JP2007199528A - 写真処理装置 - Google Patents

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浩 宮脇
Masayuki Tamai
雅之 玉井
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Abstract

【課題】写真処理装置が自動でセットアップを行なう場合において、乾燥部からの乾燥風による熱の影響によって測色部の測色精度の悪化を抑制することができる写真処理装置を提供することにある。
【解決手段】写真プリントシステム1は、乾燥部60と、濃度測定部80と、発光ダイオード82と、光伝播部84と、を備えている。光伝播部84は、濃度測定部80と、乾燥部60において搬送されるセットアップ用テストプリントTP表面における発光ダイオード82からの照射光の照射位置近傍と、を接続するように配置されており、セットアップ用テストプリントTP表面からの反射光を濃度測定部80まで伝播させる。光伝播部84によって乾燥部60において搬送されるセットアップ用テストプリントTP表面の照射位置からの反射光を濃度測定部80へ伝播させて濃度測定を行なう。
【選択図】図4

Description

本発明は、テストプリントを測色して処理条件の補正を行う写真処理装置に関する。
一般に、写真処理装置においては、露光および現像処理を開始する前において、これらの最適な処理を行うために各種処理条件の補正が行われる。この補正を行うことをセットアップという。セットアップは、現像処理されたテストプリント(セットアップに用いられるテスト用の感光材料)の発色状態等を測定して、その結果を基に処理条件を補正することにより行われる。
このようなセットアップを行う写真処理装置として、テストプリントの発色状態等の測定手段である測色計を乾燥部における感光材料の排出部に設けて、テストプリントが排出された直後に自動的に測色してセットアップを行うものが提案されている(特許文献1参照)。
これは、例えば、排出されたテストプリントを手作業で測色計にセットして測色する等のように、オペレータが介在することなく、自動でセットアップを完了できるようにするものである。
特開2000−221649号公報(平成12年8月11日公開)
しかしながら、上記従来の写真処理装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、乾燥部における感光材料の排出部には、乾燥部内から高温の乾燥風が吹き付けられるため、測色の際に、測色計がその熱の影響を受けて測定結果が大きく変動してしまう。具体的には、測色計が有している部材で、実際に測色を行う際に用いるフィルタおよびCCD(Charge−Coupled Device)等の部材が熱の影響を受けるため、測色精度が悪化するおそれがある。これにより、処理条件の補正が適切に行われない場合がある。
そこで、本発明の課題は、写真処理装置が自動でセットアップを行なう場合において、乾燥部からの乾燥風による熱の影響によって測色部の測色精度の悪化を抑制することができる写真処理装置を提供することにある。
第1の発明に係る写真処理装置は、感光材料に対して現像処理および乾燥処理を行なう写真処理装置であって、乾燥部と、測色部と、照射部と、光伝播部と、を備えている。乾燥部は、感光材料を搬送しながら乾燥処理を行なう。測色部は、乾燥部において乾燥処理された感光材料の測色を行なう。照射部は、乾燥部において搬送される感光材料表面に対して光を照射する。光伝播部は、感光材料表面に対して照射部から照射された光の照射位置近傍と測色部とを接続しており、照射部から照射された光の感光材料表面からの反射光を測色部まで伝播させる。
ここでは、測色部は、光伝播部によって伝播される感光材料表面からの反射光を受光して測色を行なう。
ここで、照射位置とは、感光材料表面に対して、光伝播部の先端から光が照射される位置、あるいは照射部から直接光が照射される位置という意味である。
さらに、感光材料には、例えば、写真処理装置のセットアップに用いるためのテストプリントが形成された感光材料や、ユーザに商品として提供する写真プリントが形成された感光材料が含まれる。
通常、このような感光材料に対して処理を行なう写真処理装置においては、感光材料に対して測色を行なうことによって露光装置等のセットアップを行なう。この写真処理装置の中には、乾燥部近傍に測色部を設け、乾燥部から排出された感光材料の測色を自動的に行なうものがある。
しかし、このような写真処理装置において乾燥部近傍に測色部を設ける場合には、測色部は、乾燥部で発生する熱、例えば、高温の空気に曝されるおそれがある。そして、この高温の空気によって測色部が加熱されると、測色部内の測色に用いる光学フィルタ等の特性が変化し光学機器が正常に機能しなくなり、測色部は感光材料に対して正確な測色を行なうことができなくなる。
そこで、本発明の写真処理装置では、感光材料表面から反射する光を光伝播部によって測色部へ伝播させて測色を行なう。
これにより、測色部を乾燥部から離れた位置、すなわち乾燥部において発生する高温の空気等によって測色部が加熱されるおそれがない位置に設けることができる。このため、乾燥部において発生する熱によって、測色部の測色精度が悪化するということがない。
