JP2007197945A - スクリーン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンの拡縮に伴ってスクリーンの上下各端縁部と框部材の内部との間で出没する上下一対のスライド枠を備えたスクリーン装置において、意匠性に優れ、しかも構造的にも強固なものを提供する。
【解決手段】上横枠2上に固定されて下方に開口する断面略コ字状の横固定枠11と、上側ガイドレール20を下面12a上に備え、該横固定枠11に収容されて上下方向の所定範囲で変位可能な上方に開口する断面略コ字状の可動枠12とによりガイド枠10を構成し、該ガイド枠10において、上記可動枠12全体がその変位位置に関わらず常に、横固定枠11における一対の側壁11b,11bの下端を結ぶ開口面よりも内側の空間内に収容されて、該横固定枠11により覆い隠されるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、防塵、遮光、断熱、防虫等を目的として、建物開口に装着するための横引き式のスクリーン装置に関するものである。
建物開口において、互いに平行を成す一対の框部材間に防虫ネット等から成るプリーツ状または巻取り式のスクリーンを保持させ、これら一対の框部材のうち少なくとも一方を横方向にスライド可能とすることにより、上記スクリーンを拡張及び収縮させて上記建物開口を開閉することができるように構成した横引き式のスクリーン装置は既に知られており、また、このようなスクリーン装置において、バリアフリーを達成するため、その上下の枠部材に代えて長尺かつ湾曲可能に形成された一対のスライド枠を設け、該一対のスライド枠が、スクリーンの拡縮に伴って、スクリーンの上下各端縁部と框部材の内部との間で出没するように構成したものも、特許文献1等において既に公知である。
ところで、このような上下一対のスライド枠を備えた従来のスクリーン装置において、開閉時における良好な操作性を確保するには、これら一対のスライド枠を上記スクリーンの上下各端縁部と上記框部材の内部との間でスムーズに出没動作させる必要性がある。
そのためには、例えば、図7及び図8に示すスクリーン装置50のように、建物開口60の上横枠61及び下横枠62にそれぞれ上側ガイドレール51及び下側ガイドレール52を設けることにより、湾曲可能な一対のスライド枠53,54が、框部材55の内部から導出された際に、それぞれ上記各ガイドレール51,52に対して摺動自在に係合してガイドされるように構成し、さらに、建物開口60による高さの違いに適応させるため、断面略コ字状の固定枠56を下方に開口させて上横枠61に固定すると共に、上記上側ガイドレール51が下面に設けられた可動枠57を該固定枠56に対して上下方向に変位可能に収容することが考えられる。
ところが、この例の場合、スクリーン装置50を建物開口60に装着した際に、図のように、上記固定枠56の下端開口から可動枠57の下端部が突出している状態となって、スクリーン装置50を正面から見たときに、固定枠56と可動枠57との間に形成された段差が目に付きやすいため、意匠的に改善の余地が残されている。また、このような固定枠56の下端開口から可動枠57の下端部が突出している構造では、強い風で煽られたりしてスクリーン58に強い力が加えられる等した際に、これら固定枠56や可動枠57に無理な力が作用して変形や損傷等が生ずる虞があるため、構造的にも改善の余地が残されている。
特開2001−73655号公報
本発明の課題は、スクリーンの拡縮に伴ってスクリーンの上下各端縁部と框部材の内部との間で出没する上下一対のスライド枠を備えたスクリーン装置において、意匠性に優れ、しかも構造的にも強固なものを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るスクリーン装置は、互いに対向する上下横枠と互いに対向する左右縦枠とにより囲われて形成された建物開口に装着するための横引き式のスクリーン装置であって、上記上横枠上に取り付けるためのもので、下面上に長尺の上側ガイドレールがその長手方向に沿って設けられて成るガイド枠;上記下横枠上にその長手方向に沿って設けられる長尺の下側ガイドレール;上記左右縦枠間において、互いに平行に配置されると共に少なくとも一方が横方向にスライド可能に設けられる一対の框部材と、これら一対の框部材間に、該框部材のスライドにより拡張及び収縮可能に支持されたスクリーンと、スクリーンの収縮に伴って、框部材に開設された入出口から湾曲して該框部材の内部へと収容され、スクリーンの拡張に伴って、上記入出口から上記上側ガイドレール上及び下側ガイドレール上へと、拡張されたスクリーンの上下各端縁部に沿って直線的に導出される上下一対の長尺のスライド枠とを備えた装置本体;を備え、上記一対のスライド枠がそれぞれ、上記スクリーンとは反対側に配置される面に、上記上側ガイドレール上及び下側ガイドレール上へと導出された際にこれら上下側各ガイドレールと摺動自在に係合する係合部を長手方向に沿って有し、上記ガイド枠が、一対の対向する側壁及びそれらの上端部を連結する上壁を備え、下端を開口させて上記上横枠上に固定される断面略コ字状の横固定枠と、一対の対向する側壁及びそれらの下端部を連結して上記下面を形成する下壁を備え、上端を開口させて上記横固定枠に対し上下方向の所定範囲で変位可能に組み付けられた断面略コ字状の可動枠とにより構成されており、上記所定範囲において、上記横固定枠及び可動枠のうち何れか一方の枠における上下方向の少なくとも中央よりも下端側が、何れか他方の枠の内部空間内に常に収容されていることを特徴としている。
