔵される払出制御基板ケース31が配設されている。更に、この払出制御基板ケース31の下側には、AC24Vの供給電源からDC5VやDC12V等の各種駆動電源を生成して供給する電源基板が内蔵される電源基板ケース32が配設されている。
In addition, an effect
次に、遊技盤41上の遊技領域42の構成について図3に基づいて説明する。
図3に示すように、この遊技領域42は、所定厚さの板材をなした遊技盤41上に入賞口などの各構造物が配設され、それを囲むように環状のレール43が立設されて構成されている。このレール43は、発射されたパチンコ球を遊技領域42内に案内する重複して形成した案内路44を構成し、右肩部にはレール43に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部45を有する。
遊技領域42のほぼ中央には、開口部が開設され、この開口部の前面側には両目視差に基づく3次元知覚により立体視を可能とする図柄表示装置48が配設されている。
Next, the configuration of the
As shown in FIG. 3, in this
An opening is formed in the approximate center of the
以下に、図4を用いて第1実施形態に係るパチンコ機1に設けられた図柄表示装置48について説明する。図4は第1実施形態に係る図柄表示装置48を示した側面図である。
図4に示すように図柄表示装置48は、左右の目に対して視差画像を表示する液晶ディスプレイ70と、液晶ディスプレイの上部に固定されたCCDカメラ71と、液晶ディスプレイ70の角度を変更するステッピングモータ72と、ステッピングモータ72の回転駆動を液晶ディスプレイ70に対して伝達する支持軸73とから構成されている。
The
As shown in FIG. 4, the
ここで、液晶ディスプレイ70は、遊技の進行に従ってキャラクタの画像や識別図柄、普通図柄等を表示し、パチンコ機1の内部抽選の抽選結果(例えば、大当りやリーチはずれ等)を遊技者に対して報知する。更に、所定時間以上入賞口やアウト口にパチンコ球が入賞しない場合には、デモ画面を表示させる。
また、CCDカメラ71は液晶ディスプレイ70の上面に固定され、遊技盤41の装飾部49に形成された窓部50を介して、液晶ディスプレイ70の前方環境を撮像する。そして、撮像した画像に対して所定の画像処理を施すことによって、パチンコ機1で遊技を行う遊技者の遊技姿勢を検出する。尚、窓部50はCCDカメラ71が遊技者から見えないようにマジックミラーで構成することとしても良い。
ステッピングモータ72は、パルス信号を与えることでフィードバック無しに決められたステップ単位で回転可能なモータである。また、与えるパルス信号の回数と周期によってその回転角度と回転速度が決定され、更に、パルス信号の停止によりその時点での回転角を保持して停止する。従って、パルス信号により駆動されたステッピングモータ72の回転方向(正転と逆転の2方向がある)と回転角度とに基づいて、液晶ディスプレイ70及びCCDカメラ71を支持軸73を中心にして所定角度回転することが可能となる。
Here, the
The
The stepping
また、ステッピングモータ72は、モータ駆動回路83を介してCPU261に接続されており(図6参照)、ROM262等に記憶されたプログラムに基づいてその駆動が制御される。具体的には、図5に示すようにパチンコ機1の正面に位置する遊技者74の視線方向Xと液晶ディスプレイ70の正面方向Yとがなす角度θをCCDカメラ71の撮像画像から検出し、角度θが所定角度βより大きいと判定された場合に、ステッピングモータ72を駆動する。そして、遊技者74の視線方向Xと液晶ディスプレイ70の正面方向Yとが一致するように液晶ディスプレイ70の角度を調整する。ここで、βの値は液晶ディスプレイ70の種類によって決定される値であり、遊技者に立体視を可能とする許容角度より小さい値である(例えば、第1実施形態では10度)。
Further, the stepping
図3に戻って遊技盤41上の遊技領域42の構成について継続して説明すると、図柄表示装置48の左側にはゲート54が配設されている。また、このゲート54にはパチンコ球の通過を検出するゲートスイッチ54A(図6参照)が備えられている。また、図柄表示装置48の左右の下角部の外側には、風車55、56が設けられている。
また、図柄表示装置48の直下には、始動口57が配設されている。この始動口57には、パチンコ球の入賞を検出する始動口スイッチ57A(図6参照)が設けられ、パチンコ球の入賞を検出することで液晶表示器52において識別図柄の変動が開始される。そして、識別図柄が変動中に始動口57に入賞した場合には、入賞個数が4個まで後述の主制御基板290(図6参照)に設けられるRAMの第1保留カウンタに記憶されて識別図柄の変動確定回数として保留される。
Returning to FIG. 3, the configuration of the
In addition, a
また、ゲートスイッチ54Aが、ゲート54でのパチンコ球の通過を検出することで普通図柄が変動する。そして、このゲート54にパチンコ球が入って、普通図柄が変動後、所定の表示態様で停止した場合(例えば、「11」、「77」のように揃った場合等)には、始動口57の上部に設けられるチューリップ式役物57Bが所定時間(第1実施形態では、約1秒間)開かれ、この始動口57にパチンコ球が入賞する確率が増加する。また、普通図柄が変動中にゲート54をパチンコ球が通過した場合には、通過個数が4個まで主制御基板290に設けられるRAMの第2保留カウンタに記憶されて普通図柄の変動確定回数として保留される。
Further, when the gate switch 54A detects the passage of the pachinko ball at the
