JP2007199642A - 寿命予測システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の消耗品の寿命時期を適切に予測する。
【解決手段】画像形成装置10の消耗品1の寿命時期を予測する寿命予測システム100は、各画像形成装置10の消耗品1の劣化度合いを消耗品1の劣化による現象を検出することにより判定する劣化判定手段と、各画像形成装置10についての、消耗品1の使用条件と、消耗品1の使用量と、消耗品1の劣化度合いとに関する情報を収集する情報収集手段と、収集された複数の画像形成装置10の情報に基づき、消耗品1の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求める統計処理手段と、各画像形成装置10の消耗品1の予測寿命使用量を、上記関係に基づき、当該画像形成装置10での消耗品1の使用条件から求める寿命予測手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置の消耗品の寿命時期を予測する寿命予測システムに関する。
複写機、プリンタ、デジタル複合機などの画像形成装置として、交換可能な消耗品(例えば搬送ローラや感光体等)が装着されるものが広く知られている。この種の画像形成装置では、一般に、消耗品が寿命に近い状態に達したと判定されると、消耗品の交換を促す報知が行われ、この報知に応じてユーザやサービスマンにより消耗品が交換される。消耗品が寿命に近い状態に達したことを判定する方法としては、以下の2つのものがある。
第1の判定方法として、予め設計寿命使用量を決めておき、消耗品の使用量(例えばプリント枚数)が設計寿命使用量に達したときに、消耗品が寿命に近い状態に達したと判定するものがある(例えば、特許文献1を参照)。
第2の判定方法として、消耗品の劣化に起因する現象を検出することにより、消耗品が寿命に近い状態に達したことを判定するものがある。例えば、特許文献2には、シート搬送ローラの寿命判定技術として、ローラ下流側の2地点間のシート搬送時間を測定し、一定枚数のうちシート搬送時間が設定値を超えている割合を求め、この割合に基づいてローラの寿命を判定するものが示されている。
特開2005−157201号公報 特開平8−85671号公報
しかし、上記第1の判定方法では、ユーザの使用状況によって寿命がばらつくため、適切なタイミングで寿命報知を行うことが困難である。具体的には、消耗品に対して負荷が小さい使用条件では、消耗品の実際の寿命は設計寿命より長くなるため、設計寿命使用量に基づいて報知を行ったのでは、寿命前の不適切な時期に消耗品が交換されてしまう。一方、消耗品に対して負荷が大きい使用条件では、消耗品の実際の寿命は設計寿命より短くなるため、設計寿命使用量に基づいて報知を行ったのでは、交換用の消耗品を用意するための期間を十分に確保することができない。
一方、上記第2の判定方法では、消耗品の劣化に起因する現象が検出可能な程度に顕在化してからでないと寿命判定することができず、寿命報知が遅れてしまい、消耗品を用意するための期間を十分に確保できない場合がある。
そこで、本発明は、消耗品の寿命時期を適切に予測することが可能な寿命予測システムを提供する。
本発明に係る寿命予測システムは、交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置について、前記各画像形成装置の消耗品の寿命時期を予測する寿命予測システムであって、前記各画像形成装置の消耗品の劣化度合いを、消耗品の劣化による現象を検出することにより判定する劣化判定手段と、前記各画像形成装置についての、消耗品の使用条件と、消耗品の使用量と、前記劣化判定手段により判定された消耗品の劣化度合いとに関する情報を収集する情報収集手段と、前記情報収集手段により収集された複数の画像形成装置の情報に基づき、消耗品の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求める統計処理手段と、前記各画像形成装置の消耗品の予測寿命使用量を、前記統計処理手段により求められた関係に基づき、当該画像形成装置での消耗品の使用条件から求める寿命予測手段と、を有することを特徴とする。
本発明の好適な態様では、前記劣化判定手段は、前記消耗品の劣化度合いとして、前記消耗品が寿命または寿命に近い状態に達したか否かを判定し、前記情報収集手段は、前記情報として、消耗品の使用条件と、前記劣化判定手段により寿命または寿命に近い状態に達したと判定された時点での使用量である実測寿命使用量との対データを収集し、前記統計処理手段は、前記関係として、消耗品の使用条件と実測寿命使用量との関係を求める。当該構成における好適な態様では、前記統計処理手段は、前記収集された対データから、実測寿命使用量が予め設定された設計寿命使用量よりも所定値以上小さい対データの集合を抽出し、当該集合における消耗品の使用条件の特徴を特定するとともに、当該集合における消耗品の平均的な寿命使用量を求め、前記寿命予測手段は、ある画像形成装置の予測寿命使用量を求める場合、当該画像形成装置での消耗品の使用条件が前記特定された特徴を有するか否かを判断し、特徴を有すると判断されたときには、前記平均的な寿命使用量を予測寿命使用量とし、それ以外のときには、前記設計寿命使用量を予測寿命使用量とする。
また、本発明の好適な態様では、前記各画像形成装置について、当該画像形成装置での消耗品の使用量が前記予測寿命使用量に基づいて決まる寿命報知使用量に達した時点で、消耗品の寿命に関する報知を行う寿命報知手段をさらに有する。