この結果、測色部は、感光材料に対して精度良く測色を行なうことができる。
第2の発明に係る写真処理装置は、第1の発明に係る写真処理装置であって、光伝播部は光ファイバを有している。
ここでは、写真処理装置において、光伝播部は光ファイバを有している。
これにより、光ファイバによって感光材料表面の反射光を測色部まで伝播させることができる。また、測色部の配置自由度が増すという効果もある。
第3の発明に係る写真処理装置は、第1または第2の発明に係る写真処理装置であって、光伝播部は、乾燥部において搬送される感光材料表面に対向する側の光伝播部の先端部が所定の位置になるように光伝播部を保持する保持部をさらに有している。
ここでは、保持部は、感光材料表面に対向する側の光伝播部の先端部が所定の位置になるように光伝播部を保持する。
ここで、所定の位置とは、例えば、感光材料の厚みに応じて感光材料表面から所定の間隔だけ離れた位置である。
通常、このような写真処理装置において、感光材料は、例えば、搬送ローラによって搬送される。この際、感光材料には、例えば、搬送ローラの圧接によってたわみが発生する。そして、このような感光材料のたわみによって、感光材料表面からの反射光の進行方向が変化させられると光伝播部に反射光が届かなくなるおそれがある。
そこで、本発明の写真処理装置では、保持部は、感光材料側に対向する側の光伝播部の先端部が所定の位置になるように光伝播部を保持して測色部が測色を行なう。このときに、光伝播部の感光材料側に対向する側の先端部(以下、先端部)を感光材料表面に、例えば、感光材料の厚みに応じて調節して接触しない程度に近接して配置することができる。このため、感光材料にたわみが生じて感光材料表面からの反射光の進行方向が変化しても、感光材料と光伝播部の先端部との間隔が狭いため、間隔が広い場合と比較して反射光の進行距離の変化量も少なくなる。そのため、反射光が光伝播部に届かなくなるおそれを減少させることができる。
この結果、光伝播部は、感光材料表面の反射光を安定して伝播させることができる。
第4の発明に係る写真処理装置は、第1から第3の発明のいずれか1つに係る写真処理装置であって、光伝播部は、光伝播部を乾燥部における感光材料の搬送経路近傍から退避させる退避機構をさらに有している。
これにより、乾燥部において、搬送される感光材料に対して測色を行なわない場合には、光伝播部を感光材料の搬送経路近傍から退避させることができる。そのため、乾燥部において、感光材料が搬送される際に誤って光伝播部が感光材料と接触して感光材料の搬送を妨げるおそれがない。
なお、本発明に係る写真処理装置は、上記写真処理装置において、光ファイバは、複数本の光ファイバを束にした光ファイババンドルであると表現することもできる。
通常、このような光ファイバを用いて反射光を伝播させる場合において、光ファイバの直径が小さいと安定して反射光を光ファイバに戻すことができないおそれがある。
そこで、本発明の写真処理装置では、光伝播部において複数本の光ファイバを束にした光ファイババンドルを有している。
このため、測色部において、伝播される感光材料表面の反射光に基づいて安定した測色を行なうことができる。
本発明に係る写真処理装置は、上記写真処理装置において、光ファイバは、耐熱素材を含んでいると表現することもできる。
ここで、耐熱素材には、例えば、ガラス系の素材、すなわち多成分ガラスや石英ガラスが含まれる。
これにより、乾燥部内において発生する高温の空気等の熱の影響によって、光ファイバが正常に機能しなくなるといった不具合の発生を抑制することができる。
第1の発明に係る写真処理装置によれば、測色部は、感光材料に対して精度良く測色を行なうことができる。
第2の発明に係る写真処理装置によれば、光ファイバによって感光材料表面の反射光を測色部まで伝播させることができる。
第3の発明に係る写真処理装置によれば、光伝播部は、感光材料表面の反射光を安定して伝播させることができる。
第4の発明に係る写真処理装置によれば、乾燥部において、感光材料が搬送される際に誤って光伝播部が感光材料と接触して感光材料の搬送を妨げるおそれがない。
本発明の一実施形態に係る写真プリントシステム(写真処理装置)1について、図1〜図7を用いて説明すれば以下の通りである。
[写真プリントシステム1の構成]
本発明の一実施形態に係る写真プリントシステム1は、図1に示すように、いわゆるデジタルミニラボと呼ばれる写真プリントシステムである。
写真プリントシステム1は、操作部20と、プリント部50と、を備えている。
操作部20は、現像された写真フィルムFやデジタルカメラ等で撮影されたデジタル画像データが保存されたメモリカード等のメディアから画像データを取り込んでプリントデータを作成し、プリント部50に対して送信する。
プリント部50は、操作部20から受信したプリントデータに基づいて、印画紙(感光材料)P(図2参照)に対して露光処理および現像処理を行って写真プリント画像や、セットアップ用テストプリントTPを形成する。
[操作部20の構成]
操作部20は、図1に示すように、モニタ21と、キーボード22と、マウス23と、コンピュータユニット30と、メディアリーダ31と、フィルムスキャナ40と、を有している。