そして、始動口57の下側には、横幅が広い上方に開口する開閉扉59で前面部を覆われる大入賞口60が形成された特別入賞装置61が配設されている。また、この大入賞口60の左右両側には上方に開口する各入賞口62、63が配設されて遊技盤41裏面の不図示の賞球樋に連通され、この各入賞口62、63への入賞を検出する入賞口スイッチ(不図示)が設けられている。また、各入賞口62、63の下側には、各電飾ランプ62A、63Aが内蔵されている。
また、特別入賞装置61の直下にはレール43に沿ってアウト口65が開設されている。更に、レール43に囲まれたこのような遊技領域42には、前記各構成物とともに複数の釘が打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
A
In addition, an
次に、上記のように構成されたパチンコ機1の駆動制御に係る制御システムの構成について図6に基づいて説明する。
図6に示すように、パチンコ機1の駆動制御に係る制御システムは、主制御基板290、サブ統合制御基板280及び演出表示基板260等から構成されている。
主制御基板290は、CPU291、ROM292、RAM293、及び及び入出力回路(I/O)294等から構成され、このCPU291、ROM292、RAM293、及び入出力回路294は、バス線により相互に接続されている。また、CPU291にはクロック回路295が接続されて所定のクロック信号が入力される。また、入出力回路294には、ゲートスイッチ54A、始動口スイッチ57A等が接続されている。また、この入出力回路294には、開閉扉59を開閉する開閉ソレノイド59A、及びチューリップ式役物57Bを開閉するソレノイド57Cが接続されている。
Next, the configuration of the control system related to the drive control of the
As shown in FIG. 6, the control system related to the drive control of the
The
また、サブ統合制御基板280には、CPU281、スピーカ7や電飾ランプ6等の駆動制御プログラム等を格納するROM282、主制御基板290からの各種制御信号を格納するRAM283、主制御基板290から送出される各種制御信号を受信する入出力回路284、スピーカ7を駆動制御する駆動回路81、エラー表示電飾ランプ6等を駆動制御する駆動回路82等が配設されている。そして、このCPU281、ROM282、RAM283、及び入出力回路284は、バス線により相互に接続されている。また、CPU281にはクロック回路285が接続されて所定のクロック信号が入力される。また、入出力回路284には、主制御基板290の入出力回路294が接続されている。また、この入出力回路284には、各駆動回路81、82が接続されている。
In addition, the
また、演出表示基板260には、CPU261、液晶ディスプレイ70の表示制御プログラム、ステッピングモータ72の駆動制御プログラム、CCDカメラ71で撮像した画像を解析する画像解析処理プログラム及び所要の表示データ等を格納するROM262、表示指令、表示情報、入出力信号等を格納するRAM263、サブ統合制御基板280から送出される各種制御信号を受信する入出力回路264、及びCPU261から送られた表示情報を受けて液晶ディスプレイ70に対して画像を加工して表示するVDP(Video Display Processor)265等が配設されている。そして、このCPU261、ROM262、RAM263、入出力回路264、及びVDP265は、バス線により相互に接続されている。また、CPU261にはクロック回路266が接続されて所定のクロック信号が入力される。そして、CPU261は、サブ統合制御基板280から入力される表示パターン情報等の各種制御信号に基づいて、液晶ディスプレイ70に所定の演出表示を行う。
更に、入出力回路264には、モータ駆動回路83を介して液晶ディスプレイ70の角度を調整するステッピングモータ72が接続されている。そして、CPU261からモータ駆動信号がモータ駆動回路83に出力されると、ステッピングモータ72はモータ駆動回路83からのパルス信号が与えられ、そのパルス信号に基づいて所定の回転方向(正転と逆転の2方向がある)に回転駆動される。これにより液晶ディスプレイ70の角度調整が行われる。
また、入出力回路264には、CCDカメラ71が接続されている。そして、CPU261はCCDカメラ71で撮像した画像に所定の画像処理を施すことによって、遊技者74の視線方向Xと液晶ディスプレイ70の正面方向Yとがなす角度θを検出する(図5参照)。
Further, the
Further, a stepping
A
次に、このように構成された第1実施形態に係るパチンコ機1の制御処理について説明する。以下には、演出表示基板260のCPU261が実行する液晶ディスプレイ70の角度制御処理について図7に基づいて説明する。尚、以下に図7にフローチャートで示される各プログラムは演出表示基板260が備えているROM262やRAM263に記憶されており、演出表示制御用CPU261により所定時間間隔(例えば100ms)で繰り返し実行される。
Next, the control process of the
図7に示すように、先ずステップ(以下、Sと略する)1においてCPU261は、CCDカメラ71で撮像した画像に対して所定の画像解析処理を施すことによって、撮像された画像中における遊技者のシルエットを検出する。ここで、図8(A)はCCDカメラ71によって撮像された撮像画像90を示した図であり、前記S1の処理によって図8(A)に示すように撮像画像90から遊技者のシルエット91が検出される。
As shown in FIG. 7, first, in step (hereinafter abbreviated as S) 1, the