本発明に係る寿命予測システムは、交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置と、これらに接続される管理装置とを含み、前記各画像形成装置は、消耗品が寿命または寿命に近い状態に達したか否かを、消耗品の劣化による現象を検出することにより判定する劣化判定手段と、前記劣化判定手段により寿命または寿命に近い状態に達したと判定されたとき、消耗品の使用条件と、その時点での消耗品の使用量である実測寿命使用量との対データを前記管理装置に送る第1の情報送信手段と、消耗品の使用条件を所定のタイミングで前記管理装置に送る第2の情報送信手段と、当該画像形成装置での消耗品の使用量が、前記管理装置から通知される予測寿命使用量に基づいて決まる寿命報知使用量に達した時点で、消耗品の寿命に関する報知を行う寿命報知手段と、を有し、前記管理装置は、前記複数の画像形成装置の第1の情報送信手段から対データを受け取って収集する情報収集手段と、前記情報収集手段により収集された対データから、実測寿命使用量が予め設定された設計寿命使用量よりも所定値以上小さい対データの集合を抽出し、当該集合における消耗品の使用条件の特徴を特定するとともに、当該集合における消耗品の平均的な寿命使用量を求める統計処理手段と、前記各画像形成装置の第2の情報送信手段から消耗品の使用条件を受け取ると、当該使用条件が前記特定された特徴を有するか否かを判断し、特徴を有すると判断されたときには、前記平均的な寿命使用量を予測寿命使用量として求め、当該予測寿命使用量を送信元の画像形成装置に通知する寿命予測手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る寿命予測方法は、交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置について、前記各画像形成装置の消耗品の寿命時期を予測する寿命予測方法であって、前記各画像形成装置の消耗品の劣化度合いを、消耗品の劣化による現象を検出することにより判定するステップと、前記各画像形成装置についての、消耗品の使用条件と、消耗品の使用量と、前記判定された消耗品の劣化度合いとに関する情報を収集するステップと、前記収集された複数の画像形成装置の情報に基づき、消耗品の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求めるステップと、前記各画像形成装置の消耗品の予測寿命使用量を、前記求められた関係に基づき、当該画像形成装置での消耗品の使用条件から求めるステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係る寿命予測装置は、交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置について、前記各画像形成装置の消耗品の寿命時期を予測する寿命予測装置であって、前記各画像形成装置についての、消耗品の使用条件と、消耗品の使用量と、消耗品の劣化による現象に基づいて判定される消耗品の劣化度合いとに関する情報を収集する情報収集手段と、前記情報収集手段により収集された複数の画像形成装置の情報に基づき、消耗品の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求める統計処理手段と、前記各画像形成装置の消耗品の予測寿命使用量を、前記統計処理手段により求められた関係に基づき、当該画像形成装置での消耗品の使用条件から求める寿命予測手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る寿命予測プログラムは、交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置について、前記各画像形成装置の消耗品の寿命時期を予測するための寿命予測プログラムであって、コンピュータに、前記各画像形成装置についての、消耗品の使用条件と、消耗品の使用量と、消耗品の劣化による現象に基づいて判定される消耗品の劣化度合いとに関する情報を収集するステップと、前記収集された複数の画像形成装置の情報に基づき、消耗品の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求めるステップと、前記各画像形成装置の消耗品の予測寿命使用量を、前記求められた関係に基づき、当該画像形成装置での消耗品の使用条件から求めるステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、消耗品の寿命時期を適切に予測することが可能な寿命予測システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態に係る寿命予測システム100の概略構成図である。この寿命予測システム100は、交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置について、各画像形成装置の消耗品の寿命時期を予測するものである。図1において、寿命予測システム100は、複数の画像形成装置10と、これらに通信回線N(インターネット、LAN、電話回線等)を介して接続された管理装置20とを含んで構成されている。
画像形成装置10は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、デジタル複合機など、紙等の印刷媒体に画像を印刷する装置であり、ここでは電子写真方式で印刷を行う電子写真装置である。ただし、画像形成装置10は、インクジェット方式など、他の印刷方式を利用するものであってもよい。画像形成装置10は、装置本体に着脱可能に装着される、交換可能な消耗品1を含む。ここで、消耗品1は、装置本体と比較して寿命が短く、消耗した場合に適宜に交換される部品であり、例えば、シート搬送ローラ、感光体、現像ユニット、転写ユニット、定着ユニットなどである。
管理装置20は、各画像形成装置10の消耗品1の寿命予測に関する処理を行う装置である。本実施の形態では、管理装置20は、画像形成装置10の製造者や販売者の保守センターに設置されたコンピュータシステムである。このコンピュータシステムとしては、各画像形成装置10の課金管理や保守等を行う既存のコンピュータシステムを利用することができる。なお、以下の説明では、適宜、管理装置を「管理センター」と称する。
図2は、本実施の形態に係る寿命予測システム100により実現される機能を示す図である。図2に示されるように、寿命予測システム100は、劣化判定機能101、情報収集機能102、統計処理機能103、寿命予測機能104、および寿命報知機能105を実現する。
劣化判定機能101は、各画像形成装置10の消耗品1の劣化度合いを、消耗品1の劣化による現象を検出することにより判定する。
情報収集機能102は、各画像形成装置10についての、消耗品1の使用条件と、消耗品1の使用量と、劣化判定機能101により判定された消耗品1の劣化度合いとに関する情報を収集する。
統計処理機能103は、情報収集機能102により収集された複数の画像形成装置10の情報に基づき、消耗品1の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求める。