上記スクリーン装置においては、上記ガイド枠が、可動枠が横固定枠に対して所定範囲よりも下方へ変位するのを阻止するためのストッパ手段を備えている。
具体的には、上記ストッパ手段は、上記一方の枠における両側壁の外面からそれぞれ突設された係合突片と、上記他方の枠における両側壁の内面からそれぞれ突設されたストッパ突片とにより構成されていて、可動枠が、上記所定範囲の下端において、これら係合突片とストッパ突片との係合により下方への変位を阻止されるようになっており、上記ガイド枠が、上記所定範囲において可動枠を下方に向けて弾発する弾性支持部材を有している。
このとき、上記一方の枠が可動枠で、上記他方の枠が横固定枠であり、該可動枠が変位可能な上記所定範囲において、該可動枠全体が該横固定枠の内部空間内に常に収容されていても良く、また、上記一方の枠が横固定枠で、上記他方の枠が可動枠であり、該可動枠が変位可能な上記所定範囲において、該横固定枠の上下方向の少なくとも中央よりも下端側が、該可動枠の内部空間内に常に収容されていても良い。
なお、前者の場合、スライド可能な框部材の上端部が、可動枠の上記所定範囲における位置に関わらず、上記横固定枠の下端からその内部空間内に常に収容されていて、該横固定枠の一対の側壁により支持されていると、スライド可能な框部材の操作性がより向上して望ましい。
また、上記スクリーン装置の一実施形態においては、上記一対のスライド枠がそれぞれ、複数のガイド駒を互いに隣接するガイド駒間において屈曲可能に連結することにより湾曲可能に形成されていて、上記スクリーン側に配置される面に、上記上側ガイドレール上及び下側ガイドレール上へと導出された際、上記スクリーンの上下各端縁部をその両面側から支持するガイド部を長手方向に沿って有している。
そして、上記一対の框部材が、左右縦枠のうち何れか一方に固定される固定框部材と横方向にスライド可能に設けられる可動框部材とから成り、該固定框部材の上下端部に上記入出口がそれぞれ開設されていて、上記一対のスライド枠の一端がそれぞれ可動框部材の上下端部に固定されると共に、それらの他端がそれぞれ上記各入出口を通じて固定框部材の内部に往復動自在に配置されている。
さらに、上記スクリーンの左右の一端が上記固定框部材に取り付けられていると共に、その他端が上記可動框部材内に回動可能に支持されたスクリーンの巻取り軸に取り付けられており、上記上側ガイドレールが、上記可動枠の下面における幅方向の略中央に配置されている。
このように、本発明に係るスクリーン装置によれば、下面上に上側ガイドレールを有し建物開口の上横枠上に取り付けられるガイド枠が、一対の対向する側壁及びそれらの上端部を連結する上壁を備え、下端を開口させて上記上横枠上に固定される断面略コ字状の横固定枠と、一対の対向する側壁及びそれらの下端部を連結して上記下面を形成する下壁を備え、上端を開口させて上記横固定枠に対し上下方向の所定範囲で変位可能に組み付けられた断面略コ字状の可動枠とで構成され、上記所定範囲において、上記横固定枠及び可動枠のうち何れか一方の枠における上下方向の少なくとも中央よりも下端側が、何れか他方の枠の内部空間内に常に収容されるようになっているため、建物開口に装着されたスクリーン装置を正面から見たときに目に付きやすいガイド枠の下端部のデザインがよりシンプルで意匠性に優れ、構造的にも強固なスクリーン装置を提供することができる。
以下に、図面を参照しながら本発明に係るスクリーン装置の実施例について説明する。ただし、以下の実施例においては、スクリーンとして巻取り式の防虫網を採用した例について示すが、該スクリーンは、巻取り式に限られることなく、折り返しにより多数の襞が形成されたプリーツ状であっても良く、また、その用途についても、防虫に限られることなく、遮光、目隠しまたは断熱等を目的とするものであっても良い。
図1〜図3に示すようにスクリーン装置Sは、水平方向に延びる面から成り互いに対向する上横枠2及び下横枠3と、垂直方向に延びる面から成り互いに対向する左縦枠4及び右縦枠5とにより包囲されて形成された建物開口1に、横引き式に装着するためのものであって、下面12a上に長尺かつ直線状の上側ガイドレール20を備えていて、上記上横枠2に取り付けられるガイド枠10と、上記左縦枠4及び/または右縦枠5に取り付けられる縦固定枠15と、長尺かつ直線状で上記下横枠3に取り付けられる下側ガイドレール25と、一対の框部材31,32、スクリーン40及び一対のスライド枠45a,45bを備えた装置本体30とにより構成されている。