次に、S2でCPU261は、前記S1の画像解析処理の解析結果に基づいて、CCDカメラ71で撮像した画像中で遊技者が検出されたか否かを判定する。具体的には、撮像した画像中で遊技者のシルエットが検出されなかった場合には、遊技者が検出されなかったと判定される。
Next, in S2, the
そして、撮像した画像から遊技者が検出されなかったと判定された場合(S2:NO)には、続いて、S3で液晶ディスプレイ70にデモ画面を表示しているか否かを判定する。ここで、第1実施形態に係るパチンコ機1では所定時間以上いずれの入賞口やアウト口にもパチンコ球が入賞しなかった場合にデモ画面を表示するように制御する。
If it is determined that no player has been detected from the captured image (S2: NO), it is subsequently determined whether or not a demonstration screen is displayed on the
その結果、デモ画面を表示していると判定した場合(S3:YES)には、遊技者がパチンコ機1で遊技を行っていないと判定し、ステッピングモータ72を駆動させて液晶ディスプレイ70を原点位置へと復帰させる(S4)。ここで、原点位置とは、遊技盤41に対して液晶ディスプレイ70の表示面が平行となる位置である。
As a result, when it is determined that the demonstration screen is displayed (S3: YES), it is determined that the player is not playing a game with the
一方、デモ画面を表示していないと判定した場合(S3:NO)には、撮像した画像中には遊技者が検出されなかったが、遊技者はパチンコ機1で遊技を行っていると判定し、液晶ディスプレイ70を原点位置へと復帰させることなく、液晶ディスプレイ70の角度制御処理を終了する。
On the other hand, if it is determined that the demo screen is not displayed (S3: NO), no player is detected in the captured image, but it is determined that the player is playing a game with the
また、前記S2において撮像した画像から遊技者が検出されたと判定された場合(S2:YES)には、S5へと移行する。S5では、CPU261は図8(B)に示すように前記S1で検出された遊技者のシルエット91からシルエット91の中心線bを求め、更に、撮像画像90の中心線aとの距離cに基づいて遊技者の視線方向Xと液晶ディスプレイ70の正面方向Yとがなす角度θ(図5参照)を検出する。
When it is determined that a player is detected from the image captured in S2 (S2: YES), the process proceeds to S5. In S5, the
次に、S6でCPU261は、前記S5で検出された角度θが10度より大きいか否かを判定する。ここで、前記S6で判定基準となる角度の値(第1実施形態では10度)は液晶ディスプレイ70の種類によって決定される値であり、遊技者に立体視を可能とする許容角度より小さい値であれば良い。
Next, in S6, the
そして、角度θが10度より大きいと判定された場合(S6:YES)には、角度θの値からステッピングモータ72の駆動方向と回転角度を演算する(S7)。具体的には、遊技者の視線方向Xと液晶ディスプレイ70の正面方向Yとが一致する為に液晶ディスプレイ70を回転させる方向と回転する必要のある回転角度をそれぞれ算出する。尚、S7で算出される回転角度は前記S5で検出された遊技者の視線方向Xと液晶ディスプレイ70の正面方向Yとがなす角度θと同値となる。
If it is determined that the angle θ is greater than 10 degrees (S6: YES), the driving direction and the rotation angle of the stepping
続いて、S8では前記S7で算出されたステッピングモータ72の駆動方向と回転角度に従ってステッピングモータ72を駆動させる。その結果、遊技者に対して液晶ディスプレイ70が適切な位置へと移動し、確実に立体視させることが可能となる。
Subsequently, in S8, the stepping
一方、角度θが10度以下であると判定された場合(S6:NO)には、液晶ディスプレイ70の角度を変更しなくとも、現在の液晶ディスプレイ70の位置で遊技者に正しく立体視させていると判定し、ステッピングモータ72を駆動させること無く、液晶ディスプレイ70の角度制御処理を終了する。
On the other hand, when it is determined that the angle θ is 10 degrees or less (S6: NO), the player is correctly stereoscopically viewed at the current position of the
以上説明したとおり、第1実施形態に係るパチンコ機1によれば、CCDカメラ71によってパチンコ機1の前方環境を撮像するとともに、撮像した画像中の遊技者のシルエットから遊技者の視線方向Xと液晶ディスプレイ70の正面方向Yとがなす角度θを検出し(S5)、その角度θが所定角度(第1実施形態では10度)より大きいと判定された場合(S6:YES)に、ステッピングモータ72を駆動させ(S8)、遊技者に対して適切な位置に液晶ディスプレイ70を移動させるので、液晶ディスプレイ70に表示された画像を、様々な遊技姿勢で遊技に臨む遊技者に対しても適切に立体視させることが可能となる。従って、両眼視差方式の3Dディスプレイを遊技機の図柄表示装置に対して適用したとしても、その機能を十分に発揮することができる。