寿命予測機能104は、各画像形成装置10の消耗品1の予測寿命使用量を、統計処理機能103により求められた関係に基づき、当該画像形成装置10での消耗品1の使用条件から求める。ここで、上記「予測寿命使用量」とは、消耗品1が寿命または寿命に近い状態に達すると予測される消耗品1の使用量である。消耗品1の使用量としては、動作回数、動作時間、または使用期間などを示す情報が挙げられる。
寿命報知機能105は、各画像形成装置10について、当該画像形成装置10での消耗品1の使用量が予測寿命使用量に基づいて決まる寿命報知使用量に達した時点で、消耗品1の寿命に関する報知を行う。
ある一つの実施態様では、統計処理機能103は、使用条件毎に、使用量と劣化度合いとの対応関係を求める。そして、寿命予測機能104は、予測対象の画像形成装置10での使用条件に対応する、使用量と劣化度合いとの対応関係を特定し、当該対応関係に基づいて、劣化度合いが所定閾値に達する使用量を予測寿命使用量として求める。
また、別の好適な一実施態様では、劣化判定機能101は、消耗品1の劣化度合いとして、消耗品1が寿命または寿命に近い状態に達したか否かを判定し、情報収集機能102は、消耗品1の使用条件と、劣化判定機能101により寿命または寿命に近い状態に達したと判定された時点での使用量(以下、「実測寿命使用量」と称す)との対データを収集する。そして、統計処理機能103は、収集された複数の画像形成装置10の対データに基づき、消耗品1の使用条件と実測寿命使用量との関係を求め、寿命予測機能104は、上記関係に基づき、予測対象の画像形成装置10での使用条件に対応する実測寿命使用量を予測寿命使用量として求める。そして、寿命報知機能105は、予測寿命使用量から所定使用量だけ減じた使用量を寿命報知使用量とし、消耗品1の実際の使用量が寿命報知使用量に達した時点で、寿命に関する報知を行う。すなわち、劣化判定機能101により寿命判定されると予想される時期よりも、一定期間だけ前の段階で報知を行う。寿命に関する報知は、例えば、消耗品1が寿命に近付いた旨の報知、消耗品1の用意や交換を促す報知などである。
上記機能101〜105は、それぞれ、適宜の態様で実現されればよく、例えば、画像形成装置10により、管理センター20により、または画像形成装置10と管理センター20との協働により実現される。
以下、上記機能101〜105を有する寿命予測システム100の一つの具体的な構成例について詳細に説明する。なお、本構成例では、寿命予測対象の消耗品1として、シート(印刷媒体)を搬送するシート搬送ローラ(以下、「搬送ローラ1」と称す)を例にとる。この搬送ローラ1は、広く知られたものであるので、ここでは説明を省略する。
図3は、画像形成装置10および管理センター20の機能構成を示すブロック図である。図3では、1台の画像形成装置10が代表的に示されているが、他の画像形成装置10も同様の構成を有する。図3において、画像形成装置10は、劣化判定部11、第1の情報送信部12、第2の情報送信部13、および寿命報知部14を有する。
劣化判定部11は、当該画像形成装置10の搬送ローラ1が寿命に近い所定の状態に達したか否かを判定する。具体的には、劣化判定部11は、搬送ローラ1の磨耗や経時劣化によりシート搬送速度が低下することを利用して、搬送ローラ1によるシート搬送速度を検出することにより、搬送ローラ1が寿命に近い状態か否かを判定する。
第1の情報送信部12は、劣化判定部11により寿命に近い状態に達したと判定されたとき、搬送ローラ1の使用条件と、その時点での搬送ローラ1の使用量(すなわち実測寿命使用量)との対データを管理センター20に送る。
第2の情報送信部13は、上記第1の情報送信部12による送信とは別の所定のタイミングで、搬送ローラ1の使用条件を管理センター20に送る。ここで、所定のタイミングは、適宜に決められればよいが、例えば、所定のプリント枚数毎のタイミングや、用紙カセットの用紙切れ検知時や紙詰まり発生時のタイミングなどである。第2の情報送信部13により送信される使用条件は、上記第1の情報送信部12により送信される使用条件と実質的に同じものである。
寿命報知部14は、当該画像形成装置10での搬送ローラ1の使用量が、管理センター20から通知される予測寿命使用量に基づいて決まる寿命報知使用量に達した時点で、搬送ローラ1の寿命に関する報知を行う。
なお、上記各機能ブロック11〜14は、どのような構成で実現されてもよいが、例えば、ROM等の記憶媒体に格納されたプログラムがメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって実現される。
一方、管理センター20は、情報収集部21、収集情報データベース(DB)22、統計処理部23、統計情報データベース(DB)24、および寿命予測部25を有する。
情報収集部21は、複数の画像形成装置10の第1の情報送信部12から、搬送ローラ1の使用条件と実測寿命使用量との対データを受け取って収集する。
収集情報DB22は、情報収集部21により収集された対データを記憶する。
統計処理部23は、収集情報DB22に格納されている対データから、実測寿命使用量が予め設定された設計寿命使用量よりも所定値以上小さい対データの集合(短寿命の集合)を抽出し、当該短寿命の集合における搬送ローラ1の使用条件の特徴を特定するとともに、当該短寿命の集合における搬送ローラ1の平均的な寿命使用量を求める。ここで、平均的な寿命使用量としては、例えば、短寿命の集合における実測寿命使用量の平均値、中央値(メジアン)、最頻値などが挙げられる。
統計情報DB24は、統計処理部23により特定された、短寿命の集合における搬送ローラ1の使用条件の特徴と、統計処理部23により求められた、短寿命の集合における搬送ローラ1の平均的な寿命使用量とを保持する。
寿命予測部25は、各画像形成装置10の第2の情報送信部13から搬送ローラ1の使用条件を受け取ると、統計情報DB24を参照し、受け取った使用条件が上記特定された特徴を有するか否かを判断し、特徴を有すると判断されたときには、上記平均的な寿命使用量を予測寿命使用量として求め、当該予測寿命使用量を送信元の画像形成装置10に通知する。
なお、上記各機能ブロック21〜25は、どのような構成で実現されてもよいが、例えば、ROM等の記憶媒体に格納されたプログラムがメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって実現される。
次に、上記構成を有する寿命予測システム100の動作について、搬送ローラの寿命判定時の処理、統計処理、所定タイミングでの使用条件の送信処理、寿命予測処理、および寿命報知処理に分けて具体的に説明する。