コンピュータユニット30は、モニタ21、キーボード22、マウス23と接続されており、フィルムスキャナ40およびプリント部50に含まれる各部の動作や画像処理および画像データの入出力等の制御を行う。
モニタ21には、各種制御のためのGUI(Graphical User Interface)や処理対象の画像が表示される。
メディアリーダ31は、本写真プリントシステム1のコントローラとして機能するコンピュータユニット30に搭載されており、デジタルカメラ等で撮影された画像のデジタルデータをメモリカードや各種半導体メモリ、CD−R等のメディアから取り込む。
フィルムスキャナ40は、写真フィルムFに現像された撮影コマに対応する画像をデジタル画像データとして取り込む。
[プリント部50の構成]
プリント部50は、図1に示すように、操作部20から受信したプリントデータに基づいて、印画紙Pを搬送しながら印画紙Pに対して露光処理および現像処理を行って写真プリント画像を形成する。
プリント部50は、図2に示すように、内部に2つの印画紙マガジン51と、シートカッター52と、バックプリント部53と、プリント露光部54と、圧接搬送ローラ対57と、チャッカー式搬送ユニット58と、処理槽ユニット55と、乾燥部60と、コンベア56と、ソータ(図示せず)と、濃度測定部(測色部)80と、を有している。
2つの印画紙マガジン51は、プリント部50の内部においてロール状の印画紙Pを1個ずつ収納しており、圧接搬送ローラ対57によって適宜必要な量の印画紙Pが引き出される。
シートカッター52は、印画紙マガジン51から印画紙Pを引き出す複数の圧接搬送ローラ対57の下流側に配置されており、印画紙マガジン51から引き出された印画紙Pを所望のサイズに切断する。
バックプリント部53は、シートカッター52の下流側に配置されており、プリントサイズ等所望のサイズに切断された印画紙Pの裏面側に、色補正情報やコマ番号等のプリント処理情報を印刷する。
プリント露光部54は、バックプリント部53の下流側におけるチャッカー式搬送ユニット58に隣接するように配置されており、プリントサイズやテストプリントサイズに切断された印画紙Pの表面に対して、プリントする撮影画像の露光を行う。
処理槽ユニット55は、プリント露光部54の下流側における複数の圧接搬送ローラ対57に隣接するように配置されており、発色現像処理液を貯留する発色現像槽55a、漂白定着処理液を貯留する漂白定着槽55bおよび安定処理液を貯留する安定処理槽55cを有している。そして、露光後の印画紙Pが、これらの各処理槽55a〜55cをこの順で経由しながら搬送されることで、所望の写真プリント画像やセットアップ用テストプリント画像(図5参照)が印画紙Pの表面に形成される。
乾燥部60は、処理槽ユニット55の下流側に配置されており、現像処理された印画紙Pを乾燥させるために設けられている。なお、乾燥部60の構成については後段にて詳述する。
コンベア56は、プリント部50の上部に露出しており、写真プリント画像が表面に形成されて乾燥処理後に排出された印画紙Pをソータの方向へ搬送する。
ソータは、プリント部50の前面側に鉛直方向に複数のトレイを並べた状態で配置されており、コンベア56によって搬送されるプリント済の印画紙Pを、例えば、オーダー単位で各トレイに振り分ける。
圧接搬送ローラ対57と、チャッカー式搬送ユニット58とは、プリント部50の内部において、印画紙マガジン51に収容されたロール状の印画紙Pを引き出すとともに、プリントサイズ等に切断された印画紙Pを、印画紙Pに対して行われる様々な処理に対応した搬送速度で搬送する。圧接搬送ローラ対57は、2つのローラを組み合わせて構成されており、2つのローラの間の隙間に印画紙Pを圧接して回転することで印画紙Pを下流側へと搬送する。チャッカー式搬送ユニット58は、プリントサイズ等に切断された印画紙Pの下流側(先端側)の端部を搬送方向における両側からつまむようにして搬送する。
濃度測定部80は、安定処理槽55cの下方に配置されており、セットアップ用テストプリントTPの各帯体の濃度を測定(測色)する。なお、濃度測定部80については、後段にて詳述する。
ここで、本実施形態の写真プリントシステム1において、セットアップ用テストプリントTPは、図5に示すように、印画紙P表面にプリントされた22階調の帯体F1〜F22によって形成されるテストプリントである。
(乾燥部60の構成)
乾燥部60は、ブロワ(図示せず)等の温風を吹き出すための装置が設けられており、現像処理された印画紙Pを搬送しながら乾燥させる。そして、乾燥部60は、図3に示すように、圧接搬送ローラ対61と、ターンローラ対62と、搬送ガイド63と、搬出ローラ対64と、を有している。
圧接搬送ローラ対61は、駆動ローラおよび当接ローラを組み合わせて構成されており、2つのローラの間隙に印画紙Pを挟み込んで駆動ローラを回転させることで、印画紙Pを下流側へ搬送しながら乾燥させる。
ターンローラ対62は、上流側から上方に向かって搬送されてくる印画紙Pを下方に向かって搬送させるように搬送方向を変化させるためのローラ群であり、例えば、駆動ローラと複数の従動ローラとで構成されている。