また、第1実施形態に係るパチンコ機1では、検出された遊技者の視線方向Xと液晶ディスプレイ70の正面方向Yとが一致するように液晶ディスプレイ70を回転させることにより、液晶ディスプレイ70の位置を調整するので、液晶ディスプレイ70に表示された画像を、様々な遊技姿勢で遊技に臨む遊技者に対して最も適切な角度に位置させることが可能となる。
更に、第1実施形態に係るパチンコ機1では、CCDカメラ71で撮像した画像から遊技者が検出できなかった場合(S2:NO)であって、且つ液晶ディスプレイ70にデモ画面を表示する場合(S3:YES)に、液晶ディスプレイ70の角度を原点位置へと戻す(S4)ので、遊技者が遊技を行っていないパチンコ機1では液晶ディスプレイ70を正面位置に統一して整列させることが可能となり、店舗内におけるパチンコ機1の見栄えが良くなる。また、次回に遊技を始めようとする遊技者に対して液晶ディスプレイ70に表示されたデモ画面の内容を確認し易くさせることができる。
As described above, according to the
In the
Furthermore, in the
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るパチンコ機について図9乃至図12に基づいて説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図8の第1実施形態に係るパチンコ機1の構成と同一符号は、前記第1実施形態に係るパチンコ機1の構成と同一あるいは相当部分を示すものである。
(Second Embodiment)
Next, a pachinko machine according to a second embodiment will be described with reference to FIGS. In the following description, the same reference numerals as those of the
この第2実施形態に係るパチンコ機は、第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ構成である。また、各種制御処理も第1実施形態にパチンコ機1とほぼ同じ制御処理である。ただし、第2実施形態に係るパチンコ機では、一対のドップラーセンサを用いることによって遊技者の遊技姿勢を検出する点で前記第1実施形態に係るパチンコ機1と異なっている。
The pachinko machine according to the second embodiment has substantially the same configuration as the
先ず、第2実施形態に係るパチンコ機の遊技盤41について図9を用いて説明する。図9は第2実施形態に係るパチンコ機の遊技盤41を示した正面図である。
図9に示すように第2実施形態に係るパチンコ機は電飾ランプ62A、63Aの下方に第1ドップラーセンサ101及び第2ドップラーセンサ102をそれぞれ設けている。ここで、ドップラーセンサとは、送信器から対象物(第2実施形態ではパチンコ機で遊技を行う遊技者)に向けマイクロ波を発射し、対象物によって反射されたマイクロ波を受信することによって対象物を検出するセンサである。
First, the
As shown in FIG. 9, the pachinko machine according to the second embodiment is provided with a
また、第1ドップラーセンサ101の下部には第1ドップラーセンサ101を回転駆動させる第1センサ駆動モータ103が設けられており、第1センサ駆動モータ103の駆動に従って第1ドップラーセンサ101は所定方向に所定角度だけ回転される。
また、第2ドップラーセンサ102の下部には第2ドップラーセンサ102を回転駆動させる第2センサ駆動モータ104が設けられており、第2センサ駆動モータ104の駆動に従って第2ドップラーセンサ102は所定方向に所定角度だけ回転される。
A first
A second
次に、第2実施形態に係るパチンコ機の制御処理について説明する。以下には、演出表示基板260のCPU261が実行する液晶ディスプレイ70の角度制御処理について図10及び図11に基づいて説明する。尚、以下に図10及び図11にフローチャートで示される各プログラムは演出表示基板260が備えているROM262やRAM263に記憶されており、演出表示制御用CPU261により所定時間間隔(例えば100ms)で繰り返し実行される。
Next, control processing of the pachinko machine according to the second embodiment will be described. Below, the angle control process of the
図10及び図11に示すように、先ずS101においてCPU261は、第1ドップラーセンサ101及び第2ドップラーセンサ102からそれぞれマイクロ波を照射する。次に、S102では少なくとも一方のドップラーセンサにおいてマイクロ波が受信されていないか否かが判定される。ここで、照射されたマイクロ波は照射方向に対象物(具体的にはパチンコ機で遊技を行う遊技者)がある場合に、反射されてドップラーセンサにより受信される。
As shown in FIGS. 10 and 11, first, in S101, the
そして、いずれのドップラーセンサ101、102でもマイクロ波を受信していると判定された場合(S102:NO)には、液晶ディスプレイ70の角度を変更しなくとも、現在の液晶ディスプレイ70の位置で遊技者に正しく立体視させていると判定し、ステッピングモータ72を駆動させること無く、液晶ディスプレイ70の角度制御処理を終了する。