(搬送ローラの寿命判定時の処理)
図4は、搬送ローラ1の寿命判定時の処理の手順を示すフローチャートである。画像形成装置10において、プリントジョブの実行中、劣化判定部11は、搬送ローラ1が寿命に近い所定の状態に達したか否かを判定する(S11)。この寿命判定方法について、図5を参照しながら説明する。図5において、搬送ローラ1の搬送方向上流側には、シートの通過を検知する第1のセンサ31が、搬送ローラ1に近接して配置されている。また、搬送ローラ1の搬送方向下流側には、シートの搬送を検知する第2のセンサ32が、搬送ローラ1から所定距離だけ離れた位置に配置されている。劣化判定部11は、シートが搬送される度に、搬送ローラ1によるシート搬送速度を示すデータとして、第1のセンサ31がシートの到達を検知してから、第2のセンサ32が当該シートの到達を検知するまでの時間(シート搬送時間)を測定する。そして、劣化判定部11は、シート搬送時間が所定の寿命判定閾値を超えた頻度が一定基準に達した場合に、搬送ローラ1が寿命に近い状態に達したと判定する。例えば、劣化判定部11は、直近の過去9回分のシート搬送時間のうち寿命判定閾値を超えているデータの個数を求め、この個数が3個未満であれば寿命に近い状態に達していないと判定し、3個以上であれば寿命に近い状態に達したと判定する。図6には、シート搬送時間の推移の例が示されている。図6において、横軸は搬送ローラ1による搬送枚数を示し、縦軸はシート搬送時間を示す。実線は標準的な使用条件での推移を示し、破線は負荷が大きい使用条件での推移を示し、一点鎖線は負荷が小さい使用条件での推移を示す。図6において、寿命判定閾値は、シート搬送時間の設計値とジャム判定閾値との間に設定されている。
搬送ローラ1が寿命に近い状態に達したと判定された場合(S11:YES)、劣化判定部11は、その旨を第1の情報送信部12および寿命報知部14に通知する。
第1の情報送信部12は、劣化判定部11から当該通知を受けると、寿命判定された旨を管理センター20に送信すると同時に、搬送ローラ1の使用条件と実測寿命使用量とを含む寿命判定時データを管理センター20に送信する(S12)。図7は、寿命判定時データの一例を示す図である。図7に示されるように、寿命判定時データは、使用条件として、搬送ローラ1の使用開始時点から寿命判定時点までの間における、用紙サイズ毎の搬送枚数比率、紙質毎の搬送枚数比率、白黒/カラーの搬送枚数比率、プロセススピード毎の搬送枚数比率、および温度や湿度毎の搬送枚数比率を含む。また、寿命判定時データは、実測寿命使用量として、搬送ローラ1の使用開始時点から寿命判定時点までの間における、搬送ローラ1による総搬送枚数(以下、「実測寿命枚数」と称す)を含む。
管理センター20において、情報収集部21は、第1の情報送信部12から寿命判定時データを受信すると(S13)、受信した寿命判定時データを収集情報DB22に記憶させる(S14)。
上記処理により、収集情報DB22には、多数の画像形成装置10からの寿命判定時データが蓄積される。
(統計処理)
図8は、統計処理の手順を示すフローチャートである。この統計処理は、適宜のタイミングで実行されればよいが、例えば、寿命判定時データが受信される都度、所定数の寿命判定時データが受信される毎、あるいは定期的に実行される。
管理センター20において、統計処理部23は、収集情報DB22に蓄積されている多数の寿命判定時データを、実測寿命枚数が予め設定された設計寿命枚数(ここでは100k枚とする)よりも所定値(ここでは10k枚とする)以上小さい短寿命グループと、それ以外の標準寿命グループとに層別する(S21)。図9は、実測寿命枚数の度数分布の一例を示す図である。図9において、横軸は実測寿命枚数を示し、縦軸は実測寿命枚数毎のデータ数(度数)を示す。図9に示されるように、統計処理部23は、収集情報DB22に蓄積された寿命判定時データを、実測寿命枚数が90k枚未満の短寿命グループXと、90k枚以上の標準寿命グループYとにグループ分けする。
ついで、統計処理部23は、層別された短寿命グループXにおける実測寿命枚数の平均値を求め、当該平均値を短寿命グループの平均寿命枚数として統計情報DB24に保持させる(S22)。
ついで、統計処理部23は、層別された標準寿命グループYについて、用紙サイズ毎の搬送枚数比率、紙質毎の搬送枚数比率、白黒/カラーの搬送枚数比率、プロセススピード毎の搬送枚数比率、および温度や湿度毎の搬送枚数比率の各々の平均値を求め、これらの搬送枚数比率の平均値を、標準寿命グループの平均使用条件データとして統計情報DB24に保持させる(S23)。図10には、標準寿命グループの平均使用条件データの一例が示されている。
ついで、統計処理部23は、層別された短寿命グループXについて、用紙サイズ毎の搬送枚数比率、紙質毎の搬送枚数比率、白黒/カラーの搬送枚数比率、プロセススピード毎の搬送枚数比率、および温度や湿度毎の搬送枚数比率の各々の平均値を求め、これら搬送枚数比率の平均値を、短寿命グループの平均使用条件データとして統計情報DB24に保持させる(S24)。図11には、短寿命グループの平均使用条件データの一例が示されている。
ついで、統計処理部23は、短寿命グループの平均使用条件データと、標準寿命グループの平均使用条件データとを比較することにより、短寿命グループXにおける使用条件の特徴を特定する(S25)。具体的には、統計処理部23は、平均使用条件データの各データ項目(「A4L」、「A4S」、・・・)について、短寿命グループXと標準寿命グループYとを比較し、短寿命グループXの値(搬送枚数比率の平均値)が標準寿命グループYの値(搬送枚数比率の平均値)よりも2倍以上大きいデータ項目を抽出する。そして、統計処理部23は、抽出されたデータ項目を特徴データ項目として統計情報DB24に保持させる。図10,11の例では、図10の平均使用条件データと図11の平均使用条件データとが対比され、図11の網点パターンで示されるように、特徴データ項目として、「A3S」、「厚紙2」、および「コート紙」が抽出される。
上記処理により、収集情報DB22に蓄積された寿命判定時データから短寿命グループが層別され、層別された短寿命グループについて、平均寿命枚数が算出され、使用条件の特徴が抽出される。分かり易く言えば、上記処理では、設計で想定されるよりも大きく寿命が短くなる場合の特徴的な使われ方(すなわち寿命が短くなる原因)を見出すとともに、そのような場合の平均的な寿命枚数を求める。