上記装置本体30において、上記一対の框部材31,32は、上記左右縦枠4,5間に互いに略平行に直立配置されていて、その間隔が可変となっており、これら一対の框部材31,32間に上記スクリーン40が支持され、その間隔を変えることにより該スクリーン40を拡張及び収縮させることが可能となっている。また、上記一対のスライド枠45a,45bは、該スクリーン40の収縮に伴って、それぞれ上下方向に湾曲して框部材31の内部31eへと収容され、逆に、スクリーン40の拡張に伴って、該框部材31の内部31eからガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上へと、拡張されたスクリーン40の上下各端縁部に沿って直線的に導出されると共に、上記各ガイドレール20,25に対して摺動自在に係合するようになっている。
上記ガイド枠10は、上記上横枠2上に直接固定するためのもので、スクリーン装置Sを装着する建物開口の高さ(すなわち、左右縦枠4,5の高さ)の違いに適応させるために、その下面12aは上下方向の所定範囲で変位可能となっていて(図4及び図5参照)、該下面12a上に上記上側ガイドレール20が長手方向に沿って固定的に設けられている。上記縦固定枠15は、上記左右縦枠4,5のうちスライド可能な框部材32側に配置される縦枠5に対して直接固定され、スクリーン40を閉じた際にこの框部材32を保持して閉状態を維持するためのものである。さらに、上記下側ガイドレール25は、上記下横枠3上における上記上側ガイドレール20と対向する位置に直接固定するためのものである。
上記一対のスライド枠45a,45bはそれぞれ、多数のガイド駒46を互いに隣接するガイド駒46,46間において屈曲可能に連結することにより、湾曲可能に形成されている。該スライド枠45a,45bにおけるスクリーン40側に配置された面には、ガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上へと導出された際に上記スクリーン40の上下各端縁部をその両面側から摺動自在に支持するガイド部47が、長手方向に沿って形成されており、その一方で、該スライド枠45a,45bにおけるスクリーン40とは反対側に配置された面には、同じくガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上へと導出された際に上記各ガイドレール20,25と摺動自在に凹凸係合する係合部48が、長手方向に沿って形成されている。
このように、上記スクリーン装置Sにおいては、上下方向に変位可能な下面12aを備えていて、該下面12a上に長尺の上側ガイドレール20が設けられて成るガイド枠10と、長尺の下側ガイドレール25とが、建物開口1の上横枠2上及び下横枠3上にそれぞれ固定的に配置され、スクリーン40の拡張に伴って、框部材31の内部31eからガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上へと直線的に導出された一対のスライド枠45a,45bの係合部48がそれぞれ、上下各ガイドレール20,25に対して摺動自在に凹凸係合するように構成されているため、框部材31の内部31eから導出されたスライド枠45a,45bはそれぞれ、上記ガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上において安定的に支持及びガイドされ、その結果、スクリーン装置Sの開閉操作時に、これら一対のスライド枠45a,45bをそれぞれ、上記ガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上と、上記框部材31の内部31eとの間でスムーズに出没動作させることができ、該スクリーン装置Sの良好な操作性を確保することが可能となる。
また、それに加えて、上記スクリーン装置Sにおいては、拡張されたスクリーン40の上下各端縁部がそれぞれ、スライド枠45a,45bのガイド部47によってその両面側から挟むように支持されるため、スクリーン装置Sの開閉操作時には、上記スクリーン40の上下各端縁部が上記ガイド部47により摺動自在にガイドされて、該スクリーン40をスムーズに拡縮させることができ、そして、スクリーン40が拡張されて建物開口1が閉じられた状態では、風等による該スクリーン40の面方向への揺れが上記ガイド部47によって抑制され、しかも、上記各スライド枠45a,45bと上記スクリーン40の上下各端縁部及び上記各ガイドレール20,25との間に不要な隙間が形成されないことから、これらの部分を通じて虫等が室内に侵入するのを阻止することもできる。
なお、図1に示す本実施例の上記スクリーン装置Sにおいては、上記一対の框部材のうち左側に配置されたものを固定框部材31として左縦枠4に固定し、右側に配置されたものを可動框部材32として横方向にスライド可能にしているが、場合によっては、右側に配置されたものを固定框部材として右縦枠5に固定し、左側に配置されたものを可動框部材としてスライド可能にしても良く、さらに、双方を可動框部材としてスライド可能としても良い。また、上記一対のスライド枠45a,45bについても、本実施例においては、固定框部材31の内部に収容するようにしているが、可動框部材32の内部に収容するようにしても良く、特に上記スクリーン40がプリーツ状に形成されている場合などには、双方の框部材31,32の内部に収容できるようにしても良い。