搬送ガイド63は、ターンローラ対62のすぐ下流側に配置されている。搬送ガイド63は、印画紙Pが普通プリントである場合には図3に実線で示す位置となって印画紙Pをターンローラ対62から受け取って搬送方向を下向きから略水平方向に変更して搬送経路cに沿って下流側へ搬送する。なお、印画紙Pがセットアップ用テストプリントTPである場合の搬送方法については後段にて詳述する。
搬出ローラ対64は、搬送ガイド63の直下流側の搬送経路cにそって配置されており印画紙Pをコンベア56に排出するためのローラである。そして、印画紙Pが普通プリントである場合には、搬出ローラ対64は、2つのローラの間隙に印画紙Pを挟み込み駆動ローラを回転することで印画紙Pを搬出する。そして、印画紙Pは、搬出孔65を通過してコンベア56へ落下搬送される。
一方、上流側から搬送されてくる印画紙Pがセットアップ用テストプリントTPの場合には、搬出ローラ対64は、通常の搬送方法である連続送りではなくコマ送り、すなわち間欠搬送で印画紙Pを搬送する。また、この場合におけるコマ送りの搬送速度は通常の搬送方法である連続送りよりも遅くなっている。このため、搬出ローラ対64に印画紙Pが挟み込まれると光伝播部84(後段にて詳述)を介してセンサ90(後段にて詳述)が印画紙Pの通過を検知する。そして、センサ90が印画紙Pの通過を検知すると、図3に示すように、搬送ガイド63は、実線で示す位置から破線で示す位置に退避して上流側から搬送されてくるセットアップ用テストプリントTPが形成された印画紙Pを下方にたわませつつ搬送経路cに沿って下流側へ搬送する。このようにして、搬出ローラ対64においてセットアップ用テストプリントTPをコマ送りで下流側に搬送しつつ、濃度測定部80(後段にて詳述)を用いてセットアップ用テストプリントTPの濃度測定を行なう。
(濃度測定部80)
濃度測定部80は、乾燥部において搬送される印画紙Pがセットアップ用テストプリントTPである場合に搬出ローラ対64によって印画紙Pを下流側にコマ送りしながら各帯体の濃度を測定する。濃度測定部80は、図2に示すように、安定処理槽55cの下方に配置されており、図4に示すように、筐体81と、発光ダイオード(照射部)82と、フィルタ83と、光伝播部84と、センサ90と、を有している。
筐体81は、センサ90等の各部材を全て覆うように設置されている。これは、濃度測定部80内の温度や明るさを一定状態に保つ役割を果たし、例えば、合成樹脂部材等で形成されている。
発光ダイオード82は、図4に示すように、濃度測定部80の突出部の側面側に配置されている。そして、発光ダイオード82から照射された照射光は光路aに沿って下流側へ進行する。
フィルタ83は、図4に示すように、発光ダイオード82の直下流側の光路aに沿って配置されており、光路aの上流側から進行してくる照射光の進行方向と垂直になるように配置されている。そして、フィルタ83は、特定の波長の光のみを透過させて、下流側の光路aに沿って進行させる。
光伝播部84は、図3および図4に示すように、光ファイババンドル87と、ボス(保持部、退避機構)88と、固定用ステイ(保持部)89と、センサ90と、止め具(退避機構)91と、を有している。また、光伝播部84は、図2に示す安定処理槽55c下方の濃度測定部80と、図3に示す搬出ローラ対64近傍において搬送経路cに沿って搬送されるセットアップ用テストプリントTP表面に近接する位置(以下、近接位置)とを接続するように配置されている。そして、光伝播部84は、発光ダイオード82の光を上記近接位置まで伝播させてセットアップ用テストプリントTP表面に照射するとともに、照射された光に対するセットアップ用テストプリントTP表面からの反射光を濃度測定部80まで伝播させる。
これにより、乾燥部60から離れた位置、すなわち乾燥部60において発生する高温の空気等によって濃度測定部80が加熱されるおそれがない位置に、濃度測定部80を設けることができる。このため、乾燥部60において発生する熱によって、濃度測定部80の測定精度が悪化するおそれがない。この結果、濃度測定部80は、セットアップ用テストプリントTPに対して精度良く濃度測定を行なうことができる。
光ファイババンドル87は、図6に示すように、複数本の多成分ガラス(耐熱素材)を含んでいる光ファイバ85を中心部に設けられたテンションメンバ86の周囲に円状に配置して束にした断面形状を有する直径が約8mmの光ファイババンドルである。そして、光ファイババンドル87は、光伝播部84において、図2に示す濃度測定部80と上記近接位置とを接続するように配置されている。そして、光ファイババンドル87は、図4および図7に示すように、上流側の光路aから進行してくる照射光を受け取ってセットアップ用テストプリントTP表面に対向する上記近接位置側の光ファイババンドル87の先端部(以下、先端部)まで伝播する。このようにして、伝播された照射光は、光ファイババンドル87の先端部からセットアップ用テストプリントTP表面に照射される。そして、この照射光は、セットアップ用テストプリントTP表面の照射位置から反射して反射光となり、図4および図7に示すように、光路bに沿って光ファイババンドル87の先端部から光ファイババンドル87内を光路bの下流側に向かって進行する。