(所定タイミングでの使用条件の送信処理)
図12は、所定タイミングでの使用条件の送信処理の手順を示すフローチャートである。画像形成装置10において、プリントジョブが開始されると(S31)、第2の情報送信部13は、用紙カセットの用紙切れが検知されたか否かを判断し(S32)、用紙切れが検知されたと判断された場合には(S32:YES)、ステップS36に移行し、そうでなければ(S32:NO)、ステップS33に移行する。
ステップS33では、第2の情報送信部13は、紙詰まりが検知されたか否かを判断し、紙詰まりが検知されたと判断された場合には(S33:YES)、ステップS36に移行し、そうでなければ(S33:NO)、ステップS34に移行する。
ステップS34では、第2の情報送信部13は、搬送ローラ1の使用開始から、または当該送信処理による前回の送信から所定の枚数(例えば10k枚)のプリントが行われたか否かを判断し、所定枚数プリントされたと判断された場合には(S34:YES)、ステップS36に移行し、そうでなければ(S34:NO)、ステップS35に移行する。
ステップS35では、第2の情報送信部13は、プリントジョブが終了したか否かを判断し、プリントジョブが終了したと判断された場合には(S35:YES)、当該送信処理を終了し、そうでなければ(S35:NO)、ステップS32に戻る。
ステップS36では、第2の情報送信部13は、搬送ローラ1の使用条件を含む定期サンプリングデータを管理センター20に送信する。図13は、定期サンプリングデータの一例を示す図である。図13に示されるように、定期サンプリングデータは、使用条件として、搬送ローラ1の使用開始時点から現時点までの間における、用紙サイズ毎の搬送枚数比率、紙質毎の搬送枚数比率、白黒/カラーの搬送枚数比率、プロセススピード毎の搬送枚数比率、および温度や湿度毎の搬送枚数比率を含む。
上記処理により、所定のタイミングで、各画像形成装置10から定期サンプリングデータが管理センター20に送信される。
(寿命予測処理)
図14は、寿命予測処理の手順を示すフローチャートである。管理センター20において、寿命予測部25は、画像形成装置10の第2の情報送信部13から定期サンプリングデータを受信するまで待機し(S41:NO)、定期サンプリングデータを受信すると(S41:YES)、ステップS42に移行する。
ステップS42では、寿命予測部25は、受信された定期サンプリングデータが短寿命グループの使用条件の特徴を有するか否かを判断する。具体的には、寿命予測部25は、統計情報DB24に保持されている特徴データ項目の各々について、定期サンプリングデータの値と短寿命グループの平均使用条件データの値とを比較し、定期サンプリングデータの値(搬送枚数比率)が短寿命グループの値(搬送枚数比率の平均値)以上である特徴データ項目を抽出する。そして、寿命予測部25は、抽出された特徴データ項目の個数が特徴データ項目総数の所定割合以上(ここでは50%以上)であれば、定期サンプリングデータが短寿命グループの使用条件の特徴を有すると判断し、そうでなければ特徴を有しないと判断する。図10,11,13の例では、図13の定期サンプリングデータと図11の短寿命グループの平均使用条件データとが、特徴データ項目「A3S」、「厚紙2」、および「コート紙」について対比され、定期サンプリングデータの値が短寿命グループの値以上である特徴データ項目として、「厚紙2」および「コート紙」が抽出される。この場合には、抽出された特徴データ項目の個数(2個)が特徴データ項目総数(3個)の50%以上であるので、定期サンプリングデータが短寿命グループの使用条件の特徴を有すると判断される。
定期サンプリングデータが短寿命グループの使用条件の特徴を有すると判断された場合(S42:YES)、寿命予測部25は、定期サンプリングデータを通知してきた画像形成装置10に対して、統計情報DB24に保持されている短寿命グループの平均寿命枚数を、予測寿命枚数として通知する(S43)。画像形成装置10において、寿命報知部14は、寿命予測部25から予測寿命枚数の通知を受けると(S44)、通知された予測寿命枚数を予測寿命保持部14aに書き込む(S45)。なお、寿命予測部25は、搬送ローラ1が新品に交換されると、予測寿命保持部14aに設計寿命枚数を書き込む。このため、搬送ローラ1の使用開始当初から、基本的に予測寿命保持部14aには設計寿命枚数が保持されており、管理センター20からの予測寿命枚数の通知があった場合については、当該通知された予測寿命枚数に書き換えられる。
一方、定期サンプリングデータが短寿命グループの使用条件の特徴を有しないと判断された場合(S42:NO)、寿命予測部25は、本例では、特に通知等を行わない。
上記処理により、画像形成装置10から定期サンプリングデータが管理センター20に送られると、当該定期サンプリングデータが短寿命グループの使用条件の特徴を有するかどうかが判断され、特徴を有する場合には、送信元の画像形成装置10に対して予測寿命枚数(短寿命グループの平均寿命枚数)が通知される。すなわち、上記処理では、短寿命グループと同じ様な使われ方をしている画像形成装置10については、同じ様に寿命が短くなると考えて、寿命報知の基準を設計寿命枚数から新たな予測寿命枚数に補正する。
(寿命報知処理)
図15は、寿命報知処理の手順を示すフローチャートである。画像形成装置10において、プリントジョブが開始されると(S51)、寿命報知部14は、予測寿命保持部14aに保持されている寿命枚数(設計寿命枚数または管理センター20から通知された予測寿命枚数)から所定枚数(ここでは10k枚)だけ減じた枚数を寿命報知枚数とし、搬送ローラ1の使用開始から現時点までの搬送枚数が寿命報知枚数に達したか否かを判断する(S52)。そして、寿命報知枚数に達したと判断された場合(S52:YES)、ステップS56に移行し、そうでなければ(S52:NO)、ステップS53に移行する。
ステップS53では、寿命報知部14は、劣化判定部11から寿命に近い状態に達した旨の通知を受けたか否かを判断する。寿命通知を受けたと判断された場合(S53:YES)、ステップS57に移行し、そうでなければ(S53:NO)、ステップS54に移行する。
ステップS54では、劣化判定部11から寿命に近い状態に達した旨の通知を受けてから搬送ローラ1による搬送枚数が所定枚数(ここでは3k枚)に達したか否かを判断する。そして、所定枚数に達したと判断された場合(S54:YES)、ステップS58に移行し、そうでなければ(S54:NO)、ステップS55に移行する。