そこで本実施例についてさらに具体的に説明すると、まず、上記ガイド枠10は、上記建物開口1の上横枠2とほぼ同じ長さに形成され、該上横枠2上に固定するための横固定枠11と、上記上側ガイドレール20が設けられた下面12aを有し、該横固定枠11に対して上下方向の所定範囲で変位可能に組み付けられた可動枠12とから構成されている。上記横固定枠11は、上記上横枠2に当接させてネジ等の固定部材で固定される上壁11aと、該上壁11aによって上端部が連結され、略平行を成して対向する一対の側壁11b,11bとにより、下端が開口する断面略コ字状に形成されており、その一方で、上記可動枠12は、上記下面12aを形成する下壁12bと、該下壁12bによって下端部が連結され、略平行を成して対向する一対の側壁12c,12cとにより、上端が開口する断面略コ字状に形成されている。
そして、図4及び図5に示すように、上記可動枠12は、その全体が横固定枠11の内部空間内に常に収容された状態で、該横固定枠11に対して変位可能となっている。すなわち、該可動枠12は、上記所定範囲の上端から下端に至る何れの変位位置においても、その上側ガイドレール20を含む全体が、横固定枠11における一対の側壁11b,11bの下端を結ぶ開口面よりも内側に形成された空間内に常に収容された状態となっており、図1に示すように、スクリーン装置Sを正面から見たとき、可動枠12の変位位置に関わらず、その全体が横固定枠11の側壁11bによって常に覆い隠されるようになっている。また、同時に、可動框部材32の上端部も、可動枠12の変位位置に関わらず、横固定枠11の下端開口からその内部空間に常に収容されていて、該横固定枠11の一対の側壁11b,11bにより両側から支持及びガイドされるようになっている。
なお、本実施例において、横固定枠11の上壁11aの幅及び側壁11bの高さはそれぞれ、可動枠12の下壁の幅及び側壁12cの高さの約2倍となっている。そして、上記上側ガイドレール20は、上記可動枠12の下面12aにおける幅方向の略中央に配設されている。
このように、可動枠12全体が、横固定枠11に対して変位可能な所定範囲の全域において、常に該横固定枠11の内部空間内に収容され該横固定枠11の側壁11bで覆い隠されるように構成されているため、建物開口1に装着したスクリーン装置Sを正面から見たときに目に付きやすいガイド枠10の下端部のデザインを、よりシンプルで意匠性に優れたものとすることができる。
また、同時に、上側ガイドレール20を含む可動枠12全体が常に横固定枠11により覆われて支持され、しかも、可動框部材32の上端部が常に横固定枠11により支持及びガイドされるように構成されているため、上側ガイドレール20の外部からの変形や損傷を防止したり、可動框部材32の不必要な遊びを無くすことができる等、スクリーン装置Sを構造的にもより強固なものとすることができる。
そして、横固定枠11の下端の開口から可動枠12が突出しないため、それぞれ高さの異なる複数の建物開口1にスクリーン装置Sを装着した場合であっても、装着した建物開口1によって横固定枠11からの可動枠12の突出幅が異なってしまうようなこともない。
さらに、可動枠12が横固定枠11に対して上下方向に変位可能であるため、建物開口1の上横枠2及び下横枠3にそれぞれ固定されたガイド枠10及び下側ガイドレール25に対して装置本体30を着脱するにあたっても、その着脱作業をよりスムーズに行うことが可能となる。
上記ガイド枠10には、上記所定範囲の下端を規定し、可動枠12が横固定枠11に対して該所定範囲よりも下方に変位するのを阻止するためのストッパ手段が設けられている。該ストッパ手段は、上記横固定枠11における一対の側壁11b,11bの内面からそれぞれ突設された一対のストッパ突片11c,11cと、上記可動枠12における一対の側壁12c,12cの外面からそれぞれ突設された一対の係合突片12d,12dとにより構成されており、上記所定範囲の下端において上記係合突片12d,12dが上記ストッパ突片11c,11cに対し上方からそれぞれ当接し係合するようになっている(図5参照)。その一方で、上記所定範囲の上端は横固定枠11の上壁11a内面により規定されていて、可動枠12の側壁12c,12cの上端部が該上壁11a内面に当接することにより、可動枠12の上方への変位が阻止されるようになっている(図4参照)。
ここで、上記ストッパ突片11c,11cは、上記横固定枠11の側壁11b,11b内面の略中央から互いに対向するように水平かつ一体に突設されていて、先端が可動枠12の側壁12c,12cの外面に沿って上向きに略直角に屈曲している。そして、上記係合突片12d,12dは、上記可動枠12の側壁12c,12c上端部の外面からやや斜め下方に向けて一体に突設されている。さらに、上記可動枠12の側壁12c,12cの上端部は、上記係合突片12dから連続して、内側に向けてやや斜め上方に屈曲されている。
また、上記ガイド枠10内には複数の弾性支持部材13が縮設されていて、該可動枠12が変位可能な上記所定範囲の全域において該弾性支持部材13により下方に弾発されており、同時に、装置本体30の上縁すなわち上側スライド枠45aが該可動枠12によって弾性支持されるようになっている。そうすることで、上側ガイドレール20と上側スライド枠45aとの凹凸係合をより確実なものとし、該スライド枠45aの出没動作をよりスムーズなものとすることができる。