このように、光ファイババンドル87を用いることによって、セットアップ用テストプリントTP表面からの反射光を濃度測定部80へ安定して伝播させるために必要となる直径を有する光ファイバを得ることができる。そのため、セットアップ用テストプリントTP表面の反射光を安定して濃度測定部80に伝播させることができる。
また、光ファイバ85を用いることでセットアップ用テストプリントTP表面の照射位置からの反射光を濃度測定部80まで伝播させることができる。
さらに、光ファイバ85は、多成分ガラスを含んでいるため乾燥部60において発生する高温の空気等の熱の影響によって、光ファイバ85が正常に機能しなくなるおそれが少ない。そのため、光ファイバ85によって形成される光ファイババンドル87が乾燥部60において発生する熱によって正常に機能しなくなる不具合を減少させることができる。
テンションメンバ86は、図6に示すように、光ファイババンドル87の中心部に設けられており、光ファイババンドル87の強度を確保している。
ボス88は、図7に示すように、光ファイババンドル87の上記先端部近傍に配置されており、光ファイババンドル87をボス88の中央部の貫通孔に通した状態で保持している。
固定用ステイ89は、図7に示すように、乾燥部60の筐体に面する側のボス88の側面部に配置されており、印画紙Pの厚みに応じて光ファイババンドル87の先端部がセットアップ用テストプリントTPの表面に近接するようにボス88の位置を調節して着脱可能に保持する。
これにより、搬出ローラ対64によってセットアップ用テストプリントTPが搬送される際に、印画紙Pの厚みに応じて光伝播部84の先端部をセットアップ用テストプリントTP表面に接触しない程度に近接して配置することができる。このため、印画紙Pにたわみが生じて印画紙P表面からの反射光の進行方向が変化しても、セットアップ用テストプリントTPと、セットアップ用テストプリントTPと対向する側の光伝播部84の先端部との間隔が狭いため、反射光の進行方向の角度変化が同程度の場合において間隔が広い場合と比較して反射光の進行距離の変化も少なくなる。そのため、反射光が光伝播部に届かなくなるおそれが少ない。
この結果、光伝播部84は、セットアップ用テストプリントTP表面の反射光を安定して伝播させることができる。
センサ90は、図4に示すように、光伝播部84の下流側の光路bと垂直になるように配置されている。そして、センサ90は光路bに沿って上流側の光伝播部84内を進行してくるセットアップ用テストプリントTP表面からの反射光を受け取ってセットアップ用テストプリントTPの濃度測定を行なう。
止め具91は、図3に示すように、ターンローラ対62の上方に配置されており両端部に落下防止用の突起を設けている板状の止め具である。そして、ボス88を止め具91の上面に取り付けて、例えば、ボルトを用いて固定する。
退避機構は、ボス88と止め具91によって形成されており、乾燥部60において搬送されるセットアップ用テストプリントTP表面の濃度測定を濃度測定部80によって行なわない場合に、ボス88を固定用ステイ89から取り外して止め具91に固定する。
これにより、搬出ローラ対64を搬送されるセットアップ用テストプリントTPに対して濃度測定を行なわない場合には、光伝播部84を搬送経路c近傍から退避させることができる。そのため、乾燥部60において印画紙Pを搬送する際に、印画紙Pが光伝播部84に接触して印画紙Pの搬送を妨げるおそれがない。
<写真プリントシステム1による自動セットアップ>
写真プリントシステム1は、毎日の運転開始時ごとにセットアップ用にプリントされたセットアップ用テストプリントTPにおける各帯体の濃度を濃度測定部80で測定する。そして、コンピュータユニット30は、この濃度測定部80の測定結果に基づいてプリント露光部54の出力状態を調整するセットアップを行う。
通常、プリント部50から出力されるプリント品質等は、プリント露光部54の光源の発光状態、各処理液の状態(処理液温度、酸化状態、活性化度合等)によって変化してしまう。このため、セットアップ用テストプリントTPに形成された濃度の異なる複数の帯体のそれぞれの濃度を濃度測定部80によって測定し、この測定結果に基づいてプリント露光部54の出力状態の調整、いわゆるセットアップを行う。このようなセットアップを行うことで、プリント露光部54の状態に関わらず再現性の高い写真プリントを行うことができる。なお、一般的に、セットアップとはプリントの状態を左右する前述した原因のうち、プリント露光部54に関連する原因について調整することを言う。
本実施形態の写真プリントシステム1におけるセットアップでは、モニタ21に表示されるGUIによってセットアップモードを選択した場合、一連のセットアップが自動的に実施される。具体的には、現在の状態のプリント部50から所定の画像データに基づいてセットアップ用テストプリントTPを出力するようにコンピュータユニット30がプリント露光部54を制御する。そして、プリント露光部54によって露光され現像処理されたセットアップ用テストプリントTPは、乾燥部60において搬出ローラ対64からコマ送りで搬送経路cに沿って下流側に搬送されながら濃度測定部80によって自動的に各帯体の濃度が測定される。さらに、この測定結果と所定の基準濃度との濃度差を算出し、この濃度差に基づいてプリント露光部54の出力状態の調整が行われる。プリント露光部54の調整は、例えば、レーザ露光エンジン(プリント露光部54の一例)の露光制御装置(図示せず)に設けられた画像データのLUTを書き換える等の方法により行うことができる。