If it is determined that any of the
一方、少なくとも一方のドップラーセンサでマイクロ波を受信していないと判定された場合(S102:YES)には、S103へと移行する。そして、S103でCPU261は、マイクロ波を受信しないドップラーセンサは第2ドップラーセンサ102のみであるか否かを判定する。
On the other hand, when it is determined that at least one Doppler sensor has not received the microwave (S102: YES), the process proceeds to S103. In step S <b> 103, the
その結果、マイクロ波を受信しないドップラーセンサは第2ドップラーセンサ102のみであると判定された場合(S103:YES)には、CPU261は第2センサ駆動モータ104を駆動させることによって、第2ドップラーセンサ102を回転移動させる(S104)。
As a result, when it is determined that the
その後、S105では第2ドップラーセンサ102でマイクロ波を受信したか否かが判定され、マイクロ波を受信していないと判定された場合(S105:NO)にはS104へと戻り、継続して第2ドップラーセンサ102の回転移動を行う。
Thereafter, in S105, it is determined whether or not the
それに対し、マイクロ波を受信したと判定された場合(S105:YES)には、第2センサ駆動モータ104の駆動を停止させることによって、第2ドップラーセンサ102の回転を停止する(S106)。それによって、パチンコ機で遊技を行う遊技者の右端を検出することが可能となる。
On the other hand, when it is determined that the microwave is received (S105: YES), the rotation of the
次に、S107でCPU261は第1センサ駆動モータ103を駆動させることによって、マイクロ波を既に受信している第1ドップラーセンサ101を回転移動させる。その後、S108では第1ドップラーセンサ101でマイクロ波が受信されなくなったか否かが判定され、マイクロ波を受信していると判定された場合(S108:NO)にはS107へと戻り、継続してマイクロ波を受信しなくなるまで第1ドップラーセンサ101の回転移動を行う。
Next, in S107, the
それに対し、マイクロ波が受信されなくなったと判定された場合(S108:YES)には、第1センサ駆動モータ103の駆動を停止させることによって、第1ドップラーセンサ101の回転を停止する(S109)。
On the other hand, when it is determined that the microwave is not received (S108: YES), the rotation of the
更に、S110でCPU261は第1センサ駆動モータ103を駆動させることによって、マイクロ波を受信しないように回転移動させた第1ドップラーセンサ101を再び回転移動させる。その後、S111では第1ドップラーセンサ101でマイクロ波を受信したか否かが判定され、マイクロ波を受信しないと判定された場合(S111:NO)にはS110へと戻り、継続してマイクロ波を受信するまで第1ドップラーセンサ101の回転移動を行う。
Further, in step S110, the
それに対し、マイクロ波を受信したと判定された場合(S111:YES)には、第1センサ駆動モータ103の駆動を停止させることによって、第1ドップラーセンサ101の回転を停止する(S112)。それによって、パチンコ機で遊技を行う遊技者の左端を検出することが可能となる。
On the other hand, when it is determined that the microwave is received (S111: YES), the rotation of the
ここで、図12は第2実施形態に係るパチンコ機において第1ドップラーセンサ101及び第2ドップラーセンサ102により遊技者の遊技姿勢を検出する検出方法について示した説明図である。図12に示すように遊技者105が液晶ディスプレイ70に対して正面方向に座っていない場合には、いずれか一方のドップラーセンサ(図12では第2ドップラーセンサ102)でマイクロ波が受信されないこととなる。
そして、前記S104乃至S106の処理によってマイクロ波を受信しない第2ドップラーセンサ102についてマイクロ波を受信する位置まで回転移動させる(例えば、角度γ2回転させる)ことによって、遊技者105の右端を検出する。
また、前記S107乃至S109の処理によってマイクロ波を受信している第1ドップラーセンサ101について一旦、遊技者を検出しない角度まで回転移動させ、その後に前記S110乃至S112の処理によってマイクロ波を受信する位置まで回転移動させる(例えば、最終的に角度γ1回転させる)ことによって、遊技者105の左端を検出する。
以上より、遊技者の遊技姿勢を検出することが可能となる。
Here, FIG. 12 is an explanatory view showing a detection method for detecting the player's gaming posture by the
Then, the right end of the
Further, the
From the above, it becomes possible to detect the player's gaming posture.