上記弾性支持部材13は、略L字状に屈折された板バネによって形成されている。そして、図1に示すように、該板バネ13は圧縮されてバネ力を蓄積した状態で、その一端が固定端としてガイド枠10端部のキャップ14にネジ等の固定部材で固定されると共に、その屈曲部分及び自由端としての他端が、それぞれ上記横固定枠11の上壁11aの内面及び可動枠12の下壁12bの内面に摺動自在に当接されている。
ここで、上記キャップ14は、上記ガイド枠10の軸方向両端の開口にそれぞれ嵌合されていて、これら開口をそれぞれ閉塞すると共に、該ガイド枠10の長さと建物開口1の幅との違いによって生じる隙間を解消することができるようになっている。
なお、上記弾性支持部材13は上記板バネに限られることなく、コイルバネ等であっても良い。
上記固定框部材31は、長尺かつ中空の棒状に形成されており、スクリーン40側に配置されて上記可動框部材32と対向する第1側壁31aと、該第1側壁31aと対向してスクリーン40とは反対側に配置され、上記左縦枠4に対向させて配置される第2側壁31bと、これら第1側壁31a及び第2側壁31bと略直角に配置されて互いに対向し、建物の開口面と略平行を成す第3側壁31c及び第4側壁31dとを有している。
そして、該固定框部材31は、上記第3及び第4側壁31c,31d上における上記第2側壁31b側端部に配設されたレバー36を上下方向にスライドさせて、該レバーと一体を成して上記第2側壁31bの外面上に設けられた舌片(図示略)を、上記左縦枠4上にネジ等の固定部材で固定されたフック(図示略)に係脱させることにより、該左縦枠4に対して着脱可能となっている。
なお、上記固定框部材31の左縦枠4に対する取り付けは、上述のものに限られることなく、単にネジ等の固定部材により上記第2側壁31bを直接左縦枠4に固定しても良い。
上記第1側壁31aの上下各端部には、固定框部材31の内部31eへと通じていて、上記一対のスライド枠45a,45bを出没させるための上側入出口33a及び下側入出口33bがそれぞれ開設されている。また、該第1側壁31aの外面側には、スクリーン40の左端縁部を係止するためのスクリーン係止部35が、長手方向に沿って設けられている。上記第3側壁31cには、固定框部材31の内部31eへと通じる作業用開口34aが開設されており、該作業用開口34aは、着脱可能な蓋部34によって開閉可能となっている。そのため、スクリーン装置Sが建物開口1に装着された状態でも、該スクリーン装置Sにおける上記第1側壁31aが配置された建物の開口面側から、蓋部34を取り外し、作業用開口34aを通じて固定框部材31の内部31eへと容易にアクセスすることができるようになっている。
一方、上記可動框部材32も長尺かつ中空の棒状に形成されており、その内部には、上記スクリーン40を捲回するための巻取り軸41が、該框部材32の縦軸廻りに回動可能に支持されている。そして、該巻取り軸41には、上記スクリーン40の右端縁部が係止されていて、該可動框部材32を左右方向に往復スライドさせることにより、スクリーン40を、該巻取り軸41に巻き取って収縮させ、または、該巻取り軸41から繰り出して拡張させることができるようになっている。ここで、上記巻取り軸41には、コイルスプリングによる自動巻取り機構42が内蔵されていて、上記スクリーン40が巻取り軸41から繰り出された際に、該コイルスプリングに戻りの回転付勢力が蓄積されるようになっており、その回転付勢力が蓄積されたコイルスプリングを駆動源として、上記スクリーン40を該巻取り軸41に巻き取ることができるようになっている。また、該可動框部材32におけるスクリーン40とは反対側に位置して上記右縦枠5と対向する側面には、マグネット37aを備えた凸部37が上下方向に沿って設けられている。
上記縦固定枠15は、可動框部材32と略同じ長さで、その凸部37と略同じ開口幅を有する断面略コ字状に形成されており、可動框部材32側を開口させて上記右縦枠5上にネジ等の固定部材により固定されている。そして、該縦固定枠15の底面には、上記可動框部材32のマグネット37aに対応する位置に、磁性材料から成るマグネット受け16が設けられている。したがって、可動框部材32を右方向へスライドさせてスクリーン40を巻取り軸41から繰り出した際に、該可動框部材32の凸部37を縦固定枠15に嵌め込んでマグネット受け16にマグネット37aを吸着させることにより、上記自動巻取り機構42のコイルスプリングに蓄積された戻りの回転付勢力に抗して、スクリーン40による建物開口1の閉状態を保持することができる。
上記上下一対のスライド枠45a,45bはそれぞれ、硬質の樹脂で一体成形された複数のガイド駒46を、それらのスクリーン40側の両端部にそれぞれ可撓性を有する2本の連結ワイヤー49,49を摺動自在に貫通させて、一列に連結することにより形成されている。このとき、上記複数のガイド駒46は、スライド枠45a,45bが直線状態にあるときに、互いに隣接するガイド駒46の端面同士がほぼ隙間無く当接するように連結されているが、スライド枠45a,45bが固定框部材31の内部31eに収容される際にスムーズに湾曲することができる程度の余裕を持たせてある。上記連結ワイヤー49,49としては、多数本の金属細線を撚ったもの等、長さ方向の力に対して伸び難くて、湾曲に対して直線状態に戻ろうとする反発弾性を有するものが適している。ただし、上記ガイド駒46を連結するための手段は、上記連結ワイヤー49に限られるものではなく、可撓性を有する一枚のテープ状体であっても良く、また、互いに隣接するガイド駒46,46同士を折曲可能な薄肉部で一体に連結しても良い。