[写真プリントシステム1の特徴]
(1)
本実施形態の写真プリントシステム1は、図3および図4に示すように、乾燥部60と、濃度測定部80と、発光ダイオード82と、光伝播部84と、を備えている。そして、光伝播部84は、濃度測定部80と、乾燥部60において搬送されるセットアップ用テストプリントTP表面における発光ダイオード82からの照射光の照射位置近傍と、を接続するように配置されており、セットアップ用テストプリントTP表面からの反射光を濃度測定部80まで伝播させる。
通常、このような写真プリントシステムにおいて濃度測定部を乾燥部近傍に設ける場合には、濃度測定部が乾燥部の熱、例えば、高温の空気によって加熱されるおそれがある。そして、濃度測定部が加熱されると濃度測定部内部に含まれる光学フィルタ等の光学機器が加熱されるため正常に機能しなくなるおそれがある。
そこで、本実施形態の写真プリントシステム1では、光伝播部84によって乾燥部60において搬送されるセットアップ用テストプリントTP表面の照射位置からの反射光を濃度測定部80へ伝播させて濃度測定を行なう。
これにより、濃度測定部80を乾燥部60から離れた位置、すなわち乾燥部の高温の空気等によって加熱されない位置に設けることができる。
この結果、濃度測定部80はセットアップ用テストプリントTPに対して精度良く濃度測定を行なうことができる。
(2)
本実施形態の写真プリントシステム1では、光伝播部84は、図3および図4に示すように、光ファイバ85を有している。
これにより、光ファイバ85によってセットアップ用テストプリントTP表面に対して照射された照射光の照射位置からの反射光を濃度測定部80まで伝播させることができる。
(3)
本実施形態の写真プリントシステム1では、光伝播部84は、図7に示すように、ボス88と、固定用ステイ89と、をさらに有している。そして、乾燥部60においてボス88と固定用ステイ89とは、搬送されるセットアップ用テストプリントTP表面の濃度測定位置に対向する側の光伝播部84の先端部(以下、先端部)が所定の位置となるように保持する。
通常、このような写真プリントシステムにおいて、印画紙は、搬送ローラ等によって圧接されながら搬送されるため、搬送中にたわみが発生する。そして、このような印画紙のたわみによって反射光の進行方向が変化してしまうと、本来の進行方向ではない方向へ反射光が進行するため、光伝播部に反射光が届かなくなるおそれがある。
そこで、本実施形態の写真プリントシステム1では、光伝播部84において、ボス88と固定用ステイ89とを有しており、ボス88によって光伝播部84の先端部が搬出ローラ対64によって搬送経路cに沿って下流側に搬送されてくるセットアップ用テストプリントTPの表面に近接するように保持する。
これにより、搬出ローラ対64によってセットアップ用テストプリントTPが搬送される際に、印画紙Pの厚みに応じて光伝播部84の先端部をセットアップ用テストプリントTP表面に接触しない程度に近接して配置することができる。このため、印画紙Pにたわみが生じて印画紙P表面からの反射光の進行方向が変化しても、セットアップ用テストプリントTPと光伝播部84の先端部との間隔が狭いため、間隔が広い場合と比較して反射光の進行距離の変化も少なくなる。そのため、反射光が光伝播部に届かなくなるおそれを少なくすることができる。
この結果、光伝播部84は、セットアップ用テストプリントTP表面の反射光を安定して伝播させることができる。
(4)
本実施形態の写真プリントシステム1では、光伝播部84は、図3に示すように、ボス88と、止め具91と、によって形成される退避機構をさらに有している。そして、退避機構は、ボス88を止め具91に固定することで光伝播部84を乾燥部60における印画紙Pの搬送経路c近傍から退避させる
これにより、乾燥部60において搬送されるセットアップ用テストプリントTPが形成された印画紙Pに対して濃度測定を行なわない場合には、光伝播部84を印画紙Pの搬送経路c近傍から退避させることができる。そのため、乾燥部60において印画紙Pを搬送する際に光伝播部84が印画紙Pと接触して印画紙Pの搬送を妨げるおそれがない。
(5)
本実施形態の写真プリントシステム1では、光伝播部84は、図6に示すように、複数本の光ファイバ85を束にした光ファイババンドル87を有している。
通常、このような光ファイバを用いて反射光を伝播させる場合において、光ファイバの直径が小さいと安定して反射光を光ファイバに戻すことができないおそれがある。
そこで、本実施形態の写真プリントシステム1では、光伝播部84は、光ファイババンドル87を有している。
これにより、セットアップ用テストプリントTPから反射光を安定して伝播させるために必要な直径を有する光ファイババンドル87を得ることができる。そのため、光伝播部84は、セットアップ用テストプリントTP表面の反射光を安定して伝播させることができる。
この結果、濃度測定部80は伝播されるセットアップ用テストプリントTP表面からの反射光に基づいて安定した濃度測定を行なうことができる。
(6)
本実施形態の写真プリントシステム1では、光ファイバ85は、多成分ガラスを含んでいる。