ステップS55では、寿命報知部14は、プリントジョブが終了したか否かを判断する。そして、終了したと判断された場合(S55:YES)、当該寿命報知処理を終了し、終了していなければ(S55:NO)、ステップS52に戻る。
ステップS56では、すなわち搬送枚数が寿命報知枚数に達したと判断された場合には、寿命報知部14は、搬送ローラ1の寿命に関する軽度の報知を行う。具体的には、搬送ローラ1が寿命に近付いた旨のメッセージや、交換用の搬送ローラ1の準備を促すメッセージを、画像形成装置10の不図示のディスプレイ上に表示させる。
ステップS57では、すなわち劣化判定部11により寿命に近い状態に達したと判定された場合には、寿命報知部14は、搬送ローラ1の寿命に関する中度の報知を行う。具体的には、搬送ローラ1がほぼ寿命に達した旨のメッセージや、搬送ローラ1の交換を促すメッセージを、不図示のディスプレイ上に表示させる。
ステップS58では、すなわち劣化判定部11による寿命判定後の搬送枚数が所定枚数に達した場合には、寿命報知部14は、搬送ローラ1を含む部分の動作または画像形成装置10の画像形成動作を禁止するとともに、搬送ローラ1の寿命に関する重度の報知を行う。具体的には、搬送ローラ1が寿命に達した旨のメッセージや、搬送ローラ1の交換が必要である旨のメッセージを、不図示のディスプレイ上に表示させる。
上記処理により、図16に示されるように寿命報知が行われる。すなわち、搬送ローラ1の使用条件が短寿命グループの使用条件の特徴を有する画像形成装置10については、管理センター20から予測寿命枚数は通知されない。そして、搬送ローラ1の搬送枚数が設計寿命枚数(100k枚)に達する所定枚数(10k枚)前の時点c1で、すなわち搬送枚数が寿命報知枚数(90k枚)に達した時点c1で、軽度の報知が行われる。ついで、例えば搬送枚数が102k枚に達した時点c2で劣化判定部11により寿命判定されると、その時点c2で中度の報知が行われる。そして、その後の搬送枚数が3k枚に達した時点c3で、すなわち総搬送枚数が105k枚に達した時点c3で、画像形成動作が禁止され、重度の報知が行われる。一方、搬送ローラ1の使用条件が短寿命グループの使用条件の特徴を有する画像形成装置10については、管理センター20から予測寿命枚数(ここでは80k枚)が通知される。そして、搬送ローラ1の搬送枚数が予測寿命枚数(80k枚)に達する所定枚数(10k枚)前の時点c1’で、すなわち搬送枚数が寿命報知枚数(70k枚)に達した時点c1’で、軽度の報知が行われる。ついで、例えば搬送枚数が82k枚に達した時点c2’で劣化判定部11により寿命判定されると、その時点c2’で中度の報知が行われる。そして、その後の搬送枚数が3k枚に達した時点c3’で、すなわち総搬送枚数が85k枚に達した時点c3’で、画像形成動作が禁止され、重度の報知が行われる。
なお、上記具体的な構成例では、搬送ローラ1の劣化度合いをシート搬送時間により判定することとしたが、ジャムの回数や頻度など、他の現象に基づいて判定してもよい。
また、上記構成例では1つの搬送ローラの寿命予測を行う場合を示したが、画像形成装置10に含まれる複数の搬送ローラについて寿命予測を行うこともできる。この場合、例えば各搬送ローラを識別情報(ローラID)で識別することにより、搬送ローラ毎に上記と同様の処理を行えばよい。
また、管理センター20は、定期サンプリングデータを受信した場合、定期サンプリングデータの総搬送枚数が短寿命グループの平均寿命枚数の所定割合以上であるか否かを判断し、所定割合以上であれば上記寿命予測処理を実行し、そうでなければ上記寿命予測処理を実行しないように構成されてもよい。定期サンプリングデータの総搬送枚数が少ない場合には予測精度が低くなると考えられるが、当該構成によれば、この予測精度の低さによる弊害を回避することができるようになる。
また、上記構成例では、寿命判定時データを短寿命グループと標準寿命グループとの2つのグループに分けることとしたが、3つ以上のグループに分けてもよい。例えば、第1〜第NのN個(Nは3以上の整数)のグループに分け、各グループについて使用条件の特徴と平均寿命枚数とを求め、定期サンプリングデータがどのグループの特徴と最も一致するかを判断し、最も一致したグループの平均寿命枚数を定期サンプリングデータの送信元の予測寿命枚数とすることができる。
また、短寿命グループの使用条件の特徴の特定、および定期サンプリングデータが短寿命グループの使用条件の特徴を有するか否かの判断は、次のように行われてもよい。すなわち、統計処理部23は、短寿命グループの平均使用条件データの各データ項目について、データ項目毎に予め決められた特徴条件が満たされるか否かを判断し、満たされると判断された特徴条件を短寿命グループの使用条件の特徴として抽出する。ここで、特徴条件としては、例えば、「コート紙の搬送枚数比率が30%以上である」、「カラーの搬送枚数比率が40%以上である」、「温度10℃以下での搬送枚数比率が30%以上である」などが挙げられる。短寿命グループの平均使用条件データの「コート紙」の搬送枚数比率が35%であった場合、特徴条件「コート紙の搬送枚数比率が30%以上である」が抽出される。寿命予測部25は、上記特定された特徴条件の各々について、定期サンプリングデータが当該特徴条件を満たすか否かを判断し、この判断結果(例えば満たすと判断された特徴条件の個数の特徴条件の総数に対する割合)に基づいて定期サンプリングデータが短寿命グループの使用条件の特徴を有するか否かを判断する。
さらに、短寿命グループの使用条件の特徴の特定、および定期サンプリングデータが短寿命グループの使用条件の特徴を有するか否かの判断は、次のように行われてもよい。すなわち、統計処理部23は、データ項目毎に予め決められた特徴条件の各々について、短寿命グループに属する寿命判定時データのうち当該特徴条件を満たすものの割合を求める。そして、特徴条件の各々について、求めた割合が所定閾値以上か否かを判断し、所定閾値以上であれば、当該特徴条件を特徴として抽出する。ここで、特徴条件としては、「コート紙の搬送枚数比率が30%以上である」、「カラーの搬送枚数比率が40%以上である」、「温度10℃以下での搬送枚数比率が30%以上である」などが挙げられる。例えば、上記所定閾値が80%である場合、短寿命グループの1万個の寿命判定時データのうち、9千個の寿命判定時データが特徴条件「コート紙の搬送枚数比率が30%以上である」を満たすときには、特徴条件を満たすものの割合は90%であり所定閾値80%以上であるので、当該特徴条件が特徴として抽出される。
