JP2007199120A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラー画像形成装置において、濃度補正のパッチパターンを形成する際に、無用なトナーの消費をしないようにする。
【解決手段】カラー画像形成装置には、各トナーの濃度がずれる色濃度ずれの問題があり、濃度補正のパッチパターンを形成して濃度を測定し、補正する方法があった。しかし、パッチパターンは、機械精度や内部の温度上昇による画像形成位置ずれによる誤差を吸収するために、検出センサの検出幅に前記誤差を加算した幅で形成されていたため、検出位置にかからない部分のトナーが無用に消費されていた。そこで、画像形成の正確な位置を求めるための位置決めチャートを形成し、パッチパターン測定に使われる光学的センサにより位置決めチャートを計測し、その位置データを基にパッチパターンを光学的センサの測定位置に、光学センサの測定幅だけ形成することによりトナー消費を抑制した。
【選択図】図1

Description

本発明は、カラー画像を形成する画像形成装置に係わり、特に色濃度を補正するために必要なパッチパターン(濃度パターン)形成に関するものである。
電子写真プロセスを用いたカラー画像形成装置においては、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の各色のトナーを重ね合わせて転写することによりカラー画像を得る。しかし、使用環境での温度、湿度条件や各色の画像形成部の使用度合いによって、各トナーの濃度が変動する。各トナーの濃度が変動すると色ずれが起こってしまい、本来深紅色であるところが紫色に変化してしまったりして、画像品質が落ちてしまう。これを補正するために濃度補正が行われる。濃度補正には、一般に転写ベルト等のトナー担持体上に直接トナーを転写してパッチパターン(濃度パターン)を形成し、その濃度を発光素子と受光素子を用いた光学的検出装置により検出してキャリブレーション(濃度補正)を行う。例えばフルカラー画像形成装置の場合、各色の画像濃度を適正に設定するためのモード(以下、キャリブレーションモードという)が設定されると、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各画像形成部により転写ベルト上に各色のパッチパターンが形成され、前記光学的検出装置を用いたパッチパターン検出手段によりパターン濃度を測定し、各色のトナー濃度の期待値からのずれの測定データを元に、各画像形成部の現像バイアス電圧を補正するなどして各色ごとの濃度補正を行う(特許文献1参照)。
この濃度補正に必要なパッチパターンは、図2のようなものであるが、そのパッチパターンの幅(転写ベルトの搬送方向に垂直な方向)は、画像形成装置の濃度検出のための光学的検出装置の取り付け位置の精度からくる誤差や、画像形成装置内部の温度上昇による機器各部の熱膨張などによる各トナー色のパッチパターンのずれを吸収するために、必要なパターンよりは大きめの20mm程度の幅で印刷されていた。実際には、パッチパターンの濃度を検出する光学的検出装置が測定するパッチパターンの幅は、センサの種類やその光学的配置によっても異なるが5mm程度である。よって、4分の3程度のトナーが検出に係わることも無く、無用に消費されていた。
特開2005−269447号公報
解決しようとする問題点は、画像形成装置における濃度補正に必要なパッチパターン(濃度パターン)の形成時にトナーを必要以上に消費してしまう点である。
本発明は、濃度パターン形成時にトナーの消費量を抑えることを可能とするため、転写体上に各色のトナーの濃度を検出するための濃度パターンを形成する濃度パターン形成手段と、前記濃度パターンの濃度を検出する濃度パターン検出手段と、前記検出された濃度に応じて各色のトナー濃度を補正する濃度補正手段と、前記転写体上に前記各色のトナーごとの印刷位置を測定するための位置決めチャートを形成する位置決めチャート形成手段と、前記位置決めチャートの位置を計測するためのチャート位置計測手段とを備え、前記濃度パターン形成手段は、前記計測された位置決めチャートのデータを基に前記濃度パターンを形成することを最も主要な特徴とする。
本発明の画像形成装置は、転写体上に各色のトナーの濃度を検出するための濃度パターンを形成する濃度パターン形成手段と、前記濃度パターンの濃度を検出する濃度パターン検出手段と、前記検出された濃度に応じて各色のトナー濃度を補正する濃度補正手段と、前記転写体上に前記各色のトナーごとの印刷位置を測定するための位置決めチャートを形成する位置決めチャート形成手段と、前記位置決めチャートの位置を計測するためのチャート位置計測手段とを備え、前記濃度パターン形成手段は、前記計測された位置決めチャートのデータを基に前記濃度パターンを形成するため、濃度補正のための濃度パターンを形成するときに無用なトナーの消費を抑制できる利点がある。