これにより、乾燥部60において発生する高温の空気等の熱の影響によって、光ファイバ85が正常に機能しなくなる不具合を減少させることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、光伝播部84は、発光ダイオード82を濃度測定部80内に有している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、発光ダイオード82は、乾燥部60における雰囲気温度が発光ダイオード82の機能に問題がない程度の温度である場合には、乾燥部60内または乾燥部60の筐体部分に設けてもよい。
また、乾燥部60における雰囲気温度が発光ダイオード82の機能に影響を与える程度の高温の場合にも適当な熱対策が施されている場合には、乾燥部60内または乾燥部60の筐体部分に設けてもよい。
これらの場合でも、上記実施形態にかかる写真プリントシステム1と同様の効果を得ることができる。
(B)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、濃度測定部80は、安定処理槽55cの下方に配置されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、濃度測定部80は、熱の影響を受けない写真プリントシステム1の他の場所に配置してもよい
この場合でも、上記実施形態にかかる写真プリントシステム1と同様の効果を得ることができる。
また、例えば、濃度測定部80は、写真プリントシステム1の外側であって、乾燥部60の熱の影響を受けない位置に設けてもよい。
この場合には、写真プリントシステム1の外側に設置されているため濃度測定を行なわない場合には濃度測定部80を容易に取り外すことができるので、例えば、複数台の写真プリントシステム1のセットアップを1つの濃度測定部80によって行なうことができる。
(C)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、光伝播部84は、光ファイババンドル87を有している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、光ファイババンドル87の代わりに複数のミラーを組み合わせてセットアップ用テストプリントTP表面からの反射光を濃度測定部80に伝播させてもよい。
この場合でも、上記実施形態にかかる写真プリントシステム1と同様の効果を得ることができる。
(D)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、光伝播部84は、直径が約8mmの光ファイババンドル87を有している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、発光ダイオード82から照射されてセットアップ用テストプリントTP表面から反射した光を安定して光ファイババンドル87に戻して伝播させることができない場合には、直径が8mm以上である光ファイババンドルを用いてもよい。
また、一方で、例えば、発光ダイオード82から照射されてセットアップ用テストプリントTP表面から反射した光を安定して光ファイババンドル87に戻して伝播させることができる場合には、直径が8mm以下である光ファイババンドルを用いてもよい。
これらの場合には、セットアップ用テストプリントTP表面からの反射光の状態、例えば、光量や、光ファイババンドルの性能に応じて光ファイババンドルの太さを選択することができる。
(E)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、光ファイバ85は、多成分ガラスを含んでいる例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、多成分ガラスの代わりに石英ガラスを用いてもよい。
この場合でも、石英ガラスは耐熱性を有するので、上記実施形態にかかる写真プリントシステム1と同様の効果を得ることができる。
(F)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、光伝播部84は、ボス88を有している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ボス88の代わりに、ステイと止め具によって光ファイババンドル87を固定してもよい。
この場合でも、上記実施形態にかかる写真プリントシステム1と同様の効果を得ることができる。
(G)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、退避機構は、ボス88と止め具91とによって形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ボス88において、ボス88を移動させる駆動機構を設けてもよい。
この場合には、ボス88を駆動機構によって移動させて印画紙Pの搬送経路c近傍から退避させることができるので、止め具91を設けなくても上記実施形態にかかる写真プリントシステム1と同様の効果を得ることができる。