また、上記構成例では搬送ローラの寿命予測を示したが、寿命予測の対象は、感光体等の他の消耗品であってもよい。なお、例えば感光体を寿命予測の対象とする場合、劣化判定部11は、感光体の表層の削れに伴う帯電電流の増加を利用して、帯電電流を検出することにより感光体の劣化度合い(削れ量)を判定することができる。
以上のとおり、本実施の形態では、各画像形成装置についての、消耗品の使用条件と、消耗品の使用量と、消耗品の劣化による現象を検出することにより判定された消耗品の劣化度合いとに関する情報を収集し、収集された複数の画像形成装置の情報に基づき、消耗品の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求める。そして、各画像形成装置の消耗品の予測寿命使用量を、上記統計的に求められた関係に基づき、当該画像形成装置での消耗品の使用条件から求める。このため、本実施の形態によれば、複数の画像形成装置における消耗品の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係に基づいて、予測対象の画像形成装置における消耗品の使用条件に応じて、消耗品の寿命時期を適切に予測することができる。これにより、ユーザの使用状況の違いに応じて、適切な寿命報知使用量を設定することが可能となり、ユーザやサービスマンに適切な交換タイミングを指示することが可能となる。この結果、寿命前の不適切な時期に消耗品が交換されてしまうといった問題や、交換用の消耗品を用意するための期間を十分に確保することができないといった問題などを回避することが可能となる。例えば、シート搬送ローラの磨耗や経時劣化によるジャム等のトラブルを未然に防ぎ、ダウンタイムの低減を図ることが可能となる。また、上述の従来の第2の判定方法と比較しても、本実施の形態によれば、消耗品の劣化に起因する現象が検出可能な程度に顕在化する前の段階で寿命予測や寿命報知を行うことができ、より適切なタイミングで寿命報知を行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、各画像形成装置についての、消耗品の使用条件と、消耗品の劣化による現象を検出することにより消耗品が寿命または寿命に近い状態に達したと判定された時点での使用量(実測寿命使用量)との対データを収集し、収集された情報に基づき、消耗品の使用条件と実測寿命使用量との関係を求める。そして、各画像形成装置の消耗品の予測寿命使用量を、上記関係に基づき、当該画像形成装置での消耗品の使用条件から求める。このため、本実施の形態によれば、簡易な構成で寿命時期の予測を行うことができる。
さらに、本実施の形態では、収集された対データから、実測寿命使用量が予め設定された設計寿命使用量よりも所定値以上小さい対データの集合(短寿命グループ)を抽出し、当該集合における消耗品の使用条件の特徴を特定するとともに、当該集合における消耗品の平均的な寿命使用量を求める。そして、ある画像形成装置の予測寿命使用量を求める場合、当該画像形成装置での消耗品の使用条件が上記特定された特徴を有するか否かを判断し、特徴を有すると判断されたときには、上記平均的な寿命使用量を予測寿命使用量とし、それ以外のときには、設計寿命使用量を予測寿命使用量とする。分かり易く言えば、本実施の形態では、設計で想定しているよりも大きく寿命が短かった場合のデータ群に基づいて、大きく寿命が短くなるような特徴的な使われ方(すなわち寿命が短くなる原因)を見出すとともに、当該データ群の平均的な寿命使用量を算出する。そして、上記特徴的な使われ方と同じような使われ方をしている画像形成装置では同じように寿命が大きく短くなると考えて、そのような画像形成装置については上記平均的な寿命使用量を予測寿命使用量とする。このため、本実施の形態によれば、より簡易な構成で寿命時期の予測を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更することができる。
実施の形態に係る寿命予測システムの概略構成図である。 実施の形態に係る寿命予測システムにより実現される機能を示す図である。 画像形成装置および管理センターの機能構成を示すブロック図である。 搬送ローラの寿命判定時の処理の手順を示すフローチャートである。 搬送ローラの寿命判定方法を説明するための図である。 シート搬送時間の推移の例を示す図である。 寿命判定時データの一例を示す図である。 統計処理の手順を示すフローチャートである。 実測寿命枚数の度数分布の一例を示す図である。 標準寿命グループの平均使用条件データの一例が示されている。 短寿命グループの平均使用条件データの一例が示されている。 所定タイミングでの使用条件の送信処理の手順を示すフローチャートである。 定期サンプリングデータの一例を示す図である。 寿命予測処理の手順を示すフローチャートである。 寿命報知処理の手順を示すフローチャートである。 寿命報知のタイミングを説明するための図である。
符号の説明
1 消耗品(搬送ローラ)、10 画像形成装置、11 劣化判定部、12 第1の情報送信部、13 第2の情報送信部、14 寿命報知部、14a 予測寿命保持部、20 管理装置(管理センター)、21 情報収集部、22 収集情報DB、23 統計処理部、24 統計情報DB、25 寿命予測部、100 寿命予測システム。

Claims (8)

  1. 交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置について、前記各画像形成装置の消耗品の寿命時期を予測する寿命予測システムであって、
    前記各画像形成装置の消耗品の劣化度合いを、消耗品の劣化による現象を検出することにより判定する劣化判定手段と、
    前記各画像形成装置についての、消耗品の使用条件と、消耗品の使用量と、前記劣化判定手段により判定された消耗品の劣化度合いとに関する情報を収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段により収集された複数の画像形成装置の情報に基づき、消耗品の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求める統計処理手段と、
    前記各画像形成装置の消耗品の予測寿命使用量を、前記統計処理手段により求められた関係に基づき、当該画像形成装置での消耗品の使用条件から求める寿命予測手段と、