そして、上記上下各スライド枠45a,45bはそれぞれ、その一端が、固定端として上記可動框部材32の上下端に固定されると共に、その他端が、自由端として上記固定框部材31の上下各入出口33a,33bを通じて該固定框部材31の内部31eに配置されており、可動框部材32の往復スライドに伴って、上記上下各入出口33a,33bを通じて上記スクリーン40の上下各端縁部と固定框部材31の内部31eとの間で出没可能となっている。すなわち、これらスライド枠45a,45bはそれぞれ、可動框部材32を左方向にスライドさせてスクリーン40を上記巻取り軸41に巻き取るスクリーンの収縮時には、上記各入出口33a,33bから湾曲して固定框部材31の軸に沿ってその内部31eに収容され、逆に、可動框部材32を右方向にスライドさせてスクリーン40を上記巻取り軸41から繰り出すスクリーンの拡張時には、該固定框部材31の内部31eから上記各入出口33a,33bを通じて、スクリーン40の上下両端縁部に沿って直線的に導出されるようになっている。
上記ガイド駒46は、軸方向に肉抜きされた略六面体に形成されていて、そのスクリーン40側の両角隅部には、上記連結ワイヤー49,49を挿通させるための孔が軸方向に貫設されており、また、そのスクリーン40側の面の略中央には、肉抜きされた内部空間へと通じるスリットが軸方向に開設され、上記スライド枠45a,45bのガイド部47を形成している。その一方で、上記スクリーン40の上下各端縁部には、上記スリット状のガイド部47の幅よりも幅広に形成されたファスナー状の係合子43が略全長にわたって設けられている。そうすることにより、拡張に伴って巻取り軸41から繰り出されたスクリーン40の上下各端縁部が、同時に固定框部材31から導出されたスライド枠45a,45bの内部空間に上記係合子43を位置させた状態で、上記スリット状のガイド部47に挿通されるようになっている。
上記ガイド駒46におけるスクリーン40とは反対側の面には、開口幅が内方向に張り出す一対の爪部により狭められた凹溝が軸方向に設けられており、上記スライド枠45a,45bの係合部48を形成している。その一方で、上記上側ガイドレール20は、上記可動枠12における下壁12bの下面12a上に一体に凸設されており、上記下側ガイドレール25は、上記下横枠3上に適宜の手段で固定されて凸設されている。そして、これらガイドレール20,25は、それらの先端部に両外方向に張り出す一対の鍔部を有していて、該先端部が基部よりも幅広に形成されている。ここで、上記上下各ガイドレール20,25の基部の幅は、それぞれ対応するスライド枠45a,45bにおける係合部48の開口幅よりも小さく形成されており、また、該上下各ガイドレール20,25の先端部の幅は、係合部48の開口幅よりも大きく、かつ該係合部48の溝幅よりも小さく形成されている。
そうすることにより、スクリーン40の拡張に伴って、上記固定框部材31の内部31eから上記可動枠12の下面12a上及び下横枠3上に導出された各スライド枠45a,45bの係合部48対し、上下各ガイドレール20,25が、その鍔部と係合部48の爪部とを係合させた状態で挿通され、両者が摺動自在に凹凸係合するようになっている。
そのため、可動枠12の下面12a上及び下横枠3上において、各スライド枠45a,45bがスクリーン40側へ凸状に湾曲するのを阻止されて略直線状に保持され、上側スライド枠45aが上側ガイドレール20から垂れ下がったり、下側スライド枠45bが下側ガイドレール25から浮き上がったりすることがない。
なお、このような上記スライド枠45a,45bの湾曲を制限する手段は、上述のものに限られることなく、例えば、ガイド駒46自体に屈曲方向を制限するストッパ部を設けて、互いに隣接するガイド駒46,46間におけるストッパ部同士の当接によりスライド枠45a,45bの湾曲方向が制限されるようにし、上記上下各ガイドレール20,25の鍔部及びスライド枠45a,45bの係合部48の爪部を省略するなどしても良い。
また、図示を省略するが、上記上下各ガイドレール20,25の先端部の幅は、固定框部材31の上下各入出口33a,33bが配置される位置近傍において、上下各スライド枠45a,45bの係合部48の開口幅よりも幅狭に形成されている。そのため、上下各スライド枠45a,45bを固定框部材31の上下各入出口33a,33bを通じて出没動作させる際や、建物開口1の上横枠2及び下横枠3にそれぞれ固定されたガイド枠10及び下側ガイドレール25に対して装置本体30を着脱する際に、当該位置において、上下各スライド枠45a,45bの係合部48を、上記上下各ガイドレール20,25に対してスムーズに係脱させることができる。