カラー画像形成装置において濃度補正を行うために必要なパッチパターン(濃度パターン)を形成するときに無駄にトナーを消費しないようにするという目的を、位置決めチャート形成手段とチャート位置計測手段とにより実現した。
[装置の構成]
図1は本発明の実施例1の異なる色のトナー画像を転写体上に順次重ね合わせて形成することによりカラー画像を形成する画像形成装置の構成図である。画像形成装置100は、露光手段としてLEDヘッドを用いた4連タンデム方式のカラー画像形成装置である。画像形成装置100の本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、本実施例の転写体である転写ベルト8の上流側(図1では右側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(マゼンタ、シアン、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりマゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
この画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dが配設されており、これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、各画像形成部に隣接して移動する転写ベルト8によって搬送される転写紙6上に転写され、さらに、定着部7において転写紙6上に定着された後、装置本体より排出される構成となっている。感光体ドラム1a〜1dを図1において時計回りに回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び上方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光するLEDヘッド17a、17b、17c及び17dと、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像器3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)を除去するクリーニング部5a、5b、5c及び5dが設けられている。
先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いでLEDヘッド17a〜17dによって光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像信号に応じた静電潜像を形成する。現像器3a〜3dには、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの各色のトナーが所定量充填されている。このトナーは、現像器3a〜3dにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、LEDヘッド17a〜17dからの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
トナー像が転写される転写紙6は、装置下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラ13a及びレジストローラ13bを介して転写ベルト8上へ供給され、各感光体ドラム1a〜1dの位置へと搬送される。転写ベルト8にはその両端部を互いに重ね合わせて接合しエンドレス形状にしたベルトや、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。ベルトの材質としては、樹脂製のベルトが用いられ、好ましくは表層からフッソ樹脂コーティング,シリコンコート,CRゴム,PVDF樹脂シートが順次積層された多層ゴムベルトが用いられる。
転写ベルト8は、本実施例の転写体を構成し、従動ローラ10a、10b及び10cと、駆動ローラ11とに掛け渡されている。転写ベルト8が反時計回りに回転を開始すると、転写紙6がレジストローラ13bから転写ベルト8の最上流側に設けられた吸着ローラ14を介して転写ベルト8上へ搬送される。吸着ローラ14には所定の電圧が印加されており、転写紙6を静電吸着力により転写ベルト8上に保持する。
このとき画像書き出し信号がONとなり、所定のタイミングにより最上流の感光体ドラム1a上に画像形成を行う。そして、感光体ドラム1aの下部において、所定の転写電圧が印加された転写ローラ4aで電界付与することにより、感光体ドラム1a上のマゼンタのトナー像が転写紙6上に転写される。その後、転写紙6は次の画像形成部Pbに搬送され、上記と同様に、今度は感光体ドラム1bによってシアンのトナー像が転写される。