    を有することを特徴とする寿命予測システム。
  2. 請求項1に記載の寿命予測システムであって、
    前記劣化判定手段は、前記消耗品の劣化度合いとして、前記消耗品が寿命または寿命に近い状態に達したか否かを判定し、
    前記情報収集手段は、前記情報として、消耗品の使用条件と、前記劣化判定手段により寿命または寿命に近い状態に達したと判定された時点での使用量である実測寿命使用量との対データを収集し、
    前記統計処理手段は、前記関係として、消耗品の使用条件と実測寿命使用量との関係を求める、
    ことを特徴とする寿命予測システム。
  3. 請求項2に記載の寿命予測システムであって、
    前記統計処理手段は、前記収集された対データから、実測寿命使用量が予め設定された設計寿命使用量よりも所定値以上小さい対データの集合を抽出し、当該集合における消耗品の使用条件の特徴を特定するとともに、当該集合における消耗品の平均的な寿命使用量を求め、
    前記寿命予測手段は、ある画像形成装置の予測寿命使用量を求める場合、当該画像形成装置での消耗品の使用条件が前記特定された特徴を有するか否かを判断し、特徴を有すると判断されたときには、前記平均的な寿命使用量を予測寿命使用量とし、それ以外のときには、前記設計寿命使用量を予測寿命使用量とする、
    ことを特徴とする寿命予測システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の寿命予測システムであって、
    前記各画像形成装置について、当該画像形成装置での消耗品の使用量が前記予測寿命使用量に基づいて決まる寿命報知使用量に達した時点で、消耗品の寿命に関する報知を行う寿命報知手段をさらに有することを特徴とする寿命予測システム。
  5. 交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置と、これらに接続される管理装置とを含み、
    前記各画像形成装置は、
    消耗品が寿命または寿命に近い状態に達したか否かを、消耗品の劣化による現象を検出することにより判定する劣化判定手段と、
    前記劣化判定手段により寿命または寿命に近い状態に達したと判定されたとき、消耗品の使用条件と、その時点での消耗品の使用量である実測寿命使用量との対データを前記管理装置に送る第1の情報送信手段と、
    消耗品の使用条件を所定のタイミングで前記管理装置に送る第2の情報送信手段と、
    当該画像形成装置での消耗品の使用量が、前記管理装置から通知される予測寿命使用量に基づいて決まる寿命報知使用量に達した時点で、消耗品の寿命に関する報知を行う寿命報知手段と、を有し、
    前記管理装置は、
    前記複数の画像形成装置の第1の情報送信手段から対データを受け取って収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段により収集された対データから、実測寿命使用量が予め設定された設計寿命使用量よりも所定値以上小さい対データの集合を抽出し、当該集合における消耗品の使用条件の特徴を特定するとともに、当該集合における消耗品の平均的な寿命使用量を求める統計処理手段と、
    前記各画像形成装置の第2の情報送信手段から消耗品の使用条件を受け取ると、当該使用条件が前記特定された特徴を有するか否かを判断し、特徴を有すると判断されたときには、前記平均的な寿命使用量を予測寿命使用量として求め、当該予測寿命使用量を送信元の画像形成装置に通知する寿命予測手段と、を有する、
    ことを特徴とする寿命予測システム。
  6. 交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置について、前記各画像形成装置の消耗品の寿命時期を予測する寿命予測方法であって、
    前記各画像形成装置の消耗品の劣化度合いを、消耗品の劣化による現象を検出することにより判定するステップと、
    前記各画像形成装置についての、消耗品の使用条件と、消耗品の使用量と、前記判定された消耗品の劣化度合いとに関する情報を収集するステップと、
    前記収集された複数の画像形成装置の情報に基づき、消耗品の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求めるステップと、
    前記各画像形成装置の消耗品の予測寿命使用量を、前記求められた関係に基づき、当該画像形成装置での消耗品の使用条件から求めるステップと、
    を有することを特徴とする寿命予測方法。
  7. 交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置について、前記各画像形成装置の消耗品の寿命時期を予測する寿命予測装置であって、
    前記各画像形成装置についての、消耗品の使用条件と、消耗品の使用量と、消耗品の劣化による現象に基づいて判定される消耗品の劣化度合いとに関する情報を収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段により収集された複数の画像形成装置の情報に基づき、消耗品の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求める統計処理手段と、
    前記各画像形成装置の消耗品の予測寿命使用量を、前記統計処理手段により求められた関係に基づき、当該画像形成装置での消耗品の使用条件から求める寿命予測手段と、
    を有することを特徴とする寿命予測装置。
  8. 交換可能な消耗品が装着される複数の画像形成装置について、前記各画像形成装置の消耗品の寿命時期を予測するための寿命予測プログラムであって、コンピュータに、
    前記各画像形成装置についての、消耗品の使用条件と、消耗品の使用量と、消耗品の劣化による現象に基づいて判定される消耗品の劣化度合いとに関する情報を収集するステップと、
    前記収集された複数の画像形成装置の情報に基づき、消耗品の使用条件と使用量と劣化度合いとの関係を統計的に求めるステップと、
    前記各画像形成装置の消耗品の予測寿命使用量を、前記求められた関係に基づき、当該画像形成装置での消耗品の使用条件から求めるステップと、
    を実行させることを特徴とする寿命予測プログラム。
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