さらに、当該スクリーン装置Sにおいては、上記一対のスライド枠45a,45bの出没動作を互いに同期させることにより、スクリーン装置Sの開閉操作時に上記固定框部材31に対する上記可動框部材32の平行状態を維持するためのワイヤー部材38が、上記上下各スライド枠45a,45bの自由端を形成する端部駒46aにそれぞれ着脱自在に固定されて架設されている。該ワイヤー部材38は、可撓性を有する組み紐等から成っていて、固定框部材31の内部31eにおける上記各スライド枠45a,45bよりも上記作業用開口34a側の領域でループを成しており、上記各スライド枠45a,45bの端部駒46a同士を連結している。なお、上記ワイヤー部材38によるループは、図1に示すように、上記作業用開口34aの上側開口端及び下側開口端の近傍に配設された一対の折返し部38a,38aにより折り返されて、互いに交差しないO字状に形成されている。
このように、ワイヤー部材38が、固定框部材31の内部31eにおける上記各スライド枠45a,45bよりも上記作業用開口34a側の領域において、該作業用開口34aから全体が露出するように架け廻されているため、スクリーン装置Sを建物開口1に装着したままの状態でも、ワイヤー部材38の架け外しや張力の調整等の作業を、スクリーン装置Sの開口面側から上記作業用開口34aを通じて容易に行うことができる。
図6は、本発明の第2実施例に係るスクリーン装置Sにおけるガイド枠10の概略的な横断面図を示している。
なお、ここでは、上記実施例に係るスクリーン装置Sとは異なる構成部分及びその作用効果について説明することとし、その他の共通する構成部分及びそれによる作用効果については、重複を避けるために図示及び説明を省略する。
本第2実施例の上記ガイド枠10においては、横固定枠11と可動枠12との収容関係が上記実施例とは逆になっていて、可動枠12が横固定枠11よりも幅広に形成されており、該可動枠12が変位可能な所定範囲において、該横固定枠11の上下方向の少なくとも中央よりも下端側が、該可動枠12の内部空間内に常に収容されているようになっている。すなわち、該横固定枠11は、可動枠12が上記所定範囲の上端から下端に至る何れの位置に変位したとしても、その上下方向の少なくとも中央よりも下端側が、可動枠12における一対の側壁12c,12cの上端を結ぶ開口面よりも内側に形成されたの空間内に常に収容された状態となっている。そして、スクリーン装置Sを正面から見たとき、可動枠12の変位位置に関わらず、横固定枠11の上下方向の少なくとも中央よりも下端側が、該可動枠12の側壁12cによって常に覆い隠されるようになっている。
そのため、建物開口1に装着したスクリーン装置Sを正面から見たときに目に付きやすいガイド枠10の下端部のデザインを、よりシンプルで意匠性に優れたものとすることができる。また、同時に、横固定枠11における上下方向の少なくとも半分以上が常に可動枠12により覆われているように構成されているため、スクリーン装置Sを構造的にもより強固なものとすることができる。
本第2実施例においては、上記ストッパ手段が、上記横固定枠11における一対の側壁11b,11bの外面からそれぞれ突設された一対のストッパ突片11c,11cと、上記可動枠12における一対の側壁12c,12cの内面からそれぞれ突設された一対の係合突片12d,12dとにより構成されており、同じく、上記所定範囲の下端において上記係合突片12d,12dが上記ストッパ突片11c,11cに対し上方からそれぞれ当接し係合するようになっている(図6中の実線参照)。その一方で、上記所定範囲の上端は上横枠2により規定されていて、可動枠12の側壁12c,12cの上端部が該上横枠2に当接することにより、可動枠12の上方への変位が阻止されるようになっている(図6中の二点鎖線参照)。
ここで、上記ストッパ突片11c,11cは、上記横固定枠11の側壁11b,11b外面における略中央よりも上方からそれぞれ突設されており、上記係合突片12d,12dは、上記可動枠12の側壁12c,12c内面における上端部から突設されている。
本発明の実施例に係るスクリーン装置Sを、固定框部材31の蓋部34を取り外して建物開口1に装着した状態を示す部分破断正面図である。 図1における蓋部34を装着した状態でのA−A断面図である。 図1におけるB−B断面図である。 可動枠12が変位可能な所定範囲の上端まで変位した状態を示す図1におけるA−A断面図である。 可動枠12が変位可能な所定範囲の下端まで変位した状態を示す図1におけるA−A断面図である。 本発明の第2実施例に係るスクリーン装置Sにおけるガイド枠10の概略的な横断面図である。 従来技術の部分破断正面図である。 図7におけるC−C断面図である。
符号の説明
S スクリーン装置
1 建物開口
2 上横枠
3 下横枠
4 左縦枠
5 右縦枠
10 ガイド枠
11 固定枠
11a 上壁
11b 側壁
11c ストッパ突片
12 可動枠
12a 下面
12b 下壁
12c 側壁
12d 係合突片
13 板バネ(弾性支持部材)
20 上側ガイドレール
25 下側ガイドレール
30 装置本体
31 固定框部材
31e 内部
32 可動框部材
33a 上側入出口
33b 下側入出口
40 スクリーン
41 巻取り軸
45a 上側スライド枠
45b 下側スライド枠
46 ガイド駒
47 スリット状ガイド部
48 凹溝状係合部

Claims (10)

  1. 互いに対向する上下横枠と互いに対向する左右縦枠とにより囲われて形成された建物開口に装着するための横引き式のスクリーン装置であって、