以下、上述と同様の方法により、感光体ドラム1c及び1dによってそれぞれイエロー及びブラックのトナー像が転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために転写紙6に対し予め定められた所定の位置関係をもって形成される。4b、4c及び4dは感光体ドラム1b〜1dの下部に位置する転写ローラである。4色のトナー像が転写された転写紙6は、転写ベルト8から離脱し、定着部7へと搬送される。また、トナー像が転写された後の感光体ドラム1a〜1dは、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、その表面に残留したトナーが各クリーニング部5a〜5dにより除去される。
転写ベルト8から定着部7に搬送された転写紙6は、定着ローラ18により加熱及び加圧されてトナー像が転写紙6の表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写紙6は、その後排出ローラ19によって装置本体外に排出される。
光学的検出装置9は、発光素子と受光素子から構成されており、本実施例において、濃度パターン検出手段とチャート位置計測手段とを共用している。すなわち、光学的検出装置9は、パッチパターンの濃度を検出する目的と位置決めチャートを検出する目的とに使用される。
位置決めチャートとパッチパターンの形成時には、転写紙6は供給されず転写ベルト8上に直接トナー像が形成される。このトナー像は、光学的検出装置9での測定が終了した後、転写ベルトクリーニング装置(図示せず)によって除去される。
図2は、本発明の画像形成装置の構成を示すブロック図である。画像形成装置には、図1にすでに示したように画像形成部Pa〜Pdがあり、その画像形成部は、感光体ドラム1a〜1d、帯電器2a〜2d、現像器3a〜3d、LEDヘッド17a〜17d、転写ローラ4a〜4d等により構成されている。また、同じく図1で示した、定着部7、光学的検出装置9がある。
これらの印刷に関する機構部以外に、画像形成装置のプログラムやデータを記憶しておく半導体メモリと磁気ディスクからなる記憶部33、画像形成装置の初期設定や機能実行を操作する操作パネル34がある。
上記のすべての機構は、CPUと周辺機器制御回路からなる制御部32に接続されている。制御部32は、記憶部33に記憶されているプログラムに従って、画像形成部Pa〜Pdや定着部7、光学的検出装置9を全般的に制御すると共に必要なプログラムやデータを記憶部33との間でやり取りを行い、操作パネル34からの操作要求に応じて各機構部を制御する。
さらに制御部32は、キャリブレーションが実行されると、記憶部33に記憶されているプログラムにより、濃度パターン形成手段と、濃度パターン検出手段と、濃度補正手段と、位置決めチャート形成手段と、チャート位置計測手段として機能する。
制御部32が位置決めチャート形成手段として機能する場合は、画像形成部Pa〜Pdに指示を出し、各色のトナーごとの印刷位置を測定するための位置決めチャートを前記転写ベルト8上に形成する。
同チャート位置計測手段として機能する場合は、光学的検出装置9の検出値から位置決めチャートの位置を演算(計測)する。
同濃度パターン形成手段として機能する場合は、計測された位置決めチャートのデータを基に、パッチパターンの形成位置を計算し、その形成位置を基に画像形成部Pa〜Pdに指示を出してパッチパターンを形成する。
同濃度パターン検出手段として機能する場合は、前記形成されたパッチパターンの濃度を前記光学的検出装置9の検出値から演算(検出)する。
同濃度補正手段として機能する場合は、検出されたパッチパターンの濃度を基準濃度と比較し、以降の画像形成におけるトナー濃度の補正に必要な現像バイアス電圧などの補正を行う。
[パッチパターン(濃度パターン)の説明]
図1のようなタンデム方式のカラー画像形成装置では、前述した画像形成過程により、感光体ドラム1a〜1d上にパッチ画像形成用のパッチパターン(濃度パターン)が形成される。形成されたトナー像が転写ローラ4a〜4dにより転写ベルト8上の所定位置に転写され、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの各色のパッチパターンが形成される。
図3は、実施例1に用いられるパッチパターンの例である。本図はモノクロの2値画像のため、濃度差を表すのに黒白の面積比を用いて模式的に表現しているが、実際にはカラーの階調の異なる濃度の矩形のパターンである。