(H)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、光伝播部84は、止め具91を有している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、止め具91の代わりに光ファイババンドル87を格納する格納箱を設けてもよい。
この場合でも、乾燥部60において、光ファイババンドル87を印画紙Pの搬送経路cから退避させることができるので、上記実施形態にかかる写真プリントシステム1と同様の効果を得ることができる。
(I)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、搬出ローラ対64はセットアップ用テストプリントTPが形成された印画紙Pをコマ送りで搬送する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、濃度測定部80が連続的に濃度測定を行なうことができる場合には、搬出ローラ対64は、乾燥部60における通常の搬送(連続送り)よりも遅い速度の連続送りによって印画紙Pを搬送してもよい。
この場合にも、上記実施形態にかかる写真プリントシステム1と同様の効果を得ることができる。
(J)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、光伝播部84は、発光ダイオード82を有している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、発光ダイオード82の代わりに電球を用いてもよい。
この場合でも、電球によって照射光を照射することによって、上記実施形態にかかる写真プリントシステム1と同様の効果を得ることができる。
(K)
上記実施形態では、写真プリントシステム1において、セットアップ用テストプリントTPが形成された印画紙Pを用いて濃度測定を行なう例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、セットアップ用テストプリントTPが形成された印画紙Pの代わりに普通プリントが形成された印画紙Pを用いてもよい。
ここで、普通プリントには、例えば、ユーザに商品として提供する写真プリントが含まれる。
この場合には、例えば、一定のプリント品質をクリアした普通プリントをユーザに提供することができる。
本発明の一実施形態に係る写真プリントシステムの外観図。 図1の写真プリントシステムの内部構成を示す断面図。 図1の写真プリントシステムに搭載された乾燥部内の構成を示す拡大図。 図2に含まれる濃度測定部内の構成を示す拡大図。 図1の写真プリントシステムによって出力される印画紙に形成されたセットアップ用テストプリント。 図3に含まれる光ファイババンドルの内部構成を示す断面図。 図3に含まれるボス周辺の構成を示す拡大図。
符号の説明
1 写真プリントシステム(写真処理装置)
20 操作部
21 モニタ
22 キーボード
23 マウス
30 コンピュータユニット
31 メディアリーダ
40 フィルムスキャナ
50 プリント部
51 印画紙マガジン
52 シートカッター
53 バックプリント部
54 プリント露光部
55 処理槽ユニット
55a 発色現像槽
55b 漂白定着槽
55c 安定処理槽
56 コンベア
57 圧接搬送ローラ対
58 チャッカー式搬送ユニット
60 乾燥部
61 圧接搬送ローラ対
62 ターンローラ対
63 搬送ガイド
64 搬出ローラ対
65 搬出孔
80 濃度測定部(測色部)
81 筐体
82 発光ダイオード(照射部)
83 フィルタ
84 光伝播部
85 光ファイバ
86 テンションメンバ
87 光ファイババンドル
88 ボス(保持部、退避機構)
89 固定用ステイ(保持部)
90 センサ
91 止め具(退避機構)
P 印画紙(感光材料)
F 写真フィルム
TP セットアップ用テストプリント
F1〜F22 帯体

Claims (4)

  1. 感光材料に対して現像処理および乾燥処理を行なう写真処理装置であって、
    前記感光材料を搬送しながら前記乾燥処理を行なう乾燥部と、
    前記乾燥部において前記乾燥処理された前記感光材料の測色を行なう測色部と、
    前記乾燥部において搬送される前記感光材料表面に対して光を照射する照射部と、
    前記感光材料表面に対して前記照射部から照射された前記光の照射位置近傍と前記測色部とを接続しており、前記照射部から照射された前記光の前記感光材料表面からの反射光を前記測色部まで伝播させる光伝播部と、
    を備えている写真処理装置。
  2. 前記光伝播部は、光ファイバを有している、
    請求項1に記載の写真処理装置。
  3. 前記光伝播部は、前記乾燥部において搬送される前記感光材料表面に対向する側の前記光伝播部の先端部が所定の位置になるように前記光伝播部を保持する保持部をさらに有している、
    請求項1または2に記載の写真処理装置。
  4. 前記光伝播部は、前記光伝播部を前記乾燥部における前記感光材料の搬送経路近傍から退避させる退避機構をさらに有している、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の写真処理装置。
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