そして、S113では、前記S104乃至S112において第1ドップラーセンサ101及び第2ドップラーセンサ102を回転した角度の値から、液晶ディスプレイ70を遊技者に対して適切な位置へと移動する為にステッピングモータ72を駆動させる駆動方向と回転角度を演算する。具体的には、第1ドップラーセンサ101及び第2ドップラーセンサ102を回転したそれぞれの角度の平均値をステッピングモータ72の回転角度とする。例えば、図12に示すように第1ドップラーセンサ101を角度γ1回転させ、第2ドップラーセンサ102を角度γ2回転させた場合には、液晶ディスプレイ70を角度φ(φ=(γ1+γ2)/2)回転するようにステッピングモータ72を制御する。
In step S113, the stepping
続いて、S114では前記S113で算出されたステッピングモータ72の駆動方向と回転角度に従ってステッピングモータ72を駆動させる。その結果、遊技者に対して液晶ディスプレイ70が適切な位置へと移動し、確実に立体視させることが可能となる。
In step S114, the stepping
一方で、前記S103の判定処理の結果、マイクロ波を受信しないドップラーセンサが第2ドップラーセンサ102でないと判定された場合(S103:NO)には、S115でマイクロ波を受信しないドップラーセンサが第1ドップラーセンサ101のみであるか否か判定される。
On the other hand, if it is determined that the Doppler sensor that does not receive the microwave is not the
そして、マイクロ波を受信しないドップラーセンサが第1ドップラーセンサ101でないと判定された場合(S115:NO)には、CPU261は第1ドップラーセンサ101及び第2ドップラーセンサ102の両方のドップラーセンサでマイクロ波を受信していないと判定し、S117へと移行する。
If it is determined that the Doppler sensor that does not receive the microwave is not the first Doppler sensor 101 (S115: NO), the
S117でCPU261は、液晶ディスプレイ70にデモ画面を表示しているか否かを判定する。ここで、第2実施形態に係るパチンコ機では所定時間以上いずれの入賞口やアウト口にもパチンコ球が入賞しなかった場合にデモ画面を表示するように制御する。
In S <b> 117, the
その結果、デモ画面を表示していると判定した場合(S116:YES)には、遊技者がパチンコ機で遊技を行っていないと判定し、ステッピングモータ72を駆動させて液晶ディスプレイ70を原点位置へと復帰させる(S117)。ここで、原点位置とは、遊技盤41に対して液晶ディスプレイ70の表示面が平行となる位置である。
As a result, if it is determined that the demonstration screen is displayed (S116: YES), it is determined that the player is not playing a game with a pachinko machine, and the stepping
一方、デモ画面を表示していないと判定した場合(S116:NO)には、ドップラーセンサ101、102によって遊技者が検出されなかったが、遊技者はパチンコ機で遊技を行っていると判定し、液晶ディスプレイ70を原点位置へと復帰させることなく、液晶ディスプレイ70の角度制御処理を終了する。
On the other hand, if it is determined that the demo screen is not displayed (S116: NO), the player is not detected by the
一方、前記S115の判定処理においてマイクロ波を受信しないドップラーセンサは第1ドップラーセンサ101のみであると判定された場合(S115:YES)には、CPU261は第1センサ駆動モータ103を駆動させることによって、第1ドップラーセンサ101を回転移動させる(S121)。
On the other hand, when it is determined that the
その後、S122では第1ドップラーセンサ101でマイクロ波を受信したか否かが判定され、マイクロ波を受信していないと判定された場合(S122:NO)にはS121へと戻り、継続して第1ドップラーセンサ101の回転移動を行う。
Thereafter, in S122, it is determined whether or not the
それに対し、マイクロ波を受信したと判定された場合(S122:YES)には、第1センサ駆動モータ103の駆動を停止させることによって、第1ドップラーセンサ101の回転を停止する(S123)。それによって、パチンコ機で遊技を行う遊技者の左端を検出することが可能となる。
On the other hand, when it is determined that the microwave is received (S122: YES), the rotation of the