濃度補正(キャリブレーション)を行うときに図3(a)に示すように、転写ベルト8上の進行方向(搬送方向)に向かって左端に、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)及びブラック(B)の各色の矩形のパッチ画像が搬送方向に沿って一列に形成される。感光体ドラム1bにより形成されるマゼンタ(M)のパッチ画像は、白ベタ画像(M1)から、最も濃色の画像(M5)まで5段階の濃度のパッチ画像M1〜M5が進行方向から順に形成される。
図3(a)におけるM1及びM2の部分を拡大した様子を図3(b)に示す。図から判るように、隣接するパッチ画像M1及びM2は、境界において濃度が変化するようにそれぞれ単色で形成されている。以下、パッチ画像M3からM5についても同様に形成され、さらにシアン(C)のパッチ画像C1〜C5、イエロー(Y)のパッチ画像Y1〜Y5及びブラック(B)のパッチ画像B1〜B5についてもM1〜M5と同様の構成で形成されている。
[光学的検出装置]
光学的検出装置9は、測定対象物までの距離を厳密に規定しておく必要があるため、図1に示すように、転写ベルト8表面までの距離変動の少ない、従動ローラ10cに対抗するような位置に配置されており、転写ベルト8上のパッチ画像のトナー付着量(画像濃度)を測定し、各色について予め定められた基準濃度と比較して濃度補正が行われる。濃度補正には主として現像器3a〜3dの現像バイアス電圧を補正することにより行われる。
[位置決めチャートの説明]
図4は、各色のトナー画像の位置を計測するための位置決めチャートについての説明を示す。位置決めチャート41に示すような細線を搬送方向に垂直な方向に1ドットずつずらした位置決めチャート41を各色ごとに転写ベルト8上に形成する。光学的検出装置9は、画像形成装置内部に固定されており、位置決めチャート41はその検出装置の受光素子の下を搬送されて行く。光学的検出装置9は、その検出中心である一点鎖線43に沿って位置決めチャート41上を走査し、発光素子からの光が転写ベルト8上のチャート像に反射した光を受光素子で測定する。図4では、光学的検出装置9が位置決めチャート41上の11番のマーク位置を走査した時が、光学的検出装置9の測定中心位置であったことを示している。これにより、光学的検出装置と印刷位置の相対関係が求まる。そこで、この11番を形成したときの位置、すなわち図3に示す光学的検出装置9の検出中心線43に、パッチパターンの中心線53が重なるように、パッチパターンの印刷位置データを補正する。この動作は、Y,M,C,Bの各色別個に行われる。
上記により、正しく位置が補正されたパッチパターンを形成し、引き続き濃度計測、濃度補正を行う。
[実施例1の動作の流れ]
次に、本発明の実施例1の動作の流れを図5のフローチャートを使って説明する。
キャリブレーションを開始すると、まず図4に示した位置決めチャート41を転写ベルト8上に形成する段階、ステップS1(位置決めチャート形成手段)が行われる。
次に、光学的検出装置9を用いて、位置決めチャートの濃度を測定する段階、ステップS3(チャート位置計測手段その1)が実行される。測定された値は、光学的検出装置9から制御部32を経て記憶部33に記憶される。
次に、記憶部33に記憶された位置決め測定データを解析して、光学的検出装置9の位置を計算する段階、ステップS5(チャート位置計測手段その2)が実行される。計算された光学的検出装置9の位置は前記ステップと同様に記憶部33に記憶される。
次に、前ステップで求められた光学的検出装置9の位置を基に、パッチパターンの位置データを補正する段階、ステップS7(濃度パターン形成手段その1)が実行される。ここでは、図3のパッチパターンの中心線53が前ステップで求められた光学的検出装置9の検出中心線43に重なるように、パッチパターンの位置データを補正する。この動作は、各トナー色ごとに別々に行われる。
次に、前ステップで補正された位置データを基に、パッチパターンを形成する段階、ステップS9(濃度パターン形成手段その2)が実行される。パッチの印刷幅及び高さに関しては、搭載されている光学的検出装置9の特性よりあらかじめ定められており、記憶部33にデータとして記憶されている。
次に、パッチパターンの濃度を測定する段階、ステップS11(濃度パターン検出手段)が実行され、測定データは記憶部33に記憶される。
次に、制御部32により、記憶部にあらかじめ記憶されている基準濃度データと前記ステップS11で測定された濃度データを比較し、その差が無くなるように画像形成部Pa〜Pdの現像器3a〜3dのバイアス電圧を補正し、その補正値を記憶部33に記憶する段階、ステップS13(濃度補正手段)が実行され、キャリブレーションを終了する。
ステップS13で記憶された補正値は、キャリブレーション以降の印刷において使用され、色濃度ずれの無い画像が形成される。この補正値は、次回のキャリブレーション実行時まで継続して使用される。