    上記上横枠上に取り付けるためのもので、下面上に長尺の上側ガイドレールがその長手方向に沿って設けられて成るガイド枠;上記下横枠上にその長手方向に沿って設けられる長尺の下側ガイドレール;上記左右縦枠間において、互いに平行に配置されると共に少なくとも一方が横方向にスライド可能に設けられる一対の框部材と、これら一対の框部材間に、該框部材のスライドにより拡張及び収縮可能に支持されたスクリーンと、スクリーンの収縮に伴って、框部材に開設された入出口から湾曲して該框部材の内部へと収容され、スクリーンの拡張に伴って、上記入出口から上記上側ガイドレール上及び下側ガイドレール上へと、拡張されたスクリーンの上下各端縁部に沿って直線的に導出される上下一対の長尺のスライド枠とを備えた装置本体;を備え、
    上記一対のスライド枠がそれぞれ、上記スクリーンとは反対側に配置される面に、上記上側ガイドレール上及び下側ガイドレール上へと導出された際にこれら上下側各ガイドレールと摺動自在に係合する係合部を長手方向に沿って有し、
    上記ガイド枠が、一対の対向する側壁及びそれらの上端部を連結する上壁を備え、下端を開口させて上記上横枠上に固定される断面略コ字状の横固定枠と、一対の対向する側壁及びそれらの下端部を連結して上記下面を形成する下壁を備え、上端を開口させて上記横固定枠に対し上下方向の所定範囲で変位可能に組み付けられた断面略コ字状の可動枠とにより構成されており、上記所定範囲において、上記横固定枠及び可動枠のうち何れか一方の枠における上下方向の少なくとも中央よりも下端側が、何れか他方の枠の内部空間内に常に収容されている、ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 上記ガイド枠が、可動枠が横固定枠に対して所定範囲よりも下方へ変位するのを阻止するためのストッパ手段を備えている、ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
  3. 上記ストッパ手段が、上記一方の枠における両側壁の外面からそれぞれ突設された係合突片と、上記他方の枠における両側壁の内面からそれぞれ突設されたストッパ突片とにより構成されていて、可動枠が、上記所定範囲の下端において、これら係合突片とストッパ突片との係合により下方への変位を阻止されるようになっており、
    上記ガイド枠が、上記所定範囲において可動枠を下方に向けて弾発する弾性支持部材を有している、ことを特徴とする請求項2に記載のスクリーン装置。
  4. 上記一方の枠が可動枠で、上記他方の枠が横固定枠であり、該可動枠が変位可能な上記所定範囲において、該可動枠全体が該横固定枠の内部空間内に常に収容されている、ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のスクリーン装置。
  5. スライド可能な框部材の上端部が、可動枠の上記所定範囲における位置に関わらず、上記横固定枠の下端からその内部空間内に常に収容されていて、該横固定枠の一対の側壁により支持されている、ことを特徴とする請求項4に記載のスクリーン装置。
  6. 上記一方の枠が横固定枠で、上記他方の枠が可動枠であり、該可動枠が変位可能な上記所定範囲において、該横固定枠の上下方向の少なくとも中央よりも下端側が、該可動枠の内部空間内に常に収容されている、ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のスクリーン装置。
  7. 上記一対のスライド枠がそれぞれ、複数のガイド駒を互いに隣接するガイド駒間において屈曲可能に連結することにより湾曲可能に形成されていて、上記スクリーン側に配置される面に、上記上側ガイドレール上及び下側ガイドレール上へと導出された際、上記スクリーンの上下各端縁部をその両面側から支持するガイド部を長手方向に沿って有している、
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のスクリーン装置。
  8. 上記一対の框部材が、左右縦枠のうち何れか一方に固定される固定框部材と横方向にスライド可能に設けられる可動框部材とから成り、該固定框部材の上下端部に上記入出口がそれぞれ開設されていて、上記一対のスライド枠の一端がそれぞれ可動框部材の上下端部に固定されると共に、それらの他端がそれぞれ上記各入出口を通じて固定框部材の内部に往復動自在に配置されている、ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のスクリーン装置。
  9. 上記スクリーンの左右の一端が上記固定框部材に取り付けられていると共に、その他端が上記可動框部材内に回動可能に支持されたスクリーンの巻取り軸に取り付けられている、ことを特徴とする請求項8に記載のスクリーン装置。
  10. 上記上側ガイドレールが、上記可動枠の下面における幅方向の略中央に配置されている、ことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のスクリーン装置。
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