次に、S124でCPU261は第2センサ駆動モータ104を駆動させることによって、マイクロ波を既に受信している第2ドップラーセンサ102を回転移動させる。その後、S125では第2ドップラーセンサ102でマイクロ波が受信されなくなったか否かが判定され、マイクロ波を受信していると判定された場合(S125:NO)にはS124へと戻り、継続してマイクロ波を受信しなくなるまで第2ドップラーセンサ102の回転移動を行う。
Next, in S124, the
それに対し、マイクロ波が受信されなくなったと判定された場合(S125:YES)には、第2センサ駆動モータ104の駆動を停止させることによって、第2ドップラーセンサ102の回転を停止する(S126)。
On the other hand, when it is determined that the microwave is not received (S125: YES), the rotation of the
更に、S127でCPU261は第2センサ駆動モータ104を駆動させることによって、マイクロ波を受信しないように回転移動させた第2ドップラーセンサ102を再び回転移動させる。その後、S128では第2ドップラーセンサ102でマイクロ波を受信したか否かが判定され、マイクロ波を受信しないと判定された場合(S128:NO)にはS127へと戻り、継続してマイクロ波を受信するまで第2ドップラーセンサ102の回転移動を行う。
Further, in S127, the
それに対し、マイクロ波を受信したと判定された場合(S128:YES)には、第2センサ駆動モータ104の駆動を停止させることによって、第2ドップラーセンサ102の回転を停止する(S129)。それによって、パチンコ機で遊技を行う遊技者の右端を検出することが可能となる。
On the other hand, when it is determined that the microwave has been received (S128: YES), the rotation of the
そして、S130では、前記S121乃至S129において第1ドップラーセンサ101及び第2ドップラーセンサ102を回転した角度の値から、液晶ディスプレイ70を遊技者に対して適切な位置へと移動する為にステッピングモータ72を駆動させる駆動方向と回転角度を演算する。具体的には、第1ドップラーセンサ101及び第2ドップラーセンサ102を回転したそれぞれの角度の平均値をステッピングモータ72の回転角度とする。
In step S130, the stepping
続いて、S131では前記S130で算出されたステッピングモータ72の駆動方向と回転角度に従ってステッピングモータ72を駆動させる。その結果、遊技者に対して液晶ディスプレイ70が適切な位置へと移動し、確実に立体視させることが可能となる。
In step S131, the stepping
以上説明したとおり、第2実施形態に係るパチンコ機によれば、第1ドップラーセンサ101及び第2ドップラーセンサ102によって遊技者の遊技姿勢を検出し(S104〜S112、S121〜S129)、検出された遊技姿勢に基づいてステッピングモータ72を駆動させ(S114、131)、遊技者に対して適切な位置に液晶ディスプレイ70を移動させるので、液晶ディスプレイ70に表示された画像を、様々な遊技姿勢で遊技に臨む遊技者に対しても適切に立体視させることが可能となる。従って、両眼視差方式の3Dディスプレイを遊技機の図柄表示装置に対して適用したとしても、その機能を十分に発揮することができる。
また、第2実施形態に係るパチンコ機では、第1ドップラーセンサ101及び第2ドップラーセンサ102によって遊技者が検出できなかった場合(S115:NO)であって、且つ液晶ディスプレイ70にデモ画面を表示する場合(S116:YES)に、液晶ディスプレイ70の角度を原点位置へと戻す(S117)ので、遊技者が遊技を行っていないパチンコ機では液晶ディスプレイ70を正面位置に統一して整列させることが可能となり、店舗内におけるパチンコ機の見栄えが良くなる。また、次回に遊技を始めようとする遊技者に対して液晶ディスプレイ70に表示されたデモ画面の内容を確認し易くさせることができる。
As described above, according to the pachinko machine according to the second embodiment, the player's gaming posture is detected by the
Further, in the pachinko machine according to the second embodiment, when the player cannot be detected by the
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、第1実施形態では演出表示基板260によってCCDカメラ71やステッピングモータ72の制御を行うこととしているが、サブ統合制御基板280によって制御を行うこととしても良い。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, Of course, various improvement and deformation | transformation are possible within the range which does not deviate from the summary of this invention.