このフローチャートのS1からS7の位置決めチャート形成からパッチパターンの位置補正までの動作は、一度行えば頻繁に行う必要は無く、その後の濃度補正の際には、S9からS13までの段階を行うだけでよい。
各トナー間の印刷位置のずれが起こり、その補正を行うためのレジスト補正が必要な状況が出てきた場合には、レジスト補正動作の後に、再度S1からS7までの動作を実行してパッチパターンの位置補正を行えば良い。
[実施例1の効果]
上記の方法により、カラー画像形成装置は、その濃度補正を行う前に位置決めチャート41を転写ベルト8上に形成し、画像が形成される位置と光学的検出装置9との正確な位置関係を把握し、そのデータを持ってパッチパターンを光学的検出装置9の測定幅に収まるように形成するため、装置の製造誤差や装置内の温度上昇における画像位置のずれを考慮する必要がなくなり、必要最低限のパッチパターンの形成で済むためにトナーを無用に消費することが無くなった。
[その他]
実施例1としては、露光光源としてLEDヘッドを用いた方式のカラー画像形成装置について説明したが、他に露光光源として半導体レーザと走査型の光学系を露光光源として用いたカラー画像形成装置についても、本発明は応用できる。
実施例1としては、4色の画像形成部が転写ベルトに沿って一連に並んでいるタンデム方式のカラー画像形成装置について説明したが、四色の画像形成ユニットを一色ごとに感光体に接しさせることにより画像形成を行う1ドラム方式においても、本発明は応用できる。
濃度パターンは、光学的検出装置9等で計測するのに必要な幅で形成すればよく、必ずしも光学的検出装置9の検出幅そのものに設定する必要はない。光学的検出装置9の検出幅そのものよりも若干幅広の濃度パターンであっても、従来より狭くできるのであれば、その分トナー消費を抑制することができる。
本発明の画像形成装置の概略図である。(実施例1)。 本発明の画像形成装置のブロック構成図である(実施例1)。 本発明で形成されるパッチパターンの例である(実施例1)。 本発明で形成される位置決めチャートの例である(実施例1)。 本発明のパッチパターン位置補正のフローチャートである(実施例1)。
符号の説明
8 転写ベルト(転写体)
9 光学的検出装置(濃度パターン検出手段、チャート位置計測手段)
32 制御部(濃度パターン形成手段、濃度パターン検出手段、濃度補正手段、位置決めチャート形成手段、チャート位置計測手段)
41 位置決めチャート(位置決めチャート形成手段、チャート位置計測手段)
100 画像形成装置
Pa マゼンタ色画像形成部(濃度パターン形成手段、位置決めチャート形成手段)
Pb シアン色画像形成部(濃度パターン形成手段、位置決めチャート形成手段)
Pc イエロー色画像形成部(濃度パターン形成手段、位置決めチャート形成手段)
Pd ブラック色画像形成部(濃度パターン形成手段、位置決めチャート形成手段)

Claims (4)

  1. 異なる色のトナー画像を転写体上に順次重ね合わせて形成することによりカラー画像を形成する画像形成装置において、
    前記転写体上に前記各色のトナーの濃度を検出するための濃度パターンを形成する濃度パターン形成手段と、
    前記濃度パターンの濃度を検出する濃度パターン検出手段と、
    前記検出された濃度に応じて各色のトナー濃度を補正する濃度補正手段と、
    前記転写体上に前記各色のトナーごとの印刷位置を測定するための位置決めチャートを形成する位置決めチャート形成手段と、
    前記位置決めチャートの位置を計測するためのチャート位置計測手段とを備え、
    前記濃度パターン形成手段は、前記計測された位置決めチャートのデータを基に前記濃度パターンを形成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記濃度パターン形成手段は、前記濃度パターンを前記濃度パターン検出手段で計測するのに必要な幅で形成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置であって、
    前記濃度パターン形成手段は、前記濃度パターンを前記濃度パターン検出手段の検出幅で形成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の画像形成装置であって、
    前記濃度パターン検出手段と前記チャート位置計測手段とを同一の光学的検出装置で共用した
    ことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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