For example, in the first embodiment, the
1…パチンコ機、48…図柄表示装置、70…液晶ディスプレイ、71…CCDカメラ、72…ステッピングモータ、101…第1ドップラーセンサ、102…第2ドップラーセンサ、260…演出表示基板、261…CPU、262…ROM、263…RAM。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記立体画像表示装置の角度を変更する角度変更手段と、
遊技者の遊技姿勢を検出する姿勢検出手段と、
前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて遊技者の視線方向と前記立体画像表示装置の正面方向とのなす角度を検出する角度検出手段と、
前記角度検出手段によって遊技者の視線方向と前記立体画像表示装置の正面方向とのなす角度が所定角度より大きいか否かを判定する角度判定手段と、
前記角度判定手段によって所定角度より大きいと判定された場合に、前記角度変更手段により前記立体画像表示装置の角度を調整する角度調整手段と、を有することを特徴とする遊技機。 In a gaming machine equipped with a stereoscopic image display device that enables stereoscopic viewing by three-dimensional perception based on binocular parallax,
Angle changing means for changing the angle of the stereoscopic image display device;
Posture detecting means for detecting a player's gaming posture;
Angle detection means for detecting an angle formed by the player's line-of-sight direction and the front direction of the stereoscopic image display device based on the detection result of the posture detection means;
An angle determination means for determining whether or not an angle formed by the player's line-of-sight direction and the front direction of the stereoscopic image display device is larger than a predetermined angle by the angle detection means;
An gaming machine comprising: an angle adjusting unit configured to adjust an angle of the stereoscopic image display device by the angle changing unit when the angle determining unit determines that the angle is larger than a predetermined angle.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006025222A JP2007202792A (en) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | Game machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006025222A JP2007202792A (en) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | Game machine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007202792A true JP2007202792A (en) | 2007-08-16 |
Family
ID=38482794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006025222A Pending JP2007202792A (en) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | Game machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007202792A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009092573A1 (en) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Novomatic Ag | Game and/or entertainment unit |
JP2012085798A (en) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Kyoraku Sangyo Kk | Game machine |
JP2014117355A (en) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Sankyo Co Ltd | Game machine |
JP2015154830A (en) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社三洋物産 | Game machine |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0244995A (en) * | 1988-08-05 | 1990-02-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical direction control method for three-dimensional image display device |
JPH07322301A (en) * | 1994-05-20 | 1995-12-08 | Canon Inc | Three-dimensional display device and screen control method therefor |
JPH10113432A (en) * | 1996-10-15 | 1998-05-06 | Ace Denken:Kk | Game machine and game system |
JP2003230758A (en) * | 2002-02-13 | 2003-08-19 | Newgin Corp | Game machine |
-
2006
- 2006-02-02 JP JP2006025222A patent/JP2007202792A/en active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0244995A (en) * | 1988-08-05 | 1990-02-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical direction control method for three-dimensional image display device |
JPH07322301A (en) * | 1994-05-20 | 1995-12-08 | Canon Inc | Three-dimensional display device and screen control method therefor |
JPH10113432A (en) * | 1996-10-15 | 1998-05-06 | Ace Denken:Kk | Game machine and game system |
JP2003230758A (en) * | 2002-02-13 | 2003-08-19 | Newgin Corp | Game machine |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009092573A1 (en) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Novomatic Ag | Game and/or entertainment unit |
EP2410499A3 (en) * | 2008-01-21 | 2012-03-28 | Novomatic AG | Game and/or entertainment unit |
US8771084B2 (en) | 2008-01-21 | 2014-07-08 | Novomatic Ag | Gaming and/or entertainment device |
US9865124B2 (en) | 2008-01-21 | 2018-01-09 | Novomatic Ag | Gaming and/or entertainment device |
JP2012085798A (en) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Kyoraku Sangyo Kk | Game machine |
JP2014117355A (en) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Sankyo Co Ltd | Game machine |
JP2015154830A (en) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社三洋物産 | Game machine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009247367A (en) | Game machine | |
JP4953864B2 (en) | Game machine | |
JP2009240386A (en) | Game machine | |
JP2004049513A (en) | Slot machine and game control method for the slot machine | |
JP5307786B2 (en) | Game machine | |
JP2007202792A (en) | Game machine | |
JP4845629B2 (en) | Drive device for movable member in gaming machine | |
JP2008067868A (en) | Game machine | |
JP2008113909A (en) | Pinball game machine | |
JP6360102B2 (en) | Game machine | |
JP2008194293A (en) | Pinball game machine | |
JP4000071B2 (en) | Game machine | |
JP5039885B2 (en) | Game machine | |
JP2004065383A (en) | Game machine | |
JP2011217939A (en) | Game machine | |
JP5039886B2 (en) | Game machine | |
JP2008220681A (en) | Game performance operation device and game machine | |
JP6216114B2 (en) | Game machine | |
JP5756303B2 (en) | Pachinko machine | |
JP2006263372A (en) | Game machine | |
JP2009201781A (en) | Game machine | |
JP2006026186A (en) | Game machine | |
JP2007117410A (en) | Game machine | |
JP5366265B2 (en) | Game machine | |
JP6513370B2 (en) | Gaming machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20070611 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081103 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100520 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110224 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